JPH044278A - 感圧性接着剤組成物 - Google Patents

感圧性接着剤組成物

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JPH044278A
JPH044278A JP10441890A JP10441890A JPH044278A JP H044278 A JPH044278 A JP H044278A JP 10441890 A JP10441890 A JP 10441890A JP 10441890 A JP10441890 A JP 10441890A JP H044278 A JPH044278 A JP H044278A
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隆浩 矢田貝
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裕 諸石
Yasuyuki Tokunaga
泰之 徳永
Takehiko Arai
荒井 武彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感圧性接着テープまたはシート類の製造に使
用される感圧性接着剤組成物、詳しくは常態においてす
ぐれた粘着力および接着力を有すると同時に極めて大き
い凝集力、換言すれば応力に対する耐凝集破壊性が強く
被接着物品に対して驚くべき高い保持力を有する感圧性
接着剤組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
感圧性接着テープまたはシート類の製造に使用される感
圧性接着剤組成物としては、天然ゴムや合成ゴムを基剤
とし、これに粘着付与樹脂や架橋剤などを配合した溶液
状、固形状または水分散状の各種組成物が知られており
、その用途の拡大に伴い使用量も増加の一途にある。
感圧性接着テープまたはシート類の接着特性は、粘着力
、接着力および接着力の耐久性を支配する凝集力によっ
て評価される。これらの特性は一般に相反する性格を有
しているため、−特性を向上させると他の特性が低下し
てしまうというように、すべての特性をバランスよく満
足させることは決して容易ではない。
たとえば、凝集力を向上させるためにゴム基剤を架橋剤
によって部分的に網状化すると初期接着に必要とする粘
着力が低下する傾向が現れ、一方粘着力や接着力を向上
させるために粘着付与樹脂や軟化剤を多量に添加すると
凝集力が低下するのを免れない。
このような欠点を改良するものとして、天然ゴムを主成
分とする感圧性接着剤にポリイソシアネートを添加する
ことにより、粘着力や接着力をそれほど低下させること
なく凝集力をある程度向上できることが、フランス特許
第976073号明細書において公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このポリイソシアネートの添加によって凝集力
を向上させる手段は、その添加後溶液状態で貯蔵する際
にも架橋が進み、ついには塗布が不可能となる問題があ
る。また、ポリイソシアネートは水とよく反応するため
、塗工後に加湿されると凝集力の向上をほとんど望めな
くなるという問題もある。
本発明は、上記の事情に鑑み、ゴム系基剤を用いた感圧
性接着剤において、粘着力や接着力を低下させることな
く凝集力を向上させるとともに、この接着剤の貯蔵安定
性や耐湿特性の向上をも図ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討し
た結果、特定のゴム基剤に対して特定の有機金属化合物
を添加することにより、粘着力や接着力を低下させるこ
となく凝集力を向上できるとともに、ポリイソシアネー
トを添加した場合に比べてゲル化までの時間を長くでき
、かつ塗工後加湿しても凝集力の低下がみられないとい
う格別の作用効果が奏されるものであることを知り、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、80℃以上の温度で素練りした天
然ゴム100重量部に対し、金属アルコレートまたはキ
レート化金属アルコレートからなる有機金属化合物0.
1〜10重量部と、この有機金属化合物と実質的に反応
しない粘着付与樹脂20〜160重量部とが含まれてい
ることを特徴とする感圧性接着剤組成物に係るものであ
る。
〔発明の構成・作用〕
本発明における天然ゴムとしては、80℃以上の温度で
素練りしたものが用いられる。これは、80℃以上の温
度で素練りすると、天然ゴムの分子内に水酸基やカルボ
キシル基が多く導入されて、これと金属アルコレートま
たはキレート化金属アルコレートとの反応が促進される
結果、得られる感圧性接着剤の凝集力が顕著に向上して
くるためであり、上記より低い温度で素練りしたもので
はこのような作用効果は望めない。
この天然ゴムのムーニー粘度ML、。、、(100℃)
としては、20〜100の範囲にあるのが好ましい。低
すぎると凝集力が小さくなって、たとえばダンボールカ
ートンシール用テープに使用するとダンボール保管中に
ふたが開くという不満足な凝集力しか得られず、また高
すぎると軟化点の高い粘着付与樹脂を適量加えることが
必要で、この場合は粘着力が極めて乏しくなる。ムーニ
ー粘度の設定は、ロールによる素練り時間、シャク解剖
(素練り促進剤)の量などを適宜調整することにより、
容易に行うことができる。
本発明における粘着付与樹脂としては、ロジンエステル
、キシレン樹脂、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂
、石油樹脂などが挙げられ、これらは金属アルコレート
またはキレート化金属アルコレートからなる有機金属化
合物と実質的に反応しないもの、たとえば分子内に水酸
基、カルボキシル基などがほとんど含まれていないもの
が選択使用される。反応する粘着付与樹脂では、天然ゴ
ムに対し上記の有機金属化合物が反応せず、得られる感
圧性接着剤の凝集力が不足するため、好ましくない。
このような粘着付与樹脂の使用量は、天然ゴム100重
量部に対し、20〜160重量部、好ましくは50〜1
20重量部である。20重量部より少ないと粘着力が低
下して良好なタックや接着力が得られず、160重量部
を超えると凝集力が低下し接着力も低下する。
本発明における有機金属化合物としては、金属アルコレ
ートまたはキレート化金属アルコレートが用いられ、そ
の例としては、アルミニウムイソプロピレート、アルミ
ニウムセカンダリープチレト、チタンテトライソプロピ
レート、チタンテトラノルマルブチレート、チタンテト
ラ2−エチルヘキシレート、アンチモンブチレート、ジ
ルコニウムセカンダリ−ブチレート、ジルコニウムジェ
トキシターシャリブチレート、エチルアセトアセテート
アルミニウムジイソプロピレート、トリエタノールアミ
ンチタニウムジイソプロピレート、チタニウムラクテー
トのアンモニウム塩、テトラオクチレングリコールチタ
ネート、ポリアルキルチタネート、ポリチタニウムアシ
レート(たとえばチタンテトラブチレートの重合化した
もの、チタンオレエートの重合化したものなど)が挙げ
られる。これらの中でも、金属がアルミニウム、チタニ
ウムまたはジルコニウムであるものが好゛ましく、さら
にキレート化金属アルコレートの方がより好ましく用い
られる。
このような有機金属化合物の使用量としては、天然ゴム
100重量部に対し、0.1〜10重量部、好ましくは
0.5〜5重量部である。0.1重量部未満では凝集力
が向上せず、10重量部を超えると粘着力や接着力が低
下する。
本発明の感圧性接着剤組成物は、たとえば上記の天然ゴ
ムをトルエン、ヘンゼン、キシレンなどの有機溶剤に溶
解し、これに上記の粘着付与剤および有機金属化合物を
添加し、混合することにより、調製される。この溶液は
、従来のポリイソシアネート系架橋剤を用いたものに比
ベポットライフが長く、また基材に塗布後乾燥させると
速やかに反応して安定化し、粘着力や接着力が低下する
ことなくすぐれた凝集力を発揮し、その際湿度による凝
集力の低下現象もほとんどみられない。
本発明の感圧性接着剤組成物には、上述の必須成分のほ
かに、炭酸カルシウム、クレーなどの充填剤、顔料、老
化防止側、軟化剤ならびに可塑剤などの公知の各種添加
剤を必要に応じて配合することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明においては、特定のゴム基剤に対
して特定の有機金属化合物を添加したことにより、粘着
力や接着力を低下させることなく凝集力を向上できると
ともに、ポリイソシアネートを添加した場合に比べてゲ
ル化までの時間を長くでき、かつ塗工後加湿しても凝集
力の低下がみられない、接着特性、貯蔵安定性および耐
湿特性をいずれも満足する実用価値の極めて高い感圧性
接着剤組成物を得ることができる。
〔実施例〕
つぎに、本発明を実施例により具体的に説明する。なお
、以下部とあるのは重量部を意味する。
また、接着力および保持力はつぎの方法により測定した
値を示している。
〈接着力測定法〉 JISC−2107に準じて、5US−27のステンレ
ス板に幅25mの試料テープを貼合わせ、20℃におい
て1801度の引剥し角度、30CO1/分の速度で引
剥した際の接着力(g/25m)を測定する。
〈保持力測定法〉 ベークライト板に10mX20■の試料テープを貼付け
、40℃の雰囲気中で試料テープの一端に500gの静
荷重を垂直にかけ、テープ片がづれて落下するまでの時
間または2時間後のズレ距離を測定する。
実施例1〜3 天然ゴム(スモークドシート1級)をミキシングロール
で約100℃の温度でよく素練りし、ムーニー粘度ML
、、、(100℃)が40の素練りゴムを得た。つぎに
、この素練りゴム100部をトルエン300部に溶解し
、粘着付与樹脂として石油樹脂(丸善石油化学社製のマ
ルカレッッT−100A)100部、軟化剤としてポリ
ブテン(古河化学工業社製の古河ポリブテン)10部、
および下記の第1表に示す有機金属化合物3部を添加し
、均一に撹拌溶解して、3種の感圧性接着剤組成物を得
た。
第   1   表 つぎに、これらの組成物をそれぞれクラフト紙に40μ
mの厚さに塗布し、100℃で5分間加熱乾燥して、感
圧性接着テープを作製した。
比較例1 20℃で素練りした天然ゴム〔ムーニー粘度ML1□(
100℃)35〕を使用した以外は、実施例1と全く同
様にして、感圧性接着テープを作製した。
上記の実施例1〜3および比較例1で得られた各感圧性
接着テ、−プにつき、50℃で2日間エージングしたの
ち、接着力と保持力を調べた。結果は、つぎの第2表に
示されるとおりであった。
第   2   表 実施例4 天然ゴム〔素練り温度100℃;ムーニー粘度ML、、
、(100℃)が40)100部、粘着付与樹脂として
石油樹脂(丸善石油化学社製のマルカレツツT−100
A)100部、軟化剤としてポリブテン(古河化学工業
社製の古河ポリブテン)10部をトルエン300部に溶
解し、キレート化金属アルコレートとしてエチルアセト
アセテートアルミニウムジイソプロピレートを3部添加
し、均一に撹拌溶解して、感圧性接着剤組成物を調製し
た。
つぎに、この接着剤組成物をクラフト紙に40μmの厚
さに塗布し、100℃で5分間乾燥した直後に水を糊面
に塗布して、感圧性接着テープを作製した。
比較例2 キレート化金属アルコレートに代えて、トリレンジイソ
シアネート(バイエル社のディスモジュールT)を3部
用いた以外は、実施例4と同様にして感圧性接着剤組成
物を得、またこの組成物を用いて実施例4と同様にして
感圧性接着テープを作製した。
上記の実施例4および比較例2で得られた各感圧性接着
剤組成物について、50℃における溶液の粘度の経時変
化を測定した。その結果は、つぎの第3表に示されると
おりであった。
第   3   表 また、上記の実施例4および比較例2で得られた各感圧
性接着テープにつき、その作製後50℃で2日間エージ
ングしたのち、接着力および保持力を調べた。その結果
は、つぎの第4表に示されるとおりであった。
第   4   表 実施例5 天然ゴム〔素練り温度100℃;ムーニー粘度ML、。
、(100℃)40)100部、粘着付与樹脂として石
油樹脂(丸善石油化学社製のマルカレツツT−100A
)100部、軟化剤としてポリブテン(古河化学工業社
製の古河ポリブテン)10部をトルエン300部に溶解
し、キレート化金属アルコレートとしてエチルアセトア
セテートアルミニウムジイソプロピレートを3部添加し
、均一に撹拌溶解して、感圧性接着剤組成物を調製した
つぎに、この接着剤組成物をクラフト紙に40μmの厚
さに塗布し、100℃で5分間加熱乾燥して、感圧性接
着テープを作製した。
比較例3 粘着付与樹脂として、キレート化金属アルコレトと反応
するテルペンフェノール樹脂(安原油脂工業社製のys
ポリスターT115)100部を使用した以外は、実施
例5と全く同様にして、感圧性接着剤組成物を得、また
この組成物を用いて実施例5と同様にして、感圧性接着
テープを作製した。
上記の実施例5および比較例3で得られた各感圧性接着
テープにつき、50℃で2日エージングしたのち、接着
力および保持力を調べた。その結果はつぎの第5表に示
されるとおりであった。
第   5   表 以上の第2〜5表の結果から明らかなように、本発明の
感圧性接着剤組成物は、接着特性(接着力および凝集力
)にすぐれ、しかも貯蔵安定性や耐湿特性も満足するも
のであることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)80℃以上の温度で素練りした天然ゴム100重
    量部に対し、金属アルコレートまたはキレート化金属ア
    ルコレートからなる有機金属化合物0.1〜10重量部
    と、この有機金属化合物と実質的に反応しない粘着付与
    樹脂20〜160重量部とが含まれていることを特徴と
    する感圧性接着剤組成物。
JP2104418A 1990-04-20 1990-04-20 感圧性接着剤組成物の製造法 Expired - Lifetime JP2606949B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5986675A (ja) * 1982-11-08 1984-05-18 Kuraray Co Ltd 粘着剤組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5986675A (ja) * 1982-11-08 1984-05-18 Kuraray Co Ltd 粘着剤組成物

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