JPH044146A - フッ素樹脂フィルム被覆a1合金めっき綱板 - Google Patents
フッ素樹脂フィルム被覆a1合金めっき綱板Info
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- JPH044146A JPH044146A JP10523490A JP10523490A JPH044146A JP H044146 A JPH044146 A JP H044146A JP 10523490 A JP10523490 A JP 10523490A JP 10523490 A JP10523490 A JP 10523490A JP H044146 A JPH044146 A JP H044146A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/05—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フッ素樹脂フィルムを熱融着したSiを含有
するAl合金めっき鋼板に関するものである。
するAl合金めっき鋼板に関するものである。
特に、フッ素樹脂フィルムの層を有するこのAl合金め
っき鋼板は、高い剛性を有するのはもちろん、フィルム
密着性、耐摩耗性、加工性に優れることから、パン、ケ
ーキ、菓子などを焼くために用いる焼型、平板等の食品
調理、加工器具、とりわけ加熱調理器具用材料として好
適に用いられるものである。
っき鋼板は、高い剛性を有するのはもちろん、フィルム
密着性、耐摩耗性、加工性に優れることから、パン、ケ
ーキ、菓子などを焼くために用いる焼型、平板等の食品
調理、加工器具、とりわけ加熱調理器具用材料として好
適に用いられるものである。
しかも、本発明は、上記用途のものばかりか、耐熱性、
電気的性質、耐薬品性等も優れた特性を有することから
、電子部品用素材、プリント基板、特殊洗浄用容器素材
、電子レンジの内板、炊飯器の内釜、厨房用品用素材等
にも広く利用できるものである。
電気的性質、耐薬品性等も優れた特性を有することから
、電子部品用素材、プリント基板、特殊洗浄用容器素材
、電子レンジの内板、炊飯器の内釜、厨房用品用素材等
にも広く利用できるものである。
〔従来の技術]
従来の加熱調理器具、例えばパンやケーキ、菓子を焼く
ための焼型なとは、こげ付きや離型性をよくするために
、内面にシリコン樹脂を被覆したものが多く用いられて
いる。ところが、このようなシリコン樹脂を被覆した材
料は、耐摩耗性が劣るために、皮膜が2〜3力月で無く
なることが多く、そのために早期に焦げ付きが発生する
ようになる。また、このシリコン樹脂被覆材料は、離型
性が良好であるとはいえ、実際には油の塗布を併用しな
ければならないのが実情である。しかし、油を使用する
と煤が発生するし、発生した煤はしばしばパンやケーキ
、菓子などに付着する。もちろん、煤が付着した製品は
商品価値が低下すると共に、食品衛生上も好ましくない
。そのため、パンやケーキ、菓子製造メーカーでは、加
熱器具の清掃を頻繁に行わねばならないいという問題を
抱えていた。
ための焼型なとは、こげ付きや離型性をよくするために
、内面にシリコン樹脂を被覆したものが多く用いられて
いる。ところが、このようなシリコン樹脂を被覆した材
料は、耐摩耗性が劣るために、皮膜が2〜3力月で無く
なることが多く、そのために早期に焦げ付きが発生する
ようになる。また、このシリコン樹脂被覆材料は、離型
性が良好であるとはいえ、実際には油の塗布を併用しな
ければならないのが実情である。しかし、油を使用する
と煤が発生するし、発生した煤はしばしばパンやケーキ
、菓子などに付着する。もちろん、煤が付着した製品は
商品価値が低下すると共に、食品衛生上も好ましくない
。そのため、パンやケーキ、菓子製造メーカーでは、加
熱器具の清掃を頻繁に行わねばならないいという問題を
抱えていた。
このような事情を背景として、今までにも、油を使用し
なくてもこげ付きがなく、離型性にも優れた前記焼型用
材料についての多くの研究開発がなされてきた。しかし
、そのほとんどは耐食性不良や密着性不良のため、実用
化には到っていないのが実情である。以下に、このよう
な要請に応えるべく開発されたいくつかの従来技術につ
いて述べる。
なくてもこげ付きがなく、離型性にも優れた前記焼型用
材料についての多くの研究開発がなされてきた。しかし
、そのほとんどは耐食性不良や密着性不良のため、実用
化には到っていないのが実情である。以下に、このよう
な要請に応えるべく開発されたいくつかの従来技術につ
いて述べる。
(1) 特開昭61−137534号公報、特開昭6
1138567号公報:これらの技術は、ステンレス綱
やめっき鋼板を4フツ化エチレン樹脂で被覆した材料に
関するもので、離型性は良好であるものの、皮膜にピン
ホールが存在し、フィルムのような平滑性が得られにく
いという課題を抱えている。
1138567号公報:これらの技術は、ステンレス綱
やめっき鋼板を4フツ化エチレン樹脂で被覆した材料に
関するもので、離型性は良好であるものの、皮膜にピン
ホールが存在し、フィルムのような平滑性が得られにく
いという課題を抱えている。
(2)特公昭59−16836号公報、特公昭59−1
6837号公報:これらの技術はAlめっき鋼板にフッ
素樹脂を被覆した材料に関するものである。すなわち、
めっき後の鋼板を150〜600°Cで焼鈍し、その後
表面をサンドブラスト、液体ホーニング等で機械的に粗
面化し、この粗化面にフッ素樹脂を塗装被覆する技術で
ある。これらの技術も上述したと同じ課題を抱えており
、なお改良すべき余地を残しているのが実情である。
6837号公報:これらの技術はAlめっき鋼板にフッ
素樹脂を被覆した材料に関するものである。すなわち、
めっき後の鋼板を150〜600°Cで焼鈍し、その後
表面をサンドブラスト、液体ホーニング等で機械的に粗
面化し、この粗化面にフッ素樹脂を塗装被覆する技術で
ある。これらの技術も上述したと同じ課題を抱えており
、なお改良すべき余地を残しているのが実情である。
(3)特公昭54−24434号公報、特公昭59−1
0304号公報、特開昭63−126728号公報:こ
れらの公報に記載された技術は、フッ素樹脂フィルムラ
ミネート材として知られている技術である。
0304号公報、特開昭63−126728号公報:こ
れらの公報に記載された技術は、フッ素樹脂フィルムラ
ミネート材として知られている技術である。
まず、特公昭54−24434号公報に記載のものは、
AlまたはAl合金を、塩化物水溶液中で直流電解エツ
チングし、次いでこの表面にまずフッ素樹脂分散液を塗
布し、その上に熱可塑性フン素樹脂フィルムを熱間圧着
してなるAl材料に関するものである。この技術は、フ
ィルムの密着性は良好であるが、電解エツチング処理を
行うため、処理に時間がかかることと高価な設備を必要
とすること、しかも生産性が劣る上に沸騰水試験(沸騰
水中に10時間浸漬した後のフィルム密着性(#型エリ
クセン試験結果)に問題がある。
AlまたはAl合金を、塩化物水溶液中で直流電解エツ
チングし、次いでこの表面にまずフッ素樹脂分散液を塗
布し、その上に熱可塑性フン素樹脂フィルムを熱間圧着
してなるAl材料に関するものである。この技術は、フ
ィルムの密着性は良好であるが、電解エツチング処理を
行うため、処理に時間がかかることと高価な設備を必要
とすること、しかも生産性が劣る上に沸騰水試験(沸騰
水中に10時間浸漬した後のフィルム密着性(#型エリ
クセン試験結果)に問題がある。
次に、特公昭59 ” 10304号公報に記載のもの
は、表面粗さ2μm以下のAlまたはAl合金板に、3
μmの陽極酸化皮膜を形成し、さらにその表面に熱可塑
性フッ素樹脂フィルムを熱圧着してなるへ1合金板に関
するものである。この技術は、フッ素樹脂フィルムの薄
膜の誘電率を利用する電気部品に適用するため、フィル
ムの密着性はあまり問題にしておらず、従って、本発明
の如きパンやケーキ、菓子等の焼型の使用には不向きと
言えるものである。
は、表面粗さ2μm以下のAlまたはAl合金板に、3
μmの陽極酸化皮膜を形成し、さらにその表面に熱可塑
性フッ素樹脂フィルムを熱圧着してなるへ1合金板に関
するものである。この技術は、フッ素樹脂フィルムの薄
膜の誘電率を利用する電気部品に適用するため、フィル
ムの密着性はあまり問題にしておらず、従って、本発明
の如きパンやケーキ、菓子等の焼型の使用には不向きと
言えるものである。
そして、特開昭63−126728号公報に記載のもの
は、八1またはAl合金板上に水和酸化皮膜を形成した
上に熱可塑性フッ素樹脂フィルムを被覆してなるAl材
料、および水和酸化皮膜形成後、−旦アミノシラン化合
物で処理してから前記熱可塑性フッ素樹脂および4フツ
化エチレン樹脂フイルムを熱融着させてなる旧材料に関
するものである。この技術は、フィルムの接着を化学的
接着のみに期待して物理的接着がないため接着力が小さ
く、沸騰水試験ではフィルムの剥離が観察された。
は、八1またはAl合金板上に水和酸化皮膜を形成した
上に熱可塑性フッ素樹脂フィルムを被覆してなるAl材
料、および水和酸化皮膜形成後、−旦アミノシラン化合
物で処理してから前記熱可塑性フッ素樹脂および4フツ
化エチレン樹脂フイルムを熱融着させてなる旧材料に関
するものである。この技術は、フィルムの接着を化学的
接着のみに期待して物理的接着がないため接着力が小さ
く、沸騰水試験ではフィルムの剥離が観察された。
以上説明したように、従来の各技術は、パンやケーキ、
菓子等の加熱調理器具用材料としての必要条件である、
フィルムの密着性、耐摩耗性、加工性、および素材の強
度が不十分であり、そのために実用化されていないのが
実情である。
菓子等の加熱調理器具用材料としての必要条件である、
フィルムの密着性、耐摩耗性、加工性、および素材の強
度が不十分であり、そのために実用化されていないのが
実情である。
そこで、本発明は、生産性に優れるほか、フイルムの密
着性、耐摩耗性、加工性、および素材の強度(剛性)な
どの特性に優れる材料の開発を目的とし、それによって
パンやケーキ、菓子等の離型性の優れた加工調理器具用
材料、電子機器用材料などとして好適に用いられるAl
合金めっき鋼板を提供せんとするものである。
着性、耐摩耗性、加工性、および素材の強度(剛性)な
どの特性に優れる材料の開発を目的とし、それによって
パンやケーキ、菓子等の離型性の優れた加工調理器具用
材料、電子機器用材料などとして好適に用いられるAl
合金めっき鋼板を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記の如き目的を実現する上で、パンや
ケーキ、菓子等の焼型用材料として望まれる必要条件を
探るべく、強度、耐食性、耐熱性などについて検討した
。その結果、まず基本となる素材については、Si含有
のAl合金めっき鋼板が最適であることを知見した。
ケーキ、菓子等の焼型用材料として望まれる必要条件を
探るべく、強度、耐食性、耐熱性などについて検討した
。その結果、まず基本となる素材については、Si含有
のAl合金めっき鋼板が最適であることを知見した。
一方、上記Al合金めっき鋼板表面に施すべき皮膜とし
ては、フッ素樹脂エマルジョン塗装皮膜なども検討した
が、耐食性、耐摩耗性に劣っていることが判り、そこで
本発明ではフッ素樹脂フィルムの熱融着皮膜を基本とし
、これに次のような前処理膜が合成されると皮膜特性が
著しく向上することを知見し、本発明に想到した。
ては、フッ素樹脂エマルジョン塗装皮膜なども検討した
が、耐食性、耐摩耗性に劣っていることが判り、そこで
本発明ではフッ素樹脂フィルムの熱融着皮膜を基本とし
、これに次のような前処理膜が合成されると皮膜特性が
著しく向上することを知見し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の第1のものは、シラン化合物水溶液
の処理層を下地として有するSi 1〜15重量%を含
む旧合金めっきm板のその表面に、熱可塑性フッ素樹脂
フィルムの熱融着皮膜を形成してなるフッ素樹脂フィル
ム被覆Al合金めっき綱板であり、 本発明で提案する第2のものは、シラン化合物を添加し
た熱可塑性フッ素樹脂分散液の処理層を下地として有す
るSi 1〜15重量%を含t、−A I合金めっき銅
板のその表面に、熱可塑性フッ素樹脂フィルムの熱融着
皮膜を形成してなるフッ素樹脂フィルム被覆Al合金め
っき鋼板である。
の処理層を下地として有するSi 1〜15重量%を含
む旧合金めっきm板のその表面に、熱可塑性フッ素樹脂
フィルムの熱融着皮膜を形成してなるフッ素樹脂フィル
ム被覆Al合金めっき綱板であり、 本発明で提案する第2のものは、シラン化合物を添加し
た熱可塑性フッ素樹脂分散液の処理層を下地として有す
るSi 1〜15重量%を含t、−A I合金めっき銅
板のその表面に、熱可塑性フッ素樹脂フィルムの熱融着
皮膜を形成してなるフッ素樹脂フィルム被覆Al合金め
っき鋼板である。
そして、本発明で提案する第3のものは、シラン化合物
の水溶液で処理するか又はシラン化合物を含有する熱可
塑性フッ素樹脂分散液の塗布処理を施す前に、Siを1
〜15重量%含有させたAl合金めっき鋼板の表面を粗
面化した後、もしくは粗面化することなく直接、水和酸
化皮膜を形成させ、そして最外層に熱可塑性フッ素樹脂
フィルムの熱融着皮膜を設けてなるフッ素樹脂フィルム
被覆Al合金めっき鋼板である。
の水溶液で処理するか又はシラン化合物を含有する熱可
塑性フッ素樹脂分散液の塗布処理を施す前に、Siを1
〜15重量%含有させたAl合金めっき鋼板の表面を粗
面化した後、もしくは粗面化することなく直接、水和酸
化皮膜を形成させ、そして最外層に熱可塑性フッ素樹脂
フィルムの熱融着皮膜を設けてなるフッ素樹脂フィルム
被覆Al合金めっき鋼板である。
なお、本発明において上記旧合金めっき鋼板は、必要に
応じて粗面化することが望ましい。
応じて粗面化することが望ましい。
以下に、本発明の旧合金めっき鋼板について、さらにそ
の構成を詳細に説明する。
の構成を詳細に説明する。
さて、パンやケーキ、菓子等の焼型として用いられる加
熱調理器具用材料というのは、取扱い時の衝撃などに伴
う変形防止などのために、ある程度の剛性が要求される
。ところで、フッ素樹脂処理を施した従来の材料は、陽
極酸化処理、電解エツチング等による粗面化処理および
水和酸化膜形成処理などの表面処理が容易にできること
が必要になることから、鋼板ではなく、AlまたはAl
合金板を使用していた。しかし、このAlまたはAl合
金板は、剛性が小さく、取扱い時に変形し易い欠点があ
り、例えば、剛性が小さいために製造中にあっても変形
し易く、もちろんこの場合は商品価値がなくなる。
熱調理器具用材料というのは、取扱い時の衝撃などに伴
う変形防止などのために、ある程度の剛性が要求される
。ところで、フッ素樹脂処理を施した従来の材料は、陽
極酸化処理、電解エツチング等による粗面化処理および
水和酸化膜形成処理などの表面処理が容易にできること
が必要になることから、鋼板ではなく、AlまたはAl
合金板を使用していた。しかし、このAlまたはAl合
金板は、剛性が小さく、取扱い時に変形し易い欠点があ
り、例えば、剛性が小さいために製造中にあっても変形
し易く、もちろんこの場合は商品価値がなくなる。
そこで本発明においては、素材それ自身が高い剛性を有
する鋼板に着目し、この鋼板に対し前記表面処理を施す
のに適したAl合金めっきを施したものを用いることと
した。ただし、−C的なAl合金めっき鋼板では、Al
またはAl合金板にフッ素樹脂処理を施すための前処理
である陽極酸化、電解エツチング、水和酸化皮膜処理が
適用できない。
する鋼板に着目し、この鋼板に対し前記表面処理を施す
のに適したAl合金めっきを施したものを用いることと
した。ただし、−C的なAl合金めっき鋼板では、Al
またはAl合金板にフッ素樹脂処理を施すための前処理
である陽極酸化、電解エツチング、水和酸化皮膜処理が
適用できない。
すなわち、Al合金めっき鋼板のめっき層は、通常20
〜40μmの厚さしかなく、電解エツチングを行うとめ
っき層がすぐに無くなり、十分な粗面化や酸化皮膜の形
成ができない。また、陽極酸化では、下地の鉄面が処理
液に悪影響を及ぼして液の劣化を早め、酸化皮膜の形成
が困難になる。従って、このようなAl合金めっき鋼板
上にフッ素樹脂フィルムの熱融着を直接行うことは好ま
しくない。
〜40μmの厚さしかなく、電解エツチングを行うとめ
っき層がすぐに無くなり、十分な粗面化や酸化皮膜の形
成ができない。また、陽極酸化では、下地の鉄面が処理
液に悪影響を及ぼして液の劣化を早め、酸化皮膜の形成
が困難になる。従って、このようなAl合金めっき鋼板
上にフッ素樹脂フィルムの熱融着を直接行うことは好ま
しくない。
そこで、本発明者らは、Al合金めっき鋼板と熱可塑性
フッ素樹脂フィルムとの熱融着を効果的に行うための前
処理について検討した。その結果、かかる熱融着を効果
的に行うには、まず、接着面積を広くすればよく、その
接着面積を広くするには、Al合金めっき鋼板の表面を
ショツトブラスト等で粗面化すればよいことが判った。
フッ素樹脂フィルムとの熱融着を効果的に行うための前
処理について検討した。その結果、かかる熱融着を効果
的に行うには、まず、接着面積を広くすればよく、その
接着面積を広くするには、Al合金めっき鋼板の表面を
ショツトブラスト等で粗面化すればよいことが判った。
ところが、さらに研究を進めるうちに、上記粗面化のみ
ではなお不十分な接着しか得られないことも判った。こ
のため、本発明者らは、前記熱融着フィルムの接着力を
高めるための、各種の前処理について検討した。その結
果、多くの前処理物質の中でもシラン化合物が、本発明
の適用に関して特に有効であることを見出した。例えば
、β(3゜4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメト
キシシラン、T−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシラ
ン、N−β(アミノエチル)T−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N−β(アミノエチル)T−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、N−フェニル−T−アミ
ノプロピルトリメトキシシランなどのシラン化合物によ
って、前記鋼板を前処理することが有効であるとの知見
を得たのである。
ではなお不十分な接着しか得られないことも判った。こ
のため、本発明者らは、前記熱融着フィルムの接着力を
高めるための、各種の前処理について検討した。その結
果、多くの前処理物質の中でもシラン化合物が、本発明
の適用に関して特に有効であることを見出した。例えば
、β(3゜4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメト
キシシラン、T−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジェトキシシラ
ン、N−β(アミノエチル)T−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N−β(アミノエチル)T−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、N−フェニル−T−アミ
ノプロピルトリメトキシシランなどのシラン化合物によ
って、前記鋼板を前処理することが有効であるとの知見
を得たのである。
なお、この前処理に当たって、Al合金めつき鋼板とフ
ィルムとの界面に、シラン化合物を極薄く形成する方法
としては、上記シラン化合物の1種または2種以上の水
溶液に針板を浸漬し、その後リンガロールで絞ったり、
ロールコータ−で塗布したり、スプレーや刷毛で塗布す
ることにより、鋼板表面に均一に付着させ、次いで水分
を完全に蒸発させることにより行うのが好ましい。そし
て、このような前処理を施した後、その上から熱可塑性
フッ素樹脂フィルムを熱融着して皮膜を形成するのであ
る。その熱融着の方法は、まずシラン化合物の予備処理
層を有する鋼板を、熱可塑性フッ素樹脂フィルムの融点
以上まで加熱し、その後前記シラン化合物処理層形成面
に、熱可塑性フッ素樹脂フィルムをロール圧着してフッ
素樹脂フィルムの熱融着層とする。
ィルムとの界面に、シラン化合物を極薄く形成する方法
としては、上記シラン化合物の1種または2種以上の水
溶液に針板を浸漬し、その後リンガロールで絞ったり、
ロールコータ−で塗布したり、スプレーや刷毛で塗布す
ることにより、鋼板表面に均一に付着させ、次いで水分
を完全に蒸発させることにより行うのが好ましい。そし
て、このような前処理を施した後、その上から熱可塑性
フッ素樹脂フィルムを熱融着して皮膜を形成するのであ
る。その熱融着の方法は、まずシラン化合物の予備処理
層を有する鋼板を、熱可塑性フッ素樹脂フィルムの融点
以上まで加熱し、その後前記シラン化合物処理層形成面
に、熱可塑性フッ素樹脂フィルムをロール圧着してフッ
素樹脂フィルムの熱融着層とする。
このようにしてAl合金めっき鋼板表面に、シラン化合
物処理層とともに密着性に優れた熱可塑性フッ素樹脂フ
ィルムの熱融着皮膜を重畳するように形成することで、
本発明の所期した目的が実現できる。
物処理層とともに密着性に優れた熱可塑性フッ素樹脂フ
ィルムの熱融着皮膜を重畳するように形成することで、
本発明の所期した目的が実現できる。
なお、本発明において、鋼板にめっきするAl合金は、
Siを1〜15重量%含有するものを用いる。
Siを1〜15重量%含有するものを用いる。
このような組成のAl合金めっきを施した鋼板表面にシ
ラン化合物層を形成した場合、熱可塑性フン素樹脂フィ
ルムの熱融着皮膜の密着性が著しく向上する。その理由
は次のように考えられる。すなわち、Al合金めっき層
に含有するSiは、表面でSiO□等に酸化されており
、熱融着に当たってはこのSiの酸化物がシラン化合物
の5i−OH基と強固な結合をする一方、フィルム面に
対しては、シランにこれと何らかの反応を起こし、相溶
性の状態となっているためと思われるが、現に皮膜の密
着力は著しく向上する。
ラン化合物層を形成した場合、熱可塑性フン素樹脂フィ
ルムの熱融着皮膜の密着性が著しく向上する。その理由
は次のように考えられる。すなわち、Al合金めっき層
に含有するSiは、表面でSiO□等に酸化されており
、熱融着に当たってはこのSiの酸化物がシラン化合物
の5i−OH基と強固な結合をする一方、フィルム面に
対しては、シランにこれと何らかの反応を起こし、相溶
性の状態となっているためと思われるが、現に皮膜の密
着力は著しく向上する。
このような知見の下に製作される本発明は、シラン化合
物の水溶液を鋼板の被処理面に塗布して、シラン化合物
下地処理層を直接形成するか、またはSiを1−15重
量%含有するAl合金めっき層を有する鋼板の表面に、
まずシラン化合物を0.5〜10重量%含有させた熱可
塑性フッ素樹脂分l¥1液を塗布して熱融着させること
により、熱可塑性フッ素樹脂のフィルム状熱融着層を形
成する。この熱融着層の形成に当たって、熱可塑性フッ
素樹脂分散液中へ添加するシラン化合物は、熱可塑性フ
ン素樹脂分に対して0.5〜10重量%含有させる。す
なわち、添加シラン化合物の量が0.5重量%未満では
、鋼板表面との結合に関与する5i−OH基の濃度が少
なく、接着力の向上が見られない。また、この量が10
重量%を超えると、熱可塑性フッ素樹脂分散液を塗布し
て形成させた層が脆くなり、あとで熱可塑性フッ素樹脂
フィルムを熱融着させた製品の密着性が加工部で著しく
イ昏下する。このため、熱可塑性フッ素樹脂分散液中へ
のシラン化合物の添加量は0.5〜10重量%が好適で
ある。
物の水溶液を鋼板の被処理面に塗布して、シラン化合物
下地処理層を直接形成するか、またはSiを1−15重
量%含有するAl合金めっき層を有する鋼板の表面に、
まずシラン化合物を0.5〜10重量%含有させた熱可
塑性フッ素樹脂分l¥1液を塗布して熱融着させること
により、熱可塑性フッ素樹脂のフィルム状熱融着層を形
成する。この熱融着層の形成に当たって、熱可塑性フッ
素樹脂分散液中へ添加するシラン化合物は、熱可塑性フ
ン素樹脂分に対して0.5〜10重量%含有させる。す
なわち、添加シラン化合物の量が0.5重量%未満では
、鋼板表面との結合に関与する5i−OH基の濃度が少
なく、接着力の向上が見られない。また、この量が10
重量%を超えると、熱可塑性フッ素樹脂分散液を塗布し
て形成させた層が脆くなり、あとで熱可塑性フッ素樹脂
フィルムを熱融着させた製品の密着性が加工部で著しく
イ昏下する。このため、熱可塑性フッ素樹脂分散液中へ
のシラン化合物の添加量は0.5〜10重量%が好適で
ある。
なお、熱可塑性フッ素樹脂分散液に適用する樹脂は、4
フッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合
樹脂(PFA)4フツ化エチレン6フ・ノ化プロピレン
共重合樹脂(FEP)、4フッ化エチレン−エチレン共
M合樹脂(E ’r F E )が好適である。
フッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合
樹脂(PFA)4フツ化エチレン6フ・ノ化プロピレン
共重合樹脂(FEP)、4フッ化エチレン−エチレン共
M合樹脂(E ’r F E )が好適である。
次に、Al合金めっき層中へSiを1〜15重量%含有
させることが好ましい理由について説明する。
させることが好ましい理由について説明する。
すなわち、Al合金中へのSi含有量が1重量%未満で
は、合金めっき層表面でのSi酸化物の濃度が少なく、
そのためにシラン化合物の5i−OH基との結合割合も
少なくなり、十分な接着力が得られなくなる。また、こ
のSi含有量が15重量%を越えると、フィルムの密着
性はあるものの、めっき層の成分分布が不均一になり、
それ故に、沸騰水浸漬試験を行うと、端面からめっき層
が腐食して塗膜上腐食が起こってフィルムが剥離するよ
うになる。
は、合金めっき層表面でのSi酸化物の濃度が少なく、
そのためにシラン化合物の5i−OH基との結合割合も
少なくなり、十分な接着力が得られなくなる。また、こ
のSi含有量が15重量%を越えると、フィルムの密着
性はあるものの、めっき層の成分分布が不均一になり、
それ故に、沸騰水浸漬試験を行うと、端面からめっき層
が腐食して塗膜上腐食が起こってフィルムが剥離するよ
うになる。
このことから、合金めっき層中のSi濃度は1〜15重
量%が好ましい。
量%が好ましい。
上述した耐合金めっき鋼板については、その表面は粗面
化することが好ましい。ただし、この粗面化に当たって
は、Al合金めっき鋼板のめっき層が20〜40μmと
薄いために、最大粗さ(RMA)i)を20μm以下に
止めることが必要である。この最大粗さ(RMAX)が
20μmを越えると、めっき層の下地が露出し、耐食性
の低下やフィルム接着力の低下を招くようになる。
化することが好ましい。ただし、この粗面化に当たって
は、Al合金めっき鋼板のめっき層が20〜40μmと
薄いために、最大粗さ(RMA)i)を20μm以下に
止めることが必要である。この最大粗さ(RMAX)が
20μmを越えると、めっき層の下地が露出し、耐食性
の低下やフィルム接着力の低下を招くようになる。
上述したように、本発明では、熱可塑性フッ素樹脂フィ
ルムの形成に先立ち、それの下地処理として、予めシラ
ン化合物を使った前処理層を設けることが皮膜特性を向
上させる上で有効である。
ルムの形成に先立ち、それの下地処理として、予めシラ
ン化合物を使った前処理層を設けることが皮膜特性を向
上させる上で有効である。
ところが、その皮膜特性をさらに向上させるべく研究し
たところ、前記Al合金めっき鋼板を粗面化することの
他に、シラン化合物の下地処理層のさらにその下地とし
て、水和酸化皮膜を設けることが有効であることを突き
止めた。
たところ、前記Al合金めっき鋼板を粗面化することの
他に、シラン化合物の下地処理層のさらにその下地とし
て、水和酸化皮膜を設けることが有効であることを突き
止めた。
この水和酸化皮膜の下地処理は、Al合金めっき綱板を
、アミノ化合物やアンモニーム化合物を0.2〜2%含
有する沸騰(〉90°C)塩基性有機化合物含有水溶液
中に、浸漬させることにより行う。
、アミノ化合物やアンモニーム化合物を0.2〜2%含
有する沸騰(〉90°C)塩基性有機化合物含有水溶液
中に、浸漬させることにより行う。
アミノ化合物やアンモニーム化合物としては、例えば、
トリエアノールアミン、ジェタノールアミン、モノエタ
ノールアミン、酢酸アンモニーム等が好適に用いられる
。
トリエアノールアミン、ジェタノールアミン、モノエタ
ノールアミン、酢酸アンモニーム等が好適に用いられる
。
なお、At合金めっき鋼板の表面の粗面化処理後の水和
酸化皮膜形成は、処理浴中へのSiの溶解に伴う処理液
の劣化を防ぐために、1〜5分という処理時間で処理す
ることが好ましい。
酸化皮膜形成は、処理浴中へのSiの溶解に伴う処理液
の劣化を防ぐために、1〜5分という処理時間で処理す
ることが好ましい。
次に、本発明で使用する熱可塑性フッ素樹脂フィルムト
シては、4フッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチ
レン共重合樹脂(PFA)フィルム、4フッ化エチレン
−67フ化プロピレン共重合樹脂(F E P )フィ
ルム、47フ化工チレンエチレン共重合樹脂(ETFE
)フィルムが好適に用いられる。このフッ素樹脂フィル
ムの厚さは特に限定するものではないが、パンやケーキ
、菓子等の焼型に使用するには10〜100μmが好ま
しい厚さである。
シては、4フッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチ
レン共重合樹脂(PFA)フィルム、4フッ化エチレン
−67フ化プロピレン共重合樹脂(F E P )フィ
ルム、47フ化工チレンエチレン共重合樹脂(ETFE
)フィルムが好適に用いられる。このフッ素樹脂フィル
ムの厚さは特に限定するものではないが、パンやケーキ
、菓子等の焼型に使用するには10〜100μmが好ま
しい厚さである。
以下に、本発明の実施例を比較例とともに説明する。
実施例1〜16
Siを5wt%、10wt%、15wt%含有させた各
Al合金めっきを施してなる鋼板の表面を、弱アルカリ
性脱脂液にて脱脂洗浄後、第1表に示すシラン化合物処
理を行い、引き続き熱可塑性フッ素樹脂フィルムをラミ
ネートした。得られた製品の1次。
Al合金めっきを施してなる鋼板の表面を、弱アルカリ
性脱脂液にて脱脂洗浄後、第1表に示すシラン化合物処
理を行い、引き続き熱可塑性フッ素樹脂フィルムをラミ
ネートした。得られた製品の1次。
2次フィルム密着強度、耐摩耗性を調べた。その結果を
第1表に併せて示した。
第1表に併せて示した。
比較例1〜5
Siを含有していないAlめっきを施してなる鋼板、お
よび、Siを9wt%、20w t%と含有させた各A
l合金めっきを施してなる鋼板を素材として、第2表に
示す仕様でラミネート鋼板を製造した。得られた製品を
実施例と同様の試験を行った。その結果を第2表に併せ
て示した。
よび、Siを9wt%、20w t%と含有させた各A
l合金めっきを施してなる鋼板を素材として、第2表に
示す仕様でラミネート鋼板を製造した。得られた製品を
実施例と同様の試験を行った。その結果を第2表に併せ
て示した。
実施例17〜32
Siを9wt%含有させた八1合金めっきを施してなる
鋼板に、シラン化合物を添加した熱可塑性フッ素樹脂分
散液を塗布し、第3表に示す条件でPFAフィルム、F
EPフィルムを熱融着して製品を得た。この製品の1次
、2次密着性及び耐摩耗性についての性能試験結果を第
3表に併せて示した。
鋼板に、シラン化合物を添加した熱可塑性フッ素樹脂分
散液を塗布し、第3表に示す条件でPFAフィルム、F
EPフィルムを熱融着して製品を得た。この製品の1次
、2次密着性及び耐摩耗性についての性能試験結果を第
3表に併せて示した。
試験項目と試験方法及び判定方法
■フィルムの1次密着性試験
JTS 6744の#エリクセン試験法に準じて試験片
調整し、エリクセン試験器で5 mm押し出した後、押
し出し部のフィルムの切り口をナイフでうかし、ピンセ
ットでつかみ強制的にフィルムを剥離する。
調整し、エリクセン試験器で5 mm押し出した後、押
し出し部のフィルムの切り口をナイフでうかし、ピンセ
ットでつかみ強制的にフィルムを剥離する。
評価基準
○:フィルムを浮かすことができない。
△:フィルムをうかせるが、フィルムの剥離ができない
。
。
×:フィルムをうかせて、フィルムの剥離ができる。
■フィルム2次密着性試験
JTS 6744の#エリクセン試験法に準じて試験片
調整し、エリクセン試験器で6 mm押し出した後、試
験片を沸騰水中に10時間浸漬させた後、水分を拭き取
り、2時間経過後、押し出し部のフィルムの切り口をナ
イフでうかし、ピンセットでつかみ強制的にフィルムを
剥離する。
調整し、エリクセン試験器で6 mm押し出した後、試
験片を沸騰水中に10時間浸漬させた後、水分を拭き取
り、2時間経過後、押し出し部のフィルムの切り口をナ
イフでうかし、ピンセットでつかみ強制的にフィルムを
剥離する。
評価基準
○:フィルムを浮かすことができない。
△:フィルムをうかせるが1、フィルムの剥離ができな
い。
い。
×:フィルムをうかせて、フィルムの剥離ができる。
■摩耗性試験
回転台に150X150 mm角の試験片を固定し、そ
の試験片の表面上に固定したスコッチたわしく住友3M
社製 70 X 120mm)に荷重2kgをかけ、前
記回転台を63rpmの速度で回転させる。前記スコッ
チたわしには、水を含ませる。判定は、スコッチたわし
に擦られて皮膜がなくなり、素地が露出するまでの回転
数とした。
の試験片の表面上に固定したスコッチたわしく住友3M
社製 70 X 120mm)に荷重2kgをかけ、前
記回転台を63rpmの速度で回転させる。前記スコッ
チたわしには、水を含ませる。判定は、スコッチたわし
に擦られて皮膜がなくなり、素地が露出するまでの回転
数とした。
■離型性試験
実施例1〜32、比較例1〜5の方法で得られた鋼板に
、(b)m成のモデル液を27滴下し、230’Cの雰
囲気で15分間焼付けを行った後、冷却する。
、(b)m成のモデル液を27滴下し、230’Cの雰
囲気で15分間焼付けを行った後、冷却する。
その後、前記焼付物が鋼板から離脱するときのその模様
を確認する試験である。この試験において、全てのサン
プルがティシュペーパーで擦ると、きれいに取れること
が確認できた。このことから、熱可塑性フッ素樹脂フィ
ルムを使用すれば、パン焼型等の離型性は良好であると
言える。
を確認する試験である。この試験において、全てのサン
プルがティシュペーパーで擦ると、きれいに取れること
が確認できた。このことから、熱可塑性フッ素樹脂フィ
ルムを使用すれば、パン焼型等の離型性は良好であると
言える。
モデル液の組成;
C薄力粉:20g、 ショートニング:1g。
砂tF:10g、牛乳:5mlをよく混合し、練り合わ
せる。〕 以上に述べた試験結果から、 ■Siを5〜15%含有させたAl合金めっき鋼板に、
下地処理としてのシラン化合物処理層形成後に熱可塑性
フッ素樹脂フィルムを熱融着するか、■Siを5〜15
%含有させたAl合金めっき鋼板に、下地処理として、
シラン化合物を0.5〜10%含有させた熱可ザ性フッ
素樹脂分散液を塗布して、皮膜を形成させた後、その上
から熱可塑性フッ素樹脂フィルムの熱融着皮膜を設けて
なる、 上記各Al合金めっき綱板は、フィルムの密着性、耐摩
耗性の優れたフィルムラミネート鋼板となることが確認
できた。
せる。〕 以上に述べた試験結果から、 ■Siを5〜15%含有させたAl合金めっき鋼板に、
下地処理としてのシラン化合物処理層形成後に熱可塑性
フッ素樹脂フィルムを熱融着するか、■Siを5〜15
%含有させたAl合金めっき鋼板に、下地処理として、
シラン化合物を0.5〜10%含有させた熱可ザ性フッ
素樹脂分散液を塗布して、皮膜を形成させた後、その上
から熱可塑性フッ素樹脂フィルムの熱融着皮膜を設けて
なる、 上記各Al合金めっき綱板は、フィルムの密着性、耐摩
耗性の優れたフィルムラミネート鋼板となることが確認
できた。
また、■Siを5〜15%含有させたAl合金めっき綱
板の表面を、予め粗面化したり、水和酸化皮膜処理を施
した後熱可望性フッ素樹脂フィルムを熱融着したものも
、それらとシラン化合物との相乗効果により−N優れた
皮膜特性となることが判った。
板の表面を、予め粗面化したり、水和酸化皮膜処理を施
した後熱可望性フッ素樹脂フィルムを熱融着したものも
、それらとシラン化合物との相乗効果により−N優れた
皮膜特性となることが判った。
以上説明したように、本発明にかかるフィルムラミネー
)Al合金めっき鋼板によれば、密着性、耐摩耗性及び
離型性がともに優れ、かつ素材のAl合金めっき鋼板の
特性である優れた剛性の故に、調理加工器用素材、厨房
設備用素材、電子レンジの内板等の用途の他、電子部品
用素材、プリント基板等の分野などへも適用でき、いわ
ゆる広い用途に適合する安価な素材を供給することがで
きる。
)Al合金めっき鋼板によれば、密着性、耐摩耗性及び
離型性がともに優れ、かつ素材のAl合金めっき鋼板の
特性である優れた剛性の故に、調理加工器用素材、厨房
設備用素材、電子レンジの内板等の用途の他、電子部品
用素材、プリント基板等の分野などへも適用でき、いわ
ゆる広い用途に適合する安価な素材を供給することがで
きる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シラン化合物水溶液の処理層を下地として有するS
i1〜15重量%を含むAl合金めっき鋼板のその表面
に、熱可塑性フッ素樹脂フィルムの熱融着皮膜を形成し
てなるフッ素樹脂フィルム被覆Al合金めっき鋼板。 2、シラン化合物を添加した熱可塑性フッ素樹脂分散液
の処理層を下地として有するSi1〜15重量%を含む
Al合金めっき鋼板のその表面に、熱可塑性フッ素樹脂
フィルムの熱融着皮膜を形成してなるフッ素樹脂フィル
ム被覆Al合金めっき鋼板。 3、請求項1または2に記載のフッ素樹脂フィルム被覆
鋼板において、シラン化合物を含む溶液による下地処理
層のその下層に水和酸化皮膜を具えることを特徴とする
フッ素樹脂フィルム被覆Al合金めっき鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10523490A JPH044146A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | フッ素樹脂フィルム被覆a1合金めっき綱板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10523490A JPH044146A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | フッ素樹脂フィルム被覆a1合金めっき綱板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH044146A true JPH044146A (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=14401965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10523490A Pending JPH044146A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | フッ素樹脂フィルム被覆a1合金めっき綱板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044146A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192718A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 住友電気工業株式会社 | 金属樹脂複合体、配線材及び金属樹脂複合体の製造方法 |
| WO2019208276A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | Agc株式会社 | 積層体の製造方法、及び積層体 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP10523490A patent/JPH044146A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014192718A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 住友電気工業株式会社 | 金属樹脂複合体、配線材及び金属樹脂複合体の製造方法 |
| CN105339166A (zh) * | 2013-05-31 | 2016-02-17 | 住友电气工业株式会社 | 金属-树脂复合体、配线材料、以及金属-树脂复合体的制造方法 |
| JPWO2014192718A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2017-02-23 | 住友電気工業株式会社 | 金属樹脂複合体、配線材及び金属樹脂複合体の製造方法 |
| WO2019208276A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | Agc株式会社 | 積層体の製造方法、及び積層体 |
| JPWO2019208276A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2021-05-13 | Agc株式会社 | 積層体の製造方法、及び積層体 |
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