JPH0441918B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441918B2 JPH0441918B2 JP60058947A JP5894785A JPH0441918B2 JP H0441918 B2 JPH0441918 B2 JP H0441918B2 JP 60058947 A JP60058947 A JP 60058947A JP 5894785 A JP5894785 A JP 5894785A JP H0441918 B2 JPH0441918 B2 JP H0441918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- dye
- melting
- gradation
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
(A) 産業上の利用分野
本発明は、感熱熱転写記録において階調表現が
可能な熱転写シートに関する。 (B) 従来技術およびその問題点 従来から熱転写システムには、支持体上に熱昇
華性染料を含むインク層を形成し、加熱により該
染料を受像紙側に昇華し記録を行う熱昇華転写方
式と、支持体上に有色の染顔料を含有した熱溶融
性インク層を形成(以下ドナーシートと称する)
し加熱により受像紙側へ溶融転写し記録を行う熱
溶融転写方式とが知られている。熱昇華転写方式
は染料がガス体となつて転写記録が行なわれる為
に画像の階調性がよくフルカラー記録方式として
有望視され、このシステムの受像紙として染料の
染着性改良の発明がなされている。(特開昭57−
91296、特開昭57−107885、特開昭57−137191、
特開昭59−59495、特開昭59−64393) しかしながら、該熱昇華転写方式は、染料の昇
華温度が高い為に、加熱時間を多く要し記録のス
ピードが遅い欠点が有る。又、昇華温度の低い染
料を使用することも可能であるが、染料の再昇華
による画像の保存性が悪く、これ等の理由故に最
近では、記録スピードが早く、画像保存性のよい
熱溶融転写方式で階調性を出す方式が種々研究さ
れている。 例えば、特開昭57−56295では、支持体上に熱
溶融性インキ層(A)を設け、該インキ層(A)上に網点
の形態で、互いに間隔をもつて配列された、(A)よ
りも融点の低い多数のスポツト状熱溶融性インキ
層(B)を設けたもので、加熱によりインキの転写量
をかえて中間調を出すものである。 又、特開昭59−64391は、支持体上に、順次、
加熱によつて画像を与え得る画像形成物質を含有
する層、および該画像形成物質を受容して加熱に
よつて被転写媒体に転写し得る画像受容層を塗工
してなるもので画像形成物質の受像紙側への熱転
写量をコントロールしたものである。 これ等、特開昭57−56295、特開昭59−64391は
いずれも、支持体に塗工するインキの層構造の工
夫で階調を出そうとするものであるが、ドナーシ
ートを2回の塗工で完成させねばならず、製造コ
ストを高くなる欠点がある。 又、従来の単層ドナーシートは、有色染顔料、
バインダー、ワツクス類、その他添加剤を熱溶融
したホツトメルトインク剤をグラビア法又はフレ
キソ法により、支持体に塗工されているが、これ
らのドナーシートに使用されるワツクス類は一般
に蓄熱剤として使用される程に融解潜熱が大きい
ので、特に低い熱エネルギーに対応する部分での
階調性が非常に出にくい。その為、感熱式フアク
シミリや感熱式プリンターにて、普通紙やコート
紙上に熱転写印字をした場合、たとえ印字機が、
16階調位の階調付きのものであつても濃度階調は
得られず、画像は非常に硬調なO−OFF2値記録
となる。それ故、当業界では転写濃度の異なるド
ナーシートを使用して多数回、重ね印字をして濃
度階調を出すと共に、印字するマトリツクス内の
網点の数を出すと共に、印字するマトリツクス内
の網点の数を制御する面積階調法も併用して複雑
な方法で高階調の画像を得ようとしている。これ
は、ドナーシートの製造コストも高くなり、又印
字スピードも遅くなる欠点がある。 (C) 発明の目的 本発明の目的は、単層塗工による安価な階調性
の出る熱転写シートを提供するにある。 (D) 発明の構成及び作用 本発明は支持体上に熱溶融性色素及び線状飽和
ポリエステル樹脂を主成分とする熱軟化性インク
層を設けてなる階調記録用熱転写シートである。 本発明の階調記録には線状飽和ポリエステル樹
脂が適していることを見い出した。 つまり、線状飽和ポリエステル樹脂は現在通常
熱転写紙の支持体として使用されている薄葉で熱
伝導性、耐熱性にすぐれたコンデンサー紙、ポリ
エステルフイルム、ポリアミドフイルム、ポリイ
ミドフイルムなどのいずれも支持体に対しても、
熱軟化時における接着性にすぐれているために、
階調記録用熱転写シートのバインダー材として優
れている。 つまり、いかに常温における接着性にすぐれて
いても、熱溶融性色素が融けて受像紙へ熱転写さ
れる場合に、加熱時における支持体への接着性が
弱ければ階調表現は不可能である。 又、本発明の第二に重要な点は熱軟化性インク
層のインク総量に対する熱溶融性色素の含有比率
である。つまり、熱軟化性インク層のインク総量
に対して、熱溶融性色素が72重量%より多い場合
は、支持体に対するバインダーの加熱時の接着力
不足で急に転写濃度が立ち上がり、階調表現は不
可能である。又、熱溶融色素が42重量%より少な
い時は、転写濃度が不足するので、42〜72重量%
の範囲が望ましい。この点で本発明は先願の特公
昭59−37237と発明の目的及び構成を異にするも
のである。 つまり、特公昭59−37237には軟化点、Tg、破
断伸度を異にする2種のバインダーを併用し、か
つ、着色剤を2〜40重量%配合する熱転写記録媒
体が提示されているが、これは階調表現を目的と
したものではない為に、加熱時の支持体に対する
接着性が本発明におけるバインダーよりも低いバ
インダーを用い、かつ着色剤のインク総量に対す
る含有量も本発明におけるものよりも少なくして
熱転写記録媒体を構成している。 しかし、熱転写法にて階調記録を行なうには広
範囲な熱エネルギー量分布に対応して熱溶融色素
が受像シートに転写する必要がある為に、加熱時
における支持体に対する接着性のすぐれたバイン
ダーを用いる必要があり、その場合には2〜40重
量%程度の色素の含有量では転写濃度不足を起こ
し実用性がない。 又、階調性の程度は熱溶融性色素の融点で変化
させることが出来るが、融点が60℃以下の場合は
転写濃度が濃すぎたり、又ブロツキングの発生な
どがあり、好ましくない。又、融点が120℃以上
では転写濃度は低くなるので好ましくない。転写
濃度自体はワツクス類などの融点100℃以下の低
融点バインダーの添加で高くなるが前記に示した
如く階調性に悪影響を与えるので好ましくない。 つまり、本発明においては、熱転写シートの階
調性は熱溶融色素の融点並びにバインダー材と熱
溶融色素の添加比率で基本的にコントロール可能
である。 しかし必要に応じては、熱溶融性色素と、加熱
時の相溶性のすぐれた有機化合物を添加又は該有
機化合物を熱溶融性色素と混融させて熱溶融性色
素の融点を低下させる技術も本発明の範囲に含ま
れる。 本発明に使用される線状飽和ポリエステル樹脂
は、ジオキシ化合物(又はアルキレンオキシド)
と2塩基酸との重縮合反応により形成され、主鎖
原子が鎖状に結合しているものである。このポリ
エステル成分に対し、二塩基酸としては、例えば
アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、フタル
酸等が挙げられ、ジオキシ化合物(又はアルキレ
ンオキシド)としては、エチレングリコール、エ
チレンオキシド、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールなどが挙げられる。 又は、このポリエステル樹脂の分子量は通常
5000〜25000である。本発明においては市販品が
適用され、例えばバイロン−200、300、600、
630、5500、GM−400、GM−900〔東洋紡(株)〕な
どが用いられる。 本発明において、支持体に形成させるこの熱転
写層は、その塗布量が2〜10g/m2にするのがよ
い。又、耐熱性向上、耐溶剤性向上及びその他特
性の向上を目的として、硝化綿、塩ビ樹脂、フエ
ノール樹脂、イソシアネート、メトキシメラミ
ン、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ゴム、塩
化ビニリデン、サツカローズベンゾエート、オリ
ゴスチレン、ポリケトン、塩素化ポリプロピレ
ン、アリルスルホンアミド、トリアジンホルムア
ルデヒドや、DBP、BBP、TCPなどの可塑剤と
混合相溶させて使用してもよい。 又、バインダー材としては、本発明の線状飽和
ポリエステル樹脂を主体として用いる限りにおい
ては、通常バインダー材総重量部の40%を超えな
い限りにおいて一般に接着剤として用いられる樹
脂を併用することが出来る。これらの樹脂の例と
しては、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアルコール、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリメ
タクリル酸エステル、エチルセルロース、ポリス
チレン、ポリエチレン、エチレン/酢酸ビニル共
重合体、ポリアミド等がある。 本発明に使用する熱溶融性色素は融点が60℃〜
120℃の範囲内のものであれば、いずれも好適に
使用されるが、具体例としてカラーインデツクス
に記載された化合物の一例を下に記す。
可能な熱転写シートに関する。 (B) 従来技術およびその問題点 従来から熱転写システムには、支持体上に熱昇
華性染料を含むインク層を形成し、加熱により該
染料を受像紙側に昇華し記録を行う熱昇華転写方
式と、支持体上に有色の染顔料を含有した熱溶融
性インク層を形成(以下ドナーシートと称する)
し加熱により受像紙側へ溶融転写し記録を行う熱
溶融転写方式とが知られている。熱昇華転写方式
は染料がガス体となつて転写記録が行なわれる為
に画像の階調性がよくフルカラー記録方式として
有望視され、このシステムの受像紙として染料の
染着性改良の発明がなされている。(特開昭57−
91296、特開昭57−107885、特開昭57−137191、
特開昭59−59495、特開昭59−64393) しかしながら、該熱昇華転写方式は、染料の昇
華温度が高い為に、加熱時間を多く要し記録のス
ピードが遅い欠点が有る。又、昇華温度の低い染
料を使用することも可能であるが、染料の再昇華
による画像の保存性が悪く、これ等の理由故に最
近では、記録スピードが早く、画像保存性のよい
熱溶融転写方式で階調性を出す方式が種々研究さ
れている。 例えば、特開昭57−56295では、支持体上に熱
溶融性インキ層(A)を設け、該インキ層(A)上に網点
の形態で、互いに間隔をもつて配列された、(A)よ
りも融点の低い多数のスポツト状熱溶融性インキ
層(B)を設けたもので、加熱によりインキの転写量
をかえて中間調を出すものである。 又、特開昭59−64391は、支持体上に、順次、
加熱によつて画像を与え得る画像形成物質を含有
する層、および該画像形成物質を受容して加熱に
よつて被転写媒体に転写し得る画像受容層を塗工
してなるもので画像形成物質の受像紙側への熱転
写量をコントロールしたものである。 これ等、特開昭57−56295、特開昭59−64391は
いずれも、支持体に塗工するインキの層構造の工
夫で階調を出そうとするものであるが、ドナーシ
ートを2回の塗工で完成させねばならず、製造コ
ストを高くなる欠点がある。 又、従来の単層ドナーシートは、有色染顔料、
バインダー、ワツクス類、その他添加剤を熱溶融
したホツトメルトインク剤をグラビア法又はフレ
キソ法により、支持体に塗工されているが、これ
らのドナーシートに使用されるワツクス類は一般
に蓄熱剤として使用される程に融解潜熱が大きい
ので、特に低い熱エネルギーに対応する部分での
階調性が非常に出にくい。その為、感熱式フアク
シミリや感熱式プリンターにて、普通紙やコート
紙上に熱転写印字をした場合、たとえ印字機が、
16階調位の階調付きのものであつても濃度階調は
得られず、画像は非常に硬調なO−OFF2値記録
となる。それ故、当業界では転写濃度の異なるド
ナーシートを使用して多数回、重ね印字をして濃
度階調を出すと共に、印字するマトリツクス内の
網点の数を出すと共に、印字するマトリツクス内
の網点の数を制御する面積階調法も併用して複雑
な方法で高階調の画像を得ようとしている。これ
は、ドナーシートの製造コストも高くなり、又印
字スピードも遅くなる欠点がある。 (C) 発明の目的 本発明の目的は、単層塗工による安価な階調性
の出る熱転写シートを提供するにある。 (D) 発明の構成及び作用 本発明は支持体上に熱溶融性色素及び線状飽和
ポリエステル樹脂を主成分とする熱軟化性インク
層を設けてなる階調記録用熱転写シートである。 本発明の階調記録には線状飽和ポリエステル樹
脂が適していることを見い出した。 つまり、線状飽和ポリエステル樹脂は現在通常
熱転写紙の支持体として使用されている薄葉で熱
伝導性、耐熱性にすぐれたコンデンサー紙、ポリ
エステルフイルム、ポリアミドフイルム、ポリイ
ミドフイルムなどのいずれも支持体に対しても、
熱軟化時における接着性にすぐれているために、
階調記録用熱転写シートのバインダー材として優
れている。 つまり、いかに常温における接着性にすぐれて
いても、熱溶融性色素が融けて受像紙へ熱転写さ
れる場合に、加熱時における支持体への接着性が
弱ければ階調表現は不可能である。 又、本発明の第二に重要な点は熱軟化性インク
層のインク総量に対する熱溶融性色素の含有比率
である。つまり、熱軟化性インク層のインク総量
に対して、熱溶融性色素が72重量%より多い場合
は、支持体に対するバインダーの加熱時の接着力
不足で急に転写濃度が立ち上がり、階調表現は不
可能である。又、熱溶融色素が42重量%より少な
い時は、転写濃度が不足するので、42〜72重量%
の範囲が望ましい。この点で本発明は先願の特公
昭59−37237と発明の目的及び構成を異にするも
のである。 つまり、特公昭59−37237には軟化点、Tg、破
断伸度を異にする2種のバインダーを併用し、か
つ、着色剤を2〜40重量%配合する熱転写記録媒
体が提示されているが、これは階調表現を目的と
したものではない為に、加熱時の支持体に対する
接着性が本発明におけるバインダーよりも低いバ
インダーを用い、かつ着色剤のインク総量に対す
る含有量も本発明におけるものよりも少なくして
熱転写記録媒体を構成している。 しかし、熱転写法にて階調記録を行なうには広
範囲な熱エネルギー量分布に対応して熱溶融色素
が受像シートに転写する必要がある為に、加熱時
における支持体に対する接着性のすぐれたバイン
ダーを用いる必要があり、その場合には2〜40重
量%程度の色素の含有量では転写濃度不足を起こ
し実用性がない。 又、階調性の程度は熱溶融性色素の融点で変化
させることが出来るが、融点が60℃以下の場合は
転写濃度が濃すぎたり、又ブロツキングの発生な
どがあり、好ましくない。又、融点が120℃以上
では転写濃度は低くなるので好ましくない。転写
濃度自体はワツクス類などの融点100℃以下の低
融点バインダーの添加で高くなるが前記に示した
如く階調性に悪影響を与えるので好ましくない。 つまり、本発明においては、熱転写シートの階
調性は熱溶融色素の融点並びにバインダー材と熱
溶融色素の添加比率で基本的にコントロール可能
である。 しかし必要に応じては、熱溶融性色素と、加熱
時の相溶性のすぐれた有機化合物を添加又は該有
機化合物を熱溶融性色素と混融させて熱溶融性色
素の融点を低下させる技術も本発明の範囲に含ま
れる。 本発明に使用される線状飽和ポリエステル樹脂
は、ジオキシ化合物(又はアルキレンオキシド)
と2塩基酸との重縮合反応により形成され、主鎖
原子が鎖状に結合しているものである。このポリ
エステル成分に対し、二塩基酸としては、例えば
アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、フタル
酸等が挙げられ、ジオキシ化合物(又はアルキレ
ンオキシド)としては、エチレングリコール、エ
チレンオキシド、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールなどが挙げられる。 又は、このポリエステル樹脂の分子量は通常
5000〜25000である。本発明においては市販品が
適用され、例えばバイロン−200、300、600、
630、5500、GM−400、GM−900〔東洋紡(株)〕な
どが用いられる。 本発明において、支持体に形成させるこの熱転
写層は、その塗布量が2〜10g/m2にするのがよ
い。又、耐熱性向上、耐溶剤性向上及びその他特
性の向上を目的として、硝化綿、塩ビ樹脂、フエ
ノール樹脂、イソシアネート、メトキシメラミ
ン、キシレン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ゴム、塩
化ビニリデン、サツカローズベンゾエート、オリ
ゴスチレン、ポリケトン、塩素化ポリプロピレ
ン、アリルスルホンアミド、トリアジンホルムア
ルデヒドや、DBP、BBP、TCPなどの可塑剤と
混合相溶させて使用してもよい。 又、バインダー材としては、本発明の線状飽和
ポリエステル樹脂を主体として用いる限りにおい
ては、通常バインダー材総重量部の40%を超えな
い限りにおいて一般に接着剤として用いられる樹
脂を併用することが出来る。これらの樹脂の例と
しては、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアルコール、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリメ
タクリル酸エステル、エチルセルロース、ポリス
チレン、ポリエチレン、エチレン/酢酸ビニル共
重合体、ポリアミド等がある。 本発明に使用する熱溶融性色素は融点が60℃〜
120℃の範囲内のものであれば、いずれも好適に
使用されるが、具体例としてカラーインデツクス
に記載された化合物の一例を下に記す。
【表】
本発明の熱軟化性インク層を支持体に塗工又は
印刷するに当り、上記のバインダー材、熱溶融性
色素以外にその他の添加剤、例えば、界面活性
剤、分散剤、を添加しても良い。支持体として
は、コンデンサ紙、タイプライター用紙、トレー
シングペーパー等の薄紙、合成紙、セロハン紙、
更にはポリエステルフイルム、ポリイミドフイル
ム、ポリエチレンフイルム、ポリカーボネートフ
イルム、ポリスチレンフイルム、テフロンフイル
ム、等の合成樹脂フイルムをそのまま又は熱ヘツ
ドに粘着しない様に耐熱処理加工をして使用され
る。 耐熱処理加工は、これらの紙又はフイルムに塗
布された転写層と反対側のサーマルヘツドに接触
する面に、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラ
ミン樹脂、フエノール樹脂、フツ素樹脂、ポリイ
ミド樹脂、ニトロセルロースなどを設けることに
より行なわれうる。 塗工機は、エアーナイフコーター、ロールコー
ター、ブレードコーター、バーコーター等の公知
のコーターで塗工されるし、又、フレキソ法、グ
ラビア法等での公知の印刷機も使用され得る。 これらの塗工には一般に溶剤が使用されるが、
この場合の溶剤としては例えば、メチルエチルケ
トン、アセトン、酢酸エチル、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリエ
ン、メタノール、エタノール等が挙げられる。 又、線状ポリエステル樹脂の種類を選択するこ
とにより、例えばGM−400、900〔東洋紡(株)〕な
どを用いてホツトメルト塗工を行なうことも可能
である。又、フルカラー画像を得る為には、少な
くともイエロー、マゼンタ、の各色のインクをシ
アンと同一支持体状に線順次、面順次、点順次の
方式で部分印刷をして実施しうる。 (E) 実施例 実施例によつて、本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例 1〜3 階調記録用熱転写シートの作成に当つて、熱軟
化性インク層として、バインダー材をバイロン−
630(東洋紡(株))、熱溶融性色素をSOT−BlueG
(保土谷化学、融点74〜75℃)を用いてトルエ
ン:MEK(8:2)の混合溶媒に溶解して表−1
に示す配合比率で耐熱処理をした6μのポリエス
テルフイルムに乾燥塗目方3.5g/m2をメイヤー
バーにて溶剤塗工した。 該熱転写シートのインク面を普通紙(熱転写紙
用受像紙、三菱製紙製、商品名TTR−T)と重
ね合わせ、熱転写シートの裏面より松下電子部品
製フアクシミリ試験機により16.0Vにてパルス巾
を1.0ミリ秒から3.0ミリ秒と0.2ミリ秒おきに変化
させて加熱印字をし、転写された画像濃度を光学
濃度計(マクベスRD514型)にて測定した。 比較例としては、バインダー材と熱溶融性色素
の添加比率を変えたもの、又はバインダー材の種
類を変えたものを示した。
印刷するに当り、上記のバインダー材、熱溶融性
色素以外にその他の添加剤、例えば、界面活性
剤、分散剤、を添加しても良い。支持体として
は、コンデンサ紙、タイプライター用紙、トレー
シングペーパー等の薄紙、合成紙、セロハン紙、
更にはポリエステルフイルム、ポリイミドフイル
ム、ポリエチレンフイルム、ポリカーボネートフ
イルム、ポリスチレンフイルム、テフロンフイル
ム、等の合成樹脂フイルムをそのまま又は熱ヘツ
ドに粘着しない様に耐熱処理加工をして使用され
る。 耐熱処理加工は、これらの紙又はフイルムに塗
布された転写層と反対側のサーマルヘツドに接触
する面に、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラ
ミン樹脂、フエノール樹脂、フツ素樹脂、ポリイ
ミド樹脂、ニトロセルロースなどを設けることに
より行なわれうる。 塗工機は、エアーナイフコーター、ロールコー
ター、ブレードコーター、バーコーター等の公知
のコーターで塗工されるし、又、フレキソ法、グ
ラビア法等での公知の印刷機も使用され得る。 これらの塗工には一般に溶剤が使用されるが、
この場合の溶剤としては例えば、メチルエチルケ
トン、アセトン、酢酸エチル、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリエ
ン、メタノール、エタノール等が挙げられる。 又、線状ポリエステル樹脂の種類を選択するこ
とにより、例えばGM−400、900〔東洋紡(株)〕な
どを用いてホツトメルト塗工を行なうことも可能
である。又、フルカラー画像を得る為には、少な
くともイエロー、マゼンタ、の各色のインクをシ
アンと同一支持体状に線順次、面順次、点順次の
方式で部分印刷をして実施しうる。 (E) 実施例 実施例によつて、本発明を更に詳しく説明す
る。 実施例 1〜3 階調記録用熱転写シートの作成に当つて、熱軟
化性インク層として、バインダー材をバイロン−
630(東洋紡(株))、熱溶融性色素をSOT−BlueG
(保土谷化学、融点74〜75℃)を用いてトルエ
ン:MEK(8:2)の混合溶媒に溶解して表−1
に示す配合比率で耐熱処理をした6μのポリエス
テルフイルムに乾燥塗目方3.5g/m2をメイヤー
バーにて溶剤塗工した。 該熱転写シートのインク面を普通紙(熱転写紙
用受像紙、三菱製紙製、商品名TTR−T)と重
ね合わせ、熱転写シートの裏面より松下電子部品
製フアクシミリ試験機により16.0Vにてパルス巾
を1.0ミリ秒から3.0ミリ秒と0.2ミリ秒おきに変化
させて加熱印字をし、転写された画像濃度を光学
濃度計(マクベスRD514型)にて測定した。 比較例としては、バインダー材と熱溶融性色素
の添加比率を変えたもの、又はバインダー材の種
類を変えたものを示した。
【表】
比較例3〜9のバインダー材は以下の通り
【表】
結果は表−1より明らかな通り、ある種の樹脂
においては常温での支持体に対する接着性の良い
ものでも、熱溶融時の接着性が悪く、熱溶融性色
素の一部が与えられた熱エネルギー量に応じて、
熱で融けて受像紙に転写する際に、熱転写シート
上の未溶融の色素も同時に受像紙に転写してしま
い良好な階調性は得られない。又、例えばエチレ
ン酢ビの如き別の種類の樹脂においては逆に支持
体への加熱時の接着性にすぐれていても、熱転写
シートと受像紙の印字時の粘着性が大きい為に熱
転写シートのインク層が少量溶融した場合でも受
像紙に全面的に転写してしまい、やはり良好な階
調調性は得られない。(比較例3〜9) 又、前記の事は、同じ線状飽和ポリエステル樹
脂を用いた場合でも熱溶融色素のバインダー材に
対する添加比率が大きい場合には同様にあてはま
り、良好な階調性は得られない。(比較例1) (F) 発明の効果 本発明の如く、熱軟化性インク層のインク総量
に対して熱溶融性色素を42〜72重量%含有するこ
とで、パルス巾の増大につれて良好な階調性を示
す熱転写シートを提供できた。
においては常温での支持体に対する接着性の良い
ものでも、熱溶融時の接着性が悪く、熱溶融性色
素の一部が与えられた熱エネルギー量に応じて、
熱で融けて受像紙に転写する際に、熱転写シート
上の未溶融の色素も同時に受像紙に転写してしま
い良好な階調性は得られない。又、例えばエチレ
ン酢ビの如き別の種類の樹脂においては逆に支持
体への加熱時の接着性にすぐれていても、熱転写
シートと受像紙の印字時の粘着性が大きい為に熱
転写シートのインク層が少量溶融した場合でも受
像紙に全面的に転写してしまい、やはり良好な階
調調性は得られない。(比較例3〜9) 又、前記の事は、同じ線状飽和ポリエステル樹
脂を用いた場合でも熱溶融色素のバインダー材に
対する添加比率が大きい場合には同様にあてはま
り、良好な階調性は得られない。(比較例1) (F) 発明の効果 本発明の如く、熱軟化性インク層のインク総量
に対して熱溶融性色素を42〜72重量%含有するこ
とで、パルス巾の増大につれて良好な階調性を示
す熱転写シートを提供できた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 支持体上に熱溶融性色素及び線状飽和ポリエ
ステル樹脂を主成分とし、融点が60℃〜120℃で
ある熱溶融性色素が42〜72重量%含有される熱軟
化性インク層を設けたことを特徴とする階調記録
用熱転写シート。 2 該熱溶融性色素が少なくともイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各色より成り、これ等を含有する
熱軟化性インク層が同一支持体上に部分塗工され
ている特許請求の範囲第1項記載の階調用熱転写
シート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60058947A JPS61217290A (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 階調記録用熱転写シ−ト |
| US06/841,607 US4756950A (en) | 1985-03-23 | 1986-03-20 | Gradation recording heat-transfer sheet |
| DE19863609710 DE3609710A1 (de) | 1985-03-23 | 1986-03-21 | Gradations-waermeuebertragungs-aufzeichnungsblatt |
| DE3644928A DE3644928C2 (ja) | 1985-03-23 | 1986-03-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60058947A JPS61217290A (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 階調記録用熱転写シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61217290A JPS61217290A (ja) | 1986-09-26 |
| JPH0441918B2 true JPH0441918B2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=13099019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60058947A Granted JPS61217290A (ja) | 1985-03-23 | 1985-03-23 | 階調記録用熱転写シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61217290A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62216790A (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-24 | Kao Corp | 熱転写記録用インクシ−ト |
| JPS63227382A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | Tsuneo Iwasaki | 溶融型階調記録用熱転写シ−ト |
| JP2605307B2 (ja) * | 1987-11-04 | 1997-04-30 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写材並びに被熱転写材及びこれらを用いた熱転写記録方法 |
| JPS6414089A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-18 | Tsuneo Iwasaki | Color thermal transfer sheet |
| JP2581096B2 (ja) * | 1987-08-28 | 1997-02-12 | 三菱電機株式会社 | 転写型感熱記録用シ−ト |
| JP2615759B2 (ja) * | 1988-02-15 | 1997-06-04 | 凸版印刷株式会社 | 画像形成方法 |
| JPH01258990A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
| JPH0278596A (ja) * | 1988-06-15 | 1990-03-19 | Konica Corp | 感熱転写記録媒体 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57193377A (en) * | 1981-05-23 | 1982-11-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Recording method for color halftone image |
| JPS5849296A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Ricoh Co Ltd | 感熱転写用記録材料 |
| JPS5939595A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-03 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 階調画像用熱転写記録材 |
| JPS6040295A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-03-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 感熱性多数回転写材 |
-
1985
- 1985-03-23 JP JP60058947A patent/JPS61217290A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61217290A (ja) | 1986-09-26 |
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