JPH0439598Y2 - - Google Patents

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JPH0439598Y2
JPH0439598Y2 JP15821587U JP15821587U JPH0439598Y2 JP H0439598 Y2 JPH0439598 Y2 JP H0439598Y2 JP 15821587 U JP15821587 U JP 15821587U JP 15821587 U JP15821587 U JP 15821587U JP H0439598 Y2 JPH0439598 Y2 JP H0439598Y2
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wire
shape
shape memory
tube
memory alloy
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は導電性樹脂体よりなるチユーブ状体に
より形状記憶合金線を加熱することにより、温度
変化に応じて変形し易く、合金線の酸化・疲労の
ない形状変化線材を提供しようとするものであ
る。
〔従来の技術〕
形状記憶合金は温度上昇により変形する金属で
あるが、そのための加熱法は合金の雰囲気温度を
上昇させる、あるいは合金に直接電流を流して合
金自体が有する体積固有抵抗で発熱させる等があ
る。雰囲気温度を上昇させる場合、合金の変形は
にぶくなり、直接電流を流すと合金の変形は素早
く行なわれるが、温度制御がむずかしく、形状記
憶合金の形状記憶温度を越えやすくなるため、形
状記憶合金としての寿命が短くなる。
これらの問題点を解決するために、例えば実開
昭61−144526号公報に開示されているように形状
記憶合金線に沿つて電気の良導体を備えて電導線
材を構成するなどの方法が開発されたが、金属ど
うしを組み合わせるため可撓性が劣り変形動作に
制限がある、また、合金が酸化する等の欠点があ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はこれら欠点を解決すべく開発されたも
ので、形状記憶合金線を導電性樹脂体よりなるチ
ユーブ状体で包囲して形状変化線材を構成するこ
とにより、素早く変形し、変形動作の制限、合金
の酸化等の問題のない形状変化線材を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決すべく開発されたも
ので、本考案によれば、所定温度で所定の形状に
変形する形状記憶合金線と、この形状記憶合金線
の外周に沿つて設けられる、電極線を埋設した導
電性樹脂体よりなるチユーブ状体とを備えた形状
変化線材を構成する。
〔作用〕
本考案による形状変化線材は、上記のごとく形
状記憶合金外周に沿つて電極線を埋設した導電性
樹脂体によりなるチユーブ状体を備えて成るた
め、このチユーブ状体に電流を流すことによりチ
ユーブ状体自体が有する体積固有抵抗によりチユ
ーブ状体は発熱し、この熱により形状記憶合金線
は変形する。この場合、導電性樹脂体によりなる
チユーブ状体は形状記憶合金線に沿つて構成され
ているので、雰囲気加熱による場合に比し、熱の
供給は効率的であるため合金の変形は素早く行な
われ、電極線に供給する電流量を調節することに
より容易に温度制御が出来る。
また、形状記憶合金線に沿つて構成されるチユ
ーブ状体は導電性樹脂体であるから可撓性があり
変形動作に制限がなく、合金線を包囲しているた
め合金の酸化・疲労がない。
〔実施例〕
第1図は本考案による形状変化線材の断面図、
第2図は本考案による形状変化線材を使用した二
方向性形状記憶素子の正面図である。
第1図に基づいて説明すると、形状記憶合金線
2は、電気用軟銅よりなる電極線4と長手方向に
埋設してなり炭素繊維を混入して押しだして形成
した四弗化エチレン−パーフロロアルコシキ重合
樹脂(以下PFAと称す)より成るチユーブ状体
3に密接包囲されて形状変化線材1を形成する。
ここで、電極線4を導通状態にすることによりチ
ユーブ状体3に分散している炭素繊維はからみあ
つて連続しているため、チユーブ状体3はほぼ均
一に導通状態となる。そして、チユーブ状体3固
有の体積固有抵抗により発熱して形状記憶合金線
2の温度を上昇させて形状変化を起こさせる。
この形状変化線材1をバネ状に整形して二方向
性形状記憶素子を構成した第2図を用いて、実際
への応用を更に詳しく説明する。第2図におい
て、形状変化線材1は第1図と同じ構成であるの
で、対応する番号を附して詳細な説明は省略す
る。第2図において、形状変化線材1をコイル加
工して得られる形状記憶コイル1Aは、仕切り板
7を介してコイルばね6と対向している。仕切り
板7は棒8と固定接続せられ、棒8は筐体9を貫
通して、上下動可能に取付けられている。
図において電極線4は仕切り板7側で対をなし
て短絡せられ、もう一端は筐体9から引き出され
て電源(図示せず)に接続される。電極線4に電
流を流さない状態においては形状記憶コイル1A
は定温であるため軟らかく、コイルばね6のスプ
リング力の方が優つて、図に示すように、形状記
憶コイル1Aは縮んだ状態にある。次に電極線4
に電流を流すと形状記憶コイル1Aは体積固有抵
抗により発熱して伸張し、仕切り板7を図中矢印
方向に押し、コイルばね6を縮める。形状記憶合
金は高温で硬いため、電極線4が導通状態にある
限りは、その状態を保持する。そして形状記憶合
金コイル1Aは導電性樹脂よりなるチユーブ状体
3が発熱し、形状記憶合金線2を密接して昇温す
るため、一連の動作は効率的かつ素早く行なわれ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による電導線材は、
形状記憶合金線外周に沿つて、電極線を埋設した
導電性樹脂体よりなるチユーブ状体を備えて成る
ため、このチユーブ状体に電流を流すことにより
チユーブ状体自体が有する体積固有抵抗によりチ
ユーブ状体は発熱し、この熱により形状記憶合金
線は変形する。この場合、導電性樹脂体よりなる
チユーブ状体は形状記憶合金線の外周に沿つて構
成されているので、雰囲気加熱による場合に比
し、熱の供給は効率的であるため合金の変形は素
早く行なわれ、電極線に供給する電流量を調節す
ることにより容易に温度制御が出来る。
また、形状記憶合金線に沿つて構成されるチユ
ーブ状体は、導電性樹脂体であるから、可撓性が
あり変形動作に制限がなく、合金線を包囲してい
るので合金の酸化・疲労がない。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、チユーブ状体の設け方、導電性樹脂の構
成要素、電極線の設け方など、本考案の技術思想
内での種々の変更はもちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による形状変化線材の横断面
図、第2図は本考案による形状変化線材を使用し
た二方向性形状記憶素子の正面図である。 1A……形状記憶コイル、2……形状記憶合金
線、3……チユーブ状体、4……電極線、6……
コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定温度で所定の形状に変形する形状記憶合金
    線と、この形状記憶合金線の外周に沿つて設けら
    れる、電極線を埋設した導電性樹脂体よりなるチ
    ユーブ状体とを備えた形状変化線材。
JP15821587U 1987-10-16 1987-10-16 Expired JPH0439598Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15821587U JPH0439598Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15821587U JPH0439598Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0164097U JPH0164097U (ja) 1989-04-25
JPH0439598Y2 true JPH0439598Y2 (ja) 1992-09-16

Family

ID=31438340

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JP15821587U Expired JPH0439598Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JPH0164097U (ja) 1989-04-25

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