JPH044879Y2 - - Google Patents

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JPH044879Y2
JPH044879Y2 JP16077085U JP16077085U JPH044879Y2 JP H044879 Y2 JPH044879 Y2 JP H044879Y2 JP 16077085 U JP16077085 U JP 16077085U JP 16077085 U JP16077085 U JP 16077085U JP H044879 Y2 JPH044879 Y2 JP H044879Y2
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tank
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、汚水処理において発生する汚泥、そ
の他の粒状、フレーク状の含水固形物を省エネル
ギー的に乾燥することが可能な、新規な構造の通
気乾燥装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の通気乾燥装置(通気バンド乾燥器が代表
的機種)は、乾燥用の温風を供給するブロワーの
吐出圧が数100mmAq以下であるため、含水固形物
の供給部や乾燥物の排出部からのリークガス量は
問題にならず、そのため含水固形物の供給部、乾
燥物の排出部の構造に格別の工夫を要することな
く、ロータリーバルブ、スクリユーフイーダなど
のガスシール性が不十分な開閉機構でも十分対応
することができた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、下水、し尿などの活性汚泥処理
工程のエアレーシヨンタンクに曝気用空気を供給
するための曝気ブロワー吐出空気の圧縮熱(温度
60〜90℃程度)を利用して、含水固形物の乾燥を
行おうとすると、曝気ブロワー吐出空気の圧力
は、エアレーシヨンタンクにおける散気水深が5
mの場合には、ゲージ圧0.6〜0.7Kgf/cm2程度の
圧力となる。したがつて、ゲージ圧力が0.1Kg
f/cm2以下の温風が供給される従来の通気乾燥装
置では、含水固形物の供給部と乾燥物の排出部か
らの多量の空気がリークしてしまい、採用不可能
であつた。さらに、通気乾燥装置内にはゲージ圧
0.6Kgf/cm2程度の圧力が加わるため、装置内に
含水固形物供給するときや、乾燥物を排出すると
きに、多量の空気が系外に放出される結果、エア
レーシヨンタンクに曝気用の空気を供給すること
ができなくなるので、その対策をたてる必要があ
る。
また、従来の通気乾燥装置は含水固形物を支持
する多孔板、ネツトなどの支持床を必要とし、構
造的にも複雑であつた。
さらにまた、移動層状態で運転する従来の「通
気竪型乾燥器」と称するものでは、石炭、米粒、
麦、プラスチツクペレツトのように、強度が大
で、互いに癒着する性質をもたず、流動性のよい
粒状物に対してしか適用できず、汚泥脱水ケーキ
のようなべとつきが強く相互に癒着する性質をも
ち、流動性が悪い含水固形物に対しては全く適用
不能であつた。
本考案は、曝気ブロワー吐出空気という高圧温
風をも効率よく利用することができ、熱利用効率
の向上と構造の簡略化を図ることができる新型式
の通気乾燥装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、槽体底部を逆錐状に形成し、槽体頂
部とその上部の含水固形物の供給部とを空間部を
介在させて対向配備した弁を介して連結し、槽体
底部に乾燥物排出弁を設け、槽体内下部に温風供
給口を開口すると共に槽体内上部に排気口を開口
し、さらに槽体内高さ方向中間部に含水固形物の
充填層の界面検知器を設け、該検知器の信号を前
記乾燥物排出弁の閉鎖駆動部に連絡せしめたこと
を特徴とする通気乾燥装置であつて、乾燥物の排
出を、充填層の界面位置を検知器によつて検知し
たときに停止し、乾燥の進んだ充填層下部だけを
排出し、まだ水分の高い充填層上部を残留させて
次に供給される含水固形物の支持床たらしめ、ま
た含水固形物を少量ずつ供給することによつて常
に通気性のよい充填層を保持させるものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
れば、1は保温された槽体で、槽体1の底部は逆
錐状に形成されている、槽体1の頂部には弁2
(圧力ガスのシール性が優れているバタフライ弁、
ボール弁などが適している)が設けられ、弁2の
上部には空間部4を介在させて弁3(弁2と同様
のものがよい)が対向配備され、弁3の上部に含
水固形物の供給ホツパー5が設けられている。ま
た、槽体1の底部にもバタフライ弁、ボール弁な
どの圧力ガスのシール性のよい乾燥物排出弁6が
設置されており、この乾燥物排出弁6は、例えば
空気圧駆動のエアシリンダによるアクチユエータ
(図示せず)で開閉可能になつている。
また、槽体1内の下部には温風供給管7が開口
されており、槽体1内上部には排気管8が開口さ
れている。この温風供給管7はブロワー9の吐出
口に連通されるが、有機性汚水の好気性生物処理
工程のエアレーシヨンタンクに曝気用空気を供給
する曝気ブロワーの吐出空気配管を利用すること
ができ、排気管8を図示しないエアレーシヨンタ
ンク内の散気器(デイスクフユーザー、スパージ
ヤーなど)に連通させることができる。
さらに、槽体1内の高さ方向の中間部には、含
水固形物の充填層10の界面を検知するセンサー
11が設けられ、センサー11の信号が乾燥物排
出弁6を駆動するエアシリンダ等の駆動機の閉鎖
駆動部に入力されるように連絡されている。
図中、12は乾燥物排出弁6を開放するときに
温風をバイパスさせるべく槽体1外で温風供給管
7と排気管8とを連結したバイパス管で、破線矢
印は槽体1内の温風の流過方向を示すものであ
る。
また、槽体1の逆錐状底部の構造としては、底
面上方に空間部13を形成するように逆錐状部材
14(この部材面に通気口を複数個穿設してもよ
い)を配備し、この空間部13に温風供給管7を
開口し、中央で槽体1内部と連通させておけば、
供給された温風は槽体1の中央部から上向流で流
過拡散してゆくので、槽体1の内壁に沿つた偏流
を回避することができる。
しかして、乾燥されるべき含水固形物、例えば
含水率75%以下程度の粒状の汚泥脱水ケーキを、
頂部の供給ホツパー5にスクリユーコンベアなど
でほぼ定量的に供給しながら弁3を開放して、下
部の空間部4に落し込み、その後弁3を閉じて弁
2を開放するというサイクルを繰り返すことによ
つて、ケーキを所定量ずつ(少しずつ)槽体1内
に供給し、ケーキの充填層10を形成させる。こ
のときの弁2,3の開閉は、タイマー等で自動的
に連動させると便利である。次いでブロワー9に
より温風供給管7から温風を供給すると、温風は
上向流にて充填層10内を通気し、充填層10は
下部から通気乾燥され、排ガスは湿度100%の湿
球温度状態となつて排気管8から槽外へ排出され
る。
この乾燥の進行度は充填層10の下方部が大き
く上方部ほど小さいので、所定時間経過後乾燥物
排出弁6を或る時間(およそ数10秒以下でよい)
開放したのち閉鎖することによつて、充填層10
の乾燥が進んだ下部だけを排出し、まだ水分が高
い充填層10の上部を槽体1内に残留させる。乾
燥物排出弁6の開放時間は、充填層10が下が
り、センサー11が充填層10の界面を検知した
ときに、乾燥物排出弁6の閉鎖駆動部に信号を送
り乾燥物排出弁6を速やかに閉鎖する。
このように、含水固形物の供給を少量ずつ連続
的に槽体1内に供給して充填層10を形成させる
一方、乾燥が進んだ充填層10の下部だけを回分
的に排出し、充填層10が下がつてその界面がセ
ンサー11による設定位置にくることによつて排
出を停止し、含水固形物の一部を槽体1内に意図
的に残留させ、次に供給される含水固形物の支持
床たらしめ、温風のリークを微量にし、常に通気
性のよい充填層10が保持され、癒着性の強い含
水固形物でも高い熱利用効率で乾燥することがで
きる。
なお、この通気乾燥装置を下水、し尿、各種産
業廃水などの有機性汚水の処理過程で発生する含
水固形物の乾燥に使用するときは、きわめて省エ
ネルギー的に有利となる。即ち、有機性汚水の活
性汚泥処理を代表とする好気性生物処理用の曝気
層には、多量の曝気用空気がブロワーから供給さ
れているが、従来このブロワーは単に好気性生物
処理に必要な空気を供給するという単一機能しか
利用されていなかつた。しかし、曝気ブロワー吐
出空気の温風は、熱力学における気体の断熱圧縮
理論に示されるように、ブロワー吸込空気の温度
よりも著しく上昇し、60〜90℃にも達するもので
ある。
したがつて、曝気用空気を供給する曝気ブロワ
ーの吐出空気を、温風供給管7から槽体1内に供
給し、その保有熱を含水固形物の充填層10の乾
燥用熱源として利用したのち、降温し排気管8か
ら排気される排ガス(空気)を曝気層内の散気器
に供給するようにすれば、乾燥用熱源をノーコス
トで入手できるから、きわめて省エネルギー的に
なり、排気管8から排気される排ガス(空気)中
の悪臭は曝気槽内で生物学的に脱臭されるから、
特別の脱臭装置、脱臭経費が不要になる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、次のような
有益なる効果を生ずるものである。
従来、乾燥用熱源としては不適当とされてい
た高圧温風を利用してもリークは微量であり、
べとつき、癒着性の強い含水固形物をを高い熱
利用効率下で連続的に乾燥することができる。
乾燥物の回分的排出時に、乾燥物の一部を意
図的に装置内に残留させることによつて、含水
固形物の支持床が不要になり、構造が著しく簡
単になる。
べとつきが強く、強度の弱い含水固形物を一
挙に大量投入すると、充填層下部がその重みに
よつて圧密されてしまい通気性を確保できなく
なるというトラブルを発生するが、本考案では
含水固形物を少量ずつ連続的に供給するので充
填密度が小さく、通気性のよい充填層を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 1……槽体、2,3……弁、4……空間部、5
……供給ポツパー、6……乾燥物排出弁、7……
温風供給管、8……排気管、9……ブロワー、1
0……充填層、11……センサー、12……バイ
パス管、13……空間部、14……逆錐状部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 槽体底部を逆錐状に形成し、槽体頂部とその
    上部の含水固形物の供給部とを空間部を介在さ
    せて対向配備した弁を介して連結し、槽体底部
    に乾燥物排出弁を設け、槽体内下部に温風供給
    口を開口すると共に槽体内上部に排気口を開口
    し、さらに槽体内高さ方向中間部に含水固形物
    の充填層の界面検知器を設け、該検知器の信号
    を前記乾燥物排出弁の閉鎖駆動部に連絡せしめ
    たことを特徴とする通気乾燥装置。 2 前記槽体の逆錐状底部を空間部を介在させた
    二重構造とし、該空間部に前記温風供給口を開
    口して槽体内部と連通せしめたものである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の通気乾燥装
    置。 3 前記温風供給口を曝気ブロワーの吐出口に連
    結し、前記排気口をエアレーシヨンタンクに連
    結したものである実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の通気乾燥装置。
JP16077085U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH044879Y2 (ja)

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