JPH0438486A - 磁気抵抗センサーとその製造法 - Google Patents

磁気抵抗センサーとその製造法

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JPH0438486A
JPH0438486A JP2145265A JP14526590A JPH0438486A JP H0438486 A JPH0438486 A JP H0438486A JP 2145265 A JP2145265 A JP 2145265A JP 14526590 A JP14526590 A JP 14526590A JP H0438486 A JPH0438486 A JP H0438486A
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杉本 善保
Ichiro Shibazaki
一郎 柴崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、磁気式エンコーダーあるいはVTR等に使用
される強磁性薄膜からなるMR(磁気抵抗)センサーお
よびその製造法に関する。
[従来の技術1 近年、磁気式エンコーダーあるいはVTR用のキャプス
タンモーターを精密に制御する目的で強磁性薄膜からな
るMRセンサーが使用されており、モーターの精密制御
にはこのセンサーが必要不可欠となってきている。
第12図には、このMRセンサーを使用したVTRキャ
ブスクンモーターの一例の断面図を示した。
この例の場合、図面上の符号15はローターヨーク、符
号16はロータマグネット、符号13°は微小なピッチ
でN極、S極が交互に看峰されているFGマグネットを
それぞれ示し、これらは回転子部分を構成している。
また符号17はモーター駆動用のステータコイル、18
はケースを示している。符号14は樹脂製のホルダー1
4Hに固定されたMRセンサーであり、その磁気検知部
位がFGマグネット13°に対向するように配置する。
モーターの回転制御は、MRセンサーの出力信号を利用
してなされる。14MはMRセンサーのリードボンディ
ング部を樹脂で補強したモールド部であり、符号7はM
Rセンサーと回路基板19とを電気的に接続するための
リード部を示している。
FGマグネットは通常微細なピッチで着磁されており、
その磁界強度も小さい。そのため、モーターの回転制御
をするのに必要な出力信号を得るためには、MRセンサ
ー14の磁気検知部とFGマグネット13°とのギャッ
プを適正に、すなわち80〜120μm程度に保つ必要
がある。そのギャップが大きすぎると磁界強度が弱まる
ため、所要の出力が得られなくなる。一方モールドによ
る端子部の補強は、少なくとも300μm程度の厚みが
必要である。したがって、第13図のごとく、MRセン
サーの磁気検知部14Sをモールド部位14Mと共にF
Gマグネット13に対向させたとしても所望の出力は得
られないので、通常は第14図のように、モールド部1
4MをFGマグネット13から避けて、磁気検知部位1
4SとFGマグネットとが適正なギャップを保つことの
できるように、MRセンサーを配置する。
第15図(A)には、樹脂製のホルダーに装着する前の
従来のMRセンサーの正面図を、同図(B)にはその断
面図を示した。図中1はガラス基板、14sはMRセン
サー14の磁気検知部、14Wは配線部、14Tは端子
部、143Bはハンダによるボンディング部をそれぞれ
示し、14Mはボンディング部のモールド補強部を、7
はリードを示している。また、14Pは無機材料からな
る保護膜を示している。ハンダでのボンディングは自動
化を図りにくく、そのため、自動化の容易なワイヤーボ
ンディング法と比較して、ボンディング工程の合理化が
図りにくい。また必要とするポンディングパッドの面積
が大きいため、素子の小型化が図り難い。
また、ボンディング部を露出させた状態では電気的なシ
ョートが発生しやすかったり、接続部からリードが剥離
したりするため、そういう不具合をなくす目的でボンデ
ィング部をモールド補強する。ハンダボンディングの場
合、その融点が低いためモールド補強する際に、耐熱性
が高く、モールド時の形状安定性が優れ、さらにモール
ドコストの安価なトランスファーモールド法を適用する
ことができない。そのためボンディング部の補強は、エ
ポキシ等の樹脂を塗布またはボッティングすることによ
り行っていた。このボッティングによるモールドは、形
状の安定性および再現性が悪い。すなわち、この方法で
はモールド樹脂の硬化時に、端子部より上面、つまりセ
ンサ一部方向に樹脂が流れる等の問題も生ずる。そのた
め従来は、センサ一部下端とモールド部上端とのスペー
スは、そのマージンを見込んで大きくとる必要があった
。そのため、センサーペレットを含め、MRセンサーを
小さくすることができなかった。
従って、ハンダボンディングをベースにした素子の組立
は、ボンディングやモールドの自動化、形状安定性およ
び素子の小型化という点で大きな問題があった。また、
さらにハンダによる接続では「ハンダ耐熱試験」等の高
温熱負荷試験での信頼性が悪いという問題もあった。ま
た、回路基板へ取り付ける際も、基板およびその周囲の
雰囲気全体を200℃以上に加熱する「リフロー工程」
には耐えることができない。従って、「リフロー工程」
導入による゛回路基板組立合理化°を図ることができな
いという問題もあった。
第15図には、ペレット上の端子部とリードとの接続が
ワイヤーでなされている他の従来素子の断面構造を示す
この素子は、平坦な基板1°上に磁気検知部2°。
配線部3゛および端子電極4°を有するペレットの磁気
検知部上に保護膜50を形成し、ペレットとり−ド7と
をワイヤー6°で接続し、さらに磁気検知部上を一定の
厚みで樹脂が覆うように、熱硬化性樹脂9”でモールド
したものである。通常、このモールドはトランスファー
成形により自動的におこなわれる。従って組立も先の例
と比較すると、省力化されており、組立コストを低(押
えることができる。また、このようなワイヤーボンディ
ング構造をとることにより、「ハンダ耐熱試験」等の高
温熱負荷テストでの信頼性を高くすることができる。
しかし、このような構造ではトランスファーモールドを
行った際に、磁気検知部表面上を覆う樹脂の厚さを一定
厚みに制御することは非常に困難である。なぜなら、M
Rセンサーを製作する際、ペレットはシリコンやガラス
等のウェハー上で同時に多数個形成されるが、そのウェ
ハーは通常、同一ウニバー内での厚み公差は少ないもの
の、ウェハー間で絶対値40〜100μm程度の公差を
有している。すなわちそれを個々に分離したペレットに
おいても、同一ペレット内での厚みばらつきは少ないと
しても、ペレット間での厚みのばらつきは同程度となる
。そのため、ワイヤーボンディングを終えたペレット付
きのリードを、トランスファーモールド用の金型にセッ
トした際、ペレット上面、すなわちペレットのモールド
される面と金型とのギャップを常に一定にすることがで
きない。従って、磁気検知部表面上を覆う樹脂の厚さを
一定厚みにすることができなくなる。
そのため、先にも述べたように、このような素子は例え
ば第11図あるいは第13図に示した状態で使用される
が、磁気検知部上面を覆っているモールド樹脂厚が一定
でないので、磁気検知部と磁気信号源とのギャップを適
正に保つことが難しいという問題があった。従って、安
定して必要な出力を得ることができなかった。
また、前記のような不具合をなくす目的で、ウェハーを
選別あるいは研磨することにより、ペレットの厚みのば
らつきを少なくすることも可能ではある。しかし、そう
したとしても、厚みのばらつきを完全にな(すことは不
可能である。実際には、絶対値で40μm程度が限界で
あるので、磁気検知部と磁気信号源とのギャップのばら
つきは組付は精度を考慮するとさらに大きくなり、出力
も安定しない。また、ウェハーを選別あるいは研磨する
とコストも非常に高いという問題もある。
[発明が解決しようとする課題1 本発明の目的は、以上説明したような従来の問題点を解
消し、磁気検知部が露出した、耐熱性の高いMRセンサ
ーを提供することにある。
また、ペレットの厚みのばらつきを吸収し、容易に安定
して磁気検知部を露出させることができ、前記MRセン
サーを効率よく組立のできる、量産性の優れたMRセン
サーの製造法を提供することにある。
[課題を解決するための手段1 このような目的を達成するために本発明によるMRセン
サーは、強磁性薄膜からなる磁気検知部がモールド樹脂
によって覆われていない樹脂成形モールド型磁気抵抗セ
ンサーにおいて、表面に磁気検知部および端子電極部を
有する素子ペレットが、その背面の少な(とも一部にお
いて、リードアイランドの一方の面上に接着されており
、前記端子電極とリードとの接続がワイヤーによりなさ
れ、かつ前記リードアイランドの他方の面に弾性を有す
る樹脂薄層が形成されていることを特徴とする。
ここで、樹脂薄層の厚さは50μm以上、かつ300μ
m以下が良い。
本発明製造方法は、MRセンサーペレットを該ペレット
の背面の少な(とも一部においてリードアイランド上に
接着する工程、前記ペレットとリードとの電気的接続を
ワイヤーボンディングにより行う工程、前記リードアイ
ランドの裏面の少なくとも一部に弾性を有する樹脂を塗
布または接着する工程、前記ペレットの磁気検知部形成
面が止金型に密着するように、下金型に設けられたピン
により前記樹脂の表面を押圧して前記ペレットを上金型
に押しあてる工程、および前記金型内に樹脂を注入し樹
脂成形モールドする工程を含むことを特徴とする。
ここで、ペレット上面が押し当てられる金型面の表面粗
さが1μm以下であると良い。
[作 用] 本発明においては、磁気検知部がモールド樹脂で覆われ
ることなく露出しているので、磁気信号源に対して適正
なギャップでMRセンサーを配置させることが、容易に
しかも安定して行える。
さらに、本発明によるMRセンサーはワイヤーボンディ
ング、樹脂成形モールドという自動化対応のプロセスに
て製造が行えるので、耐熱性の高いMRセンサーを低コ
ストで再現性よ(製作することができる。特にリードア
イランドの裏面に弾性を有する樹脂が形成されているの
で、モールド工程の制御性がよい。
[実施例1 以下、図面を参照して本発明を説明する。
第1図には、本発明MRセンサーの例として、ガラス基
板を用いたMRセンサーの構造例を示した。
第1図(A)は正面図、(B)は断面図である。図中1
はガラス基板、2は強磁性薄膜、2sは強磁性薄膜から
なる磁気検知部、3は導電材料からなる配線部、4は端
子電極、5は無機系の材料からなる保護膜をそれぞれ示
している。また、ガラス基板からなるMRセンサーペレ
ットが接着固定されているリードアイランドの反対面に
は、弾性を有する樹脂8が接着してあり、磁気検知部2
S上には、樹脂が覆っていない構造となっている。また
、熱硬化性モールド樹脂9は、ペレット上の端子部、ワ
イヤー6およびリード部7をモールド補強している。
つぎに、この本発明MRセンサーの製造法について述べ
る。まず、第2図(A)に正面図を、FB)に断面図を
示すように、所要のウェハプロセスを経たペレット10
1 、すなわち磁気検知部2S、無機保護膜5、端子電
極4が形成されたペレットをリードアイランド7I上に
接着する。接着剤としては特に限定はないが、Agペー
スト等が一般的に用いられる。なおすべての図において
、この接着層の記載は省略しである。つぎに第3図(A
)に正面図を、(B)に断面図を示すようにワイヤー6
によりMRセンサーペレットとリードとの電気的接続を
行う。ついで、第4図(A)に正面図を、(B)に断面
図を示すようにペレットを接着しであるアイランドの反
対面に弾性を有する樹脂8を接着する。つぎに、そのペ
レット付きリードを金型にセットする。その際に磁気検
知部形成面と上金型の一部とが、密着するように第4図
の樹脂部分8を下金型に設けられたピンにて押えるよう
にする。ついで、樹脂成形モールドすることにより、第
1図のMRセンサーが完成する。なお、樹脂8は接着で
な(塗布によっても形成することができる。
このように本発明では、リードアイランドの一部に接着
または塗布された弾性を有する樹脂N8を介して、磁気
検知部を上金型に押し当てるので、磁気検知部形成面を
損傷させることなくモールドすることができる。さらに
、樹脂層8の弾性を利用することにより、ペレットの厚
み公差を吸収し、安定してペレット上の磁気検知部を上
金型に押し当てることができる。例えば、ペレットの厚
みのばらつきが絶対値で50μmあったとしても、リー
ドアイランドに接着された樹脂層8を50μm以上押し
つぶすように金型を設計しておけば、常に磁気検知部形
成面を上金型に押し当てることができる。実用上は、ウ
ェハーの厚み公差は一般に、絶対値で50μm以上のも
のが多い。従って、樹脂層8の厚みも50μm以上が好
ましい。また、その厚みの上限としては、リードアイラ
ンド背面のモールド厚みを考慮すると、300μm以下
が好ましいといえる。樹脂層8の材料としては、弾性を
有したものならばなんでもよいが、モールド時の金型温
度が高いので、耐熱性の高い材料が好ましい。そういう
点で、シリコン系の樹脂は好ましいものである。また、
変性アクリレート系の樹脂でも問題はない。
またさらには、シリコン系の樹脂等を塗布するのと同等
の効果を得るために、弾性を有するラバー等を接着剤を
介して接着することも等しく用いることができる。
なお磁気検知部形成面を上金型に押し当てたさいに、磁
気検知部面が破損したりしないように、無機系の材料か
らなる保護膜5の上に、さらに有機系の材料、すなわち
ポリイミドあるいはソルダーレジスト等の樹脂をさらに
塗布することもある。
トランスファーモールド用の樹脂は、非常に流れがよ(
、わずかな隙間でも樹脂が入り込んでいく。従ってモー
ルド時に、ペレット上の磁気検知部形成面を上金型に押
し当てても、上金型のその部位に凹凸があればモールド
樹脂が流れ込み、ペレットの表面に付着してしまう。実
用上は、ペレット表面にlOμm程度樹脂が付着しても
、支障はないが、表面に樹脂がないほうが、さらに好ま
しい。第1表には、上金型表面粗さとモールド後ペレッ
ト表面へ流れ込んだ樹脂厚を示している。
表面粗さが、1μm以下になると樹脂の流れ込みがなく
なるので、上金型の表面粗さはIum以下であることが
好ましい。
第1表 また、モールド用の樹脂としてはトランスファーモール
ド時に使用されるエポキシ系を代表とする熱硬化性樹脂
と同等に熱可塑性樹脂も用いることができる。ただし、
ハンダ耐熱に関しては、樹脂が熱可塑性であるので、ト
ランスファーモールドで使用される熱硬化性樹脂と比較
すると不利ではあるが、PPS、 PBT等の耐熱性の
高い樹脂を用いれば問題はない。
またさらに、トランスファーモールド等の金型によるモ
ールド後、第5図に示すようにペレットの接着されてい
るリードアイランドの反対面側に樹脂9°を塗布モール
ドしても、なんら支障はない。樹脂9°を塗布モールド
することにより、MRセンサーの裏面をフラットにする
ことができ、またその部位からの水分浸入等を防止する
ことができ、信頼性が向上する。樹脂9°の材料として
は、特に限定はないが、耐湿性等の信頼性が高いエポキ
シ系の樹脂やシリコン系、ポリイミド等の材料が好まし
い。
本発明に適用しうるペレット構造としては、これまで述
べてきた構造以外のものもある。第6図はそのようなペ
レット構造の例を示し、図(A)は正面図、図(B)は
断面図である。第6図に示したペレットは段差のあるセ
ラミックl゛の上面にガラス層9をグレーズしたもので
ある。また、このグレーズ層は基板全体に形成されてい
たとしてもなんら支障はない。
第7図(A)、(B)は本発明の適用しつるペレット構
造の他の例を示したものである。この例では磁気検知部
形成部位にのみ、フラットなセラミック基板1”上にガ
ラスグレーズ層を設けている。素子磁気特性を最大限に
引き8すためには磁気検知部形成部位の表面はフラット
な方が望ましいので、セラミック上に直接磁気検知部を
形成するよりも、第6図あるいは第7図のように、磁気
検知部の形成部位にガラスグレーズ膜があるほうが、好
ましい。
また、このような段差を有する基板は、セラミック以外
にも、ガラスを機械加工したりSiウェハーをエツチン
グ加工したりすることによっても製作することが可能で
あり、それらの基板も本発明に用いることができる。
K凰■ユ 本発明の第1の実施例として、第5図に示した断面構造
を有するMRセンサーについて説明する。
まず、本MRセンサーの製作手順について、第5図を参
照しながら、以下に述べる。ガラス基板1に、強磁性体
からなる磁気検知部2および配線部3を形成した。つい
で端子部4を形成した。次に、Singからなる保護膜
5を所要の形状に付着形成し、さらにその上にソルダー
レジスト5°を所要形状に塗布、硬化させた。ここまで
の工程は、ウェハー状態で行われるので、実際には多数
のMRセンサーペレットが、同一ウニバー上に同時に形
成されている。ついで、そのウェハーをグイシングする
ことにより、ペレット上に個々に分離した。
次に、そのペレットをリードアイランドにグイボンディ
ングすることにより、接着固定した。ついで、ワイヤー
6でペレットの端子部とリードとを接続し、そのつぎに
、シリコン系の樹脂8をリードアイランドの反対面に塗
布した。ついで、モールドをするために、ペレット付き
のリードフレームを金型にセットした。その際、金型構
造は、下金型にある固定ピンにてシリコン系樹脂8を介
し、磁気検知部が上金型に押し当てられる構造となって
いる。金型セット後、エポキシ系の熱硬化性樹脂9の注
入、すなわちトランスファーモールドを行い、ついで固
定ピンのくぼみのあった部位にエポキシ樹脂9°をボッ
ティングし、MRセンサーの裏面をフラットにした。こ
のようにして、第1の実施例を製作した。
第2表には、従来のハンダボディングによるMRセンサ
ーと本実施例とのハンダリフロー試験での特性変動の値
を比較して示した。本実施例のセンサーは、従来例に比
べ特性変動が非常に小さい。
第2表 *ハンダリフロー試験結果 (条件260℃雰囲気、60SEC) 実11性ス 第8図に本発明の他の実施例の断面を示す。本実施例は
実施例1におけるシリコン系樹脂8の塗布にかえ、シリ
コンゴム8°をエポキシ系樹脂8”で接着したものであ
る。他の製造工程は実施例1と同様である。下金型のピ
ンでシリコンゴム8゛を押えて上金型に押し当て、モー
ルド樹脂を注入することによって、センサー面がモール
ドされていない素子が作製される。
去11硼旦 第9図には、第6図に示されているようなペレットを用
いて製作されたMRセンサーの断面構造を載せた。製造
法は、実施例1と同様である。このペレットは、磁気検
知部と端子部との間に段差がある。そのため、第9図の
ごとく、磁気検知部形成面とモールド面がほぼ同一面に
なるようにモールドすることができる。このような断面
構造を持つ素子は、第1O図に示されているごとく、磁
気信号源(FGマグネット)13に対向させた場合に有
利な構造であるといえる。すなわち磁気信号源と磁気検
知部形成面とのギャップを任意に設定することができる
からである。
夫里U 第11図には、第7図に示されているようなペレットの
磁気検知部形成面上にポリイミドからなる保護膜5”を
さらに塗布したMRセンサーペレットを用いて製作され
たMRセンサーの断面構造を載せた。製造法は、前記実
施例1あるいは3と同様の手順で行っているが、樹脂モ
ールドの際、材料として熱可塑性樹脂PP5(12)を
用いた。
本実施例では、前実施例3と同様に、モールド時に磁気
検知形成面よりも端子電極上のモールド面が低い位置に
形成されるようにモールドを行っている。また、本実施
例ではリードアイランドの背面をエポキシ樹脂9°でモ
ールドしている。このように、リードアイランドの背面
をモールド補強することにより、リードアイランドが介
在した電気的なショートや水分の浸入等の不具合の発生
を防止することができる。
[発明の効果] 以上のべたように本発明は、磁気検知部上面を上金型に
押し当てる際、センサーペレットの乗っているリードア
イランドの背面に接着または塗布された弾性を有する樹
脂側から、下金型内のピンにて押されるので、その樹脂
によりペレットの厚みむらが吸収され、安定して磁気検
知部が露出したMRセンサーを製作することができる。
さらには、ワイヤーボンディングしているので、耐熱性
の高いMRセンサーを製作することも可能である。また
、ワイヤーボンディング、樹脂成形モールドによる組立
なので、組立工程の自動化が容易であり、合理化が図れ
るので、組立コストの低減も図れる。
【図面の簡単な説明】 第1図(A) 、 (B)はそれぞれ本発明MRセンサ
ーの構造を示す正面図および断面図、 第2図(A)、(B) 、第3図(A) 、 (B)お
よび第4図(A)、CB)は第1図のMRセンサーを製
作するための工程を示す正面図および断面図、 第5図は第1の実施例の断面図、 第6図(A)、(B)および第7図(A)、(B)は本
発明センサーに用いつる、センサー完成前のペレットの
正面図および断面図、 第8図は第2の実施例の断面図、 第9図は第3の実施例の断面図、 第10図は第3の実施例MRセンサーをモーターに対向
させた場合の概略の断面形態を示す図、第11図は第4
の実施例の断面図、 第12図は本発明MRセンサーの適用しつるVTRモー
ターに従来のセンサーを配置した状態を示す断面図、 第13図および第14図は第12図の従来のMRセンサ
ーをモーターに対向させた場合の概略の断面形態、 第15図(A)および(B)は従来の素子の正面図ぶよ
び断面図、 第16図は従来の他のMRセンサーの断面図である。 l・・・ガラス基板、 2・・・強磁性薄膜、 2S・・・磁気検知部、 3・・・配線部、 4・・・端子部、 5・・・無機材料からなる保護膜、 6・・・ワイヤー 7・・・リード部、 8・・・弾性を有する樹脂層、 8°・・・シリコンゴム、 9・・・モールド樹脂、 10.11・・・ガラスグレーズ層、 12・・・熱可塑性樹脂、 13・・・FGマグネット、 14・・・従来のMRセンサー 15・・・ロータヨーク、 16・・・ロータマグネット、 17・・・モーター駆動用のステータコイル、18・・
・ケース。 (A)           (B) ←造工程?示で正面図)3JL−断面間第2図 (A)            (B)本忙唱1: J
、6 MR亡ガーの澗丘に水ゴ正面図りW酊面図(A)
           (B) (直工f!2示す正面図L1飢1図 (A) (a) 釈長ユ程?示す正面図J−)Jt;腑血図(A) (B) ベルレートの正面図おJv’びり面図 第6 図 累lの芙たf’lの断−面区 (A) (日) べ・bトめ正型■凹およυr面図 第 ア 図 煽2め災tf′l117)飢面目 第8図 1B月にJるMRヒンづ〜と[−夕のfIハb示σ図第
1Q図 5iA3の災也94の断面図 第 図 ’JP、4のγ把ゼリの断面図 第 図 VTRモーターと七を牙5八MRじン“す′のロヒ11
と示4図第 12図 (む軟鎮MRじン寸−の面こ直と示す図第74図 イ芝釆めMRで−、万一のめ自lを示1図第13図 (A) CB) 従来のMRでン可−I171正面図りjp比1面rV第
15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)強磁性薄膜からなる磁気検知部がモールド樹脂によ
    って覆われていない樹脂成形モールド型磁気抵抗センサ
    ーにおいて、表面に磁気検知部および端子電極部を有す
    る素子ペレットが、その背面の少なくとも一部において
    、リードアイランドの一方の面上に接着されており、前
    記端子電極とリードとの接続がワイヤーによりなされ、
    かつ前記リードアイランドの他方の面に弾性を有する樹
    脂薄層が形成されていることを特徴とする磁気抵抗セン
    サー。 2)前記樹脂薄層の厚さが50μm以上かつ300μm
    以下であることを特徴とする請求項1に記載の磁気抵抗
    センサー。 3)前記弾性を有する樹脂薄層が、他の樹脂で埋設され
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気
    抵抗センサー。 4)前記磁気検知部が、前記端子電極上のモールドの上
    面と同一面上に、もしくは該上面より突出した面上に形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか記載の磁気抵抗センサー。 5)MRセンサーペレットを該ペレットの背面の少なく
    とも一部においてリードアイランド上に接着する工程、
    前記ペレットとリードとの電気的接続をワイヤーボンデ
    ィングにより行う工程、前記リードアイランドの裏面の
    少なくとも一部に弾性を有する樹脂を塗布または接着す
    る工程、前記ペレットの磁気検知部形成面が上金型に密
    着するように、下金型に設けられたピンにより前記樹脂
    の表面を押圧して前記ペレットを上金型に押しあてる工
    程、および前記金型内に樹脂を注入し樹脂成形モールド
    する工程を含むことを特徴とする磁気抵抗センサーの製
    造法。 6)少なくとも前記磁気検知部形成面が押しあてられる
    部位における前記金型表面の表面粗さが1μm以下であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の磁気抵抗センサー
    の製造法。 7)前記樹脂成形モールド工程後に、リードアイランド
    の前記ペレットが接着された反対面に、さらに樹脂を充
    填する工程を含むことを特徴とする請求項5または6に
    記載の磁気抵抗センサーの製造法。 (以下余白)
JP2145265A 1990-06-05 1990-06-05 磁気抵抗センサーとその製造法 Expired - Lifetime JPH0734034B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0738048A (ja) * 1993-07-16 1995-02-07 Nec Corp リードフレーム型磁気抵抗効果センサの実装構造
JP2011080853A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Alps Electric Co Ltd 湿度センサパッケージ及びその製造方法

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