JPH0443693B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443693B2 JPH0443693B2 JP62130454A JP13045487A JPH0443693B2 JP H0443693 B2 JPH0443693 B2 JP H0443693B2 JP 62130454 A JP62130454 A JP 62130454A JP 13045487 A JP13045487 A JP 13045487A JP H0443693 B2 JPH0443693 B2 JP H0443693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- scraper
- storage tank
- stirring
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
- B01F27/80—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
- B01F27/90—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with paddles or arms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、石炭・水混合物(CWM)あるい
は石炭・油混合物(COM)などのスラリーを貯
留するスラリー貯槽に関する。
は石炭・油混合物(COM)などのスラリーを貯
留するスラリー貯槽に関する。
[従来の技術]
石油の代替燃料として石炭を利用しようとする
場合には、石炭が固体であるので輸送、貯蔵及び
ハンドリングが容易でないという不具合がある。
そこで、石炭を破枠して水または油と必要により
加えられる添加剤とを混合して流体(スラリー
状)とするような技術が開発されている。ところ
で、このようなスラリーを長期間貯蔵する場合
は、粒子が沈降する結果、下層部分が濃化してし
まい、さらに固化して円滑な排出ができなくなる
という不具合が生じてしまう。そこで、貯槽内に
エアーを吹き込んだり、機械的に撹拌することに
よつて石炭粒子を分散させ、スラリーの濃度を均
一に保つようにする。または、下層の濃化にした
スラリーをスクレーパあるいはコンベアなどによ
つて掻き出してポンプにより槽の上部に循環させ
るようにするなどの方法が提案されている。
場合には、石炭が固体であるので輸送、貯蔵及び
ハンドリングが容易でないという不具合がある。
そこで、石炭を破枠して水または油と必要により
加えられる添加剤とを混合して流体(スラリー
状)とするような技術が開発されている。ところ
で、このようなスラリーを長期間貯蔵する場合
は、粒子が沈降する結果、下層部分が濃化してし
まい、さらに固化して円滑な排出ができなくなる
という不具合が生じてしまう。そこで、貯槽内に
エアーを吹き込んだり、機械的に撹拌することに
よつて石炭粒子を分散させ、スラリーの濃度を均
一に保つようにする。または、下層の濃化にした
スラリーをスクレーパあるいはコンベアなどによ
つて掻き出してポンプにより槽の上部に循環させ
るようにするなどの方法が提案されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記のような方法により充分な
堆積、固化の防止の効果を得ようとすると、比重
の大きいスラリーを移動するための多大のエネル
ギーを要し、運転コストが高くなつてしまう。
堆積、固化の防止の効果を得ようとすると、比重
の大きいスラリーを移動するための多大のエネル
ギーを要し、運転コストが高くなつてしまう。
一般に、スラリーのような非ニユートン流体は
流動に伴つてその内部構造が変化するために、変
形速度により粘性特性が変化する。すなわち、低
剪断速度域においては非常に高い粘度を示して粒
子沈降のない安定なスラリーを形成し、また、静
止状態から流動状態に移行する過程で粒子間の結
合からなる内部構造が破壊されると低粘度スラリ
ーとなり搬送しやすくなる。従つて、スラリーを
過剰に流動させると、このような特性が失われ、
かえつて沈降、堆積を促進してしまうことにな
る。そこで前記のようなスラリーの撹拌、循環な
どを一切行うことなくスラリーを槽内で静置さ
せ、その静置安定性を最大限に発揮させて貯留す
ることがもつとも適切な方法であると言える。
流動に伴つてその内部構造が変化するために、変
形速度により粘性特性が変化する。すなわち、低
剪断速度域においては非常に高い粘度を示して粒
子沈降のない安定なスラリーを形成し、また、静
止状態から流動状態に移行する過程で粒子間の結
合からなる内部構造が破壊されると低粘度スラリ
ーとなり搬送しやすくなる。従つて、スラリーを
過剰に流動させると、このような特性が失われ、
かえつて沈降、堆積を促進してしまうことにな
る。そこで前記のようなスラリーの撹拌、循環な
どを一切行うことなくスラリーを槽内で静置さ
せ、その静置安定性を最大限に発揮させて貯留す
ることがもつとも適切な方法であると言える。
この発明は、このような点に着目してなされた
もので、スラリーの流動を必要最小限に押さえつ
つ、比較的簡単な構成の装置により、スラリーの
貯蔵を円滑にかつ経済的に行うことができるよう
なスラリー貯槽を提供することを目的とするもの
である。
もので、スラリーの流動を必要最小限に押さえつ
つ、比較的簡単な構成の装置により、スラリーの
貯蔵を円滑にかつ経済的に行うことができるよう
なスラリー貯槽を提供することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、底板中央に排出口を有する有底円
筒状の貯槽と、上記底板に沿つて回転自在とした
スクレーパと、このスクレーパを正逆方向に回動
する駆動装置とを設け、このスクレーパに、該ス
クレーパが正転したときにスラリーを上方に移動
させるように傾斜または湾曲させた掻上面と、該
スクレーパが逆転したときにスラリーを底板中央
に移動させるように傾斜または湾曲させた掻寄面
とを形成したものである。
筒状の貯槽と、上記底板に沿つて回転自在とした
スクレーパと、このスクレーパを正逆方向に回動
する駆動装置とを設け、このスクレーパに、該ス
クレーパが正転したときにスラリーを上方に移動
させるように傾斜または湾曲させた掻上面と、該
スクレーパが逆転したときにスラリーを底板中央
に移動させるように傾斜または湾曲させた掻寄面
とを形成したものである。
[作用]
スラリー貯留時においては、スクレーパを微速
で正転させ、掻上面により底板近傍のスラリーを
上方に移動させる流れを生じせしめ、貯槽の底板
近傍のスラリーを上の層のスラリーと混合して堆
積と固化を防止して静置貯留する。また、スラリ
ーの排出時においては、スクレーパをより高速で
逆転させ、掻寄面によりスラリーを底板中央に移
動するような流れを底板近傍に生じせしめ、排出
口からスラリーを排出することができるようにす
る。
で正転させ、掻上面により底板近傍のスラリーを
上方に移動させる流れを生じせしめ、貯槽の底板
近傍のスラリーを上の層のスラリーと混合して堆
積と固化を防止して静置貯留する。また、スラリ
ーの排出時においては、スクレーパをより高速で
逆転させ、掻寄面によりスラリーを底板中央に移
動するような流れを底板近傍に生じせしめ、排出
口からスラリーを排出することができるようにす
る。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
これらの図面において、1は有底円筒状の貯槽
であり、その底板2は中央が低くなるように漏斗
状に傾斜して形成され、内壁1aの内側の底板2
上方が静置室1bとなつており、またこの底板2
の中央のさらに低い位置に有底円筒状の撹拌室3
が設けられている。この撹拌室3はやはり漏斗状
に傾斜した底板3aを持ち、その中央には排出口
4が形成され、また、上縁には環状にかつやや上
方に突出する凸壁3bが設けられて、上記静置室
1bと撹拌室3とを区画し、撹拌室3での撹拌の
影響を静置室1bに及ぼさないようにしている。
であり、その底板2は中央が低くなるように漏斗
状に傾斜して形成され、内壁1aの内側の底板2
上方が静置室1bとなつており、またこの底板2
の中央のさらに低い位置に有底円筒状の撹拌室3
が設けられている。この撹拌室3はやはり漏斗状
に傾斜した底板3aを持ち、その中央には排出口
4が形成され、また、上縁には環状にかつやや上
方に突出する凸壁3bが設けられて、上記静置室
1bと撹拌室3とを区画し、撹拌室3での撹拌の
影響を静置室1bに及ぼさないようにしている。
上記貯槽1の上面には、貯槽1をまたいで支持
橋5が架設され、この支持橋5の中央には孔5a
が形成されており、この孔5aに回転軸6垂直に
挿通されている。この回転軸6は、その上端にフ
ランジ状に形成された支持部6aを支持橋5の上
面に設置された昇降支持機構7により昇降自在に
支持されており、また、上記孔5a近傍に設置さ
れた撹拌機構8によつて回動されることにより、
後述する撹拌翼39を回転させて上記撹拌室3内
のスラリーを撹拌するようになつている。上記昇
降支持機構7は、上記支持橋5上の孔5aの周囲
に設置された複数の油圧ジヤツキ7a……と、こ
の油圧ジヤツキ7aの可動端を連結するリング体
7bと、このリング体7bと上記支持部6aとの
間に装着されて回転軸6を回転自在に支持するベ
アリング7cと、上記油圧ジヤツキ7aを駆動す
る油圧モータ7bとから構成されている。また、
上記撹拌機構8は、支持橋5上に設置された撹拌
駆動モータ8aと、この撹拌駆動モータ8aの回
転力を回転軸6に伝達するギアボツクス8bとか
らなり、このギアボツクス8bは上記回転軸6を
その軸方向に移動自在にした状態で該回転軸6に
連結されている。
橋5が架設され、この支持橋5の中央には孔5a
が形成されており、この孔5aに回転軸6垂直に
挿通されている。この回転軸6は、その上端にフ
ランジ状に形成された支持部6aを支持橋5の上
面に設置された昇降支持機構7により昇降自在に
支持されており、また、上記孔5a近傍に設置さ
れた撹拌機構8によつて回動されることにより、
後述する撹拌翼39を回転させて上記撹拌室3内
のスラリーを撹拌するようになつている。上記昇
降支持機構7は、上記支持橋5上の孔5aの周囲
に設置された複数の油圧ジヤツキ7a……と、こ
の油圧ジヤツキ7aの可動端を連結するリング体
7bと、このリング体7bと上記支持部6aとの
間に装着されて回転軸6を回転自在に支持するベ
アリング7cと、上記油圧ジヤツキ7aを駆動す
る油圧モータ7bとから構成されている。また、
上記撹拌機構8は、支持橋5上に設置された撹拌
駆動モータ8aと、この撹拌駆動モータ8aの回
転力を回転軸6に伝達するギアボツクス8bとか
らなり、このギアボツクス8bは上記回転軸6を
その軸方向に移動自在にした状態で該回転軸6に
連結されている。
この回転軸6には、静置室1bを撹拌するため
の撹拌構造体9が該回転軸6に対して回転自在に
取り付けられている。すなわち、回転軸6の上部
には筒上部材10が回転自在に外装され、この筒
状部材10の外面には複数の梁部材11が放射状
に取り付けられ、各梁部材11の外端はリング部
材12に固着され、このリング部材12には、貯
槽1の周囲の床1cに環状に敷設されたレール1
3上を走行する車輪14が複数設けられている。
上記各梁部材11の貯槽内壁1aよりやや内側の
位置には、垂直な貫通孔15aを有する取付部材
15が取り付けられ、この取付部材15には、垂
直アーム16が、上記貫通孔15aに挿通される
とともに垂直アーム16上端に設けた固定金具1
7を取付部材15に当接させて支持されている。
また回転軸6の上下方向中央よりやや下の位置及
び下端近傍にはストツパ18,19が固着され、
該回転軸6のストツパ18,19より上側にそれ
ぞれ筒状部材20,21が回転自在にかつ摺動自
在に外装されている。そしてこれら筒状部材2
0,21の外面と上記垂直アーム16との間に、
下側の第1アーム22……及び上側の第2アーム
23……とがそれぞれ放射状にかつ底板2と平行
に架設され、各第1アーム22には底板2と微小
な間隔を持つてスクレーパ24……が、また各第
2アーム23には補助翼25……がそれぞれ複数
取り付けられている。上記スクレーパ24は、第
3図(図の左側が貯槽1の中央側、第4図も同
様)に示すように、正転方向前面は下側が突出す
る円弧面あるいは傾斜平面に形成された掻上面に
26になつているとともにその下端に波状の爪部
27が形成されており、一方、逆転方向前面は外
側が突出する傾斜平面に形成された掻寄面28と
なつている。従つて、スクレーパ24は正転時に
はスラリーを上方に流動させ、また逆転時にはス
ラリーを中央方向に流動させるようになつてい
る。また、上記補助翼25は、第4図に示すよう
に、平板状の部材が、その下側及び内側が正転方
向に突出するよう傾斜して第2アーム23に取り
付られており、正転時にはスラリーを上方外側へ
流動させ、逆転時には下方内側に流動させるよう
になつている。
の撹拌構造体9が該回転軸6に対して回転自在に
取り付けられている。すなわち、回転軸6の上部
には筒上部材10が回転自在に外装され、この筒
状部材10の外面には複数の梁部材11が放射状
に取り付けられ、各梁部材11の外端はリング部
材12に固着され、このリング部材12には、貯
槽1の周囲の床1cに環状に敷設されたレール1
3上を走行する車輪14が複数設けられている。
上記各梁部材11の貯槽内壁1aよりやや内側の
位置には、垂直な貫通孔15aを有する取付部材
15が取り付けられ、この取付部材15には、垂
直アーム16が、上記貫通孔15aに挿通される
とともに垂直アーム16上端に設けた固定金具1
7を取付部材15に当接させて支持されている。
また回転軸6の上下方向中央よりやや下の位置及
び下端近傍にはストツパ18,19が固着され、
該回転軸6のストツパ18,19より上側にそれ
ぞれ筒状部材20,21が回転自在にかつ摺動自
在に外装されている。そしてこれら筒状部材2
0,21の外面と上記垂直アーム16との間に、
下側の第1アーム22……及び上側の第2アーム
23……とがそれぞれ放射状にかつ底板2と平行
に架設され、各第1アーム22には底板2と微小
な間隔を持つてスクレーパ24……が、また各第
2アーム23には補助翼25……がそれぞれ複数
取り付けられている。上記スクレーパ24は、第
3図(図の左側が貯槽1の中央側、第4図も同
様)に示すように、正転方向前面は下側が突出す
る円弧面あるいは傾斜平面に形成された掻上面に
26になつているとともにその下端に波状の爪部
27が形成されており、一方、逆転方向前面は外
側が突出する傾斜平面に形成された掻寄面28と
なつている。従つて、スクレーパ24は正転時に
はスラリーを上方に流動させ、また逆転時にはス
ラリーを中央方向に流動させるようになつてい
る。また、上記補助翼25は、第4図に示すよう
に、平板状の部材が、その下側及び内側が正転方
向に突出するよう傾斜して第2アーム23に取り
付られており、正転時にはスラリーを上方外側へ
流動させ、逆転時には下方内側に流動させるよう
になつている。
これらの、筒状部材10,20,21,梁部材
11、第1アーム22,スクレーパ24、第2ア
ーム23、補助翼25、及び垂直アーム16とが
一体となつて上記撹拌構造体9を構成しており、
床1cとリング部材12と間に設置されたスクレ
ーパ駆動機構29により回転駆動されるようなつ
ている。このスクレーパ駆動機構29は、上記床
1c上に設置されたスクレーパ駆動モータ30、
このスクルーパ駆動モータ30の出力軸に設けた
可変可逆装置31、この可変可逆装置31の出力
軸に取り付けたピニオン32、上記リング部材1
2の外側に取り付けられ、上面に上記ピニオン3
2と噛合する歯部を有するリング状のラツク33
とから構成されており、上記撹拌構造体9を正
転、逆転どちらか可逆に、また速度を変えて回転
させることができるようになつている。
11、第1アーム22,スクレーパ24、第2ア
ーム23、補助翼25、及び垂直アーム16とが
一体となつて上記撹拌構造体9を構成しており、
床1cとリング部材12と間に設置されたスクレ
ーパ駆動機構29により回転駆動されるようなつ
ている。このスクレーパ駆動機構29は、上記床
1c上に設置されたスクレーパ駆動モータ30、
このスクルーパ駆動モータ30の出力軸に設けた
可変可逆装置31、この可変可逆装置31の出力
軸に取り付けたピニオン32、上記リング部材1
2の外側に取り付けられ、上面に上記ピニオン3
2と噛合する歯部を有するリング状のラツク33
とから構成されており、上記撹拌構造体9を正
転、逆転どちらか可逆に、また速度を変えて回転
させることができるようになつている。
なお、垂直アーム16の上端の固定金具17は
スクレーパ24が底板2との間に適宜の間隔を持
つように位置を設定され、また、そのときに回転
軸6のストツバ18,19の筒状部材20,21
とは適宜の間隔を有するように設定されており、
従つて、昇支持機構7が作動していない第1図に
示す状態では、垂直アーム16及び第1アーム2
2、スクレーパ24、第2アーム23及び補助翼
25の荷重は固定金具17及び取付部材15を介
して梁部材11に支持されている。
スクレーパ24が底板2との間に適宜の間隔を持
つように位置を設定され、また、そのときに回転
軸6のストツバ18,19の筒状部材20,21
とは適宜の間隔を有するように設定されており、
従つて、昇支持機構7が作動していない第1図に
示す状態では、垂直アーム16及び第1アーム2
2、スクレーパ24、第2アーム23及び補助翼
25の荷重は固定金具17及び取付部材15を介
して梁部材11に支持されている。
上記垂直アーム16の貯槽1の内壁1a上部と
対向する位置には、垂直アーム16の回動に伴い
上記内壁1aに沿つて動き、内壁1aにスラリー
が固着するのを防ぐ掻取板34が装着されてい
る。また、貯槽1の上縁部には、貯槽1の内壁1
aの上縁が延長されてなる内縁壁35aを有する
環状の給液溝35が形成され、この給液溝35に
はスラリーの給液配管36が複数個所において連
通され、この給液配管36を通して供給されたス
ラリーは給液溝35から内縁壁35aを均等にオ
ーバーフローして貯槽1内に供給されるようにな
つており、また、この給液溝35にスラリーが固
着するのを防ぐ掻上板37が上記梁部材11から
垂設されている。
対向する位置には、垂直アーム16の回動に伴い
上記内壁1aに沿つて動き、内壁1aにスラリー
が固着するのを防ぐ掻取板34が装着されてい
る。また、貯槽1の上縁部には、貯槽1の内壁1
aの上縁が延長されてなる内縁壁35aを有する
環状の給液溝35が形成され、この給液溝35に
はスラリーの給液配管36が複数個所において連
通され、この給液配管36を通して供給されたス
ラリーは給液溝35から内縁壁35aを均等にオ
ーバーフローして貯槽1内に供給されるようにな
つており、また、この給液溝35にスラリーが固
着するのを防ぐ掻上板37が上記梁部材11から
垂設されている。
回転軸6の上記撹拌室3内の部分には、第5図
に示すように外側に筒状のドラム38、内側に羽
根40を備えた撹拌翼39が装着されている。ま
た、撹拌室3の側壁41には、ねじ部材42が螺
合されており、この各ねじ部材42の先端には円
弧板状の振止め部材43が枢着されており、上記
ねじ部材42を回動することによつて、上記振止
め部材43を上記ドラム38に当接させ、回転軸
6を固定するようなつている。なお、この振止め
部材43をばねなどによつて撹拌室3内に挿入さ
せ、このばねを地震計等の信号により自動的に作
動するようにしてもよい。回転軸6の上記撹拌翼
39の下側には底板3aの傾斜に沿う形状の垂直
翼44が十字状に取り付けられている。また、こ
れらの撹拌翼39及び垂直翼44は回転軸6に対
して一体に回動するとともに、該回転軸6の軸方
向には摺動自在に取り付けられており、回転軸6
が上下してもその高さ方向位置は変化しないよう
になつている。
に示すように外側に筒状のドラム38、内側に羽
根40を備えた撹拌翼39が装着されている。ま
た、撹拌室3の側壁41には、ねじ部材42が螺
合されており、この各ねじ部材42の先端には円
弧板状の振止め部材43が枢着されており、上記
ねじ部材42を回動することによつて、上記振止
め部材43を上記ドラム38に当接させ、回転軸
6を固定するようなつている。なお、この振止め
部材43をばねなどによつて撹拌室3内に挿入さ
せ、このばねを地震計等の信号により自動的に作
動するようにしてもよい。回転軸6の上記撹拌翼
39の下側には底板3aの傾斜に沿う形状の垂直
翼44が十字状に取り付けられている。また、こ
れらの撹拌翼39及び垂直翼44は回転軸6に対
して一体に回動するとともに、該回転軸6の軸方
向には摺動自在に取り付けられており、回転軸6
が上下してもその高さ方向位置は変化しないよう
になつている。
貯槽1の上部空間Rは、床1c上に貯槽1を囲
むように立設された周壁45及びドーム状の屋根
46により気密に覆われている。この屋根46は
強化プラスチツク等の軽量かつ高強度の素材から
一体に製造され、クレーン等で持ち上げて取り外
すことができるようになつており、貯槽1内の付
着スラリーの除去や各機械の保守、点検などの作
業が行いやすくなつている。また、この空間Rの
湿度及び温度を測定するセンサ47と、空間Rの
湿度及び必要により温度を調節し、スラリーの水
分が蒸発してスラリーと濃度が上昇するのを防止
する空調設備48が設置されている。この空調設
備48は、外部の空気を水槽に吹き込み、気液接
触により湿度を上昇させ、これを空間R内に送る
ようにしたもの、あるいは空間R内に水滴を噴霧
するものなどが採用され、また、必要に応じて温
度調整機構を備えたものが使用される。なお、こ
の屋根46を、一対のレール上を伸縮して走行す
る蛇腹状のものとして開閉自在とし、保守、点検
のときなどの一層簡便に行えるようにしてもよ
い。
むように立設された周壁45及びドーム状の屋根
46により気密に覆われている。この屋根46は
強化プラスチツク等の軽量かつ高強度の素材から
一体に製造され、クレーン等で持ち上げて取り外
すことができるようになつており、貯槽1内の付
着スラリーの除去や各機械の保守、点検などの作
業が行いやすくなつている。また、この空間Rの
湿度及び温度を測定するセンサ47と、空間Rの
湿度及び必要により温度を調節し、スラリーの水
分が蒸発してスラリーと濃度が上昇するのを防止
する空調設備48が設置されている。この空調設
備48は、外部の空気を水槽に吹き込み、気液接
触により湿度を上昇させ、これを空間R内に送る
ようにしたもの、あるいは空間R内に水滴を噴霧
するものなどが採用され、また、必要に応じて温
度調整機構を備えたものが使用される。なお、こ
の屋根46を、一対のレール上を伸縮して走行す
る蛇腹状のものとして開閉自在とし、保守、点検
のときなどの一層簡便に行えるようにしてもよ
い。
次に、上記のように構成されたスラリー貯槽の
作用をCWMを貯蔵する場合について述べる。
作用をCWMを貯蔵する場合について述べる。
CWMは、一般的には石炭を微細に粉枠し、水
及び添加剤と混合し、不燃焼成分(灰分)を低減
することにより製造されている。図示しないポン
プにより給液配管36を通して送られて給液溝3
5の複数個所に供給されたCWMは、この給液溝
35の内縁壁35aから内壁1a全体に均等にオ
ーバーフローして貯槽1内に流入して貯留され
る。貯槽1に流入したスラリーは、経時的に変化
し、高粘度の安定した状態になるが、下部では時
間の経過とともに僅かに濃化する傾向にある。す
なわち貯槽1の底板2近傍ではスラリー粒子の沈
降、堆積が皆無ではなく、非常に穏かな速度では
あるが次第に蓄積され、また固化してゆき、長期
間に亙つてこれを放置すると貯留に支障を来すお
それがある。従つて、貯槽1の静置室1bの底板
2に接するごく限定された範囲のスラリーについ
て滞留及び粒子の蓄積を防止するために、スクレ
ーパ駆動機構29を作動させる。すなわち、可変
可逆装置31を正転側に設定した状態で、スクレ
ーパ駆動モータ30を低速で作動させると、その
回転は可変可逆装置31、ピニオン32、ラツク
33を介してリング部材12に伝達され、撹拌構
造内9を一体に正転させる。この回転により、ス
クレーパ24の掻上面26が貯槽1の底板2近傍
のスラリーを上方近傍に滑り上がらせ、上方近傍
のスラリーと混合させる。このときに、補助翼2
0はスクレーパ24により掻上げられたスラリー
をさらに貯槽1の中央に掻上げて粒子の沈降及び
堆積の防止作用を補助する。このとき、撹拌構造
体9の回転速度を例えば10〜30日で1回転とする
ような低速に設定しておくことにより、撹拌速度
を非ニユートン流体であるスラリーの内部構造を
保持して高粘度を保つような低剪断速度域とし、
過剰な流動を抑えスラリーの安定性を保つとと
も、必要エネルギーを抑え運転コストを下げるこ
とができる。なお、補助翼25の第2アーム23
への取付角度をねじなどで可変にしておき、補助
翼25の作用を調節できるようにしてもよい。
及び添加剤と混合し、不燃焼成分(灰分)を低減
することにより製造されている。図示しないポン
プにより給液配管36を通して送られて給液溝3
5の複数個所に供給されたCWMは、この給液溝
35の内縁壁35aから内壁1a全体に均等にオ
ーバーフローして貯槽1内に流入して貯留され
る。貯槽1に流入したスラリーは、経時的に変化
し、高粘度の安定した状態になるが、下部では時
間の経過とともに僅かに濃化する傾向にある。す
なわち貯槽1の底板2近傍ではスラリー粒子の沈
降、堆積が皆無ではなく、非常に穏かな速度では
あるが次第に蓄積され、また固化してゆき、長期
間に亙つてこれを放置すると貯留に支障を来すお
それがある。従つて、貯槽1の静置室1bの底板
2に接するごく限定された範囲のスラリーについ
て滞留及び粒子の蓄積を防止するために、スクレ
ーパ駆動機構29を作動させる。すなわち、可変
可逆装置31を正転側に設定した状態で、スクレ
ーパ駆動モータ30を低速で作動させると、その
回転は可変可逆装置31、ピニオン32、ラツク
33を介してリング部材12に伝達され、撹拌構
造内9を一体に正転させる。この回転により、ス
クレーパ24の掻上面26が貯槽1の底板2近傍
のスラリーを上方近傍に滑り上がらせ、上方近傍
のスラリーと混合させる。このときに、補助翼2
0はスクレーパ24により掻上げられたスラリー
をさらに貯槽1の中央に掻上げて粒子の沈降及び
堆積の防止作用を補助する。このとき、撹拌構造
体9の回転速度を例えば10〜30日で1回転とする
ような低速に設定しておくことにより、撹拌速度
を非ニユートン流体であるスラリーの内部構造を
保持して高粘度を保つような低剪断速度域とし、
過剰な流動を抑えスラリーの安定性を保つとと
も、必要エネルギーを抑え運転コストを下げるこ
とができる。なお、補助翼25の第2アーム23
への取付角度をねじなどで可変にしておき、補助
翼25の作用を調節できるようにしてもよい。
一方、撹拌室3において、特に搬送を行う場合
にはスラリーの流動性を確保しておくことが望ま
しく、適宜撹拌機構8を作動させて撹拌室3内の
スラリーを撹拌し、均一にしておく。すなわち、
撹拌駆動モータ8aを作動すると、その回転はギ
ヤボツクス8bを介して回転軸6に伝達され、そ
の下部に取り付けられた撹拌翼39と垂直翼44
を、上記撹拌構造体9よりもはるかに速い速度で
回転させる。この回転により撹拌室3内のスラリ
ー均一に撹拌され、また、この撹拌による乱流は
撹拌室3の上端に設けられた凸壁3bにより上方
への伝達を抑えられ、静置室1bにおける静置を
乱すような影響を最小限に止どめている。
にはスラリーの流動性を確保しておくことが望ま
しく、適宜撹拌機構8を作動させて撹拌室3内の
スラリーを撹拌し、均一にしておく。すなわち、
撹拌駆動モータ8aを作動すると、その回転はギ
ヤボツクス8bを介して回転軸6に伝達され、そ
の下部に取り付けられた撹拌翼39と垂直翼44
を、上記撹拌構造体9よりもはるかに速い速度で
回転させる。この回転により撹拌室3内のスラリ
ー均一に撹拌され、また、この撹拌による乱流は
撹拌室3の上端に設けられた凸壁3bにより上方
への伝達を抑えられ、静置室1bにおける静置を
乱すような影響を最小限に止どめている。
スラリーを排出する際には、図示しない排出ポ
ンプを作動させるとともに、可変可逆装置31を
逆転側に切り替えて、スクレーパ駆動モータ30
を正転時よりもはるかに大きい速度で作動させ、
さらに撹拌駆動モータ8aを作動させる。スクレ
ーパ駆動モータ30の回転は撹拌構造体9を一体
に逆転させ、この回転により、スクレーパ24の
掻寄面28が貯槽1の底板2近傍のスラリーを中
心近傍に流動させ、凸壁3b上方の〓間より撹拌
室3に送る。また、補助翼20はやはりスラリー
を下方内側に送り、スクレーパ24のスラリー移
動作用を補助する。撹拌室3では、羽根40と垂
直翼44により、上方から送られたスラリーをさ
らに撹拌して排出口4から排出する。このときの
撹拌構造体9及び回転軸6の回転速度は、排出す
べきスラリーの量や濃度に合わせて調整する。羽
根40及び垂直翼44の撹拌により撹拌室3内の
スラリーは内部構造が破壊されて低粘度となり、
排出口4の閉塞を防ぐとともに排出が容易にな
る。
ンプを作動させるとともに、可変可逆装置31を
逆転側に切り替えて、スクレーパ駆動モータ30
を正転時よりもはるかに大きい速度で作動させ、
さらに撹拌駆動モータ8aを作動させる。スクレ
ーパ駆動モータ30の回転は撹拌構造体9を一体
に逆転させ、この回転により、スクレーパ24の
掻寄面28が貯槽1の底板2近傍のスラリーを中
心近傍に流動させ、凸壁3b上方の〓間より撹拌
室3に送る。また、補助翼20はやはりスラリー
を下方内側に送り、スクレーパ24のスラリー移
動作用を補助する。撹拌室3では、羽根40と垂
直翼44により、上方から送られたスラリーをさ
らに撹拌して排出口4から排出する。このときの
撹拌構造体9及び回転軸6の回転速度は、排出す
べきスラリーの量や濃度に合わせて調整する。羽
根40及び垂直翼44の撹拌により撹拌室3内の
スラリーは内部構造が破壊されて低粘度となり、
排出口4の閉塞を防ぐとともに排出が容易にな
る。
例えば、搬送を行わずに貯留のみを行つていた
ために、貯槽1の底板2に粒子の沈降量が多くな
つて粘度が増し、スクレーパ駆動モータ30の負
荷が過大となるような場合には、昇降支持機構7
を作動して撹拌構造体9を上昇させる。すなわ
ち、油圧モータ7bを作動して油圧ジヤツキ7a
を駆動し、リング体7b、ベアリング7cを介し
て回転軸6aを押し上げると、回転軸6が上昇
し、回転軸6に固着されたストツパ18,19が
箇状部材20,21を押し上げ、第1アーム22
及び第2アーム23を介してスクレーパ24、補
助翼25、垂直アーム16を上昇させる。ここ
で、スクレーパ駆動機構29を作動すると、スク
レーパ24は濃度の薄いスラリー中を回転するの
で、負荷が軽減され、円滑に撹拌が行える。そし
て、スクレーパ24の撹拌により底板2近傍のス
ラリーが掻き上げられ、薄くなるとともに、昇降
支持機構7を作動してスクレーパ24を徐々に降
下させるようにする。
ために、貯槽1の底板2に粒子の沈降量が多くな
つて粘度が増し、スクレーパ駆動モータ30の負
荷が過大となるような場合には、昇降支持機構7
を作動して撹拌構造体9を上昇させる。すなわ
ち、油圧モータ7bを作動して油圧ジヤツキ7a
を駆動し、リング体7b、ベアリング7cを介し
て回転軸6aを押し上げると、回転軸6が上昇
し、回転軸6に固着されたストツパ18,19が
箇状部材20,21を押し上げ、第1アーム22
及び第2アーム23を介してスクレーパ24、補
助翼25、垂直アーム16を上昇させる。ここ
で、スクレーパ駆動機構29を作動すると、スク
レーパ24は濃度の薄いスラリー中を回転するの
で、負荷が軽減され、円滑に撹拌が行える。そし
て、スクレーパ24の撹拌により底板2近傍のス
ラリーが掻き上げられ、薄くなるとともに、昇降
支持機構7を作動してスクレーパ24を徐々に降
下させるようにする。
上記の貯留及び排出の過程において、空調設備
48を作動させて空間Rに湿度を、その温度での
飽和蒸気圧に等しいか、やや高い蒸気圧となるよ
うに制御することにより、スラリーからの水分の
気化を防ぎ、スラリーの性状の変化を防ぐことが
できる。また、必要により、空調設備48の温度
調整機構を作動させて空間R内の温度を下げ、飽
和蒸気圧を下げることによつて上記の目的を達成
してもよい。
48を作動させて空間Rに湿度を、その温度での
飽和蒸気圧に等しいか、やや高い蒸気圧となるよ
うに制御することにより、スラリーからの水分の
気化を防ぎ、スラリーの性状の変化を防ぐことが
できる。また、必要により、空調設備48の温度
調整機構を作動させて空間R内の温度を下げ、飽
和蒸気圧を下げることによつて上記の目的を達成
してもよい。
堆積物の除去や補修作業を行う場合には、クレ
ーンなどにより屋根46を吊持して取り外し、必
要な場合には周壁45を外すことによつて、クレ
ーン車などを貯槽1に近付けられ、貯槽1内の作
業自由に行える。この場合に、屋根46を周壁4
5のみで支える構造となつているので、貯槽1内
に邪魔な支柱などがなく、作業がやりやすい。屋
根46の支持方法としては、空間Rの空気圧を外
気圧よりもわずかに高くして屋根46を押し上
げ、周壁45の負荷を軽減するようなしてもよ
い。
ーンなどにより屋根46を吊持して取り外し、必
要な場合には周壁45を外すことによつて、クレ
ーン車などを貯槽1に近付けられ、貯槽1内の作
業自由に行える。この場合に、屋根46を周壁4
5のみで支える構造となつているので、貯槽1内
に邪魔な支柱などがなく、作業がやりやすい。屋
根46の支持方法としては、空間Rの空気圧を外
気圧よりもわずかに高くして屋根46を押し上
げ、周壁45の負荷を軽減するようなしてもよ
い。
このようなスラリー貯槽においては、貯槽1の
底部近傍に設けたスクレーパ24を用いて、槽底
部のスラリーのみをわずかに掻き上げて、濃化し
たスラリーの堆積、固化を防止しているので、全
体としてのスラリーの静置安定性を損なうことが
ない。また、各スクレーパ24に掻上面26と掻
寄面28が形成されており、回転軸6の正逆回転
により二つの作用をなすようにされており、この
両面を別々に設けた場合に比べ、装置が簡略化で
き、コストが安くできる。また、静置室1bと撹
拌室3が設けられており、それぞれの部分でスラ
リーを静置し貯留すること、及び撹拌し排出する
ことの別々の機能を行わせ、それにより一方の影
響を他に及ぼすことが少ない。また、それぞれを
撹拌するための別の駆動機構を設けているので、
回転速度を独立に設定し、変化させることがで
き、上記の機能分担をより効果的にし、スラリー
の性状に適合した貯留と排出を行える。屋根46
及び周壁45により貯槽1上部の空間Rが気密に
覆われ、空調設備48によりこの空間Rの湿度及
び必要により温度が調整されているので、スラリ
ーからの水分の蒸発が防がれ、スラリーの性状が
変化することがない。また、地震が発生した場合
には、撹拌室3の側壁41に設けられた振止め部
材43が撹拌翼39のドラム38と係合するの
で、回転軸6、第1アーム22及び第2アーム2
3などの過剰振動による破損を防ぐことができ
る。
底部近傍に設けたスクレーパ24を用いて、槽底
部のスラリーのみをわずかに掻き上げて、濃化し
たスラリーの堆積、固化を防止しているので、全
体としてのスラリーの静置安定性を損なうことが
ない。また、各スクレーパ24に掻上面26と掻
寄面28が形成されており、回転軸6の正逆回転
により二つの作用をなすようにされており、この
両面を別々に設けた場合に比べ、装置が簡略化で
き、コストが安くできる。また、静置室1bと撹
拌室3が設けられており、それぞれの部分でスラ
リーを静置し貯留すること、及び撹拌し排出する
ことの別々の機能を行わせ、それにより一方の影
響を他に及ぼすことが少ない。また、それぞれを
撹拌するための別の駆動機構を設けているので、
回転速度を独立に設定し、変化させることがで
き、上記の機能分担をより効果的にし、スラリー
の性状に適合した貯留と排出を行える。屋根46
及び周壁45により貯槽1上部の空間Rが気密に
覆われ、空調設備48によりこの空間Rの湿度及
び必要により温度が調整されているので、スラリ
ーからの水分の蒸発が防がれ、スラリーの性状が
変化することがない。また、地震が発生した場合
には、撹拌室3の側壁41に設けられた振止め部
材43が撹拌翼39のドラム38と係合するの
で、回転軸6、第1アーム22及び第2アーム2
3などの過剰振動による破損を防ぐことができ
る。
なお、上記の例は揮発生のない石炭スラリーを
貯蔵する装置であるが、COMのように油分が揮
発して引火しやすいようなスラリーの場合には、
スクレーパ駆動モータ30、撹拌駆動モータ8a
等を防爆形式のものにする、あるいは屋根46の
外部に設ける(その場合は固定屋根とする)など
の対策をとればよい。
貯蔵する装置であるが、COMのように油分が揮
発して引火しやすいようなスラリーの場合には、
スクレーパ駆動モータ30、撹拌駆動モータ8a
等を防爆形式のものにする、あるいは屋根46の
外部に設ける(その場合は固定屋根とする)など
の対策をとればよい。
[発明の効果]
以上詳述したように、この発明は、底板中央に
排出口を有する有底円筒状の貯槽と、上記底板に
沿つて回転自在なスクレーパと、このスクレーパ
を正逆方向に回動する駆動装置とを設け、このス
クレーパに、該スクレーパが正転したときにスラ
リーを上方に移動させるような傾斜または湾曲し
た掻上面と、上記回転軸が逆転したときにスラリ
ーを底板中央に移動させるように傾斜または湾曲
した掻寄面とを形成したものであるので、スラリ
ーの流動を必要最小限に押さえつつ、粒子の堆
積、固化を押さえ、スラリーの貯蔵及び排出を円
滑に行わせるとともに、装置が簡略化できるとい
う優れた効果を奏する。
排出口を有する有底円筒状の貯槽と、上記底板に
沿つて回転自在なスクレーパと、このスクレーパ
を正逆方向に回動する駆動装置とを設け、このス
クレーパに、該スクレーパが正転したときにスラ
リーを上方に移動させるような傾斜または湾曲し
た掻上面と、上記回転軸が逆転したときにスラリ
ーを底板中央に移動させるように傾斜または湾曲
した掻寄面とを形成したものであるので、スラリ
ーの流動を必要最小限に押さえつつ、粒子の堆
積、固化を押さえ、スラリーの貯蔵及び排出を円
滑に行わせるとともに、装置が簡略化できるとい
う優れた効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図
はその平面図、第3図は要部を拡大した斜視図、
第4図は同じく要部の拡大斜視図、第5図は第2
図のV−V矢視図、第6図は要部の拡大図であ
る。 1……貯槽、2……底板、4……排出口、7…
…昇降支持機構、24……スクレーパ、26……
掻上面、28……掻寄面、29……スクレーパ駆
動機構、31……可変可逆装置、10……昇降モ
ータ、17……アーム、18……スクレーパ、1
8a……掻上面、18b……掻寄面。
はその平面図、第3図は要部を拡大した斜視図、
第4図は同じく要部の拡大斜視図、第5図は第2
図のV−V矢視図、第6図は要部の拡大図であ
る。 1……貯槽、2……底板、4……排出口、7…
…昇降支持機構、24……スクレーパ、26……
掻上面、28……掻寄面、29……スクレーパ駆
動機構、31……可変可逆装置、10……昇降モ
ータ、17……アーム、18……スクレーパ、1
8a……掻上面、18b……掻寄面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 底板中央に排出口を有する有底円筒上の貯槽
と、上記底板に沿つて回転自在に設けられたスク
レーパと、このスクレーパを正逆方向に回動する
駆動装置とを備え、このスクレーパには、該スク
レーパが正転したときにスラリーを上方に移動さ
せるように傾斜または湾曲した掻上面と、該スク
レーパが逆転したときにスラリーを底板中央に移
動させるように傾斜または湾曲した掻寄面とが形
成されていることを特徴とするスラリー貯槽。 2 上記スクレーパを上下動させる手段が設けら
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のスラリー貯槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62130454A JPS63294933A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | スラリ−貯槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62130454A JPS63294933A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | スラリ−貯槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63294933A JPS63294933A (ja) | 1988-12-01 |
| JPH0443693B2 true JPH0443693B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=15034621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62130454A Granted JPS63294933A (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | スラリ−貯槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63294933A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0339751B1 (en) * | 1988-04-26 | 1996-05-29 | Gist-Brocades N.V. | Process for the enzymatic preparation of beta-lactams |
| JPH0720067Y2 (ja) * | 1989-09-12 | 1995-05-10 | 岩井機械工業株式会社 | 撹拌装置付きタンク |
| KR100742283B1 (ko) | 2005-04-18 | 2007-08-02 | 민승기 | 세정장치가 구비되는 물탱크 |
| EP2457644B1 (en) * | 2010-11-25 | 2015-09-09 | Milton Roy Mixing | Method for automatic elimination of fibers on the impeller of a mixer in wastewater treatment process |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP62130454A patent/JPS63294933A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63294933A (ja) | 1988-12-01 |
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