JPH044706Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044706Y2 JPH044706Y2 JP1988171541U JP17154188U JPH044706Y2 JP H044706 Y2 JPH044706 Y2 JP H044706Y2 JP 1988171541 U JP1988171541 U JP 1988171541U JP 17154188 U JP17154188 U JP 17154188U JP H044706 Y2 JPH044706 Y2 JP H044706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide surface
- folding
- horizontal
- cloth
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えばズボンの裾を始末するに当
たり、布の縁辺部を折り返した後にさらにその折
返し部を折り込んで布の縁(へり)を三重に折り
重ねて縫製する際に使用するミシンの三つ巻縫い
用具に関する。
たり、布の縁辺部を折り返した後にさらにその折
返し部を折り込んで布の縁(へり)を三重に折り
重ねて縫製する際に使用するミシンの三つ巻縫い
用具に関する。
衣服類の、例えばズボンの裾のように比較的丈
部に始末しなければならない部位においては、三
つ巻縫いと称される縫製加工が一般に施される。
この三つ巻縫いは、第5図に示すように、布Cの
縁辺部C1を折り返して折返し部C2を形成し、
さらにその折返し部C2を、折返し部C2と布縁
辺部C1との間に折り込んで折込み部C3を形成
し、布縁辺部C1、折返し部C2及び折込み部C
3を三重にして、破線矢印で示すように本縫いで
縫い合わせるものである。
部に始末しなければならない部位においては、三
つ巻縫いと称される縫製加工が一般に施される。
この三つ巻縫いは、第5図に示すように、布Cの
縁辺部C1を折り返して折返し部C2を形成し、
さらにその折返し部C2を、折返し部C2と布縁
辺部C1との間に折り込んで折込み部C3を形成
し、布縁辺部C1、折返し部C2及び折込み部C
3を三重にして、破線矢印で示すように本縫いで
縫い合わせるものである。
このような三つ巻縫いを行なうための用具とし
ては、第6図に示すように、ミシンベツド部の上
面に固定される固定板80、及びこの固定板80
に基端部が枢着された調節杆82を備え、その調
節杆82の自由端部に、1枚の金属薄板を屈曲さ
せて形成した三つ巻ラツパ部84を固着した構成
のものがある。そして、三つ巻ラツパ部84に
は、布Cの縁辺部C1を水平方向へ案内する下部
水平案内面86、布Cの縁辺部C1を折り返して
布縁辺部C1に上記した折返し部C2を形成する
ための折返し案内面88、布Cの折返し部C2
を、下部水平案内面86とは反対の水平方向へ案
内する上部水平案内面90、布Cの折返し部C2
をさらに内側に折り込んで折返し部C2に折込み
部C3を形成するための折込み案内面92、並び
に布Cの縁辺に当接して折込み部C3の折込み幅
を規制する折込み規制面94が連続面として形成
されており、各面はそれぞれ、布Cが容易に摺接
することができる間隔で対面した対向面とによつ
て隙間を形成するようになつている。
ては、第6図に示すように、ミシンベツド部の上
面に固定される固定板80、及びこの固定板80
に基端部が枢着された調節杆82を備え、その調
節杆82の自由端部に、1枚の金属薄板を屈曲さ
せて形成した三つ巻ラツパ部84を固着した構成
のものがある。そして、三つ巻ラツパ部84に
は、布Cの縁辺部C1を水平方向へ案内する下部
水平案内面86、布Cの縁辺部C1を折り返して
布縁辺部C1に上記した折返し部C2を形成する
ための折返し案内面88、布Cの折返し部C2
を、下部水平案内面86とは反対の水平方向へ案
内する上部水平案内面90、布Cの折返し部C2
をさらに内側に折り込んで折返し部C2に折込み
部C3を形成するための折込み案内面92、並び
に布Cの縁辺に当接して折込み部C3の折込み幅
を規制する折込み規制面94が連続面として形成
されており、各面はそれぞれ、布Cが容易に摺接
することができる間隔で対面した対向面とによつ
て隙間を形成するようになつている。
以上のような構成の三つ巻縫い用具は、ミシン
ベツド部の上面に固定板80を、針孔位置に対し
て布送り方向の手前側の位置で、布送り方向に対
し直交する方向に取り付けて固定した後、調節杆
82を固定板80に対し開脚方向に回動させて三
つ巻ラツパ部84を容易に操作できる個所に位置
させてから、布Cの縁辺部C1を下部水平案内面
86に沿つて摺接させ、折返し案内面88へ挿入
して布縁辺部C1を屈曲させ、布縁辺部C1に折
返し部C2を形成し、さらに布Cを上部水平案内
面90に沿つて摺接させ、布Cの折返し部C2を
折込み案内面92へ挿入して折込し部C2を屈曲
させることにより折返し部C2に折込み部C3を
形成する。このようにして三つ巻ラツパ部84に
布を装着した後に、調節杆82を回動させてそれ
を固定板80に当接させることにより、縫製作業
の準備が完了する。
ベツド部の上面に固定板80を、針孔位置に対し
て布送り方向の手前側の位置で、布送り方向に対
し直交する方向に取り付けて固定した後、調節杆
82を固定板80に対し開脚方向に回動させて三
つ巻ラツパ部84を容易に操作できる個所に位置
させてから、布Cの縁辺部C1を下部水平案内面
86に沿つて摺接させ、折返し案内面88へ挿入
して布縁辺部C1を屈曲させ、布縁辺部C1に折
返し部C2を形成し、さらに布Cを上部水平案内
面90に沿つて摺接させ、布Cの折返し部C2を
折込み案内面92へ挿入して折込し部C2を屈曲
させることにより折返し部C2に折込み部C3を
形成する。このようにして三つ巻ラツパ部84に
布を装着した後に、調節杆82を回動させてそれ
を固定板80に当接させることにより、縫製作業
の準備が完了する。
ところで、三つ巻縫いにおいては、第5図に示
すように第1の屈曲個所と第2の屈曲個所との間
の距離であつてほぼ折返し部C2の幅に相当する
上がり幅(これを一般にHemサイズと称してい
る)Hを、縫製部位等に応じて適宜変更してい
る。一般的には、上がり幅Hとして、45mm、50
mm、64mm、76mm、88mm、100mm及び127mmが採用さ
れており、従来は、それぞれの上がり幅Hに専用
の三つ巻縫い用具を使用して縫製作業が行なわれ
ている。上記した第6図に示した三つ巻縫い用具
は、最大サイズ、すなわち上がり幅が127mmの三
つ巻縫い専用の用具であり、第7図に、最小サイ
ズ、すなわち上がり幅が45mmの三つ巻縫い専用の
用具を示している。第7図において、第6図と実
質的に同一機能をもつものには同一の符号を付し
ている。
すように第1の屈曲個所と第2の屈曲個所との間
の距離であつてほぼ折返し部C2の幅に相当する
上がり幅(これを一般にHemサイズと称してい
る)Hを、縫製部位等に応じて適宜変更してい
る。一般的には、上がり幅Hとして、45mm、50
mm、64mm、76mm、88mm、100mm及び127mmが採用さ
れており、従来は、それぞれの上がり幅Hに専用
の三つ巻縫い用具を使用して縫製作業が行なわれ
ている。上記した第6図に示した三つ巻縫い用具
は、最大サイズ、すなわち上がり幅が127mmの三
つ巻縫い専用の用具であり、第7図に、最小サイ
ズ、すなわち上がり幅が45mmの三つ巻縫い専用の
用具を示している。第7図において、第6図と実
質的に同一機能をもつものには同一の符号を付し
ている。
上記したように、従来は、各種上がり幅に専用
の三つ巻縫い用具を複数種類用意しておく必要が
あるため、極めて不経済である。また、上がり幅
が変更になると、その都度、前の三つ巻縫い用具
をミシンベツド部から取り外し、新たな用具をミ
シンベツド部に位置決め調節して固定する煩雑な
作業が必要となり、手間と時間がかかり、作業効
率が悪いといつた問題点があつた。
の三つ巻縫い用具を複数種類用意しておく必要が
あるため、極めて不経済である。また、上がり幅
が変更になると、その都度、前の三つ巻縫い用具
をミシンベツド部から取り外し、新たな用具をミ
シンベツド部に位置決め調節して固定する煩雑な
作業が必要となり、手間と時間がかかり、作業効
率が悪いといつた問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、上がり幅が変わる場合にそ
の上がり幅に対応して簡単な調節操作を行なうこ
とにより、単一の用具で種々の上がり幅の三つ巻
縫いを行なうことができる三つ巻縫い用具を提供
することを技術的課題とする。
なされたものであり、上がり幅が変わる場合にそ
の上がり幅に対応して簡単な調節操作を行なうこ
とにより、単一の用具で種々の上がり幅の三つ巻
縫いを行なうことができる三つ巻縫い用具を提供
することを技術的課題とする。
この考案は上記課題を達成するための技術的手
段として、ミシンの三つ巻縫い用具を次のように
構成した。すなわち、この考案に係るミシンの三
つ巻縫い用具は、布の縁辺部付近が置かれその布
を水平方向へ案内する下部水平案内面、及びこの
下部水平案内面の上方に隙間を設けてその下部水
平案内面に対し平行に配設される水平板部と、前
記下部水平案内面に連接して形設され、布の縁辺
部を折り返して布縁辺部に折返し部を形成するよ
う布を案内する折返し案内面、及びこの折返し案
内面の内方側にそれと対向するよう前記水平板部
の先端部に形設される突出部と、前記折返し案内
面に連接して形設され、布縁辺部の前記折返し部
を、前記下部水平案内面による案内方向とは反対
の水平方向へ案内する上部水平案内面と、この上
部水平案内面に連接して形設され、布縁辺部の前
記折返し部をさらに内側に折り込んで折返し部に
折込み部を形成するよう布を案内する折込み案内
面と、この折込み案内面に連接して形設され、布
の縁辺に当接して前記折込み部の折込み幅を規制
する折込み規制面とを有し、ミシンベツド部の上
面に、その針孔位置に対して布送り方向の手前側
の位置に取り付けられ、布の縁を三重に重ねて布
を針孔位置へ送るようにするミシンの三つ巻縫い
用具において、固定部に前記下部水平案内面及び
折返し案内面を形成するとともに、可動部に前記
折込み案内面及び折込み規制面を形成し、かつそ
の可動部に水平連結板部を一体的に設けて、その
水平連結板部に前記上部水平案内面を形成し、前
記固定部に前記可動部の水平連結板部を、固定部
に形成された前記折返し案内面と可動部に形成さ
れた前記折込み案内面とを連絡する前記上部水平
案内面の長さを調節自在に係合させ、かつ固定す
る第1調節係止手段を設け、さらに前記可動部に
前記水平板部を、固定部に形成された前記折返し
案内面と水平板部先端部の突出部との間隔を調節
自在に係合させ、かつ固定する第2調節係止手段
を設けたことを特徴として構成されている。
段として、ミシンの三つ巻縫い用具を次のように
構成した。すなわち、この考案に係るミシンの三
つ巻縫い用具は、布の縁辺部付近が置かれその布
を水平方向へ案内する下部水平案内面、及びこの
下部水平案内面の上方に隙間を設けてその下部水
平案内面に対し平行に配設される水平板部と、前
記下部水平案内面に連接して形設され、布の縁辺
部を折り返して布縁辺部に折返し部を形成するよ
う布を案内する折返し案内面、及びこの折返し案
内面の内方側にそれと対向するよう前記水平板部
の先端部に形設される突出部と、前記折返し案内
面に連接して形設され、布縁辺部の前記折返し部
を、前記下部水平案内面による案内方向とは反対
の水平方向へ案内する上部水平案内面と、この上
部水平案内面に連接して形設され、布縁辺部の前
記折返し部をさらに内側に折り込んで折返し部に
折込み部を形成するよう布を案内する折込み案内
面と、この折込み案内面に連接して形設され、布
の縁辺に当接して前記折込み部の折込み幅を規制
する折込み規制面とを有し、ミシンベツド部の上
面に、その針孔位置に対して布送り方向の手前側
の位置に取り付けられ、布の縁を三重に重ねて布
を針孔位置へ送るようにするミシンの三つ巻縫い
用具において、固定部に前記下部水平案内面及び
折返し案内面を形成するとともに、可動部に前記
折込み案内面及び折込み規制面を形成し、かつそ
の可動部に水平連結板部を一体的に設けて、その
水平連結板部に前記上部水平案内面を形成し、前
記固定部に前記可動部の水平連結板部を、固定部
に形成された前記折返し案内面と可動部に形成さ
れた前記折込み案内面とを連絡する前記上部水平
案内面の長さを調節自在に係合させ、かつ固定す
る第1調節係止手段を設け、さらに前記可動部に
前記水平板部を、固定部に形成された前記折返し
案内面と水平板部先端部の突出部との間隔を調節
自在に係合させ、かつ固定する第2調節係止手段
を設けたことを特徴として構成されている。
上記構成の三つ巻縫い用具において、まず、第
1調節係止手段による固定部と可動部の水平連結
板部との係止を解除してから、固定部に対し可動
部を移動させることにより、固定部に形成された
折返し案内面と可動部に形成された折込み案内面
との間の距離、すなわち上部水平案内面の長さの
調節が行なわれる。そして、適当な位置で、第1
調節係止手段によつて固定部に対し可動部の水平
連結板部を固定することにより、布の折返し部の
幅すなわち上がり幅が決定される。次に、第2調
節係止手段による可動部と水平板部との係止を解
除してから、可動部に対し水平板部を移動させる
ことにより、固定部に形成された折返し案内面と
水平板部先端部の突出部との間隔の調節が行なわ
れ、適当な位置で、第2調節係止手段によつて可
動部に対し水平板部を固定することにより、上が
り幅に対応した調節操作が終了する。
1調節係止手段による固定部と可動部の水平連結
板部との係止を解除してから、固定部に対し可動
部を移動させることにより、固定部に形成された
折返し案内面と可動部に形成された折込み案内面
との間の距離、すなわち上部水平案内面の長さの
調節が行なわれる。そして、適当な位置で、第1
調節係止手段によつて固定部に対し可動部の水平
連結板部を固定することにより、布の折返し部の
幅すなわち上がり幅が決定される。次に、第2調
節係止手段による可動部と水平板部との係止を解
除してから、可動部に対し水平板部を移動させる
ことにより、固定部に形成された折返し案内面と
水平板部先端部の突出部との間隔の調節が行なわ
れ、適当な位置で、第2調節係止手段によつて可
動部に対し水平板部を固定することにより、上が
り幅に対応した調節操作が終了する。
ミシンベツド部の上面の、針孔位置に対して布
送り方向の手前側の位置に取り付けられ、上記し
たような操作によつて上がり幅に対応した調節操
作を終えた三つ巻縫い用具により三つ巻縫いを行
なうときは、まず、布の縁辺部を下部水平案内面
に摺接させながら折返し案内面へ挿入すると、折
返し案内面に布縁辺部が案内されその折返し案内
面に沿つて布縁辺部が屈曲して、布縁辺部に折返
し部が形成される。さらに、布を上部水平案内面
に摺接させながら折返し部を折込み案内面へ挿入
すると、折込み案内面に布縁辺部が案内されてそ
の折込み案内面に沿つて折返し部が屈曲して、折
返し部に折込み部が形成される。そして、さらに
布を送り込むと、布の縁辺が折込み規制面に当接
して、折込み部の折込み幅が規制される。このよ
うにして三つ巻ラツパ部に布を装着した後、布を
針孔位置へ送つて縫製する。
送り方向の手前側の位置に取り付けられ、上記し
たような操作によつて上がり幅に対応した調節操
作を終えた三つ巻縫い用具により三つ巻縫いを行
なうときは、まず、布の縁辺部を下部水平案内面
に摺接させながら折返し案内面へ挿入すると、折
返し案内面に布縁辺部が案内されその折返し案内
面に沿つて布縁辺部が屈曲して、布縁辺部に折返
し部が形成される。さらに、布を上部水平案内面
に摺接させながら折返し部を折込み案内面へ挿入
すると、折込み案内面に布縁辺部が案内されてそ
の折込み案内面に沿つて折返し部が屈曲して、折
返し部に折込み部が形成される。そして、さらに
布を送り込むと、布の縁辺が折込み規制面に当接
して、折込み部の折込み幅が規制される。このよ
うにして三つ巻ラツパ部に布を装着した後、布を
針孔位置へ送つて縫製する。
以下、この考案の好適な実施例について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は、この考案の1実施例に係る三つ巻縫
い用具をミシン本体の一部分と共に示す斜視図で
ある。図において、ミシンベツド部2上に設けら
れたミシンアーム部4から垂設されたミシン針6
直下の針孔位置8に対して布送り方向の手前側の
位置に、この三つ巻縫い用具が取り付けられる。
この三つ巻縫い用具のミシンベツド部2への取付
けは、その固定板10を布送り方向に対して直交
する方向に配置し、2個の固定ねじ12,12に
よつてミシンベツド部2の上面に固定することに
より行なわれる。固定板10の一端部には、後述
の本体部を位置決めするための当り辺14、及び
布送りガイド面16が形成されている。
い用具をミシン本体の一部分と共に示す斜視図で
ある。図において、ミシンベツド部2上に設けら
れたミシンアーム部4から垂設されたミシン針6
直下の針孔位置8に対して布送り方向の手前側の
位置に、この三つ巻縫い用具が取り付けられる。
この三つ巻縫い用具のミシンベツド部2への取付
けは、その固定板10を布送り方向に対して直交
する方向に配置し、2個の固定ねじ12,12に
よつてミシンベツド部2の上面に固定することに
より行なわれる。固定板10の一端部には、後述
の本体部を位置決めするための当り辺14、及び
布送りガイド面16が形成されている。
固定板10の他端部には本体部が取り付けられ
ている。この本体部は、回動板18、基台部2
0、固定部22、可動部24並びに水平板部26
から構成されている。可動板18は、くの字形状
に成形されており、その基端部が固定板10の端
部に、水平面内において回動自在に枢軸28によ
つて連結されている。そして、回動板18の自由
端部は、基台部20に出入自在に挿入されてお
り、基台部20の長孔30を挿通して回動板18
に螺合した固定ねじ32により、回動板18と基
台部20とが固定されるようになつている。ま
た、固定ねじ32を緩めた状態で基台部20を回
動板18に対し摺動させることにより、布送り方
向に対して直交する方向における本体部の位置を
調節することができるようになつており、回動板
18には調節用の目盛34が付されている。
ている。この本体部は、回動板18、基台部2
0、固定部22、可動部24並びに水平板部26
から構成されている。可動板18は、くの字形状
に成形されており、その基端部が固定板10の端
部に、水平面内において回動自在に枢軸28によ
つて連結されている。そして、回動板18の自由
端部は、基台部20に出入自在に挿入されてお
り、基台部20の長孔30を挿通して回動板18
に螺合した固定ねじ32により、回動板18と基
台部20とが固定されるようになつている。ま
た、固定ねじ32を緩めた状態で基台部20を回
動板18に対し摺動させることにより、布送り方
向に対して直交する方向における本体部の位置を
調節することができるようになつており、回動板
18には調節用の目盛34が付されている。
基台部20の一端部は板状となつており、その
帯状板36に固定部22が一体的に固着されてい
る。基台部20の帯状板36と固定部22との連
結部位にはガイド部38が形設されている。固定
部22は弧状をなす湾曲部分と平板部分とからな
り、湾曲部分に、布の縁辺部を折り返して布縁辺
部に折返し部を形成するよう布を案内する折返し
案内面40が形成され、平板部分に、布の縁辺部
を水平方向へ案内する下部水平案内面42が形成
されている。
帯状板36に固定部22が一体的に固着されてい
る。基台部20の帯状板36と固定部22との連
結部位にはガイド部38が形設されている。固定
部22は弧状をなす湾曲部分と平板部分とからな
り、湾曲部分に、布の縁辺部を折り返して布縁辺
部に折返し部を形成するよう布を案内する折返し
案内面40が形成され、平板部分に、布の縁辺部
を水平方向へ案内する下部水平案内面42が形成
されている。
可動部24は、第1水平連結板部44と巻管状
部46と第2水平連結板部48とからなり、第1
水平連結板部44の下面が、布縁辺部の折返し部
を水平方向へ案内する上部水平案内面50とな
り、巻管状部46に、布縁辺部の折返し部を内側
に折り込んで折返し部に折込み部を形成するよう
布を案内する折込み案内面52、及び布の縁辺に
当接して折込み部の折込み幅を規制する折込み規
制面54がそれぞれ形成されている。この可動部
24は、その第1水平連結板部44に形成された
長孔56を挿通して帯状板36に螺合した固定ね
じ58により、第1水平連結板部44に対し固定
されるようになつている。そして、固定ねじ58
を緩めた状態で第1水平連結板部44を帯状板3
6に対し摺動させることにより、固定部22に対
し可動部24を相対的に水平方向へ移動させ、固
定部22に形成された折返し案内面40と可動部
24に形成された折込み案内面52との間の距
離、すなわち上部水平案内面50の長さを調節す
ることができるようになつている。
部46と第2水平連結板部48とからなり、第1
水平連結板部44の下面が、布縁辺部の折返し部
を水平方向へ案内する上部水平案内面50とな
り、巻管状部46に、布縁辺部の折返し部を内側
に折り込んで折返し部に折込み部を形成するよう
布を案内する折込み案内面52、及び布の縁辺に
当接して折込み部の折込み幅を規制する折込み規
制面54がそれぞれ形成されている。この可動部
24は、その第1水平連結板部44に形成された
長孔56を挿通して帯状板36に螺合した固定ね
じ58により、第1水平連結板部44に対し固定
されるようになつている。そして、固定ねじ58
を緩めた状態で第1水平連結板部44を帯状板3
6に対し摺動させることにより、固定部22に対
し可動部24を相対的に水平方向へ移動させ、固
定部22に形成された折返し案内面40と可動部
24に形成された折込み案内面52との間の距
離、すなわち上部水平案内面50の長さを調節す
ることができるようになつている。
また、可動部24の第2水平連結板部48には
水平板部26が、その第2水平連結板部48に形
成された長孔60に固定ねじ62,62を挿通し
て水平板部26に螺合させることにより取着され
ている。この水平板部26の下面は、固定部22
の下部水平案内面42と所定の隙間を設けて平行
に対面している。また、水平板部26の先端部
は、固定部22の折返し案内面40に対向した突
出部64となつている。そして、固定ねじ62,
62を緩めた状態で水平板部26を第2水平連結
板部48に対し水平方向に摺動させることによ
り、水平板部26先端部の突出部64と固定部2
2の折返し案内面40との間隔を調節することが
できるようになつている。
水平板部26が、その第2水平連結板部48に形
成された長孔60に固定ねじ62,62を挿通し
て水平板部26に螺合させることにより取着され
ている。この水平板部26の下面は、固定部22
の下部水平案内面42と所定の隙間を設けて平行
に対面している。また、水平板部26の先端部
は、固定部22の折返し案内面40に対向した突
出部64となつている。そして、固定ねじ62,
62を緩めた状態で水平板部26を第2水平連結
板部48に対し水平方向に摺動させることによ
り、水平板部26先端部の突出部64と固定部2
2の折返し案内面40との間隔を調節することが
できるようになつている。
次に、上記三つ巻縫い用具における調節操作の
手順について第2図ないし第4図を参照しながら
説明する。
手順について第2図ないし第4図を参照しながら
説明する。
第2図は、上がり幅が最大である三つ巻縫いを
行なう状態を示す三つ巻縫い用具の要部正面図で
ある。この第2図に示した状態に調節するには、
まず、固定ねじ58を緩めてから、可動部24の
第1水平連結板部44をガイド部38に案内させ
ながら基台部20の帯状板36に対し摺動させ、
可動部24を固定部22に対し水平方向へ移動さ
せることにより、固定部22の折返し案内面40
と可動部24の折込み案内面52との間の距離、
すなわち上部水平案内面50の長さを調節する。
そして、上部水平案内面50の長さが、布に形成
しようとする折返し部の幅すなわち上がり幅に対
応するような位置で、固定ねじ58を締め付ける
ことにより、可動部24の第1水平連結板部44
を基台部20の帯状板36に対して固定する。次
に、固定ねじ62,62を緩め、可動部24の第
2水平連結板部48に対し水平板部26を移動さ
せることにより、水平板部26先端部の突出部6
4と固定部22に形成された折返し案内面40と
の間隔を適当に調節した後、固定ねじ62,62
を締め付けることによつて第2水平連結板部48
に対し水平板部26を固定する。
行なう状態を示す三つ巻縫い用具の要部正面図で
ある。この第2図に示した状態に調節するには、
まず、固定ねじ58を緩めてから、可動部24の
第1水平連結板部44をガイド部38に案内させ
ながら基台部20の帯状板36に対し摺動させ、
可動部24を固定部22に対し水平方向へ移動さ
せることにより、固定部22の折返し案内面40
と可動部24の折込み案内面52との間の距離、
すなわち上部水平案内面50の長さを調節する。
そして、上部水平案内面50の長さが、布に形成
しようとする折返し部の幅すなわち上がり幅に対
応するような位置で、固定ねじ58を締め付ける
ことにより、可動部24の第1水平連結板部44
を基台部20の帯状板36に対して固定する。次
に、固定ねじ62,62を緩め、可動部24の第
2水平連結板部48に対し水平板部26を移動さ
せることにより、水平板部26先端部の突出部6
4と固定部22に形成された折返し案内面40と
の間隔を適当に調節した後、固定ねじ62,62
を締め付けることによつて第2水平連結板部48
に対し水平板部26を固定する。
そして、第2図に示した状態から上がり幅が最
小である三つ巻縫いを行なえるように変更調節す
るには、まず、固定ねじ62,62を緩めてか
ら、この固定ねじ62,62を図の左方向へ引つ
張ることにより、水平板部26を図の左方向へ移
動させて、第3図に示すように水平板部26先端
部の突出部64を固定部22の折返し案内面40
から離間させ、その状態で固定ねじ62,62を
締め付けて第2水平連結板部48に対し水平板部
26を固定する。次に、固定ねじ58を緩め、可
動部24の第1水平連結板部44をガイド部38
に案内させながら基台部20の帯状板36に対し
摺動させ、可動部24を図の右方向へ移動させる
ことにより、固定部22の折返し案内面40と可
動部24の折込み案内面52とを接近させる。そ
して、上部水平案内面50の長さが、布に形成し
ようとする最小の上がり幅に対応するような位置
において、固定ねじ58を締め付けて第1水平連
結板部44を基台部20の帯状板36に対し固定
する。
小である三つ巻縫いを行なえるように変更調節す
るには、まず、固定ねじ62,62を緩めてか
ら、この固定ねじ62,62を図の左方向へ引つ
張ることにより、水平板部26を図の左方向へ移
動させて、第3図に示すように水平板部26先端
部の突出部64を固定部22の折返し案内面40
から離間させ、その状態で固定ねじ62,62を
締め付けて第2水平連結板部48に対し水平板部
26を固定する。次に、固定ねじ58を緩め、可
動部24の第1水平連結板部44をガイド部38
に案内させながら基台部20の帯状板36に対し
摺動させ、可動部24を図の右方向へ移動させる
ことにより、固定部22の折返し案内面40と可
動部24の折込み案内面52とを接近させる。そ
して、上部水平案内面50の長さが、布に形成し
ようとする最小の上がり幅に対応するような位置
において、固定ねじ58を締め付けて第1水平連
結板部44を基台部20の帯状板36に対し固定
する。
この考案の三つ巻縫い用具は上記したような構
成を有しているが、この考案の範囲は、上記説明
並びに図面の内容によつて限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形例をも包
含し得る。例えば、固定部と可動部との係止機構
や可動部と水平板部との係止機構は、上記実施例
の固定ねじ式のものに限らず、種々の機構のもの
を用いることができる。
成を有しているが、この考案の範囲は、上記説明
並びに図面の内容によつて限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形例をも包
含し得る。例えば、固定部と可動部との係止機構
や可動部と水平板部との係止機構は、上記実施例
の固定ねじ式のものに限らず、種々の機構のもの
を用いることができる。
この考案は以上説明したように構成されかつ作
用するので、この考案に係るミシンの三つ巻縫い
用具を使用するときは、単一の用具で種々の上が
り幅の三つ巻縫い加工に対応することができるた
め、従来のように各種上がり幅に専用の三つ巻縫
い用具を複数個用意しておく必要がなくなり、極
めて経済的である。また、上がり幅が変更になる
ごとに従来行なつて用具の取換え作業が不要とな
り、簡単な調節操作を行なうだけで上がり幅の変
更に対処することができるため、作業能率が向上
する。
用するので、この考案に係るミシンの三つ巻縫い
用具を使用するときは、単一の用具で種々の上が
り幅の三つ巻縫い加工に対応することができるた
め、従来のように各種上がり幅に専用の三つ巻縫
い用具を複数個用意しておく必要がなくなり、極
めて経済的である。また、上がり幅が変更になる
ごとに従来行なつて用具の取換え作業が不要とな
り、簡単な調節操作を行なうだけで上がり幅の変
更に対処することができるため、作業能率が向上
する。
第1図は、この考案の1実施例に係る三つ巻縫
い用具をミシン本体の一部分と共に示す斜視図、
第2図ないし第4図は、第1図に示した三つ巻縫
い用具における調節操作の手順を説明するための
要部正面図、第5図は、三つ巻縫いについて説明
するための斜視図、第6図及び第7図はそれぞ
れ、最大上がり幅専用及び最小上がり幅専用の従
来の三つ巻縫い用具の斜視図及び要部斜視図であ
る。 2……ミシンベツド部、8……針孔位置、20
……基台部、22……固定部、24……可動部、
26……水平板部、36……帯状板、38……ガ
イド部、40……折返し案内面、42……下部水
平案内面、44……第1水平連結板部、48……
第2水平連結板部、50……上部水平案内面、5
2……折込み案内面、54……折込み規制面、5
6,60……長孔、58,62……固定ねじ、C
……布、C1……布の縁辺部、C2……折返し
部、C3……折込み部。
い用具をミシン本体の一部分と共に示す斜視図、
第2図ないし第4図は、第1図に示した三つ巻縫
い用具における調節操作の手順を説明するための
要部正面図、第5図は、三つ巻縫いについて説明
するための斜視図、第6図及び第7図はそれぞ
れ、最大上がり幅専用及び最小上がり幅専用の従
来の三つ巻縫い用具の斜視図及び要部斜視図であ
る。 2……ミシンベツド部、8……針孔位置、20
……基台部、22……固定部、24……可動部、
26……水平板部、36……帯状板、38……ガ
イド部、40……折返し案内面、42……下部水
平案内面、44……第1水平連結板部、48……
第2水平連結板部、50……上部水平案内面、5
2……折込み案内面、54……折込み規制面、5
6,60……長孔、58,62……固定ねじ、C
……布、C1……布の縁辺部、C2……折返し
部、C3……折込み部。
Claims (1)
- 布の縁辺部付近が置かれその布を水平方向へ案
内する下部水平案内面、及びこの下部水平案内面
の上方に隙間を設けてその下部水平案内面に対し
平行に配設される水平板部と、前記下部水平案内
面に連接して形設され、布の縁辺部を折り返して
布縁辺部に折返し部を形成するよう布を案内する
折返し案内面、及びこの折返し案内面の内方側に
それと対向するよう前記水平板部の先端部に形設
される突出部と、前記折返し案内面に連接して形
設され、布縁辺部の前記折返し部を、前記下部水
平案内面による案内方向とは反対の水平方向へ案
内する上部水平案内面と、この上部水平案内面に
連接して形設され、布縁辺部の前記折返し部をさ
らに内側に折り込んで折返し部に折込み部を形成
するよう布を案内する折込み案内面と、この折込
み案内面に連接して形設され、布の縁辺に当接し
て前記折込み部の折込み幅を規制する折込み規制
面とを有し、ミシンベツド部の上面に、その針孔
位置に対して布送り方向の手前側の位置に取り付
けられ、布の縁を三重に重ねて布を針孔位置へ送
るようにするミシンの三つ巻縫い用具において、
固定部に前記下部水平案内面及び折返し案内面を
形成するとともに、可動部に前記折込み案内面及
び折込み規制面を形成し、かつその可動部に水平
連結板部を一体的に設けて、その水平連結板部に
前記上部水平案内面を形成し、前記固定部に前記
可動部の水平連結板部を、固定部に形成された前
記折返し案内面と可動部に形成された前記折込み
案内面とを連絡する前記上部水平案内面の長さを
調節自在に係合させ、かつ固定する第1調節係止
手段を設け、さらに前記可動部に前記水平板部
を、固定部に形成された前記折返し案内面と水平
板部先端部の突出部との間隔を調節自在に係合さ
せ、かつ固定する第2調節係止手段を設けたこと
を特徴とするミシンの三つ巻縫い用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988171541U JPH044706Y2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988171541U JPH044706Y2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0290778U JPH0290778U (ja) | 1990-07-18 |
| JPH044706Y2 true JPH044706Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=31463466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988171541U Expired JPH044706Y2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044706Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5878696A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | 新野 熊夫 | 自由巾三ツ巻押え |
-
1988
- 1988-12-30 JP JP1988171541U patent/JPH044706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0290778U (ja) | 1990-07-18 |
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