JPH0443575B2 - - Google Patents
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- JPH0443575B2 JPH0443575B2 JP10455586A JP10455586A JPH0443575B2 JP H0443575 B2 JPH0443575 B2 JP H0443575B2 JP 10455586 A JP10455586 A JP 10455586A JP 10455586 A JP10455586 A JP 10455586A JP H0443575 B2 JPH0443575 B2 JP H0443575B2
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- paper
- photographic
- coating
- resin
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/7614—Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
A 産業上の利用分野
本発明は写真乳剤との接着性及び写真乳剤の塗
布性を改良した樹脂被覆紙型写真用支持体に関す
る。詳しくはゼラチンを含む塗布液で下引きをし
た樹脂被覆紙型写真用支持体に関する。 B 従来技術およびその問題点 通常、ハロゲン化銀写真材料は支持体と該支持
体上に設けられたハロゲン化銀写真構成層とから
構成されている。かかるハロゲン化銀写真構成層
としては、ハロゲン化銀写真乳剤層、保護層、下
引層、中間層あるいは色混り防止層、ハレーシヨ
ン防止層もしくはフイルター層、紫外線吸収層な
どおよびそれらの組み合わせから構成されたもの
である。例えば、単一なハロゲン化銀写真材料
は、支持体上にハロゲン化銀乳剤層とその保護層
を設けたものである。また、多層ハロゲン化銀カ
ラー写真材料は、支持体上に青感乳剤層と中間
層、緑感乳剤層と紫外線吸収層、赤感乳剤層と保
護層などが順に設けられて多層配置にされ、各感
色乳剤層中にイエロー、マゼンタおよびシアン発
色カプラーをそれぞれ含有させたものである。 ところで、従来よりハロゲン化銀写真材料の支
持体としては、ポリエチレンテレフタレートフイ
ルム、トリ酢酸セルロースフイルム、ポリスチレ
ンフイルム、ポリカーボネートフイルムなどのフ
イルム、紙を基質としてその両面をフイルム形成
能ある樹脂、多くはポリオレフイン樹脂で被覆し
た樹脂被覆紙などの疎水性支持体がよく知られて
いる。特に、写真印画紙用支持体としては、旧来
用いられてきたバライタ紙に代わり、ポリオレフ
イン樹脂被覆紙が多く用いられるようになつてい
る。その理由として、写真用支持体としてのポリ
オレフイン樹脂被覆紙が疎水性であるために、バ
ライタ紙の場合と比較して、写真印画紙の現像、
定着処理中に処理液が基紙層に浸透しにくく、そ
れ故水洗、乾燥などの処理時間が短縮される利点
があるためである。 しかしながらこのような疎水性支持体はそのま
までは水性塗液であるハロゲン化銀写真乳剤を塗
布することはできない。この対策としては一般に
疎水性支持体表面の火炎処理、コロナ処理、及び
下引き処理等が知られている。これらの中で火炎
処理は取り扱い、コントロールが不便であるこ
と、コロナ処理は処理後、写真乳剤を塗布するま
での経時により水濡れ性が低下する等の問題があ
る。また下引き処理は溶剤塗布方式の場合には取
り扱いが不便であるし、通常水濡れ性を確保する
ためにさらに別の処理を必要とする。又水性塗液
方式では、写真乳剤塗布に際し、下引き層構成物
質が写真乳剤層に拡散し、写真性能に悪影響を与
える危険がある。従つて、写真乳剤の構成要素の
一つであるゼラチンを主体とする下引きは極めて
有利であつて、これまでも多く用いられてきた。
しかしながらゼラチンを主体とする下引きはその
塗布量が多い場合に高温急速乾燥するとゼラチン
塗布面が乱れ、厚みムラを生じ、引き続く乳剤塗
布時に乳剤層の厚みムラを誘発する。従つて下引
き層塗布時にも冷却ゾーンでゼラチンを固化さ
せ、乾燥速度を精密に制御して乾燥する必要が有
るため、製造速度が制約されるか、長大な乾燥設
備の設置を強いられるのかの結果となつた。 一方下引き層の厚みムラが生じても乳剤層の厚
みムラを誘発しないほど下引き層の塗布量を下げ
た場合は乳剤層と支持体の接着性が不充分となつ
た。 C 発明の目的 したがつて本発明の目的は、ゼラチンを主体と
する簡便な下引きで乳剤層の充分な接着を確保
し、次の工程で乳剤を塗布した際、乳剤層の厚み
ムラを生じない写真用支持体を提供することにあ
る。 D 発明の構成 本発明の目的は、紙の両面にフイルム形成能あ
る樹脂で被覆した樹脂被覆紙型写真用支持体に於
いて、写真感光層を設ける側の樹脂面に少なくと
もゼラチン、その防腐剤としてパラオキシ安
息香酸のエステルを含む塗布層を予め設け、該塗
布層の塗布量が0.01〜0.1g/m2で且つ該防腐剤
の塗布量がゼラチンの塗布量に対して0.2〜20重
量%である写真用支持体によつて達成される。 本発明の実施に於いて用いることのできるゼラ
チンとしては石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン、酵素処理ゼラチン、例えば二塩基酸の無水物
と反応したゼラチンのようなゼラチン誘導体等、
当業界で一般に用いられているものであればいず
れも用いることができる。 本発明の実施に於いて用いることのできる防腐
剤としては、木材用、繊維用、糊用、食品用等各
種用途のものから、化学構造としては無機化合
物、有機化合物、有機金属化合物等の各種構造の
ものから選ぶことができるが、写真感光層の性能
に障害を与えないという観点から、又、感光層が
ハロゲン化銀カラー感光層である場合には各色発
色カプラーに影響しないということをさらに考慮
して、パラオキシ安息香酸のエステルが特に有利
である。 防腐剤の使用量としては、用いる防腐剤の種類
により各種異なるが、概ねゼラチン使用量の0.2
〜20重量%用いるのが良い。 本発明の実施に於いて、下引き層の塗布量とし
ては、特に制限はないが、好ましくは0.001〜1.0
g/m2、特に好ましくは0.01〜0.1g/m2が良い。 本発明の実施に用いる下引き用塗液には、アニ
オン性、カチオン性、両性、あるいはフツ素系等
の各種界面活性剤、PH調節剤ないしはPH緩衝剤、
ゼラチンの硬化剤、調色剤、増白剤、充填剤等を
必要に応じ、適宜含ませることができる。 本発明の実施に用いられる疎水性支持体として
は紙を基質としてその両面にポリオレフイン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル等のフイルム形成能
ある樹脂、多くはポリオレフイン樹脂で被覆した
樹脂被覆紙などをあげることができる。特に、加
工性が良好という点で、ポリオレフイン樹脂被覆
紙が有利に用いられる。 また、これらの樹脂被覆紙の樹脂層中には、酸
化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等
の白色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸
アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸マグネシウム、パルミチン酸カルシウ
ム等の脂肪酸金属塩などの分散剤、群青、コバル
トバイオレツト等の顔料および染料、酸化防止
剤、螢光増白剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤
を適宜組み合わせて含有せしめるのが好ましい。 本発明の実施に有利に用いられるポリオレフイ
ン樹脂被覆紙は走行する基紙の上に溶融ポリオレ
フイン樹脂をスリツトダイからフイルム状に押出
塗工して製造される。その際、溶融押出塗工に先
立ち、基紙面をコロナ処理、火炎処理等により活
性化しておくことが望ましい。被覆樹脂層の厚さ
としては、特に制限はないが、一般に5μ〜50μ程
度が有利である。ポリオレフイン樹脂被覆紙のハ
ロゲン化銀写真構成層を設ける側は、目的に応じ
て光沢面、マツト面、絹目面などを有し、裏面は
通常無光沢面である。 本発明の実施に有利に用いられるポリオレフイ
ン樹脂被覆紙の被覆用ポリオレフイン樹脂として
は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン等の
オレフインのホモポリマーまたはエチレン−プロ
ピレン共重合体等の二種以上のオレフインからな
る共重合体およびその混合物をあげることがで
き、各種の密度および溶融粘度指数(メルトイン
デツクス;以下単にMIと略す)のものを単独に
あるいは混合して使用できる。 ポリオレフイン樹脂被覆紙の基紙としては、通
常の天然パルプ紙、合成繊維紙あるいは合成樹脂
フイルムを擬紙化したいわゆる合成紙のいずれで
もよいが、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹
広葉樹混合パルプの木材パルプを主成分とする天
然パルプ紙が有利に用いられる。基紙の厚味に関
しては特に制限はないが、表面の平滑性のよい紙
が好ましく、その坪量は50g/m2〜250g/m2が
好ましい。また、天然パルプを主成分とする基紙
には、各種の高分子化合物、添加剤を含有せしめ
ることができる。例えば、でんぷん誘導体、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルアルコール誘導体、
ゼラチン等の乾燥紙力増強剤、脂肪酸塩、ロジン
誘導体、ジアルキルケテンダイマー乳化物等のサ
イズ剤、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポ
リアミド樹脂等の湿潤紙力増強剤、安定剤、顔
料、染料、螢光増白剤、ラテツクス、無機電解
質、PH調整剤等適宜組み合わせて含有せしめるこ
とができる。 本発明の実施にあたつて、ハロゲン化銀写真構
成層を設ける側の疎水性支持体面上に下引き用塗
液を塗布する装置としては、エアナイフコータ
ー、ロールコーター、バーコーター、ブレードコ
ーター、スライドホツパーコーター、グラビアコ
ーター、フレキソグラビアコーター及びそれらの
組み合わせ等があげられる。塗布に際しては塗布
に先立ち、該疎水性支持体面をコロナ処理、火炎
処理等により活性化しておくことが望ましい。塗
布された塗液の乾燥装置としては直線トンネル乾
燥機、アーチドライヤー、エアループドライヤ
ー、サインカーブエアフロートドライヤー等の熱
風乾燥機、赤外線、加熱ドライヤー、マイクロ波
等を利用した乾燥機等各種乾燥装置をあげること
ができる。 E 実施例 次に本発明をさらに具体的に説明するために、
実施例を述べる。 実施例 1 基紙として坪量160g/m2の紙を用い、その一
方の面に9重量%の酸化チタン、21重量%の酸化
チタン練り込み用低密度ポリエチレン(密度
0.918、MI8.5)、45重量%の低密度ポリエチレン
(密度0.918、MI5.0)、25重量%の高密度ポリエチ
レン(密度0.965、MI7.0)からなる樹脂厚30μm
の光沢面の樹脂層を有し、もう一方の面に50重量
%の低密度ポリエチレン(密度0.918、MI5.0)、
50重量%の高密度ポリエチレン(密度0.965、
MI7.0)からなる樹脂厚30μmの無光沢面の樹脂
層を有する樹脂被覆紙の光沢面をコロナ放電処理
した後、第1表記載の塗液をエアーナイフコータ
ーで塗布し熱風乾燥して写真用支持体を製造し
た。
布性を改良した樹脂被覆紙型写真用支持体に関す
る。詳しくはゼラチンを含む塗布液で下引きをし
た樹脂被覆紙型写真用支持体に関する。 B 従来技術およびその問題点 通常、ハロゲン化銀写真材料は支持体と該支持
体上に設けられたハロゲン化銀写真構成層とから
構成されている。かかるハロゲン化銀写真構成層
としては、ハロゲン化銀写真乳剤層、保護層、下
引層、中間層あるいは色混り防止層、ハレーシヨ
ン防止層もしくはフイルター層、紫外線吸収層な
どおよびそれらの組み合わせから構成されたもの
である。例えば、単一なハロゲン化銀写真材料
は、支持体上にハロゲン化銀乳剤層とその保護層
を設けたものである。また、多層ハロゲン化銀カ
ラー写真材料は、支持体上に青感乳剤層と中間
層、緑感乳剤層と紫外線吸収層、赤感乳剤層と保
護層などが順に設けられて多層配置にされ、各感
色乳剤層中にイエロー、マゼンタおよびシアン発
色カプラーをそれぞれ含有させたものである。 ところで、従来よりハロゲン化銀写真材料の支
持体としては、ポリエチレンテレフタレートフイ
ルム、トリ酢酸セルロースフイルム、ポリスチレ
ンフイルム、ポリカーボネートフイルムなどのフ
イルム、紙を基質としてその両面をフイルム形成
能ある樹脂、多くはポリオレフイン樹脂で被覆し
た樹脂被覆紙などの疎水性支持体がよく知られて
いる。特に、写真印画紙用支持体としては、旧来
用いられてきたバライタ紙に代わり、ポリオレフ
イン樹脂被覆紙が多く用いられるようになつてい
る。その理由として、写真用支持体としてのポリ
オレフイン樹脂被覆紙が疎水性であるために、バ
ライタ紙の場合と比較して、写真印画紙の現像、
定着処理中に処理液が基紙層に浸透しにくく、そ
れ故水洗、乾燥などの処理時間が短縮される利点
があるためである。 しかしながらこのような疎水性支持体はそのま
までは水性塗液であるハロゲン化銀写真乳剤を塗
布することはできない。この対策としては一般に
疎水性支持体表面の火炎処理、コロナ処理、及び
下引き処理等が知られている。これらの中で火炎
処理は取り扱い、コントロールが不便であるこ
と、コロナ処理は処理後、写真乳剤を塗布するま
での経時により水濡れ性が低下する等の問題があ
る。また下引き処理は溶剤塗布方式の場合には取
り扱いが不便であるし、通常水濡れ性を確保する
ためにさらに別の処理を必要とする。又水性塗液
方式では、写真乳剤塗布に際し、下引き層構成物
質が写真乳剤層に拡散し、写真性能に悪影響を与
える危険がある。従つて、写真乳剤の構成要素の
一つであるゼラチンを主体とする下引きは極めて
有利であつて、これまでも多く用いられてきた。
しかしながらゼラチンを主体とする下引きはその
塗布量が多い場合に高温急速乾燥するとゼラチン
塗布面が乱れ、厚みムラを生じ、引き続く乳剤塗
布時に乳剤層の厚みムラを誘発する。従つて下引
き層塗布時にも冷却ゾーンでゼラチンを固化さ
せ、乾燥速度を精密に制御して乾燥する必要が有
るため、製造速度が制約されるか、長大な乾燥設
備の設置を強いられるのかの結果となつた。 一方下引き層の厚みムラが生じても乳剤層の厚
みムラを誘発しないほど下引き層の塗布量を下げ
た場合は乳剤層と支持体の接着性が不充分となつ
た。 C 発明の目的 したがつて本発明の目的は、ゼラチンを主体と
する簡便な下引きで乳剤層の充分な接着を確保
し、次の工程で乳剤を塗布した際、乳剤層の厚み
ムラを生じない写真用支持体を提供することにあ
る。 D 発明の構成 本発明の目的は、紙の両面にフイルム形成能あ
る樹脂で被覆した樹脂被覆紙型写真用支持体に於
いて、写真感光層を設ける側の樹脂面に少なくと
もゼラチン、その防腐剤としてパラオキシ安
息香酸のエステルを含む塗布層を予め設け、該塗
布層の塗布量が0.01〜0.1g/m2で且つ該防腐剤
の塗布量がゼラチンの塗布量に対して0.2〜20重
量%である写真用支持体によつて達成される。 本発明の実施に於いて用いることのできるゼラ
チンとしては石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチ
ン、酵素処理ゼラチン、例えば二塩基酸の無水物
と反応したゼラチンのようなゼラチン誘導体等、
当業界で一般に用いられているものであればいず
れも用いることができる。 本発明の実施に於いて用いることのできる防腐
剤としては、木材用、繊維用、糊用、食品用等各
種用途のものから、化学構造としては無機化合
物、有機化合物、有機金属化合物等の各種構造の
ものから選ぶことができるが、写真感光層の性能
に障害を与えないという観点から、又、感光層が
ハロゲン化銀カラー感光層である場合には各色発
色カプラーに影響しないということをさらに考慮
して、パラオキシ安息香酸のエステルが特に有利
である。 防腐剤の使用量としては、用いる防腐剤の種類
により各種異なるが、概ねゼラチン使用量の0.2
〜20重量%用いるのが良い。 本発明の実施に於いて、下引き層の塗布量とし
ては、特に制限はないが、好ましくは0.001〜1.0
g/m2、特に好ましくは0.01〜0.1g/m2が良い。 本発明の実施に用いる下引き用塗液には、アニ
オン性、カチオン性、両性、あるいはフツ素系等
の各種界面活性剤、PH調節剤ないしはPH緩衝剤、
ゼラチンの硬化剤、調色剤、増白剤、充填剤等を
必要に応じ、適宜含ませることができる。 本発明の実施に用いられる疎水性支持体として
は紙を基質としてその両面にポリオレフイン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル等のフイルム形成能
ある樹脂、多くはポリオレフイン樹脂で被覆した
樹脂被覆紙などをあげることができる。特に、加
工性が良好という点で、ポリオレフイン樹脂被覆
紙が有利に用いられる。 また、これらの樹脂被覆紙の樹脂層中には、酸
化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等
の白色顔料、ステアリン酸アミド、アラキジン酸
アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸マグネシウム、パルミチン酸カルシウ
ム等の脂肪酸金属塩などの分散剤、群青、コバル
トバイオレツト等の顔料および染料、酸化防止
剤、螢光増白剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤
を適宜組み合わせて含有せしめるのが好ましい。 本発明の実施に有利に用いられるポリオレフイ
ン樹脂被覆紙は走行する基紙の上に溶融ポリオレ
フイン樹脂をスリツトダイからフイルム状に押出
塗工して製造される。その際、溶融押出塗工に先
立ち、基紙面をコロナ処理、火炎処理等により活
性化しておくことが望ましい。被覆樹脂層の厚さ
としては、特に制限はないが、一般に5μ〜50μ程
度が有利である。ポリオレフイン樹脂被覆紙のハ
ロゲン化銀写真構成層を設ける側は、目的に応じ
て光沢面、マツト面、絹目面などを有し、裏面は
通常無光沢面である。 本発明の実施に有利に用いられるポリオレフイ
ン樹脂被覆紙の被覆用ポリオレフイン樹脂として
は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン等の
オレフインのホモポリマーまたはエチレン−プロ
ピレン共重合体等の二種以上のオレフインからな
る共重合体およびその混合物をあげることがで
き、各種の密度および溶融粘度指数(メルトイン
デツクス;以下単にMIと略す)のものを単独に
あるいは混合して使用できる。 ポリオレフイン樹脂被覆紙の基紙としては、通
常の天然パルプ紙、合成繊維紙あるいは合成樹脂
フイルムを擬紙化したいわゆる合成紙のいずれで
もよいが、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹
広葉樹混合パルプの木材パルプを主成分とする天
然パルプ紙が有利に用いられる。基紙の厚味に関
しては特に制限はないが、表面の平滑性のよい紙
が好ましく、その坪量は50g/m2〜250g/m2が
好ましい。また、天然パルプを主成分とする基紙
には、各種の高分子化合物、添加剤を含有せしめ
ることができる。例えば、でんぷん誘導体、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルアルコール誘導体、
ゼラチン等の乾燥紙力増強剤、脂肪酸塩、ロジン
誘導体、ジアルキルケテンダイマー乳化物等のサ
イズ剤、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポ
リアミド樹脂等の湿潤紙力増強剤、安定剤、顔
料、染料、螢光増白剤、ラテツクス、無機電解
質、PH調整剤等適宜組み合わせて含有せしめるこ
とができる。 本発明の実施にあたつて、ハロゲン化銀写真構
成層を設ける側の疎水性支持体面上に下引き用塗
液を塗布する装置としては、エアナイフコータ
ー、ロールコーター、バーコーター、ブレードコ
ーター、スライドホツパーコーター、グラビアコ
ーター、フレキソグラビアコーター及びそれらの
組み合わせ等があげられる。塗布に際しては塗布
に先立ち、該疎水性支持体面をコロナ処理、火炎
処理等により活性化しておくことが望ましい。塗
布された塗液の乾燥装置としては直線トンネル乾
燥機、アーチドライヤー、エアループドライヤ
ー、サインカーブエアフロートドライヤー等の熱
風乾燥機、赤外線、加熱ドライヤー、マイクロ波
等を利用した乾燥機等各種乾燥装置をあげること
ができる。 E 実施例 次に本発明をさらに具体的に説明するために、
実施例を述べる。 実施例 1 基紙として坪量160g/m2の紙を用い、その一
方の面に9重量%の酸化チタン、21重量%の酸化
チタン練り込み用低密度ポリエチレン(密度
0.918、MI8.5)、45重量%の低密度ポリエチレン
(密度0.918、MI5.0)、25重量%の高密度ポリエチ
レン(密度0.965、MI7.0)からなる樹脂厚30μm
の光沢面の樹脂層を有し、もう一方の面に50重量
%の低密度ポリエチレン(密度0.918、MI5.0)、
50重量%の高密度ポリエチレン(密度0.965、
MI7.0)からなる樹脂厚30μmの無光沢面の樹脂
層を有する樹脂被覆紙の光沢面をコロナ放電処理
した後、第1表記載の塗液をエアーナイフコータ
ーで塗布し熱風乾燥して写真用支持体を製造し
た。
【表】
次いで得られた支持体に下記の乳剤を塗布乾燥
した。 硝酸銀で19.2gのオルソ増感された塩臭化銀、
ゼラチン48g、12%ホルマリン水溶液16ml及び適
量の塗布助剤を含んで全量600gとした白黒用乳
剤を塗布量75g/m2(湿式重量)で次の保護層と
共に重層塗布した。 ゼラチン30g、12%ホルマリン水溶液18mlと適
量の塗布助剤を含んで全量400gとした塗液を塗
布量40g/m2(湿式重量)で前記乳剤の保護層と
して重層塗布乾燥し白黒印画紙を得た。 得られた白黒印画紙の一部は中間濃度を得るよ
う全面均一露光し、D−72現像液3倍希釈液で20
℃にて90秒間現像後、停止、定着、水洗、乾燥し
てグレイ濃度の濃度ムラを判定した。 残りの印画紙は10cm角に裁断し、明室でD−72
現像液3倍希釈液で90秒間現像し、釘にて縦横に
それぞれ4本2cm間隔で乳剤側の面を引掻き、碁
盤目状の傷をつけ、しかる後流水中で指先でその
面を2分間擦すり、乳剤層の剥離した面積のパー
センテージを求めた。結果を第2表に示す。
した。 硝酸銀で19.2gのオルソ増感された塩臭化銀、
ゼラチン48g、12%ホルマリン水溶液16ml及び適
量の塗布助剤を含んで全量600gとした白黒用乳
剤を塗布量75g/m2(湿式重量)で次の保護層と
共に重層塗布した。 ゼラチン30g、12%ホルマリン水溶液18mlと適
量の塗布助剤を含んで全量400gとした塗液を塗
布量40g/m2(湿式重量)で前記乳剤の保護層と
して重層塗布乾燥し白黒印画紙を得た。 得られた白黒印画紙の一部は中間濃度を得るよ
う全面均一露光し、D−72現像液3倍希釈液で20
℃にて90秒間現像後、停止、定着、水洗、乾燥し
てグレイ濃度の濃度ムラを判定した。 残りの印画紙は10cm角に裁断し、明室でD−72
現像液3倍希釈液で90秒間現像し、釘にて縦横に
それぞれ4本2cm間隔で乳剤側の面を引掻き、碁
盤目状の傷をつけ、しかる後流水中で指先でその
面を2分間擦すり、乳剤層の剥離した面積のパー
センテージを求めた。結果を第2表に示す。
処理温度 33℃
発色現像3分半、漂白定着1分半、水洗3分
〔発色現像液〕
炭酸カリウム(1水塩) 46.0g
無水亜硫酸ナトリウム 2.0g
臭化カリウム 0.5g
CD−(イーストマン・ゴダツク製発色現像
主薬) 4.5g ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.5g 塩酸ヒドロキシルアミン 2.0g 螢光増白剤 0.5g ベンジルアルコール 12ml ジエチレングリコール 10ml 水で全量を1に、水酸化ナトリウムでPH=
10.2に調整する。 〔漂白定着液〕 エチレンジアミン四酢酸の第2鉄錯塩 56g エチレンジアミン四酢酸の2ナトリウム塩 2g チオ硫酸アンモニウム 60g 無水亜硫酸ナトリウム 20g 酸性亜硫酸ナトリウム 5g リン酸2ナトリウム 12g 水で全量を1に調整する。 F 発明の効果 本発明に従うと乳剤層と支持体との接着性もよ
く乳剤層の厚みムラも生じない。
主薬) 4.5g ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.5g 塩酸ヒドロキシルアミン 2.0g 螢光増白剤 0.5g ベンジルアルコール 12ml ジエチレングリコール 10ml 水で全量を1に、水酸化ナトリウムでPH=
10.2に調整する。 〔漂白定着液〕 エチレンジアミン四酢酸の第2鉄錯塩 56g エチレンジアミン四酢酸の2ナトリウム塩 2g チオ硫酸アンモニウム 60g 無水亜硫酸ナトリウム 20g 酸性亜硫酸ナトリウム 5g リン酸2ナトリウム 12g 水で全量を1に調整する。 F 発明の効果 本発明に従うと乳剤層と支持体との接着性もよ
く乳剤層の厚みムラも生じない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙の両面にフイルム形成能のある樹脂で被覆
した樹脂被覆紙型写真用支持体に於いて、写真感
光層を設ける側の樹脂面に少なくともゼラチ
ン、その防腐剤としてパラオキシ安息香酸のエ
ステルを含む塗布層を予め設け、該塗布層の塗布
量が0.01〜0.1g/m2で且つ該防腐剤の塗布量が
ゼラチン塗布量に対して0.2〜20重量%である写
真用支持体。 2 該フイルム形成能のある樹脂がポリオレフイ
ンである特許請求の範囲第1項記載の写真用支持
体。 3 該ポリオレフインがポリエチレンである特許
請求の範囲第2項記載の写真用支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10455586A JPS62260149A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 写真用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10455586A JPS62260149A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 写真用支持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62260149A JPS62260149A (ja) | 1987-11-12 |
| JPH0443575B2 true JPH0443575B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=14383713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10455586A Granted JPS62260149A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 写真用支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62260149A (ja) |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP10455586A patent/JPS62260149A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62260149A (ja) | 1987-11-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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