JPH0441110B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0441110B2 JPH0441110B2 JP59214881A JP21488184A JPH0441110B2 JP H0441110 B2 JPH0441110 B2 JP H0441110B2 JP 59214881 A JP59214881 A JP 59214881A JP 21488184 A JP21488184 A JP 21488184A JP H0441110 B2 JPH0441110 B2 JP H0441110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- pressure chamber
- valve
- inner hole
- movable body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/241—Differential pressure systems
- B60T13/242—The control valve is provided as one unit with the servomotor cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車等においてブレーキマスタ
シリンダあるいはクラツチマスタシリンダを作動
させるときの踏力を補助するために使用される気
圧式倍力装置に関し、特に、作動初期の遊びを減
少させるようにした機構を備えたものの改良に関
する。
シリンダあるいはクラツチマスタシリンダを作動
させるときの踏力を補助するために使用される気
圧式倍力装置に関し、特に、作動初期の遊びを減
少させるようにした機構を備えたものの改良に関
する。
(先行技術)
本出願人は、先に作動初期の遊びを減少ないし
はゼロとする機構を備えたものとして、本体の内
部に成形した内部空間に移動自在に挿入された可
動体と、該可動体の両側に各々区画される低圧室
および高圧室と、前記可動体の他方側に設けられ
本体を移動自在に貫通して外部に突出する筒部
と、該筒部および前記可動体を貫通して設けた内
孔と、該内孔の両側から各別に移動自在に嵌合し
た入力部材および出力部材と、該入力部材に一体
的に設けられ前記内孔内を移動自在なプランジヤ
と、このプランジヤに設けた弁座と前記内孔内壁
に設けた弁座とに各々着座可能に対向する可動部
をもつポペツト弁体および前記プランジヤをこの
ポペツト弁体が一方の弁座から離座する非作動位
置に付勢する弁ばねを含み前記低圧室および高圧
室と外部圧力源との連通制御を前記プランジヤの
前記可動体に対する相対的変位によつて行なう弁
装置と、非作動時にプランジヤを弁ばねに抗して
移動させ前記弁装置において前記ポペツト弁体が
両弁座に着座するよう付勢する付勢装置とを備
え、前記付勢装置は、前記可動体に設けた孔に移
動自在に嵌合し一端が高圧室側で前記本体に当接
可能であり他端が低圧室側に突出する軸状部材
と、前記内孔に移動自在に嵌合して前記プランジ
ヤに係合可能な係合部をもつ筒状部およびこの筒
状部から前記軸状部材に連結すべく延ばして形成
した腕部をもつ作動部材とを有するものを提案し
た。
はゼロとする機構を備えたものとして、本体の内
部に成形した内部空間に移動自在に挿入された可
動体と、該可動体の両側に各々区画される低圧室
および高圧室と、前記可動体の他方側に設けられ
本体を移動自在に貫通して外部に突出する筒部
と、該筒部および前記可動体を貫通して設けた内
孔と、該内孔の両側から各別に移動自在に嵌合し
た入力部材および出力部材と、該入力部材に一体
的に設けられ前記内孔内を移動自在なプランジヤ
と、このプランジヤに設けた弁座と前記内孔内壁
に設けた弁座とに各々着座可能に対向する可動部
をもつポペツト弁体および前記プランジヤをこの
ポペツト弁体が一方の弁座から離座する非作動位
置に付勢する弁ばねを含み前記低圧室および高圧
室と外部圧力源との連通制御を前記プランジヤの
前記可動体に対する相対的変位によつて行なう弁
装置と、非作動時にプランジヤを弁ばねに抗して
移動させ前記弁装置において前記ポペツト弁体が
両弁座に着座するよう付勢する付勢装置とを備
え、前記付勢装置は、前記可動体に設けた孔に移
動自在に嵌合し一端が高圧室側で前記本体に当接
可能であり他端が低圧室側に突出する軸状部材
と、前記内孔に移動自在に嵌合して前記プランジ
ヤに係合可能な係合部をもつ筒状部およびこの筒
状部から前記軸状部材に連結すべく延ばして形成
した腕部をもつ作動部材とを有するものを提案し
た。
この提案に係るものについてその作動を簡単に
説明すると、装置の非作動時には、可動体が戻し
ばねの大きな付勢力で本体に当接するまで後退し
たとき、付勢装置の軸状部材をも本体に当接させ
るようにし、これにより軸状部材と作動部材の腕
部とが可動体に対して相対的に前進させるように
位置付けられ、当然作動部材の筒状部も相対的に
前進するから、筒状部の係合部がプランジヤに係
合してプランジヤを弁ばねの付勢力に抗して可動
体に対して相対的に前進させる。したがつて、ポ
ペツト弁体は、プランジヤの前進量に等しく前進
するため、プランジヤの弁座に着座したままで、
内孔内壁に設けた弁座との離間距離を減少する
か、あるいは、双方の弁座に着座するまで前進す
る。
説明すると、装置の非作動時には、可動体が戻し
ばねの大きな付勢力で本体に当接するまで後退し
たとき、付勢装置の軸状部材をも本体に当接させ
るようにし、これにより軸状部材と作動部材の腕
部とが可動体に対して相対的に前進させるように
位置付けられ、当然作動部材の筒状部も相対的に
前進するから、筒状部の係合部がプランジヤに係
合してプランジヤを弁ばねの付勢力に抗して可動
体に対して相対的に前進させる。したがつて、ポ
ペツト弁体は、プランジヤの前進量に等しく前進
するため、プランジヤの弁座に着座したままで、
内孔内壁に設けた弁座との離間距離を減少する
か、あるいは、双方の弁座に着座するまで前進す
る。
非作動時に、ポペツト弁体は、双方の弁座に着
座するか、あるいは、一方の弁座との離間距離を
減少させつつ他方の弁座に着座している状態とな
り、入力部材に入力が伝えられてプランジヤが移
動すると、ポペツト弁体がその移動に応じて、直
ちに他方の弁座から離座するか、あるいは、若干
移動した後に他方の弁座から離座し、これにより
作動が実質的に開始され、この開始までの作動初
期の遊びを減少ないしはゼロとすることができる
のである。
座するか、あるいは、一方の弁座との離間距離を
減少させつつ他方の弁座に着座している状態とな
り、入力部材に入力が伝えられてプランジヤが移
動すると、ポペツト弁体がその移動に応じて、直
ちに他方の弁座から離座するか、あるいは、若干
移動した後に他方の弁座から離座し、これにより
作動が実質的に開始され、この開始までの作動初
期の遊びを減少ないしはゼロとすることができる
のである。
また、上記提案のものでは、弁装置の制御を行
なうプランジヤに係合する作動部材の筒状部を、
可動体の筒部の内孔に移動自在に嵌させることに
より、内孔の特に弁装置を収容した部分が、作動
部材の筒状部の外周に形成される隙間により低圧
室と自由に連通してしまい、正常な機能を達し得
なくなることを防止するために、作動部材の筒状
部外面と可動体の内孔内面との間に密封装置を設
けている。
なうプランジヤに係合する作動部材の筒状部を、
可動体の筒部の内孔に移動自在に嵌させることに
より、内孔の特に弁装置を収容した部分が、作動
部材の筒状部の外周に形成される隙間により低圧
室と自由に連通してしまい、正常な機能を達し得
なくなることを防止するために、作動部材の筒状
部外面と可動体の内孔内面との間に密封装置を設
けている。
この密封装置の具体的構成は、上記筒状部の低
圧室側端部に鍔状部を設けるとともに、上記内孔
の低圧室側開口端部を増径して、これらの両者間
に所定の環状空間を形成し、この環状空間にゴム
製の密封部材を筒状部の外面および内孔の増径部
分の内面に弾接させて配置し、差圧により密封部
材に生ずる移動力を上記鍔状部により支持すると
いうものである。
圧室側端部に鍔状部を設けるとともに、上記内孔
の低圧室側開口端部を増径して、これらの両者間
に所定の環状空間を形成し、この環状空間にゴム
製の密封部材を筒状部の外面および内孔の増径部
分の内面に弾接させて配置し、差圧により密封部
材に生ずる移動力を上記鍔状部により支持すると
いうものである。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、上記のような密封装置を設けること
により、弁装置を収容した内孔の部分と低圧室と
の自由な連通は防止できるものの、密封部材の耐
久性が悪く、短時間で密封不良を生ずるおそれが
あるという問題があることが判明した。
により、弁装置を収容した内孔の部分と低圧室と
の自由な連通は防止できるものの、密封部材の耐
久性が悪く、短時間で密封不良を生ずるおそれが
あるという問題があることが判明した。
すなわち、筒状部は、作動部材が可動体に対し
て相対的に移動すると、内孔に対して相対的に移
動し、一方への移動時に筒状部の鍔状部と可動体
との間に低圧室に面して比較的大きな隙間が生
じ、また、他方への移動時にこの隙間がさくなる
といつた現象が生ずる。この現象により、鍔状部
で支持される密封部材が差圧による移動力あるい
は変形力で、こうした隙間に侵入すると、侵入部
分が喰われて損傷し、圧力漏れ等の密封不良が生
ずるのである。
て相対的に移動すると、内孔に対して相対的に移
動し、一方への移動時に筒状部の鍔状部と可動体
との間に低圧室に面して比較的大きな隙間が生
じ、また、他方への移動時にこの隙間がさくなる
といつた現象が生ずる。この現象により、鍔状部
で支持される密封部材が差圧による移動力あるい
は変形力で、こうした隙間に侵入すると、侵入部
分が喰われて損傷し、圧力漏れ等の密封不良が生
ずるのである。
(問題点を解決するための手段)
この発明では、前記プランジヤの外周に溝を設
けるとともに、この溝に当該プランジヤと前記内
孔との間を密封する密封部材を装着するようにし
ている。
けるとともに、この溝に当該プランジヤと前記内
孔との間を密封する密封部材を装着するようにし
ている。
(作 用)
作動時に、プランジヤが内孔内を移動しても、
密封部材がプランジヤの溝に装着されているか
ら、密封部材に対向して生ずるプランジヤと内孔
内面との間の隙間はいつでも一定のものとなり、
プランジヤの移動によつて変化せず、密封部材に
作用する変形力があつても、隙間に侵入すること
が防止される。
密封部材がプランジヤの溝に装着されているか
ら、密封部材に対向して生ずるプランジヤと内孔
内面との間の隙間はいつでも一定のものとなり、
プランジヤの移動によつて変化せず、密封部材に
作用する変形力があつても、隙間に侵入すること
が防止される。
(実施例)
第1図は、この発明の一実施例である負圧式倍
力装置の全体構成を示す側断面図であり、第2図
は、第1図の矢印Aで示される方向からみた作動
部材のみを示す矢視図であり、第3図は、第1図
に示す力伝達のための助部材の詳細を示すもの
で、同図aは側断面図、同図bは正面図である。
なお、図の中で従来のものとほぼ同一であるもの
は、簡略に説明する。また、前後方向は、第1図
の左右方向である。
力装置の全体構成を示す側断面図であり、第2図
は、第1図の矢印Aで示される方向からみた作動
部材のみを示す矢視図であり、第3図は、第1図
に示す力伝達のための助部材の詳細を示すもの
で、同図aは側断面図、同図bは正面図である。
なお、図の中で従来のものとほぼ同一であるもの
は、簡略に説明する。また、前後方向は、第1図
の左右方向である。
負圧式倍力装置1は、ダイヤフラム2の外周ビ
ード部3を挟み、前方シエル4と後方シエル5と
を結合した本体6を有する。この本体6は倍力装
置1のハウジングをなすものである。この本体6
内には、ダイヤフラム2の内周ビード部7を介し
てプレート部材8とハブ部材9とを結合して形成
した可動体10が移動自在に配置されている。こ
の可動体10はダイヤフラム2と相俟つて、本体
6の内部の前方側に低圧室11、後方側に高圧室
12を各々成形している。本体6は後方シエル5
を車体(図示せず)に図示しないボルト、ナツト
により固定して取り付けることによつて支持さ
れ、この本体6の前方側にマスタシリンダ(図示
せず)が同様に図示しないボルト・ナツトにより
固定されかつ密に取り付けられる。ハブ部材9は
全体として筒状であり、後方部分91は前方部分
92に比べて小径であり、その小径を後方部分9
1は後方シエル5の中央の孔34を貫通して外部
に突出している。
ード部3を挟み、前方シエル4と後方シエル5と
を結合した本体6を有する。この本体6は倍力装
置1のハウジングをなすものである。この本体6
内には、ダイヤフラム2の内周ビード部7を介し
てプレート部材8とハブ部材9とを結合して形成
した可動体10が移動自在に配置されている。こ
の可動体10はダイヤフラム2と相俟つて、本体
6の内部の前方側に低圧室11、後方側に高圧室
12を各々成形している。本体6は後方シエル5
を車体(図示せず)に図示しないボルト、ナツト
により固定して取り付けることによつて支持さ
れ、この本体6の前方側にマスタシリンダ(図示
せず)が同様に図示しないボルト・ナツトにより
固定されかつ密に取り付けられる。ハブ部材9は
全体として筒状であり、後方部分91は前方部分
92に比べて小径であり、その小径を後方部分9
1は後方シエル5の中央の孔34を貫通して外部
に突出している。
ハブ部材9の中心を貫く段付きの内孔13に
は、その前端部側に抜止め14を介して出力軸1
5が嵌合してあり、出力軸15の前後は、マスタ
シリンダのピストン後部の凹所底部に当接され
る。抜止め14は、その内方への弾性爪141に
よりハブ部材9の端部に圧入保持されている。出
力軸15の後方には、力伝達部材としてのラバー
デイスク16、プランジヤ17さらにプランジヤ
17と揺動可能にかつ軸方向に抜止めを施して結
合した入力軸18が各々配設されている。プラン
ジヤ17の後方端外周に設けた円錐状弁座21
と、その径方向外方側の段付き内孔13の段部に
形成した弁座22とに各々着座可能に対向してポ
ペツト弁体23が配設されている。このポペツト
弁体23は、その後端部を段付き内孔13の後方
側の段部に係合しており、前方側部分230が可
動になつている。ポペツト弁体23と入力軸18
との間には、入力軸18を後方側に付勢する円錐
ばね状の第1部分241と、ポペツト弁体23の
前方側部分230を前方側に付勢する第2部分2
42とを一体に作成した弁ばね24が張設されて
いる。ポペツト弁体23の前方側部分230の外
周は、ハブ部材9に設けた通路25によつて常時
負圧室11に連通し、さらに、図示しない配管を
通してエンジンのインテークマニホルド等の負圧
源に連絡される。他方、ポペツト弁体23の内周
側は、段付き内孔13の開口に配置したフイルタ
26を通して大気に常時連絡している。また、ポ
ペツト弁体23の前方側でプランジヤ17の後方
部外周は、ハブ部材9の通路27を通して常時高
圧室12に連絡している。
は、その前端部側に抜止め14を介して出力軸1
5が嵌合してあり、出力軸15の前後は、マスタ
シリンダのピストン後部の凹所底部に当接され
る。抜止め14は、その内方への弾性爪141に
よりハブ部材9の端部に圧入保持されている。出
力軸15の後方には、力伝達部材としてのラバー
デイスク16、プランジヤ17さらにプランジヤ
17と揺動可能にかつ軸方向に抜止めを施して結
合した入力軸18が各々配設されている。プラン
ジヤ17の後方端外周に設けた円錐状弁座21
と、その径方向外方側の段付き内孔13の段部に
形成した弁座22とに各々着座可能に対向してポ
ペツト弁体23が配設されている。このポペツト
弁体23は、その後端部を段付き内孔13の後方
側の段部に係合しており、前方側部分230が可
動になつている。ポペツト弁体23と入力軸18
との間には、入力軸18を後方側に付勢する円錐
ばね状の第1部分241と、ポペツト弁体23の
前方側部分230を前方側に付勢する第2部分2
42とを一体に作成した弁ばね24が張設されて
いる。ポペツト弁体23の前方側部分230の外
周は、ハブ部材9に設けた通路25によつて常時
負圧室11に連通し、さらに、図示しない配管を
通してエンジンのインテークマニホルド等の負圧
源に連絡される。他方、ポペツト弁体23の内周
側は、段付き内孔13の開口に配置したフイルタ
26を通して大気に常時連絡している。また、ポ
ペツト弁体23の前方側でプランジヤ17の後方
部外周は、ハブ部材9の通路27を通して常時高
圧室12に連絡している。
こうしたポペツト弁体23、プランジヤ17等
により弁装置Bが構成されている。この弁装置B
の制御形態は次の三つである。一つは、ポペツト
弁体23が弁座21に着座し、かつ弁座22から
離座している状態、換言すると、低圧室11と高
圧室12とを連通し、高圧室12と大気との連通
を遮断している状態であり、高圧室12と低圧室
11との差圧を解消する差圧解消位置である。ま
た一つは、ポペツト弁体23が弁座21および弁
座22に着座している状態、換言すると、高圧室
12と低圧室11との連絡、並びに高圧室12と
大気との連絡がともに遮断されている状態であ
り、高圧室12と低圧室11との差圧を一定に保
つ差圧保持位置である。さらに一つは、ポペツト
弁体23が弁座21から離座し、かつ、弁座22
に着座している状態、換言すれば、低圧室11と
高圧室12とが連絡を遮断され、高圧室12と大
気とが連絡している状態であり、差圧を発生する
差圧発生位置である。特に、差圧発生位置および
差圧解消位置では、これらの位置になる範囲が、
プランジヤ17の可動体10に対する移動範囲の
両端側に各々設定されている。なお、入力軸18
の後端は図示しないペダルに揺動可能にピン結合
されている。
により弁装置Bが構成されている。この弁装置B
の制御形態は次の三つである。一つは、ポペツト
弁体23が弁座21に着座し、かつ弁座22から
離座している状態、換言すると、低圧室11と高
圧室12とを連通し、高圧室12と大気との連通
を遮断している状態であり、高圧室12と低圧室
11との差圧を解消する差圧解消位置である。ま
た一つは、ポペツト弁体23が弁座21および弁
座22に着座している状態、換言すると、高圧室
12と低圧室11との連絡、並びに高圧室12と
大気との連絡がともに遮断されている状態であ
り、高圧室12と低圧室11との差圧を一定に保
つ差圧保持位置である。さらに一つは、ポペツト
弁体23が弁座21から離座し、かつ、弁座22
に着座している状態、換言すれば、低圧室11と
高圧室12とが連絡を遮断され、高圧室12と大
気とが連絡している状態であり、差圧を発生する
差圧発生位置である。特に、差圧発生位置および
差圧解消位置では、これらの位置になる範囲が、
プランジヤ17の可動体10に対する移動範囲の
両端側に各々設定されている。なお、入力軸18
の後端は図示しないペダルに揺動可能にピン結合
されている。
弁装置Bを構成するプランジヤ17の中央部分
は、内孔13の中孔部130に比較的小さな隙間
を形成しつつ嵌合する大径部分171とされてい
る。この大径部分171の外周には、O−リング
からなる密封部材19を装着する溝172が環状
に形成してあり、密封部材19は、プランジヤ1
7と内孔13との両者に密に弾接して当該プラン
ジヤ17の前後の連通を遮断している。これによ
り、低圧室11と高圧室12とが、弁装置Bの上
述のような制御形態によつて関係付けられるよう
にしており、直接連通してしまうことを防止して
いる。また、プランジヤ17の弁座21は、ポペ
ツト弁体23の前方側部分の開口を弁座21の錐
角よりも小さい錐角を成して形成することにより
形成した角部231に着座するようにしてあり、
弁座21がこうした角部231に着座しつつ開口
に喰い込んでいくことを許容して、プランジヤ1
7に倒れが生じてもポペツト弁体23が両弁座2
1,22に同寺に着座するようにしてある。
は、内孔13の中孔部130に比較的小さな隙間
を形成しつつ嵌合する大径部分171とされてい
る。この大径部分171の外周には、O−リング
からなる密封部材19を装着する溝172が環状
に形成してあり、密封部材19は、プランジヤ1
7と内孔13との両者に密に弾接して当該プラン
ジヤ17の前後の連通を遮断している。これによ
り、低圧室11と高圧室12とが、弁装置Bの上
述のような制御形態によつて関係付けられるよう
にしており、直接連通してしまうことを防止して
いる。また、プランジヤ17の弁座21は、ポペ
ツト弁体23の前方側部分の開口を弁座21の錐
角よりも小さい錐角を成して形成することにより
形成した角部231に着座するようにしてあり、
弁座21がこうした角部231に着座しつつ開口
に喰い込んでいくことを許容して、プランジヤ1
7に倒れが生じてもポペツト弁体23が両弁座2
1,22に同寺に着座するようにしてある。
こうした弁装置Bを内部に収容したハブ部材9
は、前述のように筒部であるその後方部分91が
後方シエル5の孔34を貫いて外部に突出してい
る。後方シエル5の後部は前部よりも絞られてお
り、その絞り部分51の内側に孔34が形成され
ており、この孔34の内周面と後方部分91との
間は、可動体10が移動できるように気密化され
ている。すなわち、後方部分91のほぼ全体を被
うるようにブーツ41が配置されており、その後
端部42は後方部分91に嵌着した金具35のフ
ランジ36に引つ掛かつて支持される一方、前端
部43はU字型の密封部材として絞り部分51と
後方部分91との間に挟まつて支持される。ま
た、ブーツ41の前端部43の抜止めおよびずれ
の防止のため、後方シエル5の絞り部分51の後
端は内側に曲げられ、しかも、ブーツ41の前端
部43の前面にはプラスチツク製の支持リング4
4および弾性材料製の止めリング45が設けられ
ている。
は、前述のように筒部であるその後方部分91が
後方シエル5の孔34を貫いて外部に突出してい
る。後方シエル5の後部は前部よりも絞られてお
り、その絞り部分51の内側に孔34が形成され
ており、この孔34の内周面と後方部分91との
間は、可動体10が移動できるように気密化され
ている。すなわち、後方部分91のほぼ全体を被
うるようにブーツ41が配置されており、その後
端部42は後方部分91に嵌着した金具35のフ
ランジ36に引つ掛かつて支持される一方、前端
部43はU字型の密封部材として絞り部分51と
後方部分91との間に挟まつて支持される。ま
た、ブーツ41の前端部43の抜止めおよびずれ
の防止のため、後方シエル5の絞り部分51の後
端は内側に曲げられ、しかも、ブーツ41の前端
部43の前面にはプラスチツク製の支持リング4
4および弾性材料製の止めリング45が設けられ
ている。
ところで、こうした倍力装置1には、可動体1
0を後方に付勢する戻しばね32が前方シエル4
と可動体10との間に張設されている。そのた
め、非作動時、可動体10はこの強い戻しばね3
2によつて後方に付勢され、ダイヤフラム2のリ
ブ33が後方シエル5の内側面に当たつている。
そしてこの時、プランジヤ17および入力軸18
は弁ばね24によつて後方に付勢されているた
め、従来一般には、ポペツト弁体23は、内側の
弁座21に着座している反面、図示の状態とは異
なり、外側の弁座22らはかなり大きく離れて離
座していた。そうしたポペツト弁体23と弁座2
2との離間量が、倍力装置1における初期作動遊
びの主因となつていた。
0を後方に付勢する戻しばね32が前方シエル4
と可動体10との間に張設されている。そのた
め、非作動時、可動体10はこの強い戻しばね3
2によつて後方に付勢され、ダイヤフラム2のリ
ブ33が後方シエル5の内側面に当たつている。
そしてこの時、プランジヤ17および入力軸18
は弁ばね24によつて後方に付勢されているた
め、従来一般には、ポペツト弁体23は、内側の
弁座21に着座している反面、図示の状態とは異
なり、外側の弁座22らはかなり大きく離れて離
座していた。そうしたポペツト弁体23と弁座2
2との離間量が、倍力装置1における初期作動遊
びの主因となつていた。
そこで、このような倍力装置1における初期作
動遊びをゼロとするか、あるいは減少させるため
には、非作動の状態において、ポペツト弁体23
を内外の両方の弁座21,22に着座させせるよ
うに移動させるようにするのが有効である。それ
には、入力軸18あるいはプランジヤ17を前記
離間量が減少もしくはゼロとなるように可動体1
0に対して相対的に前進させれば良い。
動遊びをゼロとするか、あるいは減少させるため
には、非作動の状態において、ポペツト弁体23
を内外の両方の弁座21,22に着座させせるよ
うに移動させるようにするのが有効である。それ
には、入力軸18あるいはプランジヤ17を前記
離間量が減少もしくはゼロとなるように可動体1
0に対して相対的に前進させれば良い。
このために、先に提案したように、以下のとお
りで構成してある。
りで構成してある。
すなわち、倍力装置1には、ハブ部材9の前方
部分92の外周側部分に設けた一対の軸方向に設
けた孔60(作図の都合により第1図では一方の
図示を省略している)に移動自在に密封部材61
を介して嵌合した可動の一対のピン部材62と、
このピン部材62の低圧室11側端部に組み付け
た作動部材70とを用いている。ピン部材62の
高圧室12側端部は後方シエル5に当接するよう
にされている。また、第2図をも参照して説明す
ると、ピン部材62と作動部材70との結合は、
作動部材70の一対の腕部71の両端に設けた一
対の孔72を、ピン部材62の低圧室11側端部
に設けた減径部64に圧入嵌着して結合してあ
り、これによりピン部材62と作動部材70とは
一体となつて移動できるようになつている。作動
部材70の中央部分は、内孔13の前端部に移動
自在に嵌合する円筒状の筒状部74とされてお
り、その内部には、前方側から後方側に順に出力
軸15の大径部151、力伝達部材であるラバー
デイスク16、そして第3図に詳細形状を示す力
伝達のための補助部材81が配置されている。
部分92の外周側部分に設けた一対の軸方向に設
けた孔60(作図の都合により第1図では一方の
図示を省略している)に移動自在に密封部材61
を介して嵌合した可動の一対のピン部材62と、
このピン部材62の低圧室11側端部に組み付け
た作動部材70とを用いている。ピン部材62の
高圧室12側端部は後方シエル5に当接するよう
にされている。また、第2図をも参照して説明す
ると、ピン部材62と作動部材70との結合は、
作動部材70の一対の腕部71の両端に設けた一
対の孔72を、ピン部材62の低圧室11側端部
に設けた減径部64に圧入嵌着して結合してあ
り、これによりピン部材62と作動部材70とは
一体となつて移動できるようになつている。作動
部材70の中央部分は、内孔13の前端部に移動
自在に嵌合する円筒状の筒状部74とされてお
り、その内部には、前方側から後方側に順に出力
軸15の大径部151、力伝達部材であるラバー
デイスク16、そして第3図に詳細形状を示す力
伝達のための補助部材81が配置されている。
第3図を参照すると、補助部材81は前方側に
円環部82を主体としてもち、これから後方側に
一対の円弧状の突出部83が突出形成されてい
る。
円環部82を主体としてもち、これから後方側に
一対の円弧状の突出部83が突出形成されてい
る。
第1図に戻つて説明すると、補助部材81の突
出部83は、内孔13の最も径が小さい小孔部1
31の前方側肩部に当接するようにされていると
ともに、その内孔にプランジヤ17の前端部がラ
バーデイスク16に当接可能に嵌合している。ま
た、一対の突出部83間から作動部材70の後端
に形成した一対の内向ひ突部73が内方に向かつ
て延び、この突部73は、180゜の間隔をもつて、
プランジヤ17の前端部近傍に取り付けたCリン
グ型のストツパ85に後方側から係合可能に位置
付けられ、プランジヤ17に対する係合部として
の機能をもつ。したがつて、プランジヤ17は、
そのストツパ85を作動部材70の突部73に係
合することにより可動体10に対する相対的後退
限位置を規定されることになる。また、プランジ
ヤ17は、その中間部の大径部分171を小孔部
131の後方肩部に当接させることにより可動体
10に対する相対的前進限位置を規定されること
になる。
出部83は、内孔13の最も径が小さい小孔部1
31の前方側肩部に当接するようにされていると
ともに、その内孔にプランジヤ17の前端部がラ
バーデイスク16に当接可能に嵌合している。ま
た、一対の突出部83間から作動部材70の後端
に形成した一対の内向ひ突部73が内方に向かつ
て延び、この突部73は、180゜の間隔をもつて、
プランジヤ17の前端部近傍に取り付けたCリン
グ型のストツパ85に後方側から係合可能に位置
付けられ、プランジヤ17に対する係合部として
の機能をもつ。したがつて、プランジヤ17は、
そのストツパ85を作動部材70の突部73に係
合することにより可動体10に対する相対的後退
限位置を規定されることになる。また、プランジ
ヤ17は、その中間部の大径部分171を小孔部
131の後方肩部に当接させることにより可動体
10に対する相対的前進限位置を規定されること
になる。
このようなピン部材62および作動部材70
は、図示の非作動位置で、弁座22とポペツト弁
体23との間の距離がゼロとなるようにプランジ
ヤ17を可動体10に対して相対的に前進できる
ように寸法付けられている。
は、図示の非作動位置で、弁座22とポペツト弁
体23との間の距離がゼロとなるようにプランジ
ヤ17を可動体10に対して相対的に前進できる
ように寸法付けられている。
さてここで、作動部材70の一対の腕部71
は、一対の孔72を形成した端部と、筒状部74
とを単に一体化するだけではなく、所定の作用力
が作用すると弾性変形する変形部としての役割も
もたせている。すなわち、作動部材70全体は、
弁ばね24の第1部分241の付勢力(圧縮長の
変化によるばね定数に比例した増加分をも含めた
最大値)のみによつては実質的に弾性変形しない
程度の剛性をもたせて作成しているとともに、特
に腕部71は、その長さに比して幅を小さくし、
上記第1部分241の付勢力よりもやや大きくか
つ突部73が変形しない程度の作用力で、弾性変
形するように設定してある。具体的数値として示
せば、たとえば、第1部分241の付勢力が10Kg
f、部73の変形開始力が20Kgfとすると、腕部
73は、それらの中間の数値であればよく、たと
えば12〜18Kgfとすればよい。これらの数値は、
入力軸18に作用する作用力としての換算値とし
て示している。また、実際に腕部73が変形する
際、その変形量は、プランジヤ17のストツパ8
5が部73を介して小孔部131の左側肩部に当
接するまででよく、腕部73の弾性変形限界はそ
れほど大きくなくてもよい。
は、一対の孔72を形成した端部と、筒状部74
とを単に一体化するだけではなく、所定の作用力
が作用すると弾性変形する変形部としての役割も
もたせている。すなわち、作動部材70全体は、
弁ばね24の第1部分241の付勢力(圧縮長の
変化によるばね定数に比例した増加分をも含めた
最大値)のみによつては実質的に弾性変形しない
程度の剛性をもたせて作成しているとともに、特
に腕部71は、その長さに比して幅を小さくし、
上記第1部分241の付勢力よりもやや大きくか
つ突部73が変形しない程度の作用力で、弾性変
形するように設定してある。具体的数値として示
せば、たとえば、第1部分241の付勢力が10Kg
f、部73の変形開始力が20Kgfとすると、腕部
73は、それらの中間の数値であればよく、たと
えば12〜18Kgfとすればよい。これらの数値は、
入力軸18に作用する作用力としての換算値とし
て示している。また、実際に腕部73が変形する
際、その変形量は、プランジヤ17のストツパ8
5が部73を介して小孔部131の左側肩部に当
接するまででよく、腕部73の弾性変形限界はそ
れほど大きくなくてもよい。
こうした負圧式倍力装置1においては、ピン部
材62と作動部材70とが相俟つてもつストツパ
機能によつてプランジヤ17の後退限を少し前進
させることになり、それによつて非作動時、ポペ
ツト弁体23は内外の両弁座21,22に共に着
座するようになる。このことは、倍力装置1自体
における作動遊びが解消することを意味する。
材62と作動部材70とが相俟つてもつストツパ
機能によつてプランジヤ17の後退限を少し前進
させることになり、それによつて非作動時、ポペ
ツト弁体23は内外の両弁座21,22に共に着
座するようになる。このことは、倍力装置1自体
における作動遊びが解消することを意味する。
そこで、図示しないペダルの踏込みにより入力
軸18を前進すれば、弁装置Bは直ちに差圧発生
位置に切り換わる。すると、可動体10は耳圧に
より戻しばね32の力に抗して前進し、出力軸1
5は、ラバーデイスク16および補助部材81を
介して可動体10の移動力と、ラバーデイスク1
6およびプランジヤ17を介して入力軸18の移
動力(入力)を受け、両移動力の和である押圧力
により、図示しないマスタシリンダのピストンを
前進させ圧力を発生させる。そして、入力軸18
の移動力(入力)と、ラバーデイスク16からプ
ランジヤ17に作用する反力とが釣り合うと、弁
装置Bは差圧保持位置に切り換わり、マスタシリ
ンダにおける発生圧力が一定になる。
軸18を前進すれば、弁装置Bは直ちに差圧発生
位置に切り換わる。すると、可動体10は耳圧に
より戻しばね32の力に抗して前進し、出力軸1
5は、ラバーデイスク16および補助部材81を
介して可動体10の移動力と、ラバーデイスク1
6およびプランジヤ17を介して入力軸18の移
動力(入力)を受け、両移動力の和である押圧力
により、図示しないマスタシリンダのピストンを
前進させ圧力を発生させる。そして、入力軸18
の移動力(入力)と、ラバーデイスク16からプ
ランジヤ17に作用する反力とが釣り合うと、弁
装置Bは差圧保持位置に切り換わり、マスタシリ
ンダにおける発生圧力が一定になる。
この間、ピン部材62と作動部材70とは、比
較的自由な状態になつているが、それらに作用す
る外力、すなわち、ピン部材62に作用する差圧
により前方へ向かう付勢力を受け、さらには、作
動中に生ずるラバーデイスク16の圧縮によつて
作動部材70とラバーデイスク16との摩擦接合
力が増加し、これにより、作動部材70がラバー
デイスク16と一体となつて移動しようとする
が、倍力装置1の作動に対して不具合は生じな
い。
較的自由な状態になつているが、それらに作用す
る外力、すなわち、ピン部材62に作用する差圧
により前方へ向かう付勢力を受け、さらには、作
動中に生ずるラバーデイスク16の圧縮によつて
作動部材70とラバーデイスク16との摩擦接合
力が増加し、これにより、作動部材70がラバー
デイスク16と一体となつて移動しようとする
が、倍力装置1の作動に対して不具合は生じな
い。
他方、その後ペダルの踏込みをやめると、入力
軸18が弁ばね24の力によつて後方に戻され
る。この後方への移動力は、プランジヤ17を後
退させてストツパ85と作動部材70の突部73
とを係合させるとともに作動部材70とピン部材
62とを後退させるように作用する。このとき、
ピン部材62と作動部材70は、プランジヤ17
の後退に応じて部73が小孔部131の前方肩部
に当接するまで後退し、プランジヤ17は、スト
ツパ85、突部73を介して小孔部131の前方
肩部に当接する最大後退位置まで後退し、弁装置
Bを差圧解消位置へ切り換える。この切換え状態
は、低圧室11と高圧室12とが連通して差圧が
解消されることにより可動体10が戻しばね32
の作用力で後方に移動した後方シエル5に当接す
る直前まで持続される。したがつて、高圧室12
の大気は充分に低圧室11側に移動し、さらに
は、外部圧力源である負圧源に充分に吸引され
る。その結果、両室11,12はほぼ同圧かつ充
分な真空圧となる。
軸18が弁ばね24の力によつて後方に戻され
る。この後方への移動力は、プランジヤ17を後
退させてストツパ85と作動部材70の突部73
とを係合させるとともに作動部材70とピン部材
62とを後退させるように作用する。このとき、
ピン部材62と作動部材70は、プランジヤ17
の後退に応じて部73が小孔部131の前方肩部
に当接するまで後退し、プランジヤ17は、スト
ツパ85、突部73を介して小孔部131の前方
肩部に当接する最大後退位置まで後退し、弁装置
Bを差圧解消位置へ切り換える。この切換え状態
は、低圧室11と高圧室12とが連通して差圧が
解消されることにより可動体10が戻しばね32
の作用力で後方に移動した後方シエル5に当接す
る直前まで持続される。したがつて、高圧室12
の大気は充分に低圧室11側に移動し、さらに
は、外部圧力源である負圧源に充分に吸引され
る。その結果、両室11,12はほぼ同圧かつ充
分な真空圧となる。
可動体10が後方シエル5に当接する直前ピン
部材62の後端が後方シエル5に当接し、可動体
10との一体的な後退をやめる。この後、可動体
10は後方シエル5に当接するまで後退する。こ
の後退によつてプランジヤ17自体は作動部材7
0に係合して後退を停止していることと相俟つ
て、ポペツト弁体23と弁座22との間の距離が
減少してゆき、遂にはポペツト弁体23が両弁座
21,22に着座する図示の状態となるのであ
る。
部材62の後端が後方シエル5に当接し、可動体
10との一体的な後退をやめる。この後、可動体
10は後方シエル5に当接するまで後退する。こ
の後退によつてプランジヤ17自体は作動部材7
0に係合して後退を停止していることと相俟つ
て、ポペツト弁体23と弁座22との間の距離が
減少してゆき、遂にはポペツト弁体23が両弁座
21,22に着座する図示の状態となるのであ
る。
こうした一連の作動において、弁装置Bの切換
えに応じて高圧室12に大気を供給しあるいは排
出する際、プランジヤ17の前後、特に密封部材
19の前後には、大気圧と負圧との差圧が生じ、
この差圧によりおよび密封部材19と内孔13と
の摩擦力により、プランジヤ17と内孔13との
間に生ずる隙間へ密封部材19を喰わせようとす
るが、この隙間は比較的小さいのみならず大きく
なるように変化しないので、先に提案たものと比
較して、喰われを防止して耐久性を大きく向上さ
せることができる。
えに応じて高圧室12に大気を供給しあるいは排
出する際、プランジヤ17の前後、特に密封部材
19の前後には、大気圧と負圧との差圧が生じ、
この差圧によりおよび密封部材19と内孔13と
の摩擦力により、プランジヤ17と内孔13との
間に生ずる隙間へ密封部材19を喰わせようとす
るが、この隙間は比較的小さいのみならず大きく
なるように変化しないので、先に提案たものと比
較して、喰われを防止して耐久性を大きく向上さ
せることができる。
以上この発明を実施例に基づき具体的に説明し
たが、この発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。変更例を例示す
れば、次のとおりである。
たが、この発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。変更例を例示す
れば、次のとおりである。
(1) ピン部材62は、一対すなわち2個使用して
いるが1個だけでもよい。この場合には腕部も
1個となるので、この腕部を変形部とするか、
あるいは、係合部を変形部にするようにしても
よい。
いるが1個だけでもよい。この場合には腕部も
1個となるので、この腕部を変形部とするか、
あるいは、係合部を変形部にするようにしても
よい。
(2) プランジヤ17と作動部材70との係合は、
2個の突部73により行なつているが、3個
(120゜間隔)、4個(90ば間隔)でもよく、それ
以上でもよい。ただし、個数が少ないときには
等間隔に設けておけば好ましく、また、少なく
とも突部には充分な強度をもたせておく必要が
あることは勿論である。
2個の突部73により行なつているが、3個
(120゜間隔)、4個(90ば間隔)でもよく、それ
以上でもよい。ただし、個数が少ないときには
等間隔に設けておけば好ましく、また、少なく
とも突部には充分な強度をもたせておく必要が
あることは勿論である。
(3) ハブ部材9の小孔部131は、その前後の肩
部に各部材が繰り返し当接することになるの
で、強度補強用として金属製の保護リング等を
配置てもよい。
部に各部材が繰り返し当接することになるの
で、強度補強用として金属製の保護リング等を
配置てもよい。
(4) 作動部材の腕部を変形部として利用するのが
最も好都合であるが、他の部所を変形部として
もよいことは勿論である。
最も好都合であるが、他の部所を変形部として
もよいことは勿論である。
(5) 倍力装置の基本的構成として、入−出力関係
が押圧力であるようにしたが、本出願人が既に
提案している牽引式のもの(たとえば、特開昭
58−85749号公報参照)であつても良い。
が押圧力であるようにしたが、本出願人が既に
提案している牽引式のもの(たとえば、特開昭
58−85749号公報参照)であつても良い。
(6) プランジヤ17の外周に装着する密封部材1
9は、O−リングの他にも、たとえば、リツプ
型のシールでもよく、この場合リツプをポペツ
ト弁体23側に向けて装着すればよい。
9は、O−リングの他にも、たとえば、リツプ
型のシールでもよく、この場合リツプをポペツ
ト弁体23側に向けて装着すればよい。
(7) 密封部材19に対向して生ずる隙間を、実施
例では同等にしているが、密封部材19を変形
させる主因である差圧は、第1図で右方から左
方へ押圧するように作用するので、右方側の隙
間を多少大きくしてもかまわず、左方側の隙間
を小さくすればよい。
例では同等にしているが、密封部材19を変形
させる主因である差圧は、第1図で右方から左
方へ押圧するように作用するので、右方側の隙
間を多少大きくしてもかまわず、左方側の隙間
を小さくすればよい。
(発明の効果)
この発明では、プランジヤの外周に溝を形成
し、この溝にプランジヤと内孔との間を密封する
密封部材を装着しているので、先に提案したもの
と比べて密封部材の耐久性を向上できるのみなら
ず、他部所に設けることに比べて、プランジヤの
形状を変更するだけでよく、特に構造を複雑化す
ることがない。
し、この溝にプランジヤと内孔との間を密封する
密封部材を装着しているので、先に提案したもの
と比べて密封部材の耐久性を向上できるのみなら
ず、他部所に設けることに比べて、プランジヤの
形状を変更するだけでよく、特に構造を複雑化す
ることがない。
第1図はこの発明の一実施例である倍力装置の
全体構成を示す側断面図、第2図は第1図の矢印
Aで示される方向からの作動部材のみの矢視図、
第3図は第1図の補助部材の詳細を示す図で、同
図aは側断面図、同図bは正面図を各々示してい
る。 1…負圧式倍力装置、6…本体、91…後方部
分(筒部)、10…可動体、11…低圧室、12
…高圧室、13…内孔、15…出力軸(出力部
材)、17…プランジヤ、172…溝、18…入
力軸(入力部材)19…密封部材、21…弁座
(プランジヤ側)、22…弁座(内孔側)、23…
ポペツト弁体、24…弁ばね、32…戻しばね、
70…作動部材、71…腕部、74…筒状部、B
…弁装置。
全体構成を示す側断面図、第2図は第1図の矢印
Aで示される方向からの作動部材のみの矢視図、
第3図は第1図の補助部材の詳細を示す図で、同
図aは側断面図、同図bは正面図を各々示してい
る。 1…負圧式倍力装置、6…本体、91…後方部
分(筒部)、10…可動体、11…低圧室、12
…高圧室、13…内孔、15…出力軸(出力部
材)、17…プランジヤ、172…溝、18…入
力軸(入力部材)19…密封部材、21…弁座
(プランジヤ側)、22…弁座(内孔側)、23…
ポペツト弁体、24…弁ばね、32…戻しばね、
70…作動部材、71…腕部、74…筒状部、B
…弁装置。
Claims (1)
- 1 本体の内部に形成した内部空間に移動自在に
挿入された可動体と、該可動体の両側に各々区画
される低圧室および高圧室と、前記可動体の他方
側に設けられ本体を移動自在に貫通して外部に突
出する筒部と、該筒部および前記可動体を貫通し
て設けた内孔と、該内孔の両側から各別に移動自
在に嵌合した入力部材および出力部材と、該入力
部材に一体的に設けられ前記内孔内を移動自在な
プランジヤと、このプランジヤに設けた弁座と前
記内孔内壁に設けた弁座とに各々着座可能に対向
する可動部をもつポペツト弁体および前記プラン
ジヤをこのポペツト弁体が一方の弁座から離座す
る非作動位置に付勢する弁ばねを含み前記低圧室
および高圧室と外部圧力源との連通制御を前記プ
ランジヤの前記可動体に対する相対的変位によつ
て行なう弁装置と、、非作動時にプランジヤを弁
ばねに抗して移動させ前記弁装置において前記ポ
ペツト弁体が両弁座に着座するよう付勢する付勢
装置とを備え、前記付勢装置は、前記可動体に設
けた孔に移動自在に嵌合し一端が高圧室側で前記
本体に当接可能であり他端が低圧室側に突出する
軸状部材と、前記内孔に移動自在に嵌合して前記
プランジヤに係合可能な係合部をもつ筒状部およ
びこの筒状部から前記軸状部材に連結すべく延ば
して形成した腕部をもつ作動部材とを有する気圧
式倍力装置において、前記プランジヤの外周に溝
を設けるとともに、この溝に当該プランジヤと前
記内孔との間を密封する密封部材を装着した気圧
式倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59214881A JPS6192949A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 気圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59214881A JPS6192949A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 気圧式倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6192949A JPS6192949A (ja) | 1986-05-10 |
| JPH0441110B2 true JPH0441110B2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=16663110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59214881A Granted JPS6192949A (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 | 気圧式倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6192949A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2853610B1 (fr) * | 2003-04-08 | 2006-04-28 | Bosch Gmbh Robert | Servomoteur d'assistance pneumatique au freinage a bruit de fonctionnement reduit |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP59214881A patent/JPS6192949A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6192949A (ja) | 1986-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5228377A (en) | Brake booster | |
| US4522108A (en) | Vacuum booster device | |
| US4350077A (en) | Differential pressure operated servo boosters | |
| US4428274A (en) | Vacuum booster device | |
| US4794844A (en) | Pneumatically operated servo-booster | |
| JPS6280150A (ja) | ブレ−キブ−スタ | |
| US4718326A (en) | Tandem brake booster | |
| GB2087496A (en) | Vacuum brake booster | |
| EP0629535B1 (en) | Pneumatic booster | |
| EP0420200B1 (en) | A booster | |
| US5609087A (en) | Valve mechanism for booster | |
| JPH0345892Y2 (ja) | ||
| JPH0441110B2 (ja) | ||
| US4399736A (en) | Vacuum suspended brake booster control valve | |
| US5178055A (en) | Vacuum booster | |
| JPH038984B2 (ja) | ||
| US7240602B2 (en) | Brake control device | |
| US5537910A (en) | Actuator for a brake booster | |
| JPS6019008Y2 (ja) | ブレ−キ倍力装置の切換弁装置 | |
| US4936195A (en) | Vacuum brake booster shell extension with radially inwardly projecting annular portion for valve key contact | |
| US4147091A (en) | Fluid pressure servomotor | |
| JPH0347014Y2 (ja) | ||
| JPH0412850Y2 (ja) | ||
| JPS61271163A (ja) | 気圧式倍力装置 | |
| JPH0357565Y2 (ja) |