JPH0442331Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442331Y2 JPH0442331Y2 JP1983063589U JP6358983U JPH0442331Y2 JP H0442331 Y2 JPH0442331 Y2 JP H0442331Y2 JP 1983063589 U JP1983063589 U JP 1983063589U JP 6358983 U JP6358983 U JP 6358983U JP H0442331 Y2 JPH0442331 Y2 JP H0442331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- microns
- thickness
- cloth
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
本考案は、テニス、サツカー等の球技場に使用
して好適な球技場用人工芝に関する。 従来既に、ポリアミド又はポリ塩化ビニリデン
等の緑色の合成繊維糸を織布に植付加工し、裏面
から合成ゴム等でパイル止め加工し、3乃至6倍
に発泡させた厚さ10mm程度のスポンジゴムシート
を貼着したものが公知である。 しかしながら、従来製品は、価格と安定性から
黄鉛等重金属含有顔料によつて糸状物が緑色に染
色されているので、糸間に介在する土壌による反
射の増加、摩擦によつて粉化あるいは折損し、人
体に有害な黄鉛等の重金属を飛散させる欠点を有
していた。 この欠点をなくすためには、黄鉛等の重金属を
含有しない顔料で糸状物を染色することで解決で
きるが、厚みが薄いと糸状物の耐候性が悪くなり
寿命が短くなる。逆に厚みを厚くすると耐候性は
よくなるが、ボールの転りスピードが殺され、且
つ、ボールのバウンドが低くなつたり、イレギユ
ラーしたりして、ボールが競技に不適当な挙動を
するという欠点を有していた。 本考案は上記欠点を解消して、人体に有害な黄
鉛等の重金属を飛散させることなく、ボールが競
技に不適当な挙動をすることなく、且つ、粉化し
にくく適度の寿命を有する球技場用人工芝を提供
することを目的とする。 次に、本考案球技場用人工芝の実施例を図面に
基づいて説明する。 1は、フタロシアニン系顔料としてフタロシア
ニングリーンと酸化鉄系顔料として弁柄、他の顔
料としてイソインドリノンを混合して緑色に染色
された合成繊維からなる糸状物である。 糸状物1は、合成繊維織布2に植付加工され、
合成繊維織布2の裏面にはフオームラバー3が接
着されている。尚、糸状物が植付加工される布と
しては、前記実施例の如き織布2の他、編物、不
織布であつてもよい。 4は、合成繊維織布2上の糸状物1の間に介在
される砂、土もしくは炭酸カルシウム等の無機粉
粒物等の土壌である。 糸状物1としては、ポリピロピレン、ポリアミ
ド、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂からなるモ
ノフイラメント、マルチフイラメント、スプリツ
トヤーン、フラツトヤーン等のフイラメントや紡
績糸が用いられ、その厚みは50ミクロン以上300
ミクロン以下、好ましくは70ミクロン以上270ミ
クロン以下のものが好適に使用される。 糸状物の厚みが50ミクロン以下であると耐光性
安定剤を添加しても、光線が透過し易く合成樹脂
が劣化して脆くなり、糸状物が粉化、折損を起こ
し易くなり、フタロシアニン系顔料で染色した糸
状物に充分な耐候性を実現することができない。
又、厚みが300ミクロン以上であると、固すぎて
ボールの転りスピードが殺され、バウンドも低
く、且つ、イレギユラーバウンドをすると共に、
ボールの表面に傷を付けるものとなり、球技場用
人工芝としては、不適当なものとなる。 以下その実施例を下記表に示す。 尚、表示に当たつて、項目の説明を行う。 (1) 磨耗:JIS L−1021 H38 1Kg荷重1万回後
の磨耗量(表中○、△は磨耗量が少なく良好
であることを示し、×は不可を示す) (2) 耐候性:サンシヤインウエザロメーターによ
り粉化発生迄の時間を300時間毎にチエツク
した(表中○印は粉化がみられず、△印は粉
化が僅か発生、×印は粉化の発生が著しいこ
とを示す) (3) パイロツト:パイロツトフイールドを使用し
(1日5時間以上競技に使用)、その半年後及
び2年後に磨耗量を追跡調査(残り高さを測
定し、75%以上が残つているものを合格○印
とし、75%に達しないものを不合格×印とし
た) (4) プレー性:硬式テニスボールの転がりスピー
ド、ボールのバウンド高さ等をクレーコート
と比較して実際のプレーヤーによりチエツク
リスト評価した(表中◎,○,△,×の印は
プレーの良否を優、良、可、不可の順に示し
たもので、×印の場合はイレギユラーバウン
ドの発生を示す) (5) ボール表面の損傷:プレー開始から1時間後
に硬式テニスボールの外観を観察した(表中
◎,○,△,×は損傷の度合の順位を示した
もので、×印はボールの表面の傷が著しく毛
羽立つている)
して好適な球技場用人工芝に関する。 従来既に、ポリアミド又はポリ塩化ビニリデン
等の緑色の合成繊維糸を織布に植付加工し、裏面
から合成ゴム等でパイル止め加工し、3乃至6倍
に発泡させた厚さ10mm程度のスポンジゴムシート
を貼着したものが公知である。 しかしながら、従来製品は、価格と安定性から
黄鉛等重金属含有顔料によつて糸状物が緑色に染
色されているので、糸間に介在する土壌による反
射の増加、摩擦によつて粉化あるいは折損し、人
体に有害な黄鉛等の重金属を飛散させる欠点を有
していた。 この欠点をなくすためには、黄鉛等の重金属を
含有しない顔料で糸状物を染色することで解決で
きるが、厚みが薄いと糸状物の耐候性が悪くなり
寿命が短くなる。逆に厚みを厚くすると耐候性は
よくなるが、ボールの転りスピードが殺され、且
つ、ボールのバウンドが低くなつたり、イレギユ
ラーしたりして、ボールが競技に不適当な挙動を
するという欠点を有していた。 本考案は上記欠点を解消して、人体に有害な黄
鉛等の重金属を飛散させることなく、ボールが競
技に不適当な挙動をすることなく、且つ、粉化し
にくく適度の寿命を有する球技場用人工芝を提供
することを目的とする。 次に、本考案球技場用人工芝の実施例を図面に
基づいて説明する。 1は、フタロシアニン系顔料としてフタロシア
ニングリーンと酸化鉄系顔料として弁柄、他の顔
料としてイソインドリノンを混合して緑色に染色
された合成繊維からなる糸状物である。 糸状物1は、合成繊維織布2に植付加工され、
合成繊維織布2の裏面にはフオームラバー3が接
着されている。尚、糸状物が植付加工される布と
しては、前記実施例の如き織布2の他、編物、不
織布であつてもよい。 4は、合成繊維織布2上の糸状物1の間に介在
される砂、土もしくは炭酸カルシウム等の無機粉
粒物等の土壌である。 糸状物1としては、ポリピロピレン、ポリアミ
ド、ポリ塩化ビニリデン等の合成樹脂からなるモ
ノフイラメント、マルチフイラメント、スプリツ
トヤーン、フラツトヤーン等のフイラメントや紡
績糸が用いられ、その厚みは50ミクロン以上300
ミクロン以下、好ましくは70ミクロン以上270ミ
クロン以下のものが好適に使用される。 糸状物の厚みが50ミクロン以下であると耐光性
安定剤を添加しても、光線が透過し易く合成樹脂
が劣化して脆くなり、糸状物が粉化、折損を起こ
し易くなり、フタロシアニン系顔料で染色した糸
状物に充分な耐候性を実現することができない。
又、厚みが300ミクロン以上であると、固すぎて
ボールの転りスピードが殺され、バウンドも低
く、且つ、イレギユラーバウンドをすると共に、
ボールの表面に傷を付けるものとなり、球技場用
人工芝としては、不適当なものとなる。 以下その実施例を下記表に示す。 尚、表示に当たつて、項目の説明を行う。 (1) 磨耗:JIS L−1021 H38 1Kg荷重1万回後
の磨耗量(表中○、△は磨耗量が少なく良好
であることを示し、×は不可を示す) (2) 耐候性:サンシヤインウエザロメーターによ
り粉化発生迄の時間を300時間毎にチエツク
した(表中○印は粉化がみられず、△印は粉
化が僅か発生、×印は粉化の発生が著しいこ
とを示す) (3) パイロツト:パイロツトフイールドを使用し
(1日5時間以上競技に使用)、その半年後及
び2年後に磨耗量を追跡調査(残り高さを測
定し、75%以上が残つているものを合格○印
とし、75%に達しないものを不合格×印とし
た) (4) プレー性:硬式テニスボールの転がりスピー
ド、ボールのバウンド高さ等をクレーコート
と比較して実際のプレーヤーによりチエツク
リスト評価した(表中◎,○,△,×の印は
プレーの良否を優、良、可、不可の順に示し
たもので、×印の場合はイレギユラーバウン
ドの発生を示す) (5) ボール表面の損傷:プレー開始から1時間後
に硬式テニスボールの外観を観察した(表中
◎,○,△,×は損傷の度合の順位を示した
もので、×印はボールの表面の傷が著しく毛
羽立つている)
【表】
上記実測例で用いられた競技用人工芝は次のと
おりの材料で形成されたものである。 A 糸状物 合成樹脂(ポリプロピレン樹脂) 100重量部 顔料(フタロシアニングリーン、弁柄、イソイ
ンドリノン) 2重量部 耐候性安定(ベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤) 0.5重量部 B 土壌 粒径0.15〜1.7mmの乾燥砂 C 布 ポリプロピレン製織布 本考案においては、布に植付加工された合成樹
脂からなる糸状物がフタロシアニン系顔料およ
び/又は酸化鉄系顔料で染色され、且つ、布上の
糸状物の間に土壌が介在されたものであつても、
糸状物の厚みが50ミクロン以上であるので、充分
な耐候性を有しており、粉化或いは、折損を起こ
すことなく、従来の如き人体に有害な重金属を飛
散させることもない。 また、糸状物の厚みが300ミクロン以下である
ので、固すぎず、ボールの転がりスピードを殺す
ことがなく、バウンドも低くなることもなく、イ
レギユラーバウンドをすることもなく、安定して
競技が行えるものであり、且つ、ボールの表面に
傷を付けることもなく、球技場用人工芝として好
適に使用することができるものである。
おりの材料で形成されたものである。 A 糸状物 合成樹脂(ポリプロピレン樹脂) 100重量部 顔料(フタロシアニングリーン、弁柄、イソイ
ンドリノン) 2重量部 耐候性安定(ベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤) 0.5重量部 B 土壌 粒径0.15〜1.7mmの乾燥砂 C 布 ポリプロピレン製織布 本考案においては、布に植付加工された合成樹
脂からなる糸状物がフタロシアニン系顔料およ
び/又は酸化鉄系顔料で染色され、且つ、布上の
糸状物の間に土壌が介在されたものであつても、
糸状物の厚みが50ミクロン以上であるので、充分
な耐候性を有しており、粉化或いは、折損を起こ
すことなく、従来の如き人体に有害な重金属を飛
散させることもない。 また、糸状物の厚みが300ミクロン以下である
ので、固すぎず、ボールの転がりスピードを殺す
ことがなく、バウンドも低くなることもなく、イ
レギユラーバウンドをすることもなく、安定して
競技が行えるものであり、且つ、ボールの表面に
傷を付けることもなく、球技場用人工芝として好
適に使用することができるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す説明図であ
る。 符号の説明、1……糸状物、2……布、3……
土壌。
る。 符号の説明、1……糸状物、2……布、3……
土壌。
Claims (1)
- 布に植布加工されたフタロシアニン系顔料およ
び/又は酸化鉄系顔料で染色された合成樹脂から
なる糸状物の厚みが50ミクロン以上300ミクロン
以下であり、布上の糸状物の間に土壌が介在され
ていることを特徴とする球技場用人工芝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6358983U JPS59167805U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 人工芝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6358983U JPS59167805U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 人工芝 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59167805U JPS59167805U (ja) | 1984-11-10 |
| JPH0442331Y2 true JPH0442331Y2 (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=30193773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6358983U Granted JPS59167805U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 人工芝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59167805U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007182669A (ja) * | 2005-12-30 | 2007-07-19 | Mondo Spa | 人工芝製造用糸、その製造方法、及びその様な糸を用いて製造された人工芝構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4522065Y1 (ja) * | 1967-05-31 | 1970-09-02 | ||
| JPS6021626B2 (ja) * | 1977-07-14 | 1985-05-28 | 松下電器産業株式会社 | 半導電性高分子組成物 |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6358983U patent/JPS59167805U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007182669A (ja) * | 2005-12-30 | 2007-07-19 | Mondo Spa | 人工芝製造用糸、その製造方法、及びその様な糸を用いて製造された人工芝構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59167805U (ja) | 1984-11-10 |
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