JPH0443995B2 - - Google Patents
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- JPH0443995B2 JPH0443995B2 JP13384087A JP13384087A JPH0443995B2 JP H0443995 B2 JPH0443995 B2 JP H0443995B2 JP 13384087 A JP13384087 A JP 13384087A JP 13384087 A JP13384087 A JP 13384087A JP H0443995 B2 JPH0443995 B2 JP H0443995B2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、新規な電着塗装装置に係り、より詳
しくは、従来のバツチ式同装置およびスリツパー
デイツプ式同装置を改良する新型の電着塗装装置
に関する。
しくは、従来のバツチ式同装置およびスリツパー
デイツプ式同装置を改良する新型の電着塗装装置
に関する。
(従来の技術)
従来の電着塗装装置は、バツチ式のものとスリ
ツパーデイツプ式のものとに大別される。
ツパーデイツプ式のものとに大別される。
第6図は、従来自動車部品(1m強の長さを有
する。)等の電着塗装に使用されたバツチ式電着
塗装装置を示す。この装置は、3ないし5m長の
電着塗料槽20の中に、側方電極2aおよび底部
電極2bを保護板22および攪拌ライザ23等と
ともに備え、またドロツプリフタ21を塗料槽2
0の上方に昇降可能に設置し、さらに該リフタ2
1に取り付けた集電子24が接続離反可能になさ
れた塗料槽20上方の給電器25および電極2
a,2bを電源26と接続してなる。そして、第
7図に示すように、ドロツプリフタ21の運転に
より、まずハンガー27に吊下げられた被塗装品
10を離れた所から電着塗料槽20の上方まで運
び続いて静止させ(位置)、次にこれを下降さ
せ塗料槽20の中に浸漬させ(位置)、そして
給電器、集電子、ハンガー、被塗装品電極間の通
電により電着塗装した後、被塗装品10を上昇さ
せ塗料槽20の上方に引き上げ続いて静止させ
(位置)、その後運び去るという稼動手順により
電着塗装がなされる。
する。)等の電着塗装に使用されたバツチ式電着
塗装装置を示す。この装置は、3ないし5m長の
電着塗料槽20の中に、側方電極2aおよび底部
電極2bを保護板22および攪拌ライザ23等と
ともに備え、またドロツプリフタ21を塗料槽2
0の上方に昇降可能に設置し、さらに該リフタ2
1に取り付けた集電子24が接続離反可能になさ
れた塗料槽20上方の給電器25および電極2
a,2bを電源26と接続してなる。そして、第
7図に示すように、ドロツプリフタ21の運転に
より、まずハンガー27に吊下げられた被塗装品
10を離れた所から電着塗料槽20の上方まで運
び続いて静止させ(位置)、次にこれを下降さ
せ塗料槽20の中に浸漬させ(位置)、そして
給電器、集電子、ハンガー、被塗装品電極間の通
電により電着塗装した後、被塗装品10を上昇さ
せ塗料槽20の上方に引き上げ続いて静止させ
(位置)、その後運び去るという稼動手順により
電着塗装がなされる。
また第9図には、上記と同様の自動車部品の電
着塗装に使用された従来のスリツパーデイツプ式
電着塗装装置を示す。
着塗装に使用された従来のスリツパーデイツプ式
電着塗装装置を示す。
この装置は、長さ十数mの電着塗料槽28の槽
内側方(図示せず)および槽底に電極29、保護
金網30および攪拌ライザー31等を備えると共
に、塗料槽28の上方には給電レール(給電器)
32を塗料槽28の長手方向に沿つて設けてあ
り、電極29と給電レール32はそれぞれ直流電
源33に接続されている。さらに塗料槽28の上
方にはその長手方向に沿つて搬送コンベア34が
設けられており、ハンガー35に吊下げられた複
数の被塗装品10,10,10……を順次、塗料
槽28の入槽部から全没通電域、出槽部へ
と連続的に搬送するようになされている。またハ
ンガー35には、給電レール32と接触してハン
ガー35を介して被塗装品10,10,10……
に通電するための集電子36およびハンガー35
を搬送コンベア34と絶縁するための碍子37が
取付けられている。そして、搬送コンベア34に
より搬送されて塗料槽28の入槽部から槽内の
塗料中に浸漬された被塗装品10は、ハンガー3
5に取付けられた集電子36が給電レール32と
接触した瞬間から通電が開始されて電着塗装が施
こされ始め、入槽部から全没通電域、出槽部
へと移送される過程で所定塗膜厚まで電着塗装
を施こされ、塗装が終了した被塗装品10は出槽
部から槽外へ搬出れさる。
内側方(図示せず)および槽底に電極29、保護
金網30および攪拌ライザー31等を備えると共
に、塗料槽28の上方には給電レール(給電器)
32を塗料槽28の長手方向に沿つて設けてあ
り、電極29と給電レール32はそれぞれ直流電
源33に接続されている。さらに塗料槽28の上
方にはその長手方向に沿つて搬送コンベア34が
設けられており、ハンガー35に吊下げられた複
数の被塗装品10,10,10……を順次、塗料
槽28の入槽部から全没通電域、出槽部へ
と連続的に搬送するようになされている。またハ
ンガー35には、給電レール32と接触してハン
ガー35を介して被塗装品10,10,10……
に通電するための集電子36およびハンガー35
を搬送コンベア34と絶縁するための碍子37が
取付けられている。そして、搬送コンベア34に
より搬送されて塗料槽28の入槽部から槽内の
塗料中に浸漬された被塗装品10は、ハンガー3
5に取付けられた集電子36が給電レール32と
接触した瞬間から通電が開始されて電着塗装が施
こされ始め、入槽部から全没通電域、出槽部
へと移送される過程で所定塗膜厚まで電着塗装
を施こされ、塗装が終了した被塗装品10は出槽
部から槽外へ搬出れさる。
(発明が解決しようとする問題点)
この電着塗装は、一般に塗料濃度約20%、塗料
温度約25℃、直流電圧250〜300V特に280V程度
の条件でなされるが、目的とする厚さの塗膜を被
塗装品の表面に形成するには例えば280Vの荷電
圧で180秒程度の全没通電時間(被塗装品が塗料
液中にあつて通電される時間の合計)が必要とさ
れる。また全没通電時間のうち最初の約10秒間
は、塗装面の荒れ防止のため荷電圧を所定の電圧
まで上げていく段階、いわゆるソフトスタートと
して必要とされるものである。
温度約25℃、直流電圧250〜300V特に280V程度
の条件でなされるが、目的とする厚さの塗膜を被
塗装品の表面に形成するには例えば280Vの荷電
圧で180秒程度の全没通電時間(被塗装品が塗料
液中にあつて通電される時間の合計)が必要とさ
れる。また全没通電時間のうち最初の約10秒間
は、塗装面の荒れ防止のため荷電圧を所定の電圧
まで上げていく段階、いわゆるソフトスタートと
して必要とされるものである。
したがつて、第6図および第7図に示されるよ
うなバツチ式電着塗装装置を用いた場合には、従
来第8図に示されるタイムチヤートに従い塗装処
理が行なわれていた。この場合、上記全没通電時
間にドロツプリフタ21の水平走行および昇降等
の作動時間が加わり、最終的に約260秒の長いタ
クトタイム(1つの被塗装品の処理を開始してか
ら次の被塗装品の処理を開始するまでに要する時
間)が必要とされていた。
うなバツチ式電着塗装装置を用いた場合には、従
来第8図に示されるタイムチヤートに従い塗装処
理が行なわれていた。この場合、上記全没通電時
間にドロツプリフタ21の水平走行および昇降等
の作動時間が加わり、最終的に約260秒の長いタ
クトタイム(1つの被塗装品の処理を開始してか
ら次の被塗装品の処理を開始するまでに要する時
間)が必要とされていた。
一方、第9図に示されるようなスリツパーデイ
ツプ式電着塗装装置を用いた場合には、従来第1
0図に示されるタイムチヤートに従い塗装処理が
行なわれていた。
ツプ式電着塗装装置を用いた場合には、従来第1
0図に示されるタイムチヤートに従い塗装処理が
行なわれていた。
この場合、まず第一の被塗装品10を塗料槽2
8中に浸漬し全没させてから通電を開始して電着
塗装を行ない、ついで次の被塗装品10を入槽さ
せる直前に一旦通電を遮断し、次の被塗装品10
が完全に塗料槽28中に全没してから再度通電を
開始して所定の塗膜厚になるまで電着塗装を進行
させ(全没通電時間の合計180秒/280V)、塗装
が終了した被塗装品10は搬送コンベアにより自
動的且つ連続的に槽外に搬出され次工程へ移送さ
れる。ちなみに、第10図の例においてはタクト
タイムは120秒であつたが、被塗装品と次の被塗
装品間のハンガーピツチ(コンベアピツチ)をも
つと短かくすることにより、さらにタクトタイム
を短縮することができる。
8中に浸漬し全没させてから通電を開始して電着
塗装を行ない、ついで次の被塗装品10を入槽さ
せる直前に一旦通電を遮断し、次の被塗装品10
が完全に塗料槽28中に全没してから再度通電を
開始して所定の塗膜厚になるまで電着塗装を進行
させ(全没通電時間の合計180秒/280V)、塗装
が終了した被塗装品10は搬送コンベアにより自
動的且つ連続的に槽外に搬出され次工程へ移送さ
れる。ちなみに、第10図の例においてはタクト
タイムは120秒であつたが、被塗装品と次の被塗
装品間のハンガーピツチ(コンベアピツチ)をも
つと短かくすることにより、さらにタクトタイム
を短縮することができる。
すなわち、スリツパーデイツプ式電着塗装装置
は、タクトタイムが著しく短く処理効率が大変高
く、この点においてバツチ式のものより有利なも
のであつた。
は、タクトタイムが著しく短く処理効率が大変高
く、この点においてバツチ式のものより有利なも
のであつた。
しかし、パツチ式電着塗装装置は、小型の塗料
槽で充分足りるため、設置スペースが小さくかつ
設備コストが安く済むのに対し、スリツパーデイ
ツプ式電着塗装装置は大変長い塗料槽を必要とす
るため、大変広い設置スペースおよび高い設備コ
ストが必要である。従つて、バツチ式電着塗装装
置は、設置スペース等の点においてスリツパーデ
イツプ式のものより有利なものであつた。
槽で充分足りるため、設置スペースが小さくかつ
設備コストが安く済むのに対し、スリツパーデイ
ツプ式電着塗装装置は大変長い塗料槽を必要とす
るため、大変広い設置スペースおよび高い設備コ
ストが必要である。従つて、バツチ式電着塗装装
置は、設置スペース等の点においてスリツパーデ
イツプ式のものより有利なものであつた。
本発明は、上記の実状を考慮してなされたもの
で、タクトタイムがスリツパーデイツプ式のもの
と同程度に短くできしかも設置スペースがバツチ
式のもの並みに小さくて済む全く新規な電着塗装
装置を提供するものである。
で、タクトタイムがスリツパーデイツプ式のもの
と同程度に短くできしかも設置スペースがバツチ
式のもの並みに小さくて済む全く新規な電着塗装
装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の電着塗装装置は、塗料槽を三区域から
構成しその各区域に電極および給電器を備えた構
造のものとし、かつ二つの電源よりそれぞれ通電
可能とすることにより、同時に二個以上の被塗装
品を処理できるようにしたものである。すなわ
ち、本発明の装置は、 入槽域、全没通電域および出槽域の三区域より
構成される電着塗料槽と、 前記各区域の槽内部にそれぞれ設けられた電極
と、 前記各区域の槽上方にそれぞれ取り付けられた
給電器と、 入槽域の電極および給電器に接続された第一の
電源と、 全没通電域の電極および給電器ならびに出槽域
の電極および給電器にそれぞれ接続された第二の
電源と、 リフタを、垂直昇降および水平走行可能に、か
つ、入槽域から全没通電域にならびに全没通電域
から出槽域に移行するとき、集電子がもとの区域
の給電器と次の区域の給電器に同時に接続可能と
なるように備え、被塗装品を槽外より入槽域に浸
入させ、次に全没のまま入槽域より全没通電域に
運び、そして全没通電域より出槽域に移し、続い
て出槽域より槽外に引き上げる移送機構とを有し
てなることを特徴とするものである。
構成しその各区域に電極および給電器を備えた構
造のものとし、かつ二つの電源よりそれぞれ通電
可能とすることにより、同時に二個以上の被塗装
品を処理できるようにしたものである。すなわ
ち、本発明の装置は、 入槽域、全没通電域および出槽域の三区域より
構成される電着塗料槽と、 前記各区域の槽内部にそれぞれ設けられた電極
と、 前記各区域の槽上方にそれぞれ取り付けられた
給電器と、 入槽域の電極および給電器に接続された第一の
電源と、 全没通電域の電極および給電器ならびに出槽域
の電極および給電器にそれぞれ接続された第二の
電源と、 リフタを、垂直昇降および水平走行可能に、か
つ、入槽域から全没通電域にならびに全没通電域
から出槽域に移行するとき、集電子がもとの区域
の給電器と次の区域の給電器に同時に接続可能と
なるように備え、被塗装品を槽外より入槽域に浸
入させ、次に全没のまま入槽域より全没通電域に
運び、そして全没通電域より出槽域に移し、続い
て出槽域より槽外に引き上げる移送機構とを有し
てなることを特徴とするものである。
(作用)
本発明の電着塗装装置では、移送機構の運転に
より、被塗装品は、まず槽外より塗料槽の入槽域
に浸入し、続いて全没通電域に運ばれ、そして出
槽域に移され、これら各区域にあるとき電極、被
塗装品、集電子、給電器間の通電により電着塗装
され、その後槽外に引き上げられそして次工程等
に運ばれる。そして、この場合の電着塗装は、二
個の電源より別々に通電されるが、スリツパーデ
イツプ式の場合と同様に、入槽域、全没通電域お
よび出槽域に亘つて一連として行なわれる。
より、被塗装品は、まず槽外より塗料槽の入槽域
に浸入し、続いて全没通電域に運ばれ、そして出
槽域に移され、これら各区域にあるとき電極、被
塗装品、集電子、給電器間の通電により電着塗装
され、その後槽外に引き上げられそして次工程等
に運ばれる。そして、この場合の電着塗装は、二
個の電源より別々に通電されるが、スリツパーデ
イツプ式の場合と同様に、入槽域、全没通電域お
よび出槽域に亘つて一連として行なわれる。
従つて、本発明の装置を用いた場合、例えば、
ひとつの被塗装品Aが塗料槽の全没通電域にあつ
て塗装されているときに、別の被塗装品Bを塗料
槽の入槽域に入れ、そして被塗装品Aを塗料槽の
出槽域に移すと同時に被塗装品Bを塗料槽の全没
通電域に運び、その後被塗装品Aを槽外に引き上
げるという稼働手順を繰り返すことにより、同時
に二個の被塗装品を処理することができる。ま
た、全没通電域に被塗装品を二個以上収容できる
様にすることにより、同時に三個以上の被塗装品
を処理することもできる。よつて、バツチ式電着
塗装装置に比して、タクトタイムを大幅に短縮す
ることができる。
ひとつの被塗装品Aが塗料槽の全没通電域にあつ
て塗装されているときに、別の被塗装品Bを塗料
槽の入槽域に入れ、そして被塗装品Aを塗料槽の
出槽域に移すと同時に被塗装品Bを塗料槽の全没
通電域に運び、その後被塗装品Aを槽外に引き上
げるという稼働手順を繰り返すことにより、同時
に二個の被塗装品を処理することができる。ま
た、全没通電域に被塗装品を二個以上収容できる
様にすることにより、同時に三個以上の被塗装品
を処理することもできる。よつて、バツチ式電着
塗装装置に比して、タクトタイムを大幅に短縮す
ることができる。
また、本発明の電着塗装装置は、塗料槽が被塗
装品の入り得る区域分の容量を有するもので足
り、従つてスリツパーデイツプ式電着塗装装置に
比して、設置スペースを著しく小さくできる。
装品の入り得る区域分の容量を有するもので足
り、従つてスリツパーデイツプ式電着塗装装置に
比して、設置スペースを著しく小さくできる。
なお、本発明の装置においては、上述の一連の
通電を可能とするため、通常、給電器は、被塗装
品がある区域から次の区域に移るとき、被塗装品
を支持するリフタの集電子が一時的ながらもとの
区域の給電器と次の区域の給電器と同時に接続さ
れるように配置される。
通電を可能とするため、通常、給電器は、被塗装
品がある区域から次の区域に移るとき、被塗装品
を支持するリフタの集電子が一時的ながらもとの
区域の給電器と次の区域の給電器と同時に接続さ
れるように配置される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
実施例の電着塗装装置は、第1図に示されるよ
うに、5〜7mの全長を有し入槽域、全没通電域
および出槽域の三区域から構成される電着塗料槽
1を備え、電極2,2,2を塗料槽1の各区域に
ついて槽内両側方(片側は図示せず)及び槽底
(図示せず)にそれぞれ設け、また給電器(給電
レール)3,3,3を塗料槽1の各区域について
槽上方にそれぞれ取付けてなる。そして、入槽域
の電極2は分電盤6および断路器19を介して第
一の電源4の負極と接続され、全没通電域および
出槽域の電極2,2は分電盤6および断路器19
を介して第二の電源5とそれぞれ接続されてな
り、また入槽域の給電器3は断路器19を介して
第一の電源4の正極と接続され、全没通電域およ
び出槽域の給電器3,3は断路器19を介して第
二の電源5の正極とそれぞれ接続されてなる。各
電源4,5はメイン電源(図示せず)からの交流
電気を電圧350V、電流650Aの直流電気に変換す
る。断路器19は、一方の電源が故障したとき他
方の電源からの影響がその故障した電源に伝わる
のを断つためのものである。分電盤6,6は短絡
盤7を介して接続されており、一方のものが故障
したとき短絡し一時的に他方のものと兼用できる
ようになつている。さらに、第一の電源4より入
槽域の給電器3への配線、第二の電源5より全没
通電域の給電器3への配線、および第二の電源5
より出槽域の給電器3への配線は、それぞれ、図
示のように直流断続器8,9により接続および遮
断できるようになされている。
うに、5〜7mの全長を有し入槽域、全没通電域
および出槽域の三区域から構成される電着塗料槽
1を備え、電極2,2,2を塗料槽1の各区域に
ついて槽内両側方(片側は図示せず)及び槽底
(図示せず)にそれぞれ設け、また給電器(給電
レール)3,3,3を塗料槽1の各区域について
槽上方にそれぞれ取付けてなる。そして、入槽域
の電極2は分電盤6および断路器19を介して第
一の電源4の負極と接続され、全没通電域および
出槽域の電極2,2は分電盤6および断路器19
を介して第二の電源5とそれぞれ接続されてな
り、また入槽域の給電器3は断路器19を介して
第一の電源4の正極と接続され、全没通電域およ
び出槽域の給電器3,3は断路器19を介して第
二の電源5の正極とそれぞれ接続されてなる。各
電源4,5はメイン電源(図示せず)からの交流
電気を電圧350V、電流650Aの直流電気に変換す
る。断路器19は、一方の電源が故障したとき他
方の電源からの影響がその故障した電源に伝わる
のを断つためのものである。分電盤6,6は短絡
盤7を介して接続されており、一方のものが故障
したとき短絡し一時的に他方のものと兼用できる
ようになつている。さらに、第一の電源4より入
槽域の給電器3への配線、第二の電源5より全没
通電域の給電器3への配線、および第二の電源5
より出槽域の給電器3への配線は、それぞれ、図
示のように直流断続器8,9により接続および遮
断できるようになされている。
これは、各被塗装品10が入槽域から全没通電
域、全没通電域から出槽域へと移動する場合に、
同一の集電子が2つの給電器3,3に同時に接触
したとき、電圧に差があつて火花が発生しない様
に、予め直流断続器8により接続して2つの給電
器3,3を同一電圧にしておくためのものであ
る。
域、全没通電域から出槽域へと移動する場合に、
同一の集電子が2つの給電器3,3に同時に接触
したとき、電圧に差があつて火花が発生しない様
に、予め直流断続器8により接続して2つの給電
器3,3を同一電圧にしておくためのものであ
る。
また、実施例の電着塗装装置は、第4図および
第5図に示すように、被塗装品10を支持しなが
ら水平走行または昇降するリフタ9を塗料槽1の
上方に備えてなる。リフタ9は、架台12を昇降
可能に備え、この架台12より絶縁器13を介し
て被塗装品10の載つた支持フレーム14を揺動
自在に吊持する。15は、支持フレーム14を約
±20の角度で揺動させるための揺動シリンダであ
る。また、16は保護ネツト、17は攪拌ライ
ザ、そして18は保護フレームを示す。
第5図に示すように、被塗装品10を支持しなが
ら水平走行または昇降するリフタ9を塗料槽1の
上方に備えてなる。リフタ9は、架台12を昇降
可能に備え、この架台12より絶縁器13を介し
て被塗装品10の載つた支持フレーム14を揺動
自在に吊持する。15は、支持フレーム14を約
±20の角度で揺動させるための揺動シリンダであ
る。また、16は保護ネツト、17は攪拌ライ
ザ、そして18は保護フレームを示す。
さらに実施例の装置は、各支持フレーム14に
つき二個の集電子11を、絶縁器13の近くに、
かつ被塗装品がある区域から次の区域(例えば入
槽域から全没通電域)に移るとき、一時的ながら
もとの区域の給電器と次の区域の給電器と同時に
接続されるように配置してなる。
つき二個の集電子11を、絶縁器13の近くに、
かつ被塗装品がある区域から次の区域(例えば入
槽域から全没通電域)に移るとき、一時的ながら
もとの区域の給電器と次の区域の給電器と同時に
接続されるように配置してなる。
而して、本装置を用いての電着塗装処理は、例
えば次のような手順でなされる。第2図に示すよ
うに、リフタ9を含む移送機構の運転により、ま
ず最初の被塗装品10を前工程のところから電着
塗料槽1の入槽域上方まで運び(位置)、次い
でこれを下降させて塗料槽1の中に浸漬させ(位
置)、そして第一の電源4を介して通電を開始
する。次に、第一図中、左側の直流断続器8を作
動させて入槽域の給電器3と全没通電域の給電器
3を接続して同電圧にした後、被塗装品10を全
没のまま入槽域より全没通電域に移送し(位置
)、移送し終つたら直流断続器8を作動停止さ
せ給電器3,3同志の接続を遮断する。この間全
没通電域の給電器3には第二の電源5を介して荷
電圧300Vで通電を継続する。これとともに、上
記被塗装品10が全没通電域にあるとき次の被塗
装品10を塗料槽1の入槽域上方まで運び(位置
)続いて塗料槽1内に浸入させ(位置)そし
て第一の電源4を介して通電を開始する。その
後、両方の直流断続器8を作動させて各領域の全
ての給電器3を接続して同電圧にすると共に、先
の被塗装品10を通電を継続しつつ全没通電域よ
り出槽域に移すと同時に(位置)次の被塗装品
10を入槽域より全没通電域に移し(位置)、
しかる後両方の直流断続器8の作動を停止させて
から先の被塗装品10を出槽域より槽外に引き上
げ(位置)、そして次工程に運び去る。また次
の被塗装品10が全没通電域に位置するときに、
第三の被塗装品10を塗料槽1の入槽域上方まで
運び(位置)続いて下降させ槽1中に浸入させ
(位置)そして通電を開始する。その後前回と
同様の手順で次の被塗装品10を出槽域に移す
(位置)と同時に第三の被塗装品10を全没通
電域に移し(位置)、この間通電を先の被塗装
品10の場合と同様に継続する。しかる後、次の
被塗装品10を槽外に引き上げ(位置)そして
次工程に運び去る。その一方で第四の被塗装品1
0の到来を持つ。以後、上述の手順を繰り返す。
えば次のような手順でなされる。第2図に示すよ
うに、リフタ9を含む移送機構の運転により、ま
ず最初の被塗装品10を前工程のところから電着
塗料槽1の入槽域上方まで運び(位置)、次い
でこれを下降させて塗料槽1の中に浸漬させ(位
置)、そして第一の電源4を介して通電を開始
する。次に、第一図中、左側の直流断続器8を作
動させて入槽域の給電器3と全没通電域の給電器
3を接続して同電圧にした後、被塗装品10を全
没のまま入槽域より全没通電域に移送し(位置
)、移送し終つたら直流断続器8を作動停止さ
せ給電器3,3同志の接続を遮断する。この間全
没通電域の給電器3には第二の電源5を介して荷
電圧300Vで通電を継続する。これとともに、上
記被塗装品10が全没通電域にあるとき次の被塗
装品10を塗料槽1の入槽域上方まで運び(位置
)続いて塗料槽1内に浸入させ(位置)そし
て第一の電源4を介して通電を開始する。その
後、両方の直流断続器8を作動させて各領域の全
ての給電器3を接続して同電圧にすると共に、先
の被塗装品10を通電を継続しつつ全没通電域よ
り出槽域に移すと同時に(位置)次の被塗装品
10を入槽域より全没通電域に移し(位置)、
しかる後両方の直流断続器8の作動を停止させて
から先の被塗装品10を出槽域より槽外に引き上
げ(位置)、そして次工程に運び去る。また次
の被塗装品10が全没通電域に位置するときに、
第三の被塗装品10を塗料槽1の入槽域上方まで
運び(位置)続いて下降させ槽1中に浸入させ
(位置)そして通電を開始する。その後前回と
同様の手順で次の被塗装品10を出槽域に移す
(位置)と同時に第三の被塗装品10を全没通
電域に移し(位置)、この間通電を先の被塗装
品10の場合と同様に継続する。しかる後、次の
被塗装品10を槽外に引き上げ(位置)そして
次工程に運び去る。その一方で第四の被塗装品1
0の到来を持つ。以後、上述の手順を繰り返す。
上記の手順により実施例の装置を用いた場合、
第3図に示すようなタイムチヤートに従つて電着
塗装処理を行なうことができ、よつて約130秒の
タクトタイムが達成された。(発明の効果) 以上述べたように、本発明の電着塗装装置は、
三区域からなる塗料槽の中で二電源からの通電に
より同時に複数個の被塗装品を塗装処理すること
ができる構造としたことにより、タクトタイムを
著しく短縮することができ、よつてスリツパーデ
イツプ式同装置の場合と同程度の塗装処理効率が
得られ、しかも設置スペースおよび設備コストを
バツチ式同装置並みに大変小さくかつ低いものと
することができる。
第3図に示すようなタイムチヤートに従つて電着
塗装処理を行なうことができ、よつて約130秒の
タクトタイムが達成された。(発明の効果) 以上述べたように、本発明の電着塗装装置は、
三区域からなる塗料槽の中で二電源からの通電に
より同時に複数個の被塗装品を塗装処理すること
ができる構造としたことにより、タクトタイムを
著しく短縮することができ、よつてスリツパーデ
イツプ式同装置の場合と同程度の塗装処理効率が
得られ、しかも設置スペースおよび設備コストを
バツチ式同装置並みに大変小さくかつ低いものと
することができる。
第1図は本発明の実施例の電着塗装装置を示す
概略図、第2図は第1図の電着塗装装置における
被塗装品の移送プロセスを示す図、第3図は第1
図の電着塗装装置における電着塗装タイムチヤー
トを示す図、第4図は第1図の電着塗装装置を示
す断面図、第5図は第1図の電着塗装装置におけ
る被塗装品の移送機構を示す側面図、第6図は従
来のバツチ式電着塗装装置を示す概略図、第7図
は従来のバツチ式電着塗装装置における被塗装品
の移送プロセスを示す図、第8図は従来のバツチ
式電着塗装装置における電着塗装タイムチヤート
を示す図、第9図は従来のスリツパーデイツプ式
電着塗装装置における被塗装品の移送プロセスを
示す図、第10図は従来のスリツパーデイツプ式
電着塗装装置における電着塗装タイムチヤートを
示す図である。 図中、1……電着塗料槽、2,2a,2b……
電極、3……給電器、4……第一の電源、5……
第二の電源、9……リフタ、10……被塗装品、
11……集電子。
概略図、第2図は第1図の電着塗装装置における
被塗装品の移送プロセスを示す図、第3図は第1
図の電着塗装装置における電着塗装タイムチヤー
トを示す図、第4図は第1図の電着塗装装置を示
す断面図、第5図は第1図の電着塗装装置におけ
る被塗装品の移送機構を示す側面図、第6図は従
来のバツチ式電着塗装装置を示す概略図、第7図
は従来のバツチ式電着塗装装置における被塗装品
の移送プロセスを示す図、第8図は従来のバツチ
式電着塗装装置における電着塗装タイムチヤート
を示す図、第9図は従来のスリツパーデイツプ式
電着塗装装置における被塗装品の移送プロセスを
示す図、第10図は従来のスリツパーデイツプ式
電着塗装装置における電着塗装タイムチヤートを
示す図である。 図中、1……電着塗料槽、2,2a,2b……
電極、3……給電器、4……第一の電源、5……
第二の電源、9……リフタ、10……被塗装品、
11……集電子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入槽域、全没通電域および出槽域の三区域よ
り構成される電着塗料槽と、 前記各区域の槽内部にそれぞれ設けられた電極
と、 前記各区域の槽上方にそれぞれ取り付けられた
給電器と、 入槽域の電極および給電器に接続された第一の
電源と、 全没通電域の電極および給電器ならびに出槽域
の電極および給電器にそれぞれ接続された第二の
電源と、 リフタを、垂直昇降および水平走行可能に、か
つ、入槽域から全没通電域にならびに全没通電域
から出槽域に移行するとき、集電子がもとの区域
の給電器と次の区域の給電器に同時に接続可能と
なるように備え、被塗装品を槽外より入槽域に浸
入させ、次に全没のまま入槽域より全没通電域に
運び、そして全没通電域より出槽域に移し、続い
て出槽域より槽外に引き上げる移送機構とを有し
てなることを特徴とする電着塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13384087A JPS63297596A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電着塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13384087A JPS63297596A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電着塗装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63297596A JPS63297596A (ja) | 1988-12-05 |
| JPH0443995B2 true JPH0443995B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=15114268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13384087A Granted JPS63297596A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電着塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63297596A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5582564B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2014-09-03 | タカタ株式会社 | 電着塗装設備 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP13384087A patent/JPS63297596A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63297596A (ja) | 1988-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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