JPH0438384B2 - - Google Patents

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JPH0438384B2
JPH0438384B2 JP59042109A JP4210984A JPH0438384B2 JP H0438384 B2 JPH0438384 B2 JP H0438384B2 JP 59042109 A JP59042109 A JP 59042109A JP 4210984 A JP4210984 A JP 4210984A JP H0438384 B2 JPH0438384 B2 JP H0438384B2
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rice
glutinous
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porridge
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は即席粥の製造方法に関し、さらに詳細
には粳玄米と粳精白米との混合物を原料として品
質の良好な即席粥を製造する方法に関するもので
ある。 周知の如く、粥は古来消化が良好な食料として
常用されているが、近年に至り食生活の変遷によ
り調理が簡易な即席粥が愛用されるようになつて
きた。 従来、即席粥の製造方法として、一般的に粳精
白米を洗米後加水して30分乃至1時間静置後、弱
火で40分乃至1時間煮沸して得られた粥を充分に
水洗した後凍結乾燥する方法が行われている。 しかしながら、この様な従来の方法では粥を得
るための煮沸工程と、それに続く凍結乾燥に長時
間を要し、且つ製造に人手と時間がかかるため生
産性が悪く、コスト高とならざるを得ず、又粥を
充分に水洗するため栄養素が相当に流出し、更に
喫食時に湯を加えて戻した時に米粒の芯部まで湯
が浸透し難く、均一な粥状になりにくい等の欠点
があつた。 本発明はこの様な従来技術の欠点を改善するた
めになされたものであり、粳玄米と粳精白米との
混合物を原料として栄養価が高く、湯に浸漬時に
均一に分散溶解して粥となり、又そのままで食感
の良好なスナツク食品としても喫食し得る高品質
の即席粥の製造方法を提供することを意図したも
のである。 即ち、本発明は全量に対して45重量%以上の粳
玄米を含有する粳玄米と粳精白米との混合物の水
分含量を10〜18重量%に調節した後一軸型又は二
軸型であるエクストルダーに供給してクツキング
処理した後温度80℃以下で乾燥することを特徴と
する即席粥の製造方法からなるものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の即席粥の製造方法の原料としては粳玄
米と粳精白米との混合物が用いられる。粳玄米は
通常の粳米であれば如何なるものでも用いること
ができ、具体的には銘柄米、標準米、特定米等の
玄米の粒状物又は粉状物が用いられ、又粳精白米
は前記と同様に通常の粳精白米であれば如何なる
ものでもよく、例えば銘柄米、標準米、特定米等
の粳玄米を精白した粒状物又は粉状物が用いられ
る。尚、粒状物はそのまま洗米して使用出来る
が、粉状物は粒状物を洗米後、粉状に粉砕又は製
粉したものを使用する。 本発明の製造方法では原料としての上記粳玄米
と粳精白米との混合物をエクストルダーに供給
し、クツキング処理して得た膨化成形物を切断成
形して即席粥を得るものである。 原料としての粳玄米と粳精白米との混合割合
は、エクストルダーに供給しクツキング処理して
得られる膨化成形物である即席粥を湯に分散溶解
時の分散溶解性に大きな影響を及ぼすので本発明
に於いて重要な要因であり、分散溶解性及び嗜好
性の双方について良好な製品を得るには、全量に
対して45重量%以上、好ましくは50重量%以上の
粳玄米を含有する粳玄米と粳精白米との混合物の
使用が望ましく、45重量%未満では製造された即
席粥の非分散溶解度が30.8以上となり、湯中に分
散した場合かたまりとなり均一に分散溶解し難く
なる。 尚、本発明において、非分散溶解度とは即席粥
の分散溶解性の程度を示す値であり、具体的には
エクストルダーでクツキング処理した試料10gを
ビーカーに取り、75℃の湯200mlを加えて5分間
静置後6メツシユ篩上に均一に流し、1分間静置
後篩上に残つた試料のg重量で表わす。従つてこ
の非分散溶解度の数値が小さい程、より細かく湯
に分散溶解していることになる。 次に、粳玄米と粳精白米との混合比と、それら
の混合物のエクストルダー処理物を湯に分散溶解
させた時の非分散溶解度との関係を求めた1例を
第1表に示す。
【表】
【表】 第1表に示す如く、粳精白米を加えず粳玄米の
みを使用した場合には玄米の香りが強く、必要に
より粳精白米を混合使用することによつて風味は
マイルドになる。又粳精白米のみでは非分散溶解
度は58.4と大きく、大きなかたまりとなり75℃の
湯に均一に分散溶解しにくくなる。同様に粳精白
米60部に対し粳玄米40部配合時には非分散溶解度
は30.8で即席粥としての75℃の湯への分散溶解性
が劣る。これに対し粳精白米55部に対して粳玄米
45部の配合時には非分散溶解度は22.5となり湯に
対する分散溶解性のみならず嗜好性の面でも良好
である。それ故、全重量に対し粳玄米45重量%以
上を配合することにより分散溶解性及び嗜好性の
良好な即席粥が得られることが認められる。 又、各種品種の粳米を用いて第1表と同様に粳
玄米と粳精白米との混合比と非分散溶解度との関
係を求めた1例を第2表に示す。
【表】
【表】 標準米に格付けされなかつた各品質群
の特定米殻を指す。
粳米としては銘柄米、標準米及び特定米に格付
された米の精白米、玄米のいずれもが使用可能で
あり、第2表の示す様に前記第1表と同様に全量
に対し粳玄米を45重量%以上配合することにより
分散溶解性が著しく改善されることがわかる。
又、本発明の原料としては粳玄米のみを使用して
もよく、粳玄米のみを使用した場合には玄米の香
りが強くなるのであるが、粳精白米を混合使用す
ると風味はマイルドになり好適である。 本発明において、粳玄米と粳精白米との混合物
は用いるエクストルダーが一軸型か二軸型かによ
りその好ましい水分含量が異なるが、いずれにし
ても10〜18重量%の範囲内に調節される。 本発明におけるクツキング処理用のエクストル
ダーには一軸型又は二軸型のエクストルダーを使
用することができ、一軸型のエクストルダーでは
原料の粳玄米と粳精白米との混合物を粒状物の形
状で、加水又は乾燥等による脱水により水分含量
を10〜14重量%になる様に調節して供給するのが
好ましく、14重量%を越えるとクツキング処理が
充分に行われず、製品中に湯に溶解分散しない部
分を生じ、又10重量%未満ではスクリユーと外周
ケーシング部との間に入る混合粉が摩擦熱によつ
て焦げを生じ、溶解分散性と風味とが著しく劣つ
た製品となる。 一方、二軸型エクストルダーでは原料の粳玄米
と粳精白米との混合物は粉状物の形状で、水分含
量を約12〜18重量%になる様に加水又は乾燥等に
より脱水して調節し、又は調節しながら供給する
のが好ましく、18重量%を越えるとクツキング処
理が充分に行われず製品中に湯に溶解分散しない
部分を生じ、又12重量%未満ではスクリユーと外
周ケーシング部との間に入る混合粉が摩擦熱及び
外部からの誘電加熱等によつて焦げを生じ溶解分
散性と風味が著しく劣つた製品となり好ましくな
い。 尚、二軸型のエクストルダーを用いてクツキン
グ処理をする場合にはバレル部の周囲に外部誘電
加熱装置等の加熱装置を設け、供給される原料を
加熱するのが好ましい。 本発明の方法においては前記の如く特定の割合
に配合した粳玄米と粳精白米との混合物を水分の
調整をした後或いは調整しながらエクストルダー
に供給すると、該混合物はスクリユー装置により
加圧前進せしめられクツキング処理、即ち加熱加
圧によりα化されてされて溶融した後先端のダイ
部より排出される際に膨化成形される。この様に
してエクストルダーのダイ部から排出される膨化
成形物は適当な長さに切断され製品としての即席
粥が得られるが、この場合成形物はダイ部排出孔
及びカツターの仕様の選択により板状、棒状、球
状等の任意の形状に膨化成形することができる。 以上の如くして得られる製品としての即席粥は
湯の中に入れると容易に分散溶解し均質な米粥と
することができ、又成形物を通常のスナツク菓子
と同様の長さに切断成形すると、湯に分散溶解せ
ずにそのままスナツク菓子として食することがで
きるものとなる。 次に本発明の他の実施態様について説明する。 この方法は前記の方法と同様に全量に対して45
重量%以上の粳玄米を含有する粳玄米と粳精白米
との混合物をエクストルダーに供給してクツキン
グ処理した後、膨化成形品を適宜形状、寸法に切
断成形し、温度80℃以下で乾燥するものである。 この方法においてはクツキング処理した後、適
宜の形状、寸法に切断成形された膨化成形品を温
度80℃以下で乾燥して水分含量を低下せしめるこ
とにより、スナツク菓子として供する場合に食感
がより好ましい製品となると共に湯に分散溶解性
の良好な即席粥とすることができる。他方、乾燥
温度が80℃を越えると製品を湯に投入した時の分
散溶解性が著しく低下し、粥状にならず即席粥と
して重大な欠陥がもたらされる。 又、乾燥方法は通常の乾燥方法でよく、直接又
は間接加熱のいずれの方法も用いることができ、
特に熱風による乾燥が好ましい。 以上説明した如く、本発明の方法は原料として
粳玄米と粳精白米との混合物を用いているために
従来の粳精白米のみからなる即席粥に比して栄養
価が高く、又エクストルダーでのクツキング処理
による簡単な操作により湯に浸漬時に分散溶解性
が良好であり、スナツク菓子としても利用できる
即席粥を極めて容易に提供し得る利点がある。 次に、実施例及び比較例に基づき本発明を更に
詳細に説明する。 実施例 1 銘柄米ササニシキの精白米(粒状)50部とササ
ニシキの玄米(粒状)50部とを混合し洗米した
後、加水して水分含量12.5重量%に調整しコレツ
ト(Collet)型の一軸型エクストルダーに定量づ
つ投入し、ダイ部より排出された連続した板状の
膨化米製品を得た。該連続板状膨化米製品を5cm
×5cmの大きさに切断成形した後75℃の湯に浸漬
したところ、3分以内に湯全体に均一に分散溶解
し、非分散溶解度20の風味良好な米粥となつた。 実施例 2 粳特定米Aの精白米粉50部と粳特定米の玄米粉
50部とを回転鍋にて混合して得た混合粉をクロズ
ロワール社製の2軸型エクストルダーに定量投入
し、水分含量が17.0重量%になる様に加水ポンプ
で調節しつつ加水し、ダイ部品温160℃〜180℃に
なる様バレル部の周囲に設置した外部誘電加熱装
置で加熱し、ダイ部内圧80〜120Kg/cm2でクツキ
ング処理し棒状の粳玄米、粳特定米混合膨化製品
を得た。 該粳玄米、粳特定米混合膨化製品は75℃の湯に
浸漬したところ、3分以内に均一に分散溶解して
非分散溶解度7.7の風味良好な米粥となつた。 実施例 3 粳標準米の玄米粉80部に粳標準米の精白米粉20
部を加えて回転鍋にて混合し、該粳標準米の玄米
粉、精白米粉混合粉を実施例2と同様の方法で処
理し、加水ポンプにて調節しつつ混合粉の水分含
量が15重量%になる様に加水し、エクストルダー
でクツキング処理して得られた該粳標準米の玄
米、精白米混合物の膨化品を75℃の湯に溶解分散
させたところ、3分以内に均一に分散溶解して非
分散溶解度15.6の風味良好な米粥となつた。 実施例 4 粳日本晴の玄米粉50部に粳銘柄米日本晴の精白
米粉50部を加えて混合した粳銘柄米日本晴の混合
米粉を実施例2と同様の方法で処理し、加水ポン
プで調節しつつ加水し、混合米粉の水分含量を
17.5重量%に調節したのちエクストルダーでクツ
キング処理して得た日本晴の玄米粉、精白米粉混
合膨化品を風温80℃でネツトコンベア上で水分3
重量%弱に乾燥して得た製品はそのままでもスナ
ツク菓子として食しても食感が良好なものであ
り、又該製品を75℃の湯に分散溶解させたところ
3分以内に分散溶解し、非分散溶解度20.0の風味
良好な米粥となつた。 比較例 1 粳標準米の精白米粉100部を実施例2と同様の
方法で該精白米粉の水分含量が17重量%になる様
に加水ポンプで調節しつつ加水し、エクストルダ
ーに供給しクツキング処理し、標準米精白米粉膨
化製品を得た。このものは非分散溶解度58.4で75
℃の湯に分散溶解させようとしたが分散溶解性が
わるく米粥状にならなかつた。 比較例 2 粳銘柄米コシヒカリの精白米粉50部に同粳銘柄
米コシヒカリの玄米粉50部を加えて混合したコシ
ヒカリの精白米粉、玄米粉混合粉を実施例2と同
様の方法で混合粉の水分含量が17重量%になる様
に調節しつつ加水し、エクストルダーに供給して
クツキング処理して得た膨化製品をネツトコンベ
アー上にて風温120℃の熱風をあてて水分含量3
重量%弱に乾燥した。 この粳銘柄米コシヒカリの精白米粉、玄米粉混
合米粉の膨化乾燥製品を75℃の湯に分散溶解させ
ようとしたが、ほとんど分散溶解せず米粥状にな
らなかつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 全量に対して45重量%以上の粳玄米を含有す
    る粳玄米と粳精白米との混合物を水分含量を10〜
    18重量%に調節した後一軸型又は二軸型であるエ
    クストルダーに供給してクツキング処理した後温
    度80℃以下で乾燥することを特徴とする即席粥の
    製造方法。
JP59042109A 1984-03-07 1984-03-07 即席粥の製造方法 Granted JPS60192557A (ja)

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JP59042109A JPS60192557A (ja) 1984-03-07 1984-03-07 即席粥の製造方法

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JP59042109A JPS60192557A (ja) 1984-03-07 1984-03-07 即席粥の製造方法

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JPS60192557A JPS60192557A (ja) 1985-10-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1146295A (zh) * 1995-09-25 1997-04-02 赖启光 速食大米片粥

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