JPH0440295B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440295B2 JPH0440295B2 JP63300359A JP30035988A JPH0440295B2 JP H0440295 B2 JPH0440295 B2 JP H0440295B2 JP 63300359 A JP63300359 A JP 63300359A JP 30035988 A JP30035988 A JP 30035988A JP H0440295 B2 JPH0440295 B2 JP H0440295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- color
- oxidizing
- brown
- amber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C1/00—Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
- C03C1/04—Opacifiers, e.g. fluorides or phosphates; Pigments
- C03C1/06—Opacifiers, e.g. fluorides or phosphates; Pigments to produce non-uniformly pigmented, e.g. speckled, marbled, or veined products
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は酸化性ガラス素地をベースとした新規
な茶褐色ガラス組成物に関するものである。
な茶褐色ガラス組成物に関するものである。
(従来の技術)
従来からガラス業界においては茶褐色ガラスは
アンバーガラスと称され、特にその独特の色調か
ら食器用ガラスとして多く使用されていた。とこ
ろが、従来の茶褐色ガラスにおいては鉄分、及び
S2-のコロイドによる着色であり、強い還元性を
必要とするものであるので、酸化性を呈する一般
のソーダライムガラス等から茶褐色ガラスへの色
替えの場合、若しくはその逆の色替えの場合には
激しい反応泡が発生して色替期間の長期化等の問
題が生ずるという欠点があつた。また、上記と同
様の理由によりカラーフイーダーによる茶褐色ガ
ラスの生産は不可能であり、生産性の柔軟性に欠
けるという問題もあつた。
アンバーガラスと称され、特にその独特の色調か
ら食器用ガラスとして多く使用されていた。とこ
ろが、従来の茶褐色ガラスにおいては鉄分、及び
S2-のコロイドによる着色であり、強い還元性を
必要とするものであるので、酸化性を呈する一般
のソーダライムガラス等から茶褐色ガラスへの色
替えの場合、若しくはその逆の色替えの場合には
激しい反応泡が発生して色替期間の長期化等の問
題が生ずるという欠点があつた。また、上記と同
様の理由によりカラーフイーダーによる茶褐色ガ
ラスの生産は不可能であり、生産性の柔軟性に欠
けるという問題もあつた。
一方、上記の問題を解決する方法として酸化性
ガラス素地をベースにMn3+、Ni2+による茶色系
着色を行うということも試みられているが、この
場合に得られる着色ガラスは茶色系とはいうもの
の、S2-によつて着色されたいわゆる食器用のア
ンバーガラスの色調とは大差があり、食器用の茶
褐色ガラスとしての使用には適していなかつた。
ガラス素地をベースにMn3+、Ni2+による茶色系
着色を行うということも試みられているが、この
場合に得られる着色ガラスは茶色系とはいうもの
の、S2-によつて着色されたいわゆる食器用のア
ンバーガラスの色調とは大差があり、食器用の茶
褐色ガラスとしての使用には適していなかつた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は上記したような従来の問題点を解決し
て、いわゆるアンバーガラスと同等の色調を有す
るとともに、色替えの場合の激しい反応泡の発生
を防止して色替期間の短縮化ができ、更にはカラ
ーフイーダーによる生産にも適用が可能である酸
化性ガラス素地をベースとした新規な食器用の茶
褐色ガラス組成を提供することを目的として完成
されたものでる。
て、いわゆるアンバーガラスと同等の色調を有す
るとともに、色替えの場合の激しい反応泡の発生
を防止して色替期間の短縮化ができ、更にはカラ
ーフイーダーによる生産にも適用が可能である酸
化性ガラス素地をベースとした新規な食器用の茶
褐色ガラス組成を提供することを目的として完成
されたものでる。
(課題を解決するための手段)
本発明は酸化性ガラス素地中に着色剤として重
量%でV2O5:0.5〜2.0%、CeO2:1.5〜4.0%を含
有するとともに、C.I.E.表示による5mm厚換算の
色調が明度Y:50〜80%、主波長λd:572〜
578nm、刺激純度Pe:20〜70%であることを特
徴とするものである。
量%でV2O5:0.5〜2.0%、CeO2:1.5〜4.0%を含
有するとともに、C.I.E.表示による5mm厚換算の
色調が明度Y:50〜80%、主波長λd:572〜
578nm、刺激純度Pe:20〜70%であることを特
徴とするものである。
本発明においては酸化性のガラス、還元性のガ
ラスという用語は相対的な表現であつて正確な定
義はなされていないが、当業界においては第1図
に示されるようなガラス中のSの濃度に着目し、
S6+の濃度が高い側のガラスを酸化性のガラス、
S2-の濃度が高い側のガラスを還元性のガラスと
称しているため、本明細書においてもこの意味で
用いることとする。
ラスという用語は相対的な表現であつて正確な定
義はなされていないが、当業界においては第1図
に示されるようなガラス中のSの濃度に着目し、
S6+の濃度が高い側のガラスを酸化性のガラス、
S2-の濃度が高い側のガラスを還元性のガラスと
称しているため、本明細書においてもこの意味で
用いることとする。
着色剤を含まない一般的なソーダライムガラス
は酸化性のガラスであり、その代表的な組成は後
の実施例に示すとおりである。また、本発明にお
いて使用される着色剤としては次のとおりであ
る。
は酸化性のガラスであり、その代表的な組成は後
の実施例に示すとおりである。また、本発明にお
いて使用される着色剤としては次のとおりであ
る。
Vのガラス中での価数はV5+、V4+、V3+、
V2+、であるが、酸化性を呈するガラス素地中に
おいてはV5+と若干のV3+を呈する。そしてV5+
は黄色、V3+は緑色であり本発明の目的とする茶
褐色ガラスにはV5+の黄色が不可欠の要素とな
る。一方、Ceのガラス中での価数はCe4+、Ce3+
であり、Ce4+は黄色、Ce3+はほとんど無色であ
る。従つて、本発明においてはV5+の黄色をベー
スにV3+の緑色を打ち消すに十分なCe4+の黄色を
加えるという点が新規な技術であり、それに基づ
いていわゆるアンバーガラスと称されるガラスと
同等の色調を有する茶褐色ガラスを得るものであ
る。
V2+、であるが、酸化性を呈するガラス素地中に
おいてはV5+と若干のV3+を呈する。そしてV5+
は黄色、V3+は緑色であり本発明の目的とする茶
褐色ガラスにはV5+の黄色が不可欠の要素とな
る。一方、Ceのガラス中での価数はCe4+、Ce3+
であり、Ce4+は黄色、Ce3+はほとんど無色であ
る。従つて、本発明においてはV5+の黄色をベー
スにV3+の緑色を打ち消すに十分なCe4+の黄色を
加えるという点が新規な技術であり、それに基づ
いていわゆるアンバーガラスと称されるガラスと
同等の色調を有する茶褐色ガラスを得るものであ
る。
V2O5は重量%で0.5〜2.0%の含有量が好まし
い。0.5%未満では十分なV5+が得られず黄色味に
欠け、一方2.0%よりも多いとV3+の緑色が強くな
りすぎていずれも目的とする茶褐色ガラスが得ら
れない。また、CeO2は重量%で1.5〜4.0%が好ま
しい。1.5%未満ではV3+の緑色を打ち消すに十分
なCe4+の黄色が得られず、一方4.0%より多いと
溶融性に劣るという欠点がある。尚、0.5重量%
以下のNiO、1.5重量%以下のMnO2等の着色剤を
適宜加えることによつて、更にアンバーガラスと
同等の色調を有する茶褐色ガラスを得ることも可
能である。
い。0.5%未満では十分なV5+が得られず黄色味に
欠け、一方2.0%よりも多いとV3+の緑色が強くな
りすぎていずれも目的とする茶褐色ガラスが得ら
れない。また、CeO2は重量%で1.5〜4.0%が好ま
しい。1.5%未満ではV3+の緑色を打ち消すに十分
なCe4+の黄色が得られず、一方4.0%より多いと
溶融性に劣るという欠点がある。尚、0.5重量%
以下のNiO、1.5重量%以下のMnO2等の着色剤を
適宜加えることによつて、更にアンバーガラスと
同等の色調を有する茶褐色ガラスを得ることも可
能である。
次に本発明の好ましい実施例を示す。
(実施例)
実施例 1
SiO2:70.5%(重量%、以下同じ)、Al2O3:
1.5%、CaO:10.0%、Na2O:13.0%、K2O:
1.0%、V2O5:1.0%,CeO:3.0%の組成の酸化
性ガラスを25トン/日の流出量の連続式溶融炉に
より溶融した。このガラスはC.I.E.表示法による
5mm換算での明度Y:72%、主波長λd:574nm、
刺激純度Pe:44%であり、従来のいわゆる食器
用アンバーガラスとほとんど色調は同じであつ
た。尚、得られたガラスの透過率(ガラス厚み:
5mm)を第2図中に曲線Aとして示してあるが、
第3図に示す従来のアンバーガラスの透過率(ガ
ラス厚み:5mm、曲線Cは濃色、曲線Dは淡色の
場合)と比べてもほとんど同じであることがわか
る。
1.5%、CaO:10.0%、Na2O:13.0%、K2O:
1.0%、V2O5:1.0%,CeO:3.0%の組成の酸化
性ガラスを25トン/日の流出量の連続式溶融炉に
より溶融した。このガラスはC.I.E.表示法による
5mm換算での明度Y:72%、主波長λd:574nm、
刺激純度Pe:44%であり、従来のいわゆる食器
用アンバーガラスとほとんど色調は同じであつ
た。尚、得られたガラスの透過率(ガラス厚み:
5mm)を第2図中に曲線Aとして示してあるが、
第3図に示す従来のアンバーガラスの透過率(ガ
ラス厚み:5mm、曲線Cは濃色、曲線Dは淡色の
場合)と比べてもほとんど同じであることがわか
る。
また、本実施例においては着色剤を含有しない
無色透明なソーダライムガラスからの色替えの際
も激しい発泡現象を伴わず48時間で終了し、従来
の還元性アンバーガラスへの色替期間の75時間に
比べて大巾に期間の短縮化を実現することができ
た。
無色透明なソーダライムガラスからの色替えの際
も激しい発泡現象を伴わず48時間で終了し、従来
の還元性アンバーガラスへの色替期間の75時間に
比べて大巾に期間の短縮化を実現することができ
た。
実施例 2
SiO2:71.0%(重量%、以下同じ)、Al2O3:
1.745%、CaO:10.0%、Na2O:13.0%、K2O:
1.0%、V2O5:1.0%,CeO:2.0%、NiO:0.005
%,MnO2:0.25%の組成の酸化性ガラスを実施
例1と同様の炉で溶融した。このガラスはC.I.E.
表示法による5mm換算での明度Y:66%、主波長
λd:575nm、刺激純度Pe:40%であり、従来の
いわゆる食器用アンバーガラスとほとんど同一の
色調であつた。尚、得られたガラスの透過率(ガ
ラス厚み:5mm)を第2図中に曲線Bとして示し
てあるが、第3図に示す従来のアンバーガラスの
透過率と比べてもほとんど同じであることがわか
る。また、色替期間も48時間と大巾に期間の短縮
化を実現することができた。
1.745%、CaO:10.0%、Na2O:13.0%、K2O:
1.0%、V2O5:1.0%,CeO:2.0%、NiO:0.005
%,MnO2:0.25%の組成の酸化性ガラスを実施
例1と同様の炉で溶融した。このガラスはC.I.E.
表示法による5mm換算での明度Y:66%、主波長
λd:575nm、刺激純度Pe:40%であり、従来の
いわゆる食器用アンバーガラスとほとんど同一の
色調であつた。尚、得られたガラスの透過率(ガ
ラス厚み:5mm)を第2図中に曲線Bとして示し
てあるが、第3図に示す従来のアンバーガラスの
透過率と比べてもほとんど同じであることがわか
る。また、色替期間も48時間と大巾に期間の短縮
化を実現することができた。
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、従
来のいわゆるアンバーガラスと称される茶褐色ガ
ラスが強い還元性ガラスであり、しかも還元性ガ
ラス素地においてのみ生産できるものであるとい
う固定概念を捨て、酸化性ガラスあつてしかも従
来のアンバーガラスと同等の色調を有する新規な
ガラス組成を提供するものであり、そしてこの結
果、色替えの際の激しい反応泡の発生を防止して
色替期間の大巾な短縮化を図ることができるとと
もに、カラーフイーダーによる生産を可能にし生
産性の柔軟性をもたせることができるものであ
る。よつて本発明は従来の問題点を一掃した新規
な茶褐色ガラスを提供するものとして、産業の発
達に寄与するところは極めて大である。
来のいわゆるアンバーガラスと称される茶褐色ガ
ラスが強い還元性ガラスであり、しかも還元性ガ
ラス素地においてのみ生産できるものであるとい
う固定概念を捨て、酸化性ガラスあつてしかも従
来のアンバーガラスと同等の色調を有する新規な
ガラス組成を提供するものであり、そしてこの結
果、色替えの際の激しい反応泡の発生を防止して
色替期間の大巾な短縮化を図ることができるとと
もに、カラーフイーダーによる生産を可能にし生
産性の柔軟性をもたせることができるものであ
る。よつて本発明は従来の問題点を一掃した新規
な茶褐色ガラスを提供するものとして、産業の発
達に寄与するところは極めて大である。
第1図はガラス中のSの濃度とガラスの酸化
性、還元性の関係を示すグラフ、第2図は実施例
の茶褐色ガラスの透過率を示すグラフ、第3図は
従来のアンバーガラスの透過率を示すグラフであ
る。
性、還元性の関係を示すグラフ、第2図は実施例
の茶褐色ガラスの透過率を示すグラフ、第3図は
従来のアンバーガラスの透過率を示すグラフであ
る。
Claims (1)
- 1 酸化性ガラス素地中に着色剤として重量%で
V2O5:0.5〜2.0%、CeO2:1.5〜4.0%を含有する
とともに、C.I.E.表示による5mm厚換算の色調が
明度Y:50〜80%、主波長λd:572〜578nm、刺
激純度Pe:20〜70%であることを特徴とする茶
褐色ガラス組成。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30035988A JPH02145454A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 茶褐色ガラス組成 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30035988A JPH02145454A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 茶褐色ガラス組成 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02145454A JPH02145454A (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0440295B2 true JPH0440295B2 (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=17883832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30035988A Granted JPH02145454A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | 茶褐色ガラス組成 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02145454A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6379736A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-09 | Central Glass Co Ltd | 表示装置用フイルタ−ガラス |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP30035988A patent/JPH02145454A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02145454A (ja) | 1990-06-04 |
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