JPH0437893B2 - - Google Patents
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- JPH0437893B2 JPH0437893B2 JP23528584A JP23528584A JPH0437893B2 JP H0437893 B2 JPH0437893 B2 JP H0437893B2 JP 23528584 A JP23528584 A JP 23528584A JP 23528584 A JP23528584 A JP 23528584A JP H0437893 B2 JPH0437893 B2 JP H0437893B2
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は鉄筋コンクリート造の建築物の構築工
法にかかり、詳しくは建築物が壁式構造である場
合における壁体と各階床版の施工方法及びその工
法に用いられる構築用装置に関するものである。 一般に壁式構造は各階の平面構成が下階から上
階にかけて比較的変化が少く、中高層規模の建築
物に採用される方式であつて、柱、梁の架構によ
る軸組構造部を耐力壁の組合わせにおきかえるも
のであることから、主体となる鉄筋コンクリート
の構築にあたつてはその型枠計画と施工方法に特
徴がある分野とされている。 従つて型枠を規格のものとし、工場生産とする
いわゆるプレハブ工法が多用される面も多いが、
一方において多量生産の条件が具備されない個別
の独立建築物にあつては、現場打ちのコンクリー
トによる構築方法は依然として一つの主流となつ
ている。 従来の技術 コンクリート工事では、現場打ち工法による場
合にはとくに型枠工事に伴う足場の計画が重要な
工程上の問題点となる。高層、中層の壁式構造の
建築物にあつては、内外面のコンクリート型枠と
内部足場外部足場は一体のものとして計画され、
通常は1階分ごとの施工の進行に伴つて、コンク
リートの打設工程に合わせて足場付の型枠を上昇
させ、または特殊な状況下では型枠を連続して上
昇させる滑揚型枠工法が採用されている。即ち、
壁体部分を既設部分に支持させて上方に進行させ
ることによつて工程の垂直方向への合理化を図つ
ているのである。しかしながら、かかる従来工法
では、床コンクリートの施工のために、上記とは
別個に床コンクリート及びその支保支柱の打設の
水平及び垂直方向の工程が介入する。したがつ
て、上述のように壁体工程の垂直方向への合理化
による利点を最大限に発揮させるには、床コンク
リート施工の面でさらに工夫が必要とされてい
る。 一方、工事現場で使用される揚重設備は、各種
形式のクレーンを用いるほか、架台を用いてその
上面に揚重設備を装備し、揚程では制限を受けな
がら安定した吊持ちが可能な面で活用され、クレ
ーンの大型化に対処されていた。 発明が解決しようとする問題点 また、従来の工法では床コンクリートを現場打
ちとする場合スラブ下面の支保支柱がコンクリー
ト硬化の制約を受けて作業工程に影響するばかり
でなく作業の妨害となる欠点があつた。また、ス
ラブをプレハブ、コンクリート板とする工法で
は、上記欠点は避けられるとしても、必ず大型の
揚重設備を要することとなり、工事現場の規模に
よつては設置場所に制約を受けたり、高揚程のも
のが要求されたりして工事原価に影響し、あるい
は稼動効率を低下させることとなつていた。 したがつて従来工法の難点は、前記したような
垂直方向の壁体の施工に対して、水平方向のスラ
ブの施工が常に工程計画を複雑にする点にあり、
主としてスラブの施工を合理化された壁体の施工
法に対応させる新しい工法が望まれていた。 問題点を解決するための手段 そこで本発明においては、壁式構造の壁体を構
成するコンクリートの構築は、足場付の外部型枠
と内部側の型枠とを大型のパネルに構成して1階
分ごとに順次に揚昇する工法によるとともに、壁
体の内側に壁体に接して支柱を立て、その頂部を
連結する梁によつて架台を構成し、この架台には
移動可能に揚重器を設け、スラブ用の型枠を懸垂
装備することによつて壁体の構築と上方における
スラブPC版の製作を前後して平行に行えるよう
にし、この架台もコンクリートの構築進行にとも
なつて上昇させる一連の工法とすることを要旨と
するものであつて、これによつて内部型枠の上昇
を可能にするとともに大型クレーンの設置を不要
とし、壁体と床スラブとの平行構築によつて工期
の短縮と労務の省力化を企図することができる効
果を達成しようとするものであり、そのためにさ
らに、その工法に用いられる構築用の装置を提供
しようとするものである。 実施例 以下図面に示す本発明の一実施例について本発
明を詳細に説明する。 第1図は本発明の壁式構造建築物の構築工法を
実施する態様を示すもので、1は構築される壁式
構造の建築物1Aの室空間であり、2,3は構築
済みの壁体とスラブとを示している。2A,3A
はスラブ3上の当該階において構築される壁体と
直上階用のスラブであつて、通常は1階分の工程
で施工される。 4は壁体構築のためのコンクリート用外部型枠
であつて、外方に上下2段の外部作業足場41を
設けてあり、大型の型枠パネルに形成され、壁体
外面に沿つて連設される。 5は同じくコンクリート用の内部型枠であつ
て、同様に大型の型枠パネルに形成され、脚部5
1によつてスラブ3上に据付けられる。 6は内外の大型型枠の相互をコンクリートの打
設に備えて緊結する多数のセパレータであり、7
は既設コンクリート部分2に外部型枠4を自立可
能に支持固定する固定ボルトである。 8は壁体2のコンクリート中に埋設された補強
鉄筋であつて通常は複筋に構成されて先組された
組立体として使用される。 次に9は本発明の主要構築装置となる架台であ
つて、支柱10,10頂部間に梁装置11を架け
わたして台形の鉄骨架構に構成される。ここで各
柱10は例えばH形鋼−300×300×10を用い、第
2図に示すように、壁体2で囲まれる室空間1の
内部に、一方のフランジを壁体2の内側に接して
各辺の中央部に菱形を形成して配置され、その高
さは建築物の3階分以上に選び、当該階の下階か
ら立設させ、壁体2に植設したボルト12,12
によつて壁体2に固定され、それぞれに自立して
いる。 次に13は前記室空間の4隅部に配置されるガ
イド柱であつて、柱10と同じ材料を使用し、同
様に下階から立設されているが、スラブ3Aの面
積を広くするのに障害にならないように、高さは
当該階における内外型枠5,4と同一レベルとし
てある。 前記梁装置11は第3図に示すように、柱1
0,10に対応して菱形に組まれた4本の梁14
と、梁14に固着支持されて室空間1の対角線方
向に配置された2本の梁15とからなり、梁1
4,14の会合点において柱10に対して着脱自
在に架設されることによつて架台9を構成する。
ここで梁14は例えばH型鋼250×250×9とし、
梁15はI型鋼−300×150×10に選ばれる。梁1
5は下弦フランジにトロリーホイストTを走行自
在に装着して走行梁となつており、その駆動操作
は、前記外部作業足場41から行えるように配線
16する。かくして、支柱10と梁装置11とが
結合されたときには架台9は揚重設備を兼ねる構
築装置を構成する。 第1図においては、スラブ3Aは架台9からト
ロリーホイストTによつて吊持されており、小梁
付きに設計されたスラブ3Aは下面型枠17,1
7Aによつて構築される。そして、このスラブ3
Aを構築する高さにおいて、各支柱10の中段部
の内側には鉄骨のスラブ受梁18が枢着されてお
り、内方に張り出してスラブ型枠17を下面から
支持する片持梁の位置と、下方に垂下して柱10
に沿つて折りたたまれる位置との2つの姿勢をと
るように固定または枢動自在に構成されて、架台
9の構成の一部となつている。ここで構築された
スラブ3Aは第3図に示されるように、スラブの
上方に貫通して存在する柱10,10、ガイド柱
13に臨む部分に所定の切欠き19を有してお
り、各柱とスラブとの相対移動を許すようになつ
ている。なお第1図中の20,20は既施のスラ
ブ3の支保用の支柱であつて、上記切欠き19を
後刻補充してスラブを完成させるときにも使用さ
れる。 以上によつて代表的な実施例について説明した
が、室空間1の上方で製作されるスラブ3Aには
設計変更が可能であり、柱10,13に臨む部分
に構造上の問題があるときには切欠き19を設け
ず、内部型枠5の大型型枠を小形部分に分解組立
可能に構成して、スラブ3Aの水平移動を行うこ
となく、小形の型枠部材として移動上昇させるこ
とも可能である。 作 用 本発明の壁式構造建築物の構築工法は、前記実
施例の構築装置を使用して建築物1Aを構築する
ときの作用として第1図および第4図以下の工程
図によつて説明される。ただし、各図面では複数
の時点における実施の態様が一部重複して表現さ
れている点がある。 まず第1図の状態では当該階のスラブ3のレベ
ルにおいて、外壁2の構築のための外部型枠4と
内部型枠5がセツトされ、両者間にコンクリート
が打設されて壁体2Aが構築されている。一方、
スラブ3の上方においては架台9の支持のもと
で、当階の施工の一環としての上階のスラブ3A
が壁体2Aと平行した作業で構築されている。本
発明の基本の構成がこの平行作業であるから、こ
の段階からの工程を第1,4〜10図にもとづい
て上階への一連の工程のサイクルとして説明す
る。 (1) まず打設された壁体2Aに硬化期間をおいた
のち、内部型枠5を脱型する。型枠5の脚部5
1は折りたたみ式または着脱式とされていてス
ラブ3上での控えをはずし内部型枠5の厚さを
減じ、ついで緊結金物6をはずす。 (2) 第4図ではスラブ3Aが上方からトロリーホ
イストTで吊り下げられており、外部足場4上
からの操作によつてその吊持のまま図上の右方
に移動させられる。このとき、スラブ3Aの左
端の端縁が柱10の内方に移動して、内部型枠
5の上方にその厚さに余猶を加えた寸法の空所
を生じ、かつ、スラブ3Aの右端の対辺と図上
の前後方向の側辺に設けた切欠き19がそれぞ
れ柱10と衝接しない範囲の移動が行われる。 (3) そこで建設現場内に別個に設けられた工事用
の揚重設備例えばタワークレーンCによつて内
部型枠5を大型パネルのまま吊りあげる。この
吊りあげは支柱10とガイド柱13の側面の溝
形もしくは溝形とフランジとを利用してガイド
させながら行い、型枠5の下端がスラブ3Aの
高さを越えたところで支柱10側から片持ち仮
支持させ、他端側には補助支線を設けて支持す
ることとする。 (4) 次に第5図から明らかなように、上記(2)の工
程を逆方向即ち図上の左方向に実施して、右側
の内部型枠5の上方にスラブ3Aをかわす空間
を形成させ、上記(3)と同様に右側の内部型枠5
を上昇させる。 (5) 第4図ではスラブ3Aの上面に、次の上階の
スラブを構築するための資機材17Bが積載さ
れていて、これらの準備作業も上記工程と平行
して行われる。 (6) 第6図はスラブ3Aの設置の工程を示す。架
台9の所定上方位置で製作されたプレキヤスト
コンクリートのスラブ3Aはトロリーホイスト
Tによつて吊りさげられ、簡易に移動されたの
ち、製作当初の中央の正規の位置に戻され、そ
こでホイストTの昇降操作によつて下降させら
れる。スラブ3Aは所定の寸法に製作されて周
囲の壁体2Aの上端に着座させられ、ついで下
面型枠17,17Aを順次脱型させられ、また
一方において下方のスラブ3から支持用支柱2
0を施して支持させることにより、トロリーホ
イストTによる吊持を解除することが可能にな
るとともに、以後の作業における積載荷重をも
支持可能となる。 (7) 第7図では新しい上階での作業を説明する。
この段階ではスラブ3Aの階での内部型枠5の
設置が行われる。外部クレーンCによつて再び
内部型枠5を吊持し、その保持のもとで支柱1
0による仮支持を解き、内部型枠5をスラブ3
A上に下降させ、脚部51を用いて所定位置に
設置する。 (8) 一方、スラブ3A上では資機材17Bを使用
して新しい上階のスラブ3Bのための型枠を構
築する。17Cは作業員の頭上に高さを確保す
る枠組足場等を用いた台であり、17Dはスラ
ブ3AからHの高さに設置されるスラブ3Bの
ための下面型枠であつて、大引、根太など公知
の構成を持つている。ここでHとして定められ
る高さは、トロリーホイストTの作動揚程とと
もに支柱10の高さを決定する基準とされるも
のである。 (9) これらの工程に前後して、さらに梁装置11
の移動が行われる。即ち梁装置11は各支柱1
0との結合を解かれたのち、クレーンCによつ
て吊り下げられ、一連の治具として隣位の室空
間の上方に位動させられ転用がはかられるとと
もに作業空間の上方を全く自由とする。 (10) 壁体2Aとスラブ3Aの結合は、壁体2A中
の鉄筋8の延長部とスラブ3Aの端縁に設けら
れるコツターまたはスラブ鉄筋の延長などとの
結合によつてこの段階で準備される。 第8図に示される主工程は、各支柱10,1
0とガイド柱13の上昇ならびにスラブと壁体
への鉄筋配筋である。 (11) 各支柱10の上昇は、先行階における固定ボ
ルト12の解除からはじまり、梁装置11を解
離した頂部においてクレーンCによつて吊り上
げ、1階分上昇させてからあらためて壁体2A
の固定ボルト12でスラブ3上で壁体2Aに固
定する。この間に支柱10は内部型枠5によつ
て相対的にガイドされるから、上昇は安定して
円滑に行われる。ガイド柱13の上昇も支柱1
0の場合と同様である。 (12) スラブ構築のこの段階での作業は配筋であつ
て、地上で先組みされたスラブ鉄筋21を型枠
17D上に配置する。 (13) 壁体2の構築にはまず内部型枠5の外面にお
いて鉄筋を配筋する。それには地上で先組みさ
れた鉄筋8AをクレーンCで吊り上げ、下方の
鉄筋8の上部と接続する。 (14) 内外部の型枠を順次に1階分ごとに上昇させ
るいわゆる「ジヤンプアツプ」型枠工法では次
段の外部型枠4の上昇も上記(13)の工程と一連に
周知であつて、外部型枠4は下方の固定ボルト
7をはずし、外部型枠4を大型の型枠に組み足
場をつけたままクレーンCで吊り上げて上昇さ
せ、壁体2Aの固定ボルト7に盛り替えること
によつて行なわれる(第9図)。 (15) 第9図にはさらにスラブ3Bの構築工程が示
されている。即ち、クレーンCによつて再び梁
装置11を吊り、他工区から当工区に復帰させ
て支柱10,10に組付け架台9を形成させ
る。そして走行梁15上でトロリーホイストT
を移動させて型枠17Dを吊り、1階高分上昇
させる。ついで型枠17Dを支柱10、梁14
等からワイヤーロープWによつて吊支させると
ともに、各支柱10のスラブ受梁18,18を
枢着点で上方に回転させ、型枠17Dを下方か
ら支持する姿勢で固定する。これによつてスラ
ブ3Bのプレハブ工の準備を完了するので、型
枠17D上にコンクリートを打設すればプレキ
ヤスト・コンクリートのスラブ3Bの製作が終
了する。スラブ3Bの養生にはスラブ3Aから
支柱20を立て、さらに上面に被覆体Sをかぶ
せ内部に蒸気を通し、蒸気養生を加えてスラブ
コンクリートとしての強度を早期に発現させる
のが望ましい。 (16) 第10図は最終工程を示す図面であつて、上
方のスラブ3Bは養生中であり、壁体2Aの上
方において、外部型枠4と内部型枠5を緊結し
て壁体2Bのコンクリートが打設される。この
打設作業は実質的にはスラブ3Bのコンクリー
トの蒸気養生と壁体コンクリートの硬化とのタ
イミングをはかつて前後して行われる。そして
このコンクリート打設によつて壁体2Aとスラ
ブ3Aとの結合も同時に完了する。 (17) ついでスラブ受梁18を下方に枢動させ、ワ
イヤWを解除し、支柱20を徹去すれば、スラ
ブ3Aのレルを基準とする第1図と同じ状態と
なり、同様の工程を上方に繰返す構築工法が一
連のサイクルとして実施できる。こうして、本
発明の構築工法では、壁体部分の現場打ちコン
クリート工事と、室空間上方におけるスラブ部
分のプレキヤストコンクリート工事とを、一連
の「平行作業」として達成させるものである。 なお実施例の項で説明したスラブの構成におけ
る切欠き19の変化については、前記の工程中(2)
〜(4)のスラブの水平移動は行われず、内部型枠5
の脱型後の上階への盛り替えは、上方に上昇空間
が得られないことから、内部型枠5を小形部分に
分解し、小運搬によつて実施することができる。 発明の効果 本発明の構築工法では、壁体用型枠の設置と同
時にその上方階にてプレキヤストコンクリート床
スラブ構築用のスラブ型枠を組むことができるの
で、壁コンクリートの打設と同時にその直上階の
プレキヤストコンクリート床スラブ製作を平行し
て実施することができ、このため工期の短縮が顕
著であり、しかも、プレキヤストコンクリート床
スラブ製作を建築物内の限られたスースの中で達
成でき、プレキヤストコンクリート床スラブの設
置も脱型してそのまま降下させるだけで行え、し
かもこれら床及び壁の構築工程を同様に繰り返す
のみで建築物を構築できるので、それに伴う労務
の省力化が期待できる。 また、本発明の構築装置では、揚重器が設けら
れているので外部の大型クレーン設備を小型化し
て軽減でき、その設置、規模の制約を緩めるとと
もに場内での作業効率を改善することができる。
また、この構築装置には各支柱の中段部に水平位
置に姿勢を固定できるスラブ構築用受梁を垂下状
態に枢動自在に設けているので、プレキヤストコ
ンクリート床スラブ構築後もスラブ構築用受梁を
水平姿勢から垂下状態に枢動させるだけでその支
持を簡単に解除させることができる。
法にかかり、詳しくは建築物が壁式構造である場
合における壁体と各階床版の施工方法及びその工
法に用いられる構築用装置に関するものである。 一般に壁式構造は各階の平面構成が下階から上
階にかけて比較的変化が少く、中高層規模の建築
物に採用される方式であつて、柱、梁の架構によ
る軸組構造部を耐力壁の組合わせにおきかえるも
のであることから、主体となる鉄筋コンクリート
の構築にあたつてはその型枠計画と施工方法に特
徴がある分野とされている。 従つて型枠を規格のものとし、工場生産とする
いわゆるプレハブ工法が多用される面も多いが、
一方において多量生産の条件が具備されない個別
の独立建築物にあつては、現場打ちのコンクリー
トによる構築方法は依然として一つの主流となつ
ている。 従来の技術 コンクリート工事では、現場打ち工法による場
合にはとくに型枠工事に伴う足場の計画が重要な
工程上の問題点となる。高層、中層の壁式構造の
建築物にあつては、内外面のコンクリート型枠と
内部足場外部足場は一体のものとして計画され、
通常は1階分ごとの施工の進行に伴つて、コンク
リートの打設工程に合わせて足場付の型枠を上昇
させ、または特殊な状況下では型枠を連続して上
昇させる滑揚型枠工法が採用されている。即ち、
壁体部分を既設部分に支持させて上方に進行させ
ることによつて工程の垂直方向への合理化を図つ
ているのである。しかしながら、かかる従来工法
では、床コンクリートの施工のために、上記とは
別個に床コンクリート及びその支保支柱の打設の
水平及び垂直方向の工程が介入する。したがつ
て、上述のように壁体工程の垂直方向への合理化
による利点を最大限に発揮させるには、床コンク
リート施工の面でさらに工夫が必要とされてい
る。 一方、工事現場で使用される揚重設備は、各種
形式のクレーンを用いるほか、架台を用いてその
上面に揚重設備を装備し、揚程では制限を受けな
がら安定した吊持ちが可能な面で活用され、クレ
ーンの大型化に対処されていた。 発明が解決しようとする問題点 また、従来の工法では床コンクリートを現場打
ちとする場合スラブ下面の支保支柱がコンクリー
ト硬化の制約を受けて作業工程に影響するばかり
でなく作業の妨害となる欠点があつた。また、ス
ラブをプレハブ、コンクリート板とする工法で
は、上記欠点は避けられるとしても、必ず大型の
揚重設備を要することとなり、工事現場の規模に
よつては設置場所に制約を受けたり、高揚程のも
のが要求されたりして工事原価に影響し、あるい
は稼動効率を低下させることとなつていた。 したがつて従来工法の難点は、前記したような
垂直方向の壁体の施工に対して、水平方向のスラ
ブの施工が常に工程計画を複雑にする点にあり、
主としてスラブの施工を合理化された壁体の施工
法に対応させる新しい工法が望まれていた。 問題点を解決するための手段 そこで本発明においては、壁式構造の壁体を構
成するコンクリートの構築は、足場付の外部型枠
と内部側の型枠とを大型のパネルに構成して1階
分ごとに順次に揚昇する工法によるとともに、壁
体の内側に壁体に接して支柱を立て、その頂部を
連結する梁によつて架台を構成し、この架台には
移動可能に揚重器を設け、スラブ用の型枠を懸垂
装備することによつて壁体の構築と上方における
スラブPC版の製作を前後して平行に行えるよう
にし、この架台もコンクリートの構築進行にとも
なつて上昇させる一連の工法とすることを要旨と
するものであつて、これによつて内部型枠の上昇
を可能にするとともに大型クレーンの設置を不要
とし、壁体と床スラブとの平行構築によつて工期
の短縮と労務の省力化を企図することができる効
果を達成しようとするものであり、そのためにさ
らに、その工法に用いられる構築用の装置を提供
しようとするものである。 実施例 以下図面に示す本発明の一実施例について本発
明を詳細に説明する。 第1図は本発明の壁式構造建築物の構築工法を
実施する態様を示すもので、1は構築される壁式
構造の建築物1Aの室空間であり、2,3は構築
済みの壁体とスラブとを示している。2A,3A
はスラブ3上の当該階において構築される壁体と
直上階用のスラブであつて、通常は1階分の工程
で施工される。 4は壁体構築のためのコンクリート用外部型枠
であつて、外方に上下2段の外部作業足場41を
設けてあり、大型の型枠パネルに形成され、壁体
外面に沿つて連設される。 5は同じくコンクリート用の内部型枠であつ
て、同様に大型の型枠パネルに形成され、脚部5
1によつてスラブ3上に据付けられる。 6は内外の大型型枠の相互をコンクリートの打
設に備えて緊結する多数のセパレータであり、7
は既設コンクリート部分2に外部型枠4を自立可
能に支持固定する固定ボルトである。 8は壁体2のコンクリート中に埋設された補強
鉄筋であつて通常は複筋に構成されて先組された
組立体として使用される。 次に9は本発明の主要構築装置となる架台であ
つて、支柱10,10頂部間に梁装置11を架け
わたして台形の鉄骨架構に構成される。ここで各
柱10は例えばH形鋼−300×300×10を用い、第
2図に示すように、壁体2で囲まれる室空間1の
内部に、一方のフランジを壁体2の内側に接して
各辺の中央部に菱形を形成して配置され、その高
さは建築物の3階分以上に選び、当該階の下階か
ら立設させ、壁体2に植設したボルト12,12
によつて壁体2に固定され、それぞれに自立して
いる。 次に13は前記室空間の4隅部に配置されるガ
イド柱であつて、柱10と同じ材料を使用し、同
様に下階から立設されているが、スラブ3Aの面
積を広くするのに障害にならないように、高さは
当該階における内外型枠5,4と同一レベルとし
てある。 前記梁装置11は第3図に示すように、柱1
0,10に対応して菱形に組まれた4本の梁14
と、梁14に固着支持されて室空間1の対角線方
向に配置された2本の梁15とからなり、梁1
4,14の会合点において柱10に対して着脱自
在に架設されることによつて架台9を構成する。
ここで梁14は例えばH型鋼250×250×9とし、
梁15はI型鋼−300×150×10に選ばれる。梁1
5は下弦フランジにトロリーホイストTを走行自
在に装着して走行梁となつており、その駆動操作
は、前記外部作業足場41から行えるように配線
16する。かくして、支柱10と梁装置11とが
結合されたときには架台9は揚重設備を兼ねる構
築装置を構成する。 第1図においては、スラブ3Aは架台9からト
ロリーホイストTによつて吊持されており、小梁
付きに設計されたスラブ3Aは下面型枠17,1
7Aによつて構築される。そして、このスラブ3
Aを構築する高さにおいて、各支柱10の中段部
の内側には鉄骨のスラブ受梁18が枢着されてお
り、内方に張り出してスラブ型枠17を下面から
支持する片持梁の位置と、下方に垂下して柱10
に沿つて折りたたまれる位置との2つの姿勢をと
るように固定または枢動自在に構成されて、架台
9の構成の一部となつている。ここで構築された
スラブ3Aは第3図に示されるように、スラブの
上方に貫通して存在する柱10,10、ガイド柱
13に臨む部分に所定の切欠き19を有してお
り、各柱とスラブとの相対移動を許すようになつ
ている。なお第1図中の20,20は既施のスラ
ブ3の支保用の支柱であつて、上記切欠き19を
後刻補充してスラブを完成させるときにも使用さ
れる。 以上によつて代表的な実施例について説明した
が、室空間1の上方で製作されるスラブ3Aには
設計変更が可能であり、柱10,13に臨む部分
に構造上の問題があるときには切欠き19を設け
ず、内部型枠5の大型型枠を小形部分に分解組立
可能に構成して、スラブ3Aの水平移動を行うこ
となく、小形の型枠部材として移動上昇させるこ
とも可能である。 作 用 本発明の壁式構造建築物の構築工法は、前記実
施例の構築装置を使用して建築物1Aを構築する
ときの作用として第1図および第4図以下の工程
図によつて説明される。ただし、各図面では複数
の時点における実施の態様が一部重複して表現さ
れている点がある。 まず第1図の状態では当該階のスラブ3のレベ
ルにおいて、外壁2の構築のための外部型枠4と
内部型枠5がセツトされ、両者間にコンクリート
が打設されて壁体2Aが構築されている。一方、
スラブ3の上方においては架台9の支持のもと
で、当階の施工の一環としての上階のスラブ3A
が壁体2Aと平行した作業で構築されている。本
発明の基本の構成がこの平行作業であるから、こ
の段階からの工程を第1,4〜10図にもとづい
て上階への一連の工程のサイクルとして説明す
る。 (1) まず打設された壁体2Aに硬化期間をおいた
のち、内部型枠5を脱型する。型枠5の脚部5
1は折りたたみ式または着脱式とされていてス
ラブ3上での控えをはずし内部型枠5の厚さを
減じ、ついで緊結金物6をはずす。 (2) 第4図ではスラブ3Aが上方からトロリーホ
イストTで吊り下げられており、外部足場4上
からの操作によつてその吊持のまま図上の右方
に移動させられる。このとき、スラブ3Aの左
端の端縁が柱10の内方に移動して、内部型枠
5の上方にその厚さに余猶を加えた寸法の空所
を生じ、かつ、スラブ3Aの右端の対辺と図上
の前後方向の側辺に設けた切欠き19がそれぞ
れ柱10と衝接しない範囲の移動が行われる。 (3) そこで建設現場内に別個に設けられた工事用
の揚重設備例えばタワークレーンCによつて内
部型枠5を大型パネルのまま吊りあげる。この
吊りあげは支柱10とガイド柱13の側面の溝
形もしくは溝形とフランジとを利用してガイド
させながら行い、型枠5の下端がスラブ3Aの
高さを越えたところで支柱10側から片持ち仮
支持させ、他端側には補助支線を設けて支持す
ることとする。 (4) 次に第5図から明らかなように、上記(2)の工
程を逆方向即ち図上の左方向に実施して、右側
の内部型枠5の上方にスラブ3Aをかわす空間
を形成させ、上記(3)と同様に右側の内部型枠5
を上昇させる。 (5) 第4図ではスラブ3Aの上面に、次の上階の
スラブを構築するための資機材17Bが積載さ
れていて、これらの準備作業も上記工程と平行
して行われる。 (6) 第6図はスラブ3Aの設置の工程を示す。架
台9の所定上方位置で製作されたプレキヤスト
コンクリートのスラブ3Aはトロリーホイスト
Tによつて吊りさげられ、簡易に移動されたの
ち、製作当初の中央の正規の位置に戻され、そ
こでホイストTの昇降操作によつて下降させら
れる。スラブ3Aは所定の寸法に製作されて周
囲の壁体2Aの上端に着座させられ、ついで下
面型枠17,17Aを順次脱型させられ、また
一方において下方のスラブ3から支持用支柱2
0を施して支持させることにより、トロリーホ
イストTによる吊持を解除することが可能にな
るとともに、以後の作業における積載荷重をも
支持可能となる。 (7) 第7図では新しい上階での作業を説明する。
この段階ではスラブ3Aの階での内部型枠5の
設置が行われる。外部クレーンCによつて再び
内部型枠5を吊持し、その保持のもとで支柱1
0による仮支持を解き、内部型枠5をスラブ3
A上に下降させ、脚部51を用いて所定位置に
設置する。 (8) 一方、スラブ3A上では資機材17Bを使用
して新しい上階のスラブ3Bのための型枠を構
築する。17Cは作業員の頭上に高さを確保す
る枠組足場等を用いた台であり、17Dはスラ
ブ3AからHの高さに設置されるスラブ3Bの
ための下面型枠であつて、大引、根太など公知
の構成を持つている。ここでHとして定められ
る高さは、トロリーホイストTの作動揚程とと
もに支柱10の高さを決定する基準とされるも
のである。 (9) これらの工程に前後して、さらに梁装置11
の移動が行われる。即ち梁装置11は各支柱1
0との結合を解かれたのち、クレーンCによつ
て吊り下げられ、一連の治具として隣位の室空
間の上方に位動させられ転用がはかられるとと
もに作業空間の上方を全く自由とする。 (10) 壁体2Aとスラブ3Aの結合は、壁体2A中
の鉄筋8の延長部とスラブ3Aの端縁に設けら
れるコツターまたはスラブ鉄筋の延長などとの
結合によつてこの段階で準備される。 第8図に示される主工程は、各支柱10,1
0とガイド柱13の上昇ならびにスラブと壁体
への鉄筋配筋である。 (11) 各支柱10の上昇は、先行階における固定ボ
ルト12の解除からはじまり、梁装置11を解
離した頂部においてクレーンCによつて吊り上
げ、1階分上昇させてからあらためて壁体2A
の固定ボルト12でスラブ3上で壁体2Aに固
定する。この間に支柱10は内部型枠5によつ
て相対的にガイドされるから、上昇は安定して
円滑に行われる。ガイド柱13の上昇も支柱1
0の場合と同様である。 (12) スラブ構築のこの段階での作業は配筋であつ
て、地上で先組みされたスラブ鉄筋21を型枠
17D上に配置する。 (13) 壁体2の構築にはまず内部型枠5の外面にお
いて鉄筋を配筋する。それには地上で先組みさ
れた鉄筋8AをクレーンCで吊り上げ、下方の
鉄筋8の上部と接続する。 (14) 内外部の型枠を順次に1階分ごとに上昇させ
るいわゆる「ジヤンプアツプ」型枠工法では次
段の外部型枠4の上昇も上記(13)の工程と一連に
周知であつて、外部型枠4は下方の固定ボルト
7をはずし、外部型枠4を大型の型枠に組み足
場をつけたままクレーンCで吊り上げて上昇さ
せ、壁体2Aの固定ボルト7に盛り替えること
によつて行なわれる(第9図)。 (15) 第9図にはさらにスラブ3Bの構築工程が示
されている。即ち、クレーンCによつて再び梁
装置11を吊り、他工区から当工区に復帰させ
て支柱10,10に組付け架台9を形成させ
る。そして走行梁15上でトロリーホイストT
を移動させて型枠17Dを吊り、1階高分上昇
させる。ついで型枠17Dを支柱10、梁14
等からワイヤーロープWによつて吊支させると
ともに、各支柱10のスラブ受梁18,18を
枢着点で上方に回転させ、型枠17Dを下方か
ら支持する姿勢で固定する。これによつてスラ
ブ3Bのプレハブ工の準備を完了するので、型
枠17D上にコンクリートを打設すればプレキ
ヤスト・コンクリートのスラブ3Bの製作が終
了する。スラブ3Bの養生にはスラブ3Aから
支柱20を立て、さらに上面に被覆体Sをかぶ
せ内部に蒸気を通し、蒸気養生を加えてスラブ
コンクリートとしての強度を早期に発現させる
のが望ましい。 (16) 第10図は最終工程を示す図面であつて、上
方のスラブ3Bは養生中であり、壁体2Aの上
方において、外部型枠4と内部型枠5を緊結し
て壁体2Bのコンクリートが打設される。この
打設作業は実質的にはスラブ3Bのコンクリー
トの蒸気養生と壁体コンクリートの硬化とのタ
イミングをはかつて前後して行われる。そして
このコンクリート打設によつて壁体2Aとスラ
ブ3Aとの結合も同時に完了する。 (17) ついでスラブ受梁18を下方に枢動させ、ワ
イヤWを解除し、支柱20を徹去すれば、スラ
ブ3Aのレルを基準とする第1図と同じ状態と
なり、同様の工程を上方に繰返す構築工法が一
連のサイクルとして実施できる。こうして、本
発明の構築工法では、壁体部分の現場打ちコン
クリート工事と、室空間上方におけるスラブ部
分のプレキヤストコンクリート工事とを、一連
の「平行作業」として達成させるものである。 なお実施例の項で説明したスラブの構成におけ
る切欠き19の変化については、前記の工程中(2)
〜(4)のスラブの水平移動は行われず、内部型枠5
の脱型後の上階への盛り替えは、上方に上昇空間
が得られないことから、内部型枠5を小形部分に
分解し、小運搬によつて実施することができる。 発明の効果 本発明の構築工法では、壁体用型枠の設置と同
時にその上方階にてプレキヤストコンクリート床
スラブ構築用のスラブ型枠を組むことができるの
で、壁コンクリートの打設と同時にその直上階の
プレキヤストコンクリート床スラブ製作を平行し
て実施することができ、このため工期の短縮が顕
著であり、しかも、プレキヤストコンクリート床
スラブ製作を建築物内の限られたスースの中で達
成でき、プレキヤストコンクリート床スラブの設
置も脱型してそのまま降下させるだけで行え、し
かもこれら床及び壁の構築工程を同様に繰り返す
のみで建築物を構築できるので、それに伴う労務
の省力化が期待できる。 また、本発明の構築装置では、揚重器が設けら
れているので外部の大型クレーン設備を小型化し
て軽減でき、その設置、規模の制約を緩めるとと
もに場内での作業効率を改善することができる。
また、この構築装置には各支柱の中段部に水平位
置に姿勢を固定できるスラブ構築用受梁を垂下状
態に枢動自在に設けているので、プレキヤストコ
ンクリート床スラブ構築後もスラブ構築用受梁を
水平姿勢から垂下状態に枢動させるだけでその支
持を簡単に解除させることができる。
図面は本発明の構築工法とその構築装置の実施
例の図面であつて、第1図は構築工法の一基準時
を建築物の断面で示す工程図、第2図は第1図の
−線に沿う断面平面図、第3図は第1図の
−線に沿う平面図、第4図ないし第10図は第
1図の状態以後の各工程を建築物の断面で示す工
程図である。 1……室空間、2……壁体、3……スラブ、4
……外部型枠、5……内部型枠、8,21……鉄
筋、9……架台、10……支柱、11……梁装
置、12……固定ボルト、13……ガイド柱、1
4……梁、15……走行梁、17……スラブ型
枠、18……スラブ受梁、19……切欠き、T…
…トロリーホイスト。
例の図面であつて、第1図は構築工法の一基準時
を建築物の断面で示す工程図、第2図は第1図の
−線に沿う断面平面図、第3図は第1図の
−線に沿う平面図、第4図ないし第10図は第
1図の状態以後の各工程を建築物の断面で示す工
程図である。 1……室空間、2……壁体、3……スラブ、4
……外部型枠、5……内部型枠、8,21……鉄
筋、9……架台、10……支柱、11……梁装
置、12……固定ボルト、13……ガイド柱、1
4……梁、15……走行梁、17……スラブ型
枠、18……スラブ受梁、19……切欠き、T…
…トロリーホイスト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 既施工の壁体の内部側に固定されて自立
する複数の支柱の頂部に梁装置を架け渡して架
台を構成するとともにこの架台に揚重器を装備
させてなる構築装置を設け、構築しようとする
階の壁体用内部型枠及び外部型枠を設置して当
該階の壁コンクリートを打設する工程に平行し
て、上記揚重器によつてスラブ型枠を当該階の
上方に懸垂装備したその上で当該階の直上階の
プレキヤストコンクリート床スラブ型を製作す
る工程を行い、 (b) しかるのちに壁体用内部型枠を脱型して上記
揚重器によつて壁体上に上記床スラブ型枠を下
降させるとともにスラブ型枠を脱型し、さらに
外部型枠を脱型するとともに上記支柱の固定を
外して外部の揚重設備によつて上記外部型枠と
上記支柱を一階分上昇させて工程(a)(b)を繰り返
す、 ことを特徴とする壁式構造建築物の構築工法。 2 プレキヤスト・コンクリートのスラブには架
台の支柱に臨んで切欠きを設け、内部型枠の脱型
は構築装置から吊持したプレキヤスト・コンクリ
ートのスラブをその切欠きによつて支柱をかわし
つつ水平移動させたのち該スラブと壁体との間の
空間を利用して脱型した壁体の内部型枠を上階に
盛替えて行なうようにした特許請求の範囲第1項
に記載の構築工法。 3 壁式構造建築物を構築するために用いられる
構築装置であつて、該構築装置は既施工の壁体の
内部側に固定されて自立する複数の支柱と、この
支柱の頂部に架けわたされる梁装置とを結合して
架台に形成され、該梁装置は上記支柱と結合され
る複数の梁材に、移動自在に揚重器を装備した走
行梁を組付けて構成され、上記各支柱の中段部に
は水平位置に姿勢を固定できるスラブ構築用受梁
を垂下状態に枢動自在に設けたことを特徴とする
壁式構造建築物の構築装置。 4 支柱と梁装置とは梁装置の梁材を介して着脱
自在に結合されている特許請求の範囲第3項に記
載の構築装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23528584A JPS61113965A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 壁式構造建築物の構築工法とそれに使用する構築装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23528584A JPS61113965A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 壁式構造建築物の構築工法とそれに使用する構築装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61113965A JPS61113965A (ja) | 1986-05-31 |
| JPH0437893B2 true JPH0437893B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=16983838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23528584A Granted JPS61113965A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 壁式構造建築物の構築工法とそれに使用する構築装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61113965A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010069329A (ko) * | 2001-03-08 | 2001-07-25 | 김영림 | 건축물 축조용 외부 거푸집 설치구조 및 방법 |
| KR100968068B1 (ko) | 2007-07-30 | 2010-07-08 | (주)바로건설기술 | 다중 수평구조부재 형성방법 |
| JP5532184B2 (ja) * | 2011-12-05 | 2014-06-25 | 新日鐵住金株式会社 | フレーム構造体及び箱状構造体 |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23528584A patent/JPS61113965A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61113965A (ja) | 1986-05-31 |
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