JPH043818Y2 - - Google Patents

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JPH043818Y2
JPH043818Y2 JP1985063184U JP6318485U JPH043818Y2 JP H043818 Y2 JPH043818 Y2 JP H043818Y2 JP 1985063184 U JP1985063184 U JP 1985063184U JP 6318485 U JP6318485 U JP 6318485U JP H043818 Y2 JPH043818 Y2 JP H043818Y2
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resin film
ink
ink sheet
endless
base resin
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、転写材を担持させるフイルム状基体
を無端状に形成し、転写後印字抜けした基体の繰
り返し再使用を可能ならしめた転写材再塗布型の
記録装置に係り、特に前記無端状基体を伸張性の
乏しい樹脂フイルムで形成した記録装置に関す
る。
「従来の技術」 この種の転写材再塗布型の記録装置は本出願人
が既に、特願昭59−274453号にて提案しており、
その構成を第2図に基づいて簡単に説明するに、
1は表面に熱溶融性インクが塗布された無端状の
インクシートで、該インクシート1は、プラテン
2に近接して配置された一対のシヤフト3、ガイ
ドローラ5a、インク塗布装置4と対面して配置
した迂回ローラ5、インクシート1のスキユーを
修正するスキユー修正ローラ6、及びインクシー
ト1に所定のテンシヨンを付与するテンシヨンロ
ーラ7に掛装され、プラテン2のスツテツプ回転
により回動する周回路Aを形成する。
プラテン2対面位置には記録紙8幅方向に沿つ
てライン状の発熱抵抗素子9を有する印字ヘツド
10が配設され、バネ11によりインクシート1
及び記録紙8をプラテン2面に圧接可能に構成し
ている。
又、迂回ローラ5の対面位置に配設されたイン
ク塗布装置4は、熱溶融されたインクが貯溜され
たインク槽12と、該インク槽12内に配置され
たインク供給ローラ13と、該供給ローラ13の
下流側にインク槽12と接触させて配置された矯
正ロツド14とから構成され、前記印字抜けした
インクシート1に繰り返し所定膜厚のインクを塗
布可能に構成する。
かかる装置によれば、前記発熱抵抗素子9列の
選択的発熱によりインクシート1上に担持された
インクが記録紙8に転写され、一ラインドツト分
の印字終了後プラテン2がスツテツプ回転し、一
ラインドツト幅分だけ記録紙8が間欠移送され
る。
そして記録紙8の移送と共に、プラテン2を介
して記録紙8に圧接されているインクシート1も
該記録紙8の摩擦力により追従して間欠移送さ
れ、そして印字抜けしたインクシート1は前記転
写位置の下流側にインク塗布装置4により再度均
一塗布された後、スキユー修正ローラ3によりイ
ンクシート1の曲りが修正されて、テンシヨンロ
ーラー7により一定張力を保持しながら前記プラ
テン2面の所定位置に復帰周回し、繰り返し印字
動作とインク再塗布を行うものである。
ところで、かかる装置を含めて発熱抵抗素子を
用いて記録装置に使用されるインクシートは一般
に、前記発熱抵抗素子の圧接により該インクシー
トに担持された熱溶融インクが記録紙側に転写可
能な程度の耐熱性と良好な転写効率の向上を図る
為に薄膜可能な樹脂フイルムを用いているが、前
記のような転写材再塗布型の記録装置に用いる無
端状インクシート1においては、プラテン2より
の駆動力を得て、記録紙8との摩擦力により周回
路上を周回するよう構成されている為に、又前記
一ラインドツト毎の印字の都度記録紙8との剥離
動作を行う為に、これらの剥離動作と摩擦回動に
耐え得るだけの引張り強さを必要とし、而も前記
摩擦力による回動の際、インクシート1が伸長す
ると記録紙8との間ですべりが生じ、画像の乱れ
が生じる場合がある為に、前記インクシート1に
非伸張性、即ち硬質で且つ伸び率が極めて小であ
ることが要求される。
従つてこのような耐熱性を有する樹脂フイルム
の薄膜化を図りつつも、所定の引張り強さと、硬
質で且つ伸び率が極めて小な性質を有する樹脂フ
イルムには現状ではポリイミドフイルムが最適
で、前記インクシート1のフイルム状基体として
ほとんどポリイミドフイルムが用いられている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながらかかるポリイミドフイルムは加工
成形の上で無端状、即ちエンドレス状の筒体に成
形することが極めて困難で、一般に第3図に示す
如く所定長さに切断したポリイミドフイルム25
の両端側を重畳させて筒状に形成すると共に、該
重畳部分25aの間に熱溶着フイルム36を介在
させて、ヒートシールにより溶着して構成してい
るが、かかる方法で前記無端状インクシート1を
製作した場合は、直径方向に切断して得られる周
長が幅方向の全ての位置で同一の周長に形成する
ことは困難であり、前記接合部のいずれかの個所
で縦じわや周長の不一致部分が生じるのを避けら
れない。
そしてこのような接合部は厚みが大になる等の
理由で本来印字には使用出来ないが、該インクシ
ート1は前述したように硬質で且つ伸び率が極め
て小なる性質を有する為に、該シート1を前記周
回路Aに掛装してテンシヨンローラ7等で引張し
た場合は、接合部に生じた縦じわや局所的な周長
不一致部分が接合部の前後方向にまで延在する長
いしわが発生することとなる。
従つて、このようなしわが発生すると、その部
分においても印字動作やインク塗布も不可能な無
効長部分となる為に、その分インクシート1の周
長が長くなり、結果として装置の大型化につなが
る。
一方、前記無端状インクシート1を例え幅方向
の全ての位置で同一の周長になるよう形成したと
しても、かかるインクシート1を掛装する、迂回
ローラその他の掛装部分3,5〜7間の平行度の
狂いを完全に調整することは不可能である為に、
この面からも前記インクシート1に縦じわや局部
的なたわみ生ずるのを避け得ず、而もこのような
縦じわ等は印字位置に相当する周部分にも発生す
る場合がある。
そしてこのような縦じわ等が発生したまま転写
材の再塗布を行うと、インクシート1に転写材が
再塗布されない部分が生じたり、又転写動作時、
印字ヘツドの圧接力や発熱抵抗素子の記録紙8へ
の熱伝導率が部分的に変化し、これらに起因して
印字品質が極端に低下する場合がある。
一般にこのようなインクシート1のたわみや局
部的な周長の不一致は、インクシート1に所定の
伸張性を有すれば前記テンシヨンローラその他に
より付与された引張力によりこれを吸収すること
が可能であるが、前述したようにインクシート1
には全く伸張性を有さないポリイミドフイルムで
形成している為に、前記テンシヨンローラ7等で
はインクシート1のたわみや局部的な周長の不一
致を吸収することは出来ず、この為、無端状イン
クシート1を用いる転写材再塗布型の記録装置に
おいては前記フイルム接合の際に生じる縦じわや
周長の不一致、又は掛装部材の平行度の狂いから
生じる縦じわの発生を防止し得る技術の開発は、
かかる転写材再塗布型の記録装置を実用化するに
当たり、極めて重要な問題であつた。
「問題点を解決しようとする手段」 本考案は、かかる技術的課題を達成する為に、 転写材を担持する基体樹脂フイルムを接合して
なる無端状基体を用いる転写材再塗布型の記録装
置において、 前記基体樹脂フイルムの両端縁間を周方向に所
定間隔離間させ、該端縁間の空隙に少なく共前記
基体樹脂フイルムより大なる伸張性を有する異種
樹脂フイルムを配置させ、該異種樹脂フイルムを
介して前記基体樹脂フイルムの端縁間を接合して
無端状基体を形成すると共に、該無端状基体にテ
ンシヨンを加えた際に前記異種樹脂フイルムが伸
張して前記テンシヨンを吸収可能に構成した技術
手段を提案する。
尚、前記基体樹脂フイルムは、伸張性が乏しい
即ち硬質且つ伸び率が極めて小であると共に、イ
ンクシートとしての所定に機能を達成する為に、
前述した所定の引張り強さと、インクシートに担
持された熱溶融インクが記録紙側に転写可能な程
度の耐熱性(略130〜160℃以上)と、10〜数十
μmの薄膜化可能性等の物理的性質を有すること
が必要であり、このような条件を満たすものとし
て、前述したポリイミド系の樹脂フイルムの外
に、ポリカーボネート、ポリスチレン系樹脂フイ
ルムを挙げることが出来る。
又、前記樹脂フイルムより大なる伸張性を有す
る異種樹脂フイルムとは、該異種樹脂フイルム上
ではインクの再塗布は行うが、印字動作を行わな
い為に、インク溶融点(通常60〜80℃)より大な
る耐熱性を有すればよいが、該異種樹脂フイルム
は無端状基体の周面の一部を構成する為に、前記
記録紙8を介したプラテン2のステツプ回転によ
る摩擦回動に耐え得る程度の引張り強さと、10〜
数十μmの薄膜化可能性を有することが必要であ
り、具体的にはポリテレフタル酸エチレンその他
のポリエステル系樹脂フイルム、ナイロン11,
12その他のポリアミド系樹脂、ポリウレタンエ
ラストマー等の樹脂フイルム等を用いるのが好ま
しい。
又前記異種樹脂フイルムと基体樹脂フイルムと
の接合は一般に熱溶着フイルムを介して接合を行
うのが好ましい。
又無端状基体の周面に介在する異種樹脂フイル
ム周方向の幅長は、該樹脂フイルムの膜厚と伸張
性の程度によつて定まるが一般には全周長の一割
程度が好ましい。
尚、本考案はラインヘツド型、シリアルヘツド
型のいずれのプリンタにも適用可能であり、又基
体周方向に沿つて異なる色を担持させたカラープ
リンタに適用した場合に、より一層好ましい効果
を上げることが可能である。
〔作用〕
かかる技術手段によれば、無端状基体の周面の
一部に少なく共前記基体樹脂フイルムより大なる
伸張性を有する異種樹脂フイルムを介在させると
共に、該無端状基体を装置内の掛装部材に掛装
し、テンシヨンローラその他により所定のテンシ
ヨンを加えた際に前記異種樹脂フイルムが伸張可
能に構成した為に、該異種樹脂フイルムと基体樹
脂フイルムの接合の際に無端状基体の周長に不一
致部分が生じても、又前記掛装部材の平行度に微
小な狂いが生じても、これらのアンバランスを前
記異種樹脂フイルム部分で吸収することが出来
る。即ち前記周長の不一致により生じた縦じわ等
は、基体樹脂フイルムより異種樹脂フイルムの方
が軟質である為に、該異種樹脂フイルム部分に集
中して発生することとなり、基体樹脂フイルム側
の周面上へのしわの発生及び延在を防止すること
が可能となる。
又前記掛装部材の平行度の狂いその他により発
生したたわみ等も前記異種樹脂フイルムの伸張に
より吸収することが出来る。
この結果、前記基体樹脂フイルムの印字及びイ
ンク再塗布可能な有効長部分が長くなり、結果と
して無端状基体の周長を短縮可能となり装置の大
型化を避けられる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を
例示的に詳しく説明する。ただしこの実施例に記
載されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、
この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではな
く、単なる説明例に過ぎない。
第1図は前述した第2図に示すラインヘツド型
の感熱転写記録装置に用いられる無端状インクシ
ート1を示し、転写材が担持された基体樹脂フイ
ルム20と熱溶着フイルム40を介して該基体樹
脂フイルム20の両端部を接合する異種樹脂フイ
ルム30より構成され、前記掛装部材3,5〜7
により形成される周回路A上に掛装可能な周長
(例えば略500mm)と記録紙8幅に相当する全幅を
有す。
基体樹脂フイルム20はポリイミド系樹脂で形
成され、転写効率の向上を図る為にその膜厚を約
10μmに設定すると共に、外周面上に約数μmの熱
溶融性転写材を塗布する。そして該基体樹脂フイ
ルム20は、少なくとも記録紙8最大印字長さに
加えて記録紙8装填及び排出時該記録紙8と共に
フイードされる部分と接合位置41,42付近の
印字不可能な無効部分の長さを有し、具体的には
A−4の記録紙8を用いる場合において約400〜
450mm程度(周長の約9割程度)に設定している。
又周回方向における基体樹脂フイルム20の前端
と後端間は所定間隔離間させ、該前後端間に接合
される異種樹脂フイルム30が無端状インクシー
ト1の周面の一部をなすよう配置する。
異種樹脂フイルム30はポリエステル系の、所
定の引張強さと前記基体樹脂フイルム20より大
なる伸張性と軟質性を有する材料で形成され、そ
の膜厚を10〜40μm程度に設定している。そして
該異種樹脂フイルム30の周方向の長さ、具体的
には前記熱溶着フイルム40における接合位置4
1,42間の長さを前記周長の1割(約50mm)程
度に設定している。
かかるインクシート1によれば、前記フイルム
20,30同士の接合の際に生じる縦じわや周長
の不一致、又は掛装部材3,5〜7の平行度の微
小な狂いが生じても、これらを前記異種樹脂フイ
ルム30で吸収することが出来ると共に、インク
シート1の周面の一部をなす異種樹脂フイルム3
0が所定の引張強さを有する為に、プラテン2の
ステツプ回転による摩擦回動を円滑に行うことが
出来る。
尚異種樹脂フイルム31,32は第4図に示す
ように表裏両面に接合してもよく、又前記両樹脂
フイルム31,32の接合位置41,42間が周
方向に所定間隔離間させておれば基体樹脂フイル
ム20の前後両端が重畳又は突き合わせても前記
作用は円滑に達成し得る。
尚、異種樹脂フイルム31,32が表裏両面に
接合した場合は前記摩擦回動の際、両者間で滑り
が生じ易く、画像の乱れが発生する場合がある
為、その為の対策を講じる必要がある。
第5図は転写材再使用型のカラープリンタに用
いるインクシート1′の構成を示し、インクシー
ト1′周方向に沿つてシアン、マゼンダ、イエロ
ーの異なる色を担持させた基体樹脂フイルム2
1,22,23を配置すると共に、該夫々の基体
樹脂フイルム21,22,23間に前述した異種
樹脂フイルム33,34,35を介在させ、夫々
の対応する両樹脂フイルムの接合位置41,42
間が周方向に所定間隔離間する如く構成したもの
である。
かかる構成によれば前述した作用効果の外に、
異なる色を担持させた基体樹脂フイルム21,2
2,23間に異種樹脂フイルム33,34,35
が介在している為に、該異種樹脂フイルム33,
34,35の緩衝材の役目をして夫々の基体樹脂
フイルム21,22,23に異なる色のインクが
混じり合う事がないという効果が派生する。
「考案の効果」 以下記載の如く本考案によれば、接合部に縦じ
わや局所的な周長不一致部分が生じてもこれを異
種樹脂フイルムが集中して吸収する為に、基体樹
脂フイルムの印字可能な部分を長くとれ、結果と
して装置小形化が可能となる。
又同様に掛装部材間の平行度に微小な狂いが生
じても前記異種樹脂フイルム部分でやはりこれを
集中して吸収出来る為に、印字品質の低下を防ぐ
事が出来る。
等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第2図は本考案に適用される転写材再塗布型の
記録装置を示す概略構成図、第1図、第4図、第
5図はいずれも本考案の実施例に係る無端状基体
の斜視図を示す。第3図は従来技術に係る無端状
基体の斜視図を示す。 1……フイルム状基体、20〜23……伸張性
の乏しい樹脂フイルム、30〜35……異種樹脂
フイルム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 転写材を担持する基体樹脂フイルムを接合して
    なる無端状基体を用いる転写材再塗布型の記録装
    置において、 前記基体樹脂フイルムの両端縁間を周方向に所
    定間隔離間させ、該端縁間の空隙に少なく共前記
    基体樹脂フイルムより大なる伸張性を有する異種
    樹脂フイルムを配置させ、該異種樹脂フイルムを
    介して前記基体樹脂フイルムの端縁間を接合して
    無端状基体を形成すると共に、該無端状基体にテ
    ンシヨンを加えた際に前記異種樹脂フイルムが伸
    張して前記テンシヨンを吸収可能に構成した事を
    特徴とする転写材再塗布型の記録装置。
JP1985063184U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH043818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063184U JPH043818Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP1985063184U JPH043818Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS61180747U JPS61180747U (ja) 1986-11-11
JPH043818Y2 true JPH043818Y2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=30593086

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JP1985063184U Expired JPH043818Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54179210U (ja) * 1978-06-05 1979-12-18
JPS58104772A (ja) * 1981-12-18 1983-06-22 Shinko Electric Co Ltd サ−マル転写印刷装置
JPS58104786A (ja) * 1981-12-18 1983-06-22 Shinko Electric Co Ltd サ−マル転写印刷装置

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