JPH0439458Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439458Y2 JPH0439458Y2 JP1985177592U JP17759285U JPH0439458Y2 JP H0439458 Y2 JPH0439458 Y2 JP H0439458Y2 JP 1985177592 U JP1985177592 U JP 1985177592U JP 17759285 U JP17759285 U JP 17759285U JP H0439458 Y2 JPH0439458 Y2 JP H0439458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- sliding bearing
- spring member
- bearing
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、換気扇、洗濯機等の小型モーターに
用いられる自動調心すべり軸受ユニツトに関す
る。
用いられる自動調心すべり軸受ユニツトに関す
る。
従来技術
この種のすべり軸受ユニツトとしては、例えば
第5図のすべり軸受ユニツトが知られている。こ
の第5図のすべり軸受ユニツトは、ハウジングの
軸受嵌合孔に挿嵌しうる筒形で、その一端側の内
周を凹球面部25とし他端部側の内周を円筒状内
周面26とした外筒27と、前記凹球面部25に
揺動可能に摺接する凸球面部28を外周面に有し
前記外筒27に受けられるすべり軸受29と、前
記外筒27の円筒状内周面部26の端部のフラン
ジ30に嵌着され一端部31ですべり軸受29に
弾性的に押圧して外筒27の凹球面部25にすべ
り軸受29を付勢するばね部材32と、前記外筒
27内に設けられた含油繊維材33とを備えた構
造である。
第5図のすべり軸受ユニツトが知られている。こ
の第5図のすべり軸受ユニツトは、ハウジングの
軸受嵌合孔に挿嵌しうる筒形で、その一端側の内
周を凹球面部25とし他端部側の内周を円筒状内
周面26とした外筒27と、前記凹球面部25に
揺動可能に摺接する凸球面部28を外周面に有し
前記外筒27に受けられるすべり軸受29と、前
記外筒27の円筒状内周面部26の端部のフラン
ジ30に嵌着され一端部31ですべり軸受29に
弾性的に押圧して外筒27の凹球面部25にすべ
り軸受29を付勢するばね部材32と、前記外筒
27内に設けられた含油繊維材33とを備えた構
造である。
考案の解決しようとする問題点
従来公知の上記構造のすべり軸受ユニツトにお
いては、すべり軸受の調心トルクにばらつきを生
じない様に組み立てられることが軸受機能の上で
重要である。この種すべり軸受の調心トルクは、
ばね部材32の付勢力の強弱に左右され、ばね部
材32の付勢力は、外筒27のフランジ30とす
べり軸受29間の距離のばらつきにより影響を受
ける。しかし前記ばね部材32は、外筒27の円
筒状内周面部26の端部を半径方向内方に折り曲
げたフランジ30に一端を嵌着して他端31をす
べり軸受29の凸球面部28に摺接させかつ軸方
向に付勢している。そして外筒27は鋼板からプ
レス加工で成形されるため、ばね部材32の付勢
力を均一にするようなフランジ折り曲げ加工は難
しく、フランジの曲げ位置精度および形状のばら
つきを生じ、すべり軸受ユニツトの量産時におい
て調心トルクのばらつきをなくすことが難しい。
いては、すべり軸受の調心トルクにばらつきを生
じない様に組み立てられることが軸受機能の上で
重要である。この種すべり軸受の調心トルクは、
ばね部材32の付勢力の強弱に左右され、ばね部
材32の付勢力は、外筒27のフランジ30とす
べり軸受29間の距離のばらつきにより影響を受
ける。しかし前記ばね部材32は、外筒27の円
筒状内周面部26の端部を半径方向内方に折り曲
げたフランジ30に一端を嵌着して他端31をす
べり軸受29の凸球面部28に摺接させかつ軸方
向に付勢している。そして外筒27は鋼板からプ
レス加工で成形されるため、ばね部材32の付勢
力を均一にするようなフランジ折り曲げ加工は難
しく、フランジの曲げ位置精度および形状のばら
つきを生じ、すべり軸受ユニツトの量産時におい
て調心トルクのばらつきをなくすことが難しい。
またばね部材32は、星形の板ばね等が用いら
れているが、上述のフランジの曲げ位置および形
状精度のばらつきが殆ど直接的にばね力の大きさ
に影響するため、一層調心トルクの調整が難しく
なる。さらにまた潤滑を良好に保つように外筒2
7内に含油繊維材33を配置するには、ばね部材
32の形状が支障して滑潤剤含浸体33を2回に
分けて外筒27内へ注入する必要があり、すべり
軸受ユニツトの組み立てが繁雑となる。
れているが、上述のフランジの曲げ位置および形
状精度のばらつきが殆ど直接的にばね力の大きさ
に影響するため、一層調心トルクの調整が難しく
なる。さらにまた潤滑を良好に保つように外筒2
7内に含油繊維材33を配置するには、ばね部材
32の形状が支障して滑潤剤含浸体33を2回に
分けて外筒27内へ注入する必要があり、すべり
軸受ユニツトの組み立てが繁雑となる。
問題点を解決するための手段
本考案は、モーター等のハウジングの軸受嵌合
孔に挿嵌しうる筒形で、その一端側の内周をテー
パー面もしくは凹球面座部とし他端部側の内周を
円筒状内周面部とした外筒と、前記テーパー面も
しくは凹球面座部に揺動可能に摺接する凸球面部
を外周面に有し前記外筒に受けられるすべり軸受
と、前記外筒の円筒状内周面部に嵌着され一端部
ですべり軸受を弾性的に押圧して外筒のテーパー
面もしくは凹球面座部にすべり軸受を付勢するば
ね部材と、前記外筒内に設けられた含油繊維材と
を備えた自動調心すべり軸受ユニツトにおいて、
前記ばね部材は、外筒に対する嵌着部を断面略コ
字状に湾曲した環状部となし、該環状部の外径側
端縁の円周数個所に軸方向にかつ適度の角度で斜
め内方に向けて延びる押さえ片を形成し、該押え
片の先端部にすべり軸受に対する受け部を設け、
該受け部が、押さえ片の先端部両側から半径方向
内方へそれぞれ突出した脚部と、該各脚部先端に
すべり軸受の凸球面部に接触する舌部とを有し、 前記含油繊維材をばね部材の断面略コ字状の環
状部と外筒のテーパー面もしくは凸球面座部に連
続して保持したことを特徴とする自動調心すべり
軸受ユニツトにより、上記問題点を解決するもの
である。
孔に挿嵌しうる筒形で、その一端側の内周をテー
パー面もしくは凹球面座部とし他端部側の内周を
円筒状内周面部とした外筒と、前記テーパー面も
しくは凹球面座部に揺動可能に摺接する凸球面部
を外周面に有し前記外筒に受けられるすべり軸受
と、前記外筒の円筒状内周面部に嵌着され一端部
ですべり軸受を弾性的に押圧して外筒のテーパー
面もしくは凹球面座部にすべり軸受を付勢するば
ね部材と、前記外筒内に設けられた含油繊維材と
を備えた自動調心すべり軸受ユニツトにおいて、
前記ばね部材は、外筒に対する嵌着部を断面略コ
字状に湾曲した環状部となし、該環状部の外径側
端縁の円周数個所に軸方向にかつ適度の角度で斜
め内方に向けて延びる押さえ片を形成し、該押え
片の先端部にすべり軸受に対する受け部を設け、
該受け部が、押さえ片の先端部両側から半径方向
内方へそれぞれ突出した脚部と、該各脚部先端に
すべり軸受の凸球面部に接触する舌部とを有し、 前記含油繊維材をばね部材の断面略コ字状の環
状部と外筒のテーパー面もしくは凸球面座部に連
続して保持したことを特徴とする自動調心すべり
軸受ユニツトにより、上記問題点を解決するもの
である。
作 用
上記構成により、前記ばね部材は軸受ユニツト
の組立時、外筒内にすべり軸受を挿入した後、挿
入する。しかる後、外筒の円筒状端部を半径方向
内方にプレス等により折り曲げ環状部の外側面を
軸受方向に押圧して内外筒に調心トルクを付与す
る。
の組立時、外筒内にすべり軸受を挿入した後、挿
入する。しかる後、外筒の円筒状端部を半径方向
内方にプレス等により折り曲げ環状部の外側面を
軸受方向に押圧して内外筒に調心トルクを付与す
る。
前記ばね部材は、環状部の外径側端縁の円周数
個所に軸方向にかつ適度の角度で斜め内方に向け
て延びる押え片を形成し、該押え片の先端部にす
べり軸受に対する受け部を設けることにより、前
記押え片と外筒の円筒状内周面部間に遊隙を形成
する。これによりばね部材は、外筒の係止フラン
ジによつて軸方向に過度に押圧されても前記押え
片自身が前記遊隙内で撓んですべり軸受に対する
過度のばね力を減少する。
個所に軸方向にかつ適度の角度で斜め内方に向け
て延びる押え片を形成し、該押え片の先端部にす
べり軸受に対する受け部を設けることにより、前
記押え片と外筒の円筒状内周面部間に遊隙を形成
する。これによりばね部材は、外筒の係止フラン
ジによつて軸方向に過度に押圧されても前記押え
片自身が前記遊隙内で撓んですべり軸受に対する
過度のばね力を減少する。
また前記ばね部材の前記押え片のすべり軸受に
対する受け部が、押え片の先端部両側から半径方
向内方へそれぞれ突出した脚部と、該各脚部先端
にすべり軸受の凸球面に接触する舌部とを有する
場合には、すべり軸受に作用する過度のばね力が
脚部の弾性変形によつても緩和される。さらに前
記脚部間に形成される空間は、軸受ユニツトの組
み立て時に1回の注入作業で外筒内に注入された
含油繊維材を外筒のテーパー面もしくは凹球面座
部とすべり軸受の凸球面間の近傍まで供給するこ
とを可能にする。また外筒内に注入された含油繊
維材は外筒に対する嵌着部である断面略コ字状に
湾曲した環状部で保持する。
対する受け部が、押え片の先端部両側から半径方
向内方へそれぞれ突出した脚部と、該各脚部先端
にすべり軸受の凸球面に接触する舌部とを有する
場合には、すべり軸受に作用する過度のばね力が
脚部の弾性変形によつても緩和される。さらに前
記脚部間に形成される空間は、軸受ユニツトの組
み立て時に1回の注入作業で外筒内に注入された
含油繊維材を外筒のテーパー面もしくは凹球面座
部とすべり軸受の凸球面間の近傍まで供給するこ
とを可能にする。また外筒内に注入された含油繊
維材は外筒に対する嵌着部である断面略コ字状に
湾曲した環状部で保持する。
実施例
本考案の一実施例を図を参照して説明する。第
1図ないし第4図は本考案の実施例の断面図であ
り、1はメツキ鋼板等の板金からプレス加工によ
り成形された外筒であつて、モーター等のハウジ
ング2の軸受嵌入孔3に嵌着しうる外形をなす小
径部と大径部をもつ段付き円筒状に形成されてい
る。この外筒1の一端部側の小径部の内周にはテ
ーパー面座部4が形成され、このテーパー面座部
4から他端部にわたる内周は、テーパー面座部4
より少し段差を付けて拡径変化する円筒状内周面
部5が形成されている。
1図ないし第4図は本考案の実施例の断面図であ
り、1はメツキ鋼板等の板金からプレス加工によ
り成形された外筒であつて、モーター等のハウジ
ング2の軸受嵌入孔3に嵌着しうる外形をなす小
径部と大径部をもつ段付き円筒状に形成されてい
る。この外筒1の一端部側の小径部の内周にはテ
ーパー面座部4が形成され、このテーパー面座部
4から他端部にわたる内周は、テーパー面座部4
より少し段差を付けて拡径変化する円筒状内周面
部5が形成されている。
6は燒結合金等かなる環状のすべり軸受で、そ
の外周面には前記テーパー面座部4に摺接する凸
球面部7が形成され、この凸球面部7がテーパー
面座部4で受けられることにより、すべり軸受6
は外筒1の中心軸にその軸心を一致させて外筒1
に対し揺動可能に摺接する。すべり軸受6には、
内周面を軸受面とする円筒状の軸挿通穴8が貫設
されている。9はすべり軸受6の凸球面部7に形
成された油溝であり、軸線方向に向け円周数個所
に設けられている。
の外周面には前記テーパー面座部4に摺接する凸
球面部7が形成され、この凸球面部7がテーパー
面座部4で受けられることにより、すべり軸受6
は外筒1の中心軸にその軸心を一致させて外筒1
に対し揺動可能に摺接する。すべり軸受6には、
内周面を軸受面とする円筒状の軸挿通穴8が貫設
されている。9はすべり軸受6の凸球面部7に形
成された油溝であり、軸線方向に向け円周数個所
に設けられている。
10は櫛形が環状をなす鋼板などからつくられ
たばね部材であり、前記外筒1の円筒状内周面部
5に嵌着して固定される。前記ばね部材10は、
外筒1に対する嵌着部を断面略コ字状に湾曲した
環状部11となし、該環状部11の外径側端縁1
2の円周数個所に軸方向にかつ適度の角度αで斜
め内方に向けて延びる押え片13を形成し、該押
え片13の先端部にすべり軸受6に対する受け部
14を設けている。前記受け部14は、押え片の
先端部両側から半径方向内方へそれぞれ突出した
脚部15と、該脚部15の先端にすべり軸受6の
凸球面7に接触する舌部16とを有している。
たばね部材であり、前記外筒1の円筒状内周面部
5に嵌着して固定される。前記ばね部材10は、
外筒1に対する嵌着部を断面略コ字状に湾曲した
環状部11となし、該環状部11の外径側端縁1
2の円周数個所に軸方向にかつ適度の角度αで斜
め内方に向けて延びる押え片13を形成し、該押
え片13の先端部にすべり軸受6に対する受け部
14を設けている。前記受け部14は、押え片の
先端部両側から半径方向内方へそれぞれ突出した
脚部15と、該脚部15の先端にすべり軸受6の
凸球面7に接触する舌部16とを有している。
17は、セルローズ繊維等に潤滑油を含浸させ
た含油繊維材であり、前記ばね部材10の断面略
コ字状の環状部11と外筒1のテーパー面座部4
間の外筒1内に連続して設けられ、前記環状部1
1で挟持されている。すべり軸受6の凸球面7に
形成された油溝9と、ばね部材10の脚部15間
に形成される空間部18とで通油路が形成され、
ばね部材10で保持された含油繊維材17から滲
み出た潤滑油を外筒1のテーパー面座部4とすべ
り軸受6の凸球面間に流動させるのに役立つてい
る。
た含油繊維材であり、前記ばね部材10の断面略
コ字状の環状部11と外筒1のテーパー面座部4
間の外筒1内に連続して設けられ、前記環状部1
1で挟持されている。すべり軸受6の凸球面7に
形成された油溝9と、ばね部材10の脚部15間
に形成される空間部18とで通油路が形成され、
ばね部材10で保持された含油繊維材17から滲
み出た潤滑油を外筒1のテーパー面座部4とすべ
り軸受6の凸球面間に流動させるのに役立つてい
る。
上記構成により、軸受ユニツトの組立時、外筒
1内にすべり軸受6とばね部材10を挿入した
後、外筒1内に適当な潤滑材供給装置で前記含油
繊維材17を注入する。注入された含油繊維材1
7は、ばね部材10の脚部15間に形成される空
間部18を通じ外筒1のテーパー面座部4とすべ
り軸受6の凸球面7間の近傍まで供給される。
1内にすべり軸受6とばね部材10を挿入した
後、外筒1内に適当な潤滑材供給装置で前記含油
繊維材17を注入する。注入された含油繊維材1
7は、ばね部材10の脚部15間に形成される空
間部18を通じ外筒1のテーパー面座部4とすべ
り軸受6の凸球面7間の近傍まで供給される。
しかる後、外筒1の円筒状端部を半径方向内方
にプレス等により折り曲げて係止フランジ19を
形成し、該係止フランジ19でばね部材10の環
状部11の外側面を軸受方向に押圧して外筒1と
すべり軸受6とに調心トルクを付与する。前記ば
ね部材10は、環状部11の外径側端縁の円周数
個所に軸方向にかつ適度の角度αで斜め内方に向
けて延びる押え片13を形成し、該押え片13の
先端部にすべり軸受6に対する受け部14を設け
ることにより、前記押え片13と外筒1の円筒状
内周面部5間に遊隙20を形成する。これにより
ばね部材10は、外筒1の係止フランジ19によ
つて軸方向に過度に押圧されても前記押え片10
自身が前記遊隙20内で撓んですべり軸受6に対
する過度のばね力を減少する。
にプレス等により折り曲げて係止フランジ19を
形成し、該係止フランジ19でばね部材10の環
状部11の外側面を軸受方向に押圧して外筒1と
すべり軸受6とに調心トルクを付与する。前記ば
ね部材10は、環状部11の外径側端縁の円周数
個所に軸方向にかつ適度の角度αで斜め内方に向
けて延びる押え片13を形成し、該押え片13の
先端部にすべり軸受6に対する受け部14を設け
ることにより、前記押え片13と外筒1の円筒状
内周面部5間に遊隙20を形成する。これにより
ばね部材10は、外筒1の係止フランジ19によ
つて軸方向に過度に押圧されても前記押え片10
自身が前記遊隙20内で撓んですべり軸受6に対
する過度のばね力を減少する。
また前記ばね部材10の前記押え片13のすべ
り軸受6に対する受け部14が、押え片13の先
端部両側から半径方向内方へそれぞれ突出した脚
部15と、該各脚部15先端にすべり軸受6の凸
球面7に接触する舌部16とを有する場合には、
すべり軸受6に作用する過度のばね力が脚部15
の弾性変形によつても緩和される。
り軸受6に対する受け部14が、押え片13の先
端部両側から半径方向内方へそれぞれ突出した脚
部15と、該各脚部15先端にすべり軸受6の凸
球面7に接触する舌部16とを有する場合には、
すべり軸受6に作用する過度のばね力が脚部15
の弾性変形によつても緩和される。
このようにして前記押え片13の舌部16の押
圧作用により、すべり軸受6が外筒1内で受け止
められるとともに、外筒1のテーパー面座部4に
向けて適度の予圧力が付与される。
圧作用により、すべり軸受6が外筒1内で受け止
められるとともに、外筒1のテーパー面座部4に
向けて適度の予圧力が付与される。
外筒1の中央部には、この軸受で支承される軸
21を挿通する軸挿通穴22,23が形成されて
いるが、軸端を支承する場合には、軸挿通穴は一
方22のみとし、他方を閉じた形状の外筒を用い
る。
21を挿通する軸挿通穴22,23が形成されて
いるが、軸端を支承する場合には、軸挿通穴は一
方22のみとし、他方を閉じた形状の外筒を用い
る。
なお、すべり軸受6の凸球面部7を受け止める
外筒1の軸受座部は、前記実施例ではテーパー面
に形成したが、凹球面に形成してもよい。
外筒1の軸受座部は、前記実施例ではテーパー面
に形成したが、凹球面に形成してもよい。
第4図は他の実施例であつて、ばね部材10の
環状部11を軸方向に押圧する外筒1の円筒部端
部は、外筒1の他の部分より薄く形成されかつ半
径方向内方への折り曲げ精度が良くなるように、
その内周面を所定幅に予め削り取つて周段部24
を形成している。
環状部11を軸方向に押圧する外筒1の円筒部端
部は、外筒1の他の部分より薄く形成されかつ半
径方向内方への折り曲げ精度が良くなるように、
その内周面を所定幅に予め削り取つて周段部24
を形成している。
効 果
以上述べたように、本考案はばね部材の押し片
を円筒状内周面部に対し適度の角度で斜め内方に
向け延ばし、該押え片の先端部にすべり軸受に対
する受け部を設けたので、押え片と外筒の円筒状
内周面部間に遊隙を形成する。その結果ばね部材
は、外筒の係止フランジによつて軸方向に過度に
押圧されても前記押え片自身が前記遊隙内で撓ん
ですべり軸受に対する過度のばね力を減少する。
を円筒状内周面部に対し適度の角度で斜め内方に
向け延ばし、該押え片の先端部にすべり軸受に対
する受け部を設けたので、押え片と外筒の円筒状
内周面部間に遊隙を形成する。その結果ばね部材
は、外筒の係止フランジによつて軸方向に過度に
押圧されても前記押え片自身が前記遊隙内で撓ん
ですべり軸受に対する過度のばね力を減少する。
またすべり軸受に対する過度のばね力は、脚部
の弾性変形によつても緩和される。
の弾性変形によつても緩和される。
したがつて、外筒の係止フランジの曲げ位置精
度および形状のばらつきに起因するばね力のばら
つきは、ばね部材の前記形状的特徴および押え片
と外筒の円筒状内周面部間の遊隙により効果的に
減少し、調心トルクのばらつきの少ない軸受ユニ
ツトを得ることができる。
度および形状のばらつきに起因するばね力のばら
つきは、ばね部材の前記形状的特徴および押え片
と外筒の円筒状内周面部間の遊隙により効果的に
減少し、調心トルクのばらつきの少ない軸受ユニ
ツトを得ることができる。
また外筒内に配置される含油繊維材は、ばね部
材の断面略コ字状の環状部内に挟持されるので、
脱落の心配がなく、軸受ユニツトの潤滑を長期間
良好に保つことができる。
材の断面略コ字状の環状部内に挟持されるので、
脱落の心配がなく、軸受ユニツトの潤滑を長期間
良好に保つことができる。
またばね部材の脚部間に形成される空間が、軸
受ユニツトの組み立て時に1回の注入作業で外筒
内に注入された含油繊維材を外筒のテーパー面も
しくは凹球面座部とすべり軸受の凸球面間の近傍
まで連続して供給することを可能にするので、軸
受ユニツトの組み立て作業が容易となる。
受ユニツトの組み立て時に1回の注入作業で外筒
内に注入された含油繊維材を外筒のテーパー面も
しくは凹球面座部とすべり軸受の凸球面間の近傍
まで連続して供給することを可能にするので、軸
受ユニツトの組み立て作業が容易となる。
本考案の自動調心すべり軸受ユニツトによれ
ば、外筒をモーター等のハウジングのころがり軸
受嵌合孔に容易に嵌着でき、ころがり軸受との交
換に供することができる。
ば、外筒をモーター等のハウジングのころがり軸
受嵌合孔に容易に嵌着でき、ころがり軸受との交
換に供することができる。
特に本考案は、調心トルクの小さい軽負荷用の
自動調心すべり軸受ユニツトに適しているもので
ある。
自動調心すべり軸受ユニツトに適しているもので
ある。
また第4図のように外筒の円筒部端部を薄肉に
する周段部を端部の内周面に形成した場合には、
該端部の半径方向内方への折り曲げが段部の肩を
起点として行われるので、係止フランジの位置及
び形状精度が向上し、調心トルクの一層安定した
自動調心すべり軸受ユニツトが得られる。
する周段部を端部の内周面に形成した場合には、
該端部の半径方向内方への折り曲げが段部の肩を
起点として行われるので、係止フランジの位置及
び形状精度が向上し、調心トルクの一層安定した
自動調心すべり軸受ユニツトが得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図の−線における断面図、第3図
は第1図のばね部材の縦断面図、第4図は第1図
のフランジ変形例の縦断面図、第5図は従来の自
動調心すべり軸受の断面図である。 1……外筒、2……ハウジング、4……テーパ
ー面、5……円筒状内周面部、6……すべり軸
受、7……凸球面部、10……ばね部材、11…
…環状部、13……押え片、14……受け部、1
5……脚部、16……舌部、17……含油繊維
材、19……係止フランジ、20……遊隙。
2図は第1図の−線における断面図、第3図
は第1図のばね部材の縦断面図、第4図は第1図
のフランジ変形例の縦断面図、第5図は従来の自
動調心すべり軸受の断面図である。 1……外筒、2……ハウジング、4……テーパ
ー面、5……円筒状内周面部、6……すべり軸
受、7……凸球面部、10……ばね部材、11…
…環状部、13……押え片、14……受け部、1
5……脚部、16……舌部、17……含油繊維
材、19……係止フランジ、20……遊隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 モーター等のハウジングの軸受嵌合孔に挿嵌し
うる筒形で、その一端側の内周をテーパー面もし
くは凹球面座部とし他端部側の内周を円筒状内周
面部とした外筒と、前記テーパー面もしくは凹球
面座部に揺動可能に摺接する凸球面部を外周面に
有し前記外筒に受けられるすべり軸受と、前記外
筒の円筒状内周面部に嵌着され一端部ですべり軸
受を弾性的に押圧して外筒のテーパー面もしくは
凹球面座部にすべり軸受を付勢するばね部材と、
前記外筒内に設けられた含油繊維材とを備えた自
動調心すべり軸受ユニツトにおいて、 前記ばね部材は、外筒に対する嵌着部を断面略
コ字状に湾曲した環状部となし、該環状部の外径
側端縁の円周数箇所に軸方向にかつ適度の角度で
斜め内方に向けて延びる押さえ片を形成し、 該押さえ片の先端部にすべり軸受に対する受け
部を設け、 該受け部が、押さえ片の先端部両側から半径方
向内方へそれぞれ突出した脚部と、該各脚部先端
にすべり軸受の凸球面部に接触する舌部とを有
し、 前記含油繊維材をばね部材の断面略コ字状の環
状部と外筒のテーパー面もしくは凹球面座部間に
連続して保持したことを特徴とする自動調心すべ
り軸受ユニツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985177592U JPH0439458Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985177592U JPH0439458Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6286415U JPS6286415U (ja) | 1987-06-02 |
| JPH0439458Y2 true JPH0439458Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31118934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985177592U Expired JPH0439458Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439458Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54111542U (ja) * | 1978-01-25 | 1979-08-06 | ||
| JPS6075719U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | 光洋精工株式会社 | 自動調心すべり軸受ユニツト |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP1985177592U patent/JPH0439458Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6286415U (ja) | 1987-06-02 |
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