JPH0440191Y2 - - Google Patents

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JPH0440191Y2
JPH0440191Y2 JP1983104963U JP10496383U JPH0440191Y2 JP H0440191 Y2 JPH0440191 Y2 JP H0440191Y2 JP 1983104963 U JP1983104963 U JP 1983104963U JP 10496383 U JP10496383 U JP 10496383U JP H0440191 Y2 JPH0440191 Y2 JP H0440191Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、カメラシヤツタの巻上げ装置、特に
シヤツタの先羽根と後羽根とをモータによつてチ
ヤージする自動巻上げ装置に関する。
〔考案の背景〕
複数の分割された羽根をもつて形成された先羽
根群と後羽根群との走行によりシヤツタアパーチ
ヤを開閉する型式のカメラシヤツタにおいて、そ
のシヤツタを小型軽量にするためには、各シヤツ
タ羽根の走行方向の幅を狭くし、しかも隣接する
シヤツタ羽根との重ね合せ幅を小さくする必要が
有る。しかし、このような幅の狭いシヤツタ羽根
から成る先羽根群または後羽根群単独にてシヤツ
タアパーチヤを全閉する場合には、その狭い重ね
合せ部から漏光する恐れが有る。そこで、このよ
うな漏光を避けるために、シヤツタ開閉後に後羽
根群により全閉されたシヤツタアパーチヤの全部
または一部を先羽根群によつて二重に覆うように
構成されたカメラシヤツタが、例えば、特開昭50
−129218号および特開昭51−133015号の公開特許
公報により提案され、既に公知である。
しかし、これ等公知のカメラシヤツタは、いず
れも先羽根群と後羽根群とを走行させる駆動ばね
とは別に、露光終了後にそれ等のシヤツタ羽根群
のいずれか一方をその走行方向とは逆方向へ移動
させるために、走行用駆動ばねとは別の復帰用ば
ねが付加されている。従つて、シヤツタチヤージ
の際にはシヤツタ羽根群走行用駆動ばねに加えて
復帰用ばねをもその付勢力に抗してチヤージしな
ければならない。それ故、自動巻上げシヤツタの
ようにモータによつてシヤツタチヤージがなされ
るカメラにおいては、その巻上げ用モータが大型
となるばかりでなく、電源電池の消耗も大きくな
る欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来のカメラシヤツタの欠点を
除き、漏光の恐れが無く、作動がすこぶる円滑で
電源電池の消耗が少なく、しかも小型で、その構
成が比較的簡単なカメラシヤツタの自動巻上げ装
置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
上記目的を達成する為に本考案は、露光動作完
了時及びシヤツタレリーズ操作時にそれぞれ回転
する単一のモータ1,1と;先羽根群8,8と一
体に動作する第1駆動部材59,59と;先羽根
群が初期位置から露光完了位置へ走行するように
第1駆動部材を付勢する第1駆動ばね62,62
と;後羽根群9,9と一体に動作する第2駆動部
材23,205と;後羽根群が初期位置から露光
完了位置へ走行するように第2駆動部材を付勢す
る第2駆動ばね27,27と;第1駆動部材及び
第2駆動部材のいずれか一方59,205を、該
一方の駆動部材を付勢する駆動ばね62,27の
付勢力に抗して移動する第1チヤージ部材31,
20,201と;第1駆動部材及び第2駆動部材
の他方23,59を、該他方の駆動部材を付勢す
る駆動ばね27,62の付勢力に抗して移動する
第2チヤージ部材20,203と;前記一方の駆
動部材59,205に形成された第1及び第2の
係合部60a,59a,205A,205Bと;
第1チヤージ部材31,20,201が前記一方
の駆動部材59,205を移動し、該一方の駆動
部材と一体に動作する羽根群8,9が露光完了位
置からアパーチヤを部分的に覆う中間位置まで移
動されると、該一方の駆動部材59,205に形
成された第1係合部60a,205Aの走行軌跡
内に進入して該一方の駆動部材を係止し、該一方
の駆動部材と一体に動作する羽根群8,9を中間
位置に保つ一方、第1チヤージ部材31,20,
201が前記一方の駆動部材59,205を移動
し、該一方の駆動部材と一体に動作する羽根群
8,9が中間位置から初期位置まで移動される
と、該一方の駆動部材59,205に形成された
第2係合部59a,205Bの走行軌跡内に進入
して該一方の駆動部材を係止し、該一方の駆動部
材と一体に動作する羽根群8,9を初期位置に保
つ第1係止部材55,48と;第2チヤージ部材
20,203が前記他方の駆動部材23,59を
移動し、該他方の駆動部材と一体に動作する羽根
群9,8が露光完了位置から初期位置へ移動され
ると、該他方の駆動部材23,59を係止し、該
他方の駆動部材と一体に動作する羽根群9,8を
初期位置に保つ第2係止部材48,55と;シヤ
ツタレリーズ操作に応答し、第1係止部材55,
48が第2係合部59a,205Bの走行軌跡か
ら退避することによる前記一方の駆動部材59,
205の係止解除と、第2係止部材48,55に
よる前記他方の駆動部材23,59の係止解除と
を、所定の露光時間間隔を置いて行う係止解除手
段41,50,41,50と;露光動作の完了に
応答してモータ1,1の回転を第1チヤージ部材
31,20,201に伝達し、前記一方の駆動部
材59,205と一体に動作する羽根群8,9を
露光完了位置から中間位置へ移動せしめ、その後
なされるシヤツタレリーズ操作に応答してモータ
の回転1,1を第1チヤージ部材31,20,2
01に伝達し、該一方の駆動部材と一体に動作す
る羽根群8,9を中間位置から初期位置へ移動せ
しめる一方、シヤツタレリーズ操作あるいは露光
動作の完了のいずれかに応答してモータの回転
1,1を第2チヤージ部材20,203に伝達し
前記他方の駆動部材23,59と一体に動作する
羽根群9,8を露光完了位置から初期位置へ移動
せしめる伝達手段15,200とを具備し;シヤ
ツタレリーズ操作前には、前記一方の駆動部材と
一体に動作する羽根群8,9が中間位置にあり、
且つ前記他方の駆動部材と一体に動作する羽根群
9,8がアパーチヤを全て覆う状態にあるように
なし、両羽根群でアパーチヤを二重に覆うことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付の図面に示された実施例に基づいて
本考案を詳しく説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示す平面図
で、可逆モータ1の駆動軸と一体に固設されたウ
オーム2は、ウオームホイール3と噛み合つてい
る。このウオームホイール3と一体に結合された
歯車4は、シヤツタ地板5に固設された軸6にウ
オームホイール3と共に回転可能に支持されてい
る。
従つてモータ1の駆動力はこの歯車4を介して
以下に述べるシヤツタチヤージ系に伝達され、シ
ヤツタアパーチヤ7を覆う先羽根群8と後羽根群
9は駆動ばねの付勢力に抗して移動し、シヤツタ
がチヤージされる。
第2図は第1図の実施例におけるシヤツタチヤ
ージ機構部Aの拡大平面図で、前記の歯車4はア
イドル歯車10を介して端末歯車11と噛み合つ
ている。この端末歯車11はシヤツタ地板5に固
設され、且上部基板12を保持する支持軸13に
回転可能に支持されている。
第3図は、その支持軸13に支持された端末歯
車部の断面図で、端末歯車11の中空軸部11a
の端部には半円カム14が一体に固設されてい
る。この半円カム14の下面には押圧爪15を回
動可能に支持するピン軸16が植設されている。
その押圧爪15は、ねじりばね17によりピン軸
16を中心に第2図中で反時計方向に回動し、半
円カム14の下面に植設されたピン18と常時圧
接する如く、構成されている(第4図参照)。
また、第3図において、端末歯車11と半月カ
ム14との間の中空軸部11aの外周には、3個
のリベツト19により、互いに結合された切欠き
歯車20と板カム21とが端末歯車11に対して
回転可能に設けられている。この切欠き歯車20
は外周を3等分する120°の角度をなして3個所に
第4図に示す如く切欠き逃げ部20aを有し、ま
た、板カム21は、円周を3等分する120°の角度
をなして3個所に突出カム部21Aを有し、この
突出カム部21aと切欠き歯車20の切欠き逃げ
部20aとは互いに重なり合う如く構成されてい
る。さらに、板カム21の3個所に設けられた突
出カム部21Aには、それぞれ押圧爪15と当接
可能な係合ピン22が120°の角度をなして設けら
れている。
板カム21と一体に結合された切欠き歯車20
は、第1セグメント歯車25と噛合い可能であ
る。この第1セグメント歯車25は、ピン24に
より後羽根群9を移動するための後羽根駆動部材
23と一体に結合されている。その第1セグメン
ト歯車25と後羽根駆動部材23とは、シヤツタ
地板5上に固設された支持軸26に回動可能に支
持され、駆動ばね27によりその支持軸26を中
心として時計方向に回転するように付勢されてい
る。さらに、その後羽根駆動部材23は、2本の
腕23Aおよび23Bを有し、その一方の腕23
Aには連結ピン28が固設されている。この連結
ピン28は、シヤツタ地板5に形成された円弧溝
5aを貫通して(第2図参照)、図示されない後
羽根駆動レバーと結合し、シヤツタの後羽根9を
作動させるように構成されている。また、他方の
腕23Bは、後述の制御レバー48の一方の腕4
8Aと係合可能に構成されている。
一方、シヤツタ地板5に固設された支柱29
A,29Bおよび上部基板12に固設された支柱
29Cにより保持された中間基板30上には、チ
ヤージレバー31が支持軸32により回転可能に
支持されている。このチヤージレバー31は第5
図に示す如く、支持軸32を中心として一方に第
1腕31A、他方に第2腕31Bを有し、さら
に、ほぼ中央の折曲げ部31aによつて一体に折
り曲げて、第1腕31Aと上下に重なるように形
成された第3腕31Cとを有し、ねじりばね33
(第2図参照)により時計方向へ回転し得るよう
に付勢されている。第1腕31Aの端部に設けら
れたベアリング34は、そのねじりばね33の付
勢力により半円カム14の外周面14aに圧接し
ており、半円カム14の回転に従動してチヤージ
レバー31が回動する如く構成されている。ま
た、第3腕31Cにはローラー35が設けられ、
板カム21が回動したときに、そのカム面21a
と当接し、チヤージレバー31を反時計方向へ回
動するように構成されている。また、第2腕31
Bの端部に設けられたベアリング36は、後述の
先羽根駆動部材59に固設されたチヤージ受金6
0と圧接する如く構成されている。なお、シヤツ
タ地板5と中間基板30との間は、後羽根駆動部
材23と第1セグメント歯車25とが、その間を
自由に回動し得るように適当な間隔に形成されて
いる。
さらに、そのチヤージレバー31の第2腕31
Bには、第2セグメント歯車37がチヤージレバ
ー31と共に支持軸32を中心として回動し得る
如くリベツト37Aにより固設され、シヤツタ地
板5に植設された支持軸39により回転可能に支
持された切欠き歯車40と噛み合つている。この
支持軸39には、シヤツタの先羽根群8の走行を
管制する管制板41が回転可能に設けられてい
る。この管制板41はねじりばね38により反時
計方向に回転可能に付勢され、その上面から突出
する段部41aは切欠き歯車40に形成された切
欠き段部40aと当接している。また、管制板4
1の下面に設けられた円弧状突出部41bは、第
5図に示す如く掛止レバー42の一端に形成され
た鉤部42aと係合している。この掛止レバー4
2は、上部基板12(第2図参照)に固設された
支持軸43により支持され、ねじりばね44によ
り反時計方向に回転可能に付勢されている。な
お、この掛止レバー42の他端42bは、シヤツ
タレリーズの際に可逆モータ1によつて駆動さ
れ、先羽根群8の走行前に動かされる連動部材
(図示せず)により、ねじりばね44の付勢力に
抗して動かされ、鉤部42aをはずす如く構成さ
れている。
また、その管制板41の外周にはカム面41c
が形成され、このカム面41cには、第4図に示
すようにベアリング45が接触している。このベ
アリング45は、シヤツタ地板5に固設された支
持軸46に回転可能に支持された従動レバー47
の一方の腕47Aに設けられている。その従動レ
バー47の他方の腕の端部には折曲げ部47aが
形成されている。また、後羽根駆動部材23の走
行を制御する制御レバー48も支持軸46に回転
可能に支持されている。この制御レバー48は、
折曲げ部48aを介して一体に結合された2つの
腕48Aと48Bを有し、その一方の第1腕48
Aは後羽根駆動部材23の他方の腕23Bを掛止
可能に形成されている。他方の第2腕48Bは先
端部が折り曲げられ、その先端折曲げ部48bに
アーマチユア鉄片49が固設され、上部基板12
に取り付けられたマグネツト50に通電される
と、そのアーマチユア鉄片49はマグネツト50
に吸着される如く構成されている。また、従動レ
バー47の他方の腕47Bの先端部も折り曲げら
れ、その先端折曲げ部47aと制御レバー48の
先端折曲げ部48bとが互いに係合するようにね
じりばね51により付勢されている。さらに、制
御レバー48はねじりばね52により時計方向へ
回動し得るように付勢されている(第2図参照)。
また、第2図において管制板41がねじりばね
38の付勢力により反時計方向に回転したとき、
管制板41の段部41aと当接可能な先端部53
aを有する先羽根レリーズレバー53がシヤツタ
地板5に固設された支持軸54に回転可能に支持
されている。また、この支持軸54には先羽根掛
止レバー55が回転可能に支持され、ねじりばね
56により反時計方向に回転し得るように付勢さ
れている。この先羽根掛止レバー55と先羽根レ
リーズレバー53とは偏心ピン57によつて互い
に結合され、先羽根レリーズレバー53の先端部
53aと先羽根掛止レバー55の先端掛止部55
aとのなす支持軸54を中心とする中心角の角度
は、この偏心ピン57を回転することにより調節
可能に構成されている。その先羽根掛止レバー5
5の先端掛止部55aは、先羽根駆動部材59の
折曲げ部59aと、先羽根駆動部材59上に固設
されたチヤージ受金60の角部60aと係合可能
に形成されている。またチヤージ受金60に設け
られた突出部60bにチヤージレバー31の第2
腕31Bに設けられたベアリング36が圧接して
いる。
その先羽根駆動部材59は、シヤツタ地板5に
固設された支持軸61に回転可能に支持され、先
羽根駆動ばね62により時計方向に回動し得る如
く付勢されている。折曲げ部59aと反対側の先
羽根駆動部材59の他端には連結ピン63が固設
され、この連結ピン63はシヤツタ地板5に形成
された円弧溝5bを通して先羽根群8を連結する
先羽根駆動レバー64(第1図参照)に結合して
いる。
次に、上記の実施例の作用について説明する。
第1図乃至第5図は、シヤツタアパーチヤ7が先
羽根群8と後羽根群9とにより覆われたシヤツタ
レリーズ直前の状態を示す。この第1図の状態に
おいて、図示されないカメラ本体のレリーズ釦を
押すと、可逆モータ1が正回転し、ウオーム2、
歯車3,4およびアイドル歯車10を介して端末
歯車11を時計方向に回転させる。この端末歯車
11の回転により半円カム14も支持軸13を中
心として時計方向に回転する。この半円カム14
の外周面14aに第5図に示す如く圧接するベア
リング34は、カムリフトの大きいカム面14b
に沿つてころがり、その結果チヤージレバー31
はねじりばね33の付勢力により支持軸32を中
心として時計方向に回動する。それ故、このチヤ
ージレバー31の第2腕31Bの先端に設けられ
たベアリング36は、第5図中で左方へ変位す
る。このベアリング36の変位に応じて先羽根駆
動部材59はチヤージ受金60と共に、先羽根駆
動ばね62の付勢力により支持軸61を中心とし
て時計方向に動こうとする。しかし、この先羽根
駆動部材59は、ごくわずかに時計方向に動くだ
けで、チヤージ受金60の角部60aが先羽根掛
止レバー55の掛止先端部55aに当接すること
により拘束される。それ故、この先羽根駆動部材
59と連動する先羽根群8は、第1図中で矢印B
方向の動きが拘束され、第1図に示す如きシヤツ
タアパーチヤ7の一部を残して他を後羽根群9と
共に二重に覆つた状態に置かれる。なお、この場
合、チヤージレバー31が時計方向に回動する
と、そのチヤージレバー31に固設された第2セ
グメント歯車37と噛み合う切欠き歯車40が反
時計方向に回動する。しかし、ねじりばね38に
より反時計方向へ回転するように付勢された管制
板41は、円弧状突出部41bが掛止レバー42
の鉤部42aにより掛止されているので回転しな
い。
従つて、切欠き歯車40の切欠き段部40aが
管制板41の突出段部41aから離れ、切欠き歯
車40のみが反時計方向に回動する。
半円カム14がスタート位置(第5図に示す位
置)からほぼ60°回転すると、押圧爪15の先端
部15aが板カム21上の係合ピン22に当接す
る。その当接後、さらに引き続いて半円カム14
が時計方向に回転すると、押圧爪15は係合ピン
22を第5図中で左方へ押し進める。従つて、そ
の係合ピン22と共に板カム21および切欠き歯
車20が半円カム14と共に、支持軸13を中心
として回転する。半円カム14が、さらに回転す
ると、板カム21のカム面21a(第5図参照)
がチヤージレバー31の第3腕31Cに設けられ
たローラー35に当接し、このローラー35を介
してチヤージレバー31をねじりばね33の付勢
力に抗して支持軸32を中心とする反時計方向に
回動させる。このチヤージレバー31の反時計方
向の回動により、第2腕31Bの先端部に設けら
れたベアリング36は第5図中で右方へ変位し、
チヤージ受金60を介して先羽根駆動部材59を
先羽根駆動ばね62の付勢力に抗して支持軸61
を中心に反時計方向に回動する。先羽根駆動部材
59が反時計方向に回動すると、先羽根群8は第
1図中で矢印C方向に移動し、シヤツタアパーチ
ヤ7を全閉する。
また、先羽根駆動部材59が反時計方向に回動
すると、その折曲げ部59aは、第2図中で右方
へ移動し、先羽根群がシヤツタアパーチヤ7を全
閉した後に先羽根掛止レバー55の先端掛止部5
5aから離脱する。この折曲げ部59aが先端掛
止部55aから離脱すると、先羽根掛止レバー5
5はねじりばね56の付勢力により支持軸54を
中心として反時計方向に回動し、この先羽根掛止
レバー55と一体に回動する先羽根レリーズレバ
ー53の先端部53aは管制板41上の段部41
aに近接する。なお、先羽根掛止レバー55の反
時計方向の回動により、その先端係止部55aと
先羽根駆動部材59の折曲げ部59aの端面とが
係合可能となり、先羽根駆動部材59の時計方向
の動きは、この先羽根掛止レバー55により阻止
される。
さらに半円カム14の時計方向への回転が進
み、ローラー35が板カム21の最高部21b
(第5図参照)を乗り越えると、チヤージレバー
31はねじりばね33の付勢力により支持軸32
を中心に時計方向に回動し、第6図に示す如く半
円カム14がスタートしてから180°回転すると、
可逆モータ1が停止し、半円カム14も停止して
ベアリング34は半円カム14の最もカムリフト
の低い位置14Cに接する状態となる。このと
き、チヤージレバー31の第2腕31Bの先端部
に設けられたベアリング36は最も時計方向に旋
回した位置、すなわち先羽根駆動レバー59の折
曲げ部59aの運動軌跡より、さらに第6図中で
左方の位置に退避する。この場合、第2セグメン
ト歯車37と噛み合う切欠き歯車40が反時計方
向に回転するが、管制板41は、その円弧状突出
部41b(第5図参照)が掛止レバー42の鉤部
42aにより掛止されるので、ねじりばね38の
付勢力による反時計方向の回転が阻止される。従
つて、切欠き歯車40のみが再び反時計方向に回
動し、第6図に示す如く、切欠き歯車40の切欠
き段部40aは管制板41の突出段部41aから
充分離れた位置まで移動して停止する。
一方、半円カム14がスタート位置から約60°
時計方向に回転した後、さらに回転を続けると、
板カム21と共に切欠き歯車20が時計方向に回
転を始める。この切欠き歯車20の時計方向の回
転により、第1セグメント歯車25が反時計方向
に回動する。この第1セグメント歯車25の反時
計方向の回動により、ピン24によりこれと一体
に結合された後羽根駆動部材23が後羽根駆動ば
ね27の付勢力に抗して反時計方向に回動し、腕
23Bの先端部が制御レバー48の腕48Aの先
端部によつて第6図に示す如く掛止される。この
場合、後羽根駆動部材23の腕23Bの先端が制
御レバー48の腕48Aの側面に接触し、制御レ
バー48を時計方向に押圧回動させるが、腕23
Bの先端が反時計方向に回動して制御レバー48
の腕48Aの先端からはずれた瞬間に、制御レバ
ー48は、ねじりばね51の付勢力により反時計
方向に回動して元の位置に復帰する。引続き切欠
き歯車20がわずかに時計方向に回動すると、第
1セグメント歯車25の第6図中で右端の歯は切
欠き歯車20の切欠き逃げ部20a内に入り両歯
車の歯は噛み合わなくなる。従つて、後羽根駆動
部材23は第1セグメント歯車25と共に後羽根
駆動ばね27の付勢力により時計方向に回動しよ
うとするが、制御レバー48の腕48Aによつて
その回転は阻止され、第6図に示すシヤツタ開閉
直前の状態となる。この場合、後羽根駆動部材2
3の反時計方向の回動により、後羽根群9は矢印
D方向(第1図参照)に移動して、シヤツタアパ
ーチヤ7を全開する。しかし、それより以前に、
チヤージレバー31がカム板21により反時計方
向に回動され、先羽根駆動部材59は第6図に示
す如く、先羽根掛止レバー55によつて掛止さ
れ、先羽根群8はシヤツタアパーチヤ7を全閉す
る。従つて、先羽根群8と後羽根群9との間にす
き間を生じて漏光するようなことは無い。このよ
うな先羽根群8と後羽根群9との相対移動の関係
はピン19によつて互いに結合される。切欠き歯
車20の歯部とカム板21のカム面21aとの位
置関係により定められる。
後羽根駆動部材23の反時計方向への回動の終
期にマグネツト50は通電され、アーマチユア鉄
片49を吸着し、制御レバー48を、その吸着位
置に拘束する。この状態においては、第6図に示
す如く先羽根駆動ばね62および後羽根駆動ばね
27のチヤージも完了状態におかれている。
第6図に示す如く、半円カム14がスタート位
置から180°回転し、可逆モータ1が停止する直前
に、可逆モータ1によつて駆動される連動部材を
介して、先羽根レリーズ信号が掛止レバー42に
伝達され、掛止レバー42はねじりばね44の付
勢力に抗して、時計方向に回動する。この掛止レ
バー42の回動により、その鉤部42aと管制板
41の円弧状突出部41bとの係合が解除される
ので、管制板41はねじりばね38の付勢力によ
り反時計方向に回動し、先羽根レリーズレバー5
3の先端部53aに当接し、偏心ピン57を介し
て先羽根掛止レバー55を時計方向に回動する。
この先羽根掛止レバー55の時計方向への回動に
より、その先端部55aと先羽根駆動部材59の
折曲げ部59aとの係合が解除される。従つて、
先羽根駆動部材59は拘束を解かれ、先羽根駆動
ばね62の付勢力により支持軸61を中心として
時計方向に回動し、先羽根群8を第1図中で矢印
B方向に走行させ、シヤツタアパーチヤ7を開き
露光が行われる。
所定時間経過後、マグネツト50の通電が断た
れると、制御レバー48は、従動レバー47と一
体となつてねじりばね52の付勢力により時計方
向に回動する。この制御レバー48の時計方向へ
の回動により、制御レバー48の腕48Aと後羽
根駆動部材23の腕23Bとの係合が解かれ、後
羽根駆動部材23は後羽根駆動ばね27の付勢力
により時計方向に回動する。従つて、後羽根群9
は第1図中で矢印E方向に走行してシヤツタアパ
ーチヤ7を閉鎖し、露光が終了する。
上記の後羽根駆動部材23の解放時期、つまり
シヤツタ閉鎖時期はマグネツト50への通電を断
つ時期によつて決定される。しかし、電池が消耗
してマグネツト50がアーマチユア鉄片49を吸
着保持し得なくなつた場合には、制御レバー48
は、そのマグネツト50によつては拘束されない
状態となる。このような場合には、ベアリング4
5を介して管制板41と係合する従動レバー47
により制御レバー48は拘束される。すなわち、
先羽根駆動部材59を解放するために管制板41
が反時計方向に回転すると、従動レバー47の腕
47Aに設けられたベアリング45が反時計方向
に回転する管制板41のカム面41cに沿つてこ
ろがり、従制御レバー48はねじりばね52の付
勢力により時計方向に回動する。それ故、この従
動レバー47と共に制御レバー48も時計方向に
回動し、制御レバー48の腕48Aの先端と後羽
根駆動部材23の腕23Bとの係合が解かれ、後
羽根駆動部材23は先羽根駆動部材59の解放後
に解放され、後羽根群9を走行させる。この場
合、シヤツタ速度は一定のメカニカル秒時となる
が、そのメカニカル秒時が、シヤツタの最高速例
えば1000分の1乃至4000分の1となるように、先
羽根駆動部材59を解放する時期から後羽根駆動
部材23の解放時期までの所定の遅れ時間は、管
制板41のカム面41cの形状により決められ
る。
後羽根駆動部材23が時計方向へ走行して露光
が終了すると、その後羽根群9の走行終了の信号
により図示されない切替えスイツチが作動して、
可逆モータ1は逆転を始める。この可逆モータ1
の逆転により、半円カム14は第6図に示す位置
から反時計方向に回動する。この半円カム14の
反時計方向への回動により、カム面14bに接す
るベアリング34を有するチヤージレバー31
は、そのカムリフトに従つて反時計方向へ回動す
る。このチヤージレバー31の反時計方向の回動
により、第2腕31Bの先端に設けられたベアリ
ング36はチヤージ受金60の突出部60bに当
接し、先羽根駆動部材59を先羽根駆動ばね62
の付勢力に抗して反時計方向へ回動させ、半円カ
ム14が180°逆転すると第2図の状態に復帰す
る。従つて、先羽根群8は第1図中でC方向へ移
動し、第1図に示す如く、シヤツタアパーチヤ7
の一部を後羽根群7と共に二重に覆う位置にて停
止する。
また一方、チヤージレバー31が反時計方向に
回動すると、このチヤージレバー31に固設され
た第2セグメント歯車37が支持軸32を中心と
して反時計方向に回動し、この第2セグメント歯
車37と噛み合う切欠き歯車40を第6図に示す
位置から時計方向へ回転させる。この切欠き歯車
40の時計方向の回転により、管制板41の突出
段部41aは切欠き歯車40の切欠き段部40a
によつて押圧されるので、管制板41はねじりば
ね38の付勢力に抗して切欠き歯車40と共に支
持軸39を中心として時計方向に回動する。この
管制板41の時計方向への回動により、円弧状突
出部41bは掛止レバー42の鉤部42aによつ
て掛止される。
しかし、この半円カム14の逆転の場合には、
カム板21に固設された係合ピン22は押圧爪1
5に設けられた斜面15bに第7図に示す如く当
接し、さらに、ねじりばね17の付勢力に抗して
押圧爪15をピン軸16を中心に時計方向へ回転
させる。従つて、押圧爪15は、係合ピン22に
当接しても、自身が時計方向へ回転して係合ピン
22の回動軌道から退避するのみで、係合ピン2
2を支持軸13のまわりに旋回させるように押圧
しない。それ故、カム板21および切欠き歯車2
0は反時計方向に回動せずに、その位置にとどま
り、半円カム14が反時計方向に180°回転すると
第2図に示す状態に復帰する。この場合、押圧爪
15と係合ピン22により一方向にのみ回転を伝
達する一方向伝達クラツチ機構に構成され、 しかも係合ピン22は120°の間隔をおいてカム
板に固設されているので、半円カム14の180°正
逆回転によりカム板21は120°だけ第7図におい
て時計方向にのみ回転する。また、このカム板2
1と共に切欠き歯車20もスタート位置から120°
時計方向に回転し、再び第2図に示す状態とな
る。
上記の第1実施例においては、後羽根駆動部材
23を掛止する制御レバー48の一方の腕48A
とアーマチユア鉄片を有する他方の腕48Aとは
折曲げ部48aを介して一体に形成されている。
それ故、後羽根駆動部材23が反時計方向に回動
され、その腕23Bの先端部が制御レバー48の
一方の腕48Aを乗り越える以前に、マグネツト
50に通電してアーマチユア鉄片49を吸着保持
すると、両腕48Aと23Bとが干渉し、シヤツ
タ装置を破損する恐れが有る。従つて、上記の第
1実施例においては、制御レバー48の一方の腕
48Aを後羽根駆動部材23の腕23Bが乗り越
えた後で、しかも可逆モータ1が停止する前にマ
グネツト50に通電するように、その通電時期を
調整しなければならない。
第8図は、上記のようなマグネツト50への通
電時期を微妙に調整することを必要としない後羽
根駆動用制御レバー装置の構成を示す平面図であ
る。その第8図において示された部材中、第2図
と同一機能を有する部材には第2図と同じ符号を
付し、その詳しい構成については説明を省略す
る。
第8図において、シヤツタ地板5に固設された
支持軸39には、切欠き歯車40と共に管制板4
1が支持され、そのカム面41c上をころがるベ
アリング45を保持する従動レバー101は、突
出部101aを有し、且支持軸46により回転可
能に支持されている。また、その支持軸46に
は、後羽根駆動部材23の腕部23Bを掛止可能
な後羽根掛止レバー102と、アーマチユア鉄片
49を先端折曲げ部103bに有する制御レバー
103とがそれぞれ回転可能に保持されている。
その後羽根掛止レバー102には、ねじりばね1
05の一端を掛止する掛止ピン104が植設さ
れ、また制御レバー103に形成された折曲げ突
出部103aと係合する突出部102aが形成さ
れている。
従動レバー101と後羽根掛止レバー102と
は、それぞれの突出部101aと102aとが制
御レバー103の突出部103aを両側から挾み
込むように、ねじりばね105により付勢されて
いる。また、その制御レバー103は、ねじりば
ね106の付勢力により時計方向に回動可能に付
勢されている。なお、ねじりばね105は他のね
じりばね106より強い付勢力を有し、このねじ
りばね106の付勢力に抗して制御レバー103
のアーマチユア鉄片49がマグネツト50に吸引
されると、従動レバー101と後羽根掛止レバー
102とは、制御レバー103と共に第8図に示
す位置に保持される如く構成されている。第8図
の後羽根駆動用制御レバー装置は、上記の如く構
成されているので、管制板41が切欠き歯車40
と共に時計方向に回動すると、ベアリング45
は、カム面41cのカムリフトに従つてころが
り、従動レバー101を反時計方向へ回動させ
る。この従動レバー101の反時計方向への回動
に追従して、ねじりばね105の付勢力により後
羽根掛止レバー102が反時計方向に回動し、突
出部102aと係合する折曲げ突出部103aを
介して制御レバー103を反時計方向へ回動し、
アーマチユア鉄片49をマグネツト50に圧接す
る。その後、後羽根駆動部材23が支持軸26を
中心として反時計方向へ回動し、後羽根駆動ばね
27をチヤージするが、その際、腕部23Bの先
端は、ねじりばね105の付勢力に抗して後羽根
掛止レバー102の先端部を押し退けて、さらに
反時計方向へ回動可能となる。従つて、マグネツ
ト50の通電によりアーマチユア49が吸着さ
れ、それにより制御レバー103が拘束状態に置
かれても、その制御レバー103に干渉されるこ
となく、後羽根駆動部材23は反時計方向へ回動
して、後羽根掛止レバー102により掛止され、
後羽根駆動ばね27をチヤージ完了状態に保持す
ることができる。
また、後羽根解放の際には、先ず、管制板41
が反時計方向へ回動するが、制御レバー103が
マグネツト50に拘束されている間は、従動レバ
ー101は、その突出部101aが制御レバー1
03の突出部103aと係合しているので、管制
板41のカム面41cには追従せずにその位置に
とどまる。また、後羽根掛止レバー102も時計
方向へ回動することなく、後羽根駆動部材23を
掛止状態に保持する。その後、マグネツト50が
通電を断たれ、アーマチユア鉄片49の吸着が解
除されると、制御レバー103は、ねじりばね1
06の付勢力により後羽根掛止レバー102と共
に時計方向に回動し、後羽根駆動部材23を解放
する。
また、もし電池が消耗し、マグネツト50に通
電しても、アーマチユア鉄片49がそのマグネツ
トによつて吸着されない場合には、制御レバー1
03、後羽根掛止レバー102および従動レバー
101は一体となつてねじりばね106の付勢力
により時計方向に回動し、ベアリング45は管制
板41のカム面41cに沿つてころがる。従つ
て、所定の機械的な遅れ時間の後に、後羽根駆動
部材23は解放される。
第9図は本考案の第2の実施例を示すシヤツタ
チヤージ機構部の拡大平面図で、第10図はその
第2実施例におけるシヤツタアパーチヤ部の平面
図である。第9図および第10図はともにシヤツ
タのレリーズ釦押圧直前の状態を示し、図面を見
易くするために主要部品のみ図示して他の第1図
と同様の構成部分は省略し、さらに、第1実施例
と同一機能を有する部材については第2図と同一
符号を付し、その詳しい構成については説明を省
略する。
第9図において、第1実施例と同様に可逆モー
タによつて駆動される歯車3およびこれに続く歯
車列を介して回転される半円カム200は、第2
図に示された半円カム14より大きいカムリフト
を有するように形成され、この半円カム200に
はカム板201がピン202により一体に固設さ
れている。また、この半円カム200と共に支持
軸18により回転可能に支持された切欠き歯車2
0には、120°の間隔をもつて3個の係合ピン22
が固設され、この係合ピン22と係合可能な押圧
爪15は半円カム200に植設されたピン軸16
により回転可能に支持されている。
半円カム200に接するベアリング34を一方
の腕203Aの先端部に有するチヤージレバー2
03は支持軸32により回転可能に支持され、ね
じりばね33によりベアリング34が半円カム2
00のカム面に200bに圧接するように反時計
方向に付勢されている。そのチヤージレバー20
3の他方の腕203Bの先端部に設けられたベア
リング36は、先羽根駆動部材59に固設された
チヤージ受金204に圧接している。
また、一方切欠き歯車20と噛み合うセグメン
ト歯車25と一体にピン24によつて結合された
後羽根駆動部材205には、制御レバー48の一
方の腕48Aによつて掛止される第1爪205A
と第2爪205Bとが設けられている。さらに、
カム板201に当接可能なベアリング206を先
端に有する補助レバー207がピン24によつて
後羽根駆動部材205と共にセグメント歯車25
と一体に結合され、支持軸26に回転可能に支持
されている。なお、第9図においては、カム板2
01により補助レバー207が反時計方向に回動
され、後羽根駆動部材205の第1爪205Aが
制御レバー48の腕48Aによつて掛止された状
態を示している。
第2実施例は上記の如く構成されているので、
シヤツタアパーチヤ7は、第10図に示す如くレ
リーズ前の状態においては、先羽根群8によつて
閉鎖されている。さらに後羽根群9は途中までチ
ヤージされて、シヤツタアパーチヤ7は一部、先
羽根群8と後羽根群9とにより二重に遮蔽されて
いる。図示されないレリーズ釦を押圧すると、第
9図において、半円カム200が可逆モータによ
つて駆動され時計方向に回転を開始する。この半
円カム200の回転により、ベアリング34がカ
ム面200bのカムリフトに従つてころがり、チ
ヤージレバー203は支持軸32を中心としてね
じりばね33の付勢力により時計方向へ回動す
る。このチヤージレバー203の時計方向の回動
により、チヤージ受金204に圧接するベアリン
グ36が第9図中で左方へ移動し、先羽根駆動部
材59の折曲げ部59aは先羽根掛止レバー55
の先端掛止部55aに掛止され、先羽根群8を第
10図に示す如くシヤツタアパーチヤ7が全閉す
る位置に停止させる。さらに、半円カム200が
時計方向に回転してスタート位置(第9図の位
置)から180°回転すると、第11図に示す如く、
ベアリング36は先羽根駆動部材39の回動域外
の退避位置まで移動する。
このチヤージレバー203の時計方向への回動
によりチヤージレバー203に固設されたセグメ
ント歯車37と噛み合う切欠き歯車40が反時計
方向に回動し、その切欠き段部40aは管制板4
1の突出段部41aから離れる。しかし、管制板
41は、掛止レバー42により掛止され、反時計
方向への回動が阻止されている。
一方、半円カム200がスタート位置から時計
方向に60°回転すると、押圧爪15の先端部15
aが係合ピン22に当接する。さらに半円カム2
00が時計方向に回転すると、押圧爪15が係合
ピン22を押し進めるので切欠き歯車20は時計
方向に回転し、セグメント歯車25と噛み合い、
このセグメント歯車25を反時計方向へ回動させ
る。このセグメント歯車25の反時計方向への回
動により、後羽根駆動部材205は補助レバー2
07と共に支持軸26を中心として反時計方向に
回動し、後羽根駆動ばね27をチヤージする。半
円カム14または200がスタート位置から180°
時計方向に回転するまでに、切欠き歯車20に歯
型の欠除された切欠き部20aが形成されている
ため、切欠き歯車20とセグメント歯車25との
噛合いがはずれる。しかし、その直前に、後羽根
駆動部材205の第2爪が制御レバー48の腕4
8Aにより第11図に示す如く掛止される。ま
た、後羽根群9は第10図中でシヤツタアパーチ
ヤ7外の上方へ退避する。従つて、この状態にお
いては、シヤツタアパーチヤ7は先羽根群8によ
つてのみ遮蔽される。
半円カム200がスタート位置から180°時計方
向に回転すると、半円カム200を駆動する可逆
モータが一旦停止するが、その停止直前に、マグ
ネツト50は通電され、アーマチユア鉄片49を
吸着して制御レバー48を拘束する。また、その
可逆モータによつて駆動される連動部材(例えば
一眼レフレツクスカメラの場合は可動ミラー等)
の動きに応じて、掛止レバー42が作動し、管制
板41の拘束を解除する。
管制板41は、拘束を解除されると、第1実施
例と同様に、ねじりばね38の付勢力により反時
計方向に支持軸39を中心にして回転し、その突
出段部41aが先羽根レリーズレバー53の先端
部53aに当接し、これを押し退ける。従つて先
羽根掛止レバー55は時計方向に回動し、先羽根
駆動部材59を解放する。従つて、先羽根駆動部
材59は、先羽根駆動ばね62の付勢力により時
計方向に回動し、先羽根群8を第10図中で下方
へ走行させ、シヤツタアパーチヤ7を開く。
先羽根駆動部材59の解放後所定の遅れ時間を
経過すると、マグネツト50への通電が断たれ、
制御レバー48は拘束を解除される。それ故、制
御レバー48は、ねじりばね52の付勢力により
時計方向へ支持軸46を中心として回動し、制御
レバー48の腕48Aと後羽根駆動部材205の
第2爪205との係合がはずれ、後羽根駆動部材
205は解放される。解放された後羽根駆動部材
205は、後羽根駆動ばね27の付勢力により、
セグメント歯車25、補助レバー207と共に支
持軸26を中心として時計方向に回転し、後羽根
群9を退避位置から第10図中で下方へ走行さ
せ、シヤツタアパーチヤ7を閉鎖する。
その後羽根駆動部材205の時計方向への回動
の終期に図示されない切替えスイツチが作動し、
可逆モータは逆転を開始する。この可逆モータの
逆転により、半円カム200が第11図の位置か
ら反時計方向に回動すると、第12図に示す如く
チヤージレバー203は、半円カム200のカム
リフトに従つて反時計方向に回動し、第2腕20
3Bの先端に設けられたベヤリング36をチヤー
ジ受金204に当接させ、さらに、そのチヤージ
受金204を介して、先羽根駆動部材59を先羽
根駆動ばね62の付勢力に抗して反時計方向へ回
動させ、第9図に示された状態に復帰する。ま
た、チヤージレバー203の反時計方向への回動
により、セグメント歯車37と噛み合う切欠き歯
車40が時計方向に回転し、ねじりばね38の付
勢力に抗して管制板41を時計方向へ回転させ
る。この管制板41の時計方向への回転に従つ
て、先羽根掛止レバー55も第9図の如く、先羽
根駆動部材59の折曲げ部59aの回動領域内に
進入する。
一方、半円カム200の反時計方向への回転に
伴つて、カム板201も反時計方向へ回転し、第
12図に示すようにそのカム面201aが補助レ
バー207の先端部に設けられたベアリング20
6に当接する。さらに半円カム200が反時計方
向に回転するとベアリング206がカム面201
aによつて押圧されるので、補助レバー207は
カム板201のカムリフトに従つて反時計方向に
回動する。それ故、補助レバー207と一体に結
合された後羽根駆動部材205も反時計方向に回
動し、その第1爪205Aが制御レバー48の腕
48Aに掛止される。この後羽根駆動部材205
の反時計方向への回動により、後羽根群9はシヤ
ツタアパーチヤ7を開く方向(第10図中で上
方)へ移動し、第10図の如くシヤツタアパーチ
ヤ7の下部を少しく開いた状態になつたときに、
制御レバー48の腕48Aに第1爪205Aが掛
止される。さらに、半円カム200が第11図の
位置から180°反時計方向に回動したときに図示さ
れない切替えスイツチが再び正回転方向に切替え
られると同時に可逆モータが停止し、第9図の状
態となり、一連のシヤツタ開閉動作が終了する。
この、第2実施例においては、露光終了後に後
羽根群9がシヤツタアパーチヤ7を開き始める前
に、先羽根群8がシヤツタアパーチヤ7を閉じ始
めるので、漏光の恐れは無い。またレリーズ釦の
押圧操作の直前には、先羽根群8によりシヤツタ
アパーチヤ7が全閉され、また同時に後羽根群9
もシヤツタアパーチヤ7を一部開いた状態に保持
し、羽根を駆動するための駆動ばねのチヤージも
後羽根駆動ばね27のチヤージの一部を残すのみ
である。従つてレリーズ釦の押圧から先羽根群の
走行までの時間が短かく、また動作も円滑である
ので、動く被写体を撮影する場合には、第1実施
例より有利である。
〔考案の効果〕
上記の如く本考案によれば、シヤツタ露光終了
直後に、アパーチヤを二重遮光する羽根群の一方
を露光完了位置から中間位置へモータにて駆動
し、シヤツタレリーズ操作がなされるとモータに
より前記一方の羽根群を初期位置まで駆動して、
両羽根群を初期位置に至らしめるから、構成が簡
単で、使用スペースが減少され、またチヤージが
二回に分割してモータより行われるので小型モー
タを使用でき、その作動が円滑で、しかも電源電
池の消耗を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の平面図、第2図
は第1図におけるシヤツタレリーズ直前のシヤツ
タチヤージ機構部の拡大平面図、第3図は第2図
における端末歯車を支持する支持軸部の断面図、
第4図は、第2図における一方向伝達クラツチ部
と後羽根掛止部との構成説明図、第5図は第2図
におけるカム部と先羽根掛止部との構成説明図、
第6図は、シヤツタチヤージ完了状態における第
1実施例のシヤツタチヤージ機構部の説明図、第
7図はモータ逆転時における第2図の一方向伝達
クラツチの説明図、第8図は第2図における後羽
根掛止部の第2図とは別の実施例を示す平面図、
第9図は本考案の第2実施例を示すシヤツタレリ
ーズ直前のシヤツタチヤージ機構の拡大平面図
で、第10図はその第2実施例におけるシヤツタ
アパーチヤ部の平面図、第11図は第2実施例に
おけるシヤツタチヤージ完了状態における平面
図、第12図は第2実施例におけるシヤツタ露光
終了後、先羽根群と後羽根群との移動中の状態を
示す説明図である。 主要部分の符号の説明、1……可逆モータ、7
……シヤツタアパーチヤ、8……先羽根群、9…
…後羽根群、14,201……カム手段、15,
22……クラツチ手段、20,25,21,31
C,35……チヤージ手段、31A,207……
レバー手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数の分割羽根で構成されアパーチヤの全て
    を覆う初期位置とアパーチヤの全てを開放する
    露光完了位置とに変位可能な先羽根群と、複数
    の分割羽根で構成されアパーチヤの全てを開放
    する初期位置とアパーチヤの全てを覆う露光完
    了位置とに変位可能な後羽根群とを有し、シヤ
    ツタレリーズ操作がなされる前には先羽根群と
    後羽根群とでアパーチヤを二重に覆い、シヤツ
    タレリーズ操作がなされるとこれに応答して後
    羽根群が初期位置へ退避し、次いで先羽根群と
    後羽根群とが初期位置から露光完了位置へそれ
    ぞれ駆動ばねの付勢力にて順次走行して露光動
    作を行い、露光動作が完了するとこれに応答し
    て先羽根群がアパーチヤを覆う位置へ復帰し、
    再び先羽根群と後羽根群とでアパーチヤを二重
    に覆うカメラシヤツタにおいて、 露光動作完了時及びシヤツタレリーズ操作時
    にそれぞれ回転する単一のモータ1と、 前記先羽根群と一体に動作する第1駆動部材
    59と、 前記先羽根群が初期位置から露光完了位置へ
    走行するように前記第1駆動部材を付勢する第
    1駆動ばね62と、 前記後羽根群と一体に動作する第2駆動部材
    23,205と、 前記後羽根群が初期位置から露光完了位置へ
    走行するように前記第2駆動部材を付勢する第
    2駆動ばね27と、 前記第1駆動部材及び前記第2駆動部材のい
    ずれか一方59,205を、該一方の駆動部材
    を付勢する駆動ばねの付勢力に抗して移動する
    第1チヤージ部材31,20,201と、 前記第1駆動部材及び前記第2駆動部材の他
    方23,59を、該他方の駆動部材を付勢する
    駆動ばねの付勢力に抗して移動する第2チヤー
    ジ部材20,203と、 前記一方の駆動部材に形成された第1及び第
    2の係合部60a,59a,205A,205
    Bと、 前記第1チヤージ部材が前記一方の駆動部材
    を移動し、該一方の駆動部材と一体に動作する
    羽根群が露光完了位置からアパーチヤを部分的
    に覆う中間位置まで移動されると、該一方の駆
    動部材に形成された前記第1係合部の走行軌跡
    内に進入して該一方の駆動部材を係止し、該一
    方の駆動部材と一体に動作する羽根群を中間位
    置に保つ一方、前記第1チヤージ部材が前記一
    方の駆動部材を移動し、該一方の駆動部材と一
    体に動作する羽根群が中間位置から初期位置ま
    で移動されると、該一方の駆動部材に形成され
    た前記第2係合部の走行軌跡内に進入して該一
    方の駆動部材を係止し、該一方の駆動部材と一
    体に動作する羽根群を初期位置に保つ第1係止
    部材55,48と、 前記第2チヤージ部材が前記他方の駆動部材
    を移動し、該他方の駆動部材と一体に動作する
    羽根群が露光完了位置から初期位置へ移動され
    ると、該他方の駆動部材を係止し、該他方の駆
    動部材と一体に動作する羽根群を初期位置に保
    つ第2係止部材48,55と、 シヤツタレリーズ操作に応答し、前記第1係
    止部材が前記第2係合部の走行軌跡から退避す
    ることによる前記一方の駆動部材の係止解除
    と、前記第2係止部材による前記他方の駆動部
    材の係止解除とを、所定の露光時間間隔を置い
    て行う係止解除手段41,50と、 露光動作の完了に応答して前記モータの回転
    を前記第1チヤージ部材に伝達し、前記一方の
    駆動部材と一体に動作する羽根群を露光完了位
    置から中間位置へ移動せしめ、その後なされる
    シヤツタレリーズ操作に応答して前記モータの
    回転を前記第1チヤージ部材に伝達し、該一方
    の駆動部材と一体に動作する羽根群を中間位置
    から初期位置へ移動せしめる一方、シヤツタレ
    リーズ操作あるいは露光動作の完了のいずれか
    に応答して前記モータの回転を前記第2チヤー
    ジ部材に伝達し前記他方の駆動部材と一体に動
    作する羽根群を露光完了位置から初期位置へ移
    動せしめる伝達手段15,200とを具備し、 シヤツタレリーズ操作前には、前記一方の駆
    動部材と一体に動作する羽根群が中間位置にあ
    り、且つ前記他方の駆動部材と一体に動作する
    羽根群がアパーチヤを全て覆う状態にあるよう
    になし、両羽根群でアパーチヤを二重に覆うこ
    とを特徴とするカメラシヤツタの自動巻上げ装
    置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の装置
    において、 前記第1チヤージ部材31は前記第1駆動部
    材59を、また前記第2チヤージ部材20は前
    記第2駆動部材23をそれぞれ付勢力に抗して
    移動するように設けられ、前記伝達手段はシヤ
    ツタレリーズ操作に応答して前記モータの回転
    を前記第2チヤージ部材20に伝達し、前記後
    羽根群を露光完了位置から初期位置へ移動せし
    めることを特徴とする装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の装置
    において、 前記第1チヤージ部材20,201は前記第
    2駆動部材205を、また前記第2チヤージ部
    材203は前記第1駆動部材59をそれぞれ移
    動するように設けられ、前記伝達手段は露光動
    作の完了に応答して前記モータの回転を前記第
    2チヤージ部材203に伝達せしめ、前記先羽
    根群を露光完了位置から初期位置へ移動せしめ
    ることを特徴とする装置。
JP10496383U 1983-07-06 1983-07-06 カメラシヤツタの自動巻上げ装置 Granted JPS6013532U (ja)

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