JPH0441452Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441452Y2 JPH0441452Y2 JP1983018382U JP1838283U JPH0441452Y2 JP H0441452 Y2 JPH0441452 Y2 JP H0441452Y2 JP 1983018382 U JP1983018382 U JP 1983018382U JP 1838283 U JP1838283 U JP 1838283U JP H0441452 Y2 JPH0441452 Y2 JP H0441452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holders
- shape memory
- memory alloy
- magnetic head
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリング形磁気ヘツドに関し、特に形状
記憶合金を用いた組立て構造に関する。
記憶合金を用いた組立て構造に関する。
従来、リング形磁気ヘツドは、第1図に示すよ
うに巻線2を施したC字状コア1をホルダー3に
樹脂等で接着し突合せ面を平面研削した組合せ体
を2個、コア1の一端にチタン箔等の空隙スペー
ス4をはさみ込んでヘツド空隙部を形成して、両
ホルダー3にねじ5を挿通して締め付けている。
しかしこの構造ではねじ5の締付け時均等にトル
クを加える必要があり多くの工数を要する欠点が
あり、また温度変化や外部からの振動・衝撃を受
けることによつてヘツド空隙部にずれや段差が生
じて磁気ヘツドの特性が劣化する欠点があつた。
うに巻線2を施したC字状コア1をホルダー3に
樹脂等で接着し突合せ面を平面研削した組合せ体
を2個、コア1の一端にチタン箔等の空隙スペー
ス4をはさみ込んでヘツド空隙部を形成して、両
ホルダー3にねじ5を挿通して締め付けている。
しかしこの構造ではねじ5の締付け時均等にトル
クを加える必要があり多くの工数を要する欠点が
あり、また温度変化や外部からの振動・衝撃を受
けることによつてヘツド空隙部にずれや段差が生
じて磁気ヘツドの特性が劣化する欠点があつた。
形状記憶合金はNi−Ti合金や銅合金等で、高
温から冷却するとマルテンサイト変態点で母相か
らマルテンサイト相に変態し、逆に加熱するとマ
ルテンサイト変態点より高温の逆変態点でマルテ
ンサイト相から母相に逆変態する。母相状態であ
る形状に成形した合金をマルテンサイト相におい
て塑性変形させ、その後に逆変態点以上に加熱す
るとその合金の形状は塑性変形前の形状に戻ると
いう非可逆型形状記憶効果をもつ。
温から冷却するとマルテンサイト変態点で母相か
らマルテンサイト相に変態し、逆に加熱するとマ
ルテンサイト変態点より高温の逆変態点でマルテ
ンサイト相から母相に逆変態する。母相状態であ
る形状に成形した合金をマルテンサイト相におい
て塑性変形させ、その後に逆変態点以上に加熱す
るとその合金の形状は塑性変形前の形状に戻ると
いう非可逆型形状記憶効果をもつ。
本考案は、上述のような非可逆型形状記憶効果
を利用してリング形磁気ヘツドのヘツド空隙部の
ずれを防止し、本考案によれば、複数個のコアを
ヘツド空隙部をおいて突き合わせて一対の組み立
てホルダーに固着し、前記一対のホルダーの周囲
を切れ目のない枠状の形状記憶合金で緊締固定し
てなることを特徴とするリング型磁気ヘツドが得
られる。
を利用してリング形磁気ヘツドのヘツド空隙部の
ずれを防止し、本考案によれば、複数個のコアを
ヘツド空隙部をおいて突き合わせて一対の組み立
てホルダーに固着し、前記一対のホルダーの周囲
を切れ目のない枠状の形状記憶合金で緊締固定し
てなることを特徴とするリング型磁気ヘツドが得
られる。
以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明
する。
する。
第2図は本考案による磁気ヘツドの一実施例を
第1図と同様に中間組立品で示す斜視図である。
第1図と同様に中間組立品で示す斜視図である。
第1図と同じ部分には同一符号が付されてい
る。ホルダー3は、ヘツド空隙部を設ける側の脚
部31(以下前部脚部31と呼び、また反対側の
脚部を後部脚部32と呼ぶ)が閉端部33より幅
狭とされ、閉端部33の両側面の前後部両端部と
後部脚部32の両側面とが形状記憶合金6の板幅
と厚さ寸法に対応して切り欠かれている。形状記
憶合金6は例えば80℃近傍に逆変態点をもつ帯状
の板で作られた枠状体であり、ホルダー3の閉端
部33の前部脚部31側と後部脚部32とに突合
せ方向に所要の緊締強さをもつて図に実線で示す
ようにそれぞれ嵌着できるように母相状態におい
て成形されてマルテンサイト相状態で第2図に鎖
線で示すようにホルダー3の突合せ方向と平行方
向にだけ塑性変形(伸長)したものである。
る。ホルダー3は、ヘツド空隙部を設ける側の脚
部31(以下前部脚部31と呼び、また反対側の
脚部を後部脚部32と呼ぶ)が閉端部33より幅
狭とされ、閉端部33の両側面の前後部両端部と
後部脚部32の両側面とが形状記憶合金6の板幅
と厚さ寸法に対応して切り欠かれている。形状記
憶合金6は例えば80℃近傍に逆変態点をもつ帯状
の板で作られた枠状体であり、ホルダー3の閉端
部33の前部脚部31側と後部脚部32とに突合
せ方向に所要の緊締強さをもつて図に実線で示す
ようにそれぞれ嵌着できるように母相状態におい
て成形されてマルテンサイト相状態で第2図に鎖
線で示すようにホルダー3の突合せ方向と平行方
向にだけ塑性変形(伸長)したものである。
中間組立品の組み立ては、巻線2を施したC字
状コア1をホルダー3に接着し平面研削し、この
ような組合せ体の2個をコア1の後部端およびホ
ルダー3の後部脚部端に瞬間接着剤を塗布し、コ
ア1の前部端にはチタン箔、雲母等の空隙スぺー
サ4をはさみ込んで、互いに突き合わせて仮組立
品を作る。この仮組立品に第2図に鎖線で示した
ように形状記憶合金6を両ホルダー3に嵌装した
後形状記憶合金6を逆変態点(例えば80℃)以上
に加熱することによつて形状記憶合金が実線で示
したように塑性変形前の4角の枠形状に戻り、ホ
ルダー3間を緊締固定して完了する。磁気ヘツド
としては中間組立品をシールドケース内に収納し
ケース内に樹脂を注入してからヘツド空隙部およ
びその近傍の外向き面をR面研磨して完成する。
状コア1をホルダー3に接着し平面研削し、この
ような組合せ体の2個をコア1の後部端およびホ
ルダー3の後部脚部端に瞬間接着剤を塗布し、コ
ア1の前部端にはチタン箔、雲母等の空隙スぺー
サ4をはさみ込んで、互いに突き合わせて仮組立
品を作る。この仮組立品に第2図に鎖線で示した
ように形状記憶合金6を両ホルダー3に嵌装した
後形状記憶合金6を逆変態点(例えば80℃)以上
に加熱することによつて形状記憶合金が実線で示
したように塑性変形前の4角の枠形状に戻り、ホ
ルダー3間を緊締固定して完了する。磁気ヘツド
としては中間組立品をシールドケース内に収納し
ケース内に樹脂を注入してからヘツド空隙部およ
びその近傍の外向き面をR面研磨して完成する。
第3図は本考案の他の実施例の中間組立品の仕
上り前の状態を示す斜視図である。形状記憶合金
6を塑性加工する際の形状を変えた例である。即
ち第2図において説明したと同様にホルダー3間
を所要の緊締強さで嵌着できるように母相状態に
おいて枠状体(記憶形状)に成形した合金をマル
テンサイト相において仮組立品の両ホルダー3の
切り欠き段部に載置できるような外接円状に塑性
加工された形状記憶合金6を用いる。第3図に実
線で示したように仮組立品のホルダー3の前部と
後部に形状記憶合金6を嵌挿し、形状記憶合金6
の温度を逆変態点以上に昇温して枠状体(記憶形
状、鎖線で示す)に戻すことによつて両ホルダー
間を締め付け固定する。一旦記憶形状に戻つた形
状記憶合金は温度が変化しても形状は全く変化し
ない。
上り前の状態を示す斜視図である。形状記憶合金
6を塑性加工する際の形状を変えた例である。即
ち第2図において説明したと同様にホルダー3間
を所要の緊締強さで嵌着できるように母相状態に
おいて枠状体(記憶形状)に成形した合金をマル
テンサイト相において仮組立品の両ホルダー3の
切り欠き段部に載置できるような外接円状に塑性
加工された形状記憶合金6を用いる。第3図に実
線で示したように仮組立品のホルダー3の前部と
後部に形状記憶合金6を嵌挿し、形状記憶合金6
の温度を逆変態点以上に昇温して枠状体(記憶形
状、鎖線で示す)に戻すことによつて両ホルダー
間を締め付け固定する。一旦記憶形状に戻つた形
状記憶合金は温度が変化しても形状は全く変化し
ない。
以上に述べたように本考案によれば、ねじの締
付け作業がなく加熱するだけでよいので組立工数
が少なくてすみ、温度変化や外部からの振動・衝
撃に遇つてもホルダー間を緊締する強さが低下せ
ず、したがつてヘツド空隙部に変化が生じること
もなく特性が維持でき、高い信頼性をもつ磁気ヘ
ツドを提供することができる。
付け作業がなく加熱するだけでよいので組立工数
が少なくてすみ、温度変化や外部からの振動・衝
撃に遇つてもホルダー間を緊締する強さが低下せ
ず、したがつてヘツド空隙部に変化が生じること
もなく特性が維持でき、高い信頼性をもつ磁気ヘ
ツドを提供することができる。
第1図は従来の磁気ヘツドの中間組立品の一例
を示す正面図、第2図は本考案による一実施例を
中間組立品の状態で示す斜視図、第3図は本考案
の他の実施例を中間組立品の仕上り前の状態で示
す斜視図である。 図において、1……C字状コア、2……巻線、
3……ホルダー、31……前部脚部、32……後
部脚部、33……閉端部、4……空隙スペーサ、
5……ねじ、6……形状記憶合金。
を示す正面図、第2図は本考案による一実施例を
中間組立品の状態で示す斜視図、第3図は本考案
の他の実施例を中間組立品の仕上り前の状態で示
す斜視図である。 図において、1……C字状コア、2……巻線、
3……ホルダー、31……前部脚部、32……後
部脚部、33……閉端部、4……空隙スペーサ、
5……ねじ、6……形状記憶合金。
Claims (1)
- 複数個のコアをヘツド空隙部をおいて突き合わ
せて一対の組み立てホルダーに固着し、前記一対
のホルダーの周囲を切れ目のない枠状の形状記憶
合金で緊締固定してなることを特徴とするリング
型磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1838283U JPS59125711U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | リング形磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1838283U JPS59125711U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | リング形磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59125711U JPS59125711U (ja) | 1984-08-24 |
| JPH0441452Y2 true JPH0441452Y2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=30149584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1838283U Granted JPS59125711U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | リング形磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59125711U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49148023U (ja) * | 1973-04-20 | 1974-12-20 | ||
| JPS6245288Y2 (ja) * | 1981-04-16 | 1987-12-03 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP1838283U patent/JPS59125711U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59125711U (ja) | 1984-08-24 |
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