JPH0446878Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0446878Y2 JPH0446878Y2 JP10510887U JP10510887U JPH0446878Y2 JP H0446878 Y2 JPH0446878 Y2 JP H0446878Y2 JP 10510887 U JP10510887 U JP 10510887U JP 10510887 U JP10510887 U JP 10510887U JP H0446878 Y2 JPH0446878 Y2 JP H0446878Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antifouling
- wax coating
- thin film
- wax
- coating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Prevention Of Fouling (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は防汚ワツクス塗膜に関する。
「従来の技術」
発電所等の冷却水取水路、海水取水口、大径水
道管、導水路、通水路、進水後の船舶に於いて、
接水壁面にワツクスを塗布し、生物による壁面汚
損を低減しようとする技術(特許第854319号等に
て)は周知であり、水中または海水中の生物によ
る構造物、建築物の表面の汚れを防止するのにも
利用されている。
道管、導水路、通水路、進水後の船舶に於いて、
接水壁面にワツクスを塗布し、生物による壁面汚
損を低減しようとする技術(特許第854319号等に
て)は周知であり、水中または海水中の生物によ
る構造物、建築物の表面の汚れを防止するのにも
利用されている。
すなわち、単に壁面にワツクス塗膜を形成する
ことにより水路コンクリート壁等にあつては一旦
付着して生長した生物幼生も自重により落下し、
生長を停止することなどから、貝類(主としてか
らす貝)の総量を減少させることができるが、こ
れはワツクス表面は極めて表面張力が小さいた
め、幼生が付着して蛋白質を分泌し固着するのを
防げるものであり、当初1年間程度は、生物付着
は極めて少ないことが実証されているが、2年目
になると生物残渣や水あか等の付着により表面の
活性(滑らかさ)は次第に低下し、生物付着防止
効果も低下するのが実情である。
ことにより水路コンクリート壁等にあつては一旦
付着して生長した生物幼生も自重により落下し、
生長を停止することなどから、貝類(主としてか
らす貝)の総量を減少させることができるが、こ
れはワツクス表面は極めて表面張力が小さいた
め、幼生が付着して蛋白質を分泌し固着するのを
防げるものであり、当初1年間程度は、生物付着
は極めて少ないことが実証されているが、2年目
になると生物残渣や水あか等の付着により表面の
活性(滑らかさ)は次第に低下し、生物付着防止
効果も低下するのが実情である。
使用されるワツクスはパラフインワツクス及び
ミクロクリスタリンワツクスを混合したもので、
食品添加、包装等に使用され、全く無害で魚貝類
に対する影響もなく、使用材としては好適であ
り、何んらかの生物付着防止効果の持続化が望ま
れている。
ミクロクリスタリンワツクスを混合したもので、
食品添加、包装等に使用され、全く無害で魚貝類
に対する影響もなく、使用材としては好適であ
り、何んらかの生物付着防止効果の持続化が望ま
れている。
従来の持続化の手段は、1年経過後、初期と同
様の工程を経てワツクス塗膜を形成するか、ある
いは付着生物を除去後火焔にて表面を平滑化する
かであるが、火焔により再生面での効果は新生面
に比し劣る。
様の工程を経てワツクス塗膜を形成するか、ある
いは付着生物を除去後火焔にて表面を平滑化する
かであるが、火焔により再生面での効果は新生面
に比し劣る。
「考案が解決しようとする問題点」
しかるに、一年毎にとり行なう新生面にあつて
は、ワツクス塗布に先立つ壁面表面清掃を行つた
後灯油等の火炎による表面清掃の完了した壁面を
生物残渣を焼殺すると共に壁面へのワツクスの附
着力を向上せしめるために焼炙したりする煩雑な
汚染塗膜剥離、並びに新生面基盤作りの工数を要
しなければならず防汚効果の長期化を計るための
塗膜のメンテナンスは面倒なものとなつているの
が実情である。
は、ワツクス塗布に先立つ壁面表面清掃を行つた
後灯油等の火炎による表面清掃の完了した壁面を
生物残渣を焼殺すると共に壁面へのワツクスの附
着力を向上せしめるために焼炙したりする煩雑な
汚染塗膜剥離、並びに新生面基盤作りの工数を要
しなければならず防汚効果の長期化を計るための
塗膜のメンテナンスは面倒なものとなつているの
が実情である。
「問題点を解決するための手段」、「作用」
本案は叙上の事情に鑑みなされたものでその要
旨とするところは、防汚対象面に塗布された基盤
防汚ワツクス塗膜層をプラスチツク等の孔明き薄
膜で被覆し、当該薄膜上に防汚ワツクス塗膜層を
形成させ、さらにかかる薄膜を基盤とした上塗り
防汚ワツクス塗膜層を必要に応じて積層するとし
て、防汚ワツクス塗膜を剥ぎ取り更新可に構成
し、新生面形成は単に汚染されたワツクス塗膜層
の基盤薄膜と共に剥ぎ取りにてなし得るものと
し、既述の如き煩雑な工数を一切要することなく
して防汚効果の長期化を実現した点にある。
旨とするところは、防汚対象面に塗布された基盤
防汚ワツクス塗膜層をプラスチツク等の孔明き薄
膜で被覆し、当該薄膜上に防汚ワツクス塗膜層を
形成させ、さらにかかる薄膜を基盤とした上塗り
防汚ワツクス塗膜層を必要に応じて積層するとし
て、防汚ワツクス塗膜を剥ぎ取り更新可に構成
し、新生面形成は単に汚染されたワツクス塗膜層
の基盤薄膜と共に剥ぎ取りにてなし得るものと
し、既述の如き煩雑な工数を一切要することなく
して防汚効果の長期化を実現した点にある。
「実施例」
以下、これを図に基づいて詳細に説明する。
第1図は形成時に於ける本案防汚ワツクス塗膜
の層断面図、第2図は更新時に於ける本案防汚ワ
ツクス塗膜の層断面図、第3図a,bは本案にお
ける孔明き薄膜の説明用図である。
の層断面図、第2図は更新時に於ける本案防汚ワ
ツクス塗膜の層断面図、第3図a,bは本案にお
ける孔明き薄膜の説明用図である。
図中1はコンクリート構造体の如き防汚対象面
を示し、2は当該防汚対象面1上に塗布された基
盤防汚ワツクス層である。
を示し、2は当該防汚対象面1上に塗布された基
盤防汚ワツクス層である。
当該基礎防汚ワツクス層2にはこれを保護また
は維持するために薄膜3が被覆される。当該薄膜
3は機械的に強固であり且つ耐温度性がある等の
使用箇所に応じた特性は当然のことながら備える
ものであらねばならない。
は維持するために薄膜3が被覆される。当該薄膜
3は機械的に強固であり且つ耐温度性がある等の
使用箇所に応じた特性は当然のことながら備える
ものであらねばならない。
さらに薄膜3は基礎防汚ワツクス層2に対する
密着を確保するために第3図に詳示される如く孔
3a明きに加工されるもので、当該孔3aを介し
て基礎防汚ワツクス層2への廻り込み効果により
防汚ワツクス層4の密着が果たされる。
密着を確保するために第3図に詳示される如く孔
3a明きに加工されるもので、当該孔3aを介し
て基礎防汚ワツクス層2への廻り込み効果により
防汚ワツクス層4の密着が果たされる。
当該薄膜3上には、これを基盤として別の防汚
ワツクス塗膜層4が上塗り形成される。
ワツクス塗膜層4が上塗り形成される。
しかして、上下層のワツクス塗膜層が薄膜3を
介してサンドイツチ状に積層されることとなる。
よつて、上層の防汚ワツクス塗膜層4が第2図に
示す如く経時汚染で汚染生物類及びスライム類5
の付着により防汚効果を奏し得なくなつたなら
ば、薄膜3と共に引き剥がすことで、防汚ワツク
ス塗膜層4を撤去し、未汚染の基礎防汚ワツクス
層2を露呈させ、新生面として活用することが出
来る。図示例では更新は唯1回であるが、上述の
剥ぎ取り層を多層化することにより複数更新が可
能となる。
介してサンドイツチ状に積層されることとなる。
よつて、上層の防汚ワツクス塗膜層4が第2図に
示す如く経時汚染で汚染生物類及びスライム類5
の付着により防汚効果を奏し得なくなつたなら
ば、薄膜3と共に引き剥がすことで、防汚ワツク
ス塗膜層4を撤去し、未汚染の基礎防汚ワツクス
層2を露呈させ、新生面として活用することが出
来る。図示例では更新は唯1回であるが、上述の
剥ぎ取り層を多層化することにより複数更新が可
能となる。
「考案の効果」
以上の如く本案によるならば、上層の防汚ワツ
クス塗膜層の汚染をまつて、これを剥ぎ取ること
によつて新生面を形成し得るので、従来防汚効果
の長期化のために要した煩雑な工数は一切不要と
なり、その有便性は実際上極めて高い意義を有す
る。
クス塗膜層の汚染をまつて、これを剥ぎ取ること
によつて新生面を形成し得るので、従来防汚効果
の長期化のために要した煩雑な工数は一切不要と
なり、その有便性は実際上極めて高い意義を有す
る。
第1図は形成時に於ける本案防汚ワツクス塗膜
の層断面図、第2図は更新時に於ける本案防汚ワ
ツクス塗膜の層断面図、第3図a,bは本案に於
ける孔明き薄膜の説明用図である。 1……防汚対象面、2……基礎防汚ワツクス
層、3……薄膜、3a……孔、4……防汚ワツク
ス塗膜層、5……汚染生物類及びスライム類。
の層断面図、第2図は更新時に於ける本案防汚ワ
ツクス塗膜の層断面図、第3図a,bは本案に於
ける孔明き薄膜の説明用図である。 1……防汚対象面、2……基礎防汚ワツクス
層、3……薄膜、3a……孔、4……防汚ワツク
ス塗膜層、5……汚染生物類及びスライム類。
Claims (1)
- 防汚対象面に塗布された基礎防汚ワツクス塗膜
層をプラスチツク等の孔明き薄膜で被覆し、当該
薄膜上に防汚ワツクス塗膜層を形成させ、さらに
かかる薄膜を基盤とした上塗り防汚ワツクス塗膜
層を必要に応じて積層するとしてなることを特徴
とする防汚ワツクス塗膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10510887U JPH0446878Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10510887U JPH0446878Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS648989U JPS648989U (ja) | 1989-01-18 |
| JPH0446878Y2 true JPH0446878Y2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=31337429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10510887U Expired JPH0446878Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446878Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0714853Y2 (ja) * | 1990-10-17 | 1995-04-10 | フェザー安全剃刀株式会社 | トリミングハンドル |
-
1987
- 1987-07-08 JP JP10510887U patent/JPH0446878Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS648989U (ja) | 1989-01-18 |
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