JPH0437699B2 - - Google Patents
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- JPH0437699B2 JPH0437699B2 JP60037116A JP3711685A JPH0437699B2 JP H0437699 B2 JPH0437699 B2 JP H0437699B2 JP 60037116 A JP60037116 A JP 60037116A JP 3711685 A JP3711685 A JP 3711685A JP H0437699 B2 JPH0437699 B2 JP H0437699B2
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Classifications
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- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/196—Products in which the original granular shape is maintained, e.g. parboiled rice
- A23L7/1965—Cooked; Precooked; Fried or pre-fried in a non-aqueous liquid frying medium, e.g. oil
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A23L5/13—General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying using water or steam
-
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Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
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- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、即席食品として使用されるα化米な
どの乾燥α化穀物の製造方法に関するものであ
る。詳しくは、湯戻りが速く、しかも湯戻し後の
風味が乾燥品とは思えないすぐれた味を呈する乾
燥α化穀物の製造方法に関するものである。 〔従来の技術〕 これまで、めん類については、注湯により簡単
かつ迅速に復元して食べることができる即席乾燥
食品として、多種多様のカツプめんが販売されて
いる。これに対して、従来即席化するのが困難と
いわれていた米等の穀類についても、最近種々の
検討が行なわれるようになつた。例えば、特開昭
52−105243号には、洗米の含水量を30〜40%に調
整後蒸煮してから水に浸漬して十分にほぐし、再
度水切り−蒸煮−水への浸漬を行ない、含水量を
56〜65%として密封容器に入れ加圧加熱して即席
米飯を得る方法が開示されている。特開昭56−
151471号には、α化後の水分含量が65〜85%とな
るように米をα化した後、25〜80℃で水分含量を
50〜85%の範囲に30分以上保持させた後、乾燥し
て即席乾燥米を得る方法が開示されている。さら
に、特開昭56−151472号には、α化後の水分含量
が50〜65%になるように米をα化した後、米の水
分含量を1割以上高め、水分含量を50〜85%に保
持して25〜80℃に30分以上放置した後に乾燥する
即席乾燥米の製造方法が開示されている。 しかしながら、上記の方法で得た乾燥米を湯戻
し(復元)したものは、普通に飲飯した米に比べ
て、粘り、風味、香り等の味の点及び復元性の点
に関して、未だ十分とはいえない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従つて、本発明は、従来の乾燥米よりも風味、
香り、復元性のすぐれた乾燥α化穀物を提供する
ことを目的とする。さらに本発明は電子レンジで
の加熱調理に適した乾燥α化穀物を得ることを目
的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、穀物をα化した後、特定の2段階の
水浸漬処理を施こし、該穀物の水分含量を73〜84
重量%とした後に乾燥すると、従来のものよりも
風味、香り及び復元性のすぐれた乾燥穀物が得ら
れ、上記問題点を解決できるとの知見に基づいて
なされたものである。 すなわち、本発明は、α化した穀物に、50〜85
℃での高温水浸漬処理及び15〜30℃での低温水浸
漬処理を行ない、該穀物の水分含量を73〜84重量
%の範囲とした後、乾燥することを特徴とする乾
燥α化穀物の製造方法を提供する。 本発明に用いる穀物としては、米、特にうるち
米、大麦などが例示される。このうち、米として
は、国内産、外国産、硬軟質、新米、古米のいず
れもが使用できる。大麦としては、精白した後に
処理した押麦、白麦、米粒麦等の加工大麦が使用
できるが、大麦としては米粒麦が好適である。い
ずれにしても、本発明はすべての穀物と対象と
し、特に精白米、精白大麦等精白処理済の穀類に
対してすぐれた効果が発揮される。 本発明では、先づ上記穀物について公知の方法
を用いてα化する。この際、α化処理に先だち、
穀物を水洗後25〜35℃の水に50〜180分間浸漬し、
穀物の水分含量を25〜40%、特に28〜35%に調整
するのがよい。上記浸漬液として、水とともに又
は水に代えて調味液、色付け液を用いてもよい。
この調味液としては、食塩、砂糖、味醂、しよう
油、その他の調味料等が加えられたものが使用さ
れる。 α化処理は、電気釜等の通常の加熱方法、加圧
炊飯方法等任意の方法で行なうことができる。こ
のうち、米の場合には、95〜130℃で10〜60分炊
飯するのがよく、大麦の場合には、大麦デン粉が
米のデン粉に比べてα化しにくいので、110〜130
℃で20〜50分炊飯するのがよい。上記のα化処理
においては、短時間でα化できること、穀物の組
織により軟化できること及び湯もどり性の点から
加圧炊飯とすることが好ましい。尚、穀物のα化
においては、穀物中のデン粉のすべてをα化する
必要はない。 上記のα化に際しては、特に、炊飯後のα化穀
物の水分含量が60〜72%となるようにするのがよ
い。つまり、水分含量が60%未満では復元後の穀
物が硬く、芯が残りやすいからであり、水分が72
%を越えると復元後の穀物が柔らかくなりすぎ、
米の形状維持が困難となるからである。従つて、
炊飯時の水の量を穀物重量の1.2〜1.8重量倍とす
るのが望ましい。 上記の方法により得たα化穀物に本発明の特に
重要な処理である2段浸漬法を施す。先づ第1段
目の高温浸漬法においては、50〜85℃の水にα化
穀物を浸漬する。この際、浸漬を5〜25分行なう
のがよく、特に好ましくは、55〜65℃で7〜13分
行なうのがよい。この高温浸漬法は、α穀物中の
水分含量を短時間内に所望の73〜84%にする作用
を有するものである。従つて、あまりに長い浸漬
は、好ましくなく、長すぎるとα化デンプンの溶
出が多くなり、香り及び風味が低下してしまう。 第2段目の低温浸漬は、15〜30℃の温度で行な
われる。この際、15〜25分浸漬を行なうのがよ
い。この低温浸漬は、高温浸漬により吸水した水
分含量をα化穀物中に均一に分布させるために行
なうものである。従つて、高温浸漬と合いまつ
て、短時間で効果的に所望の水分含量と均一性と
を達成し、風味や香りの減少を最少限にすること
ができるのである。上記1段及び2段の浸漬に
は、任意の量の水が用いられるが、穀物粒同志の
粘着を防止するために、穀物重量の2〜3倍の水
を用いるのがよい。 上記の水浸漬処理により、水分含量を73〜84%
とすることも重要である。つまり、73%未満のも
のを乾燥すると、復元時の吸水性が悪く、芯のあ
る硬い食感の穀物となつてしまうからであり、水
分含量が84%を越えたものを乾燥すると、復元後
の食感が柔らすぎ、粘りに欠けるからである。こ
のため、水分含量を特に76〜79%とするのが好ま
しい。又、浸漬処理後の水分含量が浸漬処理前の
α化穀物の水分(つまりα化した穀物の水分)の
110〜130%となるようにすると一層効果的であ
る。つまり、復元後の柔らかさと食感とが適度な
ものとなるからである。 本発明においては、上記浸漬処理後に、ほぐし
処理を行なうことができる。この処理は、乾燥中
に穀物同志が結着し、乾燥効率の低下及び復元性
の低下とを防止するために行なうものであり、通
常浸漬後の穀物を水切りした後に行なうが、浸漬
処理中にシヤワー操作等により行なつてもよい。 次に浸漬処理を終えたα化穀物を乾燥する。乾
燥方法としては任意の方法を用いることができる
が、通常熱風乾燥により行なうのが好ましい。具
体的には、75〜90℃、20〜45RH%で60〜240分、
特に好ましくは、75〜85℃、20〜30RH%で60〜
100分行なうのがよい。このような条件、つまり
高温、低温、短時間で乾燥すると、穀物粒に小さ
な胴割れが発生するので、復元時の吸水性が向上
するからである。一方、凍結乾燥による場合に
は、穀物組織が多孔質となり復元後の食感が若干
低下する。 上記乾燥は、乾燥後の穀物の水分含量が6〜13
%となるように行なうのが好ましい。つまり、水
分含量を6%未満に減少させると、穀物粒に生ず
る亀裂が大きくなり穀粒が破壊されやすくなると
ともに復元時の吸水性も低下してしまうからであ
る。一方、13%を越える水分を含有するようにし
ておくと、保存性が低下する傾向がある。尚、乾
燥処理前に穀物粒のほぐし処理を行なつた場合又
は乾燥時にバイブレーシヨン方式等の手段を講じ
た場合には、特に乾燥後に凝集した穀物粒をほぐ
す必要はないが、これらの処理を行なわずかつ乾
燥粒が凝集している場合には復元性及び外観向上
の点から、乾燥後ほぐし処理を行なつて穀物粒を
単粒化させるのがよい。 〔発明の効果〕 本発明の製造方法によれば、原料穀物の形状、
風味、香りが十分保持され、復元性のすぐれた乾
燥α化穀物が得られる。つまり、復元後の穀物
は、通常の炊飯米と比べて遜色のないものであ
る。 従つて、本発明により製造された乾燥α化穀物
は、冷水添加後に電子レンジで数分間加熱するだ
けで食べることができるカツプ入り御飯等として
好適に使用される。又、該乾燥α化穀物に多量の
熱湯を注加し、蓋をした後数分間放置し、過剰な
湯を排出した後数分間放置して蒸らして復元させ
たり、鍋等で煮沸して復元させたり等の手段によ
つて可食する即席食品として広範囲に使用され
る。 次に実施例により本発明を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。 〔実施例〕 実施例 1 精白米(うるち米)〔水分含量14%〕200gを水
洗後30℃の水に1時間浸漬し、米の含水量を30.8
%とした後、水を加えて500gに調整し、105℃で
20分間加圧炊飯し、水分含量66.8%のα化米を得
た。次にこのα化米を水浸漬処理し、水切り、ほ
ぐし処理(乾燥用棚一面に散水しながら拡げる)
した後、75℃、25RH%の条件で90分間熱風乾燥
して、水分含量6.7%の乾燥α化米を製造した。 次に、この乾燥α化米90gを円筒形の紙製容器
に入れ、20℃の水150mlを加え蓋をした後、電子
レンジにて5分間加熱(500W)し、さらに5分
間蓋をしたまま蒸らしてα化米を復元させて性状
を調べ、これを乾燥α化米の特性とした。 α化米の水浸漬条件を種々変化させた場合に得
られた乾燥α化米の特性と条件とをまとめて表−
1に示す。尚、α化米の特性については、通常の
方法で炊いた米、つまり上記と同じ精白米1.4Kg
を洗米後、30℃の水2.1を加え、これに1時間
浸漬後、電気炊飯器で30分間炊飯し、さらに10分
間蒸らし処理を行なつて得た御飯をコントロール
とし、下記の感能試験により評価した。 Γ 食味試験法 10名のパネラーにより、下記の基準で評価
し、その平均点を用いた。尚、コントロールを
0点とした。
どの乾燥α化穀物の製造方法に関するものであ
る。詳しくは、湯戻りが速く、しかも湯戻し後の
風味が乾燥品とは思えないすぐれた味を呈する乾
燥α化穀物の製造方法に関するものである。 〔従来の技術〕 これまで、めん類については、注湯により簡単
かつ迅速に復元して食べることができる即席乾燥
食品として、多種多様のカツプめんが販売されて
いる。これに対して、従来即席化するのが困難と
いわれていた米等の穀類についても、最近種々の
検討が行なわれるようになつた。例えば、特開昭
52−105243号には、洗米の含水量を30〜40%に調
整後蒸煮してから水に浸漬して十分にほぐし、再
度水切り−蒸煮−水への浸漬を行ない、含水量を
56〜65%として密封容器に入れ加圧加熱して即席
米飯を得る方法が開示されている。特開昭56−
151471号には、α化後の水分含量が65〜85%とな
るように米をα化した後、25〜80℃で水分含量を
50〜85%の範囲に30分以上保持させた後、乾燥し
て即席乾燥米を得る方法が開示されている。さら
に、特開昭56−151472号には、α化後の水分含量
が50〜65%になるように米をα化した後、米の水
分含量を1割以上高め、水分含量を50〜85%に保
持して25〜80℃に30分以上放置した後に乾燥する
即席乾燥米の製造方法が開示されている。 しかしながら、上記の方法で得た乾燥米を湯戻
し(復元)したものは、普通に飲飯した米に比べ
て、粘り、風味、香り等の味の点及び復元性の点
に関して、未だ十分とはいえない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従つて、本発明は、従来の乾燥米よりも風味、
香り、復元性のすぐれた乾燥α化穀物を提供する
ことを目的とする。さらに本発明は電子レンジで
の加熱調理に適した乾燥α化穀物を得ることを目
的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、穀物をα化した後、特定の2段階の
水浸漬処理を施こし、該穀物の水分含量を73〜84
重量%とした後に乾燥すると、従来のものよりも
風味、香り及び復元性のすぐれた乾燥穀物が得ら
れ、上記問題点を解決できるとの知見に基づいて
なされたものである。 すなわち、本発明は、α化した穀物に、50〜85
℃での高温水浸漬処理及び15〜30℃での低温水浸
漬処理を行ない、該穀物の水分含量を73〜84重量
%の範囲とした後、乾燥することを特徴とする乾
燥α化穀物の製造方法を提供する。 本発明に用いる穀物としては、米、特にうるち
米、大麦などが例示される。このうち、米として
は、国内産、外国産、硬軟質、新米、古米のいず
れもが使用できる。大麦としては、精白した後に
処理した押麦、白麦、米粒麦等の加工大麦が使用
できるが、大麦としては米粒麦が好適である。い
ずれにしても、本発明はすべての穀物と対象と
し、特に精白米、精白大麦等精白処理済の穀類に
対してすぐれた効果が発揮される。 本発明では、先づ上記穀物について公知の方法
を用いてα化する。この際、α化処理に先だち、
穀物を水洗後25〜35℃の水に50〜180分間浸漬し、
穀物の水分含量を25〜40%、特に28〜35%に調整
するのがよい。上記浸漬液として、水とともに又
は水に代えて調味液、色付け液を用いてもよい。
この調味液としては、食塩、砂糖、味醂、しよう
油、その他の調味料等が加えられたものが使用さ
れる。 α化処理は、電気釜等の通常の加熱方法、加圧
炊飯方法等任意の方法で行なうことができる。こ
のうち、米の場合には、95〜130℃で10〜60分炊
飯するのがよく、大麦の場合には、大麦デン粉が
米のデン粉に比べてα化しにくいので、110〜130
℃で20〜50分炊飯するのがよい。上記のα化処理
においては、短時間でα化できること、穀物の組
織により軟化できること及び湯もどり性の点から
加圧炊飯とすることが好ましい。尚、穀物のα化
においては、穀物中のデン粉のすべてをα化する
必要はない。 上記のα化に際しては、特に、炊飯後のα化穀
物の水分含量が60〜72%となるようにするのがよ
い。つまり、水分含量が60%未満では復元後の穀
物が硬く、芯が残りやすいからであり、水分が72
%を越えると復元後の穀物が柔らかくなりすぎ、
米の形状維持が困難となるからである。従つて、
炊飯時の水の量を穀物重量の1.2〜1.8重量倍とす
るのが望ましい。 上記の方法により得たα化穀物に本発明の特に
重要な処理である2段浸漬法を施す。先づ第1段
目の高温浸漬法においては、50〜85℃の水にα化
穀物を浸漬する。この際、浸漬を5〜25分行なう
のがよく、特に好ましくは、55〜65℃で7〜13分
行なうのがよい。この高温浸漬法は、α穀物中の
水分含量を短時間内に所望の73〜84%にする作用
を有するものである。従つて、あまりに長い浸漬
は、好ましくなく、長すぎるとα化デンプンの溶
出が多くなり、香り及び風味が低下してしまう。 第2段目の低温浸漬は、15〜30℃の温度で行な
われる。この際、15〜25分浸漬を行なうのがよ
い。この低温浸漬は、高温浸漬により吸水した水
分含量をα化穀物中に均一に分布させるために行
なうものである。従つて、高温浸漬と合いまつ
て、短時間で効果的に所望の水分含量と均一性と
を達成し、風味や香りの減少を最少限にすること
ができるのである。上記1段及び2段の浸漬に
は、任意の量の水が用いられるが、穀物粒同志の
粘着を防止するために、穀物重量の2〜3倍の水
を用いるのがよい。 上記の水浸漬処理により、水分含量を73〜84%
とすることも重要である。つまり、73%未満のも
のを乾燥すると、復元時の吸水性が悪く、芯のあ
る硬い食感の穀物となつてしまうからであり、水
分含量が84%を越えたものを乾燥すると、復元後
の食感が柔らすぎ、粘りに欠けるからである。こ
のため、水分含量を特に76〜79%とするのが好ま
しい。又、浸漬処理後の水分含量が浸漬処理前の
α化穀物の水分(つまりα化した穀物の水分)の
110〜130%となるようにすると一層効果的であ
る。つまり、復元後の柔らかさと食感とが適度な
ものとなるからである。 本発明においては、上記浸漬処理後に、ほぐし
処理を行なうことができる。この処理は、乾燥中
に穀物同志が結着し、乾燥効率の低下及び復元性
の低下とを防止するために行なうものであり、通
常浸漬後の穀物を水切りした後に行なうが、浸漬
処理中にシヤワー操作等により行なつてもよい。 次に浸漬処理を終えたα化穀物を乾燥する。乾
燥方法としては任意の方法を用いることができる
が、通常熱風乾燥により行なうのが好ましい。具
体的には、75〜90℃、20〜45RH%で60〜240分、
特に好ましくは、75〜85℃、20〜30RH%で60〜
100分行なうのがよい。このような条件、つまり
高温、低温、短時間で乾燥すると、穀物粒に小さ
な胴割れが発生するので、復元時の吸水性が向上
するからである。一方、凍結乾燥による場合に
は、穀物組織が多孔質となり復元後の食感が若干
低下する。 上記乾燥は、乾燥後の穀物の水分含量が6〜13
%となるように行なうのが好ましい。つまり、水
分含量を6%未満に減少させると、穀物粒に生ず
る亀裂が大きくなり穀粒が破壊されやすくなると
ともに復元時の吸水性も低下してしまうからであ
る。一方、13%を越える水分を含有するようにし
ておくと、保存性が低下する傾向がある。尚、乾
燥処理前に穀物粒のほぐし処理を行なつた場合又
は乾燥時にバイブレーシヨン方式等の手段を講じ
た場合には、特に乾燥後に凝集した穀物粒をほぐ
す必要はないが、これらの処理を行なわずかつ乾
燥粒が凝集している場合には復元性及び外観向上
の点から、乾燥後ほぐし処理を行なつて穀物粒を
単粒化させるのがよい。 〔発明の効果〕 本発明の製造方法によれば、原料穀物の形状、
風味、香りが十分保持され、復元性のすぐれた乾
燥α化穀物が得られる。つまり、復元後の穀物
は、通常の炊飯米と比べて遜色のないものであ
る。 従つて、本発明により製造された乾燥α化穀物
は、冷水添加後に電子レンジで数分間加熱するだ
けで食べることができるカツプ入り御飯等として
好適に使用される。又、該乾燥α化穀物に多量の
熱湯を注加し、蓋をした後数分間放置し、過剰な
湯を排出した後数分間放置して蒸らして復元させ
たり、鍋等で煮沸して復元させたり等の手段によ
つて可食する即席食品として広範囲に使用され
る。 次に実施例により本発明を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。 〔実施例〕 実施例 1 精白米(うるち米)〔水分含量14%〕200gを水
洗後30℃の水に1時間浸漬し、米の含水量を30.8
%とした後、水を加えて500gに調整し、105℃で
20分間加圧炊飯し、水分含量66.8%のα化米を得
た。次にこのα化米を水浸漬処理し、水切り、ほ
ぐし処理(乾燥用棚一面に散水しながら拡げる)
した後、75℃、25RH%の条件で90分間熱風乾燥
して、水分含量6.7%の乾燥α化米を製造した。 次に、この乾燥α化米90gを円筒形の紙製容器
に入れ、20℃の水150mlを加え蓋をした後、電子
レンジにて5分間加熱(500W)し、さらに5分
間蓋をしたまま蒸らしてα化米を復元させて性状
を調べ、これを乾燥α化米の特性とした。 α化米の水浸漬条件を種々変化させた場合に得
られた乾燥α化米の特性と条件とをまとめて表−
1に示す。尚、α化米の特性については、通常の
方法で炊いた米、つまり上記と同じ精白米1.4Kg
を洗米後、30℃の水2.1を加え、これに1時間
浸漬後、電気炊飯器で30分間炊飯し、さらに10分
間蒸らし処理を行なつて得た御飯をコントロール
とし、下記の感能試験により評価した。 Γ 食味試験法 10名のパネラーにより、下記の基準で評価
し、その平均点を用いた。尚、コントロールを
0点とした。
【表】
−3 −2 −
1 0
4.形状(くずれている)
1 0
4.形状(くずれている)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 α化した穀物に、50〜85℃での高温水浸漬処
理及び15〜30℃での低温水浸漬処理を行ない、該
穀物の水分含量を73〜84重量%の範囲とした後、
乾燥することを特徴とする乾燥α化穀物の製造方
法。 2 α化した穀物の水分含量が60〜72重量%であ
る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 高温水浸漬処理を5〜25分間行なう特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。 4 低温水浸漬処理を15〜25分間行なう特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。 5 乾燥後の穀物の水分含量が6〜13重量%の範
囲にある特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60037116A JPS61195655A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 乾燥α化穀物の製造方法 |
| US06/829,073 US4707371A (en) | 1985-02-26 | 1986-02-13 | Process for preparing dried pre-gelatinized cereal grain |
| KR1019860001159A KR890005274B1 (ko) | 1985-02-26 | 1986-02-19 | 건조 α화 곡물의 제조방법 |
| CN86101178A CN1011381B (zh) | 1985-02-26 | 1986-02-25 | 制作干燥预熟粮谷的工艺 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP60037116A JPS61195655A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 乾燥α化穀物の製造方法 |
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| JPS61195655A JPS61195655A (ja) | 1986-08-29 |
| JPH0437699B2 true JPH0437699B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60037116A Granted JPS61195655A (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 | 乾燥α化穀物の製造方法 |
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| JP (1) | JPS61195655A (ja) |
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-
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- 1986-02-13 US US06/829,073 patent/US4707371A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1986-02-25 CN CN86101178A patent/CN1011381B/zh not_active Expired
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