JPH0444409Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0444409Y2
JPH0444409Y2 JP1985063643U JP6364385U JPH0444409Y2 JP H0444409 Y2 JPH0444409 Y2 JP H0444409Y2 JP 1985063643 U JP1985063643 U JP 1985063643U JP 6364385 U JP6364385 U JP 6364385U JP H0444409 Y2 JPH0444409 Y2 JP H0444409Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
axle case
lateral
hollow
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985063643U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61179010U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985063643U priority Critical patent/JPH0444409Y2/ja
Publication of JPS61179010U publication Critical patent/JPS61179010U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444409Y2 publication Critical patent/JPH0444409Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車体の横振動を防止するためにアク
スルケースと車体との間に取り付けられるラテラ
ルロツドを備えた車両のサスペンシヨン装置に関
する。
(従来の技術) 従来のサスペンシヨン装置としては、例えば特
開昭50−85027号公報に記載されているような装
置が知られている。
この従来装置は、第5図に示すように、内部に
デイフアレンシヤルギヤを納めたアクスルケース
100と、該アクスルケース100に固定された
ラテラルブラケツト101と、該ラテラルブラケ
ツト101に片持支持された中実ピン102と、
該中実ピン102にラバーブツシユ103を介し
て一端が取り付けられたラテラルロツド104
と、前記中実ピン102の先端に設けられたウエ
イト105と、を備えたものであつた。
この従来装置では、デイフアレンシヤルギヤの
噛み合い強制力で発生した振動が、アクスルケー
ス100で増幅され、さらにラテラルロツド10
4を介して車体へ伝達されることによる車室内騒
音(デフノイズ)を、ラテラルロツド104の一
端側(アクスルケース100側)が取り付けられ
る中実ピン102の先端にウエイト105を設け
ることで、低減させようとするもので、このウエ
イト105によつて中実ピン102の部分に振動
の節がくるようにし、ラテラルロツド104より
車体へ伝達される振動のレベルを小さくしようと
するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来装置にあつて
は、ラテラルロツド104の一端側を中実ピン1
02に対して取り付けたことによつて中実ピン1
02自体が弾性を持ち、中実ピン102をバネ系
とし、ウエイト105を質量体として弾性振動が
発生し、この弾性振動による中実ピン102の共
振が、アクスルケース100の曲げ及び捩り共振
周波数に一致してしまい、中実ピン102自体の
弾性振動が増幅成分となつてデフノイズを悪化さ
せてしまうという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案では、内部にデイフアレンシヤルギヤ
を納めたアクスルケースと、該アクスルケースに
固定されたラテラルブラケツトと、該ラテラルブ
ラケツトにピンを介して一端側を取り付け、他端
側を車体に取り付けたラテラルロツドと、を備え
たサスペンシヨン装置において、前記ピンを中空
ピンとし、該中空ピンの質量及び弾性で決まるピ
ン共振周波数をアクスルケースの曲げ共振周波数
域及び捩り共振周波数域から外れた高周波数域に
設定したことを特徴とする。
(作用) 従つて、本考案のサスペンシヨン装置では、上
述のように、ラテラルロツドの一端側を中空ピン
に対して取り付けたことで、中空ピンのピン質量
が中実ピンに比べて小さくなり、中空ピンの質量
及び弾性で決まるピン共振周波数がアクスルケー
スの曲げ共振周波数域及び捩り共振周波数域から
外れた高周波数域に設定される。
この結果、デイフアレンシヤルギヤの噛み合い
強制力で発生した振動がアクスルケース及びラテ
ラルロツドを介して車体に伝達される時、中空ピ
ン自体の弾性振動により伝達振動が増幅されるの
が抑えられる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、ラテラルロ
ツドを加えた5リンクタイプのリヤサスペンシヨ
ン装置を例にとり、第1図及び第2図に示す第1
実施例について、その構成を説明する。
Aはリヤサスペンシヨン装置であつて、第1図
に示すように、リヤアクスルケース1、ロアリン
ク4,4′、アツパーリンク6,6′、コイルスプ
リング7,7′、シヨツクアブソーバ9,9′、ラ
テラルロツド10、ラテラルブラケツト11、中
空ボルト12、円筒ブラケツト15を備えてい
る。
リヤアクスルケース1は、中央部にデイフアレ
ンシヤルギヤが納められ、左右の管部にはデイフ
アレンシヤルギヤからのドライブシヤフト2,
2′が内挿されている。
尚、ドライブシヤフト2,2′の端部には、ブ
レーキドラム3,3′が設けられている。
ロアリンク4,4′は、後端が前記リヤアクス
ルケース1に支持され、前端がロアリンクブラケ
ツト5,5′を介して車体に支持される。
アツパーリンク6,6′は、前記ロアリンク4,
4′と同様、後端がリヤアクスルケース1に支持
され、前端が車体に支持される。
コイルスプリング7,7′は、下端側が前記ア
クスルケース1に取り付けられ、上端側(スプリ
ングシート8,8′が設けてある。)は車体に取り
付けられる。
シヨツクアブソーバ9,9′は、前記コイルス
プリング7,7′と同様、下端がリヤアクスルケ
ース1に支持され、上端が車体に支持される。
尚、車両上下方向の荷重は、前記コイルスプリン
グ7,7′とシヨツクアブソーバ9,9′とによつ
て支えられる。
ラテラルロツド10は、前記リヤアクスルケー
ス1とはほぼ平行な横向き状態で、一端がリヤア
クスルケース1に取り付けられ、他端が車体に取
り付けられたもので、このラテラルロツド10は
車両横方向の荷重を主に支え、横振動(尻振り)
を防止するために設けられる。
尚、車両前後方向の荷重を主に支えるロアリン
ク4,4′及びアツパーリンク6,6′と、横方向
の荷重を主に支えるラテラルロツド10とで、5
リンクが構成される。
ラテラルブラケツト11は、前記ラテラルロツ
ド10をリヤアクスルケース1に取り付けるため
に、このリヤアクスルケース1に固定されたもの
で、このラテラルブラケツト11には、ピンとし
ての中空ボルト12を両持支持するための支持板
部11a,11bが互いに平行状態で固定されて
いる。
中空ボルト12は、前記ラテラルブラケツト1
1の支持板部11a,11bに開孔させた透孔1
1c,11dに挿通させたもので、この中空ボル
ト12は、ネジ部12a側に、ワツシヤ13を介
してナツト14を螺合させ、両持支持状態に取り
付けられる。
円筒ブラケツト15は、前記ラテラルロツド1
0の一端側に固定させたもので、前記中空ボルト
12への取り付けは、ラバーブツシユ16を介し
て取り付けられる。
次に、第1実施例の作用を説明する。
まず、デフノイズの発生は、デイフアレンシヤ
ルギヤの噛み合い強制力で発生した振動が、リヤ
アクスルケース1で増幅され、この増幅された振
動がラテラルブラケツト11及びラテラルロツド
10を経過して車体に伝達されて生じるデフノイ
ズが主となり、加えて、この振動伝達経路中にお
いて振動を増幅させる要因がある場合には、さら
にデフノイズが悪化することになる。
この点に関し、特開昭50−85027号公報の記載
で明らかなように、最も振動を増幅させる要因と
なつているのは、ラテラルロツド10のリヤアク
スルケース1側取付部の中空ボルト12自体の弾
性振動である。
これに対し、第1実施例では、中実ボルトと比
較した場合、ボルト質量低下が大きく、曲げ剛性
の低下が比率的に小さいことで、中空ボルト12
自体の共振点をリヤアクスルケース1の曲げ及び
捩り共振領域から外れた高い周波数域とすること
ができる。
そこで、前述の共振点ズレを明らかにするため
に、ボルトの固有円振動数について説明する。
一般に、固有円振動数wは、次式で表される。
ν;固有角振動数 l;長さ E;縦断性係数 ρ;密度 A;断面積 J;断面二次モーメント 尚、ここでは、外径が等しい中空ボルトと中実
ボルトとを比較する。
中空ボルト及び中実ボルトの外径をd0、中空ボ
ルトの内径をd1で示すと、中空ボルトの固有円振
動数wjと中実ボルトの固有円振動数wiは次式で
表される。
従つて、中実ボルトの固有円振動数wiに対す
る中空ボルトの固有円振動数wjの比wj/wiは、次式 で表され、第3図のグラフからも明らかなように
1より大きな値となり中空ボルトは中実ボルトに
比べて共振点周波数を高くすることができる。
例えば、外径が20mm、内径が14mmの中空ボルト
と、外径が20mmの中実ボルトとを比較すると、
wj/wi≒1.22となり、中空ボルトの曲げ共振周波数 は、中実ボルトの曲げ共振周波数に比べて1.22倍
とすることができ、中実ボルトの曲げ共振周波数
1000Hzとした場合に、周波数を200Hz以上上昇さ
せることができる。
次に、両持支持状態のボルトと片持支持状態の
ボルトとを比較すると、ボルト質量は変わらない
が、曲げ剛性をみると両持支持の場合は片持支持
に比べて大幅に高まり、これによつて共振点の周
波数も大幅に上昇させることができる。
従つて、第1実施例では、中空ボルト12を両
持支持状態でラテラルブラケツト11に固定させ
ているため、中空ボルト12自体の共振点を更に
高い周波数域とすることができる。
次に、第4図に示す第2実施例について説明す
る。
この実施例は、ピンとしての中空ボルト12を
垂直方向に上下両持支持状態で固定させた例であ
つて、ラテラルブラケツト11の上下の支持板部
11e,11fに中空ボルト12及びナツト14
を取り付けている。
尚、他の構成は第1実施例と同様であるので、
図面に同一符号を付して説明を省略する。
また、作用についても第1実施例と同様である
ので説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、ラテラルブラケツトの形状は、実施例
以外に多数の変形例が考えられるもので、要する
に中空ピン(中空ボルト等による。)を支持でき
る形状を備えていればよい。
また、実施例では中空ボルトを両持支持状態で
設けた例を示したが、片持支持状態であつてもよ
い。
また、中空ピンに質量体を付加し、共振点をズ
ラすと共に、干渉による振動レベルの低下作用を
発揮させるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上、説明してきたように、本考案のサスペン
シヨン装置にあつては、請求の範囲に記載したよ
うに、ラテラルロツドのアクスルケース側を中空
ピンに対して取り付け、且つ、中空ピンの質量及
び弾性で決まるピン共振周波数をアクスルケース
の曲げ共振周波数域や捩り共振周波数域から外れ
た高周波数域に設定したため、デイフアレンシヤ
ルギヤの噛み合い強制力で発生した振動がアクス
ルケース及びラテラルロツドを介して車体に伝達
される時、中空ピンにより伝達振動が増幅される
ことがなく、車室内騒音の低減を図ることができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例のサスペンシヨン装
置を示す全体斜視図、第2図は第1実施例装置の
要部を示す断面図、第3図は中実ボルトと中空ボ
ルトの固有円振動数の比を示すグラフ、第4図は
第2実施例装置の要部を示す断面図、第5図は従
来のサスペンシヨン装置の要部を示す断面図であ
る。 1……リヤアクスルケース(アクスルケース)、
10……ラテラルロツド、11……ラテラルブラ
ケツト、12……中空ボルト(中空ピン)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にデイフアレンシヤルギヤを納めたアクス
    ルケースと、該アクスルケースに固定されたラテ
    ラルブラケツトと、該ラテラルブラケツトにピン
    を介して一端側を取り付け、他端側を車体に取り
    付けたラテラルロツドと、を備えたサスペンシヨ
    ン装置において、 前記ピンを中空ピンとし、該中空ピンの質量及
    び弾性で決まるピン共振周波数をアクスルケース
    の曲げ共振周波数域及び捩り共振周波数域から外
    れた高周波数域に設定したことを特徴とするサス
    ペンシヨン装置。
JP1985063643U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0444409Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063643U JPH0444409Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063643U JPH0444409Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61179010U JPS61179010U (ja) 1986-11-08
JPH0444409Y2 true JPH0444409Y2 (ja) 1992-10-20

Family

ID=30593986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985063643U Expired JPH0444409Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0444409Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841382U (ja) * 1971-09-16 1973-05-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61179010U (ja) 1986-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6733021B1 (en) Vehicle subframe mounting
US4811812A (en) Rear frame forming part of a supporting structure of a motor vehicle
JPS6140855B2 (ja)
WO1989005246A1 (en) A vehicle engine suspension device
US4652009A (en) Rear suspension system for vehicle
JPS63240408A (ja) 自動車のサスペンシヨン装置
JPH0444409Y2 (ja)
JPH10138727A (ja) サスペンション構造
JP3477771B2 (ja) ブッシュ装置
JPS641897Y2 (ja)
JP4125453B2 (ja) トーションビーム式サスペンション
JPH08156551A (ja) サスペンション装置におけるサスペンションアームの取付構造
JPS6143214B2 (ja)
JPH0127443Y2 (ja)
JP3384191B2 (ja) エンジン支持装置
JP3628620B2 (ja) トーションビーム式サスペンション
JPS6354568B2 (ja)
JPS6138043B2 (ja)
JPH0986128A (ja) リンク
JPH08156557A (ja) リヤサスペンション装置
JPH0127926Y2 (ja)
JPH0211446B2 (ja)
JPS6194805A (ja) サスペンシヨン装置
JPH0730416Y2 (ja) 独立懸架装置のデフケース支持構造
JPS5923617Y2 (ja) 車両塔載エンジンの支持装置