JPH0439358Y2 - - Google Patents
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- JPH0439358Y2 JPH0439358Y2 JP9969086U JP9969086U JPH0439358Y2 JP H0439358 Y2 JPH0439358 Y2 JP H0439358Y2 JP 9969086 U JP9969086 U JP 9969086U JP 9969086 U JP9969086 U JP 9969086U JP H0439358 Y2 JPH0439358 Y2 JP H0439358Y2
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、軟弱あるいは破砕された岩盤等を
岩盤固結用薬液により堅固な岩盤に改善する岩盤
固結に使用するロツクボルトに関するものであ
る。
岩盤固結用薬液により堅固な岩盤に改善する岩盤
固結に使用するロツクボルトに関するものであ
る。
トンネル工事等においては、岩盤(地山)が軟
弱な切羽で発生する落盤を防止するために、地山
に固結強度の高い岩盤固結用薬液を圧入する岩盤
固結工法が実施されている。この方法は、第14
図のように、トンネル切羽先端の天盤部34に、
削岩機等で予め孔35を穿設し、その孔35内
に、根元部にシール材36が設けられた中空パイ
プ状のロツクボルト37を挿入し、そのシール材
36で孔35の開口を塞ぐ。そして、その状態で
ロツクボルト37の根元側端部37aに、ホース
33を、接続ユニツト32を介して接続し、圧入
装置38から二液型発泡ウレタン樹脂を、ロツク
ボルト37内に圧入してその先端開口から吐出さ
せることによりウレタン樹脂で孔35を埋め、さ
らにそのウレタン樹脂を地山内に浸透させ硬化さ
せることにより地山の固結を行うというものであ
る。
弱な切羽で発生する落盤を防止するために、地山
に固結強度の高い岩盤固結用薬液を圧入する岩盤
固結工法が実施されている。この方法は、第14
図のように、トンネル切羽先端の天盤部34に、
削岩機等で予め孔35を穿設し、その孔35内
に、根元部にシール材36が設けられた中空パイ
プ状のロツクボルト37を挿入し、そのシール材
36で孔35の開口を塞ぐ。そして、その状態で
ロツクボルト37の根元側端部37aに、ホース
33を、接続ユニツト32を介して接続し、圧入
装置38から二液型発泡ウレタン樹脂を、ロツク
ボルト37内に圧入してその先端開口から吐出さ
せることによりウレタン樹脂で孔35を埋め、さ
らにそのウレタン樹脂を地山内に浸透させ硬化さ
せることにより地山の固結を行うというものであ
る。
しかしながら、上記工法に使用するロツクボル
トは、単に穿設された孔内に挿入するためのもの
であつてそれ自身孔穿設能力を備えていないた
め、岩盤固結に際しては、まず削岩機等のドリル
で孔を穿設し、その孔にロツクボルトを挿入する
必要がある。しかし、このようにすることは、削
岩機のドリルによる孔穿設、その孔からのドリル
の引き抜きおよびロツクボルトの挿入という工程
を要し、固結作業の煩雑化を招いている。また、
上記ロツクボルトは、上記のように孔挿入用で先
端が尖鋭に形成されていないため、その孔はロツ
クボルトを挿入しうるに足る充分な大きさにする
必要があり孔穿設作業に手間がかかるという弊害
を有していた。また、そのうえ、上記ロツクボル
トは、ウレタン樹脂の2液を混合撹拌するための
混合用羽根付き静止ミキサー39をロツクボルト
37の先端開口から挿入してその根元部を、吐出
ノズルとなるソケツト40で固定しているため、
静止ミキサー39で混合撹拌されたウレタン樹脂
液が不均一な乱流状態のまま上記吐出ノズルソケ
ツト40およびその近傍部外周に設けられた複数
の吐出孔から吐出される。乱流状態のウレタン樹
脂液は上記吐出ノズルソケツト40および吐出孔
から均一な状態で吐出されず、その結果、ロツク
ボルト37の周囲に形成される固結領域が乱れ、
均一な状態に仕上がらないという難点を有してい
た。さらに、静止ミキサーをロツクボルト先端に
固定するためにソケツト等の部材を必要とし、部
材数も多くなるという問題を生じていた。
トは、単に穿設された孔内に挿入するためのもの
であつてそれ自身孔穿設能力を備えていないた
め、岩盤固結に際しては、まず削岩機等のドリル
で孔を穿設し、その孔にロツクボルトを挿入する
必要がある。しかし、このようにすることは、削
岩機のドリルによる孔穿設、その孔からのドリル
の引き抜きおよびロツクボルトの挿入という工程
を要し、固結作業の煩雑化を招いている。また、
上記ロツクボルトは、上記のように孔挿入用で先
端が尖鋭に形成されていないため、その孔はロツ
クボルトを挿入しうるに足る充分な大きさにする
必要があり孔穿設作業に手間がかかるという弊害
を有していた。また、そのうえ、上記ロツクボル
トは、ウレタン樹脂の2液を混合撹拌するための
混合用羽根付き静止ミキサー39をロツクボルト
37の先端開口から挿入してその根元部を、吐出
ノズルとなるソケツト40で固定しているため、
静止ミキサー39で混合撹拌されたウレタン樹脂
液が不均一な乱流状態のまま上記吐出ノズルソケ
ツト40およびその近傍部外周に設けられた複数
の吐出孔から吐出される。乱流状態のウレタン樹
脂液は上記吐出ノズルソケツト40および吐出孔
から均一な状態で吐出されず、その結果、ロツク
ボルト37の周囲に形成される固結領域が乱れ、
均一な状態に仕上がらないという難点を有してい
た。さらに、静止ミキサーをロツクボルト先端に
固定するためにソケツト等の部材を必要とし、部
材数も多くなるという問題を生じていた。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、施工作業の簡素化および岩盤固結の均一化
を実現しうるロツクボルトの提供をその目的とす
る。
ので、施工作業の簡素化および岩盤固結の均一化
を実現しうるロツクボルトの提供をその目的とす
る。
上記の目的を達成するため、この考案のロツク
ボルトは、先端閉鎖型中空パイプからなるパツカ
ー部と、そのパツカー部内に取り付けられる混合
用羽根付きの静止ミキサーと、中空パイプからな
るロツクボルト本体と、上記パツカー部後端と上
記ロツクボルト本体先端とを継合する管継手とを
備え、上記パツカー部は先端にビツト部が設けら
れていてビツト部に吐出孔が穿設され、中空部後
端の内壁には静止ミキサー取付部が設けられ、上
記静止ミキサーがその静止ミキサー取付部に取り
付けられ、上記管継手は中央胴部を挟んで左右に
継合用部を有し一方の継合部を上記パツカー部の
後端内に着脱自在に入れるとともに他方の継合部
を上記ロツクボルト本体の先端内に着脱自在に入
れて上記パツカー部とロツクボルト本体を継合し
ているという構成をとる。
ボルトは、先端閉鎖型中空パイプからなるパツカ
ー部と、そのパツカー部内に取り付けられる混合
用羽根付きの静止ミキサーと、中空パイプからな
るロツクボルト本体と、上記パツカー部後端と上
記ロツクボルト本体先端とを継合する管継手とを
備え、上記パツカー部は先端にビツト部が設けら
れていてビツト部に吐出孔が穿設され、中空部後
端の内壁には静止ミキサー取付部が設けられ、上
記静止ミキサーがその静止ミキサー取付部に取り
付けられ、上記管継手は中央胴部を挟んで左右に
継合用部を有し一方の継合部を上記パツカー部の
後端内に着脱自在に入れるとともに他方の継合部
を上記ロツクボルト本体の先端内に着脱自在に入
れて上記パツカー部とロツクボルト本体を継合し
ているという構成をとる。
すなわち、このロツクボルトは、先端にビツト
部が形成されているため、ロツクボルト後端部に
対する削岩機等の回転軸の取付けにより回転しう
るようになつている。この回転により、ロツクボ
ルト自体が削岩機等のドリルとして作用して孔を
穿設し、孔穿設後はそのままロツクボルトとして
穿設された孔内に残留しうるようになる。したが
つて、従来のような、孔穿設後のドリルの抜去、
ロツクボルトの挿入という手間が不要になる。ま
た、ロツクボルト自体が上記のようにドリルとし
て作用しそれ自身が収まるに足る孔を穿設するた
め、従来のようにロツクボルトよりもかなり大き
な孔を穿設するということも不要になり、上記ド
リル抜去、ロツクボルト挿入の手間の不要化と相
俟つて施工作業の簡素化を実現できるようにな
る。また、このロツクボルトは、静止ミキサーを
従来例のようにロツクボルトの先端ではなく、ロ
ツクボルトの略中央部に相当するパツカー部後端
に設けているため、静止ミキサーから吐出孔まで
の流路が長くなる。その結果、一旦静止ミキサー
によるミキシングによつて乱流状態となつたウレ
タン樹脂混合液は、上記流路を流れる過程で層流
に近い状態となり、パツカー部先端外周部の複数
の吐出孔からそれぞれ均一な状態で噴出する。し
たがつて、ロツクボルトの周囲に形成される固結
領域に部分的ばらつきが生じず、固結強度の均一
な状態となる。そのうえ、静止ミキサーはパツカ
ー部内の取付部に取り付けられるため従来のよう
な固定用のソケツトは不要となり部材数の低減を
も実現しうるようになる。
部が形成されているため、ロツクボルト後端部に
対する削岩機等の回転軸の取付けにより回転しう
るようになつている。この回転により、ロツクボ
ルト自体が削岩機等のドリルとして作用して孔を
穿設し、孔穿設後はそのままロツクボルトとして
穿設された孔内に残留しうるようになる。したが
つて、従来のような、孔穿設後のドリルの抜去、
ロツクボルトの挿入という手間が不要になる。ま
た、ロツクボルト自体が上記のようにドリルとし
て作用しそれ自身が収まるに足る孔を穿設するた
め、従来のようにロツクボルトよりもかなり大き
な孔を穿設するということも不要になり、上記ド
リル抜去、ロツクボルト挿入の手間の不要化と相
俟つて施工作業の簡素化を実現できるようにな
る。また、このロツクボルトは、静止ミキサーを
従来例のようにロツクボルトの先端ではなく、ロ
ツクボルトの略中央部に相当するパツカー部後端
に設けているため、静止ミキサーから吐出孔まで
の流路が長くなる。その結果、一旦静止ミキサー
によるミキシングによつて乱流状態となつたウレ
タン樹脂混合液は、上記流路を流れる過程で層流
に近い状態となり、パツカー部先端外周部の複数
の吐出孔からそれぞれ均一な状態で噴出する。し
たがつて、ロツクボルトの周囲に形成される固結
領域に部分的ばらつきが生じず、固結強度の均一
な状態となる。そのうえ、静止ミキサーはパツカ
ー部内の取付部に取り付けられるため従来のよう
な固定用のソケツトは不要となり部材数の低減を
も実現しうるようになる。
つぎに、実施例にもとづいて、この考案を詳し
く説明する。
く説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
している。これらの図において、1はロツクボル
トであり、先端閉鎖型中空パイプからなるパツカ
ー部2と、そのパツカー部2内に固定されている
静止ミキサー3と、中空パイプからなり左右の開
口近傍の内壁面にねじ部4a,4bが形成されて
いるロツクボルト本体4と、上記パツカー部2お
よびロツクボルト本体4を継合する管継手5から
構成されている。このロツクボルト1は外径が27
mm、内径が14mmで、全長Aが略3m、パツカー部
の長さBが1m、ロツクボルト本体4の長さCが
2mに設定されている。
している。これらの図において、1はロツクボル
トであり、先端閉鎖型中空パイプからなるパツカ
ー部2と、そのパツカー部2内に固定されている
静止ミキサー3と、中空パイプからなり左右の開
口近傍の内壁面にねじ部4a,4bが形成されて
いるロツクボルト本体4と、上記パツカー部2お
よびロツクボルト本体4を継合する管継手5から
構成されている。このロツクボルト1は外径が27
mm、内径が14mmで、全長Aが略3m、パツカー部
の長さBが1m、ロツクボルト本体4の長さCが
2mに設定されている。
上記パツカー部2は、中空パイプからなるパツ
カー部本体6の先端外周部に、刃部を有するビツ
ト7を着脱自在に嵌合して構成されている。上記
パツカー部本体6の先端外周部は先端側程細径に
なるテーパ部に形成されており、ここに、内周面
がそのテーパ部に対応するテーパ部に形成されて
いるビツト7が着脱自在に嵌合されている。この
場合、削岩機等の回転軸の回転力は、上記テーパ
部を介してビツト7に伝達されるのであるが、ビ
ツト7とパツカー6部本体との連結が上記のよう
にテーパ部よつてなされていて強固であるため、
ビツト7への回転力の伝達ロスを生じない。上記
ビツト7は、先端閉鎖型中空パイプからなり、先
端の端面には4枚の刃8が円周方向に90°間隔で
設けられている。そして、上記端面の中央部に中
心孔9が形成されているとともに、刃8と刃8と
の間にはそれぞれ外周孔10が形成され、これら
の孔9,10がパツカー部2内の中空部2aと外
部とを連通状態にしている。パツカー部本体6の
後端部内壁には後端から所定の長さで中空部2a
の内径よりも大きな内径に形成されたねじ部11
が設けられ、このねじ部11の奥側部と中空部2
aとの境界が段部12になつている。
カー部本体6の先端外周部に、刃部を有するビツ
ト7を着脱自在に嵌合して構成されている。上記
パツカー部本体6の先端外周部は先端側程細径に
なるテーパ部に形成されており、ここに、内周面
がそのテーパ部に対応するテーパ部に形成されて
いるビツト7が着脱自在に嵌合されている。この
場合、削岩機等の回転軸の回転力は、上記テーパ
部を介してビツト7に伝達されるのであるが、ビ
ツト7とパツカー6部本体との連結が上記のよう
にテーパ部よつてなされていて強固であるため、
ビツト7への回転力の伝達ロスを生じない。上記
ビツト7は、先端閉鎖型中空パイプからなり、先
端の端面には4枚の刃8が円周方向に90°間隔で
設けられている。そして、上記端面の中央部に中
心孔9が形成されているとともに、刃8と刃8と
の間にはそれぞれ外周孔10が形成され、これら
の孔9,10がパツカー部2内の中空部2aと外
部とを連通状態にしている。パツカー部本体6の
後端部内壁には後端から所定の長さで中空部2a
の内径よりも大きな内径に形成されたねじ部11
が設けられ、このねじ部11の奥側部と中空部2
aとの境界が段部12になつている。
静止ミキサー3は、この段部12に、それ自身
のリング状取付板13を位置決めし、先端を上記
パツカー部2の先端側に向けて配設されている。
より詳しく説明すると、静止ミキサー3は第4図
ないし第6図のように、全体がプラスチツクで一
体的に形成され、線状の中心軸体14と、複数の
一重羽根15と、複数の二重羽根16と、リング
状取付板13とから構成されている。
のリング状取付板13を位置決めし、先端を上記
パツカー部2の先端側に向けて配設されている。
より詳しく説明すると、静止ミキサー3は第4図
ないし第6図のように、全体がプラスチツクで一
体的に形成され、線状の中心軸体14と、複数の
一重羽根15と、複数の二重羽根16と、リング
状取付板13とから構成されている。
上記複数の一重羽根15は、半円板状体(第6
図参照)からなり、第7図に示すように、その一
端15aから他端15bに向かつて昇る昇り斜面
になるように傾斜した状態で、中心軸体14の軸
方向に沿つて所定間隔で配設されている。そし
て、半円板状体の半円状の直辺17a(第5図、
第6図参照)の中心を中心軸体14に連結一体化
して取り付けられている。上記複数の二重羽根1
6は、第7図に示すように、中心軸体14を挟ん
で一重羽根15に対応する位置に一重羽根15と
は逆方向の傾斜状態で所定間隔を保つて設けられ
ている。上記二重羽根16は、一重羽根15と同
一形状を有する羽根18と、その羽根18と略同
形状であるがやや長さの短い羽根19とから構成
され、一端18a,19a間が離間され他端18
b,19bが接続されている。そして、その離間
側を、上記一重羽根15と15の間に位置決めし
た状態で、配設されている。この場合、二重羽根
16は、その離間側の羽根端部18a,19aを
それぞれ隣接する二重羽根16の離間側の羽根端
部19a,18aに連結し、接続側の羽根端部1
8b,19bにおける接続部20を一重羽根15
の端部15aに連結し、かつ上記一重羽根15と
同様、半円状の直辺17b(第5図、第6図参照)
を中心軸体14に連結一体化することにより取付
固定されている。なお、二重羽根16と一重羽根
15とは、中心軸体14を挟んで設けられてそれ
ぞれ中心軸体14に連結されているとともに、上
記のように二重羽根16の接続部20によつて相
互に連結されており、さらに中心軸体14を挟ん
で対面する部分が相互に連結されていて、それに
よつて静止ミキサー3全体が強固な構造に形成さ
れている。
図参照)からなり、第7図に示すように、その一
端15aから他端15bに向かつて昇る昇り斜面
になるように傾斜した状態で、中心軸体14の軸
方向に沿つて所定間隔で配設されている。そし
て、半円板状体の半円状の直辺17a(第5図、
第6図参照)の中心を中心軸体14に連結一体化
して取り付けられている。上記複数の二重羽根1
6は、第7図に示すように、中心軸体14を挟ん
で一重羽根15に対応する位置に一重羽根15と
は逆方向の傾斜状態で所定間隔を保つて設けられ
ている。上記二重羽根16は、一重羽根15と同
一形状を有する羽根18と、その羽根18と略同
形状であるがやや長さの短い羽根19とから構成
され、一端18a,19a間が離間され他端18
b,19bが接続されている。そして、その離間
側を、上記一重羽根15と15の間に位置決めし
た状態で、配設されている。この場合、二重羽根
16は、その離間側の羽根端部18a,19aを
それぞれ隣接する二重羽根16の離間側の羽根端
部19a,18aに連結し、接続側の羽根端部1
8b,19bにおける接続部20を一重羽根15
の端部15aに連結し、かつ上記一重羽根15と
同様、半円状の直辺17b(第5図、第6図参照)
を中心軸体14に連結一体化することにより取付
固定されている。なお、二重羽根16と一重羽根
15とは、中心軸体14を挟んで設けられてそれ
ぞれ中心軸体14に連結されているとともに、上
記のように二重羽根16の接続部20によつて相
互に連結されており、さらに中心軸体14を挟ん
で対面する部分が相互に連結されていて、それに
よつて静止ミキサー3全体が強固な構造に形成さ
れている。
リング状取付板13は、中心部が穴部21に形
成されたリング状をしており、リング状の相対峙
する部分に、取付板13側の一重羽根15および
二重羽根16の取付部22,23が連結されてい
る。この場合、上記中心軸体14はリング状取付
板13に直交するように設定されている。また、
中心軸体14の根元部は、途中で切れておりリン
グ状取付板13と、離れた状態になつている。
成されたリング状をしており、リング状の相対峙
する部分に、取付板13側の一重羽根15および
二重羽根16の取付部22,23が連結されてい
る。この場合、上記中心軸体14はリング状取付
板13に直交するように設定されている。また、
中心軸体14の根元部は、途中で切れておりリン
グ状取付板13と、離れた状態になつている。
このように構成された静止ミキサー3は、前記
のように、リング状取付板13をパツカー部2に
おけるねじ部11の奥側の段部12に位置させ、
それ自身の先端側をパツカー部2の先端側に向け
た状態で挿入されている。
のように、リング状取付板13をパツカー部2に
おけるねじ部11の奥側の段部12に位置させ、
それ自身の先端側をパツカー部2の先端側に向け
た状態で挿入されている。
5は管継手で、中空パイプ状の中央部5aを挟
んで左右の開口から、外周面がねじ部に形成され
ている筒状継合部24a,24bが延びており、
一方の筒状継合部24aをパツカー部2の後端の
ねじ部11にら合し、他方の筒状継合部24bを
ロツクボルト本体4の先端のねじ部4aにら合し
てパツカー部2およびロツクボルト本体4を継合
している。この場合、管継手5の筒状継合部24
aの先端外周部が静止ミキサー3のリング状取付
板13を押圧し、それによつて静止ミキサー3が
固定されている。
んで左右の開口から、外周面がねじ部に形成され
ている筒状継合部24a,24bが延びており、
一方の筒状継合部24aをパツカー部2の後端の
ねじ部11にら合し、他方の筒状継合部24bを
ロツクボルト本体4の先端のねじ部4aにら合し
てパツカー部2およびロツクボルト本体4を継合
している。この場合、管継手5の筒状継合部24
aの先端外周部が静止ミキサー3のリング状取付
板13を押圧し、それによつて静止ミキサー3が
固定されている。
25はこのロツクボルト1の後端のねじ部4b
にら合された逆止弁付継手である。このロツクボ
ルト1は、運搬、保管時には分解状態にされる。
にら合された逆止弁付継手である。このロツクボ
ルト1は、運搬、保管時には分解状態にされる。
第8図ないし第10図は第1図のロツクボルト
の変形例を示している。すなわち、このロツクボ
ルト1′は、パツカー部2′の先端にビツト26が
一体形成されている。この場合、ビツト26の刃
部27は、根元から2叉に分岐して形成されてお
り、その分岐部分の先端がそれぞれ刃27aに形
成されている。そして、上記分岐している刃部2
7の根元部には、外周孔28が形成されている。
それ以外の部分は第1図のロツクボルトと実質的
に同じであるから同一部分に同一符号を付してあ
る。
の変形例を示している。すなわち、このロツクボ
ルト1′は、パツカー部2′の先端にビツト26が
一体形成されている。この場合、ビツト26の刃
部27は、根元から2叉に分岐して形成されてお
り、その分岐部分の先端がそれぞれ刃27aに形
成されている。そして、上記分岐している刃部2
7の根元部には、外周孔28が形成されている。
それ以外の部分は第1図のロツクボルトと実質的
に同じであるから同一部分に同一符号を付してあ
る。
上記のようなロツクボルトは、削岩機の削岩装
置のドリルとして装着され、トンネル切羽先端の
天盤部に上向き(角度θ=10〜20°)の状態で孔
を穿設すると同時にそれ自体が穿設された孔内に
進入し、根元側まで、穿設された孔内に進入した
状態で削岩装置から切り離され、後端の逆止弁付
継手25に接続ユニツト32付ホース33をワン
タツチで取付け、ウレタン樹脂圧入ポンプからホ
ース33を介して二液型発泡ウレタン樹脂のA液
およびB液の供給を受け岩盤固結を行うようにな
つている。
置のドリルとして装着され、トンネル切羽先端の
天盤部に上向き(角度θ=10〜20°)の状態で孔
を穿設すると同時にそれ自体が穿設された孔内に
進入し、根元側まで、穿設された孔内に進入した
状態で削岩装置から切り離され、後端の逆止弁付
継手25に接続ユニツト32付ホース33をワン
タツチで取付け、ウレタン樹脂圧入ポンプからホ
ース33を介して二液型発泡ウレタン樹脂のA液
およびB液の供給を受け岩盤固結を行うようにな
つている。
これについてより詳しく説明すると、まずロツ
クボルトを第11図に示すように、削岩機29の
ドリルとして取り付け、孔穿設時に、削岩機29
に設けられた水、エアー送入パイプ30からロツ
クボルト1内に水、エアーを圧入してロツクボル
ト1先端の中心孔9、外周孔10から吐出させ、
ロツクボルト1の刃8が削り出す土、砂等を、ロ
ツクボルト1の外周に沿つて孔31内を後方に移
行させ孔31の開口から外部に排出しながら孔3
1の穿孔を行う。このようにロツクボルト1をド
リルとして使用して孔31を形成し、その孔31
内にロツクボルト1を残し、ついでロツクボルト
1後端に逆止弁付継手25を接続し、第12図に
示すように接続ユニツト32付ホース33をワン
タツチで接続し、二液型発泡ウレタン樹脂のA液
およびB液を注入する。
クボルトを第11図に示すように、削岩機29の
ドリルとして取り付け、孔穿設時に、削岩機29
に設けられた水、エアー送入パイプ30からロツ
クボルト1内に水、エアーを圧入してロツクボル
ト1先端の中心孔9、外周孔10から吐出させ、
ロツクボルト1の刃8が削り出す土、砂等を、ロ
ツクボルト1の外周に沿つて孔31内を後方に移
行させ孔31の開口から外部に排出しながら孔3
1の穿孔を行う。このようにロツクボルト1をド
リルとして使用して孔31を形成し、その孔31
内にロツクボルト1を残し、ついでロツクボルト
1後端に逆止弁付継手25を接続し、第12図に
示すように接続ユニツト32付ホース33をワン
タツチで接続し、二液型発泡ウレタン樹脂のA液
およびB液を注入する。
このウレタン樹脂は、A,B液混合後5〜30秒
で硬化するもので、例えばA液とB液とを配合比
1:1で使用するようになつている。上記A液と
しては、水酸基価20〜6400KOHmg/g、平均分
子量18〜5000で2官能以上の第一級ポリオールを
数種併用して調製される水酸基価250〜450KOH
mg/のポリオール液を、B液としては、イソシア
ネート基を二つ以上有するジフエニルメタン−
4,4′−ジイソシアネート(MDI)、ポリメチレ
ン・ポリフエニル・ポリイソシアネート(ポリメ
リツクMDI,クルードMDI)およびトリレンジ
イソシアネート(TDI)の少なくとも一つを主体
とした平均分子量174〜2000、イソシアネート基
含有量18〜48重量%のイソシアネート液から構成
される。このようにして圧入された2液A,Bは
管継手5までは層流状態で到達し、そこからは静
止ミキサー3(第1図参照)により混合され圧送
される。すなわち、層流状態で静止ミキサー3に
到達した2液A,Bは、第4および第6図のよう
に静止ミキサーの左半分、右半分に入り、進行方
向Xに対して左旋回(反時計方向旋回)しながら
一重羽根、二重羽根を半回転ごとに通過してミキ
シング移送される。この場合、静止ミキサー3の
右半分にはV字状二重羽根16、左半分には一重
羽根15が設けられ、ウレタン樹脂が左半分から
右半分に旋回移行すると、入口側が広く出口側が
狭隘になつているV字状二重羽根16の作用によ
つて流速が速められ右半分から左半分に戻ると初
期速度に戻る。すなわち、A液、B液は右半分、
左半分の流速の差により同方向に旋回しながらミ
キシングされる。この状態を第7図を用いてより
詳しく説明すると、黒色の矢印で示すA液がリン
グ状取付板13の穴部21を通つて静止ミキサー
3内に導入されると、A液は図示のように上向き
傾斜の一重羽根15の羽根面に沿い、一端15a
から他端15bに向かつて斜め上方に流れ、他端
15b近傍まで進んだところで、パツカー部2の
内壁の作用で、中心軸体14を挟んで反対側に位
置する二重羽根16の離間側(開放側)へ左旋回
しながら流れ込む。その状態からA液は二重羽根
16の離間側から接続部20側へ流れ、この過程
で増速され(流路が徐々に狭くなるため流速が速
くなる)ながら、一部が分岐して図示の矢印A1,
A2,A3のように中心軸体14を挟んで反対側に
位置する一重羽根15の間に左旋回して流れ込
み、同様にして残部が矢印A′のように左旋回し
てより進行方向X側の一重羽根15の間に左旋回
して流れ込む。これら矢印A′,A1〜A3で示す流
れは増速されていて、初期導入流速よりも速くな
つている。他方、白色矢印で示すB液は、二重羽
根16の羽根18の外側に沿つて矢印のように下
降し、下部に進んだところで、パツカー部2の内
壁の作用で、その一部が分岐して図示の矢印B1
のように、中心軸体14を挟んで反対側に位置す
る一重羽根15の間に左旋回して流れ込み、同様
にして残部が矢印B′のように左旋回してより進
行方向X側の一重羽根15の間に流れ込む。これ
ら矢印B′,B1で示す流れは、一重羽根15の間
隔がどの部分も同じであるため増速されず、初期
導入速度とほぼ同じ速度で流れる。この場合、黒
色矢印A1と白色矢印B1とは同じ流路を流れ、黒
色矢印A2と白色矢印B′とは同じ流路を流れてお
り、A1,A2の速度がB1,B′よりも速いため、
A1,A2の追い越し現象を生じ、流速の差により
2液混合がなされる。このようにして、A,B両
液は、流速の差により混合され、移送速度を殆ど
低下させることなく進行方向Xにミキシング移送
される。そして、このように混合された乱流の状
態から、A液およびB液はロツクボルト1の先端
の中央孔9および外周孔10に達するまでに均一
な層流状態になつて、その状態で中央孔9および
外周孔10から孔31内の所定の位置に吐出され
る(第12図参照)。この場合、最初に吐出され
た速硬性のウレタン樹脂液は、孔31の先端側か
ら開口方向に流れ、その過程で硬化し、孔31の
開口に到達するまでに完全硬化状態になつて開口
を閉塞し後から吐出される樹脂液の漏れを防ぐ。
そして、その後吐出されたウレタン樹脂液が孔3
1を満たし、続いてウレタン樹脂液の吐出圧によ
り地山に浸透し、孔充満ウレタン樹脂液とともに
硬化する。この硬化により、ウレタン樹脂液の圧
入圧力が上昇するためその時点で圧入を止め、接
続ユニツト32をワンタツチで外す。このように
してロツクボルト1が孔31内に固定され孔31
の周囲の地山が硬化樹脂で固結される。この状態
を第13図に示す。このようにしてトンネル切羽
先端の天盤部に所定間隔で穿設された孔31にロ
ツクボルト1が挿入され岩盤固結が行われる。
で硬化するもので、例えばA液とB液とを配合比
1:1で使用するようになつている。上記A液と
しては、水酸基価20〜6400KOHmg/g、平均分
子量18〜5000で2官能以上の第一級ポリオールを
数種併用して調製される水酸基価250〜450KOH
mg/のポリオール液を、B液としては、イソシア
ネート基を二つ以上有するジフエニルメタン−
4,4′−ジイソシアネート(MDI)、ポリメチレ
ン・ポリフエニル・ポリイソシアネート(ポリメ
リツクMDI,クルードMDI)およびトリレンジ
イソシアネート(TDI)の少なくとも一つを主体
とした平均分子量174〜2000、イソシアネート基
含有量18〜48重量%のイソシアネート液から構成
される。このようにして圧入された2液A,Bは
管継手5までは層流状態で到達し、そこからは静
止ミキサー3(第1図参照)により混合され圧送
される。すなわち、層流状態で静止ミキサー3に
到達した2液A,Bは、第4および第6図のよう
に静止ミキサーの左半分、右半分に入り、進行方
向Xに対して左旋回(反時計方向旋回)しながら
一重羽根、二重羽根を半回転ごとに通過してミキ
シング移送される。この場合、静止ミキサー3の
右半分にはV字状二重羽根16、左半分には一重
羽根15が設けられ、ウレタン樹脂が左半分から
右半分に旋回移行すると、入口側が広く出口側が
狭隘になつているV字状二重羽根16の作用によ
つて流速が速められ右半分から左半分に戻ると初
期速度に戻る。すなわち、A液、B液は右半分、
左半分の流速の差により同方向に旋回しながらミ
キシングされる。この状態を第7図を用いてより
詳しく説明すると、黒色の矢印で示すA液がリン
グ状取付板13の穴部21を通つて静止ミキサー
3内に導入されると、A液は図示のように上向き
傾斜の一重羽根15の羽根面に沿い、一端15a
から他端15bに向かつて斜め上方に流れ、他端
15b近傍まで進んだところで、パツカー部2の
内壁の作用で、中心軸体14を挟んで反対側に位
置する二重羽根16の離間側(開放側)へ左旋回
しながら流れ込む。その状態からA液は二重羽根
16の離間側から接続部20側へ流れ、この過程
で増速され(流路が徐々に狭くなるため流速が速
くなる)ながら、一部が分岐して図示の矢印A1,
A2,A3のように中心軸体14を挟んで反対側に
位置する一重羽根15の間に左旋回して流れ込
み、同様にして残部が矢印A′のように左旋回し
てより進行方向X側の一重羽根15の間に左旋回
して流れ込む。これら矢印A′,A1〜A3で示す流
れは増速されていて、初期導入流速よりも速くな
つている。他方、白色矢印で示すB液は、二重羽
根16の羽根18の外側に沿つて矢印のように下
降し、下部に進んだところで、パツカー部2の内
壁の作用で、その一部が分岐して図示の矢印B1
のように、中心軸体14を挟んで反対側に位置す
る一重羽根15の間に左旋回して流れ込み、同様
にして残部が矢印B′のように左旋回してより進
行方向X側の一重羽根15の間に流れ込む。これ
ら矢印B′,B1で示す流れは、一重羽根15の間
隔がどの部分も同じであるため増速されず、初期
導入速度とほぼ同じ速度で流れる。この場合、黒
色矢印A1と白色矢印B1とは同じ流路を流れ、黒
色矢印A2と白色矢印B′とは同じ流路を流れてお
り、A1,A2の速度がB1,B′よりも速いため、
A1,A2の追い越し現象を生じ、流速の差により
2液混合がなされる。このようにして、A,B両
液は、流速の差により混合され、移送速度を殆ど
低下させることなく進行方向Xにミキシング移送
される。そして、このように混合された乱流の状
態から、A液およびB液はロツクボルト1の先端
の中央孔9および外周孔10に達するまでに均一
な層流状態になつて、その状態で中央孔9および
外周孔10から孔31内の所定の位置に吐出され
る(第12図参照)。この場合、最初に吐出され
た速硬性のウレタン樹脂液は、孔31の先端側か
ら開口方向に流れ、その過程で硬化し、孔31の
開口に到達するまでに完全硬化状態になつて開口
を閉塞し後から吐出される樹脂液の漏れを防ぐ。
そして、その後吐出されたウレタン樹脂液が孔3
1を満たし、続いてウレタン樹脂液の吐出圧によ
り地山に浸透し、孔充満ウレタン樹脂液とともに
硬化する。この硬化により、ウレタン樹脂液の圧
入圧力が上昇するためその時点で圧入を止め、接
続ユニツト32をワンタツチで外す。このように
してロツクボルト1が孔31内に固定され孔31
の周囲の地山が硬化樹脂で固結される。この状態
を第13図に示す。このようにしてトンネル切羽
先端の天盤部に所定間隔で穿設された孔31にロ
ツクボルト1が挿入され岩盤固結が行われる。
このように、このロツクボルト1は、先端にビ
ツトを備えているため、後端のねじ部4bに削岩
機等の回転軸を取り付けることにより回転しうる
ようになつている。そして、この回転により、孔
の穿設ができ、孔穿設後はそのまま残留可能とな
る。このため従来例のように削岩機等で孔を開
け、その孔からドリルを引抜いたのち、さらにパ
ツカー等の中空パイプを挿入するという作業が不
要になり、施工作業の著しい短縮化を実現しうる
ようになる。
ツトを備えているため、後端のねじ部4bに削岩
機等の回転軸を取り付けることにより回転しうる
ようになつている。そして、この回転により、孔
の穿設ができ、孔穿設後はそのまま残留可能とな
る。このため従来例のように削岩機等で孔を開
け、その孔からドリルを引抜いたのち、さらにパ
ツカー等の中空パイプを挿入するという作業が不
要になり、施工作業の著しい短縮化を実現しうる
ようになる。
また、静止ミキサー3が、ロツクボルト1の略
中央部に相当するパツカー部2の後端に取り付け
られているため、静止ミキサー3とロツクボルト
1先端の吐出孔との間の流路が長くなり、静止ミ
キサー3で乱流状態になつたウレタン樹脂液がこ
の流路を通る過程で均一な層流となり、複数の吐
出孔から均一に吐出されるようになる。その結
果、固結領域に部分的ばらつきが生じず固結強度
の均一な状態が得られるようになる。そのうえ、
静止ミキサー3はパツカー部2後端の段部12と
管継手5の先端とでその取付部13を挟んで固定
されるため、静止ミキサー3の固定のために特別
な部材は不要となる。さらに、上記静止ミキサー
3は、移送速度を低下させることなく二液型発泡
ウレタン樹脂のA,B両液を効果的にミキシング
できるため速硬性のウレタン樹脂の使用が可能に
なり、従来のようにパツキンを用いて孔入口を閉
塞してウレタン樹脂の漏れを防ぐ等の煩雑な作業
の不要化をも達成できるようになる。
中央部に相当するパツカー部2の後端に取り付け
られているため、静止ミキサー3とロツクボルト
1先端の吐出孔との間の流路が長くなり、静止ミ
キサー3で乱流状態になつたウレタン樹脂液がこ
の流路を通る過程で均一な層流となり、複数の吐
出孔から均一に吐出されるようになる。その結
果、固結領域に部分的ばらつきが生じず固結強度
の均一な状態が得られるようになる。そのうえ、
静止ミキサー3はパツカー部2後端の段部12と
管継手5の先端とでその取付部13を挟んで固定
されるため、静止ミキサー3の固定のために特別
な部材は不要となる。さらに、上記静止ミキサー
3は、移送速度を低下させることなく二液型発泡
ウレタン樹脂のA,B両液を効果的にミキシング
できるため速硬性のウレタン樹脂の使用が可能に
なり、従来のようにパツキンを用いて孔入口を閉
塞してウレタン樹脂の漏れを防ぐ等の煩雑な作業
の不要化をも達成できるようになる。
この考案のロツクボルトは、以上のように、先
端にビツト部を備えているため、削岩機等に取付
けることにより削岩機のドリルの役目を発揮し、
孔穿設後はロツクボルトとして孔内に残留しう
る。したがつて、孔穿設作業等を簡素化しうる。
また、静止ミキサーがロツクボルトの略中央部に
位置決めされていてミキシング後の薬液を層流状
態にし吐出孔から吐出させるようにするため、岩
盤の固結を均一な状態で行うことができる。その
うえ、静止ミキサーを従来のようにロツクボルト
先端開口から内部に入れてソケツトで固定する必
要がなく、静止ミキサーの取付けが簡単になると
同時にソケツトが不要になり部材点数の低減をも
実現しうるようになる。
端にビツト部を備えているため、削岩機等に取付
けることにより削岩機のドリルの役目を発揮し、
孔穿設後はロツクボルトとして孔内に残留しう
る。したがつて、孔穿設作業等を簡素化しうる。
また、静止ミキサーがロツクボルトの略中央部に
位置決めされていてミキシング後の薬液を層流状
態にし吐出孔から吐出させるようにするため、岩
盤の固結を均一な状態で行うことができる。その
うえ、静止ミキサーを従来のようにロツクボルト
先端開口から内部に入れてソケツトで固定する必
要がなく、静止ミキサーの取付けが簡単になると
同時にソケツトが不要になり部材点数の低減をも
実現しうるようになる。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図はその要部斜視図、第3図はその説明図、第
4図は静止ミキサーの斜視図、第5図は第4図を
矢印イ方向から見た状態図、第6図は第4図を矢
印ロ方向から見た状態図、第7図は第4図の動作
説明図、第8図は他の実施例の切欠断面図、第9
図は第8図を矢印方向から見た状態図、第10図
はその説明図、第11図ないし第13図はこの考
案の使用方法の説明図、第14図は従来例の説明
図である。 1……ロツクボルト、2……パツカー部、2a
……中空部、3……静止ミキサー、4……ロツク
ボルト本体、4a,4b,11……ねじ部、5…
…管継手、5a……中央部、7……ビツト、9…
…中央孔、10……外周孔、15……一重羽根、
16……二重羽根、24a,24b……筒状継合
部。
2図はその要部斜視図、第3図はその説明図、第
4図は静止ミキサーの斜視図、第5図は第4図を
矢印イ方向から見た状態図、第6図は第4図を矢
印ロ方向から見た状態図、第7図は第4図の動作
説明図、第8図は他の実施例の切欠断面図、第9
図は第8図を矢印方向から見た状態図、第10図
はその説明図、第11図ないし第13図はこの考
案の使用方法の説明図、第14図は従来例の説明
図である。 1……ロツクボルト、2……パツカー部、2a
……中空部、3……静止ミキサー、4……ロツク
ボルト本体、4a,4b,11……ねじ部、5…
…管継手、5a……中央部、7……ビツト、9…
…中央孔、10……外周孔、15……一重羽根、
16……二重羽根、24a,24b……筒状継合
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端閉鎖型中空パイプからなるパツカー部
と、そのパツカー部内に取り付けられる混合用
羽根付きの静止ミキサーと、中空パイプからな
るロツクボルト本体と、上記パツカー部後端と
上記ロツクボルト本体先端とを継合する管継手
とを備え、上記パツカー部は先端にビツド部が
設けられていてビツド部に吐出孔が穿設され、
中空部後端の内壁には静止ミキサー取付部が設
けられ、上記静止ミキサーがその静止ミキサー
取付部に取り付けられ、上記管継手は中央胴部
を挟んで左右に継合用部を有し一方の継合部を
上記パツカー部の後端内に着脱自在に入れると
ともに他方の継合部を上記ロツクボルト本体の
先端内に着脱自在に入れて上記パツカー部とロ
ツクボルト本体を継合していることを特徴とす
るロツクボルト。 (2) 静止ミキサーが、リング状取付板と、このリ
ング状取付板のリングの中心から垂直に延びる
中心軸体と、この中心軸体を中心に円を形成す
るように中心軸体を挟んで設けられる半円状の
一重羽根および半円状の二重羽根を備え、上記
半円状の一重羽根が、半円状の一端から他端に
向かつて昇る昇り傾斜に傾斜した状態で中心軸
体の軸方向に沿つて適宜間隔で複数個設けら
れ、上記半円状の二重羽根が、2枚の羽根の半
円状の一端を接合し他端を離間させ、かつ離間
側を上記一重羽根の間に位置させた状態で上記
一重羽根と逆向きに傾斜し中心軸体の軸方向に
沿つて適宜間隔で複数個設けられているもので
ある実用新案登録請求の範囲第1項記載のロツ
クボルト。 (3) 管継手の左右の継合用部が、それぞれねじ部
に形成され、上記パツカー部後端には、その一
方のねじ部と継合可能なねじ部が、上記ロツク
ボルト本体先端には、その他方のねじ部と継合
可能なねじ部がそれぞれ形成されている実用新
案登録請求の範囲第1項または第2項記載のロ
ツクボルト。 (4) 静止ミキサーが、それ自身のリング状取付板
を、パツカー部後端内壁のねじ部とその奥の中
空部との境界の段部に位置させ、これを、上記
ねじ部にら合される管継手の一方のねじ部の先
端と上記段部とで挟むことにより取付固定され
ている実用新案登録請求の範囲第2項または第
3項記載のロツクボルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9969086U JPH0439358Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9969086U JPH0439358Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS635100U JPS635100U (ja) | 1988-01-13 |
| JPH0439358Y2 true JPH0439358Y2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=30968804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9969086U Expired JPH0439358Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439358Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07998B2 (ja) * | 1988-09-26 | 1995-01-11 | 東海ゴム工業株式会社 | 粘性土層の固結工法 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP9969086U patent/JPH0439358Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS635100U (ja) | 1988-01-13 |
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