JPH044249Y2 - - Google Patents

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JPH044249Y2
JPH044249Y2 JP19903384U JP19903384U JPH044249Y2 JP H044249 Y2 JPH044249 Y2 JP H044249Y2 JP 19903384 U JP19903384 U JP 19903384U JP 19903384 U JP19903384 U JP 19903384U JP H044249 Y2 JPH044249 Y2 JP H044249Y2
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、エンジンの機械式ガバナの揺動式ウ
エイト装置、例えば第1図又は第7図に示すよう
に、ウエイトホルダ1に1組の各ウエイト2を各
支軸3を介して遠心方向に揺動自在に枢支してな
るものに関し、ガバナの応答感度を高め得るもの
を提供する。
<従来技術> 一般に、機械式ガバナにおいては、ウエイト2
の重量をW、ウエイト重心Gとウエイトホルダの
回転軸心Bとの距離をR、ウエイト重心Gと支軸
中心Sとの距離をL、ガバナスリーブ5を押す支
持腕6の先端に取付けたローラ7と支軸中心Sと
の距離をDとすると(第5図或いは第8図参照)、
回転軸心Bを中心としてウエイト2に作用する遠
心力F0は、 F0=(W/g)・R・ω2・(L/D)……(1) g:重力加速度、ω:ウエイトの角速度 となる。
そして、当該遠心力F0によつてウエイトの支
軸中心Sに生ずるモーメントはガバナフオースF
となつてガバナスリーブを摺動せしめる原動力と
なるのであるが、このガバナフオースFは、遠心
力F0のうち、支軸中心Sとウエイト重心Gを結
ぶ直線Iに直交する方向の分力となり、この直線
Iが垂直線と交叉する角度をθとすれば、遠心力
F0とsinθとの積になる。
そこでウエイト2の回転運動の長さRに対する
ガバナフオースFの出力曲線Pを描くと、第6図
のようになる。
そして、従来のウエイト装置においては、第7
図に示すように、ウエイト重心Gを回転軸心Bか
ら遠い側に離間させ(即ち、第6図においては、
出力曲線Pが極大に近づく付近の領域を示す)、
ウエイト2の揺動域Aを、支軸3の中心Sを通り
ウエイトホルダ1の回転軸心Bと平行な基準線C
より回転軸心Bと反対の外方に離れた領域に設定
する事により、ガバナフオースFの強い領域F1
を使用していた。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上記構成においては、第6図に
示すように、出力曲線Pのウエイトの揺動領域に
対応した部分の平均変化率は大きくなく(即ち、
勾配が緩く)、ウエイト2の揺動範囲内でのガバ
ナフオースの変化量が小さいため、ガバナの応答
感度を大きくできないという問題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記問題点を解消するもので、ガバ
ナの応答感度を高めることを目的として提案され
たもので、この目的を達成する構成を、実施例に
対応する第1図乃至第6図を用いて以下に説明す
る。
即ち、ウエイト2の揺動作動域Aを、支軸3の
中心Sを通りウエイトホルダ1の回転軸心Bと平
行な基準線Cの内外にまたがる位置に設定したも
のである。
<作用> そこで、上記構成によつてもたらされる本考案
の作用を述べると、まず、第5図から判るよう
に、従来例に比べて、ウエイト重心Gとウエイト
ホルダ1の回転軸心Bとの距離Rは短くなるが、
ウエイト重心Gとウエイト2の支軸中心Sとの距
離Lは逆に長くなる。
従つて、第6図に示すように、出力曲線Pのウ
エイトの揺動領域に対応した部分の平均変化率は
大きくなり(即ち、勾配は急になり)、ウエイト
2の所定揺動範囲に対するガバナフオースの変化
量、即ち、ガバナフオースFの変化率が大きくな
る。
<考案の効果> 従つて、本考案によれば、ガバナフオースの変
化率が大きくなるので、ガバナの応答感度を高く
できる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は機械式ガバナの揺動式ウエイト装置の
分解斜視図、第2図はデイーゼルエンジンにおけ
る同ウエイト装置周辺の縦断側面図、第3図は同
エンジンの縦断正面図、第4図はウエイト装置の
正面図であつて、デイーゼルエンジンEの横側壁
に燃料噴射ポンプ室20を形成し、燃料噴射ポン
プ21を当該ポンプ室20に収容し、ポンプ室2
0の前後に亘つて軸架した噴射カム軸22に噴射
ポンプ21を連通する。
また、ポンプ室20の下方にガバナ軸8を配置
し、上記噴射カム軸22と平行に軸架したうえで
ウエイト装置10を取付け、当該ウエイト装置1
0に燃料噴射ポンプ21の燃料調整ラツク23を
ガバナレバー24を介して連動する。
即ち、ウエイト装置10は、第1図に示すよう
に、ガバナ軸8に円筒函状のホルダベース11、
略直方体状のウエイトホルダ1及びガバナスリー
ブ5を順次嵌挿し、ウエイトホルダ1に2個のウ
エイト2を支軸3を介して遠心方向に揺動自在に
枢支する。
当該ウエイトホルダ1は、いわば円盤状体の左
右両側壁13,12を平滑に切り欠いた形状を呈
し、その中央部に前後方向に亘つてガバナ軸嵌挿
孔14を、左・右両側壁13,12に亘つて一対
の支軸嵌挿孔15を(即ち、支軸嵌挿孔15はガ
バナ軸嵌挿孔14に対して上下方向に離れた直交
状に位置する)各々明け、この状態でホルダベー
ス11に固定してガバナ軸8に嵌挿されるととも
に、その前方にガバナスリーブ5を摺動自在に配
置する。
前記各ウエイト2は、半円筒体16の両端部の
背後に垂直方向に支持腕6を延設し、両支持腕6
の上方に枢支孔17を明け、一方の支持腕6の下
方にピン18を支持し、ピン18の内端にローラ
7を回動自在に枢支する。
そして、両支持腕6の枢支孔17をウエイトホ
ルダ1の支軸嵌挿孔15に合わせ、支軸3を両孔
15,17に嵌挿することで、2個のウエイト2
をウエイトホルダ1の上・下に揺動自在に各々枢
支する。
一方、前記ガバナ軸8に嵌挿したガバナスリー
ブ5の前方に、二股状のガバナレバー24を配置
し、当該二股の基部25をポンプ室20に水平に
軸支した支持軸26に揺動自在に枢支し、二股の
先端部27に支持したローラ28をガバナスリー
ブ5の前鍔部29に接当可能に構成する。
斯くしてなるガバナ装置においては、エンジン
回転数が上昇すると、ガバナ軸8の回転速度も上
昇し、ウエイト2は遠心方向の推力を受けて支軸
3を支店としてウエイトホルダ1の上・下端の方
向に開いてゆく。
そして、ウエイト2はその支持腕6をガバナ軸
8の前方に向かつて揺動せしめ、ローラ7はガバ
ナスリーブ5の後鍔部30を前方向に押圧摺動さ
せる。
前方に摺動したガバナスリーブ5は、その前鍔
部29でガバナレバー24の二股先端部27を前
方に押し、支持軸26を中心に揺動したガバナレ
バー24はガバナスプリングの張力に抗して燃料
噴射ポンプ21の燃料調整ラツク23を燃料減量
側に移動せしめて、エンジン回転数を所定回転数
に減速するのである。
また、エンジン回転数が下降すると、ガバナス
プリングの張力でガバナレバー24は燃料調整ラ
ツク23を燃料増量側に移動せしめて、エンジン
回転数を所定回転数まで増速するのである。
以上のように、本考案は、エンジン回転数を一
定域に調整するガバナ装置において、ガバナ装置
を構成する要素の一つであるウエイトの揺動作動
域Aを所定基準線Cの内外にまたがる位置に設定
するものなので、ウエイトの形状、ウエイトホル
ダへの枢支態様等は特に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は機械式ガバナの揺動式ウエイト装置
の分解斜視図、第2図はデイーゼルエンジンにお
ける同ウエイト装置周辺の縦断側面図、第3図は
同エンジンの縦断正面図、第4図はウエイト装置
の正面図、第5図は同ウエイト装置の概略機構
図、第6図はウエイト重心−回転軸心間の距離R
と出力トルクTr(即ち、ガバナフオースF)との
関係図、第7図は従来例を示す第4図相当図、第
8図は従来例を示す第5図相当図である。 1……ウエイトホルダ、2……ウエイト、3…
…支軸、A……2の揺動作動域、B……1の回転
軸心、C……基準線、S……3の中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウエイトホルダ1に1組の各ウエイト2を各支
    軸3を介して遠心方向に揺動自在に枢支してなる
    エンジンの機械式ガバナの揺動式ウエイト装置に
    おいて、ウエイト2の揺動作動域Aを、支軸3の
    中心Sを通りウエイトホルダ1の回転軸心Bと平
    行な基準線Cの内外にまたがる位置に設定した事
    を特徴とするエンジンの機械式ガバナの揺動式ウ
    エイト装置。
JP19903384U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH044249Y2 (ja)

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JP19903384U JPH044249Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JP19903384U JPH044249Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JPS61112410U JPS61112410U (ja) 1986-07-16
JPH044249Y2 true JPH044249Y2 (ja) 1992-02-07

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JP19903384U Expired JPH044249Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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