JPH0446532B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446532B2 JPH0446532B2 JP60284952A JP28495285A JPH0446532B2 JP H0446532 B2 JPH0446532 B2 JP H0446532B2 JP 60284952 A JP60284952 A JP 60284952A JP 28495285 A JP28495285 A JP 28495285A JP H0446532 B2 JPH0446532 B2 JP H0446532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- molding cylinder
- mushrooms
- stem
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は塊茎キノコの栽培方法に関する。
(従来の技術)
従来のキノコの栽培方法は、小径の茎(柄)部
の上方に大径の傘部のある形態のキノコ子実体を
得ることを対象としていた。 ところが、このようなキノコ子実体の野菜とし
ての使用は、主に鍋物として和食に供されること
が多く、その和食としての調理法は限られてお
り、そのため、その需要量には限度があつた。 一方、最近、キノコには、制癌作用等の各種薬
効が存することがわかり、調理法を工夫するなど
してできれば多量に食することが健康上有効であ
る。 そこで、本発明者は、このような事情に鑑み、
野菜としてのキノコを、単に、和食の素材として
のみならず、他の調理法の素材に供給することが
できないかと模索した。 その結果、昨今の国民の食生活は多様化し、フ
オーク・スプーン・ナイフを使用する洋食をとる
ことも多くなつてきており、この洋食になじむス
テーキ様の形態のキノコが栽培生産されるなら、
キノコの野菜としての需要量も増大し、ひいて
は、キノコ栽培家の収入の増大と安定化の要請に
も対応できる筈だという確信を得た。 本発明は、このような確信の基で鋭意研究した
結果完成されたもので、洋食になじむ形態のキノ
コの効率的・企業的生産に適する新規な栽培方法
を提供することを目的とする。 (発明の開示) 本発明に係る塊茎キノコの栽培方法は、栽培瓶
内に瓶口近くにまで培養基を充填し、常法により
殺菌、植菌、菌糸培養を行い、培養終了後の少な
くとも子実体の茎部の生育時に、成形用筒体を栽
培瓶の瓶口に装着し、通常の大気よりも高濃度の
炭酸ガス濃度での酸素欠乏、炭酸ガス豊富の雰囲
気中で、傘部の形成を抑制して子実体の茎部を生
育させ、前記成形用筒体内に伸長させると共に茎
部を肥大化させ、かつ前記成形用筒体の内壁面で
茎部の側方への成長を規制して、成形用筒体内一
杯にブロツク状に一体に成長させることを特徴と
している。 上記成形用筒体は、基部が瓶口に嵌着しうる径
をなし、先端側が基部より大径であつて、拡径可
能なものを用いると好適である。 本発明のキノコの栽培方法は、人工栽培のうち
の瓶栽培に属し、その瓶としては、広口のガラス
瓶、プラスチツク瓶等の好ましくは口径65〜75mm
のものが用いられ、培養基としては、鋸屑、バカ
ス、米糠等の農産製造副産物を主成分とするも
の、又は、玄米、麦、トウモロコシ、粟、ヒエ等
の穀類を主成分とするもの、いずれもが使用でき
る。これらの培養基には必要に応じて、醤油粕、
ビタミン、ミネラル等微量成分を添加する。ま
た、菌糸体の形成を促進させるために、団粒構造
を有する培養基を使用することもできる。このキ
ノコ栽培における種菌の種類には、市販されてい
るキノコ菌であれば特に限定はないが、シメジ、
ヒラタケの種菌を好適に使用できる。これら種菌
は床上に接種される。 成形用筒体4(第1図)としては、紙、可撓性
のある樹脂薄板長片等を径が拡縮可能となるよう
瓶口外周に環状に巻くもの、又は、弾性のあるチ
ユーブを所定長の筒として瓶口外周に嵌着するも
のなどがある。この瓶口外周に嵌着された成形用
筒体4の上縁にもキノコの収穫適正期の径に相当
する径の蓋を冠着してもよい。 この成形用筒体4は第1図に明らかなように基
部が瓶口に嵌着しうる径をなし、先端側が基部よ
り大径なものを好適に用いうる。後記するように
塊茎キノコは成形用筒体4内一杯に充満して成長
するので大型のものが収穫できる。成形用筒体4
を外すには、拡径してキノコの横方向に取り外せ
ばよい。 なお、本発明において成形用筒体4内一杯にと
は、必ずしもキノコが成形用筒体4の先端にまで
到達した状態のみを言うのではなく、成形用筒体
4の中途部にまで成長したキノコが充満した状態
を含む。 成形用筒体4は、金属製又はプラスチツク製な
どの剛体からなる拡径のできない筒であつてもよ
い。この場合には収穫期に成形用筒体4をキノコ
上方に抜脱できるように上下同一径の筒体が望ま
しい。 瓶口上縁から一定間隔(3〜6mm)下げた瓶首
部内に段部を設け、この段部に支持して鋸屑巻込
防止用ネツト3を首部内に設けると好適である。
この鋸屑巻込防止用ネツト3は金網、目抜板など
構造に限定はないが、第2図に示すように、軸心
の揃う大小のリング31,32を120度位相を異
にする放射方向の3本の接続片33で連結してな
るものを使用できる。 本発明のキノコの栽培方法は、イ培地の瓶詰配
合、ロ殺菌、ハ接種、ニ培養、ホ菌掻、ヘ発芽、
ト生育、チ調整、リ収穫の各工程を経て行われる
が、イ乃至ホの各工程は常法により、ヘ乃至リの
各工程が特有の方法に依ることを特徴とする。 即ち、本発明のキノコの栽培方法の重要なポイ
ントは、常法で培地の瓶詰配合から培養に至る工
程を行つた後の工程にあり、それは、キノコの発
生を揃えるために、瓶口上縁から3〜6mm下つた
瓶の首部内で接種した種菌の部分を削り取る菌掻
作業を行つた後、炭酸ガス濃度2000ppm〜
3000ppm程度の、通常の大気中の炭酸ガス濃度よ
りも高濃度の炭酸ガス濃度下での、酸素(O2)
欠乏で炭酸ガス(CO2)豊富の発芽条件を与えて
発芽させ、続いて、栽培瓶の瓶口に成形用筒体4
を嵌着し、茎肉部の肥大化を促進し、かつ傘肉部
の生育を抑制退化する前記雰囲気条件および温度
条件を与えて熟成せしめることとで弾性のある硬
さの菌糸体を成長させつつ、成形用筒体4内に伸
長を誘導し、所定期間経過後、成形用筒体4内一
杯に茎部がブロツク状に一体に成長した段階で成
形用筒体4を取り外し、瓶口上方に生育したキノ
コを瓶口上縁に沿つて刃物を入れることにより切
断収穫するというものである。 なお、培養基は、キノコを成形用筒体内一杯に
成長させるため、また収穫を容易にするため、栽
培瓶の瓶口近くにまで充填する。 塊茎キノコの上面は細い棒状もしくはカリフラ
ワー類似の小さいつぶ状の多数の傘部をなす。 本発明の瓶栽培では、室内・室外栽培や酸素量
を調整する好気・嫌気栽培等の栽培条件などを適
宜選択することにより、白色、ネズミ色など異な
つた肌色のキノコ商品を得ることができる。白い
肌色のキノコ商品では、表面がカリフラワーの表
面類似の肌面をなし、他方、ネズミ色等有色の肌
色のキノコ商品では、表面がブロツコリーの表面
類似の肌色をなす。いずれのキノコ商品も、その
茎部は瓶口に嵌着した成形用筒体4の口径に規制
された塊茎をなす。 そして、上記キノコ商品を得るための栽培日数
は、栽培条件により異なるが、一般的には、種菌
接種後30日乃至40日の間である。その収穫量は、
瓶口が67mm径の瓶栽培で40〜70gである。 このようにして収穫したキノコの片面である切
口面には、菌床が瓶口上縁から3〜6mm下つてい
るため鋸屑等の培地は一切混入せず、純粋な塊茎
部の子実体肉であり、直接そのまま食用に供する
ことができるものである。この切口面の面積は、
従来一般のキノコの茎(柄)部の横断切口面の面
積に比べてはるかに大きく、その切口面に平行す
るようスライスしてバタ焼等に調理するときに
は、あたかも洋食のステーキ同様にフオーク及び
ナイフを使用する食事に供することができるもの
である。その他、このキノコは縦方向にスライス
しても、面積の大きい切口面を生じ前述同様に洋
食に調理した食事に供することができ、また、細
切にした場合、洋食のみならず、和食、中華食に
も供することができるものである。 (発明の効果) 本発明によれば、酸素欠乏、炭酸ガスを豊富に
した雰囲気中で菌糸体の生育を行うので、傘部の
形成を抑制しうると共に、瓶口に成形用筒体を取
り付けるので、茎部を成形用筒体内一杯に伸長さ
せて、茎部がブロツク状に一体に成長した大型の
塊茎キノコを効率よく生産することができる。得
られた塊茎キノコはそのままあるいは適宜スライ
スしてステーキ様に食することができ、フオー
ク、ナイフを使用する洋食になじむなど、用途、
調理法を拡大でき、キノコの大量消費に資するこ
とができる。 〔試験例〕 後記する栽培例において収穫したキノコを、そ
の切口面に平行するようスライスしてバタ焼き
し、別途バタ焼きした牛肉ステーキ及び野菜サラ
ダと共に一枚の皿に盛り合わせて調理し(本件キ
ノコ)、フオーク及びナイフを使う50人による食
味テストを行い、下記の結果を得た。なお、対照
としては、従来の人工栽培により収穫した茎部が
細く傘部が大きいヒラタケを縦に切断してバタ焼
きし、別途バタ焼きした牛肉ステーキ及び野菜サ
ラダと共に一枚の皿に盛り合わせて調理したもの
(対象キノコ)を用いた。
の上方に大径の傘部のある形態のキノコ子実体を
得ることを対象としていた。 ところが、このようなキノコ子実体の野菜とし
ての使用は、主に鍋物として和食に供されること
が多く、その和食としての調理法は限られてお
り、そのため、その需要量には限度があつた。 一方、最近、キノコには、制癌作用等の各種薬
効が存することがわかり、調理法を工夫するなど
してできれば多量に食することが健康上有効であ
る。 そこで、本発明者は、このような事情に鑑み、
野菜としてのキノコを、単に、和食の素材として
のみならず、他の調理法の素材に供給することが
できないかと模索した。 その結果、昨今の国民の食生活は多様化し、フ
オーク・スプーン・ナイフを使用する洋食をとる
ことも多くなつてきており、この洋食になじむス
テーキ様の形態のキノコが栽培生産されるなら、
キノコの野菜としての需要量も増大し、ひいて
は、キノコ栽培家の収入の増大と安定化の要請に
も対応できる筈だという確信を得た。 本発明は、このような確信の基で鋭意研究した
結果完成されたもので、洋食になじむ形態のキノ
コの効率的・企業的生産に適する新規な栽培方法
を提供することを目的とする。 (発明の開示) 本発明に係る塊茎キノコの栽培方法は、栽培瓶
内に瓶口近くにまで培養基を充填し、常法により
殺菌、植菌、菌糸培養を行い、培養終了後の少な
くとも子実体の茎部の生育時に、成形用筒体を栽
培瓶の瓶口に装着し、通常の大気よりも高濃度の
炭酸ガス濃度での酸素欠乏、炭酸ガス豊富の雰囲
気中で、傘部の形成を抑制して子実体の茎部を生
育させ、前記成形用筒体内に伸長させると共に茎
部を肥大化させ、かつ前記成形用筒体の内壁面で
茎部の側方への成長を規制して、成形用筒体内一
杯にブロツク状に一体に成長させることを特徴と
している。 上記成形用筒体は、基部が瓶口に嵌着しうる径
をなし、先端側が基部より大径であつて、拡径可
能なものを用いると好適である。 本発明のキノコの栽培方法は、人工栽培のうち
の瓶栽培に属し、その瓶としては、広口のガラス
瓶、プラスチツク瓶等の好ましくは口径65〜75mm
のものが用いられ、培養基としては、鋸屑、バカ
ス、米糠等の農産製造副産物を主成分とするも
の、又は、玄米、麦、トウモロコシ、粟、ヒエ等
の穀類を主成分とするもの、いずれもが使用でき
る。これらの培養基には必要に応じて、醤油粕、
ビタミン、ミネラル等微量成分を添加する。ま
た、菌糸体の形成を促進させるために、団粒構造
を有する培養基を使用することもできる。このキ
ノコ栽培における種菌の種類には、市販されてい
るキノコ菌であれば特に限定はないが、シメジ、
ヒラタケの種菌を好適に使用できる。これら種菌
は床上に接種される。 成形用筒体4(第1図)としては、紙、可撓性
のある樹脂薄板長片等を径が拡縮可能となるよう
瓶口外周に環状に巻くもの、又は、弾性のあるチ
ユーブを所定長の筒として瓶口外周に嵌着するも
のなどがある。この瓶口外周に嵌着された成形用
筒体4の上縁にもキノコの収穫適正期の径に相当
する径の蓋を冠着してもよい。 この成形用筒体4は第1図に明らかなように基
部が瓶口に嵌着しうる径をなし、先端側が基部よ
り大径なものを好適に用いうる。後記するように
塊茎キノコは成形用筒体4内一杯に充満して成長
するので大型のものが収穫できる。成形用筒体4
を外すには、拡径してキノコの横方向に取り外せ
ばよい。 なお、本発明において成形用筒体4内一杯にと
は、必ずしもキノコが成形用筒体4の先端にまで
到達した状態のみを言うのではなく、成形用筒体
4の中途部にまで成長したキノコが充満した状態
を含む。 成形用筒体4は、金属製又はプラスチツク製な
どの剛体からなる拡径のできない筒であつてもよ
い。この場合には収穫期に成形用筒体4をキノコ
上方に抜脱できるように上下同一径の筒体が望ま
しい。 瓶口上縁から一定間隔(3〜6mm)下げた瓶首
部内に段部を設け、この段部に支持して鋸屑巻込
防止用ネツト3を首部内に設けると好適である。
この鋸屑巻込防止用ネツト3は金網、目抜板など
構造に限定はないが、第2図に示すように、軸心
の揃う大小のリング31,32を120度位相を異
にする放射方向の3本の接続片33で連結してな
るものを使用できる。 本発明のキノコの栽培方法は、イ培地の瓶詰配
合、ロ殺菌、ハ接種、ニ培養、ホ菌掻、ヘ発芽、
ト生育、チ調整、リ収穫の各工程を経て行われる
が、イ乃至ホの各工程は常法により、ヘ乃至リの
各工程が特有の方法に依ることを特徴とする。 即ち、本発明のキノコの栽培方法の重要なポイ
ントは、常法で培地の瓶詰配合から培養に至る工
程を行つた後の工程にあり、それは、キノコの発
生を揃えるために、瓶口上縁から3〜6mm下つた
瓶の首部内で接種した種菌の部分を削り取る菌掻
作業を行つた後、炭酸ガス濃度2000ppm〜
3000ppm程度の、通常の大気中の炭酸ガス濃度よ
りも高濃度の炭酸ガス濃度下での、酸素(O2)
欠乏で炭酸ガス(CO2)豊富の発芽条件を与えて
発芽させ、続いて、栽培瓶の瓶口に成形用筒体4
を嵌着し、茎肉部の肥大化を促進し、かつ傘肉部
の生育を抑制退化する前記雰囲気条件および温度
条件を与えて熟成せしめることとで弾性のある硬
さの菌糸体を成長させつつ、成形用筒体4内に伸
長を誘導し、所定期間経過後、成形用筒体4内一
杯に茎部がブロツク状に一体に成長した段階で成
形用筒体4を取り外し、瓶口上方に生育したキノ
コを瓶口上縁に沿つて刃物を入れることにより切
断収穫するというものである。 なお、培養基は、キノコを成形用筒体内一杯に
成長させるため、また収穫を容易にするため、栽
培瓶の瓶口近くにまで充填する。 塊茎キノコの上面は細い棒状もしくはカリフラ
ワー類似の小さいつぶ状の多数の傘部をなす。 本発明の瓶栽培では、室内・室外栽培や酸素量
を調整する好気・嫌気栽培等の栽培条件などを適
宜選択することにより、白色、ネズミ色など異な
つた肌色のキノコ商品を得ることができる。白い
肌色のキノコ商品では、表面がカリフラワーの表
面類似の肌面をなし、他方、ネズミ色等有色の肌
色のキノコ商品では、表面がブロツコリーの表面
類似の肌色をなす。いずれのキノコ商品も、その
茎部は瓶口に嵌着した成形用筒体4の口径に規制
された塊茎をなす。 そして、上記キノコ商品を得るための栽培日数
は、栽培条件により異なるが、一般的には、種菌
接種後30日乃至40日の間である。その収穫量は、
瓶口が67mm径の瓶栽培で40〜70gである。 このようにして収穫したキノコの片面である切
口面には、菌床が瓶口上縁から3〜6mm下つてい
るため鋸屑等の培地は一切混入せず、純粋な塊茎
部の子実体肉であり、直接そのまま食用に供する
ことができるものである。この切口面の面積は、
従来一般のキノコの茎(柄)部の横断切口面の面
積に比べてはるかに大きく、その切口面に平行す
るようスライスしてバタ焼等に調理するときに
は、あたかも洋食のステーキ同様にフオーク及び
ナイフを使用する食事に供することができるもの
である。その他、このキノコは縦方向にスライス
しても、面積の大きい切口面を生じ前述同様に洋
食に調理した食事に供することができ、また、細
切にした場合、洋食のみならず、和食、中華食に
も供することができるものである。 (発明の効果) 本発明によれば、酸素欠乏、炭酸ガスを豊富に
した雰囲気中で菌糸体の生育を行うので、傘部の
形成を抑制しうると共に、瓶口に成形用筒体を取
り付けるので、茎部を成形用筒体内一杯に伸長さ
せて、茎部がブロツク状に一体に成長した大型の
塊茎キノコを効率よく生産することができる。得
られた塊茎キノコはそのままあるいは適宜スライ
スしてステーキ様に食することができ、フオー
ク、ナイフを使用する洋食になじむなど、用途、
調理法を拡大でき、キノコの大量消費に資するこ
とができる。 〔試験例〕 後記する栽培例において収穫したキノコを、そ
の切口面に平行するようスライスしてバタ焼き
し、別途バタ焼きした牛肉ステーキ及び野菜サラ
ダと共に一枚の皿に盛り合わせて調理し(本件キ
ノコ)、フオーク及びナイフを使う50人による食
味テストを行い、下記の結果を得た。なお、対照
としては、従来の人工栽培により収穫した茎部が
細く傘部が大きいヒラタケを縦に切断してバタ焼
きし、別途バタ焼きした牛肉ステーキ及び野菜サ
ラダと共に一枚の皿に盛り合わせて調理したもの
(対象キノコ)を用いた。
第1図に示すように、培養基20を口径67mmの
プラスチツク瓶1に肩部11よりも上方の瓶口近
くにまで瓶詰配合、殺菌したものにヒラタケ菌2
を接種し、培養し、その瓶口上縁から3mm下がつ
た首部12の部位に菌床21が位置するように菌
掻きした後、酸素を欠乏させ炭酸ガスを豊富にし
た雰囲気で室温に保つて白い菌糸膜上に発芽させ
た。次に瓶口に成形用筒体4を嵌着し、室内の温
湿度を調整しつつ、上記の酸素欠乏、炭酸ガス豊
富の雰囲気の下で菌糸体を成形用筒体4内に伸長
させた。上記のように酸素欠乏、炭酸ガス豊富の
雰囲気に保つことにより、傘部の形成は抑制さ
れ、茎部が成形用筒体4内で伸長かつ肥大化して
一体化し、種菌接種後40日目に成形用筒体4内に
一杯に成長した。その後成形用筒体4を取り外
し、瓶口上縁13に沿つてカツターを入れ、成長
したキノコ5を切断して収穫した。収穫したキノ
コ5は第3図に示すように、片面が切口面で他の
片面がカリフラワー表面類似の肌面52をなす形
態で、重量は70gであつた。
プラスチツク瓶1に肩部11よりも上方の瓶口近
くにまで瓶詰配合、殺菌したものにヒラタケ菌2
を接種し、培養し、その瓶口上縁から3mm下がつ
た首部12の部位に菌床21が位置するように菌
掻きした後、酸素を欠乏させ炭酸ガスを豊富にし
た雰囲気で室温に保つて白い菌糸膜上に発芽させ
た。次に瓶口に成形用筒体4を嵌着し、室内の温
湿度を調整しつつ、上記の酸素欠乏、炭酸ガス豊
富の雰囲気の下で菌糸体を成形用筒体4内に伸長
させた。上記のように酸素欠乏、炭酸ガス豊富の
雰囲気に保つことにより、傘部の形成は抑制さ
れ、茎部が成形用筒体4内で伸長かつ肥大化して
一体化し、種菌接種後40日目に成形用筒体4内に
一杯に成長した。その後成形用筒体4を取り外
し、瓶口上縁13に沿つてカツターを入れ、成長
したキノコ5を切断して収穫した。収穫したキノ
コ5は第3図に示すように、片面が切口面で他の
片面がカリフラワー表面類似の肌面52をなす形
態で、重量は70gであつた。
第1図は成形用筒体内に塊茎キノコが一杯に成
長した状態を示す断面図、第2図は栽培瓶に使用
するネツトの平面図、第3図は収穫した塊茎キノ
コを示す斜視図である。 1……栽培瓶、2……培地、3……ネツト、4
……成形用筒体、5……菌茎キノコ。
長した状態を示す断面図、第2図は栽培瓶に使用
するネツトの平面図、第3図は収穫した塊茎キノ
コを示す斜視図である。 1……栽培瓶、2……培地、3……ネツト、4
……成形用筒体、5……菌茎キノコ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 栽培瓶内に瓶口近くにまで培養基を充填し、
常法により殺菌、植菌、菌糸培養を行い、培養終
了後の少なくとも子実体の茎部の生育時に、成形
用筒体を栽培瓶の瓶口に装着し、 通常の大気よりも高濃度の炭酸ガス濃度での酸
素欠乏、炭酸ガス豊富の雰囲気中で、傘部の形成
を抑制して子実体の茎部を生育させ、前記成形用
筒体内に伸長させると共に茎部を肥大化させ、か
つ前記成形用筒体の内壁面で茎部の側方への成長
を規制して、成形用筒体内一杯にブロツク状に一
体に成長させることを特徴とする塊茎キノコの栽
培方法。 2 基部が瓶口に嵌着しうる径をなし、先端側が
基部より大径であつて、拡径可能な成形用筒体を
用いることを特徴とする請求項1記載の塊茎キノ
コの栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284952A JPS62143614A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 塊茎キノコの栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284952A JPS62143614A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 塊茎キノコの栽培方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62143614A JPS62143614A (ja) | 1987-06-26 |
| JPH0446532B2 true JPH0446532B2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=17685198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60284952A Granted JPS62143614A (ja) | 1985-12-18 | 1985-12-18 | 塊茎キノコの栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62143614A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63181932A (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-27 | 株式会社 アキタ | 菌塊食品とその栽培方法 |
| JPH02104218A (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-17 | Kazumi Noguchi | きのこの栽培方法およびその容器 |
| JPH05227840A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Hokuto Sangyo Kk | ホンシメジの栽培ビン用矯正キャップ及び栽培方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682080A (en) * | 1979-12-04 | 1981-07-04 | Tsukagoshi Shiyotsukin Kenkyusho:Kk | Hypha mass extract of agaric and its powder |
| JPS5820119A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-05 | 長野木田工業株式会社 | えのき茸栽培法 |
| JPS59113827A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-30 | 赤堀 安司 | 成分抽出用霊芝原基の栽培方法 |
-
1985
- 1985-12-18 JP JP60284952A patent/JPS62143614A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62143614A (ja) | 1987-06-26 |
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