JPH0442775B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0442775B2 JPH0442775B2 JP27613585A JP27613585A JPH0442775B2 JP H0442775 B2 JPH0442775 B2 JP H0442775B2 JP 27613585 A JP27613585 A JP 27613585A JP 27613585 A JP27613585 A JP 27613585A JP H0442775 B2 JPH0442775 B2 JP H0442775B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- envelope
- sealing material
- display tube
- exhaust hole
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 39
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 14
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 13
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 5
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 5
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 4
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010408 film Substances 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特定の雰囲気中で封止することによ
り内部に特定の雰囲気が形成された排気管のない
チツプレス表示管の外囲器に係り、特に封止時に
おける、排気孔に対する封着材の被着位置の関係
を規制した表示管の外囲器に関するものである。
り内部に特定の雰囲気が形成された排気管のない
チツプレス表示管の外囲器に係り、特に封止時に
おける、排気孔に対する封着材の被着位置の関係
を規制した表示管の外囲器に関するものである。
以下、内部に特定の雰囲気が形成される表示管
の一例として蛍光表示管を用いて本発明を説明す
る。
の一例として蛍光表示管を用いて本発明を説明す
る。
蛍光表示管は、電子を放出する陰極と、導体上
に蛍光体の配設された陽極と、陰極から放出され
た電子を加速したり、加速制御する制御電極等が
外囲器内に配設され、かつ外囲器内部が1×10-5
〜1×10-7Torr程度の高真空雰囲気に保持され
ている。一般に蛍光表示管の外囲器は、内部を高
真空雰囲気にするために、外囲器の排気孔にガラ
ス管による排気管が植設されている。そして、こ
の排気管より、外囲器内部の気体を吸引排気し外
囲器内が高真空状態になつた時点で排気管を溶融
封止していた。
に蛍光体の配設された陽極と、陰極から放出され
た電子を加速したり、加速制御する制御電極等が
外囲器内に配設され、かつ外囲器内部が1×10-5
〜1×10-7Torr程度の高真空雰囲気に保持され
ている。一般に蛍光表示管の外囲器は、内部を高
真空雰囲気にするために、外囲器の排気孔にガラ
ス管による排気管が植設されている。そして、こ
の排気管より、外囲器内部の気体を吸引排気し外
囲器内が高真空状態になつた時点で排気管を溶融
封止していた。
ところが、排気封止後の排気管が外囲器より突
出しているため、蛍光表示管を実装するにあた
り、スペースフアクターが悪いというばかりでな
く、排気管の材料がガラス管であることから耐衝
撃性が弱いという問題点を有する。
出しているため、蛍光表示管を実装するにあた
り、スペースフアクターが悪いというばかりでな
く、排気管の材料がガラス管であることから耐衝
撃性が弱いという問題点を有する。
そのため、排気管のない、いわゆるチツプレス
の蛍光表示管が要求されている。
の蛍光表示管が要求されている。
そこで、従来チツプレス構造の蛍光表示管の外
囲器として、第3図に示す構成の外囲器が実公昭
58−10291号公報で公知である。すなわち、従来
の外囲器は、外囲器を構成するガラス基板Aに、
貫通孔Bを形成し、この貫通孔Bの内面にフリツ
トガラスCによりセラミツク部材Dを固着させ、
このセラミツク部材Dには貫通孔Bとほぼ同軸状
に小経の透孔Eを設けると共に、透孔Eの内側面
と透孔Eの周辺の前記貫通孔Bから露出した部分
のセラミツク部材Dの表面に、メタライズ層Fを
形成し、前記透孔E周縁にろう材Gを配置して外
囲器内を排気した後に、前記透孔E近傍を加熱処
理してろう材Gを溶融することで、外囲器を密封
封着する構成となつている。
囲器として、第3図に示す構成の外囲器が実公昭
58−10291号公報で公知である。すなわち、従来
の外囲器は、外囲器を構成するガラス基板Aに、
貫通孔Bを形成し、この貫通孔Bの内面にフリツ
トガラスCによりセラミツク部材Dを固着させ、
このセラミツク部材Dには貫通孔Bとほぼ同軸状
に小経の透孔Eを設けると共に、透孔Eの内側面
と透孔Eの周辺の前記貫通孔Bから露出した部分
のセラミツク部材Dの表面に、メタライズ層Fを
形成し、前記透孔E周縁にろう材Gを配置して外
囲器内を排気した後に、前記透孔E近傍を加熱処
理してろう材Gを溶融することで、外囲器を密封
封着する構成となつている。
また、このほか、チツプレス構造の蛍光表示管
の外囲器として、第4図に示す構成の外囲器も知
られている。
の外囲器として、第4図に示す構成の外囲器も知
られている。
図中1は、外囲器の一部を形成するガラス基板
で、上面には、陽極導体2、絶縁層3よび蛍光体
4が順次積層配設されている。ここで陽極導体2
はAl薄膜をストライプ状に形成したり、透明導
電膜などの透光性材料で形成され、基板1側から
蛍光表示管の発光を観察できるようになつてい
る。
で、上面には、陽極導体2、絶縁層3よび蛍光体
4が順次積層配設されている。ここで陽極導体2
はAl薄膜をストライプ状に形成したり、透明導
電膜などの透光性材料で形成され、基板1側から
蛍光表示管の発光を観察できるようになつてい
る。
さらに基板1上には、熱電子を放出するフイラ
メント状陰極5が張設されている。また、フイラ
メント状陰極5と基板1間には、制御電極6が配
設され、フイラメント状陰極5から放出された電
子を加速あるいは加速制御して蛍光体4に射突さ
せ、所望の発光表示を得るものである。
メント状陰極5が張設されている。また、フイラ
メント状陰極5と基板1間には、制御電極6が配
設され、フイラメント状陰極5から放出された電
子を加速あるいは加速制御して蛍光体4に射突さ
せ、所望の発光表示を得るものである。
一方、上面板7及び側面板8は、前記基板1と
共に外囲器を形成するもので、それぞれ低融点フ
リツトガラス等からなる封着材11により一体に
形成されている。また、上面板7には、排気孔7
aが形成されている。そして図示しないが真空排
気装置内に蛍光表示を設置して、所定の真空度に
保ち、前記排気孔7aから外囲器内を排気する。
また、封着にあたつては、外囲器全体を加熱し、
十分ベーキングした後、あらかじめ低融点フリツ
トガラス等の封着材9を被着させ、大気中で仮焼
成した蓋部材10を前記排気孔7a周辺に圧接す
るとともに、蓋部材10加熱し、封着材9を溶解
させて排気孔7aを封止するものである。
共に外囲器を形成するもので、それぞれ低融点フ
リツトガラス等からなる封着材11により一体に
形成されている。また、上面板7には、排気孔7
aが形成されている。そして図示しないが真空排
気装置内に蛍光表示を設置して、所定の真空度に
保ち、前記排気孔7aから外囲器内を排気する。
また、封着にあたつては、外囲器全体を加熱し、
十分ベーキングした後、あらかじめ低融点フリツ
トガラス等の封着材9を被着させ、大気中で仮焼
成した蓋部材10を前記排気孔7a周辺に圧接す
るとともに、蓋部材10加熱し、封着材9を溶解
させて排気孔7aを封止するものである。
しかしながら、前記実公昭58−10291号公報に
示す外囲器では、難加工材であるセラミツク部材
Dに透孔Eを形成したり、特定の雰囲気内で外囲
器の内側からセラミツク部材Dをガラス板Aの貫
通孔Bに固着するなど構造が複雑で、製作に手間
がかかる。また、基板Aに設けた透孔E内にろう
材Gを溶融して充填しているので、ろう材Gが溶
融するときに発生する金属蒸気や有機フラツクス
の分解ガス等が蛍光表示管の場合陰極に吸着し、
シンターリングをおこし、陰極の電子放出能力を
低下させるばかりでなく、外囲器内の真空度を下
げ、かつ蛍光体表面を汚染して蛍光表示管の表示
特性を著しく低下させるおそれがある。
示す外囲器では、難加工材であるセラミツク部材
Dに透孔Eを形成したり、特定の雰囲気内で外囲
器の内側からセラミツク部材Dをガラス板Aの貫
通孔Bに固着するなど構造が複雑で、製作に手間
がかかる。また、基板Aに設けた透孔E内にろう
材Gを溶融して充填しているので、ろう材Gが溶
融するときに発生する金属蒸気や有機フラツクス
の分解ガス等が蛍光表示管の場合陰極に吸着し、
シンターリングをおこし、陰極の電子放出能力を
低下させるばかりでなく、外囲器内の真空度を下
げ、かつ蛍光体表面を汚染して蛍光表示管の表示
特性を著しく低下させるおそれがある。
さらに、第4図に示す従来例でも、製造工程は
簡略化されるが、封着時における封着材9の排気
孔7aに対する位置関係が明確でなく、封着材9
が排気孔7aに流入すると、実公昭58−10291号
公報の外囲器同様封着材9な分解ガス等が矢印a
で示すように陰極に吸着し、陰極の電子放出能力
を低下させたり、蛍光体表面を汚染して蛍光表示
管の表示特性を低下させる恐れがある。
簡略化されるが、封着時における封着材9の排気
孔7aに対する位置関係が明確でなく、封着材9
が排気孔7aに流入すると、実公昭58−10291号
公報の外囲器同様封着材9な分解ガス等が矢印a
で示すように陰極に吸着し、陰極の電子放出能力
を低下させたり、蛍光体表面を汚染して蛍光表示
管の表示特性を低下させる恐れがある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたも
のであり、蛍光表示管などの表示管の外囲器にお
いて、封止時における排気孔に対する封着材の配
設位置を規制し、封着材から放出される分解ガス
が、できるかぎり、外囲器内部の材料に付着しな
いようにして封着材から放出される分解ガスによ
つて表示管の表示特性の低下を防止することを目
的とする。
のであり、蛍光表示管などの表示管の外囲器にお
いて、封止時における排気孔に対する封着材の配
設位置を規制し、封着材から放出される分解ガス
が、できるかぎり、外囲器内部の材料に付着しな
いようにして封着材から放出される分解ガスによ
つて表示管の表示特性の低下を防止することを目
的とする。
そこで、上述した目的を達成するために本発明
の表示管外囲器の構成は、特定の雰囲気中で、外
囲器の一部に設けられた排気孔を、封着材を介し
て平板状蓋部材で封止することにより、内部に特
定の雰囲気が形成された表示管の外囲器におい
て、封着時における封着材の厚みhと、この封着
材の前記排気孔端部からの配設位置lと、前記排
気孔の直径dおよび前記外囲器の厚みtとの関係
がl≧(d/t)hとなるように、封着材の配設
位置を排気孔の端部から一定距離以上離間したこ
とを特徴とするものである。
の表示管外囲器の構成は、特定の雰囲気中で、外
囲器の一部に設けられた排気孔を、封着材を介し
て平板状蓋部材で封止することにより、内部に特
定の雰囲気が形成された表示管の外囲器におい
て、封着時における封着材の厚みhと、この封着
材の前記排気孔端部からの配設位置lと、前記排
気孔の直径dおよび前記外囲器の厚みtとの関係
がl≧(d/t)hとなるように、封着材の配設
位置を排気孔の端部から一定距離以上離間したこ
とを特徴とするものである。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の表示管の外囲器の一例を示
したもので、蛍光表示管の外囲器に適用した例で
ある。図中21はガラス板等の透光性材料からな
り、外囲器の一部を形成する基板で、この基板2
1上面には、Al薄膜をストライプ状に形成した
り、あるいは透明導電膜等の透光性材料からなる
陽極導体22、絶縁層23および蛍光体24が順
次積層配設されている。そして基板21および陽
極導体22を透光性材料で形成することにより、
基板21側から発光を観察できるようになつてい
る。
したもので、蛍光表示管の外囲器に適用した例で
ある。図中21はガラス板等の透光性材料からな
り、外囲器の一部を形成する基板で、この基板2
1上面には、Al薄膜をストライプ状に形成した
り、あるいは透明導電膜等の透光性材料からなる
陽極導体22、絶縁層23および蛍光体24が順
次積層配設されている。そして基板21および陽
極導体22を透光性材料で形成することにより、
基板21側から発光を観察できるようになつてい
る。
さらに基板21上には、熱電子を放出するフイ
ラメント状陰極25が張設されている。そしてこ
のフイラメント状陰極25と基板21間には、制
御電極26が配設され、、フイラメント状陰極2
5から放出された電子を加速あるいは加速制御し
て、蛍光体24に射突させ、所望の発光表示を得
るものである。
ラメント状陰極25が張設されている。そしてこ
のフイラメント状陰極25と基板21間には、制
御電極26が配設され、、フイラメント状陰極2
5から放出された電子を加速あるいは加速制御し
て、蛍光体24に射突させ、所望の発光表示を得
るものである。
一方、上面板27及び側面板28、前記基板2
1とともに外囲器を形成するもので、低融点フリ
ツトガラス等からなる封着材31により一体に形
成されている。また、上面板27には、排気孔2
7aが形成されている。そして第4図に示す従来
例同様に、真空排気装置内に蛍光表示管を配置し
て排気孔27aから外囲器内を排気した後、低融
点フリツトガラス等の封着材29をあらかじめ蓋
部材30に被着し、仮焼成したものを、蓋部材3
0ごと前記排気孔27aへ圧接加熱し、封着材2
9を溶解させて排気孔27aを封止するものであ
る。
1とともに外囲器を形成するもので、低融点フリ
ツトガラス等からなる封着材31により一体に形
成されている。また、上面板27には、排気孔2
7aが形成されている。そして第4図に示す従来
例同様に、真空排気装置内に蛍光表示管を配置し
て排気孔27aから外囲器内を排気した後、低融
点フリツトガラス等の封着材29をあらかじめ蓋
部材30に被着し、仮焼成したものを、蓋部材3
0ごと前記排気孔27aへ圧接加熱し、封着材2
9を溶解させて排気孔27aを封止するものであ
る。
ここで蓋部材30は、平板状で付着強度を十分
にとれるだけの大きさがあれば、円形、方形など
どのような形状でもよい。また、蓋部材30の材
質は、上面板27と熱膨張率のほぼ等しいもの
で、封着材31を介して上面板27と気密性およ
び接合強度が十分とれるものであれば、金属板、
ガラス板、セラミツク板などが使用できる。しか
し、強度的には金属板が優れ、蓋部材30を金属
板で形成すると、その厚みをほとんど無視するこ
とができ、スペースフアクター的には最も優れて
いる。例えば封着材31が低融点フリツトガラス
であれば蓋部材30には、426合金(42%Ni、6
%Cr、残部Fe)などが好適である。
にとれるだけの大きさがあれば、円形、方形など
どのような形状でもよい。また、蓋部材30の材
質は、上面板27と熱膨張率のほぼ等しいもの
で、封着材31を介して上面板27と気密性およ
び接合強度が十分とれるものであれば、金属板、
ガラス板、セラミツク板などが使用できる。しか
し、強度的には金属板が優れ、蓋部材30を金属
板で形成すると、その厚みをほとんど無視するこ
とができ、スペースフアクター的には最も優れて
いる。例えば封着材31が低融点フリツトガラス
であれば蓋部材30には、426合金(42%Ni、6
%Cr、残部Fe)などが好適である。
ところで、封着時における封着材29は、外囲
器内部から見ると、排気孔27aの上下端によつ
て、封着材29を直接見ることのできない位置に
配設されている。すなわち、封着時における封着
材29の厚みhと、排気孔27a端部から封着材
29の内側壁までの距離lと、排気孔27aの直
径dおよび前記上面板27の厚みtとの関係が、
l≧(d/t)hとなるように、前記封着材29
を排気孔27aの端部から離間した位置に被着さ
せた構成である。一般に、封着材29の厚みh
は、蓋部材30の上面板27に対する剥離強度と
気密性を考慮すると排気孔27aの直径dおよび
上面板27の厚みtに関係なく、20μm〜200μm
程度である。そのため、上面板27の厚みtが 2mmで、排気孔27aの直径dが3mm(通常の蛍
光表示管の場合)であれば、排気孔27aの端部
から封着材29の内側壁までの距離lは、l≧
30μm〜300μmとなる。但し、あまり前記距離l
を大きくすると、封着材29の封着部内径が大き
くなり、外囲器内への封着材29の露出面積が増
加し、分解ガス、蒸発物質の外囲器内への放出量
も増加する。また、剥離強度の問題から蓋部材3
0が必要以上に大きくなる。そのため前記距離l
は、l≧(d/t)hの関係式が成立するぎりぎ
りの値が好ましい。
器内部から見ると、排気孔27aの上下端によつ
て、封着材29を直接見ることのできない位置に
配設されている。すなわち、封着時における封着
材29の厚みhと、排気孔27a端部から封着材
29の内側壁までの距離lと、排気孔27aの直
径dおよび前記上面板27の厚みtとの関係が、
l≧(d/t)hとなるように、前記封着材29
を排気孔27aの端部から離間した位置に被着さ
せた構成である。一般に、封着材29の厚みh
は、蓋部材30の上面板27に対する剥離強度と
気密性を考慮すると排気孔27aの直径dおよび
上面板27の厚みtに関係なく、20μm〜200μm
程度である。そのため、上面板27の厚みtが 2mmで、排気孔27aの直径dが3mm(通常の蛍
光表示管の場合)であれば、排気孔27aの端部
から封着材29の内側壁までの距離lは、l≧
30μm〜300μmとなる。但し、あまり前記距離l
を大きくすると、封着材29の封着部内径が大き
くなり、外囲器内への封着材29の露出面積が増
加し、分解ガス、蒸発物質の外囲器内への放出量
も増加する。また、剥離強度の問題から蓋部材3
0が必要以上に大きくなる。そのため前記距離l
は、l≧(d/t)hの関係式が成立するぎりぎ
りの値が好ましい。
したがつて、実施例の蛍光表示管においては、
第1図の矢印bで示すように、封着材29から封
着時に放出される分解ガスや蒸発物質は、排気孔
27aの壁面に遮えぎられて、直接外囲器内部に
流入することはない。そして外囲器内部に流入す
る分解ガスや蒸発物質は、蓋部材30内面や排気
孔27aの壁面で複数回の反射をくり返して回り
込んで流入したものに限定されて極めて少なくな
る。
第1図の矢印bで示すように、封着材29から封
着時に放出される分解ガスや蒸発物質は、排気孔
27aの壁面に遮えぎられて、直接外囲器内部に
流入することはない。そして外囲器内部に流入す
る分解ガスや蒸発物質は、蓋部材30内面や排気
孔27aの壁面で複数回の反射をくり返して回り
込んで流入したものに限定されて極めて少なくな
る。
以下第2図a,bによつて、本発明の外囲器を
使用した蛍光表示管と、第4図に示す従来の外囲
器を使用した蛍光表示管を同一条件で駆動した場
合の特性を比較を示す。
使用した蛍光表示管と、第4図に示す従来の外囲
器を使用した蛍光表示管を同一条件で駆動した場
合の特性を比較を示す。
第2図aは、パルスエミツシヨン(電子放出能
力)の時系列変化の比較を示したもので、本発明
の外囲器を用いた蛍光表示管は、従来例に比較し
て、初期特性は約9%程度、1000時間経過後の特
性は約25%程度優れている。また、本発明の外囲
器を用いた蛍光表示管は、1000時間経過後のパル
スエミツシヨンが初期に対し約64%までしか低下
していないのに対し、従来のものではパルスエミ
ツシヨンは初期に対して約58%まで低下してお
り、パルスエミツシヨンの低下率でも優れてい
る。
力)の時系列変化の比較を示したもので、本発明
の外囲器を用いた蛍光表示管は、従来例に比較し
て、初期特性は約9%程度、1000時間経過後の特
性は約25%程度優れている。また、本発明の外囲
器を用いた蛍光表示管は、1000時間経過後のパル
スエミツシヨンが初期に対し約64%までしか低下
していないのに対し、従来のものではパルスエミ
ツシヨンは初期に対して約58%まで低下してお
り、パルスエミツシヨンの低下率でも優れてい
る。
また、第2図bは、発光輝度の時系列変化の比
較を示したもので、本発明の外囲器を用いた蛍光
表示管は、従来の外囲器を使用した蛍光表示管と
比較して、初期輝度では約5%、1000時間経過後
の輝度は8%程度優れている。そして、本発明の
外囲器を用いた蛍光表示管は、1000時間経過後の
輝度が初期輝度に対して約77%の低下にとどまつ
ているのに対し、従来のものでは約74%まで低下
している。
較を示したもので、本発明の外囲器を用いた蛍光
表示管は、従来の外囲器を使用した蛍光表示管と
比較して、初期輝度では約5%、1000時間経過後
の輝度は8%程度優れている。そして、本発明の
外囲器を用いた蛍光表示管は、1000時間経過後の
輝度が初期輝度に対して約77%の低下にとどまつ
ているのに対し、従来のものでは約74%まで低下
している。
以上のことから、本発明の外囲器を使用した蛍
光表示管において、封着時に封着材29から発生
する蒸発物質や分解ガスの大部分は、蓋部材30
の内面や排気孔27aの壁面に付着して、外囲器
内部にはわずかしか流入せず、第4図に示す従来
例のように、排気孔7a内まで封着材9が侵入し
ている場合と比較して、蒸発物質や分解ガスが、
フイラメント状陰極25や蛍光体24等におよぼ
す悪影響がはるかに少ないことが解る。
光表示管において、封着時に封着材29から発生
する蒸発物質や分解ガスの大部分は、蓋部材30
の内面や排気孔27aの壁面に付着して、外囲器
内部にはわずかしか流入せず、第4図に示す従来
例のように、排気孔7a内まで封着材9が侵入し
ている場合と比較して、蒸発物質や分解ガスが、
フイラメント状陰極25や蛍光体24等におよぼ
す悪影響がはるかに少ないことが解る。
しかして本発明の外囲器は、蓋部材の封着材を
封着時に外囲器の排気孔の端部から所定距離離間
して被着配設し、外囲器内部から封着材が直接見
ることができない構成としたので、封着時に封着
材から発生する蒸発物質や分解ガスが、外囲器内
部に流入するのを極力防止でき、蒸発物質や分解
ガスが、外囲器内部の各種部材に付着して、表示
管の特性を低下させるといつた悪影響をおよぼす
ことのない表示管の外囲器を得ることができる。
封着時に外囲器の排気孔の端部から所定距離離間
して被着配設し、外囲器内部から封着材が直接見
ることができない構成としたので、封着時に封着
材から発生する蒸発物質や分解ガスが、外囲器内
部に流入するのを極力防止でき、蒸発物質や分解
ガスが、外囲器内部の各種部材に付着して、表示
管の特性を低下させるといつた悪影響をおよぼす
ことのない表示管の外囲器を得ることができる。
また、チツプ管のない構成であるので、前述の
いわゆるチツプレス表示管としての効果も十分に
得ることができる。
いわゆるチツプレス表示管としての効果も十分に
得ることができる。
第1図は、本発明の表示管の外囲器の一実施例
を示した断面図、第2図a,bは、本発明の表示
管の外囲器と、従来の表示管の外囲器とを表示管
に実装した場合の特性の比較した図、第3図及び
第4図は、従来の表示管の外囲器の一例を示した
図。 21……基板、27……上面板、27a……排
気孔、28……側面板、29,31……封着剤、
30……蓋部材。
を示した断面図、第2図a,bは、本発明の表示
管の外囲器と、従来の表示管の外囲器とを表示管
に実装した場合の特性の比較した図、第3図及び
第4図は、従来の表示管の外囲器の一例を示した
図。 21……基板、27……上面板、27a……排
気孔、28……側面板、29,31……封着剤、
30……蓋部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 特定の雰囲気中で、外囲器の一部に設けられ
た排気孔を、封着材を介して平板状蓋部材で封止
し、内部に特定の雰囲気が形成された表示管の外
囲器において、 封着時における封着材の厚みhと、この封着材
の前記排気孔端部からの配設位置lと、前記排気
孔の直径dおよび前記外囲器の厚みtとの関係が
l≧(d/t)hとなるように、封着材の配設位
置を排気孔の端部から一定距離以上離間したこと
を特徴とする表示管の外囲器。 2 前記封着材の厚みが20μm以上200μm以下で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の表示管の外囲器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27613585A JPS62136739A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 表示管の外囲器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27613585A JPS62136739A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 表示管の外囲器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62136739A JPS62136739A (ja) | 1987-06-19 |
| JPH0442775B2 true JPH0442775B2 (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=17565268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27613585A Granted JPS62136739A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 表示管の外囲器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62136739A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100300333B1 (ko) * | 1999-05-11 | 2001-09-26 | 김순택 | 형광표시관 제조방법 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP27613585A patent/JPS62136739A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62136739A (ja) | 1987-06-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0322840Y2 (ja) | ||
| US4770310A (en) | Casing for display device | |
| US4666548A (en) | Process for making fluorescent display device | |
| JPWO1993016484A1 (ja) | 蛍光表示装置およびその装置における蛍光層の形成方法並びに装置内空間の真空密封方法および真空度促進方法 | |
| US6858982B2 (en) | Image display apparatus and method of manufacturing the same | |
| JPH0442775B2 (ja) | ||
| JPH05151916A (ja) | 電界放出素子を用いた画像表示装置 | |
| JP2002184328A (ja) | 画像表示装置およびその製造方法 | |
| JP3056941B2 (ja) | 画像表示装置の製造方法 | |
| KR100728771B1 (ko) | 게터를 갖는 형광 표시관과 이 게터의 제조 방법 | |
| JPH061673B2 (ja) | チツプレス蛍光表示管 | |
| US20060006789A1 (en) | Electron-beam excited light-emitting devices | |
| JPH04324236A (ja) | 蛍光表示管 | |
| JPH07296732A (ja) | 画像表示装置の製造方法および画像表示装置 | |
| JPS60202184A (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
| JP2002184330A (ja) | 画像表示装置およびその製造方法 | |
| KR20030012153A (ko) | 형광 표시관 | |
| JPS62229652A (ja) | 冷陰極蛍光ランプ | |
| JPS60195850A (ja) | 螢光表示管及びその製造方法 | |
| JPS6264030A (ja) | 蛍光表示管 | |
| JPH05101795A (ja) | 蛍光表示管 | |
| JPH01274338A (ja) | 直流型放電表示管およびその製造方法 | |
| JPH0527210B2 (ja) | ||
| JP2004013067A (ja) | 画像表示装置 | |
| JP2000340140A (ja) | 気密容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |