JPH0448718Y2 - - Google Patents

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JPH0448718Y2
JPH0448718Y2 JP1987084165U JP8416587U JPH0448718Y2 JP H0448718 Y2 JPH0448718 Y2 JP H0448718Y2 JP 1987084165 U JP1987084165 U JP 1987084165U JP 8416587 U JP8416587 U JP 8416587U JP H0448718 Y2 JPH0448718 Y2 JP H0448718Y2
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food
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、耐熱性の袋やビンまたは缶などに密
封した食品を高圧釜内で加熱殺菌して長期の保存
に耐えるようにしたレトルト食品の製造装置に関
する。
(従来の技術) 従来、レトルト食品を製造するには、食品を加
熱処理するための処理槽の上方に、湯を作る温水
槽を設置する。そして温水槽において130℃前後
に加熱した湯を槽内の気圧差を利用して下方の処
理槽へ排出し、次に処理槽にスチームを供給して
所定時間約120℃に維持し、処理槽内の食品を加
熱殺菌する。その後、処理槽に冷却水を注入し、
約40℃に冷却後、処理槽内の湯を機外に捨て食品
を取出す。
(考案が解決しようとする問題点) このように温水槽と処理槽を上下に配する2槽
式の場合、大量の湯を短時間に処理槽へ供給でき
るため能率が良く量産向きである反面、湯を供給
する際、注入する湯の衝撃と処理槽内の温度及び
気圧の急上昇により、食品やその包装が全体の3
〜5%も損傷し歩留りが悪いという欠点があつ
た。また蓋を処理槽の側面に取付けるので、食品
を取出す場合、処理槽の湯を全部排出しなければ
ならず無駄であつた。
本考案はこれらの欠点を改良するもので、従来
の温水槽を設けず処理槽自身で温水を作る簡易な
構造とし、これにより湯の供給時に伴う食品や包
装の損傷を防止すると共に、食品を出し入れする
蓋を処理槽の上部に取付け、内部の湯を全部排出
しなくても食品の出し入れができるようにして湯
の無駄を解消することを目的とする。
また本考案では加熱殺菌処理後の冷却行程にお
いて、冷却コイルを設置せず、直接冷却水を注入
することにより槽の内容積を有効に利用すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のレトルト食品製造装置は、処理槽に相
当する高圧釜が単槽式で、この高圧釜の上部開口
に蓋を備え、底部下方に加熱器を並設する。
高圧釜の内部には加熱すべき食品を保持する支
持フレームを設置する。
またこの高圧釜には給水口、満水放出口、加圧
空気供給口、及び空気排出口を設ける。
そして前記給水口には水源をまた前記満水放出
口にはフロート型トラツプをそれぞれ接続し、前
記加圧空気供給口には圧搾空気供給源をまた前記
空気排出口には開閉弁をそれぞれ接続する。
加えてこの高圧釜上部に排水管を接続し、この
排水管を高圧釜内壁に沿つて垂下し釜底部に排水
管下端をのぞませる。
(作用) 食品は予め調理し、若しくは調理しないでレト
ルトパウチに入れ、従来と同様に真空包装してお
く。
そしてこの袋詰めの食品を高圧釜の上部開口よ
り釜内に搬入し、支持フレームにより不動状態に
保持する。高圧釜内には事前に若しくは食品搬入
後に給水口より水源の清水を張つておく。
食品を入れたら高圧釜の蓋を閉じ、加圧空気供
給口より圧搾空気供給源の圧搾空気を注入し、高
圧釜内部を2.5気圧になるまで加圧しながら加熱
器により加熱して、釜内温度を120℃に所定時間
維持する。
上記の所定時間が経過したら加熱器を止め、給
水口より注入する。釜内の水位が上昇し満水放出
口を越えると、水は満水放出口よりフロート型ト
ラツプを経て機外に排出される。この注水による
冷却中、加圧空気供給口より圧搾空気を適宜供給
し加圧状態を保つ。
釜内温度が60℃まで冷却したら注水を止め、空
気排出口を開けて内部の空気を抜いて外気圧まで
降圧した後、蓋を開け上部開口より加熱殺菌済み
のレトルト食品を取り出す。
釜内に残留した湯は汚濁するまで4,5回繰り
返し使用し、その後は排水管に介装する排水用開
閉弁を開いて排出し新しい水と交換する。
(実施例) 次に図面に示す実施例を説明する。
1は上部が開口した有底円筒体の高圧釜で底部
直下にガスバーナ2をのぞませ、外周を多孔の防
護板3で囲う。4は安全弁5を有する半球状の蓋
で、外周にクラツチ式の締結リング(図示しな
い)を緊密に嵌合して釜1を密閉する。
6は釜内に設立した食品保存用の支持フレーム
である。
7は給水口で、弁8及びポンプ9を介し水源の
貯水タンク10に接続する。
11は満水放出口で、高圧釜上部機壁の満水位
に開口する。満水放出口11には、流入側つまり
高圧釜側の気圧を逃がさずに水を流出する公知の
フロート型トラツプ12を接続し、その流出側を
図示しない排出溝に連通する。13は止水栓であ
る。
14は半球板に多数の小孔を穿設した加圧空気
供給口で、これに圧力調整弁15及びエアタンク
16を介し圧搾空気供給源のエアコンプレツサ1
7を接続する。
18は空気排出口で、19はその開閉弁であ
る。
20は高圧釜上部に接続する排水管で、高圧釜
1の内壁に沿つて垂下し、その下端開口を高圧釜
1の底部にのぞませる。21は排水用開閉弁であ
る。
さらに図示しないが、高圧釜1には内部の圧力
と温度を測定する圧力計と温度計、及び水位を測
定する水位計、食品の品温を測定する品温計を付
設する。
そして耐熱性に優れたレトルトパウチ(袋)に
食品たとえば生(なま)の貝類を殻付きのまま適
量詰め、真空包装機を用いて密封し、これらの食
品袋をステンレス製の籠22に多数収納して上部
開口より釜内に搬入し、支持フレーム6により上
記籠22を不動状態に保持する。
釜内には、食品を搬入する前に事前に85〜90℃
に加熱した湯を釜容積の1/2程度まで給湯口(図
示しない)より注入しておく。
食品を搬入したら蓋4を締め、ガスバーナ2を
点火し直火で高圧釜1を加熱しながら、エアコン
プレツサ17を運転して空気供給口14より圧搾
空気を注入し、約2.5気圧になるまで加圧する。
ここで加圧量は釜内の湯の量に逆比例し、湯が多
ければ加圧量は少なく、湯が少ない場合には加圧
量を大きくする。
この状態で20〜25分間加熱し湯が昇温して120
℃に達したら、ガスバーナ2の火力を落とし、弱
火でF値時間つまり殺菌所要単位時間を維持す
る。
このとき食品の包装内部は120℃では2.4気圧に
上昇するが、圧搾空気で加圧しているため包装体
は膨張しない。
加熱行程が終つたら弁8を開け貯水タンク10
の水を注入し、釜の温度を冷却する。
注水時は止水栓13を開けておき、釜内の水位
が上昇し満水放出口11を越えたらフロート型ト
ラツプ12を経て水を機外に排出する。注水によ
る冷却中、エアタンク16の圧搾空気を圧力調整
弁15を経て釜内に供給し、高圧釜1の内部を加
熱行程と同様に2.5気圧に保つ。
注水の結果、食品搬入の際にサンプル用の食品
に突き刺して釜内に設置しておいた品温センサの
温度が60℃まで低下したら、空気排出口18の開
閉弁19を開いて空気排出口18より釜内部の高
圧空気を抜き、加圧が0に戻つたら蓋4を開け、
リフトを用いて食品を籠22ごと機外に取出す。
レトルト食品としては生の貝類のほか、カレー
やシチウのような調整済みの食品も適しているこ
とはいうまでもない。
釜内に残留した湯は汚濁するまで4,5回繰り
返し使用し、その後は排水用開閉弁21を開いて
排出し新しい水と交換する。
汚れた湯を排出する際に、加圧空気供給口14
より圧搾空気を注入し、加圧した状態で排水管2
0に介装する排水用開閉弁21を頻繁に開閉する
と、少量の残つた湯が圧力で急激に噴出すると共
に、圧搾空気が上向きの空気供給口14より蓋4
の内曲面に吹き付けるため、これらの流速で内壁
に付着した塵埃や水滴が尽く排出され、高圧釜1
の内部を簡便に清掃でき、錆の発生を防止でき
る。
高圧釜1内の底面に多孔の衝撃板を水平に取付
け、ガスバーナ2の熱を緩和し釜内部の温度上昇
を平均化するとよい。
給水口7は釜内壁に平行に屈折したうえその先
端を下向き45度に向けておくと、注水冷却中、貯
水タンク10の水が高圧釜1の内壁に沿つて噴出
し渦を巻くので、新鮮な冷水が釜底部まで行き渡
り効率よく冷却できる。
(考案の効果) これを要するに本考案では、高圧釜を加熱する
際、圧搾空気を注入して袋詰めした食品を加圧す
ることにより袋の膨張を抑制するから、袋が損傷
しないばかりか袋の形態が良く保たれ、内部の食
品が1ケ所に片寄つたり貝が開いたりすることが
なく、従つて熱伝導が均一で殺菌効果が確実であ
るという効果を奏する。
また高圧釜自身で湯を作り従来の温水槽を設置
しないから設備費が軽減でき狭いスペースにも設
置できると共に、温水槽からの湯の落下に伴う衝
撃がなく食品は一層傷まない。
また高圧釜の蓋を上部に取付けるので、食品の
搬入搬出時に釜の湯を排出する必要がなく、湯を
繰り返し使えるのでコスト低減が計れ、比較的少
量のレトルト食品の製造に最適であるという効果
を生ずる。
また本考案では加熱殺菌処理後、給水口7より
高圧釜1内に直接注水して冷却するから、冷却コ
イル等の冷却のための設備を内装せずに済み、釜
内部容積を無駄なく有効に利用でき大量の食品を
収容できる。
また本考案では注水による冷却中、満水位を越
えた水はフロート型トラツプ12を経て排出する
ので、高圧釜内部の加圧状態が良好に保たれ食品
や袋が膨張し損傷するおそれがない。
さらに本考案では釜底部に下端をのぞませた排
水管20を釜上部に接続し排水はこの排水管20
により行うので、加熱器に近い釜底部に排水孔を
穿つ必要がなく、排水口と排水管との接合部や排
水管が直接火に当たらず高圧釜の耐久性が向上す
るという実用上優れた様々な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したレトルト食品製造装
置の全体断面図、第2図はその配管図である。 1は高圧釜、2はガスバーナ、4は蓋、6は支
持フレーム、7は給水口、10は貯水タンク、1
1は満水放出口、12はフロート型トラツプ、1
4は加圧空気供給口、16はエアタンク、17は
エアコンプレツサ、18は空気排出口、19は開
閉弁、20は排水管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部開口に蓋を有し底部下方に加熱器を並設す
    る高圧釜の内部に、加熱すべき食品を保持する支
    持フレームを設置し、そしてこの高圧釜に給水口
    及び満水放出口、並びに加圧空気供給口及び空気
    排出口を設け、前記給水口には水源をまた前記満
    水放出口にはフロート型トラツプをそれぞれ接続
    すると共に、前記加圧空気供給口には圧搾空気供
    給源をまた前記空気排出口には開閉弁をそれぞれ
    接続し、さらにこの高圧釜上部に接続する排水管
    を高圧釜内壁に沿つて垂下し釜底部に排水管下端
    をのぞませて成るレトルト食品製造装置。
JP1987084165U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0448718Y2 (ja)

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JP1987084165U JPH0448718Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63193489U JPS63193489U (ja) 1988-12-13
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