JPH0441026Y2 - - Google Patents

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JPH0441026Y2
JPH0441026Y2 JP6869387U JP6869387U JPH0441026Y2 JP H0441026 Y2 JPH0441026 Y2 JP H0441026Y2 JP 6869387 U JP6869387 U JP 6869387U JP 6869387 U JP6869387 U JP 6869387U JP H0441026 Y2 JPH0441026 Y2 JP H0441026Y2
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mudguard
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、磁石を利用し道路の車粉を走行しな
がら吸着するようにした、自動車用磁化泥よけ装
置に関するものである。
従来の技術 周知のように、積雪地帯では、スパイクタイヤ
による車粉公害が大きな社会問題になつており、
これを解消することが強く望まれている。しか
し、車粉の多いところでは、車粉公害がまだ解消
されていないのが実情である。車粉の成分は、北
海道の旭川市のものを分析した一例を示すと、乾
燥試料で鉄分が21.9%、残りのうちの73.6%が水
に不溶性の灰分、1.2%がタール分、24.9%が水
に不溶性の可燃分、その他カルシユムイオン0.1
%、硫酸と塩酸イオンが痕跡であつた。
ところで、考案者は、車粉公害を解消すること
ができないまでもこれを軽減するため、車粉には
上述のように約20%の鉄分が含まれていることに
着目し、自動車の泥よけ板に磁石を利用し道路を
走行しながら車粉を泥よけ板に吸着させることを
考えた。そして、従来から一般的に用いられてい
る可とう板製の泥よけ板に、マグネツトシートを
重ね合わせ、磁化泥よけ板として公知にした。使
用したマグネツトシートは、ビノンマグネツト5
−CL(商品名)である。
このビノンマグネツト5−CLは、シート状の
非加硫等方性ゴム磁石で、抗磁力の高いバリユ
ム・フエライトを用いており、可とう板、耐衝撃
性に優れ、価格が金属磁石よりも安価で、曲げ、
打ち抜き等の加工も容易にでき、吸着力が2mm厚
のもので50g/cm2以上、3mm厚のもので57g/cm2
以上あるものである。
この磁化泥よけ板を、マグネツトシートをタイ
ヤの踏面に対面させ、従来の泥よけ板と同様に自
動車に取り付け、車粉のある道路を走行したとこ
ろ、マグネツトシートの前面に厚さ約3mm程度に
車粉が吸着された。そして、吸着された車粉は、
走行中に風や振動、降雨を受けても、ほとんど脱
落しなかつた。また、吸着された車粉はスクレー
パやブラシで落とすことができ、落とした後また
車粉を吸着することができた。すなわち、この磁
化泥よけ板は、走行中にひとりでに車粉を吸着す
ることができるので、きわめて簡便に車粉公害を
減少することができる手段を提供するに至つたの
である。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上述の磁化泥よけ板は、マグネツトシ
ートの厚さを決めると着磁力がきまるので、車粉
の吸着能力がマグネツトシートの表面積によつて
制限を受け、より吸着量を増加することができな
いという問題点がある。そして、自動車の泥よけ
板は、タイヤの大きさによつておおよその大きさ
があり、むやみに大きくすることができないもの
である。したがつて、公知の磁化泥よけ板は、車
粉の吸着量に限界があるので、より車粉の吸着量
を増加することができるものが要望されるに至つ
た。
本考案は、以上の事情にかんがみ、上述の磁化
泥よけ板よりも多くの車粉を吸着することができ
る自動車用磁化泥よけ装置を提供することを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案は、いずれ
も磁石を利用した上部泥よけ板と下部泥よけ板お
よび両者を接合しているチヤンネル部材の3つの
部分を主要部として形成した。
すなわち、第1実施例を示す第1〜3図および
第2実施例を示す第5図、第6図を参照して説明
すると、上部泥よけ板Aはマグネツトシート10
と可とう板11を重ね合わせて長方形に形成し、
上縁部に複数個の取付孔12を並設している。下
部泥よけ板Bは、マグネツトシート13と可とう
板14を重ね合わせて長方形に形成している。チ
ヤンネル部材Cは、上面に空気逃がし部15を設
け背面に消磁可能な磁石(以下、磁石と略す)1
6を取り付け、前面と両側面が開口している。
そして、前記チヤンネル部材Cの開口している
前面の上縁部に、マグネツトシート10を前面に
し上部泥よけ板Aの下縁部を止着し、チヤンネル
部材Cの開口している前面の下縁部にマグネツト
シート13を前面にし下部泥よけ板Bの上縁部を
止着し、さらに、上部泥よけ板Aの下端面と下部
泥よけ板Bの上端面との間を開口部17に形成
し、全体を長方形にしたものである。
そして、本考案の装置を自動車に適用するに
は、車輪の大きさに対応して幅、長さをきめるも
のである。すなわち、幅は一般的な泥よけ板と同
様に車輪の幅よりも若干広くする。上部泥よけ板
A、下部泥よけ板Bの長さは、第8図のように、
マグネツトシート10および13の前面を自動車
35の車輪32の踏面に対面させ、従来の泥よけ
板と同様に取付孔12、ボルト止め34を介して
フエンダ33に取り付けたとき、下部泥よけ板B
の下端が適当な地上間隙になり、チヤンネル部材
Cが全体のほぼ中央に位置するようにきめる。
作 用 本考案の装置を第8図のように自動車35に取
り付け、磁石16を帯磁状態にしておき、自動車
を車粉のある路面上を走行させる。そうすると、
車輪32は、進行方向fの反対方向に斜め上向き
に車粉pをはね上げ、同時に進行と反対方向に空
気流が生じ、はね上げられた車粉と空気流がいつ
しようになつて、上部泥よけ板A、チヤンネル部
材C、下部泥よけ板SBの前面に衝突する。
第7図は、前述のように車粉と空気流が衝突し
車粉が吸着される状態を示したものである。すな
わち、マグネツトシート10,13の表面には磁
石の作用で車粉pが吸着される。また、チヤンネ
ル部材Cにも前面の開口部17から空気流a,…
…と共に車粉pが流入する。チヤンネル部材Cは
流入した車粉pを背面の磁石の作用で内周面に吸
着する。このとき、チヤンネル部材Cの上面に設
けられた空気逃がし部15は、空気流a,……を
上方へ流出させる。したがつて、チヤンネル部材
Cの前面に空気流と車粉が衝突しても、それらが
前方に吹きかえされたり、開口している両側から
側方に吹き出されたりすることがなくなり、車粉
がチヤンネル部材Cの内周面によく吸着される。
なを、上述のように吸着されるのは、鉄粉は勿論
のことであるが灰分も鉄粉に付着していつしよに
吸着される。
また、開口部17の上下には、チヤンネル部材
Cの前面に取り付けられた上部泥よけ板Aの下縁
部と、下部泥よけ板Bの上縁部とがチヤンネル部
材Cの前面で上下に中央部に向かつて突出してい
るので、この突出部がチヤンネル部材Cの内側か
ら車粉が前方にこぼれ落ちるのを防ぎ、チヤンネ
ル部材Cの車粉収容量を大きくする。すなわち、
チヤンネル部材Cは、この部分がマグネツトシー
トである公知の磁化泥よけ板に比べ、より多くの
車粉を吸着し収容することができる。したがつ
て、本考案の磁化泥よけ装置は、これと同面積の
公知の磁化泥よけ板に比べると、はるかに多くの
車粉を吸着することができるようになつた。
その他、可とう板11および14は、それぞれ
マグネツトシート10および13を裏面から補強
し、車輪ではね上げられた小石等がマグネツトシ
ート10,13をつき破るようなことがあつて
も、これを止め危害を防止する。
以上のように、上部泥よけ板Aおよび下部泥よ
け板Bに吸着された車粉は、マグネツトシート1
0およびマグネツトシート13からスクレーパや
ブラシで落とすことができ、またチヤンネル部材
Cに吸着された車粉は、磁石16を消磁状態にす
れば、吸着が解放され容易にブラシで清掃するこ
とができる。
実施例 つぎに、この考案の実施例を、図面を参照しな
がら説明する。第1〜3図は、第1実施例を示
し、第1図は正面図、第2図は右側面図、第3図
は背面図である。
これらの図において、Aは上部泥よけ板で、マ
グネツトシート10と可とう板11を重ね合わせ
て長方形に形成し、上縁部に複数個の取付孔12
が穿設されている。Bは下部泥よけ板で、マグネ
ツトシート13と可とう板14を重ね合わせて長
方形に形成されている。マグネツトシート10,
13は、着磁力と強度を考慮し、前述したビノン
マグネツト5−CLの2mm厚のものを用いた。可
とう板11,14には、従来から泥よけ板に一般
的に使用されているゴム引きキヤンパスあるいは
軟質のプラスチツク板を用いた。Cはチヤンネル
部材で、上面に空気逃がし部15を設け、背面に
磁石16が取り付けられている。
第4図は第1図のA−A線矢視の拡大縦断面図
である。同図も参照し、さらに説明すると、空気
逃がし部15は、チヤンネル部材Cの上面中央部
に、長手方向に沿つて縦長溝孔18がチヤンネル
部材Cの両端近くまで穿設されている。19は覆
い板で、雨が縦長溝孔18からチヤンネル部材C
の内側に入らないように、縦長溝孔18の上方お
よび後方を覆い、前方が可とう板11の背面と若
干の間隙を介して開口になつている。
この実施例の場合の磁石16は電磁石を用い、
適当な電源、例えば自動車のバツテリーにリード
線20で接続し、適当箇所に設けたスイツチ(図
示省略)で、帯磁および消磁状態に切り換えられ
るようになつている。21は磁石16を固設した
基板であり、22は磁石16のカバーである。カ
バー22は、磁石16に雨がかからないように上
面が密閉され、内側に磁石16を収容し左右のフ
ランジがチヤンネル部材Cの背面にボルト止め2
3されている。そして、磁石16は、チヤンネル
部材Cが車粉をよく吸着できるようにするため、
前面をチヤンネル部材Cの背面に近接させ、前記
の基板21をカバー22の後部にボルト止め24
し、チヤンネル部材Cと磁石16との間隙をスペ
ーサ25で保持している。
チヤンネル部材Cは、前面の上縁部と下縁部が
それぞれ直角内向きに折り曲げられ、その間が開
口している。そして、上部泥よけ板Aの下縁部
が、マグネツトシート10を前面に向けさらにそ
の前面に当て板26を当接し、チヤンネル部材C
の前面上縁部に適当数のボルト27、ナツト28
で止着されている。また下部泥よけ板Bの上縁部
も、同様にチヤンネル部材Cの前面下縁部に止着
されれている。さらに、以上のようにチヤンネル
部材Cに取り付けられた上部泥よけ板Aの下端面
と下部泥よけ板Bの上端面との間は、空気流と車
粉が流入できるように開口部17に形成してい
る。
つぎに、第5図、第6図は、第2実施例を示
し、つぎの点が第1実施例と異なるものである。
まず、下部泥よけ板Bは、ビノンマグネツト5−
CLの曲げ加工が容易な特徴を活かし、マグネツ
トシート13を波形に加工した。図示のものは上
半部を波形にしてあるが、全体を波形にしてもよ
く、また、マグネツトシート10を波形にしても
よい。図中、29はU形クリツプで、マグネツト
シート13と可とう板14の両側の縁端部を合わ
せ、下部泥よけ板Bに挟着しリベツト30で固定
されている。このU形クリツプ29を用いると、
マグネツトシート13の波形が伸びて変形するの
を防ぐことができる。
つぎに、この実施例の場合は、磁石16が永久
磁石である。永久磁石には、切り換えレバー31
で帯磁と消磁状態が簡単に得られ、吸着力が150
Kgと強力な永磁ホルダーKM−B2(メーカー、鐘
通工業株式会社、東京)を用い、チヤンネル部材
Cの背面に第5図、6図に示すように固定した。
なを、第1実施例の電磁石を第2実施例に、第2
実施例の永久磁石を第1実施例に、それぞれ使用
することができる。
以上に説明した実施例は、すでに第8図で説明
したように自動車に取り付けて使用すると、前述
の作用によつて、道路の車粉を従来の磁化泥よけ
板に比べて、より多く吸着することができる。
効 果 以上に説明したところから明らかなように、本
考案の磁化泥よけ装置を自動車に装着すれば、走
行中にひとりでに車粉を公知の磁化泥よけ板より
も多く吸着することができ、吸着した車粉は容易
に除去することができる。また、本考案の装置は
構成が簡単なので、安価に製作することができ
る。したがつて、本考案によれば、きわめて簡単
容易にかつ経費がほとんどかからずに、現在問題
になつている車粉公害を減少できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の正面図、第2
図は同じく右側面図、第3図は同じく背面図、第
4図は第1図のA−A線矢視の拡大縦断面図、第
5図は第2実施例の右側面図、第6図は同じく背
面図、第7図は車粉の吸着状態を説明するための
一部破断の要部拡大側面図、第8図は自動車に本
考案の装置を装着した一態様を示す要部の側面図
である。 A……上部泥よけ板、B……下部泥よけ板、C
……チヤンネル部材、10,13……マグネツト
シート、11,14……可とう板、12……取付
孔、15……空気逃がし部、16……消磁可能な
磁石、17……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネツトシート10と可とう板11を重ね合
    わせて長方形に形成し、上縁部に複数個の取付孔
    12を並設した上部泥よけ板Aと、マグネツトシ
    ート13と可とう板14を重ね合わせて長方形に
    形成した下部泥よけ板Bと、上面に空気逃がし部
    15を設け背面に消磁可能な磁石16を取り付
    け、前面と両側面が開口しているチヤンネル部材
    Cとをそなえ、チヤンネル部材Cの開口している
    前面の上縁部に、マグネツトシート10を前面に
    し上部泥よけ板Aの下縁部を止着し、チヤンネル
    部材Cの開口している前面の下縁部に、マグネツ
    トシート13を前面にし下部泥よけ板Bの上縁部
    を止着し、上部泥よけ板Aの下端面と下部泥よけ
    板Bの上端面との間を開口部17にし、全体を長
    方形に形成したことを特徴とする自動車用磁化泥
    よけ装置。
JP6869387U 1987-05-07 1987-05-07 Expired JPH0441026Y2 (ja)

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JPS63176878U JPS63176878U (ja) 1988-11-16
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