JPH0439309B2 - - Google Patents
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- JPH0439309B2 JPH0439309B2 JP59140471A JP14047184A JPH0439309B2 JP H0439309 B2 JPH0439309 B2 JP H0439309B2 JP 59140471 A JP59140471 A JP 59140471A JP 14047184 A JP14047184 A JP 14047184A JP H0439309 B2 JPH0439309 B2 JP H0439309B2
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Landscapes
- Grain Derivatives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はパン粉およびブレツダー、クラツカー
ミル等のパン粉類似物の製造方法に関する。 〔従来技術〕 パン粉およびパン粉類似物を製造する方法とし
て大別して通電式、焙焼式と押出式の三方法が知
られているが、連続的に、かつ品質の一定したも
のが大量に得やすい等の理由によつて現在は主と
して押出式が検討されており、一部市販もされて
いる。押出式のパン粉またはその類似物の製造法
は、小麦粉を主成分とし、食塩、油脂、調味料等
を加えた原材料をフイーダーからアジテーターに
供給し、そこで25〜30%に加水し、次いでそれを
エクストルーダーのごとき加熱加圧機を通して押
出し、延伸切断し、そして粉砕機で粉砕し最後に
乾燥機によつて乾燥する方法が一般的な方法であ
る。 〔発明の解決すべき問題点〕 パン粉およびその類似物は小麦粉を主成分とす
る穀粉が主として利用されている。しかし最近食
生活の多様化に伴いパン粉およびその類似物につ
いての要望も多様化してきた。 しかも前記従来法により得られるパン粉は、均
一な膨化が得にくいこともあつて、食感が硬くて
サクサクしたものではなかつた。そこで添加剤を
用いて食感を改良することも試みられているが、
満足するものは得られていない。 〔問題点を解決するための手段〕 ところで、本発明者等は種々研究した結果、原
材料中にそれに含まれる穀粉に対して1〜30%の
大豆抽出残渣を加えたものを用い、押出方式で製
造すると、均一な膨化が可能となりサクサクした
食感を向上させ、ソフトさがあり、口溶けのよい
フライ等の揚げ物を与えるパン粉またはパン類似
物が得られることを見出した。 本発明は前述のとおり従来の押出方式によるパ
ン粉またはパン粉類似物の性質を改良することを
目的とする。本発明で用いる大豆抽出残渣以外の
原材料は従来法と実質的に同じである。したがつ
て穀粉に食塩、砂糖、油脂、乳化剤、ベーキング
パウダー、PH調製剤等を少量添加したものが用い
られる。穀粉としては小麦粉が有利に用いられる
が、大麦、米、コーン、マイロ等の穀粉あるいは
馬鈴薯、甘藷等からの穀粉それ自体を、また小麦
粉と混合したものも使用できる。 本発明で用いる大豆抽出残渣とはいわゆるおか
らであつて、全脂大豆抽出残渣でも脱脂大豆抽出
残渣のいずれでもよく、大豆を水と共に摩砕し、
更に水を加えて20〜30分間蒸煮し、得られた蒸煮
物をろ過し、圧搾などにより固液分離し、固体を
分取したもので、一般には蛋白質3〜5%、脂肪
分2〜4%を含む。大豆抽出残渣は穀粉に対して
乾物換算で1〜30%好ましくは7〜25%添加す
る。1%未満までは添加の効果がなく、30%以上
になると大豆臭が製品に残り、パン粉を得た時形
状が丸くなり食感が硬くなり好ましくない。 本発明によるパン粉およびパン粉類似物の製造
条件は従来の押出方式によるパン粉の製造条件と
ほぼ同一である。添加される水は多少多くてもよ
く、生地の水分含有量が20〜45%になるように加
える。そしてエクストルーダーの圧力は40Kgf/
cm2以下、好ましくは10〜30Kgf/cm2、温度40〜
100℃、好ましくは50〜80℃で処理時間10〜120秒
である。 本発明によるパン粉およびパン粉類似物は膨化
が均一でそれを使用した揚げ物にサクサクした食
感をあたえる。 本発明前に穀粉に植物蛋白質特に大豆蛋白質を
少量混じてパン粉を製造することも知られている
(特開昭58−129927、特公昭49−32939号)が、大
豆蛋白質を混合したのでは本発明の前記のような
効果は達成されない。これについての理由は詳細
には不明であるが大豆抽出残渣は適度の繊維物質
を含有することによるものと推定される。 次に実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 全脂大豆10部を一昼夜水に浸漬し、水切りをし
た後、少量の水を加えながら完全に磨砕した。磨
砕汁を圧力釜に入れ、さらに水100部を加えて、
105℃になる迄30分間加熱した。次いで、これを
ろ過し、ろ別した固形物を圧搾しておから(水分
80%)10部を得た。 小麦粉(水分14%)100部に対して、前記のよ
うにして得られたおから25部、食塩1部、油脂1
部、乳化剤0.5部および水5部を加えて(生地水
分含有30%)、米国ウエンガー社製x−25CFエク
ストルーダーに投入して混合した後(処理時間60
秒)、圧力20Kgf/cm2、温度50℃で押出した。押
出したものを切断、冷却および粉砕して、篩目開
き4.75mmで通過し、0.85mmでオーバーする部分を
得、これを乾燥してパン粉(水分12%)を得た。 実施例 2 小麦粉(水分14%)に対して、実施例1と同様
にして得たおからをさらに乾燥したもの(水分5
%)20部、コーンスターチ(水分12%)20部、ブ
ドウ糖1部、ベーキングパウダー1部および水15
部を加えて(生地水分21%)、実施例1と同様の
エクストルーダーに投入して混合した後(処理時
間30秒)、圧力10Kgf/cm2、温度80℃で押出した。
押出したものを切断、冷却および粉砕して、篩目
開き1.70mmで通過し、0.85mmでオーバーする部分
を得、これを乾燥してブレツダー(水分9%)を
得た。 実施例 3 脱脂大豆10部を実施例1と同様に処理して、お
から(水分80%)10部を得た。 小麦粉(水分14%)100部に対して、前記のよ
うにして得たおから10部、食塩1.5部、ブドウ糖
1部、ソルビトール5部および水30部を加えて
(生地水分37%)、実施例1と同様のエクストルー
ダーに投入して混合した後(処理時間50秒)、圧
力30Kgf/cm2、温度90℃で押出した。押出したも
のを実施例2と同様の方法で処理してプレツダー
(水分9%)を得た。 試験例 実施例1で得られたパン粉、実施例1の方法で
おからの代わりに濃縮大豆蛋白(日本タンパク
(株)製プロトンNA1−90)を用いた以外は同様
の方法で得られたパン粉(比較例1)、実施例1
の方法でおからの代わりに大豆粉を用いた以外は
同様の方法で得られたパン粉(比較例2)、実施
例1の方法でおからを添加しない以外は同様の方
法で得られたパン粉(比較例3)および市販のパ
ン粉(比較例4)の各々について品質比較試験を
行なつた。比較した品質項目としては、(1)パン粉
の形状、(2)一口カツにパン粉付けして油揚げした
場合の食感、(3)フレーバーおよび(4)揚げ色につい
て10名のパネラーを用いて行い、その結果を次表
に示す。 【表】
ミル等のパン粉類似物の製造方法に関する。 〔従来技術〕 パン粉およびパン粉類似物を製造する方法とし
て大別して通電式、焙焼式と押出式の三方法が知
られているが、連続的に、かつ品質の一定したも
のが大量に得やすい等の理由によつて現在は主と
して押出式が検討されており、一部市販もされて
いる。押出式のパン粉またはその類似物の製造法
は、小麦粉を主成分とし、食塩、油脂、調味料等
を加えた原材料をフイーダーからアジテーターに
供給し、そこで25〜30%に加水し、次いでそれを
エクストルーダーのごとき加熱加圧機を通して押
出し、延伸切断し、そして粉砕機で粉砕し最後に
乾燥機によつて乾燥する方法が一般的な方法であ
る。 〔発明の解決すべき問題点〕 パン粉およびその類似物は小麦粉を主成分とす
る穀粉が主として利用されている。しかし最近食
生活の多様化に伴いパン粉およびその類似物につ
いての要望も多様化してきた。 しかも前記従来法により得られるパン粉は、均
一な膨化が得にくいこともあつて、食感が硬くて
サクサクしたものではなかつた。そこで添加剤を
用いて食感を改良することも試みられているが、
満足するものは得られていない。 〔問題点を解決するための手段〕 ところで、本発明者等は種々研究した結果、原
材料中にそれに含まれる穀粉に対して1〜30%の
大豆抽出残渣を加えたものを用い、押出方式で製
造すると、均一な膨化が可能となりサクサクした
食感を向上させ、ソフトさがあり、口溶けのよい
フライ等の揚げ物を与えるパン粉またはパン類似
物が得られることを見出した。 本発明は前述のとおり従来の押出方式によるパ
ン粉またはパン粉類似物の性質を改良することを
目的とする。本発明で用いる大豆抽出残渣以外の
原材料は従来法と実質的に同じである。したがつ
て穀粉に食塩、砂糖、油脂、乳化剤、ベーキング
パウダー、PH調製剤等を少量添加したものが用い
られる。穀粉としては小麦粉が有利に用いられる
が、大麦、米、コーン、マイロ等の穀粉あるいは
馬鈴薯、甘藷等からの穀粉それ自体を、また小麦
粉と混合したものも使用できる。 本発明で用いる大豆抽出残渣とはいわゆるおか
らであつて、全脂大豆抽出残渣でも脱脂大豆抽出
残渣のいずれでもよく、大豆を水と共に摩砕し、
更に水を加えて20〜30分間蒸煮し、得られた蒸煮
物をろ過し、圧搾などにより固液分離し、固体を
分取したもので、一般には蛋白質3〜5%、脂肪
分2〜4%を含む。大豆抽出残渣は穀粉に対して
乾物換算で1〜30%好ましくは7〜25%添加す
る。1%未満までは添加の効果がなく、30%以上
になると大豆臭が製品に残り、パン粉を得た時形
状が丸くなり食感が硬くなり好ましくない。 本発明によるパン粉およびパン粉類似物の製造
条件は従来の押出方式によるパン粉の製造条件と
ほぼ同一である。添加される水は多少多くてもよ
く、生地の水分含有量が20〜45%になるように加
える。そしてエクストルーダーの圧力は40Kgf/
cm2以下、好ましくは10〜30Kgf/cm2、温度40〜
100℃、好ましくは50〜80℃で処理時間10〜120秒
である。 本発明によるパン粉およびパン粉類似物は膨化
が均一でそれを使用した揚げ物にサクサクした食
感をあたえる。 本発明前に穀粉に植物蛋白質特に大豆蛋白質を
少量混じてパン粉を製造することも知られている
(特開昭58−129927、特公昭49−32939号)が、大
豆蛋白質を混合したのでは本発明の前記のような
効果は達成されない。これについての理由は詳細
には不明であるが大豆抽出残渣は適度の繊維物質
を含有することによるものと推定される。 次に実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 全脂大豆10部を一昼夜水に浸漬し、水切りをし
た後、少量の水を加えながら完全に磨砕した。磨
砕汁を圧力釜に入れ、さらに水100部を加えて、
105℃になる迄30分間加熱した。次いで、これを
ろ過し、ろ別した固形物を圧搾しておから(水分
80%)10部を得た。 小麦粉(水分14%)100部に対して、前記のよ
うにして得られたおから25部、食塩1部、油脂1
部、乳化剤0.5部および水5部を加えて(生地水
分含有30%)、米国ウエンガー社製x−25CFエク
ストルーダーに投入して混合した後(処理時間60
秒)、圧力20Kgf/cm2、温度50℃で押出した。押
出したものを切断、冷却および粉砕して、篩目開
き4.75mmで通過し、0.85mmでオーバーする部分を
得、これを乾燥してパン粉(水分12%)を得た。 実施例 2 小麦粉(水分14%)に対して、実施例1と同様
にして得たおからをさらに乾燥したもの(水分5
%)20部、コーンスターチ(水分12%)20部、ブ
ドウ糖1部、ベーキングパウダー1部および水15
部を加えて(生地水分21%)、実施例1と同様の
エクストルーダーに投入して混合した後(処理時
間30秒)、圧力10Kgf/cm2、温度80℃で押出した。
押出したものを切断、冷却および粉砕して、篩目
開き1.70mmで通過し、0.85mmでオーバーする部分
を得、これを乾燥してブレツダー(水分9%)を
得た。 実施例 3 脱脂大豆10部を実施例1と同様に処理して、お
から(水分80%)10部を得た。 小麦粉(水分14%)100部に対して、前記のよ
うにして得たおから10部、食塩1.5部、ブドウ糖
1部、ソルビトール5部および水30部を加えて
(生地水分37%)、実施例1と同様のエクストルー
ダーに投入して混合した後(処理時間50秒)、圧
力30Kgf/cm2、温度90℃で押出した。押出したも
のを実施例2と同様の方法で処理してプレツダー
(水分9%)を得た。 試験例 実施例1で得られたパン粉、実施例1の方法で
おからの代わりに濃縮大豆蛋白(日本タンパク
(株)製プロトンNA1−90)を用いた以外は同様
の方法で得られたパン粉(比較例1)、実施例1
の方法でおからの代わりに大豆粉を用いた以外は
同様の方法で得られたパン粉(比較例2)、実施
例1の方法でおからを添加しない以外は同様の方
法で得られたパン粉(比較例3)および市販のパ
ン粉(比較例4)の各々について品質比較試験を
行なつた。比較した品質項目としては、(1)パン粉
の形状、(2)一口カツにパン粉付けして油揚げした
場合の食感、(3)フレーバーおよび(4)揚げ色につい
て10名のパネラーを用いて行い、その結果を次表
に示す。 【表】
Claims (1)
- 1 小麦粉を主成分とする原材料を加熱加圧機に
よつて押出してパン粉またはパン粉類似物を製造
する方法において原材料中の小麦粉に対して1〜
30%の大豆抽出残渣を添加した原材料を使用する
ことを特徴とするパン粉またはパン粉類似物を製
造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59140471A JPS6119462A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | パン粉およびパン粉類似物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59140471A JPS6119462A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | パン粉およびパン粉類似物の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6119462A JPS6119462A (ja) | 1986-01-28 |
| JPH0439309B2 true JPH0439309B2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=15269368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59140471A Granted JPS6119462A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | パン粉およびパン粉類似物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6119462A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0763325B2 (ja) * | 1988-07-07 | 1995-07-12 | ライオンフーヅ株式会社 | 吸油率の低いパン粉及びその製造方法 |
| US7938060B2 (en) | 2004-09-13 | 2011-05-10 | Southeastern Mills, Inc. | Breadcrumb manufacturing system and method |
| JP7569624B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2024-10-18 | 株式会社ニチレイフーズ | フライ食品用衣材 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP59140471A patent/JPS6119462A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6119462A (ja) | 1986-01-28 |
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