JPH0442084Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0442084Y2 JPH0442084Y2 JP1986055853U JP5585386U JPH0442084Y2 JP H0442084 Y2 JPH0442084 Y2 JP H0442084Y2 JP 1986055853 U JP1986055853 U JP 1986055853U JP 5585386 U JP5585386 U JP 5585386U JP H0442084 Y2 JPH0442084 Y2 JP H0442084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- scaffolding
- members
- slope
- slopes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物などを建造するさいその外周を
工夫するために組み立てられた足場に用いられる
間伐材で造られた平板状の足場板に関するもので
ある。
工夫するために組み立てられた足場に用いられる
間伐材で造られた平板状の足場板に関するもので
ある。
従来、ビルなどの建築物の建造或は既設のそれ
らの修復のため外まわりの工事をするさい、それ
らの周囲に足場を組み立てて行なつている。この
足場には人が仕事をしたり歩いたりするのに都合
の良いように適当な幅で平らな上面を備えた足場
部材が渡されている。
らの修復のため外まわりの工事をするさい、それ
らの周囲に足場を組み立てて行なつている。この
足場には人が仕事をしたり歩いたりするのに都合
の良いように適当な幅で平らな上面を備えた足場
部材が渡されている。
昔は適当な径の丸太材で足場を組み立て、その
足場に適当な厚さと幅の木板を渡して足場板とし
ていたが、資源不足による木材価格の高騰と、足
場の組立方法が面倒なため工数を多く要して設営
費が高くなる等の理由で次第に行なわれなくなつ
た。これに代るものとして鉄製パイプを組み立て
る足場が開発され、組み立てが容易で足場として
の強度が高いため広く使用されている。また足場
部材としては上記の足場に装着容易な構造の鉄製
のものが開発されている。
足場に適当な厚さと幅の木板を渡して足場板とし
ていたが、資源不足による木材価格の高騰と、足
場の組立方法が面倒なため工数を多く要して設営
費が高くなる等の理由で次第に行なわれなくなつ
た。これに代るものとして鉄製パイプを組み立て
る足場が開発され、組み立てが容易で足場として
の強度が高いため広く使用されている。また足場
部材としては上記の足場に装着容易な構造の鉄製
のものが開発されている。
しかしながらこの鉄製の足場部材は、重量があ
るため取扱いが面倒であり、足場自体の強度もそ
れだけ高くしなければならず、そのうえ滑り易く
特に水で濡れていると一層滑り易く保安上余り好
ましくないなどの欠点がある。
るため取扱いが面倒であり、足場自体の強度もそ
れだけ高くしなければならず、そのうえ滑り易く
特に水で濡れていると一層滑り易く保安上余り好
ましくないなどの欠点がある。
一方植林や伐採のさい発生する間伐材は、その
径が小さいため材木としては殆ど使用されず大部
分のものは放棄されている状態である。木材資源
の不足している時代貴重な資源を浪費することは
さけなければならないが、さればと云つてその使
用途が容易に見つからず、関係者が一様に苦慮し
ている現況である。
径が小さいため材木としては殆ど使用されず大部
分のものは放棄されている状態である。木材資源
の不足している時代貴重な資源を浪費することは
さけなければならないが、さればと云つてその使
用途が容易に見つからず、関係者が一様に苦慮し
ている現況である。
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、重量も比較的軽く水に濡れても滑
り難い、入手が容易で価格も安い間伐材で造られ
た足場板を提供せんとするものである。
されたもので、重量も比較的軽く水に濡れても滑
り難い、入手が容易で価格も安い間伐材で造られ
た足場板を提供せんとするものである。
本考案の一実施例を示す第1図及び第2図につ
いて以下説明する。間伐材からなる丸太1を長手
方向に木芯を通つて二つ割りにしたのち、切断し
た中央面2の直径方向の両端において該中央面2
と所定角度αをなす両斜面3,3′を形成するよ
うに、中央面2の直径方向の両端に連接した外周
円弧部分を長手方向に切削し、さらに中央面2と
所定間隙t(厚さになる)だけ離れて平行な上面
4を形成し且つ両斜面3,3′と上面4との交差
する附近に適宜な幅の円周部10を残存せしめる
ように中央面2と対向する外周円弧部分を長手方
向に切削して2個の断面梯形状の部材5を製作す
る。次に一方の部材5の斜面3′と他方の部材5
の斜面3とを合せ、接触する両斜面3,3′に予
め設けていた太棒穴6に太棒7を嵌着すると共
に、接触する両斜面3,3′間に接着材8を塗布
したのち、両部材5,5を左右両端から圧接し固
着させて平板状の足場板9とする。
いて以下説明する。間伐材からなる丸太1を長手
方向に木芯を通つて二つ割りにしたのち、切断し
た中央面2の直径方向の両端において該中央面2
と所定角度αをなす両斜面3,3′を形成するよ
うに、中央面2の直径方向の両端に連接した外周
円弧部分を長手方向に切削し、さらに中央面2と
所定間隙t(厚さになる)だけ離れて平行な上面
4を形成し且つ両斜面3,3′と上面4との交差
する附近に適宜な幅の円周部10を残存せしめる
ように中央面2と対向する外周円弧部分を長手方
向に切削して2個の断面梯形状の部材5を製作す
る。次に一方の部材5の斜面3′と他方の部材5
の斜面3とを合せ、接触する両斜面3,3′に予
め設けていた太棒穴6に太棒7を嵌着すると共
に、接触する両斜面3,3′間に接着材8を塗布
したのち、両部材5,5を左右両端から圧接し固
着させて平板状の足場板9とする。
太棒7は足場板9の必要強度換言すれば使用す
る部材5の厚さt及び長さによつて変るが、大体
直径が5〜10mmのものを200〜400mm間隔位で部材
5の接触する両面3,3′に打ち込み使用する。
る部材5の厚さt及び長さによつて変るが、大体
直径が5〜10mmのものを200〜400mm間隔位で部材
5の接触する両面3,3′に打ち込み使用する。
この足場板9は、従来の足場部材と同様に足場
に渡して使用される。又一般の平板としけ使用で
きることは論を俟たない。
に渡して使用される。又一般の平板としけ使用で
きることは論を俟たない。
この場合、足場板9を構成している部材5は、
間伐材から造られており、そのうえ木芯を通つて
二つ割りにしているので、径の細い間伐材も利用
できるので、木材資源不足時代でも原材料の入手
が容易で、価格も安く入手できる。又部材5同志
の接着面が斜面3,3′を形成しているので同一
厚さでも接着面積が拡大され部材5同志の接着強
度を高めている。又部材5同志の木目がそれぞれ
反対方向になつており、そのうえ接触する両斜面
3,3′を太棒7で接続しているので、戸外の嚴
しい環境下で長年使用していても足場板9の曲
り、反りなどの狂いの発生を完全に防止してい
る。又両斜面3,3′と上面との交差する附近に
適宜な幅の円周部10を残存せしめるようにして
いるので、間伐材の廃棄率を低めて有限資源であ
る木材の有効利用を高めている。又両部材5,5
を左右両端から圧接して両斜面3,3′を接着す
るのであるが、普通圧接したとき接触面が盛り上
つて接着できず上下からも加圧して行なわなけれ
ばならないため、接着設備が大きくなり加工工数
も多く要することになるが、本考案の場合両部材
5,5の接触する両斜面3,3′を太棒7で連結
しているので上下から加圧する必要がなく接着設
備が簡易なものになり加工工数も少なくてすむの
で、原価低減に寄与する。又足場板9は、円周部
10のある側を上面にして使用すると、円周部1
0が上面の水捌けを良くすると共に、滑り止めの
役目もするので、きわめて安全性が高く保安上優
れた特性を有している。
間伐材から造られており、そのうえ木芯を通つて
二つ割りにしているので、径の細い間伐材も利用
できるので、木材資源不足時代でも原材料の入手
が容易で、価格も安く入手できる。又部材5同志
の接着面が斜面3,3′を形成しているので同一
厚さでも接着面積が拡大され部材5同志の接着強
度を高めている。又部材5同志の木目がそれぞれ
反対方向になつており、そのうえ接触する両斜面
3,3′を太棒7で接続しているので、戸外の嚴
しい環境下で長年使用していても足場板9の曲
り、反りなどの狂いの発生を完全に防止してい
る。又両斜面3,3′と上面との交差する附近に
適宜な幅の円周部10を残存せしめるようにして
いるので、間伐材の廃棄率を低めて有限資源であ
る木材の有効利用を高めている。又両部材5,5
を左右両端から圧接して両斜面3,3′を接着す
るのであるが、普通圧接したとき接触面が盛り上
つて接着できず上下からも加圧して行なわなけれ
ばならないため、接着設備が大きくなり加工工数
も多く要することになるが、本考案の場合両部材
5,5の接触する両斜面3,3′を太棒7で連結
しているので上下から加圧する必要がなく接着設
備が簡易なものになり加工工数も少なくてすむの
で、原価低減に寄与する。又足場板9は、円周部
10のある側を上面にして使用すると、円周部1
0が上面の水捌けを良くすると共に、滑り止めの
役目もするので、きわめて安全性が高く保安上優
れた特性を有している。
本考案の他の実施例を示す第3図について以下
説明する。まづ一実施例の場合(第1図)と同様
にして、間伐材からなる丸太から木芯を通つて二
つ割りに切断した中央面2と所定角度αを有する
両斜面3,3′と、所定厚さtとを備えた多数の
断面梯形状の部材51,52,53,54……を製作
する。次に足場部材9の製作方法と同様にして、
部材51の斜面3′に部材52の斜面3を合せ、さ
らに部材52の斜面3′に部材53の斜面3を合せ
るようにして部材51,52,53,54を横に並べ
ると共に、それぞれの接触する斜面3,3′に予
め設けられた太棒穴6に太棒71,72,73を嵌
着し、さらに接触する両斜面3,3′間に接着材
8を塗布したのち、部材51,52,53,54を圧
接固着して平板状の足場板9′とする。
説明する。まづ一実施例の場合(第1図)と同様
にして、間伐材からなる丸太から木芯を通つて二
つ割りに切断した中央面2と所定角度αを有する
両斜面3,3′と、所定厚さtとを備えた多数の
断面梯形状の部材51,52,53,54……を製作
する。次に足場部材9の製作方法と同様にして、
部材51の斜面3′に部材52の斜面3を合せ、さ
らに部材52の斜面3′に部材53の斜面3を合せ
るようにして部材51,52,53,54を横に並べ
ると共に、それぞれの接触する斜面3,3′に予
め設けられた太棒穴6に太棒71,72,73を嵌
着し、さらに接触する両斜面3,3′間に接着材
8を塗布したのち、部材51,52,53,54を圧
接固着して平板状の足場板9′とする。
足場板9′は、その幅が広くなつているだけで、
その作用効果が足場板9と殆んど変らない。
その作用効果が足場板9と殆んど変らない。
上記の実施例において、各部材はその断面形状
を略同一にしたが、厚さtが同じで、隣合つた部
材の接触する斜面がそれぞれの底面と同一の角度
を有するものであれば断面形状が異なつても良
い。
を略同一にしたが、厚さtが同じで、隣合つた部
材の接触する斜面がそれぞれの底面と同一の角度
を有するものであれば断面形状が異なつても良
い。
本考案は上記の構成なので次の作用効果を奏す
る。
る。
(1) 足場板を構成する各部材は木材資源不足時代
でも入手の容易で安価な間伐材を使用している
ので、足場板の供給に支障を来すことがない。
でも入手の容易で安価な間伐材を使用している
ので、足場板の供給に支障を来すことがない。
(2) 原材料が安価で製造も比較的容易なので足場
板を安価で提供できる。
板を安価で提供できる。
(3) 各部材の接触面を太棒で連結すると共に、そ
の接触面を斜面で形成し接着材の接着面積を拡
大して接着強度を高めて、機械的強度の高い足
場板を供給できる。
の接触面を斜面で形成し接着材の接着面積を拡
大して接着強度を高めて、機械的強度の高い足
場板を供給できる。
(4) 木材を主体としているので、従来の鉄製足場
部材より重量が軽く取扱いが容易である。
部材より重量が軽く取扱いが容易である。
(5) 上面が雨水などで濡れたとき、円周部が水捌
けを良くして滑るようなことが起こらず、その
うえ滑り止めの役目もするので、保安上優れた
特性を有している。
けを良くして滑るようなことが起こらず、その
うえ滑り止めの役目もするので、保安上優れた
特性を有している。
(6) 太棒と接着材で圧接固着した各部材の木目を
揃いないように配置しているので、戸外の厳し
い環境下で長く使用しても足場板に曲り、反り
などの狂いが発生しない。
揃いないように配置しているので、戸外の厳し
い環境下で長く使用しても足場板に曲り、反り
などの狂いが発生しない。
(7) 各部材に円周部を残存せしめるようにしたの
で、間伐材の廃棄率が低められて有限資源であ
る木材の有効利用の向上を達成できる。
で、間伐材の廃棄率が低められて有限資源であ
る木材の有効利用の向上を達成できる。
(8) 両部材の接触する両斜面を太棒で接続するこ
とにより、接触面の接着強度を高めると共に、
接着設備の簡易化と作業工数の節減を計ること
ができる。
とにより、接触面の接着強度を高めると共に、
接着設備の簡易化と作業工数の節減を計ること
ができる。
第1図〜第2図は本考案の一実施例を示し、第
1図は間伐材の断面図、第2図は足場板の断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す足場板の
断面図である。 1……丸太、2……中央面、3,3′……斜面、
4……上面、5,51,52,53,54……部材、
7,71,72,73……太棒、8……接着材、1
0……円周部、α……角度、t……厚さ。
1図は間伐材の断面図、第2図は足場板の断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示す足場板の
断面図である。 1……丸太、2……中央面、3,3′……斜面、
4……上面、5,51,52,53,54……部材、
7,71,72,73……太棒、8……接着材、1
0……円周部、α……角度、t……厚さ。
Claims (1)
- 間伐材からなる丸太を長手方向に木芯を通つて
二つ割りにした夫々の外周を切削して形成され
た、切断した中央面の直径方向の両端において該
中央面と所定角度をなす対向する両斜面と、前記
中央面に平行で所定厚さを保持する上面と、該斜
面と上面との交差する附近に残存せしめられた適
宜な幅の円周部とを備えた断面梯形状の部材の複
数個を、隣合つた該部材の木目が可及的に揃わな
いように且つ前記上面を互い違いにして、接合さ
れた夫々の一方の斜面を介して、太棒と接着材で
圧接固着されたことを特徴とする間伐材で造られ
た足場板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986055853U JPH0442084Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986055853U JPH0442084Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61183607U JPS61183607U (ja) | 1986-11-15 |
| JPH0442084Y2 true JPH0442084Y2 (ja) | 1992-10-05 |
Family
ID=30578916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986055853U Expired JPH0442084Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442084Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5459305A (en) * | 1977-10-18 | 1979-05-12 | Soshin Mokuzai Kk | Production of hollow angular material |
| JPS54134788U (ja) * | 1978-03-11 | 1979-09-19 | ||
| JPS5557410A (en) * | 1978-10-26 | 1980-04-28 | Chugoku Kikai Seisakusho Kk | Sawing method of wood |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP1986055853U patent/JPH0442084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61183607U (ja) | 1986-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8695295B2 (en) | Timber structural member | |
| CN202023297U (zh) | 木材结构件 | |
| CA2936423A1 (en) | I-joists and method of fabrication thereof | |
| JPH0442084Y2 (ja) | ||
| JPH06200571A (ja) | 間伐材を利用した集成壁体による建物施工方法 | |
| US4891927A (en) | Joint for connecting wooden beams to each other, and the use of the joint in roof truss structures | |
| JPS63500531A (ja) | 梁及びその製造方法 | |
| CN113719012A (zh) | 抗剪正交胶合木-混凝土组合楼板 | |
| CN109072613B (zh) | 具有成对凸缘和腹板的结构构件 | |
| JPS5811107A (ja) | 間伐材から足場板の製造方法 | |
| JP3027931B2 (ja) | プレストレスト集成材製長梁及びその製造方法 | |
| JPH1110611A (ja) | 強化長尺木質材 | |
| JP6254246B1 (ja) | 木造軸組における柱と合わせ横架材の接合構造及びその施工方法 | |
| JP2009000932A (ja) | 構造用集成材 | |
| JP3693158B2 (ja) | 骨組構造体とそれに使用するフレーム部材及びカバー部材 | |
| JPS6324193Y2 (ja) | ||
| CN109072614B (zh) | 改进的木材连结件 | |
| JPS6244031Y2 (ja) | ||
| JPS6244032Y2 (ja) | ||
| JPS625806A (ja) | 集成板の製造方法 | |
| CN109794994B (zh) | 一种clt板及连接装置 | |
| JPS6115802B2 (ja) | ||
| JP2001348993A (ja) | 複合床パネル | |
| CN119213192A (zh) | 改进的与木材翼缘的腹板连接 | |
| JPH07305413A (ja) | 木材パネル工法の家 |