JPH0437668B2 - - Google Patents
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- JPH0437668B2 JPH0437668B2 JP4955587A JP4955587A JPH0437668B2 JP H0437668 B2 JPH0437668 B2 JP H0437668B2 JP 4955587 A JP4955587 A JP 4955587A JP 4955587 A JP4955587 A JP 4955587A JP H0437668 B2 JPH0437668 B2 JP H0437668B2
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- Japan
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- output shaft
- rotor
- stator
- rotors
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、例えば、工業用ロボツトのアーム
駆動等に用いて好適な可変空〓型モータ係り、特
に、振動およびこの振動に伴う騒音を低減させる
とともに出力トルクの増大を図つた可変隙型モー
タに関する。
駆動等に用いて好適な可変空〓型モータ係り、特
に、振動およびこの振動に伴う騒音を低減させる
とともに出力トルクの増大を図つた可変隙型モー
タに関する。
[従来技術]
従来、一般のモータとはその動作原理が全く異
なるものとして、第3図イ,ロおよびハに示すよ
うな可変空〓型モータが知られている。これらの
図において、1は固定子であり、内周に8個の極
歯(図示略)が形成された円筒状のコア1aと、
各極歯に各々巻回されたコイル(図示略)とから
構成されている。これにより、第3図ロに示すよ
うに、固定子1の内周面に沿つて8個の磁極a〜
hが設けられている。そして、固定子1の各コイ
ルに順次励磁電流を供給することにより、磁極a
〜hが順次励磁されるようになつている。上記固
定子1は第2図ハに示すようにフレーム2内に収
納されており、また、このフレーム2によつて、
固定子1の中心軸C上に配置された2本の出力軸
3,3が軸受4,4を介して各々回転自在に支持
されている。2本の出力軸3,3の内側の各端部
にはクランク板5,5の各一端部が各々固定さ
れ、これらクランク板5,5の各他端部には支持
軸7の両端が各々固定されている。この支持軸7
には軸受8を介して、磁性体によつて構成される
円筒状の回転子6が回転自在に支持されている。
この場合、出力軸3と支持軸7の各軸線間の距離
lはコア1aの内周の半径R1から回転子6の半
径Rを差し引いた長さより若干小となつている。
なるものとして、第3図イ,ロおよびハに示すよ
うな可変空〓型モータが知られている。これらの
図において、1は固定子であり、内周に8個の極
歯(図示略)が形成された円筒状のコア1aと、
各極歯に各々巻回されたコイル(図示略)とから
構成されている。これにより、第3図ロに示すよ
うに、固定子1の内周面に沿つて8個の磁極a〜
hが設けられている。そして、固定子1の各コイ
ルに順次励磁電流を供給することにより、磁極a
〜hが順次励磁されるようになつている。上記固
定子1は第2図ハに示すようにフレーム2内に収
納されており、また、このフレーム2によつて、
固定子1の中心軸C上に配置された2本の出力軸
3,3が軸受4,4を介して各々回転自在に支持
されている。2本の出力軸3,3の内側の各端部
にはクランク板5,5の各一端部が各々固定さ
れ、これらクランク板5,5の各他端部には支持
軸7の両端が各々固定されている。この支持軸7
には軸受8を介して、磁性体によつて構成される
円筒状の回転子6が回転自在に支持されている。
この場合、出力軸3と支持軸7の各軸線間の距離
lはコア1aの内周の半径R1から回転子6の半
径Rを差し引いた長さより若干小となつている。
以上の構成により、第3図ロに示すように回転
子6が出力軸3の軸線を中心に公転しつつ、支持
軸7を中心に自転自在となつており、これによ
り、常に回転子6の外周の一部が固定子1の内周
に近接した状態で公転可能となつている。例え
ば、回転子6が第3図ロに示すように位置してい
る状態において、磁極bを励磁すると、この磁極
bと回転子6との間に磁気吸引力が発生する。こ
れにより、回転子6が磁極bとの間の空〓Gをせ
ばめる方向、すなわち、矢印F方向へ吸引され
る。この結果、回転子6が出力軸3の軸線を中心
に矢印A1方向に公転を始め、この公転運動に伴
なつて、支持軸7を中心に矢印B方向に自転を開
始する。以降、磁極c、磁極d、磁極e……を順
次励磁すると、回転子6が磁極c、d、e……に
次々と吸引され、これにより、回転子6が矢印A
方向に連続的に公転を続け、この公転運動が、出
力軸3によつて外部へ出力される。
子6が出力軸3の軸線を中心に公転しつつ、支持
軸7を中心に自転自在となつており、これによ
り、常に回転子6の外周の一部が固定子1の内周
に近接した状態で公転可能となつている。例え
ば、回転子6が第3図ロに示すように位置してい
る状態において、磁極bを励磁すると、この磁極
bと回転子6との間に磁気吸引力が発生する。こ
れにより、回転子6が磁極bとの間の空〓Gをせ
ばめる方向、すなわち、矢印F方向へ吸引され
る。この結果、回転子6が出力軸3の軸線を中心
に矢印A1方向に公転を始め、この公転運動に伴
なつて、支持軸7を中心に矢印B方向に自転を開
始する。以降、磁極c、磁極d、磁極e……を順
次励磁すると、回転子6が磁極c、d、e……に
次々と吸引され、これにより、回転子6が矢印A
方向に連続的に公転を続け、この公転運動が、出
力軸3によつて外部へ出力される。
上述した可変空〓型モータは、回転子6の公転
に伴つて、磁極a、b、c……と回転子6との間
の空〓が変化する構造になつており、磁気吸引力
(可変空〓力)を回転子6に直接作用させて、回
転子6を公転させ、この公転力によつて回転出力
を得ている。一方、回転子と固定子との間の空〓
が常に一定である一般のモータ、いわゆる固定空
〓型モータは、上述した磁気吸引力を利用するこ
となく、磁極から発生する界磁磁束と直交する接
線力(固定空〓力)のみを利用している。ここ
で、一般的に可変空〓力は固定空〓力に比較して
極めて大であることが知られており、これによ
り、可変空〓型モータは、固定空〓型モータと比
較して大きいトルクが得られ、したがつて、工業
用ロボツトのアーム駆動のように、高トルクが必
要とされる駆動源としての利用が考えられる。
に伴つて、磁極a、b、c……と回転子6との間
の空〓が変化する構造になつており、磁気吸引力
(可変空〓力)を回転子6に直接作用させて、回
転子6を公転させ、この公転力によつて回転出力
を得ている。一方、回転子と固定子との間の空〓
が常に一定である一般のモータ、いわゆる固定空
〓型モータは、上述した磁気吸引力を利用するこ
となく、磁極から発生する界磁磁束と直交する接
線力(固定空〓力)のみを利用している。ここ
で、一般的に可変空〓力は固定空〓力に比較して
極めて大であることが知られており、これによ
り、可変空〓型モータは、固定空〓型モータと比
較して大きいトルクが得られ、したがつて、工業
用ロボツトのアーム駆動のように、高トルクが必
要とされる駆動源としての利用が考えられる。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上述した従来の可変空〓型モータに
おいては、回転子6の重心が出力軸3の軸線から
距離lだけ隔たつた支持軸7上にあるので、重心
が偏心した回転、すなわち偏心荷重回転となつて
いる。この結果、回転子6の公転に伴つて、回転
系全体に振動が生じ、また、この振動に伴つて騒
音が生じるという問題があつた。
おいては、回転子6の重心が出力軸3の軸線から
距離lだけ隔たつた支持軸7上にあるので、重心
が偏心した回転、すなわち偏心荷重回転となつて
いる。この結果、回転子6の公転に伴つて、回転
系全体に振動が生じ、また、この振動に伴つて騒
音が生じるという問題があつた。
このような問題点を解決するためには、複数個
の回転子6を固定子1の中心軸Cを中心に対称に
配置し、回転系の重心を中心軸Cと一致させるこ
とが考えられる。
の回転子6を固定子1の中心軸Cを中心に対称に
配置し、回転系の重心を中心軸Cと一致させるこ
とが考えられる。
しかしながら、例えば、第4図に示すように回
転子6aを4個とした場合、隣合うもの同士の接
触を防ぐためには、回転子6a,6a……の相互
間にある程度のスペースを確保しなければならな
い。すなわち、第4図において、固定子1の内径
をR1、回転子6aの直径をR2とした場合、図か
ら明らかなように、次式が成立する。
転子6aを4個とした場合、隣合うもの同士の接
触を防ぐためには、回転子6a,6a……の相互
間にある程度のスペースを確保しなければならな
い。すなわち、第4図において、固定子1の内径
をR1、回転子6aの直径をR2とした場合、図か
ら明らかなように、次式が成立する。
R1=R2/2+√2・R2+R2/2
=R2+√2・R2
=(1+√2・R2) ……(1)
上記(1)式より、回転子6aの直径R2は、
R2=R1/(1+√2) ……(2)
である。
したがつて、回転子6a,6a……の相互間に
ある程度スペースを確保するためには次式を満足
しなければならない。
ある程度スペースを確保するためには次式を満足
しなければならない。
R2<R1/(1+√2) ……(3)
このように、4個の回転子6aを固定子1の内
周に配置する場合、回転子6aの直径R2に上記
(3)式に示すように、R1/(1+√2)より小と
しなければならない。
周に配置する場合、回転子6aの直径R2に上記
(3)式に示すように、R1/(1+√2)より小と
しなければならない。
ところで、上述した可変空〓型モータにおいて
は、その出力トルクは回転子の径によつて決定さ
れる。すなわち、回転子の径が大であれば、回転
子と磁極との対向面積が大となり、これにより、
回転子に作用する磁気吸引力が大となり、この結
果、出力トルクも大となる。しかしながら、複数
個の回転子を第4図のように配置すると、回転子
の径は、上記(3)式のようにある値以上に大とする
ことができず、したがつて、その出力トルクはあ
る程度以上に増大させることができなかつた。
は、その出力トルクは回転子の径によつて決定さ
れる。すなわち、回転子の径が大であれば、回転
子と磁極との対向面積が大となり、これにより、
回転子に作用する磁気吸引力が大となり、この結
果、出力トルクも大となる。しかしながら、複数
個の回転子を第4図のように配置すると、回転子
の径は、上記(3)式のようにある値以上に大とする
ことができず、したがつて、その出力トルクはあ
る程度以上に増大させることができなかつた。
また、従来の可変空〓型モータにおいては、2
本の出力軸3,3とクランク板5,5を介して回
転子6を支持する構造であるから、組み立て工程
が煩雑であるという欠点があつた。
本の出力軸3,3とクランク板5,5を介して回
転子6を支持する構造であるから、組み立て工程
が煩雑であるという欠点があつた。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、振動および騒音の
低減を図るとともに、回転子の径を大とし得る構
造とすることにより、出力トルクの増大が図ら
れ、さらに組み立て工程の簡素化を図つた可変空
〓型モータを提供することにある。
で、その目的とするところは、振動および騒音の
低減を図るとともに、回転子の径を大とし得る構
造とすることにより、出力トルクの増大が図ら
れ、さらに組み立て工程の簡素化を図つた可変空
〓型モータを提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、内周面に沿つて回転磁界を発生す
る円筒状の固定子と、前記固定子の中心軸上に貫
通して配置され、かつ回転自在に支持された出力
軸と、前記出力軸と平行に配置され、前記固定子
の内周面と近接した状態で前記出力軸を中心に公
転する複数個の回転子と、前記各回転子を自転自
在に支持するとともに、前記各回転子の公転を前
記出力軸に伝達する支持手段とを具備し、前記各
回転子は出力軸の軸方向に複数段に分けて各々配
置され、かつ各段毎に前記出力軸を中心とする仮
想円周上に等間隔を隔てて各々配置されているこ
とを特徴とする。
る円筒状の固定子と、前記固定子の中心軸上に貫
通して配置され、かつ回転自在に支持された出力
軸と、前記出力軸と平行に配置され、前記固定子
の内周面と近接した状態で前記出力軸を中心に公
転する複数個の回転子と、前記各回転子を自転自
在に支持するとともに、前記各回転子の公転を前
記出力軸に伝達する支持手段とを具備し、前記各
回転子は出力軸の軸方向に複数段に分けて各々配
置され、かつ各段毎に前記出力軸を中心とする仮
想円周上に等間隔を隔てて各々配置されているこ
とを特徴とする。
[作用]
この発明によれば、複数個の回転子が出力軸の
軸方向に複数段に分けて配置されているので、各
段において各回転子の大きさを、固定子の内周の
半径から出力軸の半径を差し引いた範囲内で十分
に大きく形成することができ、これにより、各回
転子と固定子の内周面との対向面積が大となり、
各回転子に作用する磁気吸引力が大となる。この
結果、支持手段を介して出力軸に高トルクが得ら
れる。また、各回転子の軸線が出力軸と平行に、
かつ各段毎に出力軸を中心とする仮想円周上に等
間隔を隔てて配置されているので、回転系全体の
重心と出力軸の軸線が一致し、したがつて、各回
転子の公転に伴う振動および、この振動に伴う騒
音を完全に防止することができる。また、固定子
の中心軸上に1本の出力軸を貫通した構造である
ので、製作が容易となる。
軸方向に複数段に分けて配置されているので、各
段において各回転子の大きさを、固定子の内周の
半径から出力軸の半径を差し引いた範囲内で十分
に大きく形成することができ、これにより、各回
転子と固定子の内周面との対向面積が大となり、
各回転子に作用する磁気吸引力が大となる。この
結果、支持手段を介して出力軸に高トルクが得ら
れる。また、各回転子の軸線が出力軸と平行に、
かつ各段毎に出力軸を中心とする仮想円周上に等
間隔を隔てて配置されているので、回転系全体の
重心と出力軸の軸線が一致し、したがつて、各回
転子の公転に伴う振動および、この振動に伴う騒
音を完全に防止することができる。また、固定子
の中心軸上に1本の出力軸を貫通した構造である
ので、製作が容易となる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。第1図イ,ロおよびハにおい
て、20は固定子であり、内周に12個の極歯(図
示略)が等間隔において形成された円筒状のコア
20aと、各極歯(図示略)に各々巻回されたコ
イル(図示略)とから構成されている。これによ
り、固定子1の内周面に沿つて、磁極a1〜a4,b1
〜b4,c1〜c4が各々設けられている。この固定子
1の中心軸C上には出力軸21が貫通して配置さ
れており、この出力軸21は軸受4,4を介して
フレーム2に回転自在に支持されている。また、
この出力軸21には十字状に形成された公転板2
2の中央部が固定されている。この公転板22の
一方の面22aの中心から距離mだけ隔てた位置
には、出力軸21と平行に配置された支持軸23
a,23cが各々取り付けられ、同様に公転板2
2の他方の面22bの中心から距離mだけ隔てた
位置には、出力軸21と平行に配置された支持軸
23b,23dが各々取り付けられている。すな
わち公転板22の両面に交互に支持軸23a〜2
3dが配置されている。これら支持軸23a〜2
3dには各軸受24a〜24dを介して回転子2
5a〜25dが各々自転自在に支持されている。
これら回転子25a〜25dは、円筒状の磁性体
によつて各々構成され、その半径rは、固定子2
0の内周の半径R1から出力軸21と支持軸23
a〜23dの各軸線間の距離mを差し引いた長さ
より若干小となつている。このような構成によ
り、回転子25a,25cが公転板22の一方側
に各々配置され、回転子25b,25dが公転板
22の他方側に各々配置されている。すなわち4
個の回転子25a〜25dが出力軸21と平行
に、かつ、出力軸21の軸方向に2段に分けて
各々配置されている。また、各段においては、出
力軸21に関して、回転子25aと回転子25c
が対称に、回転子26bと回転子25dが対称に
位置している。そして、これら回転子25a〜2
5dの外周の一部が常に固定子20の内周面に近
接した状態で出力軸21の軸線を中心に公転しつ
つ、各々支持軸23a〜23dを中心に自転自在
となつている。
照して説明する。第1図イ,ロおよびハにおい
て、20は固定子であり、内周に12個の極歯(図
示略)が等間隔において形成された円筒状のコア
20aと、各極歯(図示略)に各々巻回されたコ
イル(図示略)とから構成されている。これによ
り、固定子1の内周面に沿つて、磁極a1〜a4,b1
〜b4,c1〜c4が各々設けられている。この固定子
1の中心軸C上には出力軸21が貫通して配置さ
れており、この出力軸21は軸受4,4を介して
フレーム2に回転自在に支持されている。また、
この出力軸21には十字状に形成された公転板2
2の中央部が固定されている。この公転板22の
一方の面22aの中心から距離mだけ隔てた位置
には、出力軸21と平行に配置された支持軸23
a,23cが各々取り付けられ、同様に公転板2
2の他方の面22bの中心から距離mだけ隔てた
位置には、出力軸21と平行に配置された支持軸
23b,23dが各々取り付けられている。すな
わち公転板22の両面に交互に支持軸23a〜2
3dが配置されている。これら支持軸23a〜2
3dには各軸受24a〜24dを介して回転子2
5a〜25dが各々自転自在に支持されている。
これら回転子25a〜25dは、円筒状の磁性体
によつて各々構成され、その半径rは、固定子2
0の内周の半径R1から出力軸21と支持軸23
a〜23dの各軸線間の距離mを差し引いた長さ
より若干小となつている。このような構成によ
り、回転子25a,25cが公転板22の一方側
に各々配置され、回転子25b,25dが公転板
22の他方側に各々配置されている。すなわち4
個の回転子25a〜25dが出力軸21と平行
に、かつ、出力軸21の軸方向に2段に分けて
各々配置されている。また、各段においては、出
力軸21に関して、回転子25aと回転子25c
が対称に、回転子26bと回転子25dが対称に
位置している。そして、これら回転子25a〜2
5dの外周の一部が常に固定子20の内周面に近
接した状態で出力軸21の軸線を中心に公転しつ
つ、各々支持軸23a〜23dを中心に自転自在
となつている。
上記の構成において、例えば、回転子25a〜
25dが第1図ロに示すように位置している状態
において、まず、磁極a1,a2,a3,a4を励磁する
と、磁極a1と回転子25aとの間、磁極a2と回転
子25bとの間、磁極a3と回転子25cとの間
に、磁極a4と回転子25dとの間に各々磁気吸引
力が発生し、回転子25a〜25dが各々磁極a1
〜a4との間のギヤツプをせばめる方向、すなわ
ち、回転子25aが矢印Fa方向に、回転子25
bが矢印Fb方向に、回転子25cが矢印Fc方向
に、回転子25dが矢印Fd方向に各々吸引され
る。これにより、回転子25a〜25dが出力軸
21の軸線を中心に矢印Q1方向に公転を始め、
この公転運動に伴つて回転子25a〜25dが支
持軸23a〜23dを中心に矢印P方向に自転を
開始する。以下、磁極b1〜b4、次に磁極c1〜c4、
再び、磁極a1〜a4と、各々中心角が90度ずれた磁
極を順次励磁することにより、回転子25a〜2
5dが上記と同様に磁極b1〜b4、次に磁極c1〜
c4、再び磁極a1〜a4に各々吸引される。これによ
り、回転子25a〜25dは上記と同様に矢印Q
方向に公転を続け、この公転力が軸受24a〜2
4d、支持軸23a〜23d、公転板22からな
る支持機構を介して出力軸21に伝達され、この
結果、出力軸21が回転する。
25dが第1図ロに示すように位置している状態
において、まず、磁極a1,a2,a3,a4を励磁する
と、磁極a1と回転子25aとの間、磁極a2と回転
子25bとの間、磁極a3と回転子25cとの間
に、磁極a4と回転子25dとの間に各々磁気吸引
力が発生し、回転子25a〜25dが各々磁極a1
〜a4との間のギヤツプをせばめる方向、すなわ
ち、回転子25aが矢印Fa方向に、回転子25
bが矢印Fb方向に、回転子25cが矢印Fc方向
に、回転子25dが矢印Fd方向に各々吸引され
る。これにより、回転子25a〜25dが出力軸
21の軸線を中心に矢印Q1方向に公転を始め、
この公転運動に伴つて回転子25a〜25dが支
持軸23a〜23dを中心に矢印P方向に自転を
開始する。以下、磁極b1〜b4、次に磁極c1〜c4、
再び、磁極a1〜a4と、各々中心角が90度ずれた磁
極を順次励磁することにより、回転子25a〜2
5dが上記と同様に磁極b1〜b4、次に磁極c1〜
c4、再び磁極a1〜a4に各々吸引される。これによ
り、回転子25a〜25dは上記と同様に矢印Q
方向に公転を続け、この公転力が軸受24a〜2
4d、支持軸23a〜23d、公転板22からな
る支持機構を介して出力軸21に伝達され、この
結果、出力軸21が回転する。
しかして、上述した一実施例によれば、4個の
回転子25a〜25dが出力軸21の軸方向に2
段に分けて配置され、各毎に回転子が2個となつ
ているので、各回転子25a〜25dの直径2rが
固定子20の内周の半径R1から出力軸21の半
径を差し引いた範囲内で十分大きく形成すること
ができる。言い替えれば、各回転子25a〜25
dは、第4図に示す如く固定子1の内部に4個の
回転子6a,6a……を同一平面上に配置した場
合の回転子6aの半径R2/2に比較して大とす
ることができる。これにより、各回転子25a〜
25dと各磁極a〜hとの間に生じる磁気吸引力
を十分に利用することができ、したがつて、第4
図に示す場合よりも高トルクを得ることができ
る。また、各段毎に、回転子が出力軸21を中心
とする仮想円周上に等間隔に配置されているの
で、回転系全体の重心が出力軸21の軸線と一致
し、この結果、振動およびこの振動に伴う騒音が
防止される。また、固定子20の中心軸上に1本
の出力軸21を貫通した構造となつているので、
従来のように、2本の出力軸3,3(第3図イ参
照)の軸線を合わせる必要がなく、製作が容易と
なる。
回転子25a〜25dが出力軸21の軸方向に2
段に分けて配置され、各毎に回転子が2個となつ
ているので、各回転子25a〜25dの直径2rが
固定子20の内周の半径R1から出力軸21の半
径を差し引いた範囲内で十分大きく形成すること
ができる。言い替えれば、各回転子25a〜25
dは、第4図に示す如く固定子1の内部に4個の
回転子6a,6a……を同一平面上に配置した場
合の回転子6aの半径R2/2に比較して大とす
ることができる。これにより、各回転子25a〜
25dと各磁極a〜hとの間に生じる磁気吸引力
を十分に利用することができ、したがつて、第4
図に示す場合よりも高トルクを得ることができ
る。また、各段毎に、回転子が出力軸21を中心
とする仮想円周上に等間隔に配置されているの
で、回転系全体の重心が出力軸21の軸線と一致
し、この結果、振動およびこの振動に伴う騒音が
防止される。また、固定子20の中心軸上に1本
の出力軸21を貫通した構造となつているので、
従来のように、2本の出力軸3,3(第3図イ参
照)の軸線を合わせる必要がなく、製作が容易と
なる。
次に、第2図イ,ロおよびハは、この発明の他
の実施例の構成を示す図である。これらの図にお
いて、上述した実施例と異なる点は、円板状に形
成された公転板31の一方側に3個の回転子30
a,30c,30eが配置され、公転板31の他
方側に3個の回転子30b,30d,30fが配
置されている点である。すなわち、回転子30a
の支持軸32a、回転子30cの支持軸32c、
回転子30eの支持軸32eの各々の一端が、
各々中心角にして120度ずれて、公転板31の一
方の面31aに取り付けられ、回転子30bの支
持軸32b、回転子30dの支持軸32d、回転
子30fの支持軸32fの各々の一端が、各々中
心角にして120度ずれて、公転板31の他方の面
31bに取り付けられている。これにより、回転
子30a〜30fが出力軸21に平行に、かつ、
出力軸21の軸方向に2段に分けて配置されてい
る。また、固定子1には、18個の磁極が形成さ
れ、これら磁極は各々中心角が60度ずれた位置の
6個の磁極が同時に励磁されるようになつてい
る。
の実施例の構成を示す図である。これらの図にお
いて、上述した実施例と異なる点は、円板状に形
成された公転板31の一方側に3個の回転子30
a,30c,30eが配置され、公転板31の他
方側に3個の回転子30b,30d,30fが配
置されている点である。すなわち、回転子30a
の支持軸32a、回転子30cの支持軸32c、
回転子30eの支持軸32eの各々の一端が、
各々中心角にして120度ずれて、公転板31の一
方の面31aに取り付けられ、回転子30bの支
持軸32b、回転子30dの支持軸32d、回転
子30fの支持軸32fの各々の一端が、各々中
心角にして120度ずれて、公転板31の他方の面
31bに取り付けられている。これにより、回転
子30a〜30fが出力軸21に平行に、かつ、
出力軸21の軸方向に2段に分けて配置されてい
る。また、固定子1には、18個の磁極が形成さ
れ、これら磁極は各々中心角が60度ずれた位置の
6個の磁極が同時に励磁されるようになつてい
る。
この実施例においても、上述した一実施例と同
様に各回転子30a〜30fの径を十分に大とす
ることができ、したがつて、高トルクが得られ
る。
様に各回転子30a〜30fの径を十分に大とす
ることができ、したがつて、高トルクが得られ
る。
なお、上述した各実施例においては、固定子2
0の極歯に各々コイルを巻回して、磁極を構成す
る場合を例にして説明したが、誘導電動機のよう
に、コア20aの内周面に等間隔に複数のスロツ
トを形成し、これらスロツトにコイルを連続して
巻回し、このコイルに交流電流を流してコア20
aの内周面に沿つて連続的に回転磁界を発生さ
せ、これにより、回転子を磁気吸引させるように
構成してもよい。
0の極歯に各々コイルを巻回して、磁極を構成す
る場合を例にして説明したが、誘導電動機のよう
に、コア20aの内周面に等間隔に複数のスロツ
トを形成し、これらスロツトにコイルを連続して
巻回し、このコイルに交流電流を流してコア20
aの内周面に沿つて連続的に回転磁界を発生さ
せ、これにより、回転子を磁気吸引させるように
構成してもよい。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、内周
面に沿つて回転磁界を発生する円筒状の固定子
と、前記固定子の中心軸上に貫通して配置され、
かつ回転自在に支持された出力軸と、前記出力軸
と平行に配置され、前記固定子の内周面と近接し
た状態で前記出力軸を中心に公転する複数個の回
転子と、前記各回転子を自転自在に支持するとと
もに、前記各回転子の公転を前記出力軸に伝達す
る支持手段とを設け、前記各回転子を出力軸の軸
方向に複数段に分けて各々配置し、かつ各段毎に
前記出力軸を中心とする仮想円周上に等間隔を隔
てて各々配置しているので、固定子の内周の半径
から出力軸の半径を差し引いた範囲内で各回転子
の径を十分に大きくすることができ、これによ
り、固定子との間に生じる磁気吸引力を十分に利
用することができ、したがつて、高トルクが得ら
れる。また、回転系全体の重心が出力軸の軸線上
に一致し、この結果、振動が完全に防止されると
ともに騒音が防止され、さらに、固定子の中心軸
上に1本の出力軸が貫通された構造であるため、
製作が容易となる。
面に沿つて回転磁界を発生する円筒状の固定子
と、前記固定子の中心軸上に貫通して配置され、
かつ回転自在に支持された出力軸と、前記出力軸
と平行に配置され、前記固定子の内周面と近接し
た状態で前記出力軸を中心に公転する複数個の回
転子と、前記各回転子を自転自在に支持するとと
もに、前記各回転子の公転を前記出力軸に伝達す
る支持手段とを設け、前記各回転子を出力軸の軸
方向に複数段に分けて各々配置し、かつ各段毎に
前記出力軸を中心とする仮想円周上に等間隔を隔
てて各々配置しているので、固定子の内周の半径
から出力軸の半径を差し引いた範囲内で各回転子
の径を十分に大きくすることができ、これによ
り、固定子との間に生じる磁気吸引力を十分に利
用することができ、したがつて、高トルクが得ら
れる。また、回転系全体の重心が出力軸の軸線上
に一致し、この結果、振動が完全に防止されると
ともに騒音が防止され、さらに、固定子の中心軸
上に1本の出力軸が貫通された構造であるため、
製作が容易となる。
第1図イ,ロおよびハは、この発明の一実施例
の構成を示す分解斜視図、正面図および側断面
図、第2図イ,ロおよびハは、この発明の他の実
施例の構成を示す分解斜視図、正面図および側断
面図、第3図イ,ロおよびハは、従来の可変空〓
型モータの構成を示す分解斜視図、正面図および
側断面図、第4図は固定子1の内部に4個の回転
子6aを配置した場合の固定子1の内周の半径
R1と回転子6aの直径R2の関係を示す図である。 20……固定子、C……中心軸、21……出力
軸、22,31……公転板、23a〜23d,3
2a〜32f……支持軸、24a〜24d……軸
受、25a〜25d,30a〜30f……回転
子。
の構成を示す分解斜視図、正面図および側断面
図、第2図イ,ロおよびハは、この発明の他の実
施例の構成を示す分解斜視図、正面図および側断
面図、第3図イ,ロおよびハは、従来の可変空〓
型モータの構成を示す分解斜視図、正面図および
側断面図、第4図は固定子1の内部に4個の回転
子6aを配置した場合の固定子1の内周の半径
R1と回転子6aの直径R2の関係を示す図である。 20……固定子、C……中心軸、21……出力
軸、22,31……公転板、23a〜23d,3
2a〜32f……支持軸、24a〜24d……軸
受、25a〜25d,30a〜30f……回転
子。
Claims (1)
- 1 内周面に沿つて回転磁界を発生する円筒状の
固定子と、前記固定子の中心軸上に貫通して配置
され、かつ回転自在に支持された出力軸と、前記
出力軸と平行に配置され、前記固定子の内周面と
近接した状態で前記出力軸を中心に公転する複数
個の回転子と、前記各回転子を自転自在に支持す
るとともに、前記各回転子の公転を前記出力軸に
伝達する支持手段とを具備し、前記各回転子は出
力軸の軸方向に複数段に分けて各々配置され、か
つ各段毎に前記出力軸を中心とする仮想円周上に
等間隔を隔てて各々配置されていることを特徴と
する可変空〓型モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4955587A JPS63217967A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 可変空隙型モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4955587A JPS63217967A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 可変空隙型モ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63217967A JPS63217967A (ja) | 1988-09-12 |
| JPH0437668B2 true JPH0437668B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=12834446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4955587A Granted JPS63217967A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 可変空隙型モ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63217967A (ja) |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP4955587A patent/JPS63217967A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63217967A (ja) | 1988-09-12 |
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