JPH0437803Y2 - - Google Patents

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JPH0437803Y2
JPH0437803Y2 JP1986202857U JP20285786U JPH0437803Y2 JP H0437803 Y2 JPH0437803 Y2 JP H0437803Y2 JP 1986202857 U JP1986202857 U JP 1986202857U JP 20285786 U JP20285786 U JP 20285786U JP H0437803 Y2 JPH0437803 Y2 JP H0437803Y2
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circuit breaker
breaker
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holder
wiper motor
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はサーキツトブレーカを用いた自動車
用ワイパモータの焼損防止装置、特にサーキツト
ブレーカの放熱を促進し、高負荷時におけるワイ
パモータの能力を改善するものに関する。
[従来の技術] 自動車用のワイパモータは、その使用状況によ
つて高負荷となる場合があり、焼損防止装置を設
ける必要がある。そして、この焼損防止装置をワ
イパモータの本体内に収容することが行なわれて
いる。
ここで、第6図および第7図に基づいて、従来
の自動車用ワイパモータの焼損装置の一例につい
て説明する。第6図はこの従来の装置の全体構成
を示すものであり、第7図はその要部の断面を示
すものである。本体100のヨーク110の内周
面にはステータ120固定されている。そして、
このステータ120の内側には、これに対向して
ロータ130が回転可能に軸支されている。本体
100の一端側にはギアハウジング140が設け
られており、ロータ130からの出力軸であるネ
ジ軸150およびこれに噛み合されている歯車1
60が収容されている。そして、ヨーク110と
ギアハウジング140の接続部には円板状のブラ
シホルダ170が固定されている。このブラシホ
ルダ170のロータ130側の面上には、ブラシ
(図示省略)の他ブレーカホルダ180が固定さ
れている。そして、このブレーカホルダ180の
内側にはサーキツトブレーカ200が収容されて
いる。なお、ブレーカホルダ180の一部はブラ
シホルダ170に設けられた開口を通してギアハ
ウジング140内に突出している。
次に、この従来例の動作について説明する。ワ
イパモータに通電されると、ロータ130ととも
にネジ軸150が回転される。すると、このネジ
軸150に噛み合されている歯車160が回転
し、この回転によつてワイパが駆動される。そし
て、ワイパに動作に対する負荷が高くなり、ワイ
パモータに対する負荷が高負荷になつた場合に
は、サーキツトブレーカ200に大電流が流れ、
サーキツトブレーカ200が開放され、電流が遮
断される。そして、電流が遮断されることによつ
てサーキツトブレーカ200は冷却され、十分冷
却されたときに自動的に復帰される。
なお、この考案の特徴となるサーキツトブレー
カについての構成は示されていないが、自動車用
ワイパモータの全体構成については、実開昭57−
78263、実開昭57−78264、実開昭57−45457など
に示されている。
[考案が解決しようとする問題点] サーキツトブレーカはそこを流れる電流量に応
じた発熱によつて作動するものなので、その周囲
の温度の影響を受け易く、モータが発熱している
場合にはサーキツトブレーカが作動し易くなる。
これを避けようとしてサーキツトブレーカの作動
を遅らせると、サーキツトブレーカが一旦作動し
た場合になかなか復帰せず、電流が遮断されたま
まの状態が長時間続いてしまう。このため、ワイ
パの高負荷時にはワイパモータの連続運転可能な
時間が非常に短くなり、十分なワイパの運転が行
えない。
また、サーキツトブレーカの比抵抗の調整によ
つて、一定電流に対するサーキツトブレーカの開
放までの時間は変更可能であるが、復帰時間のみ
を早めることはできず、これによつて上記のよう
な問題点を解決することはできなかつた。
また、従来の構成では、ブレーカホルダはブラ
シホルダにネジ止めする等して固定する必要があ
り、組付けが面倒であるという問題があつた。
この考案は、このような従来の問題点を解決す
るために成されたものであつて、高負荷時に所望
の電流遮断が行えるとともに、短時間で復帰する
ため高負荷運転時においてもワイパの十分な作動
時間を確保できる自動車用ワイパモータの焼損保
護装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案の自動車用ワイパモータの焼損防止装
置は、自動車のワイパを駆動するワイパモータの
本体内部に収容され、上記本体の一端に設けられ
たギアハウジングと、このギアハウジング内に収
容され、上記ワイパモータへの電流量が所定量以
上になつたときにワイパモータへの電流を遮断す
るサーキツトブレーカと、上記サーキツトブレー
カを収納し、背面側に突起状のストツパを備えた
ブレーカホルダと、上記サーキツトブレーカをギ
アハウジングの内面に押付け固定するようギアハ
ウジング内に固定されていて、上記突起状のスト
ツパに嵌合する開口部または凹部を有する板バネ
と、を有し、ギアハウジング内部はブラシホルダ
によつてハウジング内部から仕切られ、該ブラシ
ホルダは周部に切欠き部を有していて、サーキツ
トブレーカを収納したブレーカホルダは、上記切
欠き部よりギアハウジング内に挿入されているこ
とを特徴とするものである。
[作用] 自動車のワイパに対する負荷が大きい場合には
ワイパモータへの負荷も大きくなり、モータへの
電流量が増加する。この電流量の増加が所定量に
達すると、サーキツトブレーカが作動しその電流
を遮断する。これによつて、サーキツトブレーカ
を通じてモータへ流れていた電流が遮断され、モ
ータの回転も停止する。そして、モータおよびサ
ーキツトブレーカは自然放熱によつて冷却され、
サーキツトブレーカの温度が十分下がつた時には
サーキツトブレーカは復帰しモータへの通電が再
開される。このようにして、モータの焼損が防止
される。
ここで、この考案の自動車用ワイパモータの焼
損防止装置にあつては、サーキツトブレーカ本体
がギアハウジングの内面に板バネによつて押付け
られている。このため、サーキツトブレーカ本体
の放熱特性は大幅に改善されている。つまり、サ
ーキツトブレーカの熱はギアハウジングに伝達さ
れ、ここより放熱される。このため、サーキツト
ブレーカが電流の遮断を行う電流量を大きくで
き、高負荷時における連続運転時間を長くとれ
る。そして、電流量が所定の限界値に達するとサ
ーキツトブレーカが作動し、電流を遮断するが、
この時も、この放熱によつてサーキツトブレーカ
の冷却が促進され、サーキツトブレーカの復帰ま
での時間を大幅に短縮できる。
このように、サーキツトブレーカを板バネによ
つてギアハウジングの内面に押付け固定するとい
う非常に簡単な手段によつて、放熱特性を所望の
ものとできる。これによつて、所定の高電流値に
おいて電流を遮断するようにしながら、サーキツ
トブレーカが一旦作動した場合の復帰時間を大幅
に短縮できる。このため、モータの焼損防止とい
う機能は確実に行いながら、高負荷運転時におけ
るモータの運転時間を大幅に増大できる。
また、本考案においては、ブレーカホルダが、
サーキツトブレーカを収納し、板バネに形成され
た開口部または凹部に嵌合する突起状のストツパ
を背面側に備えていて、ブラシホルダが周部に切
切欠き部を有しているので、サーキツトブレーカ
を収納したブレーカホルダをブラシホルダの切欠
き部より挿入し、ブレーカホルダのストツパを板
バネに形成された開口部または凹部に嵌合させる
ことにより、簡単に取付け、位置決めを行うこと
ができる。
[実施例] 第1図から第4図によつて、この考案の一実施
例に係る自動車用ワイパモータの焼損防止装置に
ついて説明する。ここで、第1図は要部の断面
図、第2図はワイパモータのロータ側からギアハ
ウジング側を見た断面図、第3図はブレーカホル
ダの斜視図、第4図は板バネの斜視図である。な
お、第1図は第2図におけるA−A断面図であ
る。
ワイパモータの本体が収容されているヨーク1
0の一端にはギアハウジング12が固定接続され
ている。ここで、このギアハウジング12はアル
ミダイカストで形成されている。このギアハウジ
ング12には円板状のブラシホルダ14がネジ止
めされている。このブラシホルダ14には3個の
ブラシ16が固定されている。そして、ブラシホ
ルダ14の一部には切欠き部14aが形成され、
ここにブレーカホルダ18に収容されたサーキツ
トブレーカ20が挿入されている。なお、ブラシ
ホルダ14はガラス入りフエノール樹脂などの絶
縁体で形成されている。
ここで、第3図に示すようにブレーカホルダ1
8の下部部材18aは前方側が開放された箱状と
なつており、上部部材18bは側方からみてひし
やく状の細長い板状になつている。そして、下部
部材18aの背面には一対の受け板18cが設け
られ、下部部材18aと上部部材18bの接続部
付近の背面にはストツパ18dが形成されてい
る。このブレーカホルダ18内にサーキツトブレ
ーカが収容されている。なお、ブレーカホルダ1
8は合成樹脂製である。
サーキツトブレーカ20は回路部分を金属製の
ケースで覆つており、2つのブラシ16からのコ
ード22が接続されている。ギアハウジング12
のブレーカ収容部12aの両側には突起部12b
が形成されている。そして、この突起部12bに
ステンレス材による板バネ24の両端部がそれぞ
れ挿入固定されている。この板バネ24はブレー
カホルダ18が収容されたときに、中心側に向け
て弾性変型されるもので、この状態で受け板18
cを押圧することによつて、ブレーカホルダ18
をギアハウジング12に内面側へ押付けている。
ここで、サーキツトブレーカ20の前面はブレー
カホルダ18より突出しているので、サーキツト
ブレーカ20が直接ギアハウジング12の内面に
押付けられる。そして、サーキツトブレーカ20
の前面は平面状で長方形状となつている。また、
このサーキツトブレーカ20が挿入されるギアハ
ウジング12のブレーカ収容部12aはサーキツ
トブレーカ20をガイドする一対のガイド条12
cがサーキツトブレーカ20の幅に合せて形成さ
れており、さらにサーキツトブレーカ20の前面
との面接触を行うために、曲面ではなく平面に形
成されている。なお、サーキツトブレーカ20の
前面が曲面である場合、ギアハウジング12の内
面を同一の曲面としてもよい。これによつて、サ
ーキツトブレーカ20の前面は全面にわたつてギ
アハウジング12の内面と接触される。
また、第4図に示すように板バネ24には、ブ
レーカホルダ18の挿入時にストツパ18dが嵌
まりブレーカホルダ18を位置決めする開口24
aが形成されている。これによつて、組立て時に
サーキツトブレーカ20を収容した状態でブレー
カホルダ18をギアハウジング12のブレーカ収
容部12aに挿入するだけで、ブレーカホルダ1
8を所定の場所に固定することができる。ここ
で、開口24aはこれに代えて凹部としてもよ
い。また、ブラシ16は出力軸26に取付けられ
た整流子28に接触し、電流を供給している。な
お、サーキツトブレーカ20、ブレーカホルダ1
8の取付けの構成以外の全体構成は第5図に示し
た従来例の全体構成と同一である。
次に、この実施例の装置の動作について説明す
る。自動車のワイパを動かすときは、サーキツト
ブレーカ20、ブラシ16、整流子28を通して
ワイパモータに電流が流され、出力軸26が回転
される。この出力軸26の回転によつて、ワイパ
(図示せず)が駆動される。
ここで、ワイパモータに対する負荷が高くな
り、電流量が大きくなるとサーキツトブレーカ2
0内での発熱も大きくなる。そして、サーキツト
ブレーカ20内の温度が一定以上になるとサーキ
ツトブレーカ20が作動し、ここを通る電流が遮
断される。電流が遮断されると、サーキツトブレ
ーカ20内での発熱は停止し、サーキツトブレー
カ20はの温度は放熱によつて下がる。ここで、
サーキツトブレーカ20の前面はアルミ製のギア
ハウジング12と面接触しているため、良好な伝
熱によつて放熱が起こり、サーキツトブレーカ2
0の温度は発熱時にゆつくり上昇し、冷却時に速
やかに低下する。
第5図A,Bにこの考案の実施例と従来例の比
較実験の結果を示した。この実験は、この考案の
実施例とこの考案の実施例とに同一の高電流を流
した場合のサーキツトブレーカの初回開放までの
時間およびその後の初回復帰までの時間を調べた
ものである。これから明らかなように、初回開放
時間は常温、高温共にこの考案の実施例の方遅く
なる。また、初回復帰時間はこの考案の実施例の
方が短く、特に高温時での短縮が非常に大きい。
このように、この考案の構成によれば、サーキ
ツトブレーカの開放までの時間を遅らせ、高負荷
時におけるワイパモータの連続運転時間を長くで
きるとともに、サーキツトブレーカ20の復帰時
間を大幅に短縮できることが分る。このため、こ
の実施例の装置によれば、サーキツトブレーカの
作動のタイミングをモータの焼損防止に必要なな
るべく遅いタイミングとし、焼損防止という機能
は確保しながらモータの連続運転時間を大幅に延
長できる。さらに、サーキツトブレーカが一旦作
動した場合にもその復帰時間を大幅に短縮でき、
運転休止時間も非常に短くできる。
また、この実施例によれば、次のような効果も
得られる。
ギアハウジングをアルミ製としたので、熱伝
導が良く、サーキツトブレーカの放熱効果が良
い。
ブラシホルダは熱伝導の悪いガラス入りフエ
ノール樹脂で形成されているので、モータの熱
を遮断でき、放熱効果が良い。
ギアハウジングのサーキツトブレーカを接触
する面を平面としてサーキツトブレーカとギア
ハウジングの内面を面接触できるようにしたの
で、放熱効果が良い。
サーキツトブレーカはブラシホルダに設けた
切欠きから挿入するようにしたので、組立てが
非常に簡単である。
板バネに開口を設けブレーカホルダのストツ
パがこれに係合するようにしたので、ブレーカ
ホルダの挿入位置決めが非常に簡単である。
ギアハウジングのサーキツトブレーカ収容部
に一対のガイド条を設けたので、ブレーカホル
ダの挿入が確実で、サーキツトブレーカの揺動
も防止される。
[効果] 以上のように、この考案の自動車用ワイパモー
タの焼損防止装置によれば、サーキツトブレーカ
が作動するまでの時間を長いタイミングにできる
ので、ワイパモータの高負荷時における連続運転
時間を大幅に増加でき、さらに負荷が増加しサー
キツトブレーカが作動した場合にも復帰時間が大
幅に短縮されているため、運転休止時間を最小限
とできる。これによつて、ワイパモータの焼損防
止という機能を保証しながら、ワイパモータの能
力を最大限利用できるという効果が得られる。
また、ブラシホルダの周部には切欠き部を有
し、サーキツトブレーカを収納したブレーカホル
ダを該切欠き部より挿入できるので、組付けが容
易であり、また、ブラシホルダのストツパが板バ
ネの開口部または凹部に嵌合するので、位置決め
を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る自動車用ワイパモー
タの焼損防止装置の一実施例の要部を示す一部断
面図、第2図は、この実施例の出力軸に対し直角
な面における断面図、第3図は、この実施例のブ
レーカホルダの斜視図、第4図は、この実施例の
板バネの斜視図、第5図は、この実施例と従来例
の比較実験の結果を示す図、第6図は、従来のワ
イパモータの全体構成を示す一部断面図、第7図
は、この従来例の要部を示す一部断面図である。 12……ギアハウジング、14……ブラシホル
ダ、18……ブレーカホルダ、18a……ストツ
パ、20……サーキツトブレーカ、24……板バ
ネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のワイパを駆動するワイパモータの本体
    内部に収容されたワイパモータの焼損防止装置で
    あつて、 上記本体の一端に設けられたギアハウジング
    と、 このギアハウジング内に収容され、上記ワイパ
    モータへの電流量が所定量以上になつたときにこ
    のワイパモータへの電流を遮断するサーキツトブ
    レーカと、 上記サーキツトブレーカを収納し、背面側に突
    起状のストツパを備えたブレーカホルダと、 上記サーキツトブレーカをギアハウジングの内
    面に押付け固定するようギアハウジング内に固定
    されていて、上記突起状のストツパに嵌合する開
    口部または凹部を有する板バネと、 を有し、 ギアハウジング内部はブラシホルダによつてハ
    ウジング内部から仕切られ、該ブラシホルダは周
    部に切欠き部を有していて、 サーキツトブレーカを収納したブレーカホルダ
    は、上記切欠き部よりギアハウジング内に挿入さ
    れていることを特徴とする自動車用ワイパモータ
    の焼損防止装置。
JP1986202857U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0437803Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986202857U JPH0437803Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP1986202857U JPH0437803Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS63107263U JPS63107263U (ja) 1988-07-11
JPH0437803Y2 true JPH0437803Y2 (ja) 1992-09-04

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ID=31167636

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JP1986202857U Expired JPH0437803Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316108U (ja) * 1976-07-22 1978-02-10
JPS5571954U (ja) * 1978-11-13 1980-05-17

Also Published As

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JPS63107263U (ja) 1988-07-11

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