JPH065036Y2 - プレス機械の動的平衡装置 - Google Patents
プレス機械の動的平衡装置Info
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- JPH065036Y2 JPH065036Y2 JP13768688U JP13768688U JPH065036Y2 JP H065036 Y2 JPH065036 Y2 JP H065036Y2 JP 13768688 U JP13768688 U JP 13768688U JP 13768688 U JP13768688 U JP 13768688U JP H065036 Y2 JPH065036 Y2 JP H065036Y2
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- eccentric
- crankshaft
- connecting rod
- ring
- projection
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Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレス機械のスライドが上下動した際の慣性
力の動的バランスを得るための装置に関し、高速プレス
機械に特に有効に利用できるものである。
力の動的バランスを得るための装置に関し、高速プレス
機械に特に有効に利用できるものである。
プレス機械には、エアシリンダのエア圧力でスライドの
重量(スライドに取り付けられた金型等の重量を含む。
以下同じ。)をバランスさせるための静的平衡装置の他
に、プレス機械運転時におけるスライドの上下動の慣性
力に関する動的アンバランスを解消し、振動の発生を防
止するための動的平衡装置が設けられる。
重量(スライドに取り付けられた金型等の重量を含む。
以下同じ。)をバランスさせるための静的平衡装置の他
に、プレス機械運転時におけるスライドの上下動の慣性
力に関する動的アンバランスを解消し、振動の発生を防
止するための動的平衡装置が設けられる。
このような動的平衡装置として特開昭60−23160
0が知られ、この装置では、クランク軸にスライドがコ
ンロッドを介して連結される第1偏心部の他に第2偏心
部を設け、第1偏心部に対して第2偏心部を角度位相が
180度異なったものとし、第2偏心部に連結部材を介
して上下動自在なバランスウェイトを連結しており、ク
ランク軸の回転によりバランスウェイトはスライドと対
称運動の上下動を行う。
0が知られ、この装置では、クランク軸にスライドがコ
ンロッドを介して連結される第1偏心部の他に第2偏心
部を設け、第1偏心部に対して第2偏心部を角度位相が
180度異なったものとし、第2偏心部に連結部材を介
して上下動自在なバランスウェイトを連結しており、ク
ランク軸の回転によりバランスウェイトはスライドと対
称運動の上下動を行う。
ところで、スライドの上下動ストロークはプレス品の種
類等に応じて調整自在とされることが必要で、このため
従来、実開昭63−6200に示されるように、クラン
ク軸の第1偏心部の偏心量を調整自在とすることが行わ
れている。このように第1偏心部の偏心量を調整自在と
し、これを変更した場合には、スライドの重量との関係
によるモーメントの大きさが変化し、この結果、動的バ
ランスが失われることになる。
類等に応じて調整自在とされることが必要で、このため
従来、実開昭63−6200に示されるように、クラン
ク軸の第1偏心部の偏心量を調整自在とすることが行わ
れている。このように第1偏心部の偏心量を調整自在と
し、これを変更した場合には、スライドの重量との関係
によるモーメントの大きさが変化し、この結果、動的バ
ランスが失われることになる。
この問題を解決するため、第1偏心部の偏心量を調整自
在としたプレス機械に関する実願昭63−54376で
は、バランスウェイトの重量を変更可能とし、この重量
を変えることにより、スライド側のモーメントとバラン
スウェイト側のモーメントを等しくできるようにし、動
的バランスを保つようにしている。
在としたプレス機械に関する実願昭63−54376で
は、バランスウェイトの重量を変更可能とし、この重量
を変えることにより、スライド側のモーメントとバラン
スウェイト側のモーメントを等しくできるようにし、動
的バランスを保つようにしている。
ところが、プレス機械の動的バランスは、以上のモーメ
ントだけではなく、スライド、バランスウェイトの加速
度等についての運動状態、すなわちスライドモーショ
ン、バランスウェイトモーションとも関係しており、む
しろこれらのモーションの方がモーメントよりも動的バ
ランスに影響を与える。スライドモーションはクランク
軸の第1偏心部の偏心量に対する前記コンロッドの長さ
(スライド側の連桿比)で決り、バランスウェイトモー
ションはクランク軸の第2偏心部の偏心量に対する前記
連結部材の長さ(バランスウェイト側の連桿比)で決ま
る。これらの連桿比が同一のとき両モーションは同じと
なり、動的バランスを得られる。
ントだけではなく、スライド、バランスウェイトの加速
度等についての運動状態、すなわちスライドモーショ
ン、バランスウェイトモーションとも関係しており、む
しろこれらのモーションの方がモーメントよりも動的バ
ランスに影響を与える。スライドモーションはクランク
軸の第1偏心部の偏心量に対する前記コンロッドの長さ
(スライド側の連桿比)で決り、バランスウェイトモー
ションはクランク軸の第2偏心部の偏心量に対する前記
連結部材の長さ(バランスウェイト側の連桿比)で決ま
る。これらの連桿比が同一のとき両モーションは同じと
なり、動的バランスを得られる。
実願昭63−54376の従来装置では、クランク軸の
第1偏心部の偏心量が変更されても第2偏心部の偏心量
は一定であるため、スライダ側の連桿比とバランスウェ
イト側の連桿比とに相違が生じ、これによりスライドモ
ーションとバランスウェイトモーションとに差が生じ、
動的バランスが多少ではあるが失われることになる。
第1偏心部の偏心量が変更されても第2偏心部の偏心量
は一定であるため、スライダ側の連桿比とバランスウェ
イト側の連桿比とに相違が生じ、これによりスライドモ
ーションとバランスウェイトモーションとに差が生じ、
動的バランスが多少ではあるが失われることになる。
本考案の目的は、スライド側の連桿比とバランスウェイ
ト側の連桿比との差をできるだけ小さくまたは零にする
ことができるようにし、これにより動的バランスの向上
を達成できるようにしたプレス機械の動的平衡装置を提
供するところにある。
ト側の連桿比との差をできるだけ小さくまたは零にする
ことができるようにし、これにより動的バランスの向上
を達成できるようにしたプレス機械の動的平衡装置を提
供するところにある。
本考案に係るプレス機械の動的平衡装置は、クランク軸
に設けられた第1偏心部にコンロッドを介して上下動自
在なスライドを連結し、かつ、前記クランク軸に第1偏
心部から角度位相が180度異なって設けられた第2偏
心部に連結部材を介して上下動自在なバランスウェイト
を連結し、第1偏心部の偏心量を調整自在としたプレス
機械の動的平衡装置において、第2偏心部の偏心量を調
整自在としたことを特徴とするものである。
に設けられた第1偏心部にコンロッドを介して上下動自
在なスライドを連結し、かつ、前記クランク軸に第1偏
心部から角度位相が180度異なって設けられた第2偏
心部に連結部材を介して上下動自在なバランスウェイト
を連結し、第1偏心部の偏心量を調整自在としたプレス
機械の動的平衡装置において、第2偏心部の偏心量を調
整自在としたことを特徴とするものである。
また、以上において、前記コンロッドの長さは第1偏心
部の偏心量の変更に伴い変化されるとともに、前記連結
部材の長さは第2偏心部の偏心量を変更すると変化され
ることを特徴とするものである。
部の偏心量の変更に伴い変化されるとともに、前記連結
部材の長さは第2偏心部の偏心量を変更すると変化され
ることを特徴とするものである。
前記連結部材の長さを変える構造は、連結部材中に例え
ば油圧シリンダによる伸縮機構を設けたものでもよく、
またクランク軸の第2偏心部の偏心量を変えるとこれに
伴い自動的に連結部材の実質的長さが変わるものでもよ
い。
ば油圧シリンダによる伸縮機構を設けたものでもよく、
またクランク軸の第2偏心部の偏心量を変えるとこれに
伴い自動的に連結部材の実質的長さが変わるものでもよ
い。
クランク軸の第1偏心部の偏心量が変更された場合に第
2偏心部の偏心量を変更すると、スライド側の連桿比と
バランスウェイト側の連桿比との差は、第1偏心部の偏
心量を変えるとコンロッドの長さが変わるものでは小さ
くでき、コンロッドの長さが変わらないものでは零にで
きる。
2偏心部の偏心量を変更すると、スライド側の連桿比と
バランスウェイト側の連桿比との差は、第1偏心部の偏
心量を変えるとコンロッドの長さが変わるものでは小さ
くでき、コンロッドの長さが変わらないものでは零にで
きる。
また、クランク軸の第2偏心部の偏心量を変更した場合
に連結部材の長さが変わるようにすれば、第1偏心部の
偏心量を変えるとコンロッドの長さが変わるものでも、
第1偏心部の偏心量が変更された場合に第2偏心部の偏
心量の変更により、スライド側の連桿比とバランスウェ
イト側の連桿比との差を零にできる。
に連結部材の長さが変わるようにすれば、第1偏心部の
偏心量を変えるとコンロッドの長さが変わるものでも、
第1偏心部の偏心量が変更された場合に第2偏心部の偏
心量の変更により、スライド側の連桿比とバランスウェ
イト側の連桿比との差を零にできる。
以上によりスライドモーションとバランスウェイトモー
ションとの相違を小さくまたは零にでき、動的バランス
を向上させることができる。
ションとの相違を小さくまたは零にでき、動的バランス
を向上させることができる。
第1図は本考案に係る装置が適用されたプレス機械のク
ラウン内部を示す縦断面図である。プレス機械のフレー
ム1には軸受2により水平なクランク軸3が回転自在に
支持され、クランク軸3には円形の偏心突起4が形成さ
れ、偏心突起4の外周に円形の偏心輪5が回転自在に嵌
合される。これらの偏心突起4、偏心輪5によりクラン
ク軸3の第1偏心部6が構成され、クランク軸3に複数
存在する第1偏心部6のそれぞれにコンロッド7の上端
7Aが回転自在に嵌合され、コンロッド7を介して第1
偏心部6にスライド8が連結される。スライド8の重量
は図示しないエアシリンダのエア圧力でバランスされ、
静的平衡が確保されている。
ラウン内部を示す縦断面図である。プレス機械のフレー
ム1には軸受2により水平なクランク軸3が回転自在に
支持され、クランク軸3には円形の偏心突起4が形成さ
れ、偏心突起4の外周に円形の偏心輪5が回転自在に嵌
合される。これらの偏心突起4、偏心輪5によりクラン
ク軸3の第1偏心部6が構成され、クランク軸3に複数
存在する第1偏心部6のそれぞれにコンロッド7の上端
7Aが回転自在に嵌合され、コンロッド7を介して第1
偏心部6にスライド8が連結される。スライド8の重量
は図示しないエアシリンダのエア圧力でバランスされ、
静的平衡が確保されている。
偏心突起4、偏心輪5、コンロッド7の内部には主シリ
ンダ9が形成され、主シリンダ9に上部ピストン10、
下部ピストン11が配置され、これらのピストン10,
11の間にロックピン12が介入される。上部ピストン
10にはロッド13を介して副シリンダ14内の補助ピ
ストン15が連結され、ロッド13が挿入された通孔1
6に油路17から油が供給されると、上部ピストン10
は補助ピストン15との受圧面積の差により下降する。
一方、下部ピストン11は油路18から供給される油に
よって上昇する。
ンダ9が形成され、主シリンダ9に上部ピストン10、
下部ピストン11が配置され、これらのピストン10,
11の間にロックピン12が介入される。上部ピストン
10にはロッド13を介して副シリンダ14内の補助ピ
ストン15が連結され、ロッド13が挿入された通孔1
6に油路17から油が供給されると、上部ピストン10
は補助ピストン15との受圧面積の差により下降する。
一方、下部ピストン11は油路18から供給される油に
よって上昇する。
油路17,18への油の給排によりロックピン9は上部
ピストン10、下部ピストン11により上下動し、これ
により偏心突起4と偏心輪5とは第2図の通りロックピ
ン12および補助ピストン15で連結されたり、第3図
の通り連結が解除されたりする。すなわち、クランク軸
3の軸方向と直角に移動自在となったロックピン12等
により、第2図、第3図に示されている通り、偏心突起
4と偏心輪5、および偏心輪5とコンロッド7の端部7
Aは選択的に連結、連結解除される。第2図の状態にな
った場合には、第1図偏心部6の偏心量は偏心突起4に
偏心輪5を加えたe1となり、第3図の状態になった場
合には、第1偏心部6の偏心量は偏心突起4だけのe2
となる。
ピストン10、下部ピストン11により上下動し、これ
により偏心突起4と偏心輪5とは第2図の通りロックピ
ン12および補助ピストン15で連結されたり、第3図
の通り連結が解除されたりする。すなわち、クランク軸
3の軸方向と直角に移動自在となったロックピン12等
により、第2図、第3図に示されている通り、偏心突起
4と偏心輪5、および偏心輪5とコンロッド7の端部7
Aは選択的に連結、連結解除される。第2図の状態にな
った場合には、第1図偏心部6の偏心量は偏心突起4に
偏心輪5を加えたe1となり、第3図の状態になった場
合には、第1偏心部6の偏心量は偏心突起4だけのe2
となる。
これにより、図示しないモータ、フライホイール、クラ
ッチ等からなるスライド駆動機構によりクランク軸3を
回転させた場合に、第2図と第3図とではスライド8の
上下動ストロークが変わることになる。
ッチ等からなるスライド駆動機構によりクランク軸3を
回転させた場合に、第2図と第3図とではスライド8の
上下動ストロークが変わることになる。
第1図の通りクランク軸3の軸端には第2偏心部偏心量
調整機構19が設けられ、この調整機構19の具体的構
造は第4図、第6図、第7図で示されている。
調整機構19が設けられ、この調整機構19の具体的構
造は第4図、第6図、第7図で示されている。
第4図の通りクランク軸3の軸端にはクランク軸3と直
交する方向に長いケース20が第6図の通りボルト21
で結合され、ケース20にはクランク軸3と直交する方
向に長くかつクランク軸3の軸方向に貫通した角孔状の
開口孔22が形成されている。開口孔22にはクランク
軸3の第2偏心部23を構成する移動体24が挿入さ
れ、移動体24は第4図の通り開口孔22から突出した
前部の筒部24Aと、開口孔22に嵌合された後部の角
部24Bとを有する。第7図の通り角部24Bの後端に
はクランク軸3の軸端に形成されたガイド溝25に嵌合
するガイド突起24Cが設けられ、角部24Bの開口孔
22に沿った摺動およびガイド突起24Cのガイド溝2
5に沿った摺動により、移動体24はクランク軸3と直
交する方向に移動できるようになっている。
交する方向に長いケース20が第6図の通りボルト21
で結合され、ケース20にはクランク軸3と直交する方
向に長くかつクランク軸3の軸方向に貫通した角孔状の
開口孔22が形成されている。開口孔22にはクランク
軸3の第2偏心部23を構成する移動体24が挿入さ
れ、移動体24は第4図の通り開口孔22から突出した
前部の筒部24Aと、開口孔22に嵌合された後部の角
部24Bとを有する。第7図の通り角部24Bの後端に
はクランク軸3の軸端に形成されたガイド溝25に嵌合
するガイド突起24Cが設けられ、角部24Bの開口孔
22に沿った摺動およびガイド突起24Cのガイド溝2
5に沿った摺動により、移動体24はクランク軸3と直
交する方向に移動できるようになっている。
第4図の通り移動体24には180度対向する位置にシ
リンダ26,27が形成され、シリンダ26,27にケ
ース20に固設されて不動となったピストン28,29
が嵌合され、シリンダ26,27内に油室30,31が
区画形成される。移動体24の中心部には移動体24に
対して相対的に回動自在なロータリ式油供給具32が液
密状態で嵌合され、油路33、油通路34を介して油室
30に油が供給され、また、油室31には油路35、通
孔36を介して油が供給されるようになっている。な
お、第4図では作図の都合上、移動体24内に形成され
た油通路34は油室30からずれているが、実際には第
6図の通り一致している。
リンダ26,27が形成され、シリンダ26,27にケ
ース20に固設されて不動となったピストン28,29
が嵌合され、シリンダ26,27内に油室30,31が
区画形成される。移動体24の中心部には移動体24に
対して相対的に回動自在なロータリ式油供給具32が液
密状態で嵌合され、油路33、油通路34を介して油室
30に油が供給され、また、油室31には油路35、通
孔36を介して油が供給されるようになっている。な
お、第4図では作図の都合上、移動体24内に形成され
た油通路34は油室30からずれているが、実際には第
6図の通り一致している。
油室30,31に油を給排することにより、移動体24
は油圧で第4図、第5図の通りクランク軸3と直交する
方向に移動し、従ってクランク軸3の第2偏心部23の
偏心量は変更される。第4図ではこの偏心量はe3とな
っており、第5図ではe4となっている。
は油圧で第4図、第5図の通りクランク軸3と直交する
方向に移動し、従ってクランク軸3の第2偏心部23の
偏心量は変更される。第4図ではこの偏心量はe3とな
っており、第5図ではe4となっている。
第4図の通り移動体24の前部の前記筒部24Aには軸
受37を介して連結部材38の基端38Aが回転自在に
嵌合され、第8図の通り連結部材38の先端38Bには
バランスウェイト40がピン39で連結される。バラン
スウェイト40は静的バランスを得るためのエアシリン
ダ42によるエア圧力を受けながらガイドバー41に沿
って上下動自在である。従ってクランク軸3が回転する
と、第2偏心部23に連結部材38を介して連結された
バランスウェイト40は第2偏心部23の偏心量に応じ
たストローク量で上下動する。
受37を介して連結部材38の基端38Aが回転自在に
嵌合され、第8図の通り連結部材38の先端38Bには
バランスウェイト40がピン39で連結される。バラン
スウェイト40は静的バランスを得るためのエアシリン
ダ42によるエア圧力を受けながらガイドバー41に沿
って上下動自在である。従ってクランク軸3が回転する
と、第2偏心部23に連結部材38を介して連結された
バランスウェイト40は第2偏心部23の偏心量に応じ
たストローク量で上下動する。
以上において、クランク軸3の第1偏心部6と第2偏心
部23とは角度位相が180度異なっており、スライド
8の上下動とバランスウェイト40の上下動とは対称運
動となるようなっている。
部23とは角度位相が180度異なっており、スライド
8の上下動とバランスウェイト40の上下動とは対称運
動となるようなっている。
次に作用について説明する。
第9図(A)はクランク軸3の第1偏心部6の偏心量と
第2偏心部23の偏心量とが共に小さい場合、すなわち
第3図と第5図の場合を線図で模式的に示した図であ
る。本図では動的バランスの説明の簡便化のため、コン
ロッド7の長さと連結部材38の長さとを共にLとする
他、スライド8の重量とバランスウェイト40の重量と
を等しいものとし、これらの重量によるスライド8側の
モーメントとバランスウェイト40側のモーメントが同
じになるように、第1偏心部6の偏心量(前記e2)と
第2偏心部23の偏心量(前記e4)とを同一のrとし
ている。また、これらの偏心量の変更後を示す第9図
(B)でも、第1偏心部6の偏心量(前記e1)と第2
偏心部23の偏心量(前記e3)とを同一のr+aとし
ている。
第2偏心部23の偏心量とが共に小さい場合、すなわち
第3図と第5図の場合を線図で模式的に示した図であ
る。本図では動的バランスの説明の簡便化のため、コン
ロッド7の長さと連結部材38の長さとを共にLとする
他、スライド8の重量とバランスウェイト40の重量と
を等しいものとし、これらの重量によるスライド8側の
モーメントとバランスウェイト40側のモーメントが同
じになるように、第1偏心部6の偏心量(前記e2)と
第2偏心部23の偏心量(前記e4)とを同一のrとし
ている。また、これらの偏心量の変更後を示す第9図
(B)でも、第1偏心部6の偏心量(前記e1)と第2
偏心部23の偏心量(前記e3)とを同一のr+aとし
ている。
偏心量調整前を示す第9図(A)では、スライド8側の
連桿比とバランスウェイト側40の連桿比とは共にL/
rであるから、これらの連桿比の差は L/r−L/r=0 となり、スライドモーションとバランスウェイトモーシ
ョンとが同一になって動的バランスが確保されている。
連桿比とバランスウェイト側40の連桿比とは共にL/
rであるから、これらの連桿比の差は L/r−L/r=0 となり、スライドモーションとバランスウェイトモーシ
ョンとが同一になって動的バランスが確保されている。
第9図(B)で示されるように偏心量調整を行うために
は、第1偏心部6については、スライド8を下死点に降
ろした後、ロックピン12を第2図で示す位置まで移動
させ、また第2偏心部23については、移動体24を第
4図で示す位置まで移動させる。
は、第1偏心部6については、スライド8を下死点に降
ろした後、ロックピン12を第2図で示す位置まで移動
させ、また第2偏心部23については、移動体24を第
4図で示す位置まで移動させる。
本実施例では第1偏心部6の偏心量調整機構が第1図で
示された構造のものとなっていることにより、第9図
(B)の通り第1偏心部6の偏心量をrからt+aに変
更すると、第1偏心部6とコンロッド7との連結中心部
が変位する結果、コンロッド7の実質的長さはL−aに
自動的に変化することになる。従って、スライド側8の
連桿比とバランスウェイト40側の連桿比との差は となる。
示された構造のものとなっていることにより、第9図
(B)の通り第1偏心部6の偏心量をrからt+aに変
更すると、第1偏心部6とコンロッド7との連結中心部
が変位する結果、コンロッド7の実質的長さはL−aに
自動的に変化することになる。従って、スライド側8の
連桿比とバランスウェイト40側の連桿比との差は となる。
一方、第2偏心部の偏心量を調整する機構を設けず、第
1偏心部6の偏心量だけを変更した場合には、連桿比の
差は となる。
1偏心部6の偏心量だけを変更した場合には、連桿比の
差は となる。
r+L>rであるから、(1)式の絶対値は(2)式の絶対値
よりも小さい。このため、第1偏心部6の偏心量を変更
した場合に第2偏心部23の偏心量も変更すると、第2
偏心部23の偏心量を変えない場合よりもスライドモー
ションとバランスウェイトモーションとの相違を小さく
でき、動的バランスを向上させることができることにな
る。
よりも小さい。このため、第1偏心部6の偏心量を変更
した場合に第2偏心部23の偏心量も変更すると、第2
偏心部23の偏心量を変えない場合よりもスライドモー
ションとバランスウェイトモーションとの相違を小さく
でき、動的バランスを向上させることができることにな
る。
以上のように第2偏心部23の偏心量を変更することに
よって動的バランスを向上させることができるという効
果は、コンロッド7と連結部材38との長さが不等の場
合でも、また、スライド8側のモーメントとバランスウ
ェイト40側のモーメントとに相違が生じることになる
が、第1偏心部6の偏心量と第2偏心部23の偏心量と
が不等の場合でも得られる。
よって動的バランスを向上させることができるという効
果は、コンロッド7と連結部材38との長さが不等の場
合でも、また、スライド8側のモーメントとバランスウ
ェイト40側のモーメントとに相違が生じることになる
が、第1偏心部6の偏心量と第2偏心部23の偏心量と
が不等の場合でも得られる。
第10図は本考案の別実施例を示す。この実施例では連
結部材38中に例えば油圧シリンダによる伸縮機構43
を設け、連結部材38の長さを第2偏心部23の偏心量
変更前ではLとし、変更後ではL−aとしている。これ
によると、スライド8側の連桿比とバランスウェイト4
0側の連桿比との差を偏心量変更前後を通して零にでき
ることになる。
結部材38中に例えば油圧シリンダによる伸縮機構43
を設け、連結部材38の長さを第2偏心部23の偏心量
変更前ではLとし、変更後ではL−aとしている。これ
によると、スライド8側の連桿比とバランスウェイト4
0側の連桿比との差を偏心量変更前後を通して零にでき
ることになる。
第11図は本考案のさらなる別実施例を示す。この実施
例では第2偏心部偏心量調整機構19を第1偏心部6の
偏心量調整機構と同じ構造にしている。すなわち、クラ
ンク軸3には円形の偏心突起44が形成され、偏心突起
44の外周に円形の偏心輪45が嵌合され、偏心突起4
4と偏心輪45とで第2偏心部23が構成される。第2
偏心部23には連結部材46を介してバランスウェイト
40が連結される。偏心突起44と偏心輪45とは上部
ピストン47、下部ピストン48が移動せしめられるロ
ックピン49および補助ピストン50により連結され、
また連結解除される。
例では第2偏心部偏心量調整機構19を第1偏心部6の
偏心量調整機構と同じ構造にしている。すなわち、クラ
ンク軸3には円形の偏心突起44が形成され、偏心突起
44の外周に円形の偏心輪45が嵌合され、偏心突起4
4と偏心輪45とで第2偏心部23が構成される。第2
偏心部23には連結部材46を介してバランスウェイト
40が連結される。偏心突起44と偏心輪45とは上部
ピストン47、下部ピストン48が移動せしめられるロ
ックピン49および補助ピストン50により連結され、
また連結解除される。
この実施例によれば、スライド8側の連桿比とバランス
ウェイト40側の連桿比との差を偏心量変更前後を通し
て零にできるとともに、第2偏心部23の偏心量を変更
すると連結部材46の実質的長さも自動的に変更できる
ようになる。
ウェイト40側の連桿比との差を偏心量変更前後を通し
て零にできるとともに、第2偏心部23の偏心量を変更
すると連結部材46の実質的長さも自動的に変更できる
ようになる。
なお、第1偏心部6の偏心量に対する第2偏心部23の
偏心量は、コンロッドの長さに対する連結部材の長さに
応じて定められるものであり、さらに、偏心量変更前後
を通してスライド側のモーメントとバランスウェイト側
のモーメントとを等しくするために、実願昭63−54
376に示されているように、バランスウェイトを分
割、連結自在な2個の重りから構成し、バランスウェイ
トの重量を変えることができるようにしてもよい。
偏心量は、コンロッドの長さに対する連結部材の長さに
応じて定められるものであり、さらに、偏心量変更前後
を通してスライド側のモーメントとバランスウェイト側
のモーメントとを等しくするために、実願昭63−54
376に示されているように、バランスウェイトを分
割、連結自在な2個の重りから構成し、バランスウェイ
トの重量を変えることができるようにしてもよい。
本考案によれば、スライド側の連桿比とバランスウェイ
ト側の連桿比との差をできるだけ小さくまたは零にする
ことが可能となり、これによりプレス機械の動的バラン
スの向上を図ることができる。
ト側の連桿比との差をできるだけ小さくまたは零にする
ことが可能となり、これによりプレス機械の動的バラン
スの向上を図ることができる。
第1図は本考案の実施例に係る装置が適用されたプレス
機械のクランク軸周辺を示す縦断面図、第2図および第
3図は第1偏心部の偏心量調整前後を示す縦断面図、第
4図は第2偏心部偏心量調整機構を示す縦断面図、第5
図は第4図に対して第2偏心部の偏心量を変更した後を
示す縦断面図、第6図は第4図のVI−VI線断面図、第7
図は第6図のVII−VII線断面図、第8図は第1図のVIII
−VIII断面図、第9図(A),(B)は偏心量調整前後
の状態を線図で模式的に示した図、第10図(A),
(B)は別実施例について示す第9図(A),(B)と
同様の図、第11図はさらなる別実施例を示す第1図と
同様の図である。 3…クランク軸、6…第1偏心部、7…コンロッド、8
…スライド、19…第2偏心部偏心量調整機構、23…
第2偏心部、24…移動体、38,46…連結部材、4
0…バランスウェイト、43…伸縮機構。
機械のクランク軸周辺を示す縦断面図、第2図および第
3図は第1偏心部の偏心量調整前後を示す縦断面図、第
4図は第2偏心部偏心量調整機構を示す縦断面図、第5
図は第4図に対して第2偏心部の偏心量を変更した後を
示す縦断面図、第6図は第4図のVI−VI線断面図、第7
図は第6図のVII−VII線断面図、第8図は第1図のVIII
−VIII断面図、第9図(A),(B)は偏心量調整前後
の状態を線図で模式的に示した図、第10図(A),
(B)は別実施例について示す第9図(A),(B)と
同様の図、第11図はさらなる別実施例を示す第1図と
同様の図である。 3…クランク軸、6…第1偏心部、7…コンロッド、8
…スライド、19…第2偏心部偏心量調整機構、23…
第2偏心部、24…移動体、38,46…連結部材、4
0…バランスウェイト、43…伸縮機構。
Claims (3)
- 【請求項1】クランク軸に設けられた円形の偏心突起の
外周に円形の偏心輪が回転自在に嵌合され、この偏心輪
の外周に一端がスライドに連結されたコンロッドの他端
が回転自在に嵌合され、前記偏心突起と前記偏心輪と前
記コンロッドの他端の内部に、前記偏心突起と前記偏心
輪、およびこの偏心輪と前記コンロッドの他端を選択的
に連結、連結解除するロックピンが前記クランク軸の軸
方向と直角方向に移動自在に設けられ、前記クランク軸
に前記偏心突起から180度の角度位相位置に移動体を
備えているケースが固定され、この移動体は前記ケース
の内部の油室に給排される油で前記クランク軸の軸方向
と直角方向に移動自在であるとともに、前記移動体に一
端がバランスウェイトに連結された連結部材の他端が連
結されていることを特徴とするプレス機械の動的平衡装
置。 - 【請求項2】請求項1に記載のプレス機械の動的平衡装
置において、前記連結部材には伸縮機構が設けられてい
ることを特徴とするプレス機械の動的平衡装置。 - 【請求項3】クランク軸に角度位相が180度異なって
第1および第2偏心部が設けられ、これらの偏心部のそ
れぞれは、前記クランク軸に設けられた円形の偏心突起
と、この偏心突起の外周に回転自在に嵌合された円形の
偏心輪とを含んで構成され、第1偏心部の前記偏心輪の
外周に一端がスライドに連結されたコンロッドの他端が
回転自在に嵌合され、第2偏心部の前記偏心輪の外周に
一端がバランスウェイトに連結された連結部材の他端が
回転自在に嵌合され、第1偏心部における前記偏心突起
と前記偏心輪と前記コンロッドの他端の内部に、第1偏
心部における前記偏心突起と前記偏心輪、およびこの偏
心輪と前記コンロッドの他端を選択的に連結、連結解除
するロックピンが前記クランク軸の軸方向と直角方向に
移動自在に設けられているとともに、第2偏心部におけ
る前記偏心突起と前記偏心輪と前記連結部材の他端の内
部に、第2偏心部における前記偏心突起と前記偏心輪、
およびこの偏心輪と前記連結部材の他端を選択的に連
結、連結解除するロックピンが前記クランク軸の軸方向
と直角方向に移動自在に設けられていることを特徴とす
るプレス機械の動的平衡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13768688U JPH065036Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | プレス機械の動的平衡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13768688U JPH065036Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | プレス機械の動的平衡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0259899U JPH0259899U (ja) | 1990-05-01 |
| JPH065036Y2 true JPH065036Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31399335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13768688U Expired - Lifetime JPH065036Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | プレス機械の動的平衡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065036Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117181881B (zh) * | 2023-09-25 | 2024-06-11 | 广东豪辉科技股份有限公司 | 高速精密冲床智能设备及其控制方法 |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP13768688U patent/JPH065036Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0259899U (ja) | 1990-05-01 |
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