JPH0447925Y2 - - Google Patents
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- JPH0447925Y2 JPH0447925Y2 JP12696988U JP12696988U JPH0447925Y2 JP H0447925 Y2 JPH0447925 Y2 JP H0447925Y2 JP 12696988 U JP12696988 U JP 12696988U JP 12696988 U JP12696988 U JP 12696988U JP H0447925 Y2 JPH0447925 Y2 JP H0447925Y2
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- plunger
- electromagnetic coil
- permanent magnet
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば自動車のドアロツクや各種
バブルの開閉に利用されるパルス電流電磁石(ラ
ツチ式ソレノイド)に関する。 (従来の技術) 従来、上記のようなラツチ式ソレノイドとして
は、第4図に示すものがあつた。 すなわち、図示するラツチ式ソレノイド100
は、円筒形状または、コ字状をなす側壁101a
の端部に底壁101bを備えているとともにこの
底壁101bに図中の上方に突出した突起101
cを備えたフレーム101を設けていて、このフ
レーム101に電磁コイル102を収納してあ
り、内周側にN極あるいはS極を、また外周側に
S極あるいはN極を着磁したマグネツト103を
電磁コイル102の図中の上側に設けていて、こ
のマグネツト103の図中の上側に非磁性体製の
キヤツプ104を固着してある。 また、電磁コイル102とマグネツト103と
キヤツプ104には軸状のプレンジヤ105を摺
動可能に挿通してあり、このプランジヤ105の
図中の上端寄りに備えたばねストツパー105a
とキヤツプ104とのあいだに戻しばね106を
設けていて、プランジヤ105を図中の上方側へ
附勢している。 そして、電磁コイル102に接続したスイツチ
107,107を図中の一方向側に各々切換える
ことにより、電磁コイル102に電源を切換え
て供給するようにしてあり、プランジヤ105に
は、負荷を連結するようにしてある。 ここで、図示するプランジヤ105が復帰の状
態ではプランジヤ105は戻しばね106によつ
て図中の上方側に附勢されている。 そこで、この状態において、スイツチ107,
107を図中の上方側に各々切換えると、電磁コ
イル102に電源が供給されて励磁する。 これにより、図示する場合には、電磁コイル1
02に、マグネツト103のN極プランジヤ1
05フレーム101の突起101cフレーム
101の底壁101bフレーム101の側壁1
01aマグネツト103のS極を通る磁束φ1
oが発生するので、プランジヤ105をフレーム
101の突起101cに当接するまで図中の下方
側に吸引してプランジヤ105に連結した負荷を
作動させる。 そして、プランジヤ105がフレーム101の
突起101cに当接したところで、スイツチ10
7,107が中立位置に戻ると、電磁コイル10
2は消磁してプランジヤ105を図中の下方側へ
吸引しなくなるが、マグネツト103に、マグネ
ツト103のN極プランジヤ105フレーム
101の突起101cフレーム101の底壁1
01bフレーム101の側壁101aマグネ
ツト103のS極を通る磁束φ2oが発生するの
で、プランジヤ105を戻しばね106に抗して
図中の下方側に吸引し続ける。 これにより、プランジヤ105は図中の下方側
の作動端で保持される。 つぎに、この状態において、スイツチ107,
107を図中の下方側に各々切換えると、電磁コ
イル102に、前述した場合とは逆方向に電源
が供給されて励磁する。 これにより、電磁コイル102に、マグネツト
103のS極フレーム101の側壁101a
フレーム101の底壁101bフレーム101
の突起101cプランジヤ105マグネツト
103のN極を通り前記磁束φ2oとは逆方向の
磁束φ3oが発生するので、前記磁束φ2oと磁束
φ3oとは互いに打ち消しあう。 そして、プランジヤ105は戻しばね106に
よつて図中の上方側に戻り作動する。 さらに、この状態において、スイツチ107,
107を中立位置に切換えると、電磁コイル10
2は消磁して、プランジチャ105は戻しばね1
06により図中の上方側に附勢された状態に復帰
する。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のラツチ式ソレノイド
100においては、電磁コイル102は電源を
切換えて供給することによりプランジヤ105を
吸引する磁束φ1oを発生するとともにマグネツ
ト103が発生した磁束φ2oを打消す磁束φ3o
を発生するようにしているので、例えば電磁コイ
ル102に高い電圧を供給したときには、電磁コ
イル102がプランジヤ保持力以上の磁束φ3o
を発生しプランジヤ105の引き込みを起こして
誤作動することがないとはいえないという問題点
があり、電磁コイル102がプランジヤ105の
引き込みを起こすことがなく確実に作動するよう
にすることが望まれるという課題を有していた。 (考案の目的) この考案は上記した従来の課題に鑑みてなされ
たもので、電磁コイルがプランジヤの引き込みを
起こすことがなく確実に作動する電磁スイツチを
提供することを目的とし、その構造に格別の工夫
を疑らしたものである。
バブルの開閉に利用されるパルス電流電磁石(ラ
ツチ式ソレノイド)に関する。 (従来の技術) 従来、上記のようなラツチ式ソレノイドとして
は、第4図に示すものがあつた。 すなわち、図示するラツチ式ソレノイド100
は、円筒形状または、コ字状をなす側壁101a
の端部に底壁101bを備えているとともにこの
底壁101bに図中の上方に突出した突起101
cを備えたフレーム101を設けていて、このフ
レーム101に電磁コイル102を収納してあ
り、内周側にN極あるいはS極を、また外周側に
S極あるいはN極を着磁したマグネツト103を
電磁コイル102の図中の上側に設けていて、こ
のマグネツト103の図中の上側に非磁性体製の
キヤツプ104を固着してある。 また、電磁コイル102とマグネツト103と
キヤツプ104には軸状のプレンジヤ105を摺
動可能に挿通してあり、このプランジヤ105の
図中の上端寄りに備えたばねストツパー105a
とキヤツプ104とのあいだに戻しばね106を
設けていて、プランジヤ105を図中の上方側へ
附勢している。 そして、電磁コイル102に接続したスイツチ
107,107を図中の一方向側に各々切換える
ことにより、電磁コイル102に電源を切換え
て供給するようにしてあり、プランジヤ105に
は、負荷を連結するようにしてある。 ここで、図示するプランジヤ105が復帰の状
態ではプランジヤ105は戻しばね106によつ
て図中の上方側に附勢されている。 そこで、この状態において、スイツチ107,
107を図中の上方側に各々切換えると、電磁コ
イル102に電源が供給されて励磁する。 これにより、図示する場合には、電磁コイル1
02に、マグネツト103のN極プランジヤ1
05フレーム101の突起101cフレーム
101の底壁101bフレーム101の側壁1
01aマグネツト103のS極を通る磁束φ1
oが発生するので、プランジヤ105をフレーム
101の突起101cに当接するまで図中の下方
側に吸引してプランジヤ105に連結した負荷を
作動させる。 そして、プランジヤ105がフレーム101の
突起101cに当接したところで、スイツチ10
7,107が中立位置に戻ると、電磁コイル10
2は消磁してプランジヤ105を図中の下方側へ
吸引しなくなるが、マグネツト103に、マグネ
ツト103のN極プランジヤ105フレーム
101の突起101cフレーム101の底壁1
01bフレーム101の側壁101aマグネ
ツト103のS極を通る磁束φ2oが発生するの
で、プランジヤ105を戻しばね106に抗して
図中の下方側に吸引し続ける。 これにより、プランジヤ105は図中の下方側
の作動端で保持される。 つぎに、この状態において、スイツチ107,
107を図中の下方側に各々切換えると、電磁コ
イル102に、前述した場合とは逆方向に電源
が供給されて励磁する。 これにより、電磁コイル102に、マグネツト
103のS極フレーム101の側壁101a
フレーム101の底壁101bフレーム101
の突起101cプランジヤ105マグネツト
103のN極を通り前記磁束φ2oとは逆方向の
磁束φ3oが発生するので、前記磁束φ2oと磁束
φ3oとは互いに打ち消しあう。 そして、プランジヤ105は戻しばね106に
よつて図中の上方側に戻り作動する。 さらに、この状態において、スイツチ107,
107を中立位置に切換えると、電磁コイル10
2は消磁して、プランジチャ105は戻しばね1
06により図中の上方側に附勢された状態に復帰
する。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来のラツチ式ソレノイド
100においては、電磁コイル102は電源を
切換えて供給することによりプランジヤ105を
吸引する磁束φ1oを発生するとともにマグネツ
ト103が発生した磁束φ2oを打消す磁束φ3o
を発生するようにしているので、例えば電磁コイ
ル102に高い電圧を供給したときには、電磁コ
イル102がプランジヤ保持力以上の磁束φ3o
を発生しプランジヤ105の引き込みを起こして
誤作動することがないとはいえないという問題点
があり、電磁コイル102がプランジヤ105の
引き込みを起こすことがなく確実に作動するよう
にすることが望まれるという課題を有していた。 (考案の目的) この考案は上記した従来の課題に鑑みてなされ
たもので、電磁コイルがプランジヤの引き込みを
起こすことがなく確実に作動する電磁スイツチを
提供することを目的とし、その構造に格別の工夫
を疑らしたものである。
(課題を解決するための手段)
この考案に係るラツチ式ソレノイドは、永久磁
石と、前記永久磁石の両側に設けた一対の電磁コ
イルと、前記一対の電磁コイルのあいだに磁気抵
抗の大きい部分を有し且つ前記永久磁石および前
記電磁コイルにわたるプランジヤとを、磁路を形
成するフレーム内に設けたラツチ式ソレノイドに
おいて、前記各電磁コイルの永久磁石側には、前
記フレームから内周側に所定の間隔をおいて離隔
し且つ前記プランジヤに近接する磁気誘導用の誘
導体を各々設けたことを特徴としており、このよ
うなラツチ式ソレノイドの構成を上記従来の課題
を解決するための手段としたものである。 (作用) この考案に係るラツチ式ソレノイドは、磁気誘
導用の誘導体を各電磁コイルの永久磁石側でフレ
ームから内周側に所定の間隔をおいて離隔し且つ
プランジヤに近接させて設けているので、高い電
圧を供給した際に電磁コイルによるプランジヤの
引き込みを起すことなく確実に且つ俊敏に作動す
る。 (実施例) 以下、この考案に係るラツチ式ソレノイドの実
施例を第1図ないし第4図に基いて説明する。 すなわち、図示するラツチ式ソレノイド1にお
いて、符号2はフレーム本体2aとボトム2b,
2cとから構成したフレーム、符号3は永久磁
石、符号4,5は各々電磁コイル、符号6は磁気
抵抗の大きい部分である切欠部6aを備えたプラ
ンジヤ、符号7,8は各々磁気誘導用の誘導体で
ある。 フレーム2の一部を構成するフレーム本体2a
は円筒形状の磁性体製のものであり図中の上下の
両端に各々ボトム2c,2bを装着するボトム取
付部2e,2dを有する。 フレーム2の一部を構成するボトム2b,2c
はいずれも磁性体製のものであつて、これらボト
ム2b,2cのうちの一方のボトム2bはフレー
ム本体2aの図中の下端に有するボトム取付部2
dに装着する外形を有し、ほぼ中央部には図中の
上方に向かつて突出した略円錐形状の凸部である
ボトム突部2fを備えている。 ボトム2b,2cのうちの他方のボトム2cは
フレーム本体2aの図中の上端に有するボトム取
付部2eに装着する外形を有し、ほぼ中央部には
図中の下方に向かつて突出した略円錐形状の凸部
であるボトム突部2gを備えるとともに、このボ
トム突部2gのほぼ中央部には図中の上下にボト
ム2cを貫通した貫通孔2hを設けている。 永久磁石3は内周側をN極に、また外周側をS
極に磁化させたリング状をなすものであつて、外
周側にはフレーム本体2aに固着する固着部3a
を有するとともに、内周側には後述するプランジ
ヤ6の外径寸法よりも若干大きい内径寸法を有し
てプランジヤ6を挿通する挿通孔3bを有する。 電磁コイル4,5にはいずれも開孔部4a,5
aを有するボビン4b、5bに導線を各々巻き付
けてあり、これら電磁コイル4,5には、励磁用
電源を供給するリード線4c,4dおよび5c,
5dを各々有する。 そして、電磁コイル4のリード線4cはスイツ
チ9の一方の固定側接点9aに電気的に接続して
あるとともに、電磁コイル5のリード線5cはス
イツチ9の他方の固定側接点9bに電気的に接続
してあり、スイツチ9の可動側接点9cを切換え
ることによつてリード線4c,5cが各々接地す
るようになつている。 また、電磁コイル4のリード線4dおよび電磁
コイル5のリード線5dは電源に電気的に接続
してある。 一方。プランジヤ6には略円柱状の軸部6bの
ほぼ中央部分に、この軸部6bの外径寸法よりも
小さい外径寸法を有していて磁気抵抗が大きい切
欠部6aを備えているとともに、この軸部6bの
図中の上下端寄りには、ボトム2b,2cに備え
たボトム突部2f,2gに各々挿嵌する相似形で
略円錐形状の凹部であるボトム溝部6c,6dを
各々備えている。 また、軸部6bの図中の上端寄りには非磁性体
製の出力シヤフト6eを取付けていて、この出力
シヤフト6eに負荷(例えば、エアーバブルのニ
ードル)を連結するようになつている。 他方、磁気誘導用の誘導体7,8はこの実施例
においてはドーナツ形状の鉄製のもので、内周側
には前記プランジヤ6を各々摺動可能に挿通する
内径寸法を有する摺動孔7a,8aを各々備えて
いて、これら誘導体7,8の外周からフレーム本
体2aの内周までには、所定のクリアランス寸法
(所定の間隔)Coを各々有する。 ここで、第1図に示すように、フレーム本体2
aのほぼ中間位置には、永久磁石3に有する固着
部3aを固着してあるとともに、この永久磁石3
をはさむ図中の上下の両端すなわちフレーム本体
2aの図中の上下端寄りに、誘導体7,8を各々
永久磁石3側に設けた電磁コイル4,5を挿入し
た状態でフレーム本体2aに固着してある。 また、一方の電磁コイル4の開孔部4a、一方
の誘導体7の摺動孔7a,永久磁石3の挿通孔6
b、他方の誘導体8の摺動孔8aおよび他方の電
磁コイル5の開孔部5aにプランジヤ6を挿通し
たうえで、電磁コイル5の下端側すなわちフレー
ム本体2aの下端に有するボトム取付部2dに一
方のボトム2bを固着してあるとともに、他方の
ボトム2cに設けた貫通孔2hにプランジヤ6に
取付けた出力シヤフト6eを挿通した状態で電磁
コイル4の上端側すなわちフレーム本体2aの上
端に有するボトム取付部2eにボトム2cを固着
してある。 そして、第2図に示すように、永久磁石3と各
側の電磁コイル4,5を含む閉磁路A,Bを形成
するとともに、電磁コイル4,5および両磁性体
3,6からなる閉磁路Cを形成する。 次にこの考案によるラツチ式ソレノイド1の動
作について説明する。 まず、第2図に示すように、プランジヤ6が図
中の上側に位置する復帰の状態においては、永久
磁石3から発生する磁束φ1,磁束φ2が前記各閉
磁路A,Bに生じている。 すなわち、磁束φ1は永久磁石3のN極プラ
ンジヤ6ボトム2cフレーム本体2a永久
磁石3のS極から構成されている。また磁束φ2
は永久磁石3のN極プランジヤ6ボトム2b
フレーム本体2a永久磁石3のS極から構成
されているので、プランジヤ6とボトム2bとの
あいだに空隙があつて、これにより、この部分の
磁気抵抗が大きくなつていて、磁束φ1>磁束φ2
の関係にあり、プランジヤ6は電磁コイル4側に
吸引された状態で保持されている。 つぎに、第3図に示すように、スイツチ9を切
換えて可動側接点9cを固定側接点9bに接触さ
せ電磁コイル5を励磁すると、電磁コイル5から
発生する磁束φ3,磁束φ4が前記各閉磁路B,C
に生ずる。 すなわち、電磁コイル5から発生する磁束はそ
の大部分が電磁コイル5に設けた磁気誘導用の誘
導体8により誘導されて電磁コイル5誘導体8
プランジヤ6ボトム2bフレーム本体2a
電磁コイル5から構成される大きな磁束φ3と
なり、残りの一部分が電磁コイル5フレーム本
体2aボトム2cプランジヤ6(磁気抵抗の
大きい切欠部6aを含む)ボトム2b電磁コ
イル5から構成される極めて小さな磁束φ4とな
る。 そして、磁気誘導用の誘導体8による磁束φ3
は前記閉磁路Bに生ずる磁束φ2とともにプラン
トジヤ6を図中下方側に吸引するように作用する
とともに、磁束φ4と前記閉磁路Aに生ずる磁束
φ1とは互いに打ち消しあつて零となる。 これによつて、プランジヤ6は電磁コイル5側
に吸引されてこのプランジヤ6に取付けた出力シ
ヤフト6eが作動し、負荷を作動させるようにな
つている。 さらにつづいて、第4図に示すように、スイツ
チ9を切換えて可動側接点9cを固定側接点9b
から離間させ電磁コイル5を消磁すると、永久磁
石3から発生する磁束φ1は、プランジヤ6とボ
トム2cとのあいだに空隙があることによつて、
この部分の磁気抵抗が大きくなり、磁束φ1<磁
束φ2の関係にある。 したがつて、プランジヤ6は電磁コイル5側に
吸引された状態で保持されるようになつている。 そしてまた、この状態において、スイツチ9を
切換えて可動側接点9cを固定側接点9aに接触
させると、電磁コイル4が励磁して前記と同様に
動作し、プランジヤ6は電磁コイル4側に吸引さ
れて復帰し、出力シヤフト6eに連結する負荷を
戻し作動してその後もプランジヤ6は電磁コイル
4側に吸引された状態で保持されるようになつて
いる。
石と、前記永久磁石の両側に設けた一対の電磁コ
イルと、前記一対の電磁コイルのあいだに磁気抵
抗の大きい部分を有し且つ前記永久磁石および前
記電磁コイルにわたるプランジヤとを、磁路を形
成するフレーム内に設けたラツチ式ソレノイドに
おいて、前記各電磁コイルの永久磁石側には、前
記フレームから内周側に所定の間隔をおいて離隔
し且つ前記プランジヤに近接する磁気誘導用の誘
導体を各々設けたことを特徴としており、このよ
うなラツチ式ソレノイドの構成を上記従来の課題
を解決するための手段としたものである。 (作用) この考案に係るラツチ式ソレノイドは、磁気誘
導用の誘導体を各電磁コイルの永久磁石側でフレ
ームから内周側に所定の間隔をおいて離隔し且つ
プランジヤに近接させて設けているので、高い電
圧を供給した際に電磁コイルによるプランジヤの
引き込みを起すことなく確実に且つ俊敏に作動す
る。 (実施例) 以下、この考案に係るラツチ式ソレノイドの実
施例を第1図ないし第4図に基いて説明する。 すなわち、図示するラツチ式ソレノイド1にお
いて、符号2はフレーム本体2aとボトム2b,
2cとから構成したフレーム、符号3は永久磁
石、符号4,5は各々電磁コイル、符号6は磁気
抵抗の大きい部分である切欠部6aを備えたプラ
ンジヤ、符号7,8は各々磁気誘導用の誘導体で
ある。 フレーム2の一部を構成するフレーム本体2a
は円筒形状の磁性体製のものであり図中の上下の
両端に各々ボトム2c,2bを装着するボトム取
付部2e,2dを有する。 フレーム2の一部を構成するボトム2b,2c
はいずれも磁性体製のものであつて、これらボト
ム2b,2cのうちの一方のボトム2bはフレー
ム本体2aの図中の下端に有するボトム取付部2
dに装着する外形を有し、ほぼ中央部には図中の
上方に向かつて突出した略円錐形状の凸部である
ボトム突部2fを備えている。 ボトム2b,2cのうちの他方のボトム2cは
フレーム本体2aの図中の上端に有するボトム取
付部2eに装着する外形を有し、ほぼ中央部には
図中の下方に向かつて突出した略円錐形状の凸部
であるボトム突部2gを備えるとともに、このボ
トム突部2gのほぼ中央部には図中の上下にボト
ム2cを貫通した貫通孔2hを設けている。 永久磁石3は内周側をN極に、また外周側をS
極に磁化させたリング状をなすものであつて、外
周側にはフレーム本体2aに固着する固着部3a
を有するとともに、内周側には後述するプランジ
ヤ6の外径寸法よりも若干大きい内径寸法を有し
てプランジヤ6を挿通する挿通孔3bを有する。 電磁コイル4,5にはいずれも開孔部4a,5
aを有するボビン4b、5bに導線を各々巻き付
けてあり、これら電磁コイル4,5には、励磁用
電源を供給するリード線4c,4dおよび5c,
5dを各々有する。 そして、電磁コイル4のリード線4cはスイツ
チ9の一方の固定側接点9aに電気的に接続して
あるとともに、電磁コイル5のリード線5cはス
イツチ9の他方の固定側接点9bに電気的に接続
してあり、スイツチ9の可動側接点9cを切換え
ることによつてリード線4c,5cが各々接地す
るようになつている。 また、電磁コイル4のリード線4dおよび電磁
コイル5のリード線5dは電源に電気的に接続
してある。 一方。プランジヤ6には略円柱状の軸部6bの
ほぼ中央部分に、この軸部6bの外径寸法よりも
小さい外径寸法を有していて磁気抵抗が大きい切
欠部6aを備えているとともに、この軸部6bの
図中の上下端寄りには、ボトム2b,2cに備え
たボトム突部2f,2gに各々挿嵌する相似形で
略円錐形状の凹部であるボトム溝部6c,6dを
各々備えている。 また、軸部6bの図中の上端寄りには非磁性体
製の出力シヤフト6eを取付けていて、この出力
シヤフト6eに負荷(例えば、エアーバブルのニ
ードル)を連結するようになつている。 他方、磁気誘導用の誘導体7,8はこの実施例
においてはドーナツ形状の鉄製のもので、内周側
には前記プランジヤ6を各々摺動可能に挿通する
内径寸法を有する摺動孔7a,8aを各々備えて
いて、これら誘導体7,8の外周からフレーム本
体2aの内周までには、所定のクリアランス寸法
(所定の間隔)Coを各々有する。 ここで、第1図に示すように、フレーム本体2
aのほぼ中間位置には、永久磁石3に有する固着
部3aを固着してあるとともに、この永久磁石3
をはさむ図中の上下の両端すなわちフレーム本体
2aの図中の上下端寄りに、誘導体7,8を各々
永久磁石3側に設けた電磁コイル4,5を挿入し
た状態でフレーム本体2aに固着してある。 また、一方の電磁コイル4の開孔部4a、一方
の誘導体7の摺動孔7a,永久磁石3の挿通孔6
b、他方の誘導体8の摺動孔8aおよび他方の電
磁コイル5の開孔部5aにプランジヤ6を挿通し
たうえで、電磁コイル5の下端側すなわちフレー
ム本体2aの下端に有するボトム取付部2dに一
方のボトム2bを固着してあるとともに、他方の
ボトム2cに設けた貫通孔2hにプランジヤ6に
取付けた出力シヤフト6eを挿通した状態で電磁
コイル4の上端側すなわちフレーム本体2aの上
端に有するボトム取付部2eにボトム2cを固着
してある。 そして、第2図に示すように、永久磁石3と各
側の電磁コイル4,5を含む閉磁路A,Bを形成
するとともに、電磁コイル4,5および両磁性体
3,6からなる閉磁路Cを形成する。 次にこの考案によるラツチ式ソレノイド1の動
作について説明する。 まず、第2図に示すように、プランジヤ6が図
中の上側に位置する復帰の状態においては、永久
磁石3から発生する磁束φ1,磁束φ2が前記各閉
磁路A,Bに生じている。 すなわち、磁束φ1は永久磁石3のN極プラ
ンジヤ6ボトム2cフレーム本体2a永久
磁石3のS極から構成されている。また磁束φ2
は永久磁石3のN極プランジヤ6ボトム2b
フレーム本体2a永久磁石3のS極から構成
されているので、プランジヤ6とボトム2bとの
あいだに空隙があつて、これにより、この部分の
磁気抵抗が大きくなつていて、磁束φ1>磁束φ2
の関係にあり、プランジヤ6は電磁コイル4側に
吸引された状態で保持されている。 つぎに、第3図に示すように、スイツチ9を切
換えて可動側接点9cを固定側接点9bに接触さ
せ電磁コイル5を励磁すると、電磁コイル5から
発生する磁束φ3,磁束φ4が前記各閉磁路B,C
に生ずる。 すなわち、電磁コイル5から発生する磁束はそ
の大部分が電磁コイル5に設けた磁気誘導用の誘
導体8により誘導されて電磁コイル5誘導体8
プランジヤ6ボトム2bフレーム本体2a
電磁コイル5から構成される大きな磁束φ3と
なり、残りの一部分が電磁コイル5フレーム本
体2aボトム2cプランジヤ6(磁気抵抗の
大きい切欠部6aを含む)ボトム2b電磁コ
イル5から構成される極めて小さな磁束φ4とな
る。 そして、磁気誘導用の誘導体8による磁束φ3
は前記閉磁路Bに生ずる磁束φ2とともにプラン
トジヤ6を図中下方側に吸引するように作用する
とともに、磁束φ4と前記閉磁路Aに生ずる磁束
φ1とは互いに打ち消しあつて零となる。 これによつて、プランジヤ6は電磁コイル5側
に吸引されてこのプランジヤ6に取付けた出力シ
ヤフト6eが作動し、負荷を作動させるようにな
つている。 さらにつづいて、第4図に示すように、スイツ
チ9を切換えて可動側接点9cを固定側接点9b
から離間させ電磁コイル5を消磁すると、永久磁
石3から発生する磁束φ1は、プランジヤ6とボ
トム2cとのあいだに空隙があることによつて、
この部分の磁気抵抗が大きくなり、磁束φ1<磁
束φ2の関係にある。 したがつて、プランジヤ6は電磁コイル5側に
吸引された状態で保持されるようになつている。 そしてまた、この状態において、スイツチ9を
切換えて可動側接点9cを固定側接点9aに接触
させると、電磁コイル4が励磁して前記と同様に
動作し、プランジヤ6は電磁コイル4側に吸引さ
れて復帰し、出力シヤフト6eに連結する負荷を
戻し作動してその後もプランジヤ6は電磁コイル
4側に吸引された状態で保持されるようになつて
いる。
以上説明してきたように、この考案に係るラツ
チ式ソレノイドは、永久磁石と、前記永久磁石の
両側に設けた一対の電磁コイルと、前記一対の電
磁コイルのあいだに磁気抵抗の大きい部分を有し
且つ前記永久磁石および前記電磁コイルにわたる
プランジヤとを、磁路を形成するフレーム内に設
けたラツチ式ソレノイドにおいて、前記各電磁コ
イルの永久磁石側には、前記フレームから内周側
に所定の間隔をおいて離隔し且つ前記プランジヤ
に近接する磁気誘導用の誘導体を各々設けた構成
としたことから、高い電圧を供給した際に電磁コ
イルによるプランジヤの引き込みを起すことな
く、確実に且つ俊敏に作動させることができると
いう優れた効果を奏するものである。
チ式ソレノイドは、永久磁石と、前記永久磁石の
両側に設けた一対の電磁コイルと、前記一対の電
磁コイルのあいだに磁気抵抗の大きい部分を有し
且つ前記永久磁石および前記電磁コイルにわたる
プランジヤとを、磁路を形成するフレーム内に設
けたラツチ式ソレノイドにおいて、前記各電磁コ
イルの永久磁石側には、前記フレームから内周側
に所定の間隔をおいて離隔し且つ前記プランジヤ
に近接する磁気誘導用の誘導体を各々設けた構成
としたことから、高い電圧を供給した際に電磁コ
イルによるプランジヤの引き込みを起すことな
く、確実に且つ俊敏に作動させることができると
いう優れた効果を奏するものである。
第1図はこの考案の一実施例によるラツチ式ソ
レノイド一部破断外観図、第2図ないし第4図は
第1図に示したラツチ式ソレノイドにおける動作
を説明する各々縦断側面図、第5図は従来のラツ
チ式ソレノイドの縦断側面図である。 1……ラツチ式ソレノイド、2……フレーム、
3……永久磁石、4,5……電磁コイル、6……
プラツシヤ、7,8……誘導体、Co……所定の
クリアランス寸法(所定の間隔)。
レノイド一部破断外観図、第2図ないし第4図は
第1図に示したラツチ式ソレノイドにおける動作
を説明する各々縦断側面図、第5図は従来のラツ
チ式ソレノイドの縦断側面図である。 1……ラツチ式ソレノイド、2……フレーム、
3……永久磁石、4,5……電磁コイル、6……
プラツシヤ、7,8……誘導体、Co……所定の
クリアランス寸法(所定の間隔)。
Claims (1)
- 永久磁石と、前記永久磁石の両側に設けた一対
の電磁コイルと、前記一対の電磁コイルのあいだ
に磁気抵抗の大きい部分を有し且つ前記永久磁石
および前記電磁コイルにわたるプランジヤとを、
磁路を形成するフレーム内に設けたラツチ式ソレ
ノイドにおいて、前記各電磁コイルの永久磁石側
には、前記フレームから内周側に所定の間隔をお
いて離隔し且つ前記プランジヤに近接する磁気誘
導用の誘導体を各々設けたことを特徴とするラツ
チ式ソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12696988U JPH0447925Y2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12696988U JPH0447925Y2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247009U JPH0247009U (ja) | 1990-03-30 |
| JPH0447925Y2 true JPH0447925Y2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=31378967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12696988U Expired JPH0447925Y2 (ja) | 1988-09-28 | 1988-09-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0447925Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970029543A (ko) * | 1995-11-30 | 1997-06-26 | 이형도 | 차량용 콤팩트 디스크 플레이어의 솔레노이드 구동장치 |
-
1988
- 1988-09-28 JP JP12696988U patent/JPH0447925Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0247009U (ja) | 1990-03-30 |
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