JPH0445960B2 - - Google Patents
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- JPH0445960B2 JPH0445960B2 JP4262286A JP4262286A JPH0445960B2 JP H0445960 B2 JPH0445960 B2 JP H0445960B2 JP 4262286 A JP4262286 A JP 4262286A JP 4262286 A JP4262286 A JP 4262286A JP H0445960 B2 JPH0445960 B2 JP H0445960B2
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
本発明は放電灯を始動・点灯させる放電灯点灯
装置に用いるインバータ装置に関する。
装置に用いるインバータ装置に関する。
第6図は従来の放電灯点灯装置に用いたインバ
ータ装置の回路構成を示すもので、直流電源(交
流電源の整流電圧を含む)Eに直列にトランジス
タQ1,Q2が接続され、このトランジスタQ1,Q2
に対し図示の極性でダイオードD1,D2が並列に
接続されている(但し、ダイオードD1,D2は必
ずしも必要ではない)。トランジスタQ1と並列
に、コンデンサC1と、コンデンサC2、チヨーク
L1、放電灯lを含む振動回路Aと、駆動トラン
スT1の一次巻線n1との直列回路が接続されてい
る。このような構成にて直列型インバータ回路あ
るいはハーフブリツジ型インバータ回路が構成さ
れている。 前記一次巻線n1を有する駆動トランスT1は二
次巻線n2、n3を有し、一方の二次巻線n2はトラン
ジスタQ1の制御抵抗R1に接続され、他方の二次
巻線n3はトランジスタQ2の制御抵抗R2に接続さ
れている。 インバータ回路には起動回路6を設けてあり、
この起動回路6は直列接続した抵抗R3とコンデ
ンサC3、並びに例えばダイアツクQ3等の点弧素
子、ダイオードD3から構成されており、抵抗R3
とコンデンサC3との接続点はダイアツクQ3の一
端に接続され、その他端はトランジスタQ2の制
御端子であるベースに接続されている。また抵抗
R3、コンデンサC3の接続点は、ダイオードD3を
介してトランジスタQ2のコレクタに接続されて
いる。 上述した回路の動作は次の通りである。即ち電
源スイツチSWがオンすると、コンデンサC3が抵
抗R3を介して充電される。次いで、コンデンサ
C3の電圧がダイアツクQ3のブレークオーバー電
圧に達するとコンデンサC3はトランジスタQ2の
ベース・エミツタ接合を介して放電する。この放
電によりトランジスタQ2が初めてオンする。ト
ランジスタQ2がオンすると駆動トランスT1によ
り自励発振が継続され、両トランジスタQ1,Q2
が交互にオンオフしてチヨークL1、コンデンサ
C2、放電灯l負荷よりなる振動回路Aに電流を
流し、コンデンサC2の電圧を放電灯lに印加し
て放電灯lを点灯させるものである。発振後はト
ランジスタQ2がオンした時に抵抗R3→ダイオー
ドD3→トランジスタQ2を通じて電流が流れるの
でコンデンサC3が十分充電されず、ダイアツク
Q3のブレークオーバー電圧まで至らず、ダイア
ツクQ3がオフ状態になる。 ところで、このように高周波出力により点灯さ
れる放電灯lは正常に点灯している場合は支障が
ないが、放電灯lを取り外して無負荷状態にした
時には、次のような動作となる。 つまり電源スイツチSWにより電源Eが投入さ
れ、起動回路6によりトランジスタQ2がオンす
る。トランジスタQ2がオンすると、直流電源E
→コンデンサC1→コンデンサC2→インダクタン
スL1→駆動トランスT1の1次巻線n1→トランジ
スタQ2→直流電源Eを介して共振電流が流れる。 駆動トランスT1の1次巻線n1に電流が流れる
と、巻線n3に電圧が誘起する。巻線n3に誘起され
た電圧によつてトランジスタQ2を順バイアスす
るので、トランジスタQ2の導通が持続する。や
がて共振回路L1,C1,C2、駆動トランスT1に流
れる電流が零となり、反転すると、トランジスタ
Q2はオフし、トランジスタQ1がオンする。以下
この動作を繰り返し発振が継続する。 第17図に共振電流In1と各トランジスタQ1,
Q2、ダイオードD1,D2にどのように電流が流れ
るかを示す。また第16図aは、放電灯lが接続
されていない無負荷時のコンデンサC2の無負荷
2次電圧を示す。第16図bは無負荷時の共振電
流を示す。可飽和駆動トランスT1によつて決定
されるインバータ回路の発振周波数X1は、L1,
C1,C2によつて決まる共振周波数より低く設定
してある。この場合、インバータ回路の負荷は容
量性になる。逆の場合は誘導性となる。従つて無
負荷時は、放電灯lを始動点灯するため、高い2
次電圧(コンデンサC2の両端電圧)を得るよう
にしている。このため、共振電流も大きくなり、
トランジスタQ1,Q2に流れる電流も大きくなる。
この状態が長く続くとトランジスタQ1,Q2が破
壊に至る。また放電灯lの寿命末期時や、フイラ
メント切れの時も負荷が軽くなるので、無負荷時
と略同様の動作となる。 そこで本発明者らは、先に上述の点に鑑みて、
インバータ装置の無負荷状態を検出する回路を設
け、この検出回路の出力信号によりスイツチング
素子の動作を停止あるいは抑制するものを提案し
た(特願昭61−5241号参照)。第7図はその検出
回路を備えたインバータ装置の概略ブロツク図を
示すもので、ここでは電圧検出回路部1の両端電
圧e4が、負荷である放電灯lが接続されている場
合にはE1レベル、即ちe4≒Ev/2、無負荷時に
はe4≒0となることを利用してインバータ装置の
無負荷状態を検出し、この検出出力により出力制
御部2がスイツチング素子Qa,スイツチング素
子Qbのドライブ回路3を制御してスイツチング
素子Qa,Qbの動作を停止あるいは抑制するもの
であつた。Evは直流電源Eの電圧である。 ここで、第7図の回路について更に詳しく説明
する。 まず正常時において、e4≒Ev/2になる理由
は以下の通りである。 つまり第7図回路のスイツチング素子Qa,Qb
の両端に現れる電圧ea、ebは夫々第11図b,c
に示すように矩形波電圧となり、L1−C2直列共
振回路の両端電圧には、コンデンサC1によつて
直流成分がカツトされた第11図eに示すような
電圧e3が供給される。尚第11図aは直流電源E
の電圧Evを示す。 ここでコンデンサC1の両端電圧Ec1はec1=ea−
e3で求まるから、コンデンサC1の両端電圧ec1は
第11図dに示すEv/2となる。尚図において、
僅かなリツプルが含まれているが、このリツプル
はコンデンサC1と放電灯lの回路の時定数C1−
lの値を大きくすることにより小さくなる。更
に、電圧検出回路部1に加わる電圧e4はe4=Ev−
ec1により、それぞれ求められて第11図fに示
した波形となり、e4≒Ev/2が求まる。 次に無負荷時に、e4≒0になる理由は以下の通
りである。 つまり無負荷時においては、コンデンサC2の
インピーダンスがコンデンサC1のインピーダン
スに比べて極めて大となるので、出力端子は開放
とみなすことができ、等価基本回路は第12図の
ように書き表される。つまりコンデンサC1と電
圧検出回路部1による充電回路が構成され、この
充電回路に直流電源Eにより、Evまで充電され
ることになり、各部の電圧Ev、ec1、e4は第13
図a,b,cに示すようになり、電圧検出回路部
1での検出電圧はe4≒0となる。 ところが、第7図では無負荷状態の検出はでき
るが放電灯寿命末期における異常状態を検出する
ことができない。そこで本発明者等は第8図のよ
うな構成のものを提案した(特願昭61−5243号参
照)。第8図はランプ寿命末期時、電圧検出回路
部1のところに所定電圧が発生する点に着目し、
これを比較回路部4で比較し出力制御部2でスイ
ツチング素子Qa,Qbの動作を抑制或いは停止さ
せるものである。 ここで、寿命時に検出する動作について説明す
る。 つまり放電等lが正常点灯している状態におい
ては、電圧検出回路部1の出力が「E1」レベル
となり、この信号が比較回転部4で比較される。
この結果は更に出力制御部2に送られ、スイツチ
ング素子Qa,Qbを連続して駆動するが、放電灯
lの寿命末期時には電圧検出回路部1の出力が
「E2」又は「Lレベル(0)」となり、この信号
が比較回路部4で比較される。この結果を更に出
力制御部2に送つてスイツチング素子Qa,Qbの
動作を抑制或いは停止させる。尚E2とE1とはE2
>E1であり、E2≒2E1となる。これについては
後述する。 次に、具体的な回路図で更に説明する。第14
図は具体回路図を示すものである。直列に接続さ
れたトランジスタQ1,Q2は直流電源Eに対して
電源スイツチSWを介して並列に接続されてお
り、トランジスタQ1のコレクタにはコンデンサ
C1を介して負荷抵抗R(なお、この負荷抵抗Rは
放電灯lを抵抗と見なした場合の抵抗を示す)が
並列的に接続されている。このコンデンサC1は
後述するように2つのトランジスタQ1,Q2が交
互にオン、オフ動作した時に負荷抵抗Rに供給す
る電圧を反転させたり、直流成分をカツトして負
荷抵抗Rに交流成分(高周波電力)を供給する作
用をなす。また、負荷抵抗Rと並列にコンデンサ
C2が接続され、更にこのコンデンサC2と負荷抵
抗Rとの接続点(コンデンサC1の反対側)には
インダクタンスL1が接続されている。ここに、
2つのコンデンサC1,C2はC1≫C2の関係を満た
している。 インダクタンスL1の非負荷側の端子は駆動ト
ランスT1の1次巻線n1を介してトランジスタQ1,
Q2の接続点に接続され、更に、駆動トランスT1
の2次巻線n2,n3それぞれが抵抗R1,R2を介し
てトランジスタQ1,Q2のベースの各々に接続さ
れている。また、駆動トランスT1の2次巻線n2,
n3は、その極性を逆にして、トランジスタQ1,
Q2を交互にオン、オフさせる構成としており、
この駆動トランスT1及びその付属回路をもつて
ドライブ回路3を構成している。コンデンサC1
の負荷抵抗Rとの接続点と、直流電源Eの負極端
子との間には、抵抗R5とR6との直列回路によつ
て構成された分圧回路が設けられており、これに
よつて電圧検出回路部1が構成されている。ここ
に、抵抗R5とR6は負荷抵抗Rに対して高インピ
ーダンス値のものが選ばれている。更に、抵抗
R5とR6の接続点はツエナーダイオードZD1と抵
抗R7を介してトランジスタQ5のベースに接続さ
れており、トランジスタQ5のコレクタは抵抗R5
とR6の接続点に抵抗R17を介して接続されてい
る。トランジスタQ5のエミツタは直流電源Eの
負極端子側に接続してある。トランジスタQ5、
ツエナーダイオードZD1及びその付属回路で比較
回路部4を構成している。 更に、トランジスタQ4のベースは抵抗R8を介
してトランジスタQ5のコレクタと接続され、ト
ランジスタQ4のコレクタは抵抗R9を介してサイ
リスタSCRのゲート端子及び抵抗R4を介してコ
ンデンサC1の電源側と接続されている。また、
トランジスタQ4のエミツタはサイリスタSCRの
カソードと共通に直流電源Eの負極端子側に接続
されている。そして、サイリスタSCRのアノー
ドは抵抗R3を介してコンデンサC1の電源側に接
続されるとともに、駆動トランスT1の巻線n4の
一端とダイオードD5を介してそのアノードと接
続される。駆動トランスT1の巻線n4の他端は直
流電源Eの負極端子側に接続されている。トラン
ジスタQ4、サイリスタSCR、駆動トランスT1の
巻線n4、ダイオードD5及びその付属回路で出力
制御部2を構成している。 一方、直流電源Eと並列に抵抗R3とコンデン
サC3を接続してあり、更にコンデンサC3と抵抗
R3の接続点と、トランジスタQ1,Q2の接続点と
の間には、ダイオードD3を接続している。この
ダイオードD3は図示するようにアノードを抵抗
R3とコンデンサC3の接続点に接続している。そ
して、抵抗R3とコンデンサC3の接続点とトラン
ジスタQ2のベースとの間にはダイアツクQ3を設
けてあり、これらによつてインバータ装置の起動
回路6を構成している。ここに、抵抗R3とコン
デンサC3の直列回路はダイアツクQ3のトリガ回
路を構成し、ダイオードD3はダイアツクQ3がブ
レークオーバーした後に、直流電源Eから供給さ
れる電流を抵抗R3を介してトランジスタQ2に直
接導くバイパス回路を構成する。なお、トランジ
スタQ1,Q2の各々には帰還ダイオードD1,D2を
逆並列に接続している。 次に動作を説明する。 〈正常点灯時の動作〉 正常点灯時の場合には、第7図で説明したよう
にe4=Ev/2となる。 この電圧は第14図の分圧抵抗R5とR6により
分圧され、その検出電圧E1は比較回路部4に送
られる。すると、比較回路部4では、ツエナーダ
イオードZD1のツエナー電圧VZD1が、 VZD1>E1 と設定されているため、トランジスタQ5はオフ
になる。従つて、比較回路部4の出力端aの電圧
は「Hレベル」となる。この信号は、さらに出力
制御部2に送られ、トランジスタQ4をオンさせ
ることによつてサイリスタSCRのゲートに電流
を流さないのでサイリスタSCRはオフ状態とな
る。この場合、駆動トランスT1の巻線n4は巻線
n2に帰還される電圧に影響を与えないようにして
あり、従つてトランジスタQ2を通常通り動作さ
せることができ、インバータ回路の発振動作が継
続して行なわれることになる。 〈放電灯寿命末期の動作〉 放電灯が寿命末期になると一方のフイラメント
上の活性物質が完全に剥がれて、一方向のみの放
電による「直流点灯」となり、その極性により等
価基本回路は第15図a,bのようになる。ここ
で、コンデンサC1,C2はC1≫C2の関係を満たし
ているので、コンデンサC2はほとんど動作に影
響しない。 (イ) 第15図aの動作の場合 トランジスタQ2がオンした場合、ループ
の電流が流れ、コンデンサC1は図示の方向に
一挙に直流電源Eの電圧Eまで充電される。次
に、トランジスタQ1がオンすると、コンデン
サC1の放電電流が破線に示すようにコンデン
サC2を通してわずかに流れるが、C1≫C2であ
るため、コンデンサC1の電位はEのままを維
持する。ここに、電圧検出回路部1の両端電圧
e4は、 e4=Ev−ec1 で求まるから、e4の電圧は0レベルとなる。従
つて、比較回路部4の出力端aも0レベルとな
り、出力制御部2のトランジスタQ4はオフす
る。すると、サイリスタSCRを抵抗R4とR9を
介してゲート電流を与えオンさせることによつ
て、駆動トランスT1の巻線n4を短絡するので、
インバータ回路は発振動作を停止することにな
る。 (ロ) 第15図bの動作の場合 第15図bの場合においては、スイツチSW
を閉じた時、コンデンサC1はのループによ
つて電圧検出回路部1のインピーダンスR0を
通して図示の方向に充電される(電圧ec1)。コ
ンデンサC1はC1,R0で決められる時定数で充
電されるが、電圧検出回路部1のインピーダン
スR0は放電灯lと比較すると非常に高いイン
ピーダンス値のものが選ばれているので、すぐ
にインバータ装置が発振を開始し、トランジス
タQ1がオンすると、ループに電流が流れ、
コンデンサC1は図示の方向に放電する。この
時、放電灯lのインピーダンスrは非常な低イ
ンピーダンスであるため、コンデンサC1は一
挙に図示の方向で電圧が零まで放電する。 次に、トランジスタQ2がオンした場合、ル
ープで電流が流れようとするが、放電灯lは
図示の極性で直流点灯を行つているので、この
ループは実際は存在しない。さらに、トラン
ジスタQ2がオフし、トランジスタQ1がオンす
るまでの間にコンデンサC1はループにより
僅かに充電されるが、すぐにトランジスタQ1
がオンするので、ループによる大きな電流に
よりコンデンサC1は図示の方向で電圧がほぼ
零まで放電する。このように、第15図bの場
合コンデンサC1の両端電圧ec1は略零になり、
電圧検出回路部1の両端に生じる電圧e4は直流
電源Eの電圧Eにec1の電圧が加わるので、e4
=Evとなる。 ここで、第14図の検出用分圧抵抗R6の電
圧E2は正常点灯時の約2倍となるので比較回
路部4のツエナーダイオードZD1のツエナー電
圧VZD1を E2>VZD1>E1(E2≒2E1) のものに選んでおけば、ツエナーダイオード
ZD1がオンし、トランジスタQ5もオンすること
になる。トランジスタQ5がオンすれば、抵抗
R17と、トランジスタQ5の直列回路の両端電圧
は抵抗R17の降下電圧と、トランジスタQ5のコ
レクタ・エミツタ電圧の飽和電圧(略0.3V)
との和電圧(=ツエナーダイオードZD1のツエ
ナー電圧VZD1+抵抗R7の降下電圧+トランジ
スタQ5のベース・エミツタ間電圧)となり、
トランジスタQ5のコレクタ・エミツタ間電圧
は略零Vとなる。従つてトランジスタ比較回路
部4の出力端aはLレベルとなるので、出力制
御部2のトランジスタQ4はオフする。すると、
上述したように、サイリスタSCRがオンする
ので、駆動トランスT1の巻線n4が短絡され、
インバータ回路は発振を停止する。 以上の動作により寿命時が検出できる。 ところが上記第8図回路のような構成において
は、寿命末期でない放電灯が低温時正常に点灯し
ない場合や、放電灯の不良で電極(フイラメン
ト)が切れて電極が十分予熱されず、放電灯が正
常に点灯しない場合などに不都合が生じることが
ある。これを以下に簡単に説明する。 放電灯のフイラメントは寿命に至るまでに何等
かの衝撃などにより切れてしまうことがある。こ
のような放電等を上記の装置に使用した場合を第
9図に示す。通常、ここでは電源投入時すぐに予
熱用(フイラメト加熱用)のスイツチSWfを閉じ
ることにより、フイラメントを加熱して電子放射
を十分にし、その後スイツチSWfを開いて放電灯
lの両端に高電圧を印加して点灯させる。しか
し、図にも示すように破線で示す如くフイラメン
トが切れているために、フイラメントは全く加熱
されることなく放電灯lにすぐインバータ装置の
二次電圧が印加されるので放電灯lが正常に点灯
しないことがある。これは特に放電開始電圧の高
い低温時におこりやすい。このときコンデンサ
C2の両端には放電灯lが正常に点灯していない
ので高い共振電圧が発生する。この時スイツチン
グ素子Qa,Qbには大きな共振電流が流れるため、
これが長時間継続するとスイツチング素子Qa,
Qbのスイツチングロスが増加して熱暴走し破壊
に至るおそれがある。 またこのとき放電灯lは正常点灯せず、両端に
高電圧が印加されているので、僅かに微放電を繰
り返すことになり、第10図に示すようにコンデ
ンサC2と並列に抵抗負荷Rgが接続されたことに
なる。このとき電圧検出回路部1の電圧e4は e4≒Ev/2 となる。 以上説明したように第8図の構成では低温時又
はフイラメント切断時など放電灯lが正常に点灯
しない時電圧検出回路部1の検出電圧E4は正常
点灯時とほぼ等しくなるので従来の構成では検出
できない。この時、上述したようにスイツチング
素子Qa,Qbには大きな共振電流が流れるため、
スイツチング素子Qa,Qbが破壊に至るおそれが
ある。 フイラメント切れのとき検出できない理由は次
の通りである。 つまり上述したようにフイラメント切れで正常
点灯せず、微放電を繰り返すことになり、(フイ
ラメント切れで、特に低温時に起こりやすい)、
第10図に示すようにコンデンサC2と並列に抵
抗負荷Rgが接続されることになる。 無負荷時の場合は、上述で説明したように電圧
検出回路部1を通して電源Eにより、コンデンサ
C1が電源電圧Evまで充電され、e4≒0となる。 ところが抵抗負荷Rgが接続されているので、
スイツチング素子Qaがオンした時、コンデンサ
C1に充電された電圧は、Qa→インダクタンスL1
→抵抗負荷Rgを通して放電される。よつてコン
デンサC1は電源電圧Evまで充電されず、第11
図で説明した動作とほぼ同等のものとなり、電圧
検出回路部1の電圧e4は正常点灯時と同じ、 e4≒Ev/2 となつてしまい、区別ができず、検出ができな
い。
ータ装置の回路構成を示すもので、直流電源(交
流電源の整流電圧を含む)Eに直列にトランジス
タQ1,Q2が接続され、このトランジスタQ1,Q2
に対し図示の極性でダイオードD1,D2が並列に
接続されている(但し、ダイオードD1,D2は必
ずしも必要ではない)。トランジスタQ1と並列
に、コンデンサC1と、コンデンサC2、チヨーク
L1、放電灯lを含む振動回路Aと、駆動トラン
スT1の一次巻線n1との直列回路が接続されてい
る。このような構成にて直列型インバータ回路あ
るいはハーフブリツジ型インバータ回路が構成さ
れている。 前記一次巻線n1を有する駆動トランスT1は二
次巻線n2、n3を有し、一方の二次巻線n2はトラン
ジスタQ1の制御抵抗R1に接続され、他方の二次
巻線n3はトランジスタQ2の制御抵抗R2に接続さ
れている。 インバータ回路には起動回路6を設けてあり、
この起動回路6は直列接続した抵抗R3とコンデ
ンサC3、並びに例えばダイアツクQ3等の点弧素
子、ダイオードD3から構成されており、抵抗R3
とコンデンサC3との接続点はダイアツクQ3の一
端に接続され、その他端はトランジスタQ2の制
御端子であるベースに接続されている。また抵抗
R3、コンデンサC3の接続点は、ダイオードD3を
介してトランジスタQ2のコレクタに接続されて
いる。 上述した回路の動作は次の通りである。即ち電
源スイツチSWがオンすると、コンデンサC3が抵
抗R3を介して充電される。次いで、コンデンサ
C3の電圧がダイアツクQ3のブレークオーバー電
圧に達するとコンデンサC3はトランジスタQ2の
ベース・エミツタ接合を介して放電する。この放
電によりトランジスタQ2が初めてオンする。ト
ランジスタQ2がオンすると駆動トランスT1によ
り自励発振が継続され、両トランジスタQ1,Q2
が交互にオンオフしてチヨークL1、コンデンサ
C2、放電灯l負荷よりなる振動回路Aに電流を
流し、コンデンサC2の電圧を放電灯lに印加し
て放電灯lを点灯させるものである。発振後はト
ランジスタQ2がオンした時に抵抗R3→ダイオー
ドD3→トランジスタQ2を通じて電流が流れるの
でコンデンサC3が十分充電されず、ダイアツク
Q3のブレークオーバー電圧まで至らず、ダイア
ツクQ3がオフ状態になる。 ところで、このように高周波出力により点灯さ
れる放電灯lは正常に点灯している場合は支障が
ないが、放電灯lを取り外して無負荷状態にした
時には、次のような動作となる。 つまり電源スイツチSWにより電源Eが投入さ
れ、起動回路6によりトランジスタQ2がオンす
る。トランジスタQ2がオンすると、直流電源E
→コンデンサC1→コンデンサC2→インダクタン
スL1→駆動トランスT1の1次巻線n1→トランジ
スタQ2→直流電源Eを介して共振電流が流れる。 駆動トランスT1の1次巻線n1に電流が流れる
と、巻線n3に電圧が誘起する。巻線n3に誘起され
た電圧によつてトランジスタQ2を順バイアスす
るので、トランジスタQ2の導通が持続する。や
がて共振回路L1,C1,C2、駆動トランスT1に流
れる電流が零となり、反転すると、トランジスタ
Q2はオフし、トランジスタQ1がオンする。以下
この動作を繰り返し発振が継続する。 第17図に共振電流In1と各トランジスタQ1,
Q2、ダイオードD1,D2にどのように電流が流れ
るかを示す。また第16図aは、放電灯lが接続
されていない無負荷時のコンデンサC2の無負荷
2次電圧を示す。第16図bは無負荷時の共振電
流を示す。可飽和駆動トランスT1によつて決定
されるインバータ回路の発振周波数X1は、L1,
C1,C2によつて決まる共振周波数より低く設定
してある。この場合、インバータ回路の負荷は容
量性になる。逆の場合は誘導性となる。従つて無
負荷時は、放電灯lを始動点灯するため、高い2
次電圧(コンデンサC2の両端電圧)を得るよう
にしている。このため、共振電流も大きくなり、
トランジスタQ1,Q2に流れる電流も大きくなる。
この状態が長く続くとトランジスタQ1,Q2が破
壊に至る。また放電灯lの寿命末期時や、フイラ
メント切れの時も負荷が軽くなるので、無負荷時
と略同様の動作となる。 そこで本発明者らは、先に上述の点に鑑みて、
インバータ装置の無負荷状態を検出する回路を設
け、この検出回路の出力信号によりスイツチング
素子の動作を停止あるいは抑制するものを提案し
た(特願昭61−5241号参照)。第7図はその検出
回路を備えたインバータ装置の概略ブロツク図を
示すもので、ここでは電圧検出回路部1の両端電
圧e4が、負荷である放電灯lが接続されている場
合にはE1レベル、即ちe4≒Ev/2、無負荷時に
はe4≒0となることを利用してインバータ装置の
無負荷状態を検出し、この検出出力により出力制
御部2がスイツチング素子Qa,スイツチング素
子Qbのドライブ回路3を制御してスイツチング
素子Qa,Qbの動作を停止あるいは抑制するもの
であつた。Evは直流電源Eの電圧である。 ここで、第7図の回路について更に詳しく説明
する。 まず正常時において、e4≒Ev/2になる理由
は以下の通りである。 つまり第7図回路のスイツチング素子Qa,Qb
の両端に現れる電圧ea、ebは夫々第11図b,c
に示すように矩形波電圧となり、L1−C2直列共
振回路の両端電圧には、コンデンサC1によつて
直流成分がカツトされた第11図eに示すような
電圧e3が供給される。尚第11図aは直流電源E
の電圧Evを示す。 ここでコンデンサC1の両端電圧Ec1はec1=ea−
e3で求まるから、コンデンサC1の両端電圧ec1は
第11図dに示すEv/2となる。尚図において、
僅かなリツプルが含まれているが、このリツプル
はコンデンサC1と放電灯lの回路の時定数C1−
lの値を大きくすることにより小さくなる。更
に、電圧検出回路部1に加わる電圧e4はe4=Ev−
ec1により、それぞれ求められて第11図fに示
した波形となり、e4≒Ev/2が求まる。 次に無負荷時に、e4≒0になる理由は以下の通
りである。 つまり無負荷時においては、コンデンサC2の
インピーダンスがコンデンサC1のインピーダン
スに比べて極めて大となるので、出力端子は開放
とみなすことができ、等価基本回路は第12図の
ように書き表される。つまりコンデンサC1と電
圧検出回路部1による充電回路が構成され、この
充電回路に直流電源Eにより、Evまで充電され
ることになり、各部の電圧Ev、ec1、e4は第13
図a,b,cに示すようになり、電圧検出回路部
1での検出電圧はe4≒0となる。 ところが、第7図では無負荷状態の検出はでき
るが放電灯寿命末期における異常状態を検出する
ことができない。そこで本発明者等は第8図のよ
うな構成のものを提案した(特願昭61−5243号参
照)。第8図はランプ寿命末期時、電圧検出回路
部1のところに所定電圧が発生する点に着目し、
これを比較回路部4で比較し出力制御部2でスイ
ツチング素子Qa,Qbの動作を抑制或いは停止さ
せるものである。 ここで、寿命時に検出する動作について説明す
る。 つまり放電等lが正常点灯している状態におい
ては、電圧検出回路部1の出力が「E1」レベル
となり、この信号が比較回転部4で比較される。
この結果は更に出力制御部2に送られ、スイツチ
ング素子Qa,Qbを連続して駆動するが、放電灯
lの寿命末期時には電圧検出回路部1の出力が
「E2」又は「Lレベル(0)」となり、この信号
が比較回路部4で比較される。この結果を更に出
力制御部2に送つてスイツチング素子Qa,Qbの
動作を抑制或いは停止させる。尚E2とE1とはE2
>E1であり、E2≒2E1となる。これについては
後述する。 次に、具体的な回路図で更に説明する。第14
図は具体回路図を示すものである。直列に接続さ
れたトランジスタQ1,Q2は直流電源Eに対して
電源スイツチSWを介して並列に接続されてお
り、トランジスタQ1のコレクタにはコンデンサ
C1を介して負荷抵抗R(なお、この負荷抵抗Rは
放電灯lを抵抗と見なした場合の抵抗を示す)が
並列的に接続されている。このコンデンサC1は
後述するように2つのトランジスタQ1,Q2が交
互にオン、オフ動作した時に負荷抵抗Rに供給す
る電圧を反転させたり、直流成分をカツトして負
荷抵抗Rに交流成分(高周波電力)を供給する作
用をなす。また、負荷抵抗Rと並列にコンデンサ
C2が接続され、更にこのコンデンサC2と負荷抵
抗Rとの接続点(コンデンサC1の反対側)には
インダクタンスL1が接続されている。ここに、
2つのコンデンサC1,C2はC1≫C2の関係を満た
している。 インダクタンスL1の非負荷側の端子は駆動ト
ランスT1の1次巻線n1を介してトランジスタQ1,
Q2の接続点に接続され、更に、駆動トランスT1
の2次巻線n2,n3それぞれが抵抗R1,R2を介し
てトランジスタQ1,Q2のベースの各々に接続さ
れている。また、駆動トランスT1の2次巻線n2,
n3は、その極性を逆にして、トランジスタQ1,
Q2を交互にオン、オフさせる構成としており、
この駆動トランスT1及びその付属回路をもつて
ドライブ回路3を構成している。コンデンサC1
の負荷抵抗Rとの接続点と、直流電源Eの負極端
子との間には、抵抗R5とR6との直列回路によつ
て構成された分圧回路が設けられており、これに
よつて電圧検出回路部1が構成されている。ここ
に、抵抗R5とR6は負荷抵抗Rに対して高インピ
ーダンス値のものが選ばれている。更に、抵抗
R5とR6の接続点はツエナーダイオードZD1と抵
抗R7を介してトランジスタQ5のベースに接続さ
れており、トランジスタQ5のコレクタは抵抗R5
とR6の接続点に抵抗R17を介して接続されてい
る。トランジスタQ5のエミツタは直流電源Eの
負極端子側に接続してある。トランジスタQ5、
ツエナーダイオードZD1及びその付属回路で比較
回路部4を構成している。 更に、トランジスタQ4のベースは抵抗R8を介
してトランジスタQ5のコレクタと接続され、ト
ランジスタQ4のコレクタは抵抗R9を介してサイ
リスタSCRのゲート端子及び抵抗R4を介してコ
ンデンサC1の電源側と接続されている。また、
トランジスタQ4のエミツタはサイリスタSCRの
カソードと共通に直流電源Eの負極端子側に接続
されている。そして、サイリスタSCRのアノー
ドは抵抗R3を介してコンデンサC1の電源側に接
続されるとともに、駆動トランスT1の巻線n4の
一端とダイオードD5を介してそのアノードと接
続される。駆動トランスT1の巻線n4の他端は直
流電源Eの負極端子側に接続されている。トラン
ジスタQ4、サイリスタSCR、駆動トランスT1の
巻線n4、ダイオードD5及びその付属回路で出力
制御部2を構成している。 一方、直流電源Eと並列に抵抗R3とコンデン
サC3を接続してあり、更にコンデンサC3と抵抗
R3の接続点と、トランジスタQ1,Q2の接続点と
の間には、ダイオードD3を接続している。この
ダイオードD3は図示するようにアノードを抵抗
R3とコンデンサC3の接続点に接続している。そ
して、抵抗R3とコンデンサC3の接続点とトラン
ジスタQ2のベースとの間にはダイアツクQ3を設
けてあり、これらによつてインバータ装置の起動
回路6を構成している。ここに、抵抗R3とコン
デンサC3の直列回路はダイアツクQ3のトリガ回
路を構成し、ダイオードD3はダイアツクQ3がブ
レークオーバーした後に、直流電源Eから供給さ
れる電流を抵抗R3を介してトランジスタQ2に直
接導くバイパス回路を構成する。なお、トランジ
スタQ1,Q2の各々には帰還ダイオードD1,D2を
逆並列に接続している。 次に動作を説明する。 〈正常点灯時の動作〉 正常点灯時の場合には、第7図で説明したよう
にe4=Ev/2となる。 この電圧は第14図の分圧抵抗R5とR6により
分圧され、その検出電圧E1は比較回路部4に送
られる。すると、比較回路部4では、ツエナーダ
イオードZD1のツエナー電圧VZD1が、 VZD1>E1 と設定されているため、トランジスタQ5はオフ
になる。従つて、比較回路部4の出力端aの電圧
は「Hレベル」となる。この信号は、さらに出力
制御部2に送られ、トランジスタQ4をオンさせ
ることによつてサイリスタSCRのゲートに電流
を流さないのでサイリスタSCRはオフ状態とな
る。この場合、駆動トランスT1の巻線n4は巻線
n2に帰還される電圧に影響を与えないようにして
あり、従つてトランジスタQ2を通常通り動作さ
せることができ、インバータ回路の発振動作が継
続して行なわれることになる。 〈放電灯寿命末期の動作〉 放電灯が寿命末期になると一方のフイラメント
上の活性物質が完全に剥がれて、一方向のみの放
電による「直流点灯」となり、その極性により等
価基本回路は第15図a,bのようになる。ここ
で、コンデンサC1,C2はC1≫C2の関係を満たし
ているので、コンデンサC2はほとんど動作に影
響しない。 (イ) 第15図aの動作の場合 トランジスタQ2がオンした場合、ループ
の電流が流れ、コンデンサC1は図示の方向に
一挙に直流電源Eの電圧Eまで充電される。次
に、トランジスタQ1がオンすると、コンデン
サC1の放電電流が破線に示すようにコンデン
サC2を通してわずかに流れるが、C1≫C2であ
るため、コンデンサC1の電位はEのままを維
持する。ここに、電圧検出回路部1の両端電圧
e4は、 e4=Ev−ec1 で求まるから、e4の電圧は0レベルとなる。従
つて、比較回路部4の出力端aも0レベルとな
り、出力制御部2のトランジスタQ4はオフす
る。すると、サイリスタSCRを抵抗R4とR9を
介してゲート電流を与えオンさせることによつ
て、駆動トランスT1の巻線n4を短絡するので、
インバータ回路は発振動作を停止することにな
る。 (ロ) 第15図bの動作の場合 第15図bの場合においては、スイツチSW
を閉じた時、コンデンサC1はのループによ
つて電圧検出回路部1のインピーダンスR0を
通して図示の方向に充電される(電圧ec1)。コ
ンデンサC1はC1,R0で決められる時定数で充
電されるが、電圧検出回路部1のインピーダン
スR0は放電灯lと比較すると非常に高いイン
ピーダンス値のものが選ばれているので、すぐ
にインバータ装置が発振を開始し、トランジス
タQ1がオンすると、ループに電流が流れ、
コンデンサC1は図示の方向に放電する。この
時、放電灯lのインピーダンスrは非常な低イ
ンピーダンスであるため、コンデンサC1は一
挙に図示の方向で電圧が零まで放電する。 次に、トランジスタQ2がオンした場合、ル
ープで電流が流れようとするが、放電灯lは
図示の極性で直流点灯を行つているので、この
ループは実際は存在しない。さらに、トラン
ジスタQ2がオフし、トランジスタQ1がオンす
るまでの間にコンデンサC1はループにより
僅かに充電されるが、すぐにトランジスタQ1
がオンするので、ループによる大きな電流に
よりコンデンサC1は図示の方向で電圧がほぼ
零まで放電する。このように、第15図bの場
合コンデンサC1の両端電圧ec1は略零になり、
電圧検出回路部1の両端に生じる電圧e4は直流
電源Eの電圧Eにec1の電圧が加わるので、e4
=Evとなる。 ここで、第14図の検出用分圧抵抗R6の電
圧E2は正常点灯時の約2倍となるので比較回
路部4のツエナーダイオードZD1のツエナー電
圧VZD1を E2>VZD1>E1(E2≒2E1) のものに選んでおけば、ツエナーダイオード
ZD1がオンし、トランジスタQ5もオンすること
になる。トランジスタQ5がオンすれば、抵抗
R17と、トランジスタQ5の直列回路の両端電圧
は抵抗R17の降下電圧と、トランジスタQ5のコ
レクタ・エミツタ電圧の飽和電圧(略0.3V)
との和電圧(=ツエナーダイオードZD1のツエ
ナー電圧VZD1+抵抗R7の降下電圧+トランジ
スタQ5のベース・エミツタ間電圧)となり、
トランジスタQ5のコレクタ・エミツタ間電圧
は略零Vとなる。従つてトランジスタ比較回路
部4の出力端aはLレベルとなるので、出力制
御部2のトランジスタQ4はオフする。すると、
上述したように、サイリスタSCRがオンする
ので、駆動トランスT1の巻線n4が短絡され、
インバータ回路は発振を停止する。 以上の動作により寿命時が検出できる。 ところが上記第8図回路のような構成において
は、寿命末期でない放電灯が低温時正常に点灯し
ない場合や、放電灯の不良で電極(フイラメン
ト)が切れて電極が十分予熱されず、放電灯が正
常に点灯しない場合などに不都合が生じることが
ある。これを以下に簡単に説明する。 放電灯のフイラメントは寿命に至るまでに何等
かの衝撃などにより切れてしまうことがある。こ
のような放電等を上記の装置に使用した場合を第
9図に示す。通常、ここでは電源投入時すぐに予
熱用(フイラメト加熱用)のスイツチSWfを閉じ
ることにより、フイラメントを加熱して電子放射
を十分にし、その後スイツチSWfを開いて放電灯
lの両端に高電圧を印加して点灯させる。しか
し、図にも示すように破線で示す如くフイラメン
トが切れているために、フイラメントは全く加熱
されることなく放電灯lにすぐインバータ装置の
二次電圧が印加されるので放電灯lが正常に点灯
しないことがある。これは特に放電開始電圧の高
い低温時におこりやすい。このときコンデンサ
C2の両端には放電灯lが正常に点灯していない
ので高い共振電圧が発生する。この時スイツチン
グ素子Qa,Qbには大きな共振電流が流れるため、
これが長時間継続するとスイツチング素子Qa,
Qbのスイツチングロスが増加して熱暴走し破壊
に至るおそれがある。 またこのとき放電灯lは正常点灯せず、両端に
高電圧が印加されているので、僅かに微放電を繰
り返すことになり、第10図に示すようにコンデ
ンサC2と並列に抵抗負荷Rgが接続されたことに
なる。このとき電圧検出回路部1の電圧e4は e4≒Ev/2 となる。 以上説明したように第8図の構成では低温時又
はフイラメント切断時など放電灯lが正常に点灯
しない時電圧検出回路部1の検出電圧E4は正常
点灯時とほぼ等しくなるので従来の構成では検出
できない。この時、上述したようにスイツチング
素子Qa,Qbには大きな共振電流が流れるため、
スイツチング素子Qa,Qbが破壊に至るおそれが
ある。 フイラメント切れのとき検出できない理由は次
の通りである。 つまり上述したようにフイラメント切れで正常
点灯せず、微放電を繰り返すことになり、(フイ
ラメント切れで、特に低温時に起こりやすい)、
第10図に示すようにコンデンサC2と並列に抵
抗負荷Rgが接続されることになる。 無負荷時の場合は、上述で説明したように電圧
検出回路部1を通して電源Eにより、コンデンサ
C1が電源電圧Evまで充電され、e4≒0となる。 ところが抵抗負荷Rgが接続されているので、
スイツチング素子Qaがオンした時、コンデンサ
C1に充電された電圧は、Qa→インダクタンスL1
→抵抗負荷Rgを通して放電される。よつてコン
デンサC1は電源電圧Evまで充電されず、第11
図で説明した動作とほぼ同等のものとなり、電圧
検出回路部1の電圧e4は正常点灯時と同じ、 e4≒Ev/2 となつてしまい、区別ができず、検出ができな
い。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは放電灯の各種の異常
状態及び無負荷状態を確実に検出して信頼性の高
いインバータ装置を提供することを目的とするも
のである。
り、その目的とするところは放電灯の各種の異常
状態及び無負荷状態を確実に検出して信頼性の高
いインバータ装置を提供することを目的とするも
のである。
本発明は、直列に接続された2個のスイツチン
グ素子が直流電源に並列に接続され、このスイツ
チング素子のいずれか一方と並列に第1のコンデ
ンサ、インダクタンス及び放電灯を含む負荷回路
の直列回路を第1のコンデンサが直流電源の一方
の電極側になるように接続され、前記放電灯と並
列に第2のコンデンサが接続され、第1のコンデ
ンサの非電源側と前記直流電源の他方の電極側と
の間に電圧検出回路部が接続され、この電圧検出
回路部が所定値以下の電圧を検出した際に前記ス
イツチング素子の動作出力が停止されて成るイン
バータ装置において、上記スイツチング素子のス
イツチングによつて流れるスイツチング電流を検
出する電流検出回路部を介挿し、この電流検出回
路部の検出電流が所定レベル以上の時に、上記電
圧検出回路部の検出電圧が前記所定値以下となる
ように上記スイツチング素子の動作出力を停止す
る出力制御部とを備えたものである。 以下実施例にて説明する。 実施例 1 第1図は実施例1の概略構成図を示すものであ
り、直流電源Eは交流電源を整流した定電圧電源
などによつて構成されている。また負荷回路は放
電灯l、チヨークL1を含むものである。ドライ
ブ回路3は2つのスイツチング素子たるトランジ
スタQa,Qbをスイツチング動作させるものであ
り、負荷回路の電圧を検出する電圧検出回路部1
は負荷回路よりも高いインピーダンスの抵抗素子
などを用いた分圧回路などによつて構成されてい
る。負荷回路に流れるスイツチング電流を検出す
る電流検出回路部5は負荷回路に流れるスイツチ
ング電流を検出するもので、ドライブ回路3中の
トランスの巻線などを利用して構成されてもよ
い。そしてこれらの各検出回路部1,5が異常検
出時に発する出力を出力制御部2に送つて、出力
制御部2によつてドライブ回路3の出力を制御す
るようにしている。 次に本発明の具体的な実施例を示す。第2図は
LC直列共振回路を付加して構成した場合の具体
回路図を示しており、この実施例のインバータ装
置の基本構成は第8図回路と同様な構成を為し、
同一記号のものは同様な動作をするものである。
ここで、2つのコンデンサC1,C2は、C1≫C2の
関係を満たしている。 チヨークコイルL1の非負荷側の端子は駆動ト
ランスの一次巻線n1を介してトランジスタQ1,
Q2の接続点に接続され、更に、駆動トランスT1
の二次巻線n2、n3は、その極性を逆にして、トラ
ンジスタQ1,Q2を交互にオンオフさせる構成と
しており、この駆動トランスT1及びその付属回
路をもつてドライブ回路3を構成している。コン
デンサC1の負荷回路との接続点と、直流電源E
の負極端子との間には、抵抗R10,R11との直流
回路によつて構成される電圧検出回路部1がダイ
オードD8を介して接続されている。ダイオード
D8はインバータ装置の動作時に生じるサージ電
圧等のノイズ成分を吸収し、インバータ装置の動
作を安定させるものである。ここで抵抗R10,
R11は負荷回路に対して高インピーダンス値のも
のが選ばれている。更に抵抗R10と抵抗R11との
接続点は、抵抗R9を介してトランジスタQ5のベ
ースに接続されており、トランジスタQ5のコレ
クタは抵抗R8を通じて直流の電源Vcc(たとえば
直流電源Eを抵抗などで分圧した電圧)に接続さ
れている。さらにトランジスタQ4のベースはダ
イオードD6を介して抵抗R8とトランジスタQ5の
コレクタの接続点に接続されている。トランジス
タQ4,Q5のエミツタは直流電源Eの負極端子側
に接続してある。トランジスタQ4のコレクタは
ダイオードD4を介して駆動トランスT1に巻装し
た巻線n4の一端と接続される。巻線n4の他端は直
流電源Eの負極端子側に接続されている。而して
トランジスタQ4,Q5、ダイオードD4,D6、駆動
トランスT1の巻線n4及びその付属回路で出力制
御部2を構成している。電流検出回路部5は駆動
トランスT1の巻線n4とその一端に接続されたダ
イオードD4と分圧用の抵抗R4,R5とからなつて
いる。抵抗R4と抵抗R5との接続点はダイオード
D5を介してオペアンプ等からなる比較用のコン
パレータIC1の一方の非反転入力端子に接続され
ている。コンパレータIC1のもう一方の反転入力
端子は、基準となる電圧に接続されている。この
場合の基準電圧は直流電源Vccに接続された抵抗
R6とツエナーダイオードZD1により得ている。コ
ンパレータIC1の出力端は出力制御部2のトラン
ジスタQ4のベース端子に抵抗R7を介して接続さ
れている。コンパレータIC1と抵抗R6,R7、ツエ
ナーダイオードZD1により比較回路部4が形成さ
れている。またコンパレータIC1の非反転入力端
子には電圧検出回路部1の両抵抗R10,R11の接
続点がダイオードD7を介して接続されている。
コンデンサC4は平滑及び雑音防止用のコンデン
サを兼ねたものである。 而して正常点灯の場合には、電圧検出回路部1
に生じる電圧e4はE/2となる(特願昭61−5241
号参照)。この電圧は第2図の分圧抵抗R10,R11
により分圧され、その検出電圧E1は比較回路部
4に送られる。ここで比較回路部4では基準電圧
Vzが Vz>E1 と設定されている。またコンパレータIC1は非反
転入力端子の電圧Vinが反転入力端子の基準電圧
Vzより大きくなつたとき(Vin>Vz)に、出力
端がHレベルとなるようになつているので、この
場合はコンパレータIC1の出力端がLレベルとな
り、トランジスタQ4はオフ状態となる。 電流検出回路部5では駆動トランスT1の巻線
n1に流れる電流を巻線n4により検出する。巻線n4
には交流電圧が発生するが、これをダイオード
D4にて整流し、抵抗R4,R5で分圧すると抵抗R5
の両端あるいは直流電圧E2′が発生する。ここで
抵抗R4,R5のインピーダンス値はドライブ回路
3に影響を及ぼさない値とする。抵抗R5の両端
電圧E2′は基準電圧Vzと比較して Vz>E2′ と設定してあるので、コンパレータIC1の出力端
はLレベルとなり、トランジスタQ4はオフ状態
となる。こうすることによつてトランジスタQ2
が動作可能になるために、インバータ回路の発生
振動作が継続して行なわれることになる。 ここで電源スイツチSWの投入時の動作を説明
しておく。電源投入時、コンデンサC1は電源E
により抵抗R10,R11を通して急速に充電される。
これによつて抵抗R11の両端に電圧eが発生し、
トランジスタQ5をオン状態とする。この時発生
す電圧eは、抵抗R10,R11により e<Vz の関係を満足するように設定してあるので、コン
パレータIC1の出力端はLレベルとなつている。
抵抗R11の両端電圧eによりトランジスタQ5がオ
ンしてなる期間t1の間、トランジスタQ4はオフと
なつているので、駆動トランスT1の巻線n4は開
放状態となつている。このt1の期間に起動回路6
のダイアツクQ3が抵抗R3とコンデンサC3の充電
時定数とダイアツクQ3のブレークオーバー電圧
によつて決められる回数だけトリガーされる。こ
れによつてトランジスタQ2がオン状態となり、
駆動トランスT1の一次巻線n1に電流が流れ、こ
れが巻線n2,n3に帰還され、トランジスタQ1,
Q2のスイツチングが開始されて発振が始まる。
以上が電源スイツチSWが投入され、インバータ
装置が発振に至るまでの動作説明である。 次にフイラメント切断により放電灯lが正常に
点灯しない以上点灯時の動作について説明する。
この異常点灯時にはトランジスタQ1,Q2には大
きな振動電流が流れ、駆動トランスT1の巻線n1
にも同様の電流が流れる。この電流を巻線n4の出
力電圧として取り出し、ダイオードD4で整流し
た後抵抗R4,R5で分圧する。 この場合、電流検出回路部5の抵抗R5に生じ
る直流電圧は正常点灯時より揺かに大きいので、
コンパレータIC1の出力端がHレベルとなつて、
トランジスタQ4がオン状態となり、駆動トラン
スT1の巻線n4を短絡し、発振を一旦停止させる
ことができる。更に本発明では発振が一度停止す
ると、その間にコンデンサC1が抵抗R10,R11を
通して電源電圧Eまで充電され、電圧検出回路部
1の電圧e4は略零となり、抵抗R11の両端電圧も
Lレベルを維持する。このためトランジスタQ5
はオフ状態となり、トランジスタQ4はオン状態
を維持し、駆動トランスT1の巻線n4は短絡状態
となつて発振の停止を継続させることができる。
尚電流検出回路部5のみでは発振の停止は保持で
きない。これは一度発振が停止すると、コンパレ
ータIC1の出力が“L”レベルとなり、また発振
が開始されるためである。 更に本実施例においては無負荷時、放電灯寿命
末期時の異常状態もトランジスタQ1,Q2に大電
流が流れるので、この電流を駆動トランスT1の
巻線n4で検出し、上述と同様に発振を停止させる
ことができる。また一度発振が停止すると電圧検
出回路部1により発振の停止を継続することがで
きる。 また電圧検出回路部1においても無負荷状態、
放電灯寿命末期時を検出することができ(特願昭
61−5241号、特願昭61−5243号参照)、同様に発
振の停止を継続させることができる。 実施例 2 第3図に実施例2に示す。ここでは第2図回路
のダイオードD5を短絡し、ダイオードD7を開放
としたことに特徴を備えており、電流検出回路部
5では放電灯lの寿命末期時、フイラメント切断
による異常点灯時の状態、並びに無負荷時を過電
流で検出して発振を停止させる。電圧検出回路部
1では放電灯lの寿命末期時の極性及び負負荷時
を検出し、発振を停止させ、またこの停止状態を
維持させる機能がある。 実施例 3 第4図は実施例3を示すもので、異常時、トラ
ンジスタQ1,Q2に流れる大電流をトランジスタ
Q2のエミツタと直流電源Eの負極端子側に接続
したエミツタ抵抗R12により検出するようにした
ものである。 実施例 4 第5図は実施例4を示している。この実施例4
は蛍光灯のような放電灯lで電源投入時、まず放
電灯lのフイラメントを十分加熱してから電極の
両端に電圧を印加して点灯させるものである。 電圧投入時、起動回路6が動作を始め、トラン
ジスタQ2にパルスを印加する。また前述のよう
にコンデンサC1は電源Eにより電圧検出回路部
1の抵抗R10,R11を通して急速に充電される。
これによつて抵抗R11の両端に電圧が発生し、こ
の電圧によりトランジスタQ7をオンさせ、トラ
ンジスタQ6をオフ状態とし、駆動トランスT1に
設けた巻線n5を開放状態とする。この開放により
インバータ回路の発振動作が開始される。また本
実施例では電源投入時、予熱用のスイツチSWf
(ここではリレーRYを使用しているが半導体ス
イツチなどでもよい)を閉じた状態としているの
で、インバータ装置の発振出力により蛍光灯のよ
うな放電灯lのフイラメントが十分予熱され、任
意の設定時間の後、スイツチSWfを開き、放電灯
lの両端に二次電圧を印加して放電灯lを点灯さ
せる。この設定時間はタイマー用ICやデイスク
リート部品で組んだタイマーなどでもよいが、こ
の実施例ではオペアンプで形成されたコンパレー
タIC2によつて予熱時間を得ている。コンパレー
タIC2の反転入力端子には直流電源Vccを抵抗
R12,R13で分圧したものを基準電圧VRとして入
力される。コンパレータIC2の非反転入力端子に
は抵抗R14とコンデンサC5による充電回路との接
続点の電圧Viが入力される。 電源投入時はコンデンサC5が充電されていな
いので、 Vi<VR となり、コンパレータIC2の出力端はLレベル
(零電位)となり、トランジスタQ5はオフ状態と
なる。ここでスイツチSWfは常閉型のリレーRY
を使用しているので、放電灯lはフイラメントが
予熱される。やがてコンデンサC5が抵抗R14によ
り充電され、Vi>VRになると、コンパレータIC2
の出力端はHレベル(この場合はVcc)となり、
トランジスタQ5がオン状態になる。するとリレ
ーRYの接点であるスイツチSWfが開いて放電灯
lが点灯する。電源投入後、スイツチSWfがオン
している時間はC5,R14の時定数または抵抗R12,
R13により基準電圧VRを変えることにより、任意
に設定することができる。 次に本実施例においても電流検出回路部5すな
わち駆動トランスT1の巻線n4の電圧をダイオー
ドD4により整流し、抵抗R4,R5により分圧して
検出して、放電灯lの正常点灯および異常時を比
較ている。比較回路部4としては、オペアンプか
らなるコンパレータIC1等を使用している。コン
パレータIC1の反転入力端子には基準電圧Vzが入
力されている。この場合はツエナーダイオードに
より基準電圧をつくつているが、電池などでもよ
い。コンパレータIC1の非反転入力端子には電流
検出回路部5の検出電圧Vinが入力される。放電
灯lが正常点灯時及び予熱時は検出電圧Vinが低
く、 Vin<Vz であるため、コンパレータIC1の出力端はLレベ
ルになつている。しかし、放電灯lの寿命末期な
どトランジスタQ1,Q2に大電流が流れる時には、
駆動トランスT1の巻線n1にも大電流が流れ、巻
線n4に発生する電圧が増大する。そこで検出電圧
Vinは Vin<Vz になる。コンパレータIC1の出力端はHレベルに
なり、トランジスタQ4がオンしてコンデンサC5
が放電される。コンパレータIC2の非反転入力端
子は電位が零となるので、コンパレータIC2の出
力はLレベルとなつて、トランジスタQ5はオフ
し、スイツチSWfが閉じ、予熱の状態になる。予
熱の状態はインバータ装置のトランジスタQ1,
Q2に流れる電流が小さくなり、装置にはなんら
影響を及ぼさない。予熱モードでは駆動トランジ
スタT1の巻線n4により検出される検出電圧Vinは
低下し、 Vin<Vz になるのでコンパレータIC1の出力端はLレベル
になり、トランジスタQ4はオフする。トランジ
スタQ4がオフするとコンデンサC5が抵抗R14によ
り充電されるので Vi<VR となり、コンパレータIC1の出力端はHレベルと
なり、トランジスタQ5がオンしてスイツチSWf
が開く。放電灯lが異常状態(寿命末期など)の
時は、上記の動作を繰り返し、インバータ装置が
保護される。予熱モードと点灯モードを繰り返す
わけである。 次にフイラメント断線時における動作について
説明する。フイラメントが断線していると、電源
投入時、スイツチSWfが閉じていてもフイラメン
トは全く予熱されない。この時、放電灯lにはイ
ンバータ装置の二次電圧が印加されるが、フイラ
メントが十分予熱されていないので、放電灯lは
正常に点灯しないことがある。この場合駆動トラ
ンスT1の巻線n1には大電流が流れるので、電流
検出回路部5の巻線n4による検出電圧Vinは Vin<Vz となり、コンパレータIC1の出力端はHレベルに
なり、コンデサC5の充電電荷が放電されてリセ
ツトされ、コンパレータIC2の出力端がLレベル
となり、スイツチSWfが閉じる。しかし、放電灯
lのフイラメントが切れているため予熱モードに
はならず、トランジスタQ1,Q2には過電流が流
れ続けて破壊に至る。そこで、本実施例において
は、コンパレータIC1の出力端のHレベルの信号
により、ダイオードD9、抵抗R15を介してコンデ
ンサC6を充電し、その充電電圧でトランジスタ
Q8をオンさせて強制的に電圧検出回路部1の抵
抗R11の両端電圧を零電位にし、トランジスタQ7
をオフ、トランジスタQ6をオンとすることによ
り、巻線n5を短絡し、インバータ装置の発振を停
止させる。発振が停止すると、コンデンサC1が
電源電圧Evまで抵抗R10,R11により充電される
ので、電圧検出回路部1の電圧eは零となり、ト
ランジスタQ7はオフ、トランジスタQ6はオンと
なり、巻線n5短絡されて発振の停止が継続され
る。発振停止後、第8図における起動回路6は動
作し、トランジスタQ2にパルスが印加されるが、
駆動トランスT1の巻線n5が短絡されているので、
トランジスタQ1,Q2のベースに帰還されずに発
振には至らない。コンデンサC7,C8はインバー
タ装置の雑音防止用であり、両者の接続点が器具
を介して電源Eのアースに接続されている。コン
デンサC8はなくても同等の効果が得られる。尚
ツエナーダイオードZD2は定電圧の電源を得るた
めのツエナーダイオードであり、コンデンサC4
は平滑コンデンサである。また抵抗R16は降圧用
抵抗である。
グ素子が直流電源に並列に接続され、このスイツ
チング素子のいずれか一方と並列に第1のコンデ
ンサ、インダクタンス及び放電灯を含む負荷回路
の直列回路を第1のコンデンサが直流電源の一方
の電極側になるように接続され、前記放電灯と並
列に第2のコンデンサが接続され、第1のコンデ
ンサの非電源側と前記直流電源の他方の電極側と
の間に電圧検出回路部が接続され、この電圧検出
回路部が所定値以下の電圧を検出した際に前記ス
イツチング素子の動作出力が停止されて成るイン
バータ装置において、上記スイツチング素子のス
イツチングによつて流れるスイツチング電流を検
出する電流検出回路部を介挿し、この電流検出回
路部の検出電流が所定レベル以上の時に、上記電
圧検出回路部の検出電圧が前記所定値以下となる
ように上記スイツチング素子の動作出力を停止す
る出力制御部とを備えたものである。 以下実施例にて説明する。 実施例 1 第1図は実施例1の概略構成図を示すものであ
り、直流電源Eは交流電源を整流した定電圧電源
などによつて構成されている。また負荷回路は放
電灯l、チヨークL1を含むものである。ドライ
ブ回路3は2つのスイツチング素子たるトランジ
スタQa,Qbをスイツチング動作させるものであ
り、負荷回路の電圧を検出する電圧検出回路部1
は負荷回路よりも高いインピーダンスの抵抗素子
などを用いた分圧回路などによつて構成されてい
る。負荷回路に流れるスイツチング電流を検出す
る電流検出回路部5は負荷回路に流れるスイツチ
ング電流を検出するもので、ドライブ回路3中の
トランスの巻線などを利用して構成されてもよ
い。そしてこれらの各検出回路部1,5が異常検
出時に発する出力を出力制御部2に送つて、出力
制御部2によつてドライブ回路3の出力を制御す
るようにしている。 次に本発明の具体的な実施例を示す。第2図は
LC直列共振回路を付加して構成した場合の具体
回路図を示しており、この実施例のインバータ装
置の基本構成は第8図回路と同様な構成を為し、
同一記号のものは同様な動作をするものである。
ここで、2つのコンデンサC1,C2は、C1≫C2の
関係を満たしている。 チヨークコイルL1の非負荷側の端子は駆動ト
ランスの一次巻線n1を介してトランジスタQ1,
Q2の接続点に接続され、更に、駆動トランスT1
の二次巻線n2、n3は、その極性を逆にして、トラ
ンジスタQ1,Q2を交互にオンオフさせる構成と
しており、この駆動トランスT1及びその付属回
路をもつてドライブ回路3を構成している。コン
デンサC1の負荷回路との接続点と、直流電源E
の負極端子との間には、抵抗R10,R11との直流
回路によつて構成される電圧検出回路部1がダイ
オードD8を介して接続されている。ダイオード
D8はインバータ装置の動作時に生じるサージ電
圧等のノイズ成分を吸収し、インバータ装置の動
作を安定させるものである。ここで抵抗R10,
R11は負荷回路に対して高インピーダンス値のも
のが選ばれている。更に抵抗R10と抵抗R11との
接続点は、抵抗R9を介してトランジスタQ5のベ
ースに接続されており、トランジスタQ5のコレ
クタは抵抗R8を通じて直流の電源Vcc(たとえば
直流電源Eを抵抗などで分圧した電圧)に接続さ
れている。さらにトランジスタQ4のベースはダ
イオードD6を介して抵抗R8とトランジスタQ5の
コレクタの接続点に接続されている。トランジス
タQ4,Q5のエミツタは直流電源Eの負極端子側
に接続してある。トランジスタQ4のコレクタは
ダイオードD4を介して駆動トランスT1に巻装し
た巻線n4の一端と接続される。巻線n4の他端は直
流電源Eの負極端子側に接続されている。而して
トランジスタQ4,Q5、ダイオードD4,D6、駆動
トランスT1の巻線n4及びその付属回路で出力制
御部2を構成している。電流検出回路部5は駆動
トランスT1の巻線n4とその一端に接続されたダ
イオードD4と分圧用の抵抗R4,R5とからなつて
いる。抵抗R4と抵抗R5との接続点はダイオード
D5を介してオペアンプ等からなる比較用のコン
パレータIC1の一方の非反転入力端子に接続され
ている。コンパレータIC1のもう一方の反転入力
端子は、基準となる電圧に接続されている。この
場合の基準電圧は直流電源Vccに接続された抵抗
R6とツエナーダイオードZD1により得ている。コ
ンパレータIC1の出力端は出力制御部2のトラン
ジスタQ4のベース端子に抵抗R7を介して接続さ
れている。コンパレータIC1と抵抗R6,R7、ツエ
ナーダイオードZD1により比較回路部4が形成さ
れている。またコンパレータIC1の非反転入力端
子には電圧検出回路部1の両抵抗R10,R11の接
続点がダイオードD7を介して接続されている。
コンデンサC4は平滑及び雑音防止用のコンデン
サを兼ねたものである。 而して正常点灯の場合には、電圧検出回路部1
に生じる電圧e4はE/2となる(特願昭61−5241
号参照)。この電圧は第2図の分圧抵抗R10,R11
により分圧され、その検出電圧E1は比較回路部
4に送られる。ここで比較回路部4では基準電圧
Vzが Vz>E1 と設定されている。またコンパレータIC1は非反
転入力端子の電圧Vinが反転入力端子の基準電圧
Vzより大きくなつたとき(Vin>Vz)に、出力
端がHレベルとなるようになつているので、この
場合はコンパレータIC1の出力端がLレベルとな
り、トランジスタQ4はオフ状態となる。 電流検出回路部5では駆動トランスT1の巻線
n1に流れる電流を巻線n4により検出する。巻線n4
には交流電圧が発生するが、これをダイオード
D4にて整流し、抵抗R4,R5で分圧すると抵抗R5
の両端あるいは直流電圧E2′が発生する。ここで
抵抗R4,R5のインピーダンス値はドライブ回路
3に影響を及ぼさない値とする。抵抗R5の両端
電圧E2′は基準電圧Vzと比較して Vz>E2′ と設定してあるので、コンパレータIC1の出力端
はLレベルとなり、トランジスタQ4はオフ状態
となる。こうすることによつてトランジスタQ2
が動作可能になるために、インバータ回路の発生
振動作が継続して行なわれることになる。 ここで電源スイツチSWの投入時の動作を説明
しておく。電源投入時、コンデンサC1は電源E
により抵抗R10,R11を通して急速に充電される。
これによつて抵抗R11の両端に電圧eが発生し、
トランジスタQ5をオン状態とする。この時発生
す電圧eは、抵抗R10,R11により e<Vz の関係を満足するように設定してあるので、コン
パレータIC1の出力端はLレベルとなつている。
抵抗R11の両端電圧eによりトランジスタQ5がオ
ンしてなる期間t1の間、トランジスタQ4はオフと
なつているので、駆動トランスT1の巻線n4は開
放状態となつている。このt1の期間に起動回路6
のダイアツクQ3が抵抗R3とコンデンサC3の充電
時定数とダイアツクQ3のブレークオーバー電圧
によつて決められる回数だけトリガーされる。こ
れによつてトランジスタQ2がオン状態となり、
駆動トランスT1の一次巻線n1に電流が流れ、こ
れが巻線n2,n3に帰還され、トランジスタQ1,
Q2のスイツチングが開始されて発振が始まる。
以上が電源スイツチSWが投入され、インバータ
装置が発振に至るまでの動作説明である。 次にフイラメント切断により放電灯lが正常に
点灯しない以上点灯時の動作について説明する。
この異常点灯時にはトランジスタQ1,Q2には大
きな振動電流が流れ、駆動トランスT1の巻線n1
にも同様の電流が流れる。この電流を巻線n4の出
力電圧として取り出し、ダイオードD4で整流し
た後抵抗R4,R5で分圧する。 この場合、電流検出回路部5の抵抗R5に生じ
る直流電圧は正常点灯時より揺かに大きいので、
コンパレータIC1の出力端がHレベルとなつて、
トランジスタQ4がオン状態となり、駆動トラン
スT1の巻線n4を短絡し、発振を一旦停止させる
ことができる。更に本発明では発振が一度停止す
ると、その間にコンデンサC1が抵抗R10,R11を
通して電源電圧Eまで充電され、電圧検出回路部
1の電圧e4は略零となり、抵抗R11の両端電圧も
Lレベルを維持する。このためトランジスタQ5
はオフ状態となり、トランジスタQ4はオン状態
を維持し、駆動トランスT1の巻線n4は短絡状態
となつて発振の停止を継続させることができる。
尚電流検出回路部5のみでは発振の停止は保持で
きない。これは一度発振が停止すると、コンパレ
ータIC1の出力が“L”レベルとなり、また発振
が開始されるためである。 更に本実施例においては無負荷時、放電灯寿命
末期時の異常状態もトランジスタQ1,Q2に大電
流が流れるので、この電流を駆動トランスT1の
巻線n4で検出し、上述と同様に発振を停止させる
ことができる。また一度発振が停止すると電圧検
出回路部1により発振の停止を継続することがで
きる。 また電圧検出回路部1においても無負荷状態、
放電灯寿命末期時を検出することができ(特願昭
61−5241号、特願昭61−5243号参照)、同様に発
振の停止を継続させることができる。 実施例 2 第3図に実施例2に示す。ここでは第2図回路
のダイオードD5を短絡し、ダイオードD7を開放
としたことに特徴を備えており、電流検出回路部
5では放電灯lの寿命末期時、フイラメント切断
による異常点灯時の状態、並びに無負荷時を過電
流で検出して発振を停止させる。電圧検出回路部
1では放電灯lの寿命末期時の極性及び負負荷時
を検出し、発振を停止させ、またこの停止状態を
維持させる機能がある。 実施例 3 第4図は実施例3を示すもので、異常時、トラ
ンジスタQ1,Q2に流れる大電流をトランジスタ
Q2のエミツタと直流電源Eの負極端子側に接続
したエミツタ抵抗R12により検出するようにした
ものである。 実施例 4 第5図は実施例4を示している。この実施例4
は蛍光灯のような放電灯lで電源投入時、まず放
電灯lのフイラメントを十分加熱してから電極の
両端に電圧を印加して点灯させるものである。 電圧投入時、起動回路6が動作を始め、トラン
ジスタQ2にパルスを印加する。また前述のよう
にコンデンサC1は電源Eにより電圧検出回路部
1の抵抗R10,R11を通して急速に充電される。
これによつて抵抗R11の両端に電圧が発生し、こ
の電圧によりトランジスタQ7をオンさせ、トラ
ンジスタQ6をオフ状態とし、駆動トランスT1に
設けた巻線n5を開放状態とする。この開放により
インバータ回路の発振動作が開始される。また本
実施例では電源投入時、予熱用のスイツチSWf
(ここではリレーRYを使用しているが半導体ス
イツチなどでもよい)を閉じた状態としているの
で、インバータ装置の発振出力により蛍光灯のよ
うな放電灯lのフイラメントが十分予熱され、任
意の設定時間の後、スイツチSWfを開き、放電灯
lの両端に二次電圧を印加して放電灯lを点灯さ
せる。この設定時間はタイマー用ICやデイスク
リート部品で組んだタイマーなどでもよいが、こ
の実施例ではオペアンプで形成されたコンパレー
タIC2によつて予熱時間を得ている。コンパレー
タIC2の反転入力端子には直流電源Vccを抵抗
R12,R13で分圧したものを基準電圧VRとして入
力される。コンパレータIC2の非反転入力端子に
は抵抗R14とコンデンサC5による充電回路との接
続点の電圧Viが入力される。 電源投入時はコンデンサC5が充電されていな
いので、 Vi<VR となり、コンパレータIC2の出力端はLレベル
(零電位)となり、トランジスタQ5はオフ状態と
なる。ここでスイツチSWfは常閉型のリレーRY
を使用しているので、放電灯lはフイラメントが
予熱される。やがてコンデンサC5が抵抗R14によ
り充電され、Vi>VRになると、コンパレータIC2
の出力端はHレベル(この場合はVcc)となり、
トランジスタQ5がオン状態になる。するとリレ
ーRYの接点であるスイツチSWfが開いて放電灯
lが点灯する。電源投入後、スイツチSWfがオン
している時間はC5,R14の時定数または抵抗R12,
R13により基準電圧VRを変えることにより、任意
に設定することができる。 次に本実施例においても電流検出回路部5すな
わち駆動トランスT1の巻線n4の電圧をダイオー
ドD4により整流し、抵抗R4,R5により分圧して
検出して、放電灯lの正常点灯および異常時を比
較ている。比較回路部4としては、オペアンプか
らなるコンパレータIC1等を使用している。コン
パレータIC1の反転入力端子には基準電圧Vzが入
力されている。この場合はツエナーダイオードに
より基準電圧をつくつているが、電池などでもよ
い。コンパレータIC1の非反転入力端子には電流
検出回路部5の検出電圧Vinが入力される。放電
灯lが正常点灯時及び予熱時は検出電圧Vinが低
く、 Vin<Vz であるため、コンパレータIC1の出力端はLレベ
ルになつている。しかし、放電灯lの寿命末期な
どトランジスタQ1,Q2に大電流が流れる時には、
駆動トランスT1の巻線n1にも大電流が流れ、巻
線n4に発生する電圧が増大する。そこで検出電圧
Vinは Vin<Vz になる。コンパレータIC1の出力端はHレベルに
なり、トランジスタQ4がオンしてコンデンサC5
が放電される。コンパレータIC2の非反転入力端
子は電位が零となるので、コンパレータIC2の出
力はLレベルとなつて、トランジスタQ5はオフ
し、スイツチSWfが閉じ、予熱の状態になる。予
熱の状態はインバータ装置のトランジスタQ1,
Q2に流れる電流が小さくなり、装置にはなんら
影響を及ぼさない。予熱モードでは駆動トランジ
スタT1の巻線n4により検出される検出電圧Vinは
低下し、 Vin<Vz になるのでコンパレータIC1の出力端はLレベル
になり、トランジスタQ4はオフする。トランジ
スタQ4がオフするとコンデンサC5が抵抗R14によ
り充電されるので Vi<VR となり、コンパレータIC1の出力端はHレベルと
なり、トランジスタQ5がオンしてスイツチSWf
が開く。放電灯lが異常状態(寿命末期など)の
時は、上記の動作を繰り返し、インバータ装置が
保護される。予熱モードと点灯モードを繰り返す
わけである。 次にフイラメント断線時における動作について
説明する。フイラメントが断線していると、電源
投入時、スイツチSWfが閉じていてもフイラメン
トは全く予熱されない。この時、放電灯lにはイ
ンバータ装置の二次電圧が印加されるが、フイラ
メントが十分予熱されていないので、放電灯lは
正常に点灯しないことがある。この場合駆動トラ
ンスT1の巻線n1には大電流が流れるので、電流
検出回路部5の巻線n4による検出電圧Vinは Vin<Vz となり、コンパレータIC1の出力端はHレベルに
なり、コンデサC5の充電電荷が放電されてリセ
ツトされ、コンパレータIC2の出力端がLレベル
となり、スイツチSWfが閉じる。しかし、放電灯
lのフイラメントが切れているため予熱モードに
はならず、トランジスタQ1,Q2には過電流が流
れ続けて破壊に至る。そこで、本実施例において
は、コンパレータIC1の出力端のHレベルの信号
により、ダイオードD9、抵抗R15を介してコンデ
ンサC6を充電し、その充電電圧でトランジスタ
Q8をオンさせて強制的に電圧検出回路部1の抵
抗R11の両端電圧を零電位にし、トランジスタQ7
をオフ、トランジスタQ6をオンとすることによ
り、巻線n5を短絡し、インバータ装置の発振を停
止させる。発振が停止すると、コンデンサC1が
電源電圧Evまで抵抗R10,R11により充電される
ので、電圧検出回路部1の電圧eは零となり、ト
ランジスタQ7はオフ、トランジスタQ6はオンと
なり、巻線n5短絡されて発振の停止が継続され
る。発振停止後、第8図における起動回路6は動
作し、トランジスタQ2にパルスが印加されるが、
駆動トランスT1の巻線n5が短絡されているので、
トランジスタQ1,Q2のベースに帰還されずに発
振には至らない。コンデンサC7,C8はインバー
タ装置の雑音防止用であり、両者の接続点が器具
を介して電源Eのアースに接続されている。コン
デンサC8はなくても同等の効果が得られる。尚
ツエナーダイオードZD2は定電圧の電源を得るた
めのツエナーダイオードであり、コンデンサC4
は平滑コンデンサである。また抵抗R16は降圧用
抵抗である。
本発明は以上のように構成したインバータ装置
において、負荷回路電圧を検出する電圧検出回路
部と、上記スイツチング素子のスイツチングによ
つて流れるスイツチング電流を検出する電流検出
回路部と、一定以上の電流検出に対応する該電流
検出回路部の出力もしくは負荷回路の電圧が略零
になつた時に対応する電圧検出回路部の検出出力
が入力すると上記スイツチング素子のスイツチン
グ動作を停止させる出力制御部とを備えたもの
で、放電灯のフイラメント切れ等による異常点灯
状態や、無負荷状態を確実に検出することができ
るものであつて、一度発振が停止すれば、電圧検
出回路部のラツチ機能により発振の停止を保持で
きるためスイツチング素子のスイツチングロスに
よる破壊を未然に防止でき、高い信頼性が得られ
るという効果を奏する。
において、負荷回路電圧を検出する電圧検出回路
部と、上記スイツチング素子のスイツチングによ
つて流れるスイツチング電流を検出する電流検出
回路部と、一定以上の電流検出に対応する該電流
検出回路部の出力もしくは負荷回路の電圧が略零
になつた時に対応する電圧検出回路部の検出出力
が入力すると上記スイツチング素子のスイツチン
グ動作を停止させる出力制御部とを備えたもの
で、放電灯のフイラメント切れ等による異常点灯
状態や、無負荷状態を確実に検出することができ
るものであつて、一度発振が停止すれば、電圧検
出回路部のラツチ機能により発振の停止を保持で
きるためスイツチング素子のスイツチングロスに
よる破壊を未然に防止でき、高い信頼性が得られ
るという効果を奏する。
第1図は本発明の実施例1の概略回路構成図、
第2図は同上の具体回路図、第3図は本発明の実
施例2の具体回路図、第4図は本発明の実施例3
の具体回路図、第5図は本発明の実施例4の具体
回路図、第6図は従来例の具体回路図、第7図、
第8図は改良された従来例の概略回路構成図、第
9図は同上の動作説明用の等価回路図、第10図
はグロー放電時の動作説明用の第7図図示の従来
例回路の等価回路図、第11図は第7図回路の動
作説明用波形図、第12図は第7図回路の無負荷
時の等価基本回路図、第13図は第12図の動作
説明図、第14図は第8図回路の動作説明用の具
体回路図、第15図は同上の動作説明図、第16
図は第6図回路の動作説明図、第17図は第6図
回路の動作説明用波形図であり、lは放電灯、1
は電圧検出回路部、5は電流検出回路部、Q1,
Q2はトランジスタ、Qa,Qbはスイツチング素
子、C1、C2はコンデンサ、L1はチヨークである。
第2図は同上の具体回路図、第3図は本発明の実
施例2の具体回路図、第4図は本発明の実施例3
の具体回路図、第5図は本発明の実施例4の具体
回路図、第6図は従来例の具体回路図、第7図、
第8図は改良された従来例の概略回路構成図、第
9図は同上の動作説明用の等価回路図、第10図
はグロー放電時の動作説明用の第7図図示の従来
例回路の等価回路図、第11図は第7図回路の動
作説明用波形図、第12図は第7図回路の無負荷
時の等価基本回路図、第13図は第12図の動作
説明図、第14図は第8図回路の動作説明用の具
体回路図、第15図は同上の動作説明図、第16
図は第6図回路の動作説明図、第17図は第6図
回路の動作説明用波形図であり、lは放電灯、1
は電圧検出回路部、5は電流検出回路部、Q1,
Q2はトランジスタ、Qa,Qbはスイツチング素
子、C1、C2はコンデンサ、L1はチヨークである。
Claims (1)
- 1 直列に接続された2個のスイツチング素子が
直流電源に並列に接続され、このスイツチング素
子のいずれか一方と並列に第1のコンデンサ、イ
ンダクタンス及ひ放電灯を含む負荷回路の直列回
路を第1のコンデンサが直流電源の一方の電極側
になるように接続され、前記放電灯と並列に第2
のコンデンサが接続され、第1のコンデンサの非
電源側と前記直流電源の他方の電極側との間に電
圧検出回路部が接続され、この電圧検出回路部が
所定値以下の電圧を検出した際に前記スイツチン
グ素子の動作出力が停止されて成るインバータ装
置において、上記スイツチング素子のスイツチン
グによつて流れるスイツチング電流を検出する電
流検出回路部を介挿し、この電流検出回路部の検
出電流が所定レベル以上の時に、上記電圧検出回
路部の検出電圧が前記所定値以下となるように上
記スイツチング素子の動作出力を停止する出力制
御部とを備えたことを特徴とするインバータ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262286A JPS62200689A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4262286A JPS62200689A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | インバ−タ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62200689A JPS62200689A (ja) | 1987-09-04 |
| JPH0445960B2 true JPH0445960B2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=12641119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4262286A Granted JPS62200689A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | インバ−タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62200689A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2810054B2 (ja) * | 1988-07-14 | 1998-10-15 | 松下電工株式会社 | 放電灯点灯装置 |
| JP3521602B2 (ja) * | 1996-03-06 | 2004-04-19 | 株式会社デンソー | 放電灯点灯装置 |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP4262286A patent/JPS62200689A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62200689A (ja) | 1987-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |