JPH0357565Y2 - - Google Patents
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- JPH0357565Y2 JPH0357565Y2 JP1985034942U JP3494285U JPH0357565Y2 JP H0357565 Y2 JPH0357565 Y2 JP H0357565Y2 JP 1985034942 U JP1985034942 U JP 1985034942U JP 3494285 U JP3494285 U JP 3494285U JP H0357565 Y2 JPH0357565 Y2 JP H0357565Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- valve seat
- pressure chamber
- power piston
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はブレーキ倍力装置の弁機構に関し、よ
り詳しくは入力軸に連動する弁プランジヤと、バ
ルブボデイに形成した第1弁座と、上記弁プラン
ジヤに形成した第2弁座と上記第1弁座とに着座
する弁体とを備えたブレーキ倍力装置の弁機構に
関するものである。
り詳しくは入力軸に連動する弁プランジヤと、バ
ルブボデイに形成した第1弁座と、上記弁プラン
ジヤに形成した第2弁座と上記第1弁座とに着座
する弁体とを備えたブレーキ倍力装置の弁機構に
関するものである。
「従来の技術」
一般にブレーキ倍力装置では、中間負荷状態に
おける入力と出力とはサーボ比と称する比例関係
にある。そして従来、ブレーキ作動時に入力を所
定値とした場合と、ブレーキ解放作動時に入力を
同一の所定値とした場合とでは、上記弁体を構成
する弾性体の弾性変形に起因して出力にヒステリ
シスによる若干の差があることが知られている
が、その差は僅かなものであつた。
おける入力と出力とはサーボ比と称する比例関係
にある。そして従来、ブレーキ作動時に入力を所
定値とした場合と、ブレーキ解放作動時に入力を
同一の所定値とした場合とでは、上記弁体を構成
する弾性体の弾性変形に起因して出力にヒステリ
シスによる若干の差があることが知られている
が、その差は僅かなものであつた。
「考案が解決しようとする問題点」
しかるに近年においては上記ヒステリシスを大
きく設定し、入力すなわち踏力の変動に対する出
力すなわちブレーキ力の変動を抑えることによ
り、特に車両が走行状態から停止する間における
ブレーキフイーリングを改善することが行なわれ
ているが、ヒステリシスを大きく設定するために
単に弁体を構成する弾性体を柔くすると耐久性に
問題が生じていた。
きく設定し、入力すなわち踏力の変動に対する出
力すなわちブレーキ力の変動を抑えることによ
り、特に車両が走行状態から停止する間における
ブレーキフイーリングを改善することが行なわれ
ているが、ヒステリシスを大きく設定するために
単に弁体を構成する弾性体を柔くすると耐久性に
問題が生じていた。
また、ヒステリシスを大きくする目的で、バル
ブボデイに断面三角形の環状ゴムを取り付けて該
環状ゴムによつて弁座を構成するとともに、その
弁座と当接する弁体の先端部にも弾性変形可能な
変形部を形成したものは公知である(例えば、特
開昭56−124544号公報)。しかしながら、そのよ
うな構成とした場合には、弁座を構成する環状ゴ
ムをバルブボデイに取り付ける必要があるので、
その分だけ倍力装置の製造作業が煩雑になる。し
かも、上記断面三角形の環状ゴムからなる弁座と
弁体の変形部とが繰り返し接離されることによつ
て、それら弁座の先端部および弁体の変形部が損
傷しやすいという欠点があつた。
ブボデイに断面三角形の環状ゴムを取り付けて該
環状ゴムによつて弁座を構成するとともに、その
弁座と当接する弁体の先端部にも弾性変形可能な
変形部を形成したものは公知である(例えば、特
開昭56−124544号公報)。しかしながら、そのよ
うな構成とした場合には、弁座を構成する環状ゴ
ムをバルブボデイに取り付ける必要があるので、
その分だけ倍力装置の製造作業が煩雑になる。し
かも、上記断面三角形の環状ゴムからなる弁座と
弁体の変形部とが繰り返し接離されることによつ
て、それら弁座の先端部および弁体の変形部が損
傷しやすいという欠点があつた。
「問題点を解決するための手段」
このような事情に鑑み、本考案は、シエル内に
摺動自在に配設したパワーピストンと、このパワ
ーピストン軸部のバルブボデイ内に収納した弁機
構と、上記パワーピストンの作動方向前方側に形
成した定圧室と後方側に形成した変圧室と、上記
弁機構を作動させて流路を切換えさせ、上記変圧
室に圧力流体を供給してパワーピストンを前進さ
せる入力軸とを備え、かつ上記弁機構を、入力軸
に連動する弁プランジヤと、バルブボデイに形成
した第1弁座と、上記弁プランジヤに形成した第
2弁座と上記第1弁座とに着座する弁体とから構
成したブレーキ倍力装置において、 上記弁体の第1弁座への着座部と第2弁座への
着座部との少なくとも一方に、着座時に湾曲され
ながら弾性変形される湾曲部を形成するととも
に、該湾曲部の弾性変形量を規制するストツパ部
を形成したものである。
摺動自在に配設したパワーピストンと、このパワ
ーピストン軸部のバルブボデイ内に収納した弁機
構と、上記パワーピストンの作動方向前方側に形
成した定圧室と後方側に形成した変圧室と、上記
弁機構を作動させて流路を切換えさせ、上記変圧
室に圧力流体を供給してパワーピストンを前進さ
せる入力軸とを備え、かつ上記弁機構を、入力軸
に連動する弁プランジヤと、バルブボデイに形成
した第1弁座と、上記弁プランジヤに形成した第
2弁座と上記第1弁座とに着座する弁体とから構
成したブレーキ倍力装置において、 上記弁体の第1弁座への着座部と第2弁座への
着座部との少なくとも一方に、着座時に湾曲され
ながら弾性変形される湾曲部を形成するととも
に、該湾曲部の弾性変形量を規制するストツパ部
を形成したものである。
「作用」
このような構成によれば、弁体自体を柔らかく
しなくとも大きな弾性変形量を得ることができ
る。また、上記ストツパ部を設けているので、弁
座と弁体とが繰り返し接離されても上記湾曲部に
対して不必要な押圧力が繰り返し作用することが
ない。
しなくとも大きな弾性変形量を得ることができ
る。また、上記ストツパ部を設けているので、弁
座と弁体とが繰り返し接離されても上記湾曲部に
対して不必要な押圧力が繰り返し作用することが
ない。
したがつて、弁体の耐久性を損なうことなくブ
レーキフイーリングの向上を図ることができる。
レーキフイーリングの向上を図ることができる。
「実施例」
以下図示実施例について本考案を説明すると、
第2図において、ブレーキ倍力装置のシエル1内
にパワーピストン2を摺動自在に設けるととも
に、このパワーピストン2の背面にダイアフラム
3を張設し、上記パワーピストン2およびダイア
フラム3によつて上記シエル1内を前方の定圧室
4と後方の変圧室5とに区画している。そして上
記パワーピストン2の軸部に一体にバルブボデイ
6を設け、このバルブボデイ6内に流路を切換え
る弁機構7を収納している。
第2図において、ブレーキ倍力装置のシエル1内
にパワーピストン2を摺動自在に設けるととも
に、このパワーピストン2の背面にダイアフラム
3を張設し、上記パワーピストン2およびダイア
フラム3によつて上記シエル1内を前方の定圧室
4と後方の変圧室5とに区画している。そして上
記パワーピストン2の軸部に一体にバルブボデイ
6を設け、このバルブボデイ6内に流路を切換え
る弁機構7を収納している。
上記弁機構7はバルブボデイ6に形成した第1
弁座10、弁プランジヤ11に形成した第2弁座
12および両弁座10,12にパワーピストン2
の後方側すなわち第2図の右方からばね13の弾
撥力によつて着座するゴム等の弾性体からなる弁
体14を備えている。そして、上記第1弁座10
と弁体14とのシート部より外側をバルブボデイ
6に形成した通路15を介して上記定圧室4に連
通させ、さらにその定圧室4をシエル1に設けた
負圧導入管16を介して図示しないエンジンのイ
ンテークマニホールド等の負圧源に連通させてい
る。
弁座10、弁プランジヤ11に形成した第2弁座
12および両弁座10,12にパワーピストン2
の後方側すなわち第2図の右方からばね13の弾
撥力によつて着座するゴム等の弾性体からなる弁
体14を備えている。そして、上記第1弁座10
と弁体14とのシート部より外側をバルブボデイ
6に形成した通路15を介して上記定圧室4に連
通させ、さらにその定圧室4をシエル1に設けた
負圧導入管16を介して図示しないエンジンのイ
ンテークマニホールド等の負圧源に連通させてい
る。
他方、上記第1弁座10と弁体14、および第
2弁座12と弁体14との各シール部の中間部は
バルブボデイ6に形成した通路17を介して変圧
室5に連通させ、さらに上記第2弁座12と弁体
14とのシート部より内側はフイルタ18を介し
て大気に連通させている。なお、上記変圧室5
は、上記バルブボデイ6を摺動自在に貫通させた
シール部材19によつて外部との気密を保つてい
る。
2弁座12と弁体14との各シール部の中間部は
バルブボデイ6に形成した通路17を介して変圧
室5に連通させ、さらに上記第2弁座12と弁体
14とのシート部より内側はフイルタ18を介し
て大気に連通させている。なお、上記変圧室5
は、上記バルブボデイ6を摺動自在に貫通させた
シール部材19によつて外部との気密を保つてい
る。
上記弁機構7を構成する弁プランジヤ11は図
示しないブレーキペダルに連動させた入力軸25
に連結し、また弁プランジヤ11の先端面は出力
軸26の基部に設けたリアクシヨンデイスク27
に対向させている。そして、上記出力軸26はシ
ール部材28を貫通してシエル1の外部に突出さ
せるとともに図示しないマスターシリンダのピス
トンに連動させている。なお、上記パワーピスト
ン2やバルブボデイ6等は、通常は、リターンス
プリング29によつて図示非作動位置に保持して
いる。
示しないブレーキペダルに連動させた入力軸25
に連結し、また弁プランジヤ11の先端面は出力
軸26の基部に設けたリアクシヨンデイスク27
に対向させている。そして、上記出力軸26はシ
ール部材28を貫通してシエル1の外部に突出さ
せるとともに図示しないマスターシリンダのピス
トンに連動させている。なお、上記パワーピスト
ン2やバルブボデイ6等は、通常は、リターンス
プリング29によつて図示非作動位置に保持して
いる。
然して、上記弁体14の第1弁座10と第2弁
座12側の端面は全体としては平面状に形成して
いるが、第1図に拡大して示すように、上記弁体
14の第2弁座12への着座部には、着座時に湾
曲されながら弾性変形される湾曲部30を形成し
ている。この湾曲部30は弁プランジヤ11側に
軸方向に向けて環状に突出させてあり、その外側
に環状凹部31を形成して湾曲部30がその環状
凹部31側に湾曲できるようにし、また、湾曲部
30の内側にはバツクアツプリング32によつて
支持されて弁プランジヤ11の着座時にこれを弁
体14に対して停止させるストツパ部33を形成
している。
座12側の端面は全体としては平面状に形成して
いるが、第1図に拡大して示すように、上記弁体
14の第2弁座12への着座部には、着座時に湾
曲されながら弾性変形される湾曲部30を形成し
ている。この湾曲部30は弁プランジヤ11側に
軸方向に向けて環状に突出させてあり、その外側
に環状凹部31を形成して湾曲部30がその環状
凹部31側に湾曲できるようにし、また、湾曲部
30の内側にはバツクアツプリング32によつて
支持されて弁プランジヤ11の着座時にこれを弁
体14に対して停止させるストツパ部33を形成
している。
以上の構成において、第1図、第2図に示すブ
レーキ倍力装置の非作動時には、弁プランジヤ1
1の第2弁座12が弁体14に着座して変圧室5
と大気との連通を遮断し、また弁体14は第1弁
座10から離座して変圧室5を通路17、弁体1
4と第1弁座10との間隙および通路15を介し
て定圧室4内に連通させている。そしてこの状態
では、第1図の想像線で示すように、弁体14の
湾曲部30は弁プランジヤ11の球状の第2弁座
により半径方向外方に湾曲された状態となつてい
る。
レーキ倍力装置の非作動時には、弁プランジヤ1
1の第2弁座12が弁体14に着座して変圧室5
と大気との連通を遮断し、また弁体14は第1弁
座10から離座して変圧室5を通路17、弁体1
4と第1弁座10との間隙および通路15を介し
て定圧室4内に連通させている。そしてこの状態
では、第1図の想像線で示すように、弁体14の
湾曲部30は弁プランジヤ11の球状の第2弁座
により半径方向外方に湾曲された状態となつてい
る。
この非作動状態から、図示しないブレーキペダ
ルが踏み込まれて入力軸25および弁プランジヤ
11が左行されると、弁体14がバルブボデイ6
の第1弁座10に着座して上記変圧室5と定圧室
4間の連通を遮断するが、この状態から入力軸2
5がさらに所要距離前進されるまでは、上記湾曲
部30が自己の復元力により第2弁座12との接
触状態を維持するので、弁体14が弁プランジヤ
11の第2弁座12から離座することはない。
ルが踏み込まれて入力軸25および弁プランジヤ
11が左行されると、弁体14がバルブボデイ6
の第1弁座10に着座して上記変圧室5と定圧室
4間の連通を遮断するが、この状態から入力軸2
5がさらに所要距離前進されるまでは、上記湾曲
部30が自己の復元力により第2弁座12との接
触状態を維持するので、弁体14が弁プランジヤ
11の第2弁座12から離座することはない。
そして弁体14がバルブボデイ6の第1弁座1
0に着座してからさらに入力軸25が所要距離前
進されると、上記弁体14の湾曲部30が弁プラ
ンジヤ11の第2弁座12から離座して大気と変
圧室5とを連通させるので、これにより大気が上
記変圧室5内に供給され、従来周知のブレーキ倍
力装置と同様に、パワーピストン2前後の圧力差
によりパワーピストン2がリターンスプリング2
9の弾撥力に抗して前進されてブレーキ作用が行
なわれる。
0に着座してからさらに入力軸25が所要距離前
進されると、上記弁体14の湾曲部30が弁プラ
ンジヤ11の第2弁座12から離座して大気と変
圧室5とを連通させるので、これにより大気が上
記変圧室5内に供給され、従来周知のブレーキ倍
力装置と同様に、パワーピストン2前後の圧力差
によりパワーピストン2がリターンスプリング2
9の弾撥力に抗して前進されてブレーキ作用が行
なわれる。
次に、上記ブレーキ作動状態からブレーキペダ
ルの踏力を開放した際には、入力軸25の後退に
伴なつて弁プランジヤ11の第2弁座12が弁体
14の湾曲部30に着座し、まず変圧室5と大気
との連通を遮断する。そしてひき続く弁プランジ
ヤ11の後退に伴なつて球状の第2弁座12が湾
曲部30を半径方向外方に湾曲させるようにな
り、その第2弁座12の内周部が弁体14のスト
ツパ部33に当接すると、これによつて初めて弁
体14が弁プランジヤ11と一体的に後退するよ
うになる。そして弁体14が弁プランジヤ11と
一体的に後退すると、弁体14が第1弁座10か
ら離座して変圧室5を定圧室4に連通させるの
で、パワーピストン2はリターンスプリング29
によつて元の非作動位置に復帰されるようにな
る。
ルの踏力を開放した際には、入力軸25の後退に
伴なつて弁プランジヤ11の第2弁座12が弁体
14の湾曲部30に着座し、まず変圧室5と大気
との連通を遮断する。そしてひき続く弁プランジ
ヤ11の後退に伴なつて球状の第2弁座12が湾
曲部30を半径方向外方に湾曲させるようにな
り、その第2弁座12の内周部が弁体14のスト
ツパ部33に当接すると、これによつて初めて弁
体14が弁プランジヤ11と一体的に後退するよ
うになる。そして弁体14が弁プランジヤ11と
一体的に後退すると、弁体14が第1弁座10か
ら離座して変圧室5を定圧室4に連通させるの
で、パワーピストン2はリターンスプリング29
によつて元の非作動位置に復帰されるようにな
る。
このように、弁体14がバルブボデイ6の第1
弁座10に着座して上記変圧室5と定圧室4間の
連通を遮断してから弁体14が弁プランジヤ11
の第2弁座12から離座して大気と変圧室5とを
連通させるまでの間、並びに、弁プランジヤ11
の第2弁座12が弁体14に着座して変圧室5と
大気との連通を遮断してから、弁体14が第1弁
座10から離座して変圧室5を定圧室4に連通さ
せるまでの間に、それらの連通状態を変更するこ
となく上記湾曲部30の湾曲により弁プランジヤ
11および入力軸25が大きく変位するようにな
るので、出力に大きなヒステリシスが生じるよう
になる。
弁座10に着座して上記変圧室5と定圧室4間の
連通を遮断してから弁体14が弁プランジヤ11
の第2弁座12から離座して大気と変圧室5とを
連通させるまでの間、並びに、弁プランジヤ11
の第2弁座12が弁体14に着座して変圧室5と
大気との連通を遮断してから、弁体14が第1弁
座10から離座して変圧室5を定圧室4に連通さ
せるまでの間に、それらの連通状態を変更するこ
となく上記湾曲部30の湾曲により弁プランジヤ
11および入力軸25が大きく変位するようにな
るので、出力に大きなヒステリシスが生じるよう
になる。
したがつてこれにより、入力の変動に対する出
力の変動を抑えて車両が走行状態から停止する間
のブレーキフイーリングを改善することが可能と
なり、またヒステリシスを大きくするために湾曲
部30の半径方向外方への湾曲を利用しているの
で、弁体14を構成する弾性体を柔くしてその弁
体14の弾力自体で軸方向へ大きく弾性変形させ
る必要がない。また、上記ストツパ部33を設け
たことにより、湾曲部30の弾性変形量を規制で
きるので、第2弁座12と弁体14とが繰り返し
接離されても上記湾曲部30に対して不必要な押
圧力が繰り返し作用することがない。したがつ
て、弁体14の耐久性の低下を防止することがで
きるようになる。
力の変動を抑えて車両が走行状態から停止する間
のブレーキフイーリングを改善することが可能と
なり、またヒステリシスを大きくするために湾曲
部30の半径方向外方への湾曲を利用しているの
で、弁体14を構成する弾性体を柔くしてその弁
体14の弾力自体で軸方向へ大きく弾性変形させ
る必要がない。また、上記ストツパ部33を設け
たことにより、湾曲部30の弾性変形量を規制で
きるので、第2弁座12と弁体14とが繰り返し
接離されても上記湾曲部30に対して不必要な押
圧力が繰り返し作用することがない。したがつ
て、弁体14の耐久性の低下を防止することがで
きるようになる。
次に、第3a図、第3b図は本考案の他の実施
例を示したもので、この実施例では弁体14のバ
ツプアツプリング32の開口35を大径とするこ
とにより、弁体14の第2弁座12への着座部を
バツクアツプリング32の開口35より半径方向
内方に向けて突出させている。そして、上記開口
35の内周に断面L字形のリテーナリング37を
摺動自在に嵌合し、このリテーナリング37をば
ね13の弾撥力によつてバツクアツプリング32
に弾接させて、上記湾曲部36を弁プランジヤ1
1側に湾曲突出させたものである。この実施例で
は、バツプアツプリング32における前方(左
方)側の端面の内周縁をストツパ部33として構
成している。
例を示したもので、この実施例では弁体14のバ
ツプアツプリング32の開口35を大径とするこ
とにより、弁体14の第2弁座12への着座部を
バツクアツプリング32の開口35より半径方向
内方に向けて突出させている。そして、上記開口
35の内周に断面L字形のリテーナリング37を
摺動自在に嵌合し、このリテーナリング37をば
ね13の弾撥力によつてバツクアツプリング32
に弾接させて、上記湾曲部36を弁プランジヤ1
1側に湾曲突出させたものである。この実施例で
は、バツプアツプリング32における前方(左
方)側の端面の内周縁をストツパ部33として構
成している。
この第3a図、第3b図に示す実施例において
は、上記湾曲部36に弁プランジヤ11の第2弁
座12が着座した際には、その湾曲部36を軸方
向に大きく湾曲させることができるので、前述し
た実施例と同等の作用効果が得られることは明ら
かである。なお、第3b図に示すように、上記湾
曲部36の湾曲は、該湾曲部36がストツパ部3
3に当接することで停止されるようになつてい
る。
は、上記湾曲部36に弁プランジヤ11の第2弁
座12が着座した際には、その湾曲部36を軸方
向に大きく湾曲させることができるので、前述し
た実施例と同等の作用効果が得られることは明ら
かである。なお、第3b図に示すように、上記湾
曲部36の湾曲は、該湾曲部36がストツパ部3
3に当接することで停止されるようになつてい
る。
さらに、上記両実施例は、いずれも弁体14の
第2弁座12に対する着座部に湾曲部30,36
を形成しているが、弁体14の第1弁座10に対
する着座部に湾曲部を形成することも可能であ
る。第4図はそのような実施例を示したもので、
本実施例では弁体14の第1弁座10への着座部
に、着座時に湾曲されながら弾性変形される湾曲
部40を形成している。この湾曲部40は、バツ
クアツプリング32と第1弁座10側の端面との
間の外周に環状溝41を形成することによつて形
成してあり、第1弁座10の着座時には、第4図
の想像線で示すように、軸方向に湾曲させること
ができるようにしている。また、この実施例で
は、上記環状溝41における右方側の壁部の外周
縁をストツパ部33として構成するようにしてあ
り、このストツパ部33によつて湾曲部40の変
形量を規制するようにしている。
第2弁座12に対する着座部に湾曲部30,36
を形成しているが、弁体14の第1弁座10に対
する着座部に湾曲部を形成することも可能であ
る。第4図はそのような実施例を示したもので、
本実施例では弁体14の第1弁座10への着座部
に、着座時に湾曲されながら弾性変形される湾曲
部40を形成している。この湾曲部40は、バツ
クアツプリング32と第1弁座10側の端面との
間の外周に環状溝41を形成することによつて形
成してあり、第1弁座10の着座時には、第4図
の想像線で示すように、軸方向に湾曲させること
ができるようにしている。また、この実施例で
は、上記環状溝41における右方側の壁部の外周
縁をストツパ部33として構成するようにしてあ
り、このストツパ部33によつて湾曲部40の変
形量を規制するようにしている。
このような構成によつても上述した実施例と同
等の作用効果が得られることは明らかである。
等の作用効果が得られることは明らかである。
「考案の効果」
以上のように、本考案によれば、弁体の耐久性
を損なうことなくヒステリシスを大きくすること
ができ、これによりブレーキフイーリングを良好
なものとすることができるという効果が得られ
る。
を損なうことなくヒステリシスを大きくすること
ができ、これによりブレーキフイーリングを良好
なものとすることができるという効果が得られ
る。
第1図は本考案の一実施例を示し、第2図の要
部の拡大断面図、第2図は全体の断面図、第3a
図、第3b図、第4図はそれぞれ本考案の他の実
施例を示す断面図で、第3b図は第3a図と異な
る状態を示す断面図である。 1……シエル、2……パワーピストン、4……
定圧室、5……変圧室、6……バルブボデイ、7
……弁機構、10……第1弁座、11……弁プラ
ンジヤ、12……第2弁座、14……弁体、25
……入力軸、30,36,40……湾曲部、33
……ストツパ部。
部の拡大断面図、第2図は全体の断面図、第3a
図、第3b図、第4図はそれぞれ本考案の他の実
施例を示す断面図で、第3b図は第3a図と異な
る状態を示す断面図である。 1……シエル、2……パワーピストン、4……
定圧室、5……変圧室、6……バルブボデイ、7
……弁機構、10……第1弁座、11……弁プラ
ンジヤ、12……第2弁座、14……弁体、25
……入力軸、30,36,40……湾曲部、33
……ストツパ部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シエル内に摺動自在に配設したパワーピストン
と、このパワーピストン軸部のバルブボデイ内に
収納した弁機構と、上記パワーピストンの作動方
向前方側に形成した定圧室と後方側に形成した変
圧室と、上記弁機構を作動させて流路を切換えさ
せ、上記変圧室に圧力流体を供給してパワーピス
トンを前進させる入力軸とを備え、かつ上記弁機
構を、入力軸に連動する弁プランジヤと、バルブ
ボデイに形成した第1弁座と、上記弁プランジヤ
に形成した第2弁座と上記第1弁座とに着座する
弁体とから構成したブレーキ倍力装置において、 上記弁体の第1弁座への着座部と第2弁座への
着座部との少なくとも一方に、着座時に湾曲され
ながら弾性変形される湾曲部を形成するととも
に、該湾曲部の弾性変形量を規制するストツパ部
を形成したことを特徴とするブレーキ倍力装置の
弁機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985034942U JPH0357565Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985034942U JPH0357565Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61150264U JPS61150264U (ja) | 1986-09-17 |
| JPH0357565Y2 true JPH0357565Y2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=30538779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985034942U Expired JPH0357565Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0357565Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2660606B2 (ja) * | 1990-09-10 | 1997-10-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用液圧ブースタ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56124544A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-30 | Nissan Motor Co Ltd | Vacuum servo type brake |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP1985034942U patent/JPH0357565Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61150264U (ja) | 1986-09-17 |
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