JPH0443539B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0443539B2 JPH0443539B2 JP61293481A JP29348186A JPH0443539B2 JP H0443539 B2 JPH0443539 B2 JP H0443539B2 JP 61293481 A JP61293481 A JP 61293481A JP 29348186 A JP29348186 A JP 29348186A JP H0443539 B2 JPH0443539 B2 JP H0443539B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- buttress
- peripheral wall
- buttresses
- cracks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本発明はコンクリート製筒状構造物を修理復元
した後、さらに構造的難点を補強するようにした
筒状構造物の補修方法に関する。
した後、さらに構造的難点を補強するようにした
筒状構造物の補修方法に関する。
《従来の技術》
従来、コンクリート構造物にひび割れが生じ、
強度および防水の点で支障が生じる場合には、エ
ポキシ樹脂をひび割れに圧入し、程度によつては
防水樹脂塗膜を内外壁に塗布していた。
強度および防水の点で支障が生じる場合には、エ
ポキシ樹脂をひび割れに圧入し、程度によつては
防水樹脂塗膜を内外壁に塗布していた。
すなわち、コンクリート構造物に使用されるコ
ンクリートは、引張強度が弱いので、ひび割れは
予め許容しており、その弊害が生じる直前の時期
で補修を施していたものである。
ンクリートは、引張強度が弱いので、ひび割れは
予め許容しており、その弊害が生じる直前の時期
で補修を施していたものである。
これに対して、コンクリート構造物でひび割れ
が生じては困るような、例えば液体タンク、圧力
容器などの筒状構造物では、内部圧力によつて側
壁の縦方向にひび割れが発生すると、構造物内の
圧力変化に伴い、ひび割れの幅が大きく伸縮変化
する。そのため、ひび割れの伸縮幅に追随し、か
つ内容物との摩擦にも耐え得る防水材を選択しな
ければならないが、適した材料がなかつた。この
ような問題に対処すべく、既設のコンクリート製
等のタンクに対して、ひび割れや防水層を修復す
る提案がなされている(特開昭52−48823号公報
参照)。
が生じては困るような、例えば液体タンク、圧力
容器などの筒状構造物では、内部圧力によつて側
壁の縦方向にひび割れが発生すると、構造物内の
圧力変化に伴い、ひび割れの幅が大きく伸縮変化
する。そのため、ひび割れの伸縮幅に追随し、か
つ内容物との摩擦にも耐え得る防水材を選択しな
ければならないが、適した材料がなかつた。この
ような問題に対処すべく、既設のコンクリート製
等のタンクに対して、ひび割れや防水層を修復す
る提案がなされている(特開昭52−48823号公報
参照)。
他方、コンクリートタンク類においてはプレス
トレストコンクリートを使用して補強することが
知られている(特公昭38−15125号公報参照)。
トレストコンクリートを使用して補強することが
知られている(特公昭38−15125号公報参照)。
《発明が解決しようとする問題点》
しかし、この種の既設の鉄筋コンクリート製筒
状構造物に対して、ひび割れや防水層を修復した
上で、さらにこの構造物に対しポストテンシヨン
によるプレストレスを導入し、構造物のひび割れ
の再発を抑制する補修方法は開発されてはいなか
つた。またこの補修作業にあたり、この種既設の
構造物に加わる内圧を考慮し、この内圧に対応さ
せた形でプレストレスを導入して、構造的難点を
補強しつつ補修する方法もなかつた。
状構造物に対して、ひび割れや防水層を修復した
上で、さらにこの構造物に対しポストテンシヨン
によるプレストレスを導入し、構造物のひび割れ
の再発を抑制する補修方法は開発されてはいなか
つた。またこの補修作業にあたり、この種既設の
構造物に加わる内圧を考慮し、この内圧に対応さ
せた形でプレストレスを導入して、構造的難点を
補強しつつ補修する方法もなかつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は既設のコンクリート製筒状構造物
の修理が完璧になされる筒状構造物の補修方法を
提供するにある。
て、その目的は既設のコンクリート製筒状構造物
の修理が完璧になされる筒状構造物の補修方法を
提供するにある。
《問題点を解決するための手段》
上記目的を達成するために、本発明に係る筒状
構造物の補修方法は、ひび割れや防水層の修復
等、諸修理を完了した既存のコンクリート製筒状
構造物を補強すべく補修するに際して、先ず、上
記筒状構造物の外周面にその周方向に間隔を隔て
て且つその高さ方向に沿つて、該構造物の内圧に
対応する定着間隔を設定する、複数の定着具用バ
ツトレスを設置し、次に、該バツトレスで設定さ
れた定着間隔で上記構造物の高さ方向に多段に配
設される複数の緊張材それぞれを、それらの両端
部が各バツトレスに個別に定着されるように該構
造物の外周面にその周方向に沿つて巻回し、その
後、上記構造物をその外周面から緊縛するため
に、これら各緊張材にプレストレスを付与して上
記バツトレスに定着させるようにしたことを特徴
とする。
構造物の補修方法は、ひび割れや防水層の修復
等、諸修理を完了した既存のコンクリート製筒状
構造物を補強すべく補修するに際して、先ず、上
記筒状構造物の外周面にその周方向に間隔を隔て
て且つその高さ方向に沿つて、該構造物の内圧に
対応する定着間隔を設定する、複数の定着具用バ
ツトレスを設置し、次に、該バツトレスで設定さ
れた定着間隔で上記構造物の高さ方向に多段に配
設される複数の緊張材それぞれを、それらの両端
部が各バツトレスに個別に定着されるように該構
造物の外周面にその周方向に沿つて巻回し、その
後、上記構造物をその外周面から緊縛するため
に、これら各緊張材にプレストレスを付与して上
記バツトレスに定着させるようにしたことを特徴
とする。
《作用》
コンクリート製筒状構造物の外壁が外側から内
側へ受ける力はコンクリートに対する圧縮力にな
るので、その構造に与える影響は殆ど問題になら
ない。他方、内側から外側へ働く力はコンクリー
トに対する引張応力となり、構造物のひび割れ、
漏水等の原因になるが、本発明では、複数の定着
具用バツトレスを、筒状構造物の外周面にその周
方向に間隔を隔てて且つその高さ方向に沿つて設
置し、複数の緊張材それぞれを、このバツトレス
で設定された定着間隔で構造物の高さ方向に多段
に配設しつつ構造物の外周面にその周方向に沿つ
て巻回して、これら緊張材の両端部を各バツトレ
スに個別に定着させ、そしてこれら各緊張材にプ
レストレスを付与してバツトレスに定着させるこ
とで構造物をその外周面から緊縛するようにした
ので、外周面を緊張材で緊縛し常に圧縮力を付与
することで、これら緊張材が付与する圧縮力で引
張応力を打ち消して補強することができ、既設の
筒状構造物を適切に補修することができる。
側へ受ける力はコンクリートに対する圧縮力にな
るので、その構造に与える影響は殆ど問題になら
ない。他方、内側から外側へ働く力はコンクリー
トに対する引張応力となり、構造物のひび割れ、
漏水等の原因になるが、本発明では、複数の定着
具用バツトレスを、筒状構造物の外周面にその周
方向に間隔を隔てて且つその高さ方向に沿つて設
置し、複数の緊張材それぞれを、このバツトレス
で設定された定着間隔で構造物の高さ方向に多段
に配設しつつ構造物の外周面にその周方向に沿つ
て巻回して、これら緊張材の両端部を各バツトレ
スに個別に定着させ、そしてこれら各緊張材にプ
レストレスを付与してバツトレスに定着させるこ
とで構造物をその外周面から緊縛するようにした
ので、外周面を緊張材で緊縛し常に圧縮力を付与
することで、これら緊張材が付与する圧縮力で引
張応力を打ち消して補強することができ、既設の
筒状構造物を適切に補修することができる。
また殊に、筒状構造物の内圧に対応する定着間
隔を設定する、すなわち緊張材の間隔保持機能を
有する定着具用バツトレスを設置し、このバツト
レスで設定した定着間隔で構造物の高さ方向に多
段に複数の緊張材を配設して各バツトレスに定着
させるようにしたので、内圧に対応させた形でプ
レストレスを導入して、構造物を補強することが
できる。
隔を設定する、すなわち緊張材の間隔保持機能を
有する定着具用バツトレスを設置し、このバツト
レスで設定した定着間隔で構造物の高さ方向に多
段に複数の緊張材を配設して各バツトレスに定着
させるようにしたので、内圧に対応させた形でプ
レストレスを導入して、構造物を補強することが
できる。
《実施例》
以下、本発明の好適な実施例について図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
第1図は本発明の方法を施した液体のパルプ原
料を入れる鉄筋コンクリートサイロ1である。こ
のサイロ1は円筒形で、中に入れたパルプ原料に
よる側圧が周壁2に引張応力として作用してお
り、ひび割れや防水層の破壊時期が早い。補修す
るには、まずサイロ1の中を空にして内容物によ
る側圧を解除する。
料を入れる鉄筋コンクリートサイロ1である。こ
のサイロ1は円筒形で、中に入れたパルプ原料に
よる側圧が周壁2に引張応力として作用してお
り、ひび割れや防水層の破壊時期が早い。補修す
るには、まずサイロ1の中を空にして内容物によ
る側圧を解除する。
次に、ひび割れにエポキシ樹脂等を圧入しひび
割れを塞ぐ。しかる後、周壁2の内外面に防水剤
を塗布して防水層を形成している。
割れを塞ぐ。しかる後、周壁2の内外面に防水剤
を塗布して防水層を形成している。
さらに、周壁2の外周面に梯形の定着具用バツ
トレス3−3を180度の間隔で取付け固定する。
トレス3−3を180度の間隔で取付け固定する。
定着具用バツトレス3を取付けるには、周壁2
の所定位置にアンカーボルトを打ち、これに止着
固定する。
の所定位置にアンカーボルトを打ち、これに止着
固定する。
緊張材にはアンボンドケーブル4を使用してお
り、これを定着具用バツトレス3−3に用意した
定着具5で互い違いに巻回固定する。なお、緊張
材としてはPC鋼線に限らず、防錆の点で心配の
ない炭素長繊維やアラミド繊維を用いたストラン
ドケーブルでもよい。
り、これを定着具用バツトレス3−3に用意した
定着具5で互い違いに巻回固定する。なお、緊張
材としてはPC鋼線に限らず、防錆の点で心配の
ない炭素長繊維やアラミド繊維を用いたストラン
ドケーブルでもよい。
最終的にアンボンドケーブル4によつて周壁2
にプレストレスを導入する。殊に、鉄筋コンクリ
ートサイロ1の内圧に対応する定着間隔を設定す
る、すなわちアンボンドケーブル4の間隔保持機
能を有する定着具用バツトレス3を設置し、この
バツトレス3で設定した定着間隔でサイロ1の高
さ方向に多段に複数のアンボンドケーブル4を配
設して各バツトレス3に定着させるようにしたの
で、内圧に対応させた形でプレストレスを導入し
て、サイロ1を補強することができる。具体的に
は、周壁2の上方から下方に向かつて下になるほ
ど間隔を狭く、密に多設して、周壁2の内側から
外側へ働く側圧に均等に対抗できるようにしてい
る。また、プレストレスを導入するとき、周壁2
の円周方向の一点に圧縮力が偏るのを避けるた
め、定着具用バツトレス3を外周面上の二点に対
向配置し、アンボンドケーブル4の定着は、互い
違いに180度毎に位置を換えているのである。
にプレストレスを導入する。殊に、鉄筋コンクリ
ートサイロ1の内圧に対応する定着間隔を設定す
る、すなわちアンボンドケーブル4の間隔保持機
能を有する定着具用バツトレス3を設置し、この
バツトレス3で設定した定着間隔でサイロ1の高
さ方向に多段に複数のアンボンドケーブル4を配
設して各バツトレス3に定着させるようにしたの
で、内圧に対応させた形でプレストレスを導入し
て、サイロ1を補強することができる。具体的に
は、周壁2の上方から下方に向かつて下になるほ
ど間隔を狭く、密に多設して、周壁2の内側から
外側へ働く側圧に均等に対抗できるようにしてい
る。また、プレストレスを導入するとき、周壁2
の円周方向の一点に圧縮力が偏るのを避けるた
め、定着具用バツトレス3を外周面上の二点に対
向配置し、アンボンドケーブル4の定着は、互い
違いに180度毎に位置を換えているのである。
第3図、第4図に定着具用バツトレス3の詳細
を示す。定着具用バツトレス3は周壁2にアンカ
ーボルト6で強固に取付けられている。このバツ
トレス3は、縦に平行な2枚の桁7−7に横棧8
を渡し、さらに隣り合う上下の横棧8と横棧8と
の間に支柱9を取付けた金属製で、PC鋼線の緊
張力に十分に耐え、しかも精度を確保できるよう
にしている。強度的な信頼性および経済性から鋼
板を溶接接合して組立ててもよい。なお、強度的
な信頼性があれば繊維強化樹脂(FPR)等を使
用してもよい。桁7−7には側面から貫通孔10
が設けられており、この貫通孔10は周壁2に掛
け回したアンボンドケーブル4のシースが通る程
度の径であつて、定着具5の止着用の貫通孔10
aとアンボンドケーブル4のシース通過用貫通孔
10bとを一組にし、左右の桁7−7の合せて計
4個の貫通孔10a,10a,10b,10bを
一組としている。
を示す。定着具用バツトレス3は周壁2にアンカ
ーボルト6で強固に取付けられている。このバツ
トレス3は、縦に平行な2枚の桁7−7に横棧8
を渡し、さらに隣り合う上下の横棧8と横棧8と
の間に支柱9を取付けた金属製で、PC鋼線の緊
張力に十分に耐え、しかも精度を確保できるよう
にしている。強度的な信頼性および経済性から鋼
板を溶接接合して組立ててもよい。なお、強度的
な信頼性があれば繊維強化樹脂(FPR)等を使
用してもよい。桁7−7には側面から貫通孔10
が設けられており、この貫通孔10は周壁2に掛
け回したアンボンドケーブル4のシースが通る程
度の径であつて、定着具5の止着用の貫通孔10
aとアンボンドケーブル4のシース通過用貫通孔
10bとを一組にし、左右の桁7−7の合せて計
4個の貫通孔10a,10a,10b,10bを
一組としている。
第2図からも理解されるように、貫通孔10a
は周壁2の表面から離れた位置に、また貫通孔1
0bは周壁2の表面に近い位置に穿たれており、
一本のアンボンドケーブル4は桁7−7内で交差
し、その端部は桁7の内側から外側に突出し、ジ
ヤツキ等で突出端部を引張つてプレストレスを導
入後、定着具5で桁7の外側面に定着固定してい
る。
は周壁2の表面から離れた位置に、また貫通孔1
0bは周壁2の表面に近い位置に穿たれており、
一本のアンボンドケーブル4は桁7−7内で交差
し、その端部は桁7の内側から外側に突出し、ジ
ヤツキ等で突出端部を引張つてプレストレスを導
入後、定着具5で桁7の外側面に定着固定してい
る。
これら一組の貫通孔10a,10a,10b,
10b(貫通孔の組)と、その直下の貫通孔の組
との中間で、かつ桁7が周壁2に接する面側にア
ンボンドケーブル4のシースが裕に通る程度の切
欠き11を設け、ここを反対側のバツトレス3に
定着するアンボンドケーブル4が通る。
10b(貫通孔の組)と、その直下の貫通孔の組
との中間で、かつ桁7が周壁2に接する面側にア
ンボンドケーブル4のシースが裕に通る程度の切
欠き11を設け、ここを反対側のバツトレス3に
定着するアンボンドケーブル4が通る。
叙述した通り、この定着具用バツトレス3でア
ンボンドケーブル4を周壁2に巻回する間隔を決
めるとともに、プレストレスを導入する際の反力
をとつている。
ンボンドケーブル4を周壁2に巻回する間隔を決
めるとともに、プレストレスを導入する際の反力
をとつている。
サイロ1に液体のパルプ原料を入れても、下の
方を密にしてアンボンドケーブル4を配し、これ
によつて周壁2にプレストレスを付与しているの
で、周壁2に対する内側からの側圧乃至内圧はア
ンボンドケーブル4の圧縮力によつて均衡し、周
壁2は内部からの側圧と外部からのプレストレス
圧力とによつて両側から圧縮され、ひび割れを生
ぜず、防水層もひびの伸縮によつてひび割れ部分
で膜状に浮き上る状態の箇所に内容物の摩擦を受
けないので、液体容器としての耐力は十分に確保
維持できる。
方を密にしてアンボンドケーブル4を配し、これ
によつて周壁2にプレストレスを付与しているの
で、周壁2に対する内側からの側圧乃至内圧はア
ンボンドケーブル4の圧縮力によつて均衡し、周
壁2は内部からの側圧と外部からのプレストレス
圧力とによつて両側から圧縮され、ひび割れを生
ぜず、防水層もひびの伸縮によつてひび割れ部分
で膜状に浮き上る状態の箇所に内容物の摩擦を受
けないので、液体容器としての耐力は十分に確保
維持できる。
修復したひび割れ箇所の近傍に再度ひび割れが
発生することはない。
発生することはない。
以上説明したように本実施例にあつては、サイ
ロ1を修復後、定着具5をサイロ1の高さ方向に
沿つて複数配し、アンボンドケーブル4の定着位
置を円周方向の180度隔てた位置にある定着具5
に設定することができるので、均質なプレストレ
スを導入できる。また、アンボンドケーブル4は
サイロ1の下方になるに従つて密に巻回している
ので、サイロ1を構成する周壁2に加わる内側か
らの側圧と外側からのプレストレスとによる圧縮
力とは、アンボンドケーブル4の配設の粗密によ
り上下方向とも均一にすることができる。しかも
1本1本のアンボンドケーブル4に負担させるテ
ンシヨンは総て同じであるから、プレストレス導
入作業、例えばジヤツキに加える引張力は総て同
一にできる。
ロ1を修復後、定着具5をサイロ1の高さ方向に
沿つて複数配し、アンボンドケーブル4の定着位
置を円周方向の180度隔てた位置にある定着具5
に設定することができるので、均質なプレストレ
スを導入できる。また、アンボンドケーブル4は
サイロ1の下方になるに従つて密に巻回している
ので、サイロ1を構成する周壁2に加わる内側か
らの側圧と外側からのプレストレスとによる圧縮
力とは、アンボンドケーブル4の配設の粗密によ
り上下方向とも均一にすることができる。しかも
1本1本のアンボンドケーブル4に負担させるテ
ンシヨンは総て同じであるから、プレストレス導
入作業、例えばジヤツキに加える引張力は総て同
一にできる。
また、内部に蒸気等の気体が入る圧力容器等の
筒状構造物の補修の場合は、構造物の上、下方向
で内圧がほぼ均等になるので、アンボンドケーブ
ル4を上、下方向に等間隔に巻回、緊張できる。
筒状構造物の補修の場合は、構造物の上、下方向
で内圧がほぼ均等になるので、アンボンドケーブ
ル4を上、下方向に等間隔に巻回、緊張できる。
従つて、作業効率が高く、またアンボンドケー
ブル4によつて外周から緊縛しているので、常時
構造物の周壁には圧縮力が作用し、コンクリート
にヒビが入ることもない。そのことによつて防水
層の耐用年数も高まる効果がある。叙述の通り、
本実施例方法は液体タンク、圧力容器等の補修に
効果的である。
ブル4によつて外周から緊縛しているので、常時
構造物の周壁には圧縮力が作用し、コンクリート
にヒビが入ることもない。そのことによつて防水
層の耐用年数も高まる効果がある。叙述の通り、
本実施例方法は液体タンク、圧力容器等の補修に
効果的である。
《効果》
以上要するに本発明によれば、複数の定着具用
バツトレスを、筒状構造物の外周面にその周方向
に間隔を隔てて且つその高さ方向に沿つて設置
し、複数の緊張材それぞれを、このバツトレスで
設定された定着間隔で構造物の高さ方向に多段に
配設しつつ構造物の外周面にその周方向に沿つて
巻回して、これら緊張材の両端部を各バツトレス
に個別に定着させ、そしてこれら各緊張材にプレ
ストレスを付与してバツトレスに定着させること
で構造物をその外周面から緊縛するようにしたの
で、外周面を緊張材で緊縛し常に圧縮力を付与す
ることで、これら緊張材が付与する圧縮力で引張
応力を打ち消して補強することができ、既設の筒
状構造物を適切に補修することができる。
バツトレスを、筒状構造物の外周面にその周方向
に間隔を隔てて且つその高さ方向に沿つて設置
し、複数の緊張材それぞれを、このバツトレスで
設定された定着間隔で構造物の高さ方向に多段に
配設しつつ構造物の外周面にその周方向に沿つて
巻回して、これら緊張材の両端部を各バツトレス
に個別に定着させ、そしてこれら各緊張材にプレ
ストレスを付与してバツトレスに定着させること
で構造物をその外周面から緊縛するようにしたの
で、外周面を緊張材で緊縛し常に圧縮力を付与す
ることで、これら緊張材が付与する圧縮力で引張
応力を打ち消して補強することができ、既設の筒
状構造物を適切に補修することができる。
また殊に、筒状構造物の内圧に対応する定着間
隔を設定する、すなわち緊張材の間隔保持機能を
有する定着具用バツトレスを設置し、このバツト
レスで設定した定着間隔で構造物の高さ方向に多
段に複数の緊張材を配設して各バツトレスに定着
させるようにしたので、内圧に対応させた形でプ
レストレスを導入して、構造物を補強することが
できる。
隔を設定する、すなわち緊張材の間隔保持機能を
有する定着具用バツトレスを設置し、このバツト
レスで設定した定着間隔で構造物の高さ方向に多
段に複数の緊張材を配設して各バツトレスに定着
させるようにしたので、内圧に対応させた形でプ
レストレスを導入して、構造物を補強することが
できる。
第1図は本発明を適用した液体パルプ原料用サ
イロの斜視図、第2図はその概略平面図、第3図
は使用する定着具用バツトレスを例示する側面
図、第4図はその使用中に係る正面図である。 1……サイロ、2……周壁、3……バツトレ
ス、4……アンボンドケーブル、5……定着具、
6……アンカーボルト、7……桁、8……横棧、
9……支柱、10……貫通孔、11……切欠き。
イロの斜視図、第2図はその概略平面図、第3図
は使用する定着具用バツトレスを例示する側面
図、第4図はその使用中に係る正面図である。 1……サイロ、2……周壁、3……バツトレ
ス、4……アンボンドケーブル、5……定着具、
6……アンカーボルト、7……桁、8……横棧、
9……支柱、10……貫通孔、11……切欠き。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ひび割れや防水層の修復等、諸修理を完了し
た既存のコンクリート製筒状構造物を補強すべく
補修するに際して、 先ず、上記筒状構造物の外周面にその周方向に
間隔を隔てて且つその高さ方向に沿つて、該構造
物の内圧に対応する定着間隔を設定する、複数の
定着具用バツトレスを設置し、 次に、該バツトレスで設定された定着間隔で上
記構造物の高さ方向に多段に配設される複数の緊
張材それぞれを、それらの両端部が各バツトレス
に個別に定着されるように該構造物の外周面にそ
の周方向に沿つて巻回し、 その後、上記構造物をその外周面から緊縛する
ために、これら各緊張材にプレストレスを付与し
て上記バツトレスに定着させるようにしたことを
特徴とする筒状構造物の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29348186A JPS63151759A (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 筒状構造物の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29348186A JPS63151759A (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 筒状構造物の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63151759A JPS63151759A (ja) | 1988-06-24 |
| JPH0443539B2 true JPH0443539B2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=17795295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29348186A Granted JPS63151759A (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 筒状構造物の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63151759A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6318083B2 (ja) * | 2014-12-16 | 2018-04-25 | 株式会社日立製作所 | 静止誘導電器用巻鉄心 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5248823A (en) * | 1975-10-16 | 1977-04-19 | Kubo Toso Kogyo Kk | Repairing process for tanks |
| JPS61270460A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-29 | 株式会社大林組 | 柱梁における補強用線状素材の捲回方法 |
-
1986
- 1986-12-11 JP JP29348186A patent/JPS63151759A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63151759A (ja) | 1988-06-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6330776B1 (en) | Structure for reinforcing concrete member and reinforcing method | |
| US6219991B1 (en) | Method of externally strengthening concrete columns with flexible strap of reinforcing material | |
| AU723114B2 (en) | Modular fiber-reinforced composite structural member | |
| AU689074B2 (en) | Reinforced steel beam and girder | |
| CN110468714B (zh) | 超长联不等跨非对称连续桥梁先纵后横向合拢施工方法 | |
| JP3001593B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物 | |
| CN1302346A (zh) | 外部预应力加强装置的端部承载支承型锚固方法和设备 | |
| KR20200025341A (ko) | 강판을 이용한 철근콘크리트 기둥의 보강 공법 | |
| CN102936965B (zh) | 分散式体外预应力索加固钢筋混凝土梁的方法 | |
| KR200184683Y1 (ko) | 교량 보수 보강장치 | |
| JPH01163344A (ja) | 繊維複合材料から成る緊張部材及びこのような緊張部材を緊張しかつ係留する方法及び装置 | |
| JPH11158818A (ja) | 橋梁における単純桁の連結工法およびその連結工法に用いる撓み力付与装置 | |
| JP3373426B2 (ja) | 斜張橋ケーブル用サドル構造体 | |
| CN113846868B (zh) | 一种基于多层纤维布预应力施加的加固装置及加固方法 | |
| JP3842581B2 (ja) | 円筒形pc容器の構築方法 | |
| JPH0443539B2 (ja) | ||
| KR100441209B1 (ko) | 긴장재를 이용한 구조물의 보강구조와 방법 및 그에이용되는 긴장재 정착장치와 반력대 장치 | |
| CN111502077B (zh) | 不均匀沉降下钢柱与剪力墙交接处的施工方法 | |
| JPS6181979A (ja) | プレキャストpcタンクの施工法 | |
| JP4493245B2 (ja) | 吊床版橋及び吊床版の補強方法 | |
| Alkhrdaji et al. | Destructive and non-destructive testing of Bridge J857, Phelps County Missouri. Vol. 1. strengthening and testing to failure of bridge decks | |
| JPH0542553B2 (ja) | ||
| JP2000027446A (ja) | コンクリート部材の補強構造および補強工法 | |
| JPH06101344A (ja) | 緊張材の定着構造およびその定着方法 | |
| JPH0325142A (ja) | 鋼桁補強用緊張材および鋼桁 |