JPH0438958Y2 - - Google Patents
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- JPH0438958Y2 JPH0438958Y2 JP1988054376U JP5437688U JPH0438958Y2 JP H0438958 Y2 JPH0438958 Y2 JP H0438958Y2 JP 1988054376 U JP1988054376 U JP 1988054376U JP 5437688 U JP5437688 U JP 5437688U JP H0438958 Y2 JPH0438958 Y2 JP H0438958Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric
- weight
- piston
- cylinder
- connecting rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、高速プレス等のスライド等より発生
する慣性力を機械内部で動的に平衡させるプレス
機械の動的平衡装置に関するものである。
する慣性力を機械内部で動的に平衡させるプレス
機械の動的平衡装置に関するものである。
一般に、プレス機械は、モータ等と連結された
クランク軸のクランク偏心にコネクチングロツド
を取り付け、このコネクチングロツドにスライド
を連結し、モータ等の回転運動をクランク偏心に
よりスライドの往復運動に変換するものであり、
この変換に際し、機械内部に動的アンバランスが
生じる。そこで、従来より、動的アンバランスを
打ち消すために、コネクチングロツドを介してス
ライドが連結されたクランク軸に、クランク偏心
と180度位相が異なる偏心部を設け、当該偏心部
に平衡用重りを取り付けた発明(特開昭60−
231600号公報)等、種々の動的平衡装置が提案さ
れている。
クランク軸のクランク偏心にコネクチングロツド
を取り付け、このコネクチングロツドにスライド
を連結し、モータ等の回転運動をクランク偏心に
よりスライドの往復運動に変換するものであり、
この変換に際し、機械内部に動的アンバランスが
生じる。そこで、従来より、動的アンバランスを
打ち消すために、コネクチングロツドを介してス
ライドが連結されたクランク軸に、クランク偏心
と180度位相が異なる偏心部を設け、当該偏心部
に平衡用重りを取り付けた発明(特開昭60−
231600号公報)等、種々の動的平衡装置が提案さ
れている。
ところで、プレス機械においは、前記クランク
偏心の偏心量を調整可能にしてスライドのストロ
ークが可変とされるものがある(実開昭63−6200
号)。このタイプのプレス機械では、ストローク
長さが変わると、前記クランク偏心におけるアン
バランス力も当然に変わることになる。しかし、
このタイプのプレス機械においては、ストローク
の長短に応じた動的平衡がとれる装置が未だ提案
されておらず、プレス仕様の多様化が求められて
いる現在においては、かかる動的平衡装置の開発
が望まれている。この場合、平衡用重りが取り付
けられるクランク軸偏心部の偏心量を変えること
も考えられるが、偏心量の変更は困難であり、さ
らに、装置の構造が複雑化されてしまう。
偏心の偏心量を調整可能にしてスライドのストロ
ークが可変とされるものがある(実開昭63−6200
号)。このタイプのプレス機械では、ストローク
長さが変わると、前記クランク偏心におけるアン
バランス力も当然に変わることになる。しかし、
このタイプのプレス機械においては、ストローク
の長短に応じた動的平衡がとれる装置が未だ提案
されておらず、プレス仕様の多様化が求められて
いる現在においては、かかる動的平衡装置の開発
が望まれている。この場合、平衡用重りが取り付
けられるクランク軸偏心部の偏心量を変えること
も考えられるが、偏心量の変更は困難であり、さ
らに、装置の構造が複雑化されてしまう。
ここに、本考案の目的は、スライドのストロー
ク変化に応じて動的平衡をとれるプレス機械の動
的平衡装置を提供することにある。
ク変化に応じて動的平衡をとれるプレス機械の動
的平衡装置を提供することにある。
本考案は、スライドのストロークが可変とされ
たプレス機械に設けられる動的平衡装置の平衡用
重りの重量を調整可能としたもので、その具体的
構成は、スライドと連結されたコネクチングロツ
ドをクランク軸に偏心量調整可能に取り付けたプ
レス機械の動的平衡装置であつて、前記クランク
軸にクランク偏心と位相の異なる偏心部を形成
し、この偏心部に平衡用重りを連結し、この平衡
用重りを複数個の重り片に分割するとともに、こ
の重り片を連結するシリンダ装置、ボルト等の連
結手段を備えたものである。
たプレス機械に設けられる動的平衡装置の平衡用
重りの重量を調整可能としたもので、その具体的
構成は、スライドと連結されたコネクチングロツ
ドをクランク軸に偏心量調整可能に取り付けたプ
レス機械の動的平衡装置であつて、前記クランク
軸にクランク偏心と位相の異なる偏心部を形成
し、この偏心部に平衡用重りを連結し、この平衡
用重りを複数個の重り片に分割するとともに、こ
の重り片を連結するシリンダ装置、ボルト等の連
結手段を備えたものである。
このように構成された本考案では、モータ等と
連結されたクランク軸を回転させると、コネクチ
ングロツドを介してスライドは往復移動される。
この際、スライドに起因して発生する動的アンバ
ランスは、クランク軸の偏心部に連結された平衡
用重りによつて打ち消されるが、スライドのスト
ロークが大きく、クランク軸に生じる動的アンバ
ランスが大きい時は、前記偏心部に連結される重
り片の個数を多くして平衡用重りの重量を大きく
し、一方、ストロークが小さく、動的アンバラン
スが小さい時は、重り片の個数を少なくして平衡
用重りの重量を小さくするものである。
連結されたクランク軸を回転させると、コネクチ
ングロツドを介してスライドは往復移動される。
この際、スライドに起因して発生する動的アンバ
ランスは、クランク軸の偏心部に連結された平衡
用重りによつて打ち消されるが、スライドのスト
ロークが大きく、クランク軸に生じる動的アンバ
ランスが大きい時は、前記偏心部に連結される重
り片の個数を多くして平衡用重りの重量を大きく
し、一方、ストロークが小さく、動的アンバラン
スが小さい時は、重り片の個数を少なくして平衡
用重りの重量を小さくするものである。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図には本実施例が設置されたプレス機械の
正断面が、第2図にはその側断面がそれぞれ示さ
れている。これらの図において、プレス機械のク
ラウン1にはモータ(図示せず)と連結されたク
ランク軸2が軸支され、このクランク軸2のクラ
ンク偏心2Aにはコネクチングロツド3の上端部
が連結され、このコネクチングロツド3の下端部
にはスライド4が連結されている。
正断面が、第2図にはその側断面がそれぞれ示さ
れている。これらの図において、プレス機械のク
ラウン1にはモータ(図示せず)と連結されたク
ランク軸2が軸支され、このクランク軸2のクラ
ンク偏心2Aにはコネクチングロツド3の上端部
が連結され、このコネクチングロツド3の下端部
にはスライド4が連結されている。
第2図の通り、前記クランク偏心2Aとコネク
チングロツド3との間には偏心シーブ11が介在
され、この偏心シーブ11は、第3図A,Bの通
り、前記クランク偏心2Aが下死点にあるとき
に、下向きに偏心しているように配置されてい
る。前記クランク偏心2A、偏心シーブ11及び
コネクチングロツド3をクランク軸2の径方向に
貫通するようにシリンダ12が設けられ、このシ
リンダ12内にはロツクピン13が摺動自在に収
納されている。このロツクピン13は、第3図A
の通り、その上限位置にてクランク偏心2A及び
偏心シーブ11を結合し、これにより、クランク
軸2のみならず偏心シーブ11も回転されて偏心
シーブ11の偏心量R2×2のストークでスライ
ド4が上下動され、また、ロツクピン13は、第
3図Bの通り、その下限位置にて偏心シーブ11
及びコネクチングロツド3を結合し、これにより
クランク軸2のみが回転されてクランク偏心2A
の偏心量R1×2のストークでスライド4が上下
動されるようになつている。
チングロツド3との間には偏心シーブ11が介在
され、この偏心シーブ11は、第3図A,Bの通
り、前記クランク偏心2Aが下死点にあるとき
に、下向きに偏心しているように配置されてい
る。前記クランク偏心2A、偏心シーブ11及び
コネクチングロツド3をクランク軸2の径方向に
貫通するようにシリンダ12が設けられ、このシ
リンダ12内にはロツクピン13が摺動自在に収
納されている。このロツクピン13は、第3図A
の通り、その上限位置にてクランク偏心2A及び
偏心シーブ11を結合し、これにより、クランク
軸2のみならず偏心シーブ11も回転されて偏心
シーブ11の偏心量R2×2のストークでスライ
ド4が上下動され、また、ロツクピン13は、第
3図Bの通り、その下限位置にて偏心シーブ11
及びコネクチングロツド3を結合し、これにより
クランク軸2のみが回転されてクランク偏心2A
の偏心量R1×2のストークでスライド4が上下
動されるようになつている。
前記シリンダ12の第3図A,B中上部には上
部ピストン14が摺動自在に収納され、このピス
トン14よりも小径の補助シリンダ15がクラン
ク偏心2A及び偏心シーブ11の上端部分に設け
られ、これらシリンダ12,15の間を連通する
連通孔16内には下端を前記上部ピストン14に
接続されかつ上端を補助シリンダ15内の補助ピ
ストン17に接続された連結ロツド18が摺動可
能に収納されている。前記連通孔16には一端を
クランク軸2の軸端に開口された油圧流路19の
他端が接続され、この流路19から連通孔16を
通つてシリンダ12の上端に油が供給されると、
上部ピストン14及びロツクピン13が下降して
第3図Bの通り、偏心シーブ11及びコネクチン
グロツド3を結合するようになつている。また、
前記シリンダ12の下部には下部ピストン20が
摺動自在に収納され、さらに、コネクチングロツ
ド3内にはシリンダ12の下端に接続された油圧
流路21が形成され、この油圧流路21からシリ
ンダ12の下端に油が供給されると、下部ピスト
ン20及びロツクピン13が上昇して第3図Aの
通り、クランク偏心2A及び偏心シーブ11を結
合するようになつている。ここにおいて、前記偏
心シーブ11、シリンダ12、ロツクピン13、
上部及び下部ピストン14,20、補助シリンダ
15、連通孔16、補助ピストン17、連結ロツ
ド18及び油圧流路19,21によりストローク
可変手段10が構成されている。
部ピストン14が摺動自在に収納され、このピス
トン14よりも小径の補助シリンダ15がクラン
ク偏心2A及び偏心シーブ11の上端部分に設け
られ、これらシリンダ12,15の間を連通する
連通孔16内には下端を前記上部ピストン14に
接続されかつ上端を補助シリンダ15内の補助ピ
ストン17に接続された連結ロツド18が摺動可
能に収納されている。前記連通孔16には一端を
クランク軸2の軸端に開口された油圧流路19の
他端が接続され、この流路19から連通孔16を
通つてシリンダ12の上端に油が供給されると、
上部ピストン14及びロツクピン13が下降して
第3図Bの通り、偏心シーブ11及びコネクチン
グロツド3を結合するようになつている。また、
前記シリンダ12の下部には下部ピストン20が
摺動自在に収納され、さらに、コネクチングロツ
ド3内にはシリンダ12の下端に接続された油圧
流路21が形成され、この油圧流路21からシリ
ンダ12の下端に油が供給されると、下部ピスト
ン20及びロツクピン13が上昇して第3図Aの
通り、クランク偏心2A及び偏心シーブ11を結
合するようになつている。ここにおいて、前記偏
心シーブ11、シリンダ12、ロツクピン13、
上部及び下部ピストン14,20、補助シリンダ
15、連通孔16、補助ピストン17、連結ロツ
ド18及び油圧流路19,21によりストローク
可変手段10が構成されている。
第1図及び第2図の通り、前記クランク軸2の
軸端2Bには本実施例に係る動的平衡装置30が
配置されている。この動的平衡装置30は、次の
ように構成されている。即ち、前記軸端2Bには
取付板31を介して偏心部としての偏心軸32が
取り付けられ、この偏心軸32には連結ロツド3
4を介して平衡用重り33が連結されている。こ
の際、前記偏心軸32と前記クランク偏心2Aと
の位相は180度異なる。前記平衡用重り33は、
第1重り片41と第2重り片42とに上下に2分
割されるとともに、これら第1及び第2重り片4
1,42は、前記クラウン1内で上下に延びて固
設された2本のガイドロツド5に沿つてそれぞれ
移動可能とされている。ここにおいて、上方側の
第1重り片41の上部には、平衡用重り33の上
下動を滑らかに行わせるエアーシリンダ35が連
結されている。
軸端2Bには本実施例に係る動的平衡装置30が
配置されている。この動的平衡装置30は、次の
ように構成されている。即ち、前記軸端2Bには
取付板31を介して偏心部としての偏心軸32が
取り付けられ、この偏心軸32には連結ロツド3
4を介して平衡用重り33が連結されている。こ
の際、前記偏心軸32と前記クランク偏心2Aと
の位相は180度異なる。前記平衡用重り33は、
第1重り片41と第2重り片42とに上下に2分
割されるとともに、これら第1及び第2重り片4
1,42は、前記クラウン1内で上下に延びて固
設された2本のガイドロツド5に沿つてそれぞれ
移動可能とされている。ここにおいて、上方側の
第1重り片41の上部には、平衡用重り33の上
下動を滑らかに行わせるエアーシリンダ35が連
結されている。
第1図の通り、前記第1及び第2重り片41,
42の図中左右両側には連結手段50が2個設け
られている。これらの連結手段50は、前記第1
重り片41内に埋設されたシリンダ51にピスト
ン52を昇降自在に収納し、このピストン52に
シリンダ51の下端及び前記第2重り片42を貫
通するピストンロツド53を取り付け、このロツ
ド53の途中に第2重り片42の下端を係止する
係止部材であるナツト部材54を螺合し、エアー
供給手段60から供給されるエアーがピストンロ
ツド53の連通孔55内を流通してピストン52
の下方側シリンダ室51Aに流入されるようにな
つている。これにより、前記シリンダ室51Aに
エアーが供給されるとピストン52が上昇し、第
2重り片42は、第1重り片41に抱え込まれる
状態となり、かつ、クランク軸2が回転される
と、第1重り片41とともに上下動し、一方、前
記シリンダ室51Aと大気とが連通される時はク
ランク軸2が回転されると、第1重り片51のみ
が上下動するようになつている。この際、前記ピ
ストンロツド53とこのロツド53の下端部を収
納するクラウン下端のジヤツク56とはシールさ
れており、ピストンロツド53がピストン52と
ともに上下動しても前記シリンダ室51A内にエ
アーを供給できるようにされている。
42の図中左右両側には連結手段50が2個設け
られている。これらの連結手段50は、前記第1
重り片41内に埋設されたシリンダ51にピスト
ン52を昇降自在に収納し、このピストン52に
シリンダ51の下端及び前記第2重り片42を貫
通するピストンロツド53を取り付け、このロツ
ド53の途中に第2重り片42の下端を係止する
係止部材であるナツト部材54を螺合し、エアー
供給手段60から供給されるエアーがピストンロ
ツド53の連通孔55内を流通してピストン52
の下方側シリンダ室51Aに流入されるようにな
つている。これにより、前記シリンダ室51Aに
エアーが供給されるとピストン52が上昇し、第
2重り片42は、第1重り片41に抱え込まれる
状態となり、かつ、クランク軸2が回転される
と、第1重り片41とともに上下動し、一方、前
記シリンダ室51Aと大気とが連通される時はク
ランク軸2が回転されると、第1重り片51のみ
が上下動するようになつている。この際、前記ピ
ストンロツド53とこのロツド53の下端部を収
納するクラウン下端のジヤツク56とはシールさ
れており、ピストンロツド53がピストン52と
ともに上下動しても前記シリンダ室51A内にエ
アーを供給できるようにされている。
前記エアー供給手段60は、前記ジヤツク56
の下端に接続された配管61に、切換弁62、圧
力計63、圧力調整弁64及びエアー源65を接
続したもので、切換弁62の操作によつて前記シ
リンダ室51Aにエアーを供給し、あるいは、シ
リンダ室51Aを大気に連通してエアーの放出を
許容するようになつている。また、第1重り片4
1に連結状態の第2重り片42が下死点にある時
は、クラウン1との間に所定寸法(1〜2mm)の
つかみ代αが形成されている。このつかみ代αは
通常、1〜2mmであるが、短い方が望ましい。
の下端に接続された配管61に、切換弁62、圧
力計63、圧力調整弁64及びエアー源65を接
続したもので、切換弁62の操作によつて前記シ
リンダ室51Aにエアーを供給し、あるいは、シ
リンダ室51Aを大気に連通してエアーの放出を
許容するようになつている。また、第1重り片4
1に連結状態の第2重り片42が下死点にある時
は、クラウン1との間に所定寸法(1〜2mm)の
つかみ代αが形成されている。このつかみ代αは
通常、1〜2mmであるが、短い方が望ましい。
このような構成のプレス機械では、大きなスト
ロークでスライド4を上下動させるには、まず、
第3図Aの通り、油圧流路21内に油を供給して
シリンダ12の下端に油を流入させる。すると、
下部ピストン20は上昇してロツクピン13を押
し上げ、このロツクピン13によつてクランク偏
心2Aと偏心シーブ11とは結合される。さら
に、この大きなストロークに対応させるため連結
手段50によつて第1重り片41と第2重り片4
2とを連結する。つまり、切換弁62を操作して
エアー源65からシリンダ室51A内にエアーを
供給すると、ピストン52は押し上げられ、第2
重り片42は上昇して第1重り片41に抱え込ま
れる状態となる。その後、モータ(図示せず)に
より前記クランク軸2を回転させると、偏心シー
ブ11も一体に回転し、これらに取り付けられた
コネクチングロツド3を介してスライド4は、
R2×2のストロークで上下動する。この際、第
1重り片41及び第2重り片42も第4図A,B
の通り上下動するので、スライド4の上下動に伴
う動的アンバランスは両重り片41,42の重量
によつて打ち消される。
ロークでスライド4を上下動させるには、まず、
第3図Aの通り、油圧流路21内に油を供給して
シリンダ12の下端に油を流入させる。すると、
下部ピストン20は上昇してロツクピン13を押
し上げ、このロツクピン13によつてクランク偏
心2Aと偏心シーブ11とは結合される。さら
に、この大きなストロークに対応させるため連結
手段50によつて第1重り片41と第2重り片4
2とを連結する。つまり、切換弁62を操作して
エアー源65からシリンダ室51A内にエアーを
供給すると、ピストン52は押し上げられ、第2
重り片42は上昇して第1重り片41に抱え込ま
れる状態となる。その後、モータ(図示せず)に
より前記クランク軸2を回転させると、偏心シー
ブ11も一体に回転し、これらに取り付けられた
コネクチングロツド3を介してスライド4は、
R2×2のストロークで上下動する。この際、第
1重り片41及び第2重り片42も第4図A,B
の通り上下動するので、スライド4の上下動に伴
う動的アンバランスは両重り片41,42の重量
によつて打ち消される。
また、小さなストロークでスライド4を上下動
させるには、まず、第3図Bの通り、油圧流路1
9内に油を供給してシリンダ12の上端に油を流
入させる。すると、上部ピストン20は下降して
ロツクピン13を押し下げ、このロツクピン13
によつてクランク偏心2Aとコネクチングロツド
3とが結合される。さらに、この小さなストロー
クに対応させるため切換弁62を操作してシリン
ダ室51Aと大気とを連通させ、シリンダ室51
Aからのエアーを流出させる。その後、前述と同
様に、モータにより前記クランク軸2を回転させ
ると、このクランク軸2のみが回転し、これによ
りコネクチングロツド3を介してスライド4は、
R1×2のストロークで上下動する。この際、第
1重り片41も第5図A,Bの通り上下動するの
で、スライド4の上下動に伴う動的アンバランス
は第1重り片41の重量によつて打ち消される。
させるには、まず、第3図Bの通り、油圧流路1
9内に油を供給してシリンダ12の上端に油を流
入させる。すると、上部ピストン20は下降して
ロツクピン13を押し下げ、このロツクピン13
によつてクランク偏心2Aとコネクチングロツド
3とが結合される。さらに、この小さなストロー
クに対応させるため切換弁62を操作してシリン
ダ室51Aと大気とを連通させ、シリンダ室51
Aからのエアーを流出させる。その後、前述と同
様に、モータにより前記クランク軸2を回転させ
ると、このクランク軸2のみが回転し、これによ
りコネクチングロツド3を介してスライド4は、
R1×2のストロークで上下動する。この際、第
1重り片41も第5図A,Bの通り上下動するの
で、スライド4の上下動に伴う動的アンバランス
は第1重り片41の重量によつて打ち消される。
ここで、スライド4の重量をM、第1重り片4
1の重量をm1、第2重り片42の重量をm2と
し、偏心軸32の偏心量をrとすると、クランク
軸2の軸芯におけるモーメントの釣り合い式は次
のようになる。
1の重量をm1、第2重り片42の重量をm2と
し、偏心軸32の偏心量をrとすると、クランク
軸2の軸芯におけるモーメントの釣り合い式は次
のようになる。
小さなストローク(R1×2)の場合では、第
6図Aの通り、スライド4と1個の重り片41と
は釣り合いの関係にあるので、 MR1=m1rとなる。
6図Aの通り、スライド4と1個の重り片41と
は釣り合いの関係にあるので、 MR1=m1rとなる。
また、大きなストローク(R2×2)の場合で
は、第6図Bの通り、スライド4と2個の重り片
41,42とは釣り合いの関係にあるので、 MR2=(m1+m2)rとなる。
は、第6図Bの通り、スライド4と2個の重り片
41,42とは釣り合いの関係にあるので、 MR2=(m1+m2)rとなる。
このような本実施例によれば、クランク軸2の
偏心部(偏心軸32)に連結された平衡用重り3
3を2個の重り片41,42に分割し、スライド
のストロークが大きい時は、前記偏心軸32に2
個の重り片41,42を連結手段50を介して連
結し、ストロークが小さい時は偏心軸32に1個
の重り片41のみを連結したので、ストロークの
長短に応じて適正にクランク軸2に発生する動的
アンバランスを打ち消すことができる。また、本
実施例では、分割された重り片41,42を連結
する連結手段50を、シリンダ51、ピストン5
2、ピストンロツド53及びエアー供手段60等
から構成したので、これら重り片41,42の連
結操作を容易にできる。
偏心部(偏心軸32)に連結された平衡用重り3
3を2個の重り片41,42に分割し、スライド
のストロークが大きい時は、前記偏心軸32に2
個の重り片41,42を連結手段50を介して連
結し、ストロークが小さい時は偏心軸32に1個
の重り片41のみを連結したので、ストロークの
長短に応じて適正にクランク軸2に発生する動的
アンバランスを打ち消すことができる。また、本
実施例では、分割された重り片41,42を連結
する連結手段50を、シリンダ51、ピストン5
2、ピストンロツド53及びエアー供手段60等
から構成したので、これら重り片41,42の連
結操作を容易にできる。
前述のような本考案によれば、スライドのスト
ローク変化に応じて動的平衡をとれるという効果
がある。
ローク変化に応じて動的平衡をとれるという効果
がある。
第1図は本考案に係る一実施例の動的平衡装置
が設置されたプレス機械の側断面図、第2図はそ
の一部の正断面図、第3図A,Bはストローク可
変装置の断面図であり、Aはスライドストローク
が大きい場合の設置状態を示し、Bはスライドス
トロークが小さい場合の設置状態を示すものであ
る。第4図A,B及び第5図A,Bは前記実施例
の動作説明図であり、第4図は大きなストローク
の場合であつて、Aは上死点時、Bは下死点時の
状態を示し、また、第5図は小さなストロークの
場合であつて、Aは上死点時、Bは下死点時の状
態を示す。第6図A,Bは前記実施例の釣り合い
状態を説明するための概略図であつて、Aは小さ
なストロークの場合であり、Bは大きなストロー
クの場合である。 1……クラウン、2……クランク軸、2A……
クランク偏心、3……コネクチングロツド、4…
…スライド、10……ストローク可変手段、30
……動的平衡装置、32……偏心部としての偏心
軸、33……平衡用重り、41……第1重り片、
42……第2重り片、50……連結手段。
が設置されたプレス機械の側断面図、第2図はそ
の一部の正断面図、第3図A,Bはストローク可
変装置の断面図であり、Aはスライドストローク
が大きい場合の設置状態を示し、Bはスライドス
トロークが小さい場合の設置状態を示すものであ
る。第4図A,B及び第5図A,Bは前記実施例
の動作説明図であり、第4図は大きなストローク
の場合であつて、Aは上死点時、Bは下死点時の
状態を示し、また、第5図は小さなストロークの
場合であつて、Aは上死点時、Bは下死点時の状
態を示す。第6図A,Bは前記実施例の釣り合い
状態を説明するための概略図であつて、Aは小さ
なストロークの場合であり、Bは大きなストロー
クの場合である。 1……クラウン、2……クランク軸、2A……
クランク偏心、3……コネクチングロツド、4…
…スライド、10……ストローク可変手段、30
……動的平衡装置、32……偏心部としての偏心
軸、33……平衡用重り、41……第1重り片、
42……第2重り片、50……連結手段。
Claims (1)
- 水平なクランク軸のクランク偏心の外周に偏心
シーブが嵌合され、この偏心シーブの外周に下部
にスライドが連結されたコネクチングロツドの上
部が嵌合され、前記クランク偏心、前記偏心シー
ブおよび前記コネクチングロツドの上部の内部に
ロツクピンが半径方向に移動自在に収納され、こ
のロツクピンで前記クランク偏心と前記偏心シー
ブ、前記偏心シーブと前記コネクチングロツドの
上部とが選択的に連結されるとともに、前記クラ
ンク軸に前記クランク偏心と180度位相が異なつ
て設けられた偏心部に連結ロツドを介して上下動
自在な平衡用重りが連結され、この平衡用重りは
上側の第1重り片と下側の第2重り片とからな
り、第1重り片の内部にシリンダが配置され、こ
のシリンダ内のピストンから下向きに延びるピス
トンロツドが第2重り片に摺動自在に挿通され、
このピストンロツドに第2重り片の下面に係止可
能な係止部材が設けられ、かつ、前記ピストンロ
ツドの内部に前記ピストンより下側の前記シリン
ダ内のシリンダ室をエアー源と大気とに接続する
連通孔が形成されていることを特徴とするプレス
機械の動的平衡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988054376U JPH0438958Y2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988054376U JPH0438958Y2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01160000U JPH01160000U (ja) | 1989-11-07 |
| JPH0438958Y2 true JPH0438958Y2 (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=31280310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988054376U Expired JPH0438958Y2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0438958Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-21 JP JP1988054376U patent/JPH0438958Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01160000U (ja) | 1989-11-07 |
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