JPH0437889B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437889B2
JPH0437889B2 JP17188585A JP17188585A JPH0437889B2 JP H0437889 B2 JPH0437889 B2 JP H0437889B2 JP 17188585 A JP17188585 A JP 17188585A JP 17188585 A JP17188585 A JP 17188585A JP H0437889 B2 JPH0437889 B2 JP H0437889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
moment
inertia
rotating body
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17188585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6233946A (ja
Inventor
Yukio Aoyanagi
Shuichi Ichama
Keiichiro Uno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP17188585A priority Critical patent/JPS6233946A/ja
Publication of JPS6233946A publication Critical patent/JPS6233946A/ja
Publication of JPH0437889B2 publication Critical patent/JPH0437889B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧モータにより大きな慣性力を有
する旋回体を駆動する場合、この旋回体を所定の
位置に自動的に停止させる旋回体の停止制御装置
に関する。
〔発明の背景〕 大きな慣性力を有する旋回体、例えば油圧シヨ
ベルにおいて、走行体上に旋回可能に設けられて
いる上部旋回体は、走行体に対して360゜旋回する
ことができ、これにより、ある個所に存在する物
体(例えば土砂)を、上部旋回体の旋回のみによ
り他の個所に移すことができる。このような旋回
体を図により説明する。
第4図は油圧シヨベルの上部旋回体の上面図で
ある。1は油圧シヨベルの走行体(図示されてい
ない)上に旋回可能に設置された上部旋回体、2
は上部旋回体1に揺動可能に取付けられたフロン
トである。フロント2は、互いに揺動可能に取付
けられたブーム3、アーム4、バケツト5で構成
されている。6は上部旋回体1を走行体に対して
旋回駆動せしめる油圧モータである。油圧モータ
6をある方向に駆動すると、これに応じて上部旋
回体1が走行体上において、例えば矢印Rの方向
にフロント2とともに旋回し、油圧モータ6の停
止により上部旋回体1も停止する。したがつて、
バケツト5に積載した物体を所定位置、例えば図
で2点鎖線で示した位置に移送せしめることがで
きる。
第5図は油圧モータの駆動回路図である。図
で、6は第4図に示す油圧モータ、7は油圧モー
タ6に圧油を供給する油圧ポンプ、8は油圧モー
タ6および油圧ポンプ7間に介在した油圧モータ
6への圧油の供給を制御する方向切換弁である。
A,Bは油圧モータ6の主回路を示す。9a,9
bはそれぞれ主回路A,B間に接続されたリリー
フ弁である。
今、方向切換弁8を図で左側位置に切換える
と、油圧ポンプ7の圧油は主回路Aを経て油圧モ
ータ6に供給される。これにより油圧モータ6は
駆動し、油圧モータ6からの油は主回路Bを経て
タンクに戻される。この油圧モータ6の駆動によ
り、上部旋回体1は例えば第4図矢印方向に旋回
する。この状態において、上部旋回体1を停止す
べく方向切換弁8を図示のように中立位置に戻す
と、油圧ポンプ7からの圧油の供給回路および油
圧モータ6からタンクへの戻り油回路は遮断さ
れ、油圧モータ6は上部旋回体1の慣性力により
ポンプ作用を行ない、主回路Bは高圧となり、両
主回路A,B間の圧力差に応じたブレーキ力(停
止トルク)が発生し、上部旋回体1は停止する。
ところで、上部旋回体1の慣性モーメントは極
めて大きいので、上述のように油圧モータ6の駆
動中に方向切換弁8を中立位置にすると、主回路
B(回転方向側の主回路)には異常高圧が発生す
る。このため、リリーフ弁9a,9bが設けら
れ、主回路Bに発生した高圧がリリーフ弁9の設
定圧力以上になると、主回路Bの圧油は主回路A
側へ逃がされる。
このような油圧回路においては、上部旋回体1
を停止しようとして方向切換弁8を中立位置に切
換えても、リリーフ弁9a又はリリーフ弁9bか
ら圧油がリリーフされる間、油圧モータ6は回転
し、この圧油のリリーフ量だけ上部旋回体1が流
れて停止する。この流れ量(流れ角度)は、後述
するように、慣性モーメント、停止トルクおよび
方向切換弁8を切換えたときの上部旋回体1の速
度により定まる。
従来、オペレータが上部旋回体1を旋回させる
場合、オペレータは上部流れ量を勘案して方向切
換弁8により流量制御しながら上部旋回体1を所
定の位置に停止させていた。ところで、バケツト
5に積載された物体(例えば土砂)に移送個所が
定められた一定位置であり、このような移送が繰
返し実施される場合、上部旋回体1の操作を自動
化したいという要望が生じる。しかしながら、上
述のように、上部旋回体1の停止時には、慣性モ
ーメント、停止トルクおよび速度により定まる流
れ量が生じ、しかもこれらの値は絶えず変化して
いるので流れ量も一定せず、したがつて、自動運
転では上部旋回体1を所定位置に停止させるのは
極めて困難であるという問題があつた。
この問題を解決するためには、流れ量を定める
上部旋回体1の慣性モーメント、停止トルク、速
度を算出して何等かの停止制御を実施することが
考えられる。この場合、慣性モーメントおよび停
止トルクは次のようにして求められる。即ち、 P:油圧モータの両側の回路の圧力差の絶対値 Q:油圧モータの容量 とすると、停止トルクTは T=P・Q/2π ………(1) 又、θ¨を上部旋回体1の角加速度とすると、慣
性モーメントIは I=T/θ ………(2) ところで、上部旋回体1には傾斜地での使用、
その他の理由で外部からの負荷が作用することが
多く、(2)式で求めた慣性モーメントIにはこのよ
うな負荷によるものが含まれていて、上記の演算
ではこれを分離して慣性モーメントIを求めるこ
とはできない。又、(2)式では、角加速度θ¨を、上
部旋回体1の角度信号を時間について2回微分す
ることにより求めるが、2回微分のためのノイズ
の影響を受けることになる。結局、通常の演算手
段では、慣性モーメントを正確に求めることが困
難であり、ひいては上部旋回体1の正確な位置へ
の停止も困難となる。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、上記従来の問題点を解決
し、慣性モーメントを正確に求めることができ、
ひいては、旋回体を正確な位置に停止させること
ができる旋回体の停止制御装置を提供するにあ
る。
〔発明の概要〕 上記の目的を達成するため、本発明は、旋回体
を駆動する油圧モータと油圧ポンプとで油圧閉回
路を構成し、この油圧回路の圧力を検出し、又、
油圧ポンプの吐出し流量の変化速度に関連する値
を検出し、これら圧力および吐出し流量の変化速
度に基づいて旋回体の慣性モーメントを算出する
ようにし、算出された慣性モーメントおよび所定
の停止位置目標値に基づいて前記油圧ポンプの吐
出し容量を制御するようにしたことを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
最初に、本発明の実施例に用いられる慣性モー
メントの演算方法について説明する。今、 I :上部旋回体1の慣性モーメント Ds:上部旋回体1を駆動する油圧モータの容
量(減速機が連結されている場合、その
効果も含む) B :旋回系の抵抗係数 P :油圧モータの出入口の圧力差 Q :油圧ポンプの吐出し流量 DP:油圧ポンプの吐出し容量 ωP:油圧ポンプの入力軸回転数 θ :上部旋回体1の旋回角度 TL:旋回体自重又は外力によるトルク とすると次式が成り立つ。ただし、油圧回路内の
作動油の圧縮性は無視する。
I・θ¨=DS・P−B・θ〓−TL ………(1) DS・θ〓=Q=DP・ωP ………(2) ここで、値DSおよび値Bは既知である。又、
上部(1)式におけるDS・Pは停止トルク、B・θ〓は
速度に比例する抵抗を意味する。(2)式から、θ〓=
Q/DS、したがつて、θ¨=Q〓/DSとなり、これを
(1)式に代入すると、 I・Q〓=DS 2・P−B・Q−DS・TL ………(3) となる。次いで、油圧ポンプの吐出し流量の微分
値Q〓に2通りの値を与え、かつ、それぞれ作動油
の圧縮分の影響がなくなるまでの所定時間(0.2
〜0.3秒程度)保持した後の状態を表わす。これ
ら2通りの値を与えた場合のそれぞれを、その与
えた時刻t1,t2で区別して表すと、(3)式をそのま
ま用いて I・Q〓(t1)=DS 2・P(t1)−B・Q(t1)−DS
・TL I・Q〓(t2)=DS 2・P(t2)−B・Q(t1)−DS・TL であり、この式から慣性モーメントおよびトルク
TLは次式のようになる。
I=1/Q(t1).Q(t2) 〔{DS 2・P(t1)−B・Q(t1)} −{DS 2P(t2)−B・Q(t2)} ………(4) TL=1/DS{Q(t1)−Q(t2)} 〔−{DS 2・P(t1)−B・Q(t1)} ・Q(t2)+{DS 2・P(t2)−B ・Q(t2)}・Q〓(t1)〕 ………(5) 上式で、ωP=一定の場合、Q〓(t1)=D〓P(t1)・
ωP,Q〓(t2)=DP(t2)・ωPである。上記(4)、(5)
式に
おいて、加速中又は減速中であれば(1)式で値B・
θ〓は値DS・Pに比べて充分に小さく無視し得る場
合が多い。この場合には(4)式および(5)式は次式の
ように簡略化し得る。
I=1/Q(t1).Q(t2) ・DS 2{P(t1)−P(t2)} ………(6) TL=1/Q(t2)−Q(t1) ・DS{P(t1)−Q〓(t2) −P(t2)・Q〓(t1)} ………(7) さらに、平地の場合等で外力によるトルクTL
を考慮する必要がない場合、慣性モーメントIは
次式のような簡単な式で求めることができる。
I=DS 2・P/Q ………(8) もし、回転数ωPをほぼ一定とみなすと(エン
ジン回転数の変動分を無視すると)、(1)式でQ=
DP・ωPであるから、Q〓=D〓・ωPとなり、結局、慣
性モーメントIは I=DS 2/ωP・P/DP ………(9) となる。なお、吐出し容量の微分値D〓Pは実際の
傾転角の微分値でなく、微分値D〓Pの制御上の目
標値でもよい。
上記(6)式、(8)式、(9)式から明らかなように、慣
性モーメントIは外力によるトルクTLとは全く
無関係に求め得ることになり、又、吐出し流量Q
の時間に対する1回微分のみであるのでノイズの
影響を抑制し得ることになり、さらにDPの値と
して制御上で与えられる目標値を使用すれば微分
操作が不要でより好適な結果となり、結局、正確
な慣性モーメントを算出することができる。
第1図は上記(4)式、(5)式を用いる本発明の実施
例に係る停止制御装置の系統図である。図で、第
5図に示す部分と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。10は主回路A,B間に接続さ
れたフラツシング弁、11はフラツシング弁10
に接続されたリリーフ弁、12a,12bはチエ
ツク弁、13はチエツク弁12a,12bを介し
て主回路A,Bに圧油を補給するチヤージポン
プ、14はチヤージポンプ13の吐出し側回路に
接続されたリリーフ弁である。15は可変容量両
傾転油圧ポンプ(以下、両傾転油圧ポンプとい
う)、15aは両傾転油圧ポンプ15のおしのけ
容積可変機構(以下、斜板で代表させる)であ
る。これらにより油圧閉回路が構成される。
16は斜板15aの傾転を制御する傾転角度制
御装置、17はパイロツト油圧ポンプ、18は傾
転角度制御装置16とパイロツト油圧ポンプ17
との間に介在する制御弁である。19は斜板15
aの傾転角度を検出する傾斜角度センサ、20
a,20bはそれぞれ主回路A,Bの圧力を検出
する圧力センサ、21は上部旋回体1の位置を検
出する角度センサ、22は上部旋回体1の停止位
置を設定する停止位置設定装置である。23は圧
力センサ20a,20bの出力pi,ppの差の絶対
値Pを演算する演算器である。24は両傾転油圧
ポンプ15の入力軸の回転数ωPを検出する回転
数センサである。25は圧力差P、油圧ポンプの
吐出し容量DP、その微分値D〓、回転数センサ24
の出力ωPを入力して慣性モーメントIおよびト
ルクTLを演算する演算器、25′は値D〓Pを得る微
分器である。26は傾斜角度センサ19、角度セ
ンサ21、停止位置設定装置22、演算器23,
25からの信号を入力し、所要の演算、制御を行
なう演算処理装置であり、マイクロコンピユータ
で構成されている。演算器23,25、微分器2
5′、演算処理装置26により制御装置27が構
成される。
第2図は演算器25の具体例を示すブロツク図
である。図で、31は既知の油圧モータの容量の
2乗DS 2に比例した信号を出力する係数器、32
は既知の旋回系の抵抗系数Bに比例した信号を出
力する係数器、33は前記油圧モータの容量DS
に比例した信号を出力する係数器である。34〜
44は乗算器、45,46は除算器、47〜51
は加算器である。
まず、時刻t1において差圧Pが入力され、乗算
器34で値DS 2と乗算される。一方、時刻t1にお
ける吐出し容量DPは乗算器38で回転数ωPと乗
算されることにより、そのときの吐出し流量Q
(t1)が得られ、この値は乗算器36で係数Bと
乗算される。加算器47では乗算器34の出力値
から乗算器36の出力値が減じられ(4)式における
{DS 2・P(t1)−B・Q(t1)}が得られる。又、時
刻t1における値D〓Pは乗算器40で値ωPと乗ぜら
れ、値Q〓(t1)が得られる。
さらに、時刻t2における値Pが乗算器35で値
DS 2と乗算される。又、同じく時刻t2における他
DPが乗算器39で値ωPと乗算されることにより
値Q(t2)が得られる。この値Q(t2)は乗算器3
7で抵抗係数Bと乗算される。加算器49では乗
算器35の出力値から乗算器37の出力値が減じ
られ、(4)式における{DS 2・P(t2)−B・Q(t2)}
が得られる。加算器48では加算器47の出力値
から加算器49の出力値が減じられ(4)式における
〔{DS 2・P(t1)−B・Q(t1)}−(DS 2・P(t2

B・Q(t2)}〕が得られる。時刻t2における値D〓P
(t2)は乗算器41で値ωPと乗算されて値Q〓(t2
を得、この値は加算器50で乗算器40の出力値
Q〓(t1)から減じられて{Q〓(t1)−Q〓(t2)}を
得る。
除算器45では加算器48の出力値を加算器50
の出力値で除算することにより、(4)式の慣性モー
メントIが得られる。
一方、乗算器41の出力値は乗算器42で加算
器47の出力値と乗算され、又、乗算器40の出
力値は乗算器43で加算器48の出力値と乗算さ
れる。そして、加算器51で乗算器42の出力値
から乗算器43の出力値が減じられることによ
り、(5)式における〔−DS 2・P(t1)−B・Q
(t1)}・Q〓(t2)+{DS・P(t2)−B・Q(t2
}・Q〓
(t1)〕が得られる。さらに、加算器50の出力値
が乗算器44で係数器33の値DSに乗じられる
ことにより、DS・{Q〓(t1)−Q〓(t2)}が得られる

次いで、除算器46で加算器51の出力値を乗算
器44の出力値で除算することにより、(5)式のト
ルクTLが得られる。
このようにして、第1図に示す演算器25で
は、外力によるトルクTLとは無関係に、又、油
圧ポンプの吐出し流量Qの時間についての微分を
1回行なうのみで、慣性モーメントIを得ること
ができ、したがつて、得られた慣性モーメントI
は極めて正確な値となる。以下、このようにして
得られた慣性モーメントIを用いた停止制御の動
作を第3図に示すフローチヤートおよび第4図に
示す上部旋回体の上面図を参照しながら説明す
る。
第4図においてSは角度の基準線を示し、本実
施例における角度はすべて基準線Sからの角度で
表わされる。この基準線はどこに設定してもよい
が、例えば角度センサ21の基準位置(例えば出
力0の位置)を基準線とすれば便利である。θは
上部旋回体1の現在位置の角度、θ0は上部旋回体
1を停止させたい位置の角度である。角度θは角
度センサ21から、又、角度θ0は停止位置設定装
置22から出力される。
上部旋回体1の第4図矢印R方向の旋回におい
て、演算処理装置23はまず、そのときの角度θ
を角度センサ21から、又、角度θ0を停止位置設
定装置22から入力する(第3図に示す手順S1)。
これらの値を基に、角速度θ〓、角加速度θ¨および現
在位置から停止位置までの残りの角度(θ−θ0
を計算する(手順S2)。角速度θ〓および角加速度θ¨
の演算方法は周知であるので説明は省略する。次
いで、演算された角加速度θ¨が0か否かをみる
(手順S3)。角加速度θ¨が0でないとき、即ち、上
部旋回体1が一定速度で旋回していないときは、
演算器25が演算された慣性モーメントIを入力
する(手順S4)。次いで、演算器23で得られた
差圧Pを入力し(手順S5)、既知の油圧モータ6
の容量DSと手順S5でとり入れた差圧Pとを乗算
して停止トルクTを得る(手順S6)。そして、こ
のときの慣性モーメントIと停止トルクTとの比
を求め、これをWとして記憶する(手順S7)。こ
の比は後述するように上部旋回体1の停止動作開
始後の制御において用いられる。次に、定められ
たブレーキフラグがOFFであるか否かがチエツ
クされ(手順S8)、ブレーキフラグがOFFの場
合、即ち、上部旋回体1の停止動作がまだ開始さ
れていないとき、流れ量θ2が計算される(手順
S9)。
流れ量θ2は手順S2で求めたその時点における角
速度、手順S4で入力したその時点における慣性モ
ーメントIおよび手順S6で求めた停止トルクTに
基づき、次式により算出することができる。
θ2=1/2・1/T・(θ〓)2 ………(3) 即ち、その時点において、上部旋回体1を停止
させようとした場合、上部旋回体1が停止するま
でにどれだけの角度流れるかが算出されることに
なる。
このようにして算出された流れ量θ2は手順S2
計算された停止位置までの残りの角度(θ−θ0
と比較され(手順S10)、角度(θ−θ0)が流れ角
θ2より大きいときは、そのときの角速度が0か否
か(上部旋回体1が停止状態にあるかないか)を
手順S11で判断した後、再び手順S1に戻る。一方、
手順S3で上部旋回体1が一定速度で旋回している
(θ¨=0)と判断された場合は、停止制御動作に必
要な手順S4〜S9の処理は行なわず、直ちに手順
S10の処理に移る。この場合の手順S10における流
れ量θ2は、上部旋回体1が一定速度となる直前に
おける手順S9で求められた値が用いられる。
手順S10において、残りの角度(θ−θ0)が流
れ量θ2以下になつたと判断されると、定められた
ブレーキフラグをONにして両傾転油圧ポンプ1
5の斜板15aを中立位置にし(手順S12)、手順
S7で演算した慣性モーメントIと停止トルクTと
の比WをブレーキフラグがONに変化した時点で
の値W0として記憶する(手順S13)。前述のよう
に、流れ量θ2は停止動作後、上部旋回体1が停止
するまでに流れる角度である。この流れ量θ2は、
上記の比Wが一定であることを前提としている。
したがつて、停止動作後は上記比Wを停止動作開
始時点における比W0に常に維持しておかねばな
らない。比W0はこのような意味において後述す
る処理に用いられる。
手順S14では、ブレーキフラグがONに変化し
たときの手順S5で入力した圧力差Pを目標ブレー
キ圧力PBとして記憶する。そして、回路のブレ
ーキ圧力がこの目標ブレーキ圧力PBとなるよう
に演算処理装置23から制御弁18に対して斜板
15aを傾転させる傾転指令が出力される。(手
順S15)。この指令出力後、処理は手順S11を経て
手順S1に戻り、再び手順S1〜S8が実行される。こ
の場合、さきの手順S12でブレーキフラグはすで
にONになつているので、処理は手順S8から手順
S16に移行する。
手順S16では、さきに記憶されている値W0をと
り出し、これを現時点で演算された値Wと比較す
る。即ち、停止動作開始後、慣性モーメントIは
変化するので、停止トルクTとの比がどの程度変
化したかを比較する。そして、手順S17では、値
Wを値W0に等しくするための停止トルクが演算
されるとともに、この停止トルクを生じさせるた
めの目標ブレーキ圧力PBが演算される。手順S15
では、この目標ブレーキ圧力PBが得られるよう
に斜板15aを傾転させる傾転指令が出力され
る。この斜板15aの傾転制御により停止トルク
Tの値が慣性モーメントIの変化に応じて変化す
ることになり、値I/Tは常に値W0に一致する
ように保持される。かくして、上部旋回体1が設
定された停止位置(角度θ0)に停止すると、手順
S11でその停止が判断され、処理は終了する。
このように、本実施例では、上部旋回体の慣性
モーメント、停止トルク、速度に基づいて流れ量
を計算し、設定された停止位置までの距離が流れ
量以下になつたとき両傾転油圧ポンプの斜板を中
立位置に切換え、以後、慣性モーメントと停止ト
ルクの比を一定とすべく当該斜板の傾転を制御す
るようにしたので、上部旋回体を所定位置に正確
に停止させることができる。しかも、慣性モーメ
ントは外力によるトルクとは無関係に、かつ、油
圧ポンプの吐出し流量の時間についての微分を1
回行なうのもで得られるので、その値は正確であ
り、これにより、上部旋回体1の停止位置の精度
を向上させることができる。
なお、上記実施例の説明では、旋回体として油
圧シヨベルの上部旋回体を例示して説明したが、
これに限ることはなく、他の旋回体であつてもよ
いのは当然である。さらに、停止制御装置も上記
実施例のものに限ることはなく、慣性モーメント
を用いた停止制御装置であれば適用可能である。
又、慣性モーメントは上記実施例のように、アナ
ログ回路により求める代りに、マイクロコンピユ
ータによる演算により求めることもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、油圧モータと
油圧ポンプで油圧閉回路を構成し、油圧モータの
入出力間の圧力差を求め、かつ、油圧ポンプの吐
出し流量の変化速度に関連する値を求め、これら
に基づいて旋回体の慣性モーメントを演算するよ
うにしたので、外力によるトルクとは無関係に、
かつ、油圧ポンプの吐出し流量の時間についての
微分を1回行なうだけで正確に慣性モーメントを
求めることができ、ひいては、慣性モーメントを
用いた旋回体の停止制御を精度良く行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る停止制御装置の
系統図、第2図は第1図に示す慣性モーメント算
出のための演算器のブロツク図、第3図は第1図
に示す装置の動作を説明するフローチヤート、第
4図は油圧シヨベルの上部旋回体の上面図、第5
図は油圧モータの駆動回路図である。 1…上部旋回体、2…フロント、15…可変容
量両傾転油圧ポンプ、15a…斜板、16…傾転
角度制御装置、18…制御弁、20a,20b…
圧力センサ、21…角度センサ、22…停止位置
設定装置、23,25…演算器、24…回転数セ
ンサ、26…演算処理装置、27…制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大きな慣性力を有する旋回体と、この旋回体
    を駆動する油圧モータと、この油圧モータに圧油
    を供給する油圧ポンプとを備えたものにおいて、
    前記油圧モータと前記油圧ポンプとの油圧閉回路
    を構成する主回路と、この主回路の圧力を検出す
    る圧力検出手段と、前記油圧ポンプの吐出し流量
    の変化速度に関連する値を検出する流量変化速度
    検出手段と、前記圧力検出手段および前記流量変
    化速度検出手段の検出値に基づいて前記旋回体の
    慣性モーメントを算出する演算手段と、この演算
    手段により得られた値および所定の停止位置目標
    値に基づいて前記油圧ポンプの吐出し容量を制御
    する吐出し容量制御手段とを設けたことを特徴と
    する旋回体の停止制御装置。
JP17188585A 1985-08-06 1985-08-06 旋回体の停止制御装置 Granted JPS6233946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17188585A JPS6233946A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 旋回体の停止制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17188585A JPS6233946A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 旋回体の停止制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6233946A JPS6233946A (ja) 1987-02-13
JPH0437889B2 true JPH0437889B2 (ja) 1992-06-22

Family

ID=15931599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17188585A Granted JPS6233946A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 旋回体の停止制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6233946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018031228A1 (en) * 2016-08-12 2018-02-15 Caterpillar Inc. Closed-loop control of swing

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3501902B2 (ja) * 1996-06-28 2004-03-02 コベルコ建機株式会社 建設機械の制御回路
JP5570332B2 (ja) * 2010-07-13 2014-08-13 住友重機械工業株式会社 旋回作業機械及び旋回作業機械の制御方法
JP7227176B2 (ja) * 2020-02-26 2023-02-21 日立建機株式会社 建設機械
US11585071B2 (en) * 2020-04-28 2023-02-21 Caterpillar Inc. Hystat swing motion actuation, monitoring, and control system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018031228A1 (en) * 2016-08-12 2018-02-15 Caterpillar Inc. Closed-loop control of swing
DE112017003562B4 (de) 2016-08-12 2021-07-22 Caterpillar Inc. Regelung für das schwenken

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6233946A (ja) 1987-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6842856B2 (ja) 液圧駆動システム
US10494789B2 (en) System and method for autonomous steering control of work vehicles
US20210054595A1 (en) Shovel
US20190100205A1 (en) Method of using predicted vehicle accelerations to improve roll and pitch measurement accuracy in a tracked machine
JP7003082B2 (ja) 作業機械
JP2020165259A (ja) ショベル
JP6907779B2 (ja) 建設機械
JP7204330B2 (ja) 積込機械の制御装置および制御方法
JPH0437889B2 (ja)
JPH0418165B2 (ja)
JP2501995B2 (ja) クレ―ンの旋回停止制御方法および装置
JPS6234889B2 (ja)
WO2014112164A1 (ja) 油圧モータの制御装置
JPH0437888B2 (ja)
JPH1137108A (ja) 油圧作業機械の油圧制御装置
JP7710420B2 (ja) 作業機械
JP2744119B2 (ja) 上部旋回体を有する作業車の旋回制御装置
WO2024132201A1 (en) A method of operating a work vehicle according to a maximum allowable swing speed
JP2021031874A (ja) 作業機械
JP2502001B2 (ja) クレ―ンの旋回停止制御装置
JP2566752B2 (ja) 油圧クレ−ンの旋回制御装置
JPH0320531B2 (ja)
JPH09235758A (ja) 旋回式作業機用制御装置
US20250207352A1 (en) Shovel
JPS58153830A (ja) 旋回台付作業車