JPH0438150Y2 - - Google Patents
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- JPH0438150Y2 JPH0438150Y2 JP12547387U JP12547387U JPH0438150Y2 JP H0438150 Y2 JPH0438150 Y2 JP H0438150Y2 JP 12547387 U JP12547387 U JP 12547387U JP 12547387 U JP12547387 U JP 12547387U JP H0438150 Y2 JPH0438150 Y2 JP H0438150Y2
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- Japan
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- flange
- seal
- flanges
- nut body
- bolt
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Links
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、主として液化天然ガス(LNガス)、
液体窒素等の低温流体を輸送する配管において、
管フランジ部、弁ボンネツトフランジ部等のフラ
ンジ継手部分からの漏洩流体の拡散を防止するよ
うにした漏洩流体拡散防止構造に関するものであ
る。
液体窒素等の低温流体を輸送する配管において、
管フランジ部、弁ボンネツトフランジ部等のフラ
ンジ継手部分からの漏洩流体の拡散を防止するよ
うにした漏洩流体拡散防止構造に関するものであ
る。
従来からもこの種漏洩流体拡散防止構造として
種々のものが提案されているが、一般には、周方
向に2分割された金属製のカバー部材を、輸送管
のフランジ継手部分を囲繞すべく略筒状に締結す
ると共に、このカバー部材の分割面間及び該カバ
ー部材と輸送管との対向周面間に夫々適宜のシー
ルを介装してカバー部材による囲繞空間を密閉
し、もつてフランジ継手部分から漏洩する低温流
体の拡散を防止しうるように構成されたものがよ
く知られている。
種々のものが提案されているが、一般には、周方
向に2分割された金属製のカバー部材を、輸送管
のフランジ継手部分を囲繞すべく略筒状に締結す
ると共に、このカバー部材の分割面間及び該カバ
ー部材と輸送管との対向周面間に夫々適宜のシー
ルを介装してカバー部材による囲繞空間を密閉
し、もつてフランジ継手部分から漏洩する低温流
体の拡散を防止しうるように構成されたものがよ
く知られている。
しかし、フランジ継手部分の全周をカバー部材
で囲繞するものであるため、大形化してフランジ
継手部分への装着が物理的に不可能となる虞れが
ある。つまり、フランジ継手部分近傍の配管等が
邪魔になつて必要な装着スペースを確保し得ない
場合がある。
で囲繞するものであるため、大形化してフランジ
継手部分への装着が物理的に不可能となる虞れが
ある。つまり、フランジ継手部分近傍の配管等が
邪魔になつて必要な装着スペースを確保し得ない
場合がある。
また、カバー部材は耐低温性に優れた金属材例
えばアルミニウム、アルミニウム合金等で構成さ
れており、かかる金属材は比較的軽量のものでは
あるが、上記した如く大形化するため、全体の重
量はかなりのものとなる。したがつて、着脱作業
等取扱が困難であることは勿論、フランジ継手部
分に装着した場合、該部分に作用する荷重(特
に、曲げ力)を大幅に増加させることになつて、
甚だ不都合である。
えばアルミニウム、アルミニウム合金等で構成さ
れており、かかる金属材は比較的軽量のものでは
あるが、上記した如く大形化するため、全体の重
量はかなりのものとなる。したがつて、着脱作業
等取扱が困難であることは勿論、フランジ継手部
分に装着した場合、該部分に作用する荷重(特
に、曲げ力)を大幅に増加させることになつて、
甚だ不都合である。
これらの問題は、フランジ継手部分が大口径の
ものである程顕著になる。
ものである程顕著になる。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたれもの
で、フランジ継手部分から漏洩する流体の拡散を
良好且つ確実に防止することができ、しかも可及
的に小形化、軽量化した漏洩流体拡散防止構造を
提供することを目的とするものである。
で、フランジ継手部分から漏洩する流体の拡散を
良好且つ確実に防止することができ、しかも可及
的に小形化、軽量化した漏洩流体拡散防止構造を
提供することを目的とするものである。
本考案の低温流体輸送管における漏洩流体拡散
防止構造は、フランジ用シール部材を介在して対
向する一対のフランジを、頭部を有しないフラン
ジボルトとその両端部分に螺着したナツトとでも
つて締結したフランジ継手部分において、上記の
目的を達成すべく、特に、一方のナツトをそれが
螺着するボルト端部分に螺着した袋ナツト体で被
冠すると共に他方のナツトを袋ナツト体に構成
し、又は各ナツトをそれが螺着するボルト端部分
に螺着した袋ナツト体で被冠し、若しくは各ナツ
トを袋ナツト体に構成して、前記各袋ナツト体と
各フランジとの対向面間に第1シール部材を挟圧
介装すると共に、径方向分割状のシール保持環
を、その内周面に突設せる環状突部を両フランジ
間に突入係合させて軸線方向移動を阻止した状態
で、両フランジの外周面に外嵌して、シール保持
環の内周面と各フランジの外周面との間の環状空
間に、第2シール部材を圧縮状態で装填したもの
である。なお、第1及び第2シール部材として
は、低温特性に優れた材質(例えば膨張黒鉛)の
ものを使用する。
防止構造は、フランジ用シール部材を介在して対
向する一対のフランジを、頭部を有しないフラン
ジボルトとその両端部分に螺着したナツトとでも
つて締結したフランジ継手部分において、上記の
目的を達成すべく、特に、一方のナツトをそれが
螺着するボルト端部分に螺着した袋ナツト体で被
冠すると共に他方のナツトを袋ナツト体に構成
し、又は各ナツトをそれが螺着するボルト端部分
に螺着した袋ナツト体で被冠し、若しくは各ナツ
トを袋ナツト体に構成して、前記各袋ナツト体と
各フランジとの対向面間に第1シール部材を挟圧
介装すると共に、径方向分割状のシール保持環
を、その内周面に突設せる環状突部を両フランジ
間に突入係合させて軸線方向移動を阻止した状態
で、両フランジの外周面に外嵌して、シール保持
環の内周面と各フランジの外周面との間の環状空
間に、第2シール部材を圧縮状態で装填したもの
である。なお、第1及び第2シール部材として
は、低温特性に優れた材質(例えば膨張黒鉛)の
ものを使用する。
フランジ間から流体が漏洩すると、その漏洩流
体はフランジのボルト挿通穴又はフランジの外周
部間から拡散することになる。
体はフランジのボルト挿通穴又はフランジの外周
部間から拡散することになる。
このとき、フランジのボルト挿通穴からの漏洩
流体の拡散は、フランジボルトの両端部が袋ナツ
ト体で被冠され且つ各袋ナツト体と各フランジと
の対向面間が第1シール部材でシールされている
ことによつて、阻止されることになる。また、フ
ランジの外周部間からの漏洩流体の拡散は、シー
ル保持環内周部と各フランジとの対向面間が第2
シール部材でシールされていることによつて、阻
止されることになる。
流体の拡散は、フランジボルトの両端部が袋ナツ
ト体で被冠され且つ各袋ナツト体と各フランジと
の対向面間が第1シール部材でシールされている
ことによつて、阻止されることになる。また、フ
ランジの外周部間からの漏洩流体の拡散は、シー
ル保持環内周部と各フランジとの対向面間が第2
シール部材でシールされていることによつて、阻
止されることになる。
以下、本考案の構成を第1図〜第4図に示す実
施例に基づいて具体的に説明する。
施例に基づいて具体的に説明する。
この実施例は、本考案を、第1図及び第2図に
示す如き、LNガス、LPガス等の低温流体を輸送
する低温流体輸送管1,2のフランジ継手部分3
からの漏洩流体の拡散を防止する漏洩流体拡散防
止構造に適用した例に係るものである。
示す如き、LNガス、LPガス等の低温流体を輸送
する低温流体輸送管1,2のフランジ継手部分3
からの漏洩流体の拡散を防止する漏洩流体拡散防
止構造に適用した例に係るものである。
すなわち、このフランジ継手部分3において
は、各輸送管1,2の管端に形成した円板状のフ
ランジ4,5が、フランジ4,5間にフランジ用
シール部材例えば渦巻形ガスケツト6を介在させ
た状態で、各ボルト挿通穴4a,5aに挿通せる
フランジボルト7…の両端部に第1及び第2ナツ
ト8,9を螺着締付けすることにより締結されて
いる。なお、各フランジボルト7は、頭部を有し
ない所謂スタツドボルトである。
は、各輸送管1,2の管端に形成した円板状のフ
ランジ4,5が、フランジ4,5間にフランジ用
シール部材例えば渦巻形ガスケツト6を介在させ
た状態で、各ボルト挿通穴4a,5aに挿通せる
フランジボルト7…の両端部に第1及び第2ナツ
ト8,9を螺着締付けすることにより締結されて
いる。なお、各フランジボルト7は、頭部を有し
ない所謂スタツドボルトである。
而して、第2図に示す如く、各第1ナツト8か
ら突出するボルト端部分7aには、該ボルト端部
分7a及び第1ナツト8を被冠する袋ナツト体8
aが螺着されている。また、各第2ナツト9は、
該袋ナツト体8aと同様に、ボルト端部分7bを
被冠する袋部9aを備えた袋ナツト体に構成され
ている。
ら突出するボルト端部分7aには、該ボルト端部
分7a及び第1ナツト8を被冠する袋ナツト体8
aが螺着されている。また、各第2ナツト9は、
該袋ナツト体8aと同様に、ボルト端部分7bを
被冠する袋部9aを備えた袋ナツト体に構成され
ている。
この各袋ナツト体8a,9と各フランジ4,5
との対向面間には、ワツシヤ状の第1シール部材
11,12が挟圧介装されていて、フランジ4,
5間から各ボルト挿通穴4a,5aを経て漏洩す
る流体の拡散を阻止しうるようになつている。各
第1シール部材11,12は、第4図に示す如
く、耐低温性に優れた金属(銅、アルミニウム
等)製の補助ガスケツト13,13間に膨張黒鉛
単味材製の主ガスケツト14を介装した形態の三
層構造に構成されていて、低温流体のシールを良
好に行わしめると共に袋ナツト体8a,9の締付
け時における摺動性を阻害しないように工夫して
ある。なお、各袋ナツト体8a,9はSUS304製
のものである。
との対向面間には、ワツシヤ状の第1シール部材
11,12が挟圧介装されていて、フランジ4,
5間から各ボルト挿通穴4a,5aを経て漏洩す
る流体の拡散を阻止しうるようになつている。各
第1シール部材11,12は、第4図に示す如
く、耐低温性に優れた金属(銅、アルミニウム
等)製の補助ガスケツト13,13間に膨張黒鉛
単味材製の主ガスケツト14を介装した形態の三
層構造に構成されていて、低温流体のシールを良
好に行わしめると共に袋ナツト体8a,9の締付
け時における摺動性を阻害しないように工夫して
ある。なお、各袋ナツト体8a,9はSUS304製
のものである。
また、フランジ4,5の外周部にはシール保持
環15が外嵌保持されており、且つこのシール保
持環15と各フランジ4,5との間には第2シー
ル部材16,16がシール押圧体17,17によ
り圧縮された状態で介装されていて、フランジ
4,5の外周部間から漏洩する流体の拡散を阻止
するようになつている。
環15が外嵌保持されており、且つこのシール保
持環15と各フランジ4,5との間には第2シー
ル部材16,16がシール押圧体17,17によ
り圧縮された状態で介装されていて、フランジ
4,5の外周部間から漏洩する流体の拡散を阻止
するようになつている。
シール保持環15は、第3図に示す如く、フラ
ンジ4,5の外径より所定量大径の内周面15a
を有し、該内周面15aにシール保持部15bと
係合部15cとからなる断面凸字状の環状突部を
突設したもので、一対の半割部分15′,15′に
分割構成されている。而して第1図及び第2図に
示す如く、半割部分15′,15′を、その周方向
両端部に突設した締結フランジ部15d,15d
及び15e,15eを夫々ボルト・ナツト18及
び位置決ピン19,19により締結して、環状に
一体化することによつて、シール保持部15bを
フランジ4,5の外周面に衝合させると共に係合
部15cを両フランジ4,5間に突入係合させた
状態で、両フランジ4,5の外周部に外嵌保持さ
れている。したがつて、シール保持環15の内周
面15aとフランジ4,5の外周面4a,5aと
の間には、シール保持部15bで区画された環状
空間21,21が形成される。また、シール保持
環15は、係合部15cのフランジ4,5間への
係合作用により、その軸線方向移動を阻止されて
いる。なお、シール保持環15の外周面には補強
リブ15fが突設されており、このリブ15fに
は後述するスタツドボルト24…を通過させるた
めの切欠15g…が形成されている。
ンジ4,5の外径より所定量大径の内周面15a
を有し、該内周面15aにシール保持部15bと
係合部15cとからなる断面凸字状の環状突部を
突設したもので、一対の半割部分15′,15′に
分割構成されている。而して第1図及び第2図に
示す如く、半割部分15′,15′を、その周方向
両端部に突設した締結フランジ部15d,15d
及び15e,15eを夫々ボルト・ナツト18及
び位置決ピン19,19により締結して、環状に
一体化することによつて、シール保持部15bを
フランジ4,5の外周面に衝合させると共に係合
部15cを両フランジ4,5間に突入係合させた
状態で、両フランジ4,5の外周部に外嵌保持さ
れている。したがつて、シール保持環15の内周
面15aとフランジ4,5の外周面4a,5aと
の間には、シール保持部15bで区画された環状
空間21,21が形成される。また、シール保持
環15は、係合部15cのフランジ4,5間への
係合作用により、その軸線方向移動を阻止されて
いる。なお、シール保持環15の外周面には補強
リブ15fが突設されており、このリブ15fに
は後述するスタツドボルト24…を通過させるた
めの切欠15g…が形成されている。
各第2シール部材16は膨張黒鉛単味材を低密
度環状体に加圧成形(例えば、70〜100Kg/cm2程
度の成形面圧で加圧成形)した上で、その一部1
6aを切離してなるもので、前記環状空間21に
挿入され、各シール押圧体17によりシール保持
環15と各フランジとの対向面間をシールするに
最適な圧縮状態に押圧せしめられている。
度環状体に加圧成形(例えば、70〜100Kg/cm2程
度の成形面圧で加圧成形)した上で、その一部1
6aを切離してなるもので、前記環状空間21に
挿入され、各シール押圧体17によりシール保持
環15と各フランジとの対向面間をシールするに
最適な圧縮状態に押圧せしめられている。
各シール押圧体17は、第3図に示す如く、環
状の締付部17aの内周部に筒状のシール押圧部
17bを突設してなるもので、一対の半割部分1
7′,17′に分割構成されていて、半割部分1
7′,17の周方向各端部に突設した締結フラン
ジ部17c,17c同志をボルト・ナツト22及
び位置決ピン23により締結することによつて環
状一体化されている。而して、第1図及び第2図
に示す如く、両シール押圧体17,17の締付部
17a,17aにスタツドボルト24…を挿通さ
せて、各スタツドボルト24の両端部に螺着せる
ナツト25,25を締付けることによつて、各シ
ール押圧部17bでもつて各第2シール部材16
を上記した圧縮状態に押圧させている。なお、シ
ール保持環15及び各シール押圧体17はアルミ
ニウム又アルミニウム合金等の耐低温性に優れた
金属材で構成されており、この実施例では
AC4CT6製の鋳造品のものとされている。
状の締付部17aの内周部に筒状のシール押圧部
17bを突設してなるもので、一対の半割部分1
7′,17′に分割構成されていて、半割部分1
7′,17の周方向各端部に突設した締結フラン
ジ部17c,17c同志をボルト・ナツト22及
び位置決ピン23により締結することによつて環
状一体化されている。而して、第1図及び第2図
に示す如く、両シール押圧体17,17の締付部
17a,17aにスタツドボルト24…を挿通さ
せて、各スタツドボルト24の両端部に螺着せる
ナツト25,25を締付けることによつて、各シ
ール押圧部17bでもつて各第2シール部材16
を上記した圧縮状態に押圧させている。なお、シ
ール保持環15及び各シール押圧体17はアルミ
ニウム又アルミニウム合金等の耐低温性に優れた
金属材で構成されており、この実施例では
AC4CT6製の鋳造品のものとされている。
ところで、この実施例では、第2シール部材1
6として上記した如く公知の膨張黒鉛シールに比
して低密度のものを使用しているが、これは次の
ような理由に基づくものである。
6として上記した如く公知の膨張黒鉛シールに比
して低密度のものを使用しているが、これは次の
ような理由に基づくものである。
すなわち、公知の膨張黒鉛シールは、通常、
400Kg/cm2程度の締付面圧条件下で所定のシール
機能を発揮しうるように高密度に加圧成形された
ものであることと、AC4CT6の如き耐低温性に優
れた金属は一般に軟質で機械的強度が弱いもので
あつて、かかる金属材からなるシール保持環15
(特にシール保持部15b)及びシール押圧体1
7,17によつて第2シール部材16,16に付
与される締付面圧はこれをある程度以上大きくし
得ない(通常、70〜100Kg/cm2程度である)こと
から、公知の膨張黒鉛シールを第2シール部材1
6として用いた場合には、締付面圧が不足し、良
好なシール機能は期待し難い。しかも、フランジ
4,5の外周面は、本来シール部材等を装着する
ことを予定していない等の理由から、平滑面に仕
上げられておらず、一般に粗面である。したがつ
て、公知の膨張黒鉛シールでは、それが高密度で
あるが故に変形性に乏しいものであることから、
粗面たるフランジ4,5の外周面に密着し難く、
良好なシール機能は期待し難い。そこで、この実
施例では、各第2シール部材16として低密度し
たがつて変形特性に優れた膨張黒鉛シールを用い
ることによつて、低締付面圧条件下においても所
定のシール機能を発揮しうるように、且つ粗面た
るフランジ4,5の外周面にも確実に密着しうる
ように工夫して、シール保持環15と各フランジ
4,5との対向周面間における低温流体のシール
が良好且つ確実に行うようにしているのである。
400Kg/cm2程度の締付面圧条件下で所定のシール
機能を発揮しうるように高密度に加圧成形された
ものであることと、AC4CT6の如き耐低温性に優
れた金属は一般に軟質で機械的強度が弱いもので
あつて、かかる金属材からなるシール保持環15
(特にシール保持部15b)及びシール押圧体1
7,17によつて第2シール部材16,16に付
与される締付面圧はこれをある程度以上大きくし
得ない(通常、70〜100Kg/cm2程度である)こと
から、公知の膨張黒鉛シールを第2シール部材1
6として用いた場合には、締付面圧が不足し、良
好なシール機能は期待し難い。しかも、フランジ
4,5の外周面は、本来シール部材等を装着する
ことを予定していない等の理由から、平滑面に仕
上げられておらず、一般に粗面である。したがつ
て、公知の膨張黒鉛シールでは、それが高密度で
あるが故に変形性に乏しいものであることから、
粗面たるフランジ4,5の外周面に密着し難く、
良好なシール機能は期待し難い。そこで、この実
施例では、各第2シール部材16として低密度し
たがつて変形特性に優れた膨張黒鉛シールを用い
ることによつて、低締付面圧条件下においても所
定のシール機能を発揮しうるように、且つ粗面た
るフランジ4,5の外周面にも確実に密着しうる
ように工夫して、シール保持環15と各フランジ
4,5との対向周面間における低温流体のシール
が良好且つ確実に行うようにしているのである。
なお、本考案の漏洩流体拡散防止構造は、上記
実施例に限定されるものではなく、種々の変形が
可能である。
実施例に限定されるものではなく、種々の変形が
可能である。
例えば、上記実施例においては、第1ナツト8
をそれが螺着するボルト端部分7aに螺着した袋
ナツト体8aで被冠すると共に第2ナツト9を袋
ナツト体に構成したが、第2ナツト9も、これを
袋ナツト体に構成することなく、前記袋ナツト8
a同様の袋ナツトで被冠させるようにしてもよい
し、また、第1及び第2ナツト8,9を何れも袋
ナツト体に構成するようにしてもよい。
をそれが螺着するボルト端部分7aに螺着した袋
ナツト体8aで被冠すると共に第2ナツト9を袋
ナツト体に構成したが、第2ナツト9も、これを
袋ナツト体に構成することなく、前記袋ナツト8
a同様の袋ナツトで被冠させるようにしてもよい
し、また、第1及び第2ナツト8,9を何れも袋
ナツト体に構成するようにしてもよい。
また、本考案は、弁ボンネツトフランジ部のフ
ランジ継手部分等においても、上記実施例同様に
適用することができる。
ランジ継手部分等においても、上記実施例同様に
適用することができる。
以上の説明から容易に理解されるように、本考
案のフランジ継手部分における漏洩流体拡散防止
構造は、フランジ継手部分の全周を囲繞すること
によつて漏洩流体の拡散を防止するものでなく、
必要最小限の部材でもつてボルト挿通穴等の拡散
箇所のみを二次シールするように工夫されたもの
であるから、従来のものに比して大幅に小形化、
軽量化し得るものであり、冒頭で述べた如き問題
を生じることなく、漏洩流体の拡散を良好且つ確
実に防止することができるものであつて、大口径
の場合に特に好適するものである。
案のフランジ継手部分における漏洩流体拡散防止
構造は、フランジ継手部分の全周を囲繞すること
によつて漏洩流体の拡散を防止するものでなく、
必要最小限の部材でもつてボルト挿通穴等の拡散
箇所のみを二次シールするように工夫されたもの
であるから、従来のものに比して大幅に小形化、
軽量化し得るものであり、冒頭で述べた如き問題
を生じることなく、漏洩流体の拡散を良好且つ確
実に防止することができるものであつて、大口径
の場合に特に好適するものである。
第1図〜第4図は本考案に係る漏洩流体拡散防
止構造の一実施例を示したもので、第1図は正面
図、第2図は縦断側面図(断面は第1図の−
線に沿う)、第3図は分解斜視図、第4図は要部
の縦断側面図である。 1,2……低温流体輸送管、3……フランジ継
手部分、4,5……フランジ、4a,5a……ボ
ルト挿通穴、6……フランジ用シール部材(渦巻
形ガスケツト)、7……フランジボルト、7a,
7b……ボルト端部分、8……第1ナツト(一方
のナツト)、8a……袋ナツト体、9……第2ナ
ツト(他方のナツト、袋ナツト体)、11,12
……第1シール部材、15……シール保持環、1
5′……半割部分(シール保持環)、15a……保
持環の内周面、15b……シール保持部(環状突
部)、15c……係合部(環状突部)、16……第
2シール部材、17……シール押圧部材、17′
……半割部分(シール押圧部材)、21……環状
空間。
止構造の一実施例を示したもので、第1図は正面
図、第2図は縦断側面図(断面は第1図の−
線に沿う)、第3図は分解斜視図、第4図は要部
の縦断側面図である。 1,2……低温流体輸送管、3……フランジ継
手部分、4,5……フランジ、4a,5a……ボ
ルト挿通穴、6……フランジ用シール部材(渦巻
形ガスケツト)、7……フランジボルト、7a,
7b……ボルト端部分、8……第1ナツト(一方
のナツト)、8a……袋ナツト体、9……第2ナ
ツト(他方のナツト、袋ナツト体)、11,12
……第1シール部材、15……シール保持環、1
5′……半割部分(シール保持環)、15a……保
持環の内周面、15b……シール保持部(環状突
部)、15c……係合部(環状突部)、16……第
2シール部材、17……シール押圧部材、17′
……半割部分(シール押圧部材)、21……環状
空間。
Claims (1)
- フランジ用シール部材を介在して対向する一対
のフランジを、頭部を有しないフランジボルトと
その両端部分に螺着したナツトとでもつて締結し
たフランジ継手部分において、一方のナツトをそ
れが螺着するボルト端部分に螺着した袋ナツト体
で被冠すると共に他方のナツトを袋ナツト体に構
成し、又は各ナツトをそれが螺着するボルト端部
分に螺着した袋ナツト体で被冠し、若しくは各ナ
ツトを袋ナツト体に構成して、前記各袋ナツト体
と各フランジとの対向面間に第1シール部材を挟
圧介装すると共に、径方向分割状のシール保持環
を、その内周面に突設せる環状突部を両フランジ
間に突入係合させて軸線方向移動を阻止した状態
で、両フランジの外周面に外嵌固定させて、シー
ル保持環の内周面と各フランジの外周面との間の
環状空間に、第2シール部材を圧縮状態で装填し
たことを特徴とする、フランジ継手部分における
漏洩流体拡散防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12547387U JPH0438150Y2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12547387U JPH0438150Y2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6429587U JPS6429587U (ja) | 1989-02-22 |
| JPH0438150Y2 true JPH0438150Y2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=31376112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12547387U Expired JPH0438150Y2 (ja) | 1987-08-17 | 1987-08-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0438150Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH087193Y2 (ja) * | 1990-10-24 | 1996-03-04 | 大阪瓦斯株式会社 | バルブと流体輸送管とのフランジ継手部分における漏洩流体拡散防止構造 |
| JP6317494B2 (ja) * | 2017-03-02 | 2018-04-25 | 株式会社水道技術開発機構 | フランジ部同士の締結方法 |
-
1987
- 1987-08-17 JP JP12547387U patent/JPH0438150Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6429587U (ja) | 1989-02-22 |
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