JPH0447041B2 - - Google Patents
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- JPH0447041B2 JPH0447041B2 JP25641488A JP25641488A JPH0447041B2 JP H0447041 B2 JPH0447041 B2 JP H0447041B2 JP 25641488 A JP25641488 A JP 25641488A JP 25641488 A JP25641488 A JP 25641488A JP H0447041 B2 JPH0447041 B2 JP H0447041B2
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Links
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Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は妊娠中に於ける乳房の経時的変化に
対応出来て、カツプワイヤーが組込まれたブラジ
ヤーであるに拘らず乳房の膨張や拡大変化に良好
に追従し得る、殊に産前用に適したワイヤーブラ
ジヤーに関する。
対応出来て、カツプワイヤーが組込まれたブラジ
ヤーであるに拘らず乳房の膨張や拡大変化に良好
に追従し得る、殊に産前用に適したワイヤーブラ
ジヤーに関する。
従来の技術
従来より使用されている妊婦用ブラジヤーに於
いては、左右の両乳房を覆うカツプ部はその殆ん
どが非伸縮性より成る素材を配して形成されてい
るため、妊娠初期より出産に至るまでの妊娠期間
中に現出する乳房の経時的な膨張拡大変化(乳房
の高さ方向への拡大変化および乳房の基底部方向
への拡大変化)を受容することは出来ない欠陥が
あつた。
いては、左右の両乳房を覆うカツプ部はその殆ん
どが非伸縮性より成る素材を配して形成されてい
るため、妊娠初期より出産に至るまでの妊娠期間
中に現出する乳房の経時的な膨張拡大変化(乳房
の高さ方向への拡大変化および乳房の基底部方向
への拡大変化)を受容することは出来ない欠陥が
あつた。
また当該カツプ部を伸縮性素材を以つて構成し
たブラジヤーも各種提案されているが、これもそ
の許容範囲に自ずと限界が有り、妊娠期間の約10
ケ月の間に乳房のボリユームは妊娠前に比べて、
妊娠7ケ月前後でJISサイズ規格に於けるブラジ
ヤーカツプサイズで標準的には2カツプサイズ以
上も大きくなり、妊娠5ケ月には乳房の高さのみ
ならず、その底面積である基底部も徐々に拡大変
化し、この著しい変化に充分に対応する機能を備
えていないものであつた。
たブラジヤーも各種提案されているが、これもそ
の許容範囲に自ずと限界が有り、妊娠期間の約10
ケ月の間に乳房のボリユームは妊娠前に比べて、
妊娠7ケ月前後でJISサイズ規格に於けるブラジ
ヤーカツプサイズで標準的には2カツプサイズ以
上も大きくなり、妊娠5ケ月には乳房の高さのみ
ならず、その底面積である基底部も徐々に拡大変
化し、この著しい変化に充分に対応する機能を備
えていないものであつた。
斯様な胸部体表面、即ち乳房の経寺的変化に対
応するためには、少なくとも大小異なるサイズの
ブラジヤーの購入を要求され、乳房の膨張拡大程
度に応じたブラジヤーが着目されていた。
応するためには、少なくとも大小異なるサイズの
ブラジヤーの購入を要求され、乳房の膨張拡大程
度に応じたブラジヤーが着目されていた。
ブラジヤーに於けるカツプ部は、乳房自体の安
定化を図ると共に、その補整機能や造形機能を得
ることを主たる目的としており、カツプワイヤー
の無いソフトタイプのブラジヤーのみならず、特
にカツプ部の下縁弯曲部に沿つて、硬質の金属製
若しくは合成樹脂製より成る半円状に弯曲したカ
ツプワイヤーを付設したワイヤーブラジヤーで
は、固定的に乳房自体を保持しようとするもので
あるため、妊娠前に比較して頗る大きな変化をも
たらす妊娠中の婦人の乳房には、その経時的変化
に従つてカツプ部自体を追従させることは出来
ず、また斯様に追従させるべく開発されたブラジ
ヤーは見い出せない。
定化を図ると共に、その補整機能や造形機能を得
ることを主たる目的としており、カツプワイヤー
の無いソフトタイプのブラジヤーのみならず、特
にカツプ部の下縁弯曲部に沿つて、硬質の金属製
若しくは合成樹脂製より成る半円状に弯曲したカ
ツプワイヤーを付設したワイヤーブラジヤーで
は、固定的に乳房自体を保持しようとするもので
あるため、妊娠前に比較して頗る大きな変化をも
たらす妊娠中の婦人の乳房には、その経時的変化
に従つてカツプ部自体を追従させることは出来
ず、また斯様に追従させるべく開発されたブラジ
ヤーは見い出せない。
そして、在来の断面長方形或いは断面円形をし
た金属製カツプワイヤーは、一本のバネ鋼である
ために、ブラジヤー着用時に脇側および前中心側
で1〜2cm程度拡がつたワイヤーは、引張方向に
対し抵抗力を示し元の形状へ強靭に復帰しようと
する力が生じ、一定の乳房の大きさには対応する
としても、経時的な乳房の膨張、拡大変化には全
く追従しないものである。
た金属製カツプワイヤーは、一本のバネ鋼である
ために、ブラジヤー着用時に脇側および前中心側
で1〜2cm程度拡がつたワイヤーは、引張方向に
対し抵抗力を示し元の形状へ強靭に復帰しようと
する力が生じ、一定の乳房の大きさには対応する
としても、経時的な乳房の膨張、拡大変化には全
く追従しないものである。
従つて少なくとも乳房の底面積である乳房の基
底部に常に合致したカツプワイヤーでなければ、
乳房を圧迫することに伴う乳腺の発育阻止に直結
し、自然な乳腺の発達した乳房を得ることは出来
ない。更には在来のカツプワイヤーは一本の線材
にて形成されてにいるため、荷重(乳房の自重)
に対し、負荷が乳房の最下部に集中することで、
ワイヤーに亀裂や損傷が生起する欠陥があつた。
底部に常に合致したカツプワイヤーでなければ、
乳房を圧迫することに伴う乳腺の発育阻止に直結
し、自然な乳腺の発達した乳房を得ることは出来
ない。更には在来のカツプワイヤーは一本の線材
にて形成されてにいるため、荷重(乳房の自重)
に対し、負荷が乳房の最下部に集中することで、
ワイヤーに亀裂や損傷が生起する欠陥があつた。
またこの金属カツプワイヤーに代えて、合成樹
脂素材を以つて成るカツプワイヤーに於いては、
金属製カツプワイヤーに比して比較的柔軟で屈従
性があるとしても、乳房の基底部の経時的な拡が
り作用に追従出来ず、この拡がりに追従させた場
合には該ワイヤーはワイヤーとしての形態を保持
せず、歪な形状となるに過ぎない。
脂素材を以つて成るカツプワイヤーに於いては、
金属製カツプワイヤーに比して比較的柔軟で屈従
性があるとしても、乳房の基底部の経時的な拡が
り作用に追従出来ず、この拡がりに追従させた場
合には該ワイヤーはワイヤーとしての形態を保持
せず、歪な形状となるに過ぎない。
解決しようとする問題点
然るに本発明による産前用ワイヤーブラジヤー
に於いては、既述した在来のワイヤーブラジヤー
の欠陥に鑑みて鋭意研究した結果に開発されたも
のであつて、在来の諸種欠陥を解消すると共に、
経時的に乳房の膨出度や基底部の面積が拡大する
妊娠から出産に至る迄の妊娠の乳房変化に追従し
て対応し得ると共に、該乳房支持能力を格段に向
上せしめた産前用ワイヤーブラジヤーを提供する
ことを目的としている。
に於いては、既述した在来のワイヤーブラジヤー
の欠陥に鑑みて鋭意研究した結果に開発されたも
のであつて、在来の諸種欠陥を解消すると共に、
経時的に乳房の膨出度や基底部の面積が拡大する
妊娠から出産に至る迄の妊娠の乳房変化に追従し
て対応し得ると共に、該乳房支持能力を格段に向
上せしめた産前用ワイヤーブラジヤーを提供する
ことを目的としている。
また妊娠の乳房変化に追従することで乳房を不
自然に圧迫せず適度な緊張を与え、乳線の自然な
発育を促進して乳房の下垂をも防止する産前用ワ
イヤーブラジヤーを提供することを目的としてい
る。
自然に圧迫せず適度な緊張を与え、乳線の自然な
発育を促進して乳房の下垂をも防止する産前用ワ
イヤーブラジヤーを提供することを目的としてい
る。
更にはまた胸部体表面の曲率に対して、平面状
で断面円形のカツプワイヤーを用いたブラジヤー
であるに拘らず、その曲率に相応して柔軟にフイ
ツトし、該ワイヤーの亀裂や損傷に起因するカツ
プ部の破損等を生起させぬ産前用ワイヤーブラジ
ヤーを提供することを目的としている。
で断面円形のカツプワイヤーを用いたブラジヤー
であるに拘らず、その曲率に相応して柔軟にフイ
ツトし、該ワイヤーの亀裂や損傷に起因するカツ
プ部の破損等を生起させぬ産前用ワイヤーブラジ
ヤーを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
上記したような目的を達成するがために本発明
になる産前用ワイヤーブラジヤーに於いては、左
右カツプ部1は、その各々の伸縮特性を乳頭方向
とした伸縮性素材より成る三片の構成部片の縫合
により形成され、外側充当部片2は下縁弯曲部7
の前中心線6寄りから、肩紐5付根方向へ内方に
くびれて三ケ月形に弯曲した形状を、下側充当部
片3はブラジヤーAの前中心線6の中程から、外
側充当部片2の中程に延びる舟形の形状を、上側
充当部片4は前中心線6の上端から、肩紐5付根
方向へ延びる楔形の形状を備えると共に、カツプ
部1の下縁弯曲部7にに沿つては、芯線8の外周
に複数本の針金状をした細線9を密に整列させ
て、その各々が螺旋状を形設するように捲廻した
カツプワイヤー10を沿設したことを特徴として
いる。次いで本発明による産前用ワイヤーブラジ
ヤーの具体的実施例について詳述する。
になる産前用ワイヤーブラジヤーに於いては、左
右カツプ部1は、その各々の伸縮特性を乳頭方向
とした伸縮性素材より成る三片の構成部片の縫合
により形成され、外側充当部片2は下縁弯曲部7
の前中心線6寄りから、肩紐5付根方向へ内方に
くびれて三ケ月形に弯曲した形状を、下側充当部
片3はブラジヤーAの前中心線6の中程から、外
側充当部片2の中程に延びる舟形の形状を、上側
充当部片4は前中心線6の上端から、肩紐5付根
方向へ延びる楔形の形状を備えると共に、カツプ
部1の下縁弯曲部7にに沿つては、芯線8の外周
に複数本の針金状をした細線9を密に整列させ
て、その各々が螺旋状を形設するように捲廻した
カツプワイヤー10を沿設したことを特徴として
いる。次いで本発明による産前用ワイヤーブラジ
ヤーの具体的実施例について詳述する。
Aは本発明になる産前用ワイヤーブラジヤーで
あつて、該ワイヤーブラジヤーAには左右の両乳
房を覆い、また受け止める伸縮性素材より成るカ
ツプ部1と、該カツプ部1の脇側に位置する部位
より延設され、身体の脇側並びに背面に沿つて充
当される伸縮性バツク布13と、該カツプ部1の
上尖端からバツク布13間に亘つて跨設される肩
紐5とを備えたものである。
あつて、該ワイヤーブラジヤーAには左右の両乳
房を覆い、また受け止める伸縮性素材より成るカ
ツプ部1と、該カツプ部1の脇側に位置する部位
より延設され、身体の脇側並びに背面に沿つて充
当される伸縮性バツク布13と、該カツプ部1の
上尖端からバツク布13間に亘つて跨設される肩
紐5とを備えたものである。
そして該カツプ部1は、三片の構成部片で以つ
て立体的な所謂カツプ型に縫合することで製出さ
れるもので、各構成部片の伸縮特性はブラジヤー
Aを着用した際、夫々が乳頭方向へ大きな伸縮性
を持つような素材使いがなされている。
て立体的な所謂カツプ型に縫合することで製出さ
れるもので、各構成部片の伸縮特性はブラジヤー
Aを着用した際、夫々が乳頭方向へ大きな伸縮性
を持つような素材使いがなされている。
2は乳房14の下縁中央付近および外寄りと脇
側面にかけて当接される外側充当部片であつて、
該外側充当部片2はカツプ部1の下縁弯曲部7に
於ける前中心線6に近い位置から、肩紐5の付根
方向へ内方に向つて弯曲して、くびれた三ケ月の
形状を備えている。そして外側充当部片2の脇側
に位置する部位には、伸縮性バツク布13の一端
が縫合されている。
側面にかけて当接される外側充当部片であつて、
該外側充当部片2はカツプ部1の下縁弯曲部7に
於ける前中心線6に近い位置から、肩紐5の付根
方向へ内方に向つて弯曲して、くびれた三ケ月の
形状を備えている。そして外側充当部片2の脇側
に位置する部位には、伸縮性バツク布13の一端
が縫合されている。
3は乳房14の下縁中央付近および前中心線6
寄りで、ブラジヤーAの前中心線6の中程から、
外側充当部片2の中程にかけて延びる、乳房14
の下半部の面にかけて当接される下側充当部片で
あつて、舟形の如き形状を備えている。
寄りで、ブラジヤーAの前中心線6の中程から、
外側充当部片2の中程にかけて延びる、乳房14
の下半部の面にかけて当接される下側充当部片で
あつて、舟形の如き形状を備えている。
4はブラジヤーAに於ける前中心線6の上端か
ら、肩紐5の付根方向に延びて乳房14の上半部
の面にかけて当接される上側充当部片であつて、
楔形の如き形状を備えている。
ら、肩紐5の付根方向に延びて乳房14の上半部
の面にかけて当接される上側充当部片であつて、
楔形の如き形状を備えている。
而して、カツプ部1を形成する三片の構成部片
が互いに接する外側充当部片2の内縁と下側充当
部片3および上側充当部片4の各外縁、並びに下
側充当部片3の上縁と上側充当部片4の下縁が
夫々縫合されて、カツプ部1が製出されるもので
ある。10は斯様に構成されたカツプ部1の下縁
弯曲部7に沿つて付設される半円状をしたカツプ
ワイヤーである。
が互いに接する外側充当部片2の内縁と下側充当
部片3および上側充当部片4の各外縁、並びに下
側充当部片3の上縁と上側充当部片4の下縁が
夫々縫合されて、カツプ部1が製出されるもので
ある。10は斯様に構成されたカツプ部1の下縁
弯曲部7に沿つて付設される半円状をしたカツプ
ワイヤーである。
斯かるカツプワイヤー10は、従来品の如く一
本の金属製バネ体により製出されるものではな
く、複数本詳しくは比較的多数本の線材を集合さ
せて半円状に一体化することでカツプワイヤーと
なしているものである。
本の金属製バネ体により製出されるものではな
く、複数本詳しくは比較的多数本の線材を集合さ
せて半円状に一体化することでカツプワイヤーと
なしているものである。
即ち、鋼材より成るその断面形状を円形とした
芯線8と細線9とを以つて、本発明に使用するカ
ツプワイヤー10を得るのであるが、この際該カ
ツプワイヤー10の芯体を形成する芯線8の外周
に沿つては、カツプワイヤー10の外側体を形成
する針金状をした複数本の細線9が夫々密接して
整列され、その各々の細線9が螺旋状を形設する
ように整列して捲廻されて緊締化され、もつて半
円状のバネ体11は第2図に示すように芯線8と
各細線9、並びに相隣接の細線9同志が均等に密
接して曲成されたカツプワイヤーが得られるもの
となる。
芯線8と細線9とを以つて、本発明に使用するカ
ツプワイヤー10を得るのであるが、この際該カ
ツプワイヤー10の芯体を形成する芯線8の外周
に沿つては、カツプワイヤー10の外側体を形成
する針金状をした複数本の細線9が夫々密接して
整列され、その各々の細線9が螺旋状を形設する
ように整列して捲廻されて緊締化され、もつて半
円状のバネ体11は第2図に示すように芯線8と
各細線9、並びに相隣接の細線9同志が均等に密
接して曲成されたカツプワイヤーが得られるもの
となる。
詳しくは、直径0.6mmの断面円形状を有する針
金状の鋼材である芯線8が用いられ、該芯線8の
外周に、前記芯線8と同径で同資料の細線9を、
第4図に示すように6本使用して整列化させ乍ら
その各細線9が夫々螺旋状となるように密に捲廻
し、而して所定長で直径を1.8mmとした半円状の
バネ体11が曲成される。
金状の鋼材である芯線8が用いられ、該芯線8の
外周に、前記芯線8と同径で同資料の細線9を、
第4図に示すように6本使用して整列化させ乍ら
その各細線9が夫々螺旋状となるように密に捲廻
し、而して所定長で直径を1.8mmとした半円状の
バネ体11が曲成される。
このバネ体11は基本的には、一方端を少許長
くした略半円形の形状を備えた金型内へ、当該カ
ツプワイヤー10を搬入すると共に、焼付けによ
る熱処理を施こして、金型通りに曲成されたカツ
プワイヤー10に固定化させ、所謂バネ鋼を製出
する析出固定の方法が採られる。
くした略半円形の形状を備えた金型内へ、当該カ
ツプワイヤー10を搬入すると共に、焼付けによ
る熱処理を施こして、金型通りに曲成されたカツ
プワイヤー10に固定化させ、所謂バネ鋼を製出
する析出固定の方法が採られる。
そうして、斯様に芯線1の外周に細線9を螺旋
状に捲廻して成るカツプワイヤー10の全表面に
は、合成樹脂溶液を以つてコーテイング層12を
形成し、これによりカツプワイヤー10の防錆効
果と、螺旋状面の平滑化によるブラジヤー等のカ
ツプ部下縁弯曲部の布帛損傷防止効果を得ること
が出来る。本発明に用いる針金状の鋼材は、その
直径0.3乃至0.8mmとする範囲内にある線材を適宜
選択して、所望の弾性値を備えたカツプワイヤー
製出することが出来るが、前記のように芯線8と
細線9との当該直径を同一径とした線材を用いる
場合の外、芯線8を細線9の直径より径大とした
線材を用いる場合、この場合の芯線8の直径は前
記範囲内に止まらず、更に径大とすることで、カ
ツプワイヤー10のしなやかで全方向への屈曲性
が弱まり、使用時にはハードタイプとなるが、乳
房14の底面積の如何なる拡がりに於いても、歪
なく追従出来て、且つ胸部体表面の曲率に無理な
く確実に沿う効果が得られる。
状に捲廻して成るカツプワイヤー10の全表面に
は、合成樹脂溶液を以つてコーテイング層12を
形成し、これによりカツプワイヤー10の防錆効
果と、螺旋状面の平滑化によるブラジヤー等のカ
ツプ部下縁弯曲部の布帛損傷防止効果を得ること
が出来る。本発明に用いる針金状の鋼材は、その
直径0.3乃至0.8mmとする範囲内にある線材を適宜
選択して、所望の弾性値を備えたカツプワイヤー
製出することが出来るが、前記のように芯線8と
細線9との当該直径を同一径とした線材を用いる
場合の外、芯線8を細線9の直径より径大とした
線材を用いる場合、この場合の芯線8の直径は前
記範囲内に止まらず、更に径大とすることで、カ
ツプワイヤー10のしなやかで全方向への屈曲性
が弱まり、使用時にはハードタイプとなるが、乳
房14の底面積の如何なる拡がりに於いても、歪
なく追従出来て、且つ胸部体表面の曲率に無理な
く確実に沿う効果が得られる。
また芯線8を細線9より剛性を高めた素材より
成る線材を用いて、本発明を実施することも勿論
出来る。
成る線材を用いて、本発明を実施することも勿論
出来る。
発明の効果
本発明の産前用ワイヤーブラジヤーによれば、
当該カツプ部1を構成する三片、即ち外側充当部
片2、下側充当部片3および上側充当部片4の各
部片を、その伸縮特性が乳頭方向に大となるよう
に配設させて縫合一体化するため、妊娠から出産
までの経時的な乳房14の膨張、拡大変化に際し
て、乳頭を起点として放射状に伸縮特性が出現
し、これがため著しい乳房14の変化に対応して
追従する結果となる。
当該カツプ部1を構成する三片、即ち外側充当部
片2、下側充当部片3および上側充当部片4の各
部片を、その伸縮特性が乳頭方向に大となるよう
に配設させて縫合一体化するため、妊娠から出産
までの経時的な乳房14の膨張、拡大変化に際し
て、乳頭を起点として放射状に伸縮特性が出現
し、これがため著しい乳房14の変化に対応して
追従する結果となる。
即ち乳房14の高さ方向aへの膨張変化には、
各部片の伸縮特性が全て乳頭方向へ向つて大とな
るため、乳頭を含む乳房の高さに対する圧迫が生
起せず、乳房14の基底部方向bへの拡大変化に
は、伸縮特性が乳頭方向に在る外側充当部片2の
脇側に位置する部位が少なくとも自由に拡開出来
るものとなるため、その拡大変化に円滑に追従す
るものとなる。
各部片の伸縮特性が全て乳頭方向へ向つて大とな
るため、乳頭を含む乳房の高さに対する圧迫が生
起せず、乳房14の基底部方向bへの拡大変化に
は、伸縮特性が乳頭方向に在る外側充当部片2の
脇側に位置する部位が少なくとも自由に拡開出来
るものとなるため、その拡大変化に円滑に追従す
るものとなる。
そして同じく乳頭方向へ伸縮特性を大とした下
側充当部片3と上側充当部片4は、夫々が乳房1
4の拡大変化に応じた伸縮度を発揮し、常に乳房
14へ円滑にフイツトするのであるが、この際、
外側充当部片2は下縁弯曲部7の前中心線6寄り
から肩紐5付根方向へ内方にくびれて三ケ月形に
弯曲するように形設するため、カツプ部1の下縁
弯曲部7から肩紐5へ向う方向の伸縮特性が小と
なるので、著しい乳房14の張りに伴う重量増大
で下垂しようとする乳房14に対し、適度な緊迫
感を付与し、バストアツプ効果を発揮することが
出来る。
側充当部片3と上側充当部片4は、夫々が乳房1
4の拡大変化に応じた伸縮度を発揮し、常に乳房
14へ円滑にフイツトするのであるが、この際、
外側充当部片2は下縁弯曲部7の前中心線6寄り
から肩紐5付根方向へ内方にくびれて三ケ月形に
弯曲するように形設するため、カツプ部1の下縁
弯曲部7から肩紐5へ向う方向の伸縮特性が小と
なるので、著しい乳房14の張りに伴う重量増大
で下垂しようとする乳房14に対し、適度な緊迫
感を付与し、バストアツプ効果を発揮することが
出来る。
斯様な乳房14の膨張拡大変化に追従するカツ
プ部1の下縁弯曲扮7には、カツプワイヤー10
を沿設し、常に整状位置にブラジヤーAを維持し
て乳房14の下垂阻止を図るのであるが、該カツ
プワイヤー10によると、芯線8の外周に沿つて
複数本の細線9を密に螺旋状に捲廻してバネ体1
1に曲成した構成を有し、従つて芯線8の外周を
囲繞する細線9はその各々が密接するが互いに独
立して接触形成されるものとなり、これがため、
カツプワイヤー10は全方向にしなやかに屈曲自
在性が出現し、バネ化されたに拘らず屈曲自在で
弾力性のある柔軟なカツプワイヤー10が得られ
るものとなる。
プ部1の下縁弯曲扮7には、カツプワイヤー10
を沿設し、常に整状位置にブラジヤーAを維持し
て乳房14の下垂阻止を図るのであるが、該カツ
プワイヤー10によると、芯線8の外周に沿つて
複数本の細線9を密に螺旋状に捲廻してバネ体1
1に曲成した構成を有し、従つて芯線8の外周を
囲繞する細線9はその各々が密接するが互いに独
立して接触形成されるものとなり、これがため、
カツプワイヤー10は全方向にしなやかに屈曲自
在性が出現し、バネ化されたに拘らず屈曲自在で
弾力性のある柔軟なカツプワイヤー10が得られ
るものとなる。
妊娠期間中の著しい乳房の膨張拡大変化、即ち
乳房14の基底部方向bへの寸法的な拡大変化
と、乳房14の高さ方向aを含む乳房重量の増量
変化に対し、カツプワイヤー10自体がこれに追
従して変化し、常に乳房14の基底部と同型にカ
ツプワイヤー10が拡開するため、乳房14の膨
張拡大変化に拘泥せず、一本のワイヤーで対応出
来、大きく重くなる乳房14を心地良く支え、且
つ乳房14の固定的支持を目的とする従来のカツ
プワイヤーでは、必然的に乳腺を圧迫してその発
育を阻害するが、本発明では乳房14の如何なる
変形にも乳腺の発育をうながす効果がある。
乳房14の基底部方向bへの寸法的な拡大変化
と、乳房14の高さ方向aを含む乳房重量の増量
変化に対し、カツプワイヤー10自体がこれに追
従して変化し、常に乳房14の基底部と同型にカ
ツプワイヤー10が拡開するため、乳房14の膨
張拡大変化に拘泥せず、一本のワイヤーで対応出
来、大きく重くなる乳房14を心地良く支え、且
つ乳房14の固定的支持を目的とする従来のカツ
プワイヤーでは、必然的に乳腺を圧迫してその発
育を阻害するが、本発明では乳房14の如何なる
変形にも乳腺の発育をうながす効果がある。
そうして複数本の細線9を整列化させ螺旋状に
捲廻すことで、第3図のc−d方向である横方向
への外力に対しても柔軟な変形域を持つと共に、
バネ状の弾性力も保有するため、柔軟な中にもワ
イヤーとしての本来の機能が発揮出来る。
捲廻すことで、第3図のc−d方向である横方向
への外力に対しても柔軟な変形域を持つと共に、
バネ状の弾性力も保有するため、柔軟な中にもワ
イヤーとしての本来の機能が発揮出来る。
また、各々の細線9がより合わさつた状態下で
螺旋状となつているため、相隣接する細線9間
で、負荷を緩衝分散する働きが生じて、ワイヤー
が変形する臨界点が甚少化され、これがために弾
力的な変形がワイヤーに期待出来、負荷に伴うワ
イヤーの亀裂や損傷が起こり難い状態が得られ
る。
螺旋状となつているため、相隣接する細線9間
で、負荷を緩衝分散する働きが生じて、ワイヤー
が変形する臨界点が甚少化され、これがために弾
力的な変形がワイヤーに期待出来、負荷に伴うワ
イヤーの亀裂や損傷が起こり難い状態が得られ
る。
従来のカツプワイヤーは、その両端部でのみ拡
開作用があるが、本発明で使用されるワイヤーは
如何なる位置でも力が分散されて弾発的で自由な
拡開作用が得られ、常に乳房に追従した拡開が期
待出来る。
開作用があるが、本発明で使用されるワイヤーは
如何なる位置でも力が分散されて弾発的で自由な
拡開作用が得られ、常に乳房に追従した拡開が期
待出来る。
そして弾力的でしなやかな変形がワイヤーに得
られるために、胸部体表面の曲率に合致するワイ
ヤーとなり、局部的圧迫、喰い込み、皮膚の擦り
傷を防止し、乳房の経時的変化に対し、常に同一
着用感を持つカツプワイヤーとなる。
られるために、胸部体表面の曲率に合致するワイ
ヤーとなり、局部的圧迫、喰い込み、皮膚の擦り
傷を防止し、乳房の経時的変化に対し、常に同一
着用感を持つカツプワイヤーとなる。
また細線9を同一径とすることで、より円形に
近いワイヤーとなり、且つ収束状態に型崩れを来
たさず、均衡の採れた形状となる。
近いワイヤーとなり、且つ収束状態に型崩れを来
たさず、均衡の採れた形状となる。
斯様にカツプ部1の構成とカツプワイヤー構成
とが相乗することで在来のこの種のブラジヤーで
は発揮出来ぬ効果を奏するものとなる。
とが相乗することで在来のこの種のブラジヤーで
は発揮出来ぬ効果を奏するものとなる。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は一部切除した正面見取図、第2図は第3図
B−B線の縦拡大断面図、第3図はカツプワイヤ
ーの一部切除した正面図、第4図は完成途中の見
取図、第5図は乳房の基底部と膨出度の変化を示
す見取図、第6図は他の実施例による縦拡大断面
図である。 1…カツプ部、2…外側充当部片、3…下側充
当部片、4…上側充当部片、5…肩紐、7…下縁
弯曲部、8…芯線、9…細線、10…カツプワイ
ヤー。
1図は一部切除した正面見取図、第2図は第3図
B−B線の縦拡大断面図、第3図はカツプワイヤ
ーの一部切除した正面図、第4図は完成途中の見
取図、第5図は乳房の基底部と膨出度の変化を示
す見取図、第6図は他の実施例による縦拡大断面
図である。 1…カツプ部、2…外側充当部片、3…下側充
当部片、4…上側充当部片、5…肩紐、7…下縁
弯曲部、8…芯線、9…細線、10…カツプワイ
ヤー。
Claims (1)
- 1 左右カツプ部1は、その各々の伸縮特性を乳
頭方向とした伸縮性素材より成る三片の構成部片
の縫合により形成され、外側充当部片2は下縁弯
曲部7の前中心線6寄りから、肩紐5付根方向へ
内方にくびれて三ケ月形に弯曲した形状を、下側
充当部片3はブラジヤーAの前中心線6の中程か
ら、外側充当部片2の中程に延びる舟形の形状
を、上側充当部片4は前中心線6の上端から、肩
紐5付根方向へ延びる楔形の形状を備えると共
に、カツプ部1の下縁弯曲部7に沿つては、芯線
8の外周に複数本の針金状をした細線9を密に整
列させて、その各々が螺旋状を形成するように捲
廻したカツプワイヤー10を沿設したことを特徴
とする産前用ワイヤーブラジヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25641488A JPH02104702A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 産前用ワイヤーブラジャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25641488A JPH02104702A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 産前用ワイヤーブラジャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104702A JPH02104702A (ja) | 1990-04-17 |
| JPH0447041B2 true JPH0447041B2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=17292344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25641488A Granted JPH02104702A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 産前用ワイヤーブラジャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02104702A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2944991B1 (ja) * | 1998-04-21 | 1999-09-06 | 株式会社ワコール | カップ部を有する衣類 |
| CN101574169B (zh) | 2008-05-05 | 2013-05-08 | 华哥尔株式会社 | 带有罩杯的女性用衣服 |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP25641488A patent/JPH02104702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02104702A (ja) | 1990-04-17 |
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