JPH0446218B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446218B2 JPH0446218B2 JP59123990A JP12399084A JPH0446218B2 JP H0446218 B2 JPH0446218 B2 JP H0446218B2 JP 59123990 A JP59123990 A JP 59123990A JP 12399084 A JP12399084 A JP 12399084A JP H0446218 B2 JPH0446218 B2 JP H0446218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- bolt
- fiber
- plastic
- columnar body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D1/00—Producing articles with screw-threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
(技術分野)
本発明はプラスチツクねじ状成形体、特に、強
化繊維で高度に補強されたプラスチツクねじ状成
形体に関する。 (従来の技術) ねじ状成形体としては従来から金属ボルトやナ
ツトが知られている。これはねじ加工としては最
も生産速度の速い転造法により製作される。金属
製ねじ状成形体は、このように高生産性のもとで
作られるが、重いうえに錆びやすいという致命的
な欠点を有する。これに対し、軽くて耐蝕性に優
れたプラスチツクねじ状成形体が生産されてい
る。それには、例えば、硬質塩化ビニル樹脂など
を転造加工して得られるプラスチツクボルトがあ
る。しかし、このようなプラスチツクボルトはプ
ラスチツク材料自体の強度が発現し得るにすぎ
ず、ボルトとして通常要求される強度を有し得な
い。その引張強度はせいぜい4〜6Kg/mm2であ
り、強固な締結力を要するボルトとしては使用に
耐ええない。ボルトの強度を上げるために、例え
ば、特開昭56−82219号公報には繊維強化プラス
チツク製ボルトが開示されている。繊維強化プラ
スチツクは一方向強化材料であるため、強化方向
においては高強度が得られるがそれに直角の方向
の強度が低い。強化方向に直角方向の強度は非繊
維強化プラスチツクと同じかもしくはそれ以下で
ある。そのため、これが引張応力、圧縮応力、剪
断応力などの多軸応力を受けるボルトに成形され
た場合には、繊維強化プラスチツクの材料特性が
充分に発揮され得ない。ちなみに、JIS規格のボ
ルトの強度は素材強度の70%以下である。 ボルトにかかる最大応力の方向はボルトのねじ
山の角度によつて大きく異なることが知られてい
る。金属のような等方性材料で形成されたボルト
は各方向の材料強度が等しい。そのため、例えば
ねじ山の角度の異なる2個のボルトにおいては、
最大応力のかかる方向は異なるがボルト自体の強
度にはかわりがない。繊維強化プラスチツクで形
成されたボルトはその材料強度に異方性があるた
め、ねじ山の角度により強度が大きく異なる。
JIS規格のボルトのねじ山の角度は60゜であるが、
このようなねじ山角度を有する繊維強化プラスチ
ツク製ボルトの強度は充分ではない。 (発明の目的) 本発明の目的は、軽量で耐蝕性・耐薬品性・電
気絶縁性をもち、しかも強化繊維により高度に補
強され、高締結力を有するプラスチツクねじ状成
形体を提供することにある。本発明の他の目的は
一方向強化材料である繊維強化プラスチツクの材
料強度を充分に生かしうるプラスチツクねじ状成
形体を提供することにある。 (発明の構成) 本発明は、長軸方向の圧縮弾性率とそれに直角
方向の圧縮弾性率との比が特定範囲にある繊維強
化プラスチツク柱状体を用いこれに特定範囲の角
度を有するねじ山を形成すれば、繊維強化プラス
チツク材料のもつ強度を有効に生かせた高強度の
ねじ状成形体が得られる、との発明者の知見にも
とづいて完成された。本発明は、繊維強化プラス
チツク柱状体にねじ山を有する繊維強化プラスチ
ツクねじ状成形体であつて、該プラスチツク柱状
体が熱可塑性樹脂および強化繊維で主としてな
り、該強化繊維の直径が1μm〜60μm、長さが1
mm〜10mmであり、該強化繊維が該プラスチツク柱
状体中に10〜40容量%の割合で含有され、該プラ
スチツク柱状体の長軸方向の圧縮弾性率(EP)
とそれに直角方向の圧縮弾性率(ER)との比
(k=EP/ER)が2.0以上であり、そして、該繊維強 化プラスチツク柱状体に下記式で示されるねじ山
角度(θ゜)のねじ山が形成されており、そのこと
により上記目的が達成される。 90+2k−40/√k≦θ≦90+2k 本発明におけるねじ状成形体とはボルトやナツ
トなどねじ山を有する成形体をいう。 本発明に用いられるプラスチツクとしてはポリ
ブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアセ
タール、ポリエーテルテレフタレートなどの熱可
塑性樹脂が挙げられる。強化繊維としてはガラス
フアイバー、カーボンフアイバー、アラミドフア
イバーなどの繊維がある。これら繊維の二種以上
を混合して用いることもできる。繊維は、通常、
直径が1μm〜60μmであり、長さが1mm〜10mm程
度のチヨツプが用いられる。強化繊維の混合量は
得ようとするボルトの強度に応じて選択される
が、通常、混合物全体の10〜40容量%、好ましく
は15〜40容量%である。これを上まわると補強効
果がかえつて低下する。強化繊維とプラスチツク
との接着性を向上させる目的で、処理剤や難燃
剤、抗酸化剤などの各種添加剤が必要に応じて添
加されうる。 上記プラスチツクおよび強化繊維に必要に応じ
て、前記各種添加剤を加えこれを押出機などを用
いて溶融・混合し、柱状体が調製される。この柱
状体はその長軸方向の圧縮弾性率(EP)とそれ
に直角方向の圧縮弾性率(ER)との比(k=
EP/ER;異方度)が2以上となるように調製され る。異方度が2未満であると金属のような等方性
材料に近くなるため、後述のように、ねじ山の角
度を特定してもねじ状成形体の強度には変化がな
い。 ボルトを製造するときには、この柱状体に、例
えば、転造加工、切削加工、プレス加工などの適
当な手段により、図に示すようなねじ山が形成さ
れる。ねじ山の角度(θ゜)は、90+2k−40/√k≦ θ≦90+2kとなるように形成される。ねじ山の
角度が小さすぎるとボルトの強度は充分に得られ
ない。ねじ山の角度が大きすぎるとねじ山のかか
り角度が小さくなり、ねじ山と係合するナツトの
滑りや緩み生じる。しかも、ねじ山が大きくなり
ボルトとしては実用的でない。このように、異方
度が2以上の繊維強化プラスチツク柱状体に最適
な角度のねじ山を形成することにより強度が素材
強度の90%以上を有するボルトを得ることができ
る。このようにして得られる本発明のブラスチツ
クボルトを、JIS規格のねじ山角度(60゜)を有す
るプラスチツクボルトと比較すると、引張強度は
20〜60%も向上する。 (実施例) 以下の本発明の実施例について説明する。 実施例 1 ポリアミド(ナイロン66;東レ株式会社製アミ
ラン)100重量部に直径13μm、長さ3mmのガラ
ス繊維を30重量部混合して押出成形し直径9.0mm、
長さ100mmの柱状体を得た。この柱状体の異方度
は2.2であつた。これを転造加工に供し、図に示
すように、外径aが10.00mm、有効径bが9.02mm、
内径cが8.38mm、そしてねじ山角度θが70゜のボ
ルトを得た。このボルトの両端にナツトを装着し
てオートグラフで引つ張つた。ボルトが破壊され
る直前の荷重を測定してこれを引張強度とした。
別に柱状体の引張強度を測定し、柱状体の引張強
度に対するボルトの引張強度を計算した。その結
果を表1に示す。本実施例における異方度の算出
に使用する圧縮弾性率は上記柱状体を切削加工し
て試験片を作成しJIS K7208の方法に従つて測定
した。 実施例 2 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 実施例 3 ボルトのねじ山角度を90゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 実施例 4 ガラス繊維を80重量部用いて異方度が4.0の柱
状体を得、ねじ山角度が80゜のボルトを製造した
こと以外は実施例1と同様である。 実施例 5 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 実施例 6 ボルトのねじ山角度を95゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 実施例 7 ガラス繊維を150重量部用いて異方度が6.0の柱
状体を得、ねじ山角度が90゜のボルトを製造した
こと以外は実施例1と同様である。 実施例 8 ボルトのねじ山角度を95゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 実施例 9 ボルトのねじ山角度を100゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 比較例 1 ガラス繊維を用いずに異方度が1.0の柱状体を
得、ねじ山角度が60゜のボルトを製造したこと以
外は実施例1と同様である。その結果を表2に示
す。以下、比較例の結果はすべて表2に示す。 比較例 2 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は比
較例1と同様である。 比較例 3 ガラス繊維を10重量部用いて異方度が1.5の柱
状体を得たこと以外は比較例1と同様である。 比較例 4 ガラス繊維を10重量部用いて異方度が1.5の柱
状体を得たこと以外は比較例2と同様である。 比較例 5 ボルトのねじ山角度を60゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 比較例 6 ボルトのねじ山角度を100゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 比較例 7 ボルトのねじ山角度を60゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 比較例 8 ボルトのねじ山角度を75゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 比較例 9 ボルトのねじ山角度を100゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 比較例 10 ボルトのねじ山角度を60゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 比較例 11 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 比較例 2 ボルトのねじ山角度を105゜としたこと以外は実
施例7と同様である。
化繊維で高度に補強されたプラスチツクねじ状成
形体に関する。 (従来の技術) ねじ状成形体としては従来から金属ボルトやナ
ツトが知られている。これはねじ加工としては最
も生産速度の速い転造法により製作される。金属
製ねじ状成形体は、このように高生産性のもとで
作られるが、重いうえに錆びやすいという致命的
な欠点を有する。これに対し、軽くて耐蝕性に優
れたプラスチツクねじ状成形体が生産されてい
る。それには、例えば、硬質塩化ビニル樹脂など
を転造加工して得られるプラスチツクボルトがあ
る。しかし、このようなプラスチツクボルトはプ
ラスチツク材料自体の強度が発現し得るにすぎ
ず、ボルトとして通常要求される強度を有し得な
い。その引張強度はせいぜい4〜6Kg/mm2であ
り、強固な締結力を要するボルトとしては使用に
耐ええない。ボルトの強度を上げるために、例え
ば、特開昭56−82219号公報には繊維強化プラス
チツク製ボルトが開示されている。繊維強化プラ
スチツクは一方向強化材料であるため、強化方向
においては高強度が得られるがそれに直角の方向
の強度が低い。強化方向に直角方向の強度は非繊
維強化プラスチツクと同じかもしくはそれ以下で
ある。そのため、これが引張応力、圧縮応力、剪
断応力などの多軸応力を受けるボルトに成形され
た場合には、繊維強化プラスチツクの材料特性が
充分に発揮され得ない。ちなみに、JIS規格のボ
ルトの強度は素材強度の70%以下である。 ボルトにかかる最大応力の方向はボルトのねじ
山の角度によつて大きく異なることが知られてい
る。金属のような等方性材料で形成されたボルト
は各方向の材料強度が等しい。そのため、例えば
ねじ山の角度の異なる2個のボルトにおいては、
最大応力のかかる方向は異なるがボルト自体の強
度にはかわりがない。繊維強化プラスチツクで形
成されたボルトはその材料強度に異方性があるた
め、ねじ山の角度により強度が大きく異なる。
JIS規格のボルトのねじ山の角度は60゜であるが、
このようなねじ山角度を有する繊維強化プラスチ
ツク製ボルトの強度は充分ではない。 (発明の目的) 本発明の目的は、軽量で耐蝕性・耐薬品性・電
気絶縁性をもち、しかも強化繊維により高度に補
強され、高締結力を有するプラスチツクねじ状成
形体を提供することにある。本発明の他の目的は
一方向強化材料である繊維強化プラスチツクの材
料強度を充分に生かしうるプラスチツクねじ状成
形体を提供することにある。 (発明の構成) 本発明は、長軸方向の圧縮弾性率とそれに直角
方向の圧縮弾性率との比が特定範囲にある繊維強
化プラスチツク柱状体を用いこれに特定範囲の角
度を有するねじ山を形成すれば、繊維強化プラス
チツク材料のもつ強度を有効に生かせた高強度の
ねじ状成形体が得られる、との発明者の知見にも
とづいて完成された。本発明は、繊維強化プラス
チツク柱状体にねじ山を有する繊維強化プラスチ
ツクねじ状成形体であつて、該プラスチツク柱状
体が熱可塑性樹脂および強化繊維で主としてな
り、該強化繊維の直径が1μm〜60μm、長さが1
mm〜10mmであり、該強化繊維が該プラスチツク柱
状体中に10〜40容量%の割合で含有され、該プラ
スチツク柱状体の長軸方向の圧縮弾性率(EP)
とそれに直角方向の圧縮弾性率(ER)との比
(k=EP/ER)が2.0以上であり、そして、該繊維強 化プラスチツク柱状体に下記式で示されるねじ山
角度(θ゜)のねじ山が形成されており、そのこと
により上記目的が達成される。 90+2k−40/√k≦θ≦90+2k 本発明におけるねじ状成形体とはボルトやナツ
トなどねじ山を有する成形体をいう。 本発明に用いられるプラスチツクとしてはポリ
ブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアセ
タール、ポリエーテルテレフタレートなどの熱可
塑性樹脂が挙げられる。強化繊維としてはガラス
フアイバー、カーボンフアイバー、アラミドフア
イバーなどの繊維がある。これら繊維の二種以上
を混合して用いることもできる。繊維は、通常、
直径が1μm〜60μmであり、長さが1mm〜10mm程
度のチヨツプが用いられる。強化繊維の混合量は
得ようとするボルトの強度に応じて選択される
が、通常、混合物全体の10〜40容量%、好ましく
は15〜40容量%である。これを上まわると補強効
果がかえつて低下する。強化繊維とプラスチツク
との接着性を向上させる目的で、処理剤や難燃
剤、抗酸化剤などの各種添加剤が必要に応じて添
加されうる。 上記プラスチツクおよび強化繊維に必要に応じ
て、前記各種添加剤を加えこれを押出機などを用
いて溶融・混合し、柱状体が調製される。この柱
状体はその長軸方向の圧縮弾性率(EP)とそれ
に直角方向の圧縮弾性率(ER)との比(k=
EP/ER;異方度)が2以上となるように調製され る。異方度が2未満であると金属のような等方性
材料に近くなるため、後述のように、ねじ山の角
度を特定してもねじ状成形体の強度には変化がな
い。 ボルトを製造するときには、この柱状体に、例
えば、転造加工、切削加工、プレス加工などの適
当な手段により、図に示すようなねじ山が形成さ
れる。ねじ山の角度(θ゜)は、90+2k−40/√k≦ θ≦90+2kとなるように形成される。ねじ山の
角度が小さすぎるとボルトの強度は充分に得られ
ない。ねじ山の角度が大きすぎるとねじ山のかか
り角度が小さくなり、ねじ山と係合するナツトの
滑りや緩み生じる。しかも、ねじ山が大きくなり
ボルトとしては実用的でない。このように、異方
度が2以上の繊維強化プラスチツク柱状体に最適
な角度のねじ山を形成することにより強度が素材
強度の90%以上を有するボルトを得ることができ
る。このようにして得られる本発明のブラスチツ
クボルトを、JIS規格のねじ山角度(60゜)を有す
るプラスチツクボルトと比較すると、引張強度は
20〜60%も向上する。 (実施例) 以下の本発明の実施例について説明する。 実施例 1 ポリアミド(ナイロン66;東レ株式会社製アミ
ラン)100重量部に直径13μm、長さ3mmのガラ
ス繊維を30重量部混合して押出成形し直径9.0mm、
長さ100mmの柱状体を得た。この柱状体の異方度
は2.2であつた。これを転造加工に供し、図に示
すように、外径aが10.00mm、有効径bが9.02mm、
内径cが8.38mm、そしてねじ山角度θが70゜のボ
ルトを得た。このボルトの両端にナツトを装着し
てオートグラフで引つ張つた。ボルトが破壊され
る直前の荷重を測定してこれを引張強度とした。
別に柱状体の引張強度を測定し、柱状体の引張強
度に対するボルトの引張強度を計算した。その結
果を表1に示す。本実施例における異方度の算出
に使用する圧縮弾性率は上記柱状体を切削加工し
て試験片を作成しJIS K7208の方法に従つて測定
した。 実施例 2 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 実施例 3 ボルトのねじ山角度を90゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 実施例 4 ガラス繊維を80重量部用いて異方度が4.0の柱
状体を得、ねじ山角度が80゜のボルトを製造した
こと以外は実施例1と同様である。 実施例 5 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 実施例 6 ボルトのねじ山角度を95゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 実施例 7 ガラス繊維を150重量部用いて異方度が6.0の柱
状体を得、ねじ山角度が90゜のボルトを製造した
こと以外は実施例1と同様である。 実施例 8 ボルトのねじ山角度を95゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 実施例 9 ボルトのねじ山角度を100゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 比較例 1 ガラス繊維を用いずに異方度が1.0の柱状体を
得、ねじ山角度が60゜のボルトを製造したこと以
外は実施例1と同様である。その結果を表2に示
す。以下、比較例の結果はすべて表2に示す。 比較例 2 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は比
較例1と同様である。 比較例 3 ガラス繊維を10重量部用いて異方度が1.5の柱
状体を得たこと以外は比較例1と同様である。 比較例 4 ガラス繊維を10重量部用いて異方度が1.5の柱
状体を得たこと以外は比較例2と同様である。 比較例 5 ボルトのねじ山角度を60゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 比較例 6 ボルトのねじ山角度を100゜としたこと以外は実
施例1と同様である。 比較例 7 ボルトのねじ山角度を60゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 比較例 8 ボルトのねじ山角度を75゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 比較例 9 ボルトのねじ山角度を100゜としたこと以外は実
施例4と同様である。 比較例 10 ボルトのねじ山角度を60゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 比較例 11 ボルトのねじ山角度を85゜としたこと以外は実
施例7と同様である。 比較例 2 ボルトのねじ山角度を105゜としたこと以外は実
施例7と同様である。
【表】
【表】
【表】
(発明の効果)
本発明のプラスチツクねじ状成形体は、このよ
うに、異方度が特定の範囲にある繊維強化プラス
チツク柱状体に特定の範囲の角度のねじ山が形成
されて得られるため、その強度は素材強度の90%
以上にもなる。軽量で耐蝕性・耐薬品性・電気絶
縁性というプラスチツク本来の特徴をも有する。
このねじ状成形体はねじ加工として最も経済的な
転造加工により製造されうる。このようにして得
られたねじ状成形体は、海洋構築物の締結部品や
自動車用部品など広範囲に構造締結用部材として
利用されうる。
うに、異方度が特定の範囲にある繊維強化プラス
チツク柱状体に特定の範囲の角度のねじ山が形成
されて得られるため、その強度は素材強度の90%
以上にもなる。軽量で耐蝕性・耐薬品性・電気絶
縁性というプラスチツク本来の特徴をも有する。
このねじ状成形体はねじ加工として最も経済的な
転造加工により製造されうる。このようにして得
られたねじ状成形体は、海洋構築物の締結部品や
自動車用部品など広範囲に構造締結用部材として
利用されうる。
図は本発明の一実施例におけるボルトの用語を
説明するためのボルトの部分断面図である。 a……外径、b……有効径、c……内径、θ…
…ねじ山角度。
説明するためのボルトの部分断面図である。 a……外径、b……有効径、c……内径、θ…
…ねじ山角度。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繊維強化プラスチツク柱状体にねじ山を有す
る繊維強化プラスチツクねじ状成形体であつて、 該プラスチツク柱状体が熱可塑性樹脂および強
化繊維で主としてなり、 該強化繊維の直径が1μm〜60μm、長さが1mm
〜10mmであり、該強化繊維が該プラスチツク柱状
体中に10〜40容量%の割合で含有され、 該プラスチツク柱状体の長軸方向の圧縮弾性率
(EP)とそれに直角方向の圧縮弾性率(ER)との
比(k=EP/ER)が2.0以上であり、そして、 該繊維強化プラスチツク柱状体に下記式で示さ
れるねじ山角度(θ゜)のねじ山が形成されている
繊維強化プラスチツクねじ状成形体: 90+2k−40/√k≦θ≦90+2k。 2 前記繊維強化プラスチツク柱状体を転造加工
して得られる特許請求の範囲第1項に記載のねじ
状成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399084A JPS612537A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | プラスチックねじ状成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399084A JPS612537A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | プラスチックねじ状成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS612537A JPS612537A (ja) | 1986-01-08 |
| JPH0446218B2 true JPH0446218B2 (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=14874306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12399084A Granted JPS612537A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | プラスチックねじ状成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS612537A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6084415A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-13 | 積水化学工業株式会社 | プラスチツクボルト |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP12399084A patent/JPS612537A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS612537A (ja) | 1986-01-08 |
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