JPH0446092Y2 - - Google Patents
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- JPH0446092Y2 JPH0446092Y2 JP18309586U JP18309586U JPH0446092Y2 JP H0446092 Y2 JPH0446092 Y2 JP H0446092Y2 JP 18309586 U JP18309586 U JP 18309586U JP 18309586 U JP18309586 U JP 18309586U JP H0446092 Y2 JPH0446092 Y2 JP H0446092Y2
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、スライダが循環可能に配された転動
体を介してレールに支持され、軸方向に移動自在
とされたミニアチユア形リニアガイド装置、特に
極めてコンパクト且つ軽量がミニアチユア形リニ
アガイド装置に関する。
体を介してレールに支持され、軸方向に移動自在
とされたミニアチユア形リニアガイド装置、特に
極めてコンパクト且つ軽量がミニアチユア形リニ
アガイド装置に関する。
従来のミニアチユア形リニアガイド装置として
は、特開昭61−136018号公報に記載されているも
のがある。
は、特開昭61−136018号公報に記載されているも
のがある。
この従来例は、断面略U字上のベツドとテーブ
ルを各底面を向かい合わせてテーブルをベツド内
に重ね合わせ、重複する側壁面の長手方向に軌道
溝を形成し、この軌道溝にボールを組付けてなる
軸受において、テーブル内に形成された一対のボ
ール無負荷循環路が左右方向に単一部材で形成さ
れており、且つ上下方向で上蓋及び下蓋の2部材
により形成され、このボール無負荷循環路がテー
ブルにリベツトによつて一体に固着され、さらに
テーブルのベツド側壁面に対向する側面にボール
を案内するリテーナ又は突出部を設けた構成を有
する。
ルを各底面を向かい合わせてテーブルをベツド内
に重ね合わせ、重複する側壁面の長手方向に軌道
溝を形成し、この軌道溝にボールを組付けてなる
軸受において、テーブル内に形成された一対のボ
ール無負荷循環路が左右方向に単一部材で形成さ
れており、且つ上下方向で上蓋及び下蓋の2部材
により形成され、このボール無負荷循環路がテー
ブルにリベツトによつて一体に固着され、さらに
テーブルのベツド側壁面に対向する側面にボール
を案内するリテーナ又は突出部を設けた構成を有
する。
しかしながら、上記従来のミニアチユアリニア
ガイド装置にあつては、軌道溝に沿つて転動する
ボールをリテーナ又は突出部で案内するように構
成されておりボールの循環路が2つの部品により
構成されるので各部品のつなぎ部に段差が生じ、
またベツドの側壁側面とこれに対向するテーブル
の側面との間隔を狭めることができないものであ
つたので、ボール転動溝が浅くなり上下方向の負
荷容量が小さいから全体の構成が大型化するしテ
ーブルの重量が増加するから摺動抵抗が大きくな
り応答性も良くない問題点があると共に、テーブ
ル内に形成された一対のボール無負荷循環路が左
右方向に単一部材で上下方向で上蓋及び下蓋の2
部材に構成され、これら及び保持器をリベツトで
テーブルに一体に固着するようにしているので、
組付けが面倒である。また上蓋及び下蓋を金型で
成形する場合金型の誤差により両者にずれを生じ
やすく、両者にずれが生じるとボール無負荷循環
路でのボールの転動が阻害されて不良品となり、
製品歩留まりが低下する等の問題点があつた。
ガイド装置にあつては、軌道溝に沿つて転動する
ボールをリテーナ又は突出部で案内するように構
成されておりボールの循環路が2つの部品により
構成されるので各部品のつなぎ部に段差が生じ、
またベツドの側壁側面とこれに対向するテーブル
の側面との間隔を狭めることができないものであ
つたので、ボール転動溝が浅くなり上下方向の負
荷容量が小さいから全体の構成が大型化するしテ
ーブルの重量が増加するから摺動抵抗が大きくな
り応答性も良くない問題点があると共に、テーブ
ル内に形成された一対のボール無負荷循環路が左
右方向に単一部材で上下方向で上蓋及び下蓋の2
部材に構成され、これら及び保持器をリベツトで
テーブルに一体に固着するようにしているので、
組付けが面倒である。また上蓋及び下蓋を金型で
成形する場合金型の誤差により両者にずれを生じ
やすく、両者にずれが生じるとボール無負荷循環
路でのボールの転動が阻害されて不良品となり、
製品歩留まりが低下する等の問題点があつた。
そこで、本考案は、上記従来例の問題点に着目
してなされたものであり、組付けが容易であり、
極めて軽量にして且つ位置決め精度がよく、しか
も製品歩留まりを向上し得るミニアチユア形リニ
アガイド装置を提供することを目的としている。
してなされたものであり、組付けが容易であり、
極めて軽量にして且つ位置決め精度がよく、しか
も製品歩留まりを向上し得るミニアチユア形リニ
アガイド装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は、軸方向
に延長されたコ字形をなし且つ側壁内面に対向す
るボール転動溝を形成した案内レールと、該案内
レールのボール転動溝に対向する外周面にボール
転動溝を形成し且つコ字形に形成されたレース部
材と、該レース部材の凹部に嵌合し、内部に当該
レース部材の双方のボール転動溝に連通するボー
ル通路を形成した第1及び第2のボール案内部材
と、前記レース部材及び前記レールのボール転動
溝と前記第1及び第2のボール案内部材のボール
通路とに転動循環自在に挿入される多数のボール
とを具え、前記レース部材及び前記第1及び第2
のボール案内部材の何れか一方に位置決め孔を設
け、他方に位置決め孔に嵌合する位置決め突起を
設け、前記第1及び第2のボール案内部材は、上
下対称の半体を接着して一体に形成され、前記レ
ース部材の軸方向端部に対応する端部に前記レー
ルのボール転動溝内に近接的に嵌り込み且つ内部
のボール通路と前記レール及びレース部材のボー
ル転動溝とを連通させる湾曲ボール通路を形成し
た突出部を有し、前記第1及び第2のボール案内
部材の対向端面の何れか一方に係合凹部が、他方
に係合凹部に係合する係合凸部が形成され、前記
レース部材と第1及び第2のボール案内部材と
を、それぞれ位置決め突起を位置決め孔に嵌合さ
せ且つ第1及び第2のボール案内部材の係合凹部
と係合凸部とを係合させて一体に固定されてスラ
イダが形成されていることを特徴としている。
に延長されたコ字形をなし且つ側壁内面に対向す
るボール転動溝を形成した案内レールと、該案内
レールのボール転動溝に対向する外周面にボール
転動溝を形成し且つコ字形に形成されたレース部
材と、該レース部材の凹部に嵌合し、内部に当該
レース部材の双方のボール転動溝に連通するボー
ル通路を形成した第1及び第2のボール案内部材
と、前記レース部材及び前記レールのボール転動
溝と前記第1及び第2のボール案内部材のボール
通路とに転動循環自在に挿入される多数のボール
とを具え、前記レース部材及び前記第1及び第2
のボール案内部材の何れか一方に位置決め孔を設
け、他方に位置決め孔に嵌合する位置決め突起を
設け、前記第1及び第2のボール案内部材は、上
下対称の半体を接着して一体に形成され、前記レ
ース部材の軸方向端部に対応する端部に前記レー
ルのボール転動溝内に近接的に嵌り込み且つ内部
のボール通路と前記レール及びレース部材のボー
ル転動溝とを連通させる湾曲ボール通路を形成し
た突出部を有し、前記第1及び第2のボール案内
部材の対向端面の何れか一方に係合凹部が、他方
に係合凹部に係合する係合凸部が形成され、前記
レース部材と第1及び第2のボール案内部材と
を、それぞれ位置決め突起を位置決め孔に嵌合さ
せ且つ第1及び第2のボール案内部材の係合凹部
と係合凸部とを係合させて一体に固定されてスラ
イダが形成されていることを特徴としている。
本考案においては、第1及び第2のボール案内
部材を上下対称の半体を接着して一体に形成し、
これら第1及び第2のボール案内部材を位置決め
凹部及び位置決め凸部を嵌合させた状態で位置決
め突起をレース部材の位置決め孔に嵌合させて固
着し、レース部材と第1及び第2のボール案内部
材とを一体化させてスライダを形成することによ
り、組付けが極めて容易であると共に、位置決め
精度を向上させることができ、しかも第1及び第
2のボール案内部材に案内レールのボール転動溝
に近接的に嵌り込む突出部を設けてボールをスラ
イダ内に導くようにしたので、案内レールとスラ
イダの対向する面を近接させることができ、レー
ルとスライダに形成するボール転動溝の深さを深
くできるので極めて小さなボールを用いても十分
な負荷容量を得ることができる。また、ボール戻
り通路を形成するボール案内部材が第1及び第2
のボール案内部材に分割されているので、その半
体を接着する際に接着剤がボール通路及び湾曲ボ
ール通路にはみ出してボール通路が狭められた場
合でも、これを削りとることが可能であり、製品
の不良率を大幅に削減することができる。
部材を上下対称の半体を接着して一体に形成し、
これら第1及び第2のボール案内部材を位置決め
凹部及び位置決め凸部を嵌合させた状態で位置決
め突起をレース部材の位置決め孔に嵌合させて固
着し、レース部材と第1及び第2のボール案内部
材とを一体化させてスライダを形成することによ
り、組付けが極めて容易であると共に、位置決め
精度を向上させることができ、しかも第1及び第
2のボール案内部材に案内レールのボール転動溝
に近接的に嵌り込む突出部を設けてボールをスラ
イダ内に導くようにしたので、案内レールとスラ
イダの対向する面を近接させることができ、レー
ルとスライダに形成するボール転動溝の深さを深
くできるので極めて小さなボールを用いても十分
な負荷容量を得ることができる。また、ボール戻
り通路を形成するボール案内部材が第1及び第2
のボール案内部材に分割されているので、その半
体を接着する際に接着剤がボール通路及び湾曲ボ
ール通路にはみ出してボール通路が狭められた場
合でも、これを削りとることが可能であり、製品
の不良率を大幅に削減することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1はスライダ5を案内する鋼
製の案内レールであつて、底板部1aとその両側
縁から上方に延長する案内面となる側壁1b,1
cとから横断面コ字形に形成され、その側壁1
b,1cの内側面にそれぞれボール転動溝2a,
2bが軸方向に延長して形成されている。このボ
ール転動溝2a,2bは互いに平行とされ、ボー
ル転動溝2a,2bの横断面は中心の異なる2つ
の円弧をV字状に形成した所謂ゴシツクアーチ状
の溝とされている。また、底板部1aには、ミニ
アチユア形リニアガイド装置の使用に当たつて案
内レール1を他の部材に取付けるための取付ねじ
用の穴3が設けられている。
製の案内レールであつて、底板部1aとその両側
縁から上方に延長する案内面となる側壁1b,1
cとから横断面コ字形に形成され、その側壁1
b,1cの内側面にそれぞれボール転動溝2a,
2bが軸方向に延長して形成されている。このボ
ール転動溝2a,2bは互いに平行とされ、ボー
ル転動溝2a,2bの横断面は中心の異なる2つ
の円弧をV字状に形成した所謂ゴシツクアーチ状
の溝とされている。また、底板部1aには、ミニ
アチユア形リニアガイド装置の使用に当たつて案
内レール1を他の部材に取付けるための取付ねじ
用の穴3が設けられている。
スライダ5は、薄肉鋼製のレース部材10と合
成樹脂製の第1及び第2のボール案内部材20
A,20Bとから構成されている。
成樹脂製の第1及び第2のボール案内部材20
A,20Bとから構成されている。
レース部材10は、案内レール1の両側壁1
b,1cの内幅よりも幅の狭い外幅を有し、上板
部10aとその両側縁から下方に延長する側壁1
0b,10cとから横断面コ字状に形成されて案
内レール1の両側壁1b、1c間に配され、その
両側壁10b,10cの外側面には案内レール1
のボール転動溝2a,2bに対向するボール転動
溝11a,11bが軸方向に延長して形成されて
いる。このボール転動溝11a,11bの横断面
は案内レール1と同様なゴシツクアーチ状の溝と
されている。上板部10aには、上端をテーパ状
に面取りした位置決め孔12a,12bと他の部
材を取付けるための取付用雌ねじ13とが形成さ
れている。
b,1cの内幅よりも幅の狭い外幅を有し、上板
部10aとその両側縁から下方に延長する側壁1
0b,10cとから横断面コ字状に形成されて案
内レール1の両側壁1b、1c間に配され、その
両側壁10b,10cの外側面には案内レール1
のボール転動溝2a,2bに対向するボール転動
溝11a,11bが軸方向に延長して形成されて
いる。このボール転動溝11a,11bの横断面
は案内レール1と同様なゴシツクアーチ状の溝と
されている。上板部10aには、上端をテーパ状
に面取りした位置決め孔12a,12bと他の部
材を取付けるための取付用雌ねじ13とが形成さ
れている。
第1のボール案内部材20A及び第2のボール
案内部材20Bは、第2図に示す如く互いに同一
の金型で成形される上半体21a及び下半体21
bとが接着されて形成されており、第3図に示す
如くレース部材10の内部に嵌合する胴部22
と、胴部22の端部に設けられ、レース部材の端
面に当接するように張り出した鍔部23とで構成
されている。胴部22の上面には、レース部材1
0の上板部に設けられた位置決め孔12a又は1
2bに嵌合する突起24が設けられている。ま
た、胴部22の内部には、互いに平行な2つの横
断面円形状のボール戻り通路25a,25bが長
手方向に形成され、これらボール戻り通路25
a,25bの一端は鍔部23の内部に設けられた
半ドーナツツ状の空間である湾曲ボール通路26
a,26bにそれぞれ連通され、他端は鍔部23
とは反対側の胴部の端面に開口している。すなわ
ち、湾曲ボール通路26a,26bの内側円弧面
及び外側円弧面はボール戻り通路25a,25b
に連続的に接続され、ボール戻り通路25a,2
5bと湾曲ボール通路26a,26bとによつて
ボール循環通路の半部が形成されている。
案内部材20Bは、第2図に示す如く互いに同一
の金型で成形される上半体21a及び下半体21
bとが接着されて形成されており、第3図に示す
如くレース部材10の内部に嵌合する胴部22
と、胴部22の端部に設けられ、レース部材の端
面に当接するように張り出した鍔部23とで構成
されている。胴部22の上面には、レース部材1
0の上板部に設けられた位置決め孔12a又は1
2bに嵌合する突起24が設けられている。ま
た、胴部22の内部には、互いに平行な2つの横
断面円形状のボール戻り通路25a,25bが長
手方向に形成され、これらボール戻り通路25
a,25bの一端は鍔部23の内部に設けられた
半ドーナツツ状の空間である湾曲ボール通路26
a,26bにそれぞれ連通され、他端は鍔部23
とは反対側の胴部の端面に開口している。すなわ
ち、湾曲ボール通路26a,26bの内側円弧面
及び外側円弧面はボール戻り通路25a,25b
に連続的に接続され、ボール戻り通路25a,2
5bと湾曲ボール通路26a,26bとによつて
ボール循環通路の半部が形成されている。
湾曲ボール通路26a,26bの他方の端部
は、その内側円弧面がレース部材10のボール転
動溝11a,11bに接続され、外側円弧面は案
内レール1のボール転動溝2a,2bに挿入され
てその底部に近接するように鍔部23から突出し
ている突出部27a,27bを一部切欠いて突出
部27a,27bに鋭角な端部を形成している。
は、その内側円弧面がレース部材10のボール転
動溝11a,11bに接続され、外側円弧面は案
内レール1のボール転動溝2a,2bに挿入され
てその底部に近接するように鍔部23から突出し
ている突出部27a,27bを一部切欠いて突出
部27a,27bに鋭角な端部を形成している。
また、ボール戻り通路25aの開口端には、側
面がテーパー面とされた係合凹部28が、ボール
戻り通路25bの開口端には係合凹部28に係合
する係合凸部29がそれぞれ形成されている。
面がテーパー面とされた係合凹部28が、ボール
戻り通路25bの開口端には係合凹部28に係合
する係合凸部29がそれぞれ形成されている。
このように、ボール循環路を形成するボール案
内部材を第1及び第2のボール案内部材20A,
20Bで構成することにより、各ボール案内部材
20A及び20Bの上半体21a及び下半体21
bを射出成形する場合の成形精度を向上させるこ
とができると共に、各ボール案内部材20A及び
20Bを半体21a,21bを接着して構成する
場合に、その接着剤がボール戻り通路25a,2
5b又は湾曲ボール通路26a,26bにはみ出
してボール通路が狭められてボール30の転動に
支障が生じる場合があつても、鍔部23とは半体
側の端面又は突出部27a,27b側から切削工
具を挿入することが可能であるので、はみ出した
接着剤を除去することができ、接着不良による歩
留まりの低下を防止することができる。
内部材を第1及び第2のボール案内部材20A,
20Bで構成することにより、各ボール案内部材
20A及び20Bの上半体21a及び下半体21
bを射出成形する場合の成形精度を向上させるこ
とができると共に、各ボール案内部材20A及び
20Bを半体21a,21bを接着して構成する
場合に、その接着剤がボール戻り通路25a,2
5b又は湾曲ボール通路26a,26bにはみ出
してボール通路が狭められてボール30の転動に
支障が生じる場合があつても、鍔部23とは半体
側の端面又は突出部27a,27b側から切削工
具を挿入することが可能であるので、はみ出した
接着剤を除去することができ、接着不良による歩
留まりの低下を防止することができる。
そして、第1及び第2のボール案内部材20A
及び20Bは、両者の係合凹部28と係合凸部2
9とを互いに係合させた状態で、レース部材10
のコ字形の内面に、上面に形成された位置決め用
突起24がレース部材10の位置決め用孔12
a,12bに嵌合し、且つ鍔部23がレース部材
10の上板部10aの長手方向端面に当接するよ
うに嵌合させ、位置決め用突起24の上端部を溶
着することにより、レース部材10と第1及び第
2のボール案内部材20A及び20Bを一体化さ
せてスライダ5を構成している。このとき、第1
及び第2のボール案内部材20A,20Bは互い
の係合凹部28a,28bと係合凸部29a,2
9bとを係合させるようにしているので、両者の
ボール戻り通路25a,25bに段差を生じるこ
とがなく、良好なボール循環通路を形成すること
ができる。
及び20Bは、両者の係合凹部28と係合凸部2
9とを互いに係合させた状態で、レース部材10
のコ字形の内面に、上面に形成された位置決め用
突起24がレース部材10の位置決め用孔12
a,12bに嵌合し、且つ鍔部23がレース部材
10の上板部10aの長手方向端面に当接するよ
うに嵌合させ、位置決め用突起24の上端部を溶
着することにより、レース部材10と第1及び第
2のボール案内部材20A及び20Bを一体化さ
せてスライダ5を構成している。このとき、第1
及び第2のボール案内部材20A,20Bは互い
の係合凹部28a,28bと係合凸部29a,2
9bとを係合させるようにしているので、両者の
ボール戻り通路25a,25bに段差を生じるこ
とがなく、良好なボール循環通路を形成すること
ができる。
このスライダ5は、案内レール1のコ字形の凹
部に遊嵌され、案内レール1のボール転動溝2
a,2bとこれらと対向するレース部材10のボ
ール転動溝11a,11bとの間には多数のボー
ル30が転動自在に挿入されている。このボール
30はボール転動溝2a,2b及び11a,11
bのゴシツクアーチ状の溝に4点接触状態で挿入
されており、スライダ5は上下左右にがたつくこ
となくボール30を介して案内レール1に支持さ
れ、前後方向(軸方向)にはボール30の転動に
より移動可能とされている。
部に遊嵌され、案内レール1のボール転動溝2
a,2bとこれらと対向するレース部材10のボ
ール転動溝11a,11bとの間には多数のボー
ル30が転動自在に挿入されている。このボール
30はボール転動溝2a,2b及び11a,11
bのゴシツクアーチ状の溝に4点接触状態で挿入
されており、スライダ5は上下左右にがたつくこ
となくボール30を介して案内レール1に支持さ
れ、前後方向(軸方向)にはボール30の転動に
より移動可能とされている。
スライダ5のボール循環通路にも、スライダと
案内レール1間に配されるボール30と同径のボ
ール30が遊嵌され転動移動自在とされている。
案内レール1間に配されるボール30と同径のボ
ール30が遊嵌され転動移動自在とされている。
次に、上記実施例の動作を説明する。スライダ
5を軸方向の後方に移動させると、案内レール1
のボール転動溝2a,2bとスライダ5に設けた
レース部材10のボール転動溝11a,11bと
の間に挿入されたボール30はスライダ5の移動
に伴つて転動し、スライダ5の移動方向と逆方向
に移動してレース部材10の端部において第1の
ボール案内部材20Aの突出部27a,27bの
鋭角とされた端部により方向を変更され、湾曲ボ
ール通路26a,26bに入り、湾曲ボール通路
26a,26bに沿つてUターンしてボール戻り
通路25a,25bを通り、第2のボール案内部
材20Bのボール戻り通路25b,25aを通つ
て反対側の湾曲ボール通路26b,26aにより
再度Uターンされて案内レール1のボール転動溝
2a,2bとレース部材10のボール転動溝11
a,11bとの間に移動するように循環する。こ
の際、第1のボール案内部材20A及び第2のボ
ール案内部材20Bのボール戻り通路25a,2
5bは、両者の近傍の係合凹部28と係合凸部2
9によつて位置が齟齬することなく連通されてお
り、しかもボール30は横断面が円形状となつて
いるボール循環通路の底部に安定した状態で転動
するのでボール30の循環は円滑に行われる。
5を軸方向の後方に移動させると、案内レール1
のボール転動溝2a,2bとスライダ5に設けた
レース部材10のボール転動溝11a,11bと
の間に挿入されたボール30はスライダ5の移動
に伴つて転動し、スライダ5の移動方向と逆方向
に移動してレース部材10の端部において第1の
ボール案内部材20Aの突出部27a,27bの
鋭角とされた端部により方向を変更され、湾曲ボ
ール通路26a,26bに入り、湾曲ボール通路
26a,26bに沿つてUターンしてボール戻り
通路25a,25bを通り、第2のボール案内部
材20Bのボール戻り通路25b,25aを通つ
て反対側の湾曲ボール通路26b,26aにより
再度Uターンされて案内レール1のボール転動溝
2a,2bとレース部材10のボール転動溝11
a,11bとの間に移動するように循環する。こ
の際、第1のボール案内部材20A及び第2のボ
ール案内部材20Bのボール戻り通路25a,2
5bは、両者の近傍の係合凹部28と係合凸部2
9によつて位置が齟齬することなく連通されてお
り、しかもボール30は横断面が円形状となつて
いるボール循環通路の底部に安定した状態で転動
するのでボール30の循環は円滑に行われる。
このミニアチユア形リニアガイド装置の実施例
においては、ボール30の径は2.0mmで、スライ
ダ5の横断面は6×12mmであり、案内レール1の
案内レール1の側面とスライダ5の側面との隙間
は0.2mm、スライダ5の重量は約17gである。
においては、ボール30の径は2.0mmで、スライ
ダ5の横断面は6×12mmであり、案内レール1の
案内レール1の側面とスライダ5の側面との隙間
は0.2mm、スライダ5の重量は約17gである。
なお、上記実施例においては、案内レール1の
側壁1b,1cが垂直面である場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、傾斜面
とすることもでき、この場合にはスライダ5のボ
ール案内部材20A,20Bの対向面を傾斜面と
平行な傾斜面とすればよい。
側壁1b,1cが垂直面である場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、傾斜面
とすることもでき、この場合にはスライダ5のボ
ール案内部材20A,20Bの対向面を傾斜面と
平行な傾斜面とすればよい。
また、上記実施例においては、レース部材10
に位置決め用孔12a,12bを、ボール案内部
材20A,20Bに位置決め用突起24をそれぞ
れ設けた場合について説明したが、これらを逆関
係にレース部材10に位置決め用突起を、ボール
案内部材20A,20Bに位置決め用孔をそれぞ
れ形成するようにしてもよい。
に位置決め用孔12a,12bを、ボール案内部
材20A,20Bに位置決め用突起24をそれぞ
れ設けた場合について説明したが、これらを逆関
係にレース部材10に位置決め用突起を、ボール
案内部材20A,20Bに位置決め用孔をそれぞ
れ形成するようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、第1及び第2
のボール案内部材20A及び20Bにそれぞれ係
合凹部28及び係合凸部29を設けた場合につい
て説明したが、これに限らず第1及び第2のボー
ル案内部材20A及び20Bの何れか一方に係合
凹部を、他方に係合凸部を形成するようにしても
よい。
のボール案内部材20A及び20Bにそれぞれ係
合凹部28及び係合凸部29を設けた場合につい
て説明したが、これに限らず第1及び第2のボー
ル案内部材20A及び20Bの何れか一方に係合
凹部を、他方に係合凸部を形成するようにしても
よい。
以上説明したように、本考案によれば、スライ
ダを薄肉にレース部材と、ボール循環通路を形成
する合成樹脂製の第1及び第2のボール案内部材
とで構成したので、軽量化を達成することがで
き、且つ、ボール循環路が第1及び第2のボール
案内部材で形成されるので、各ボール案内部材を
高精度で製作することができると共に、これらを
製作する際の接着剤のはみ出し等による障害を容
易に除去することができて、第1及び第2のボー
ル案内部材の歩留まりを向上させることができ
る。しかも、ボール循環通路の横断面を円形状と
すると共に、第1及び第2のボール案内部材の鍔
部に設けた突出部を案内レールのボール転動溝に
近接させて嵌り込むようにし、この突出部を湾曲
ボール通路の外側円弧面で切欠いてボールを湾曲
ボール通路に導くようにしたからボールの転動が
円滑に行えると共に、案内レールとスライダとの
対向側面を近接させてボール転動溝を深くするこ
とができるから小さなボールを用いても上下方向
の負荷容量を十分大きくすることが可能となり、
リニアガイド装置を小型化することができる。こ
の結果、スライダの慣性を小さくすることができ
高速制御性がよく停止時の残留振動も殆どないミ
ニアチユア形リニアガイド装置を得ることができ
る等の効果が得られる。
ダを薄肉にレース部材と、ボール循環通路を形成
する合成樹脂製の第1及び第2のボール案内部材
とで構成したので、軽量化を達成することがで
き、且つ、ボール循環路が第1及び第2のボール
案内部材で形成されるので、各ボール案内部材を
高精度で製作することができると共に、これらを
製作する際の接着剤のはみ出し等による障害を容
易に除去することができて、第1及び第2のボー
ル案内部材の歩留まりを向上させることができ
る。しかも、ボール循環通路の横断面を円形状と
すると共に、第1及び第2のボール案内部材の鍔
部に設けた突出部を案内レールのボール転動溝に
近接させて嵌り込むようにし、この突出部を湾曲
ボール通路の外側円弧面で切欠いてボールを湾曲
ボール通路に導くようにしたからボールの転動が
円滑に行えると共に、案内レールとスライダとの
対向側面を近接させてボール転動溝を深くするこ
とができるから小さなボールを用いても上下方向
の負荷容量を十分大きくすることが可能となり、
リニアガイド装置を小型化することができる。こ
の結果、スライダの慣性を小さくすることができ
高速制御性がよく停止時の残留振動も殆どないミ
ニアチユア形リニアガイド装置を得ることができ
る等の効果が得られる。
そして、このミニアチユア形リニアガイド装置
はボールの循環が円滑であるので、作動音が極め
て静かであり、静寂な室内で使用される事務機等
に適しているものである。
はボールの循環が円滑であるので、作動音が極め
て静かであり、静寂な室内で使用される事務機等
に適しているものである。
また、コ字形の案内レールの側壁の厚さはボー
ルの予圧力との関係において定められ、使用する
部品が小さくなることによる部品精度の許容精度
を案内レールの側壁の弾性変形により緩和してい
るので、制御性の良いミニアチユアリニアガイド
装置となつている。
ルの予圧力との関係において定められ、使用する
部品が小さくなることによる部品精度の許容精度
を案内レールの側壁の弾性変形により緩和してい
るので、制御性の良いミニアチユアリニアガイド
装置となつている。
第1図は本考案の一実施例を示す左半部を断面
とした平面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図a及びbはそれぞれ本考案に適用し得
る第1のボール案内部材及び第2のボール案内部
材を一部切欠して示す平面図である。 図中、1は案内レール、1b,1cは側壁、2
a,2bはボール転動溝、5はスライダ、10は
レース部材、11a,11bはボール転動溝、1
2a,12bは位置決め孔、20Aは第1のボー
ル案内部材、20Bは第2のボール案内部材、2
1a,21bは半体、22は胴部、23は鍔部、
24は位置決め用突起、25a,25bはボール
戻り通路、26a,26bは湾曲ボール通路、2
7a,27bは突出部、28は係合凹部、29は
係合凸部、30はボールである。
とした平面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図a及びbはそれぞれ本考案に適用し得
る第1のボール案内部材及び第2のボール案内部
材を一部切欠して示す平面図である。 図中、1は案内レール、1b,1cは側壁、2
a,2bはボール転動溝、5はスライダ、10は
レース部材、11a,11bはボール転動溝、1
2a,12bは位置決め孔、20Aは第1のボー
ル案内部材、20Bは第2のボール案内部材、2
1a,21bは半体、22は胴部、23は鍔部、
24は位置決め用突起、25a,25bはボール
戻り通路、26a,26bは湾曲ボール通路、2
7a,27bは突出部、28は係合凹部、29は
係合凸部、30はボールである。
Claims (1)
- 軸方向に延長されたコ字形をなし且つ側壁内面
に対向するボール転動溝を形成した案内レール
と、該案内レールのボール転動溝に対向する側壁
外周面にボール転動溝を形成し且つコ字形に形成
されたレース部材と、該レース部材の凹部に嵌合
し、内部に当該レース部材の双方のボール転動溝
に連通するボール通路を形成した第1及び第2の
ボール案内部材と、前記レース部材及び前記レー
ルのボール転動溝と前記第1及び第2のボール案
内部材のボール通路とに転動循環自在に挿入され
る多数のボールとを具え、前記レース部材及び前
記第1及び第2のボール案内部材の何れか一方に
位置決め孔を設け、他方に位置決め孔に嵌合する
位置決め突起を設け、前記第1及び第2のボール
案内部材は、上下対称の半体を接着して一体に形
成され、前記レース部材の軸方向端部に対応する
端部に前記レールのボール転動溝内に近接的に嵌
り込み且つ内部のボール通路と前記レール及びレ
ース部材のボール転動溝とを連通させる湾曲ボー
ル通路を形成した突出部を有し、前記第1及び第
2のボール案内部材の対向端面に何れか一方に係
合凹部が、他方に係合凹部に係合する係合凸部が
形成され、前記レース部材と第1及び第2のボー
ル案内部材とを、それぞれ位置決め突起を位置決
め孔に嵌合させ且つ第1及び第2のボール案内部
材の係合凹部と係合凸部とを係合させて一体に固
定されてスライダが形成されていることを特徴と
するミニアチユア形リニアガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18309586U JPH0446092Y2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18309586U JPH0446092Y2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6387317U JPS6387317U (ja) | 1988-06-07 |
| JPH0446092Y2 true JPH0446092Y2 (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31129510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18309586U Expired JPH0446092Y2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446092Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP18309586U patent/JPH0446092Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6387317U (ja) | 1988-06-07 |
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