JPH044929Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044929Y2 JPH044929Y2 JP1984119135U JP11913584U JPH044929Y2 JP H044929 Y2 JPH044929 Y2 JP H044929Y2 JP 1984119135 U JP1984119135 U JP 1984119135U JP 11913584 U JP11913584 U JP 11913584U JP H044929 Y2 JPH044929 Y2 JP H044929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reservoir
- diaphragm
- cap
- reservoir body
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、車両等に使用されるマスタシリン
ダ用の作動液リザーバ、より詳しくは、密封形リ
ザーバにおけるダイヤフラムの取付け構造に関す
るものである。
ダ用の作動液リザーバ、より詳しくは、密封形リ
ザーバにおけるダイヤフラムの取付け構造に関す
るものである。
(従来の技術)
A 一般の密封形リザーバ
従来より、この種の作動液リザーバの一つとし
て、密封形のものが知られている。この密封形リ
ザーバは、リザーバ本体の開口部とその開口をふ
さいで嵌着されるキヤツプとの間にダイヤフラム
を配置することによつて、作動液の吸水防止、並
びにリザーバ内の圧力発生防止および液漏れの防
止を図つたものである。
て、密封形のものが知られている。この密封形リ
ザーバは、リザーバ本体の開口部とその開口をふ
さいで嵌着されるキヤツプとの間にダイヤフラム
を配置することによつて、作動液の吸水防止、並
びにリザーバ内の圧力発生防止および液漏れの防
止を図つたものである。
ここで、密封用のダイヤフラムはゴムなどの可
撓性の材料から成り、その外周部がリザーバ本体
とキヤツプとの間に挟圧して配置される。この場
合、ダイヤフラム外周のビード部は、下面がリザ
ーバ本体の上方端面に載り、上面にはキヤツプ側
からの締付け力を受けることになる。
撓性の材料から成り、その外周部がリザーバ本体
とキヤツプとの間に挟圧して配置される。この場
合、ダイヤフラム外周のビード部は、下面がリザ
ーバ本体の上方端面に載り、上面にはキヤツプ側
からの締付け力を受けることになる。
B 密封形リザーバの一般的な問題点
既述した密封形のリザーバでは、ダイヤフラム
が可撓性の材料から成ることから、それを適切な
形態に保持するにはかなりの困難が伴なう。たえ
えば、キヤツプをリザーバ本体に装置する際、キ
ヤツプのねじ込み力によつてダイヤフラムにねじ
れを生じたり、あるいはダイヤフラムの外周ビー
ド部が締付け力によつて内方にはみ出したりする
ことが避けがたい。
が可撓性の材料から成ることから、それを適切な
形態に保持するにはかなりの困難が伴なう。たえ
えば、キヤツプをリザーバ本体に装置する際、キ
ヤツプのねじ込み力によつてダイヤフラムにねじ
れを生じたり、あるいはダイヤフラムの外周ビー
ド部が締付け力によつて内方にはみ出したりする
ことが避けがたい。
C はみ出し等を解決するための第1の従来例
ところで、こうしたねじれやはみ出しを防止す
る手段として、ダイヤフラムの外周ビード部に、
プラスチツク製などの低摩擦性の摺動リングある
いはリテーナプレートを配置するという技術が知
られている(たとえば、実開昭56−14765号公報
参照)。しかし、コストの低減、あるいはキヤツ
プの取付けおよび取外しの各作業性などの観点か
らすると、摺動リングやリテーナプレートといつ
た別部品を必要としない他の防止対策が望まれる
ところである。
る手段として、ダイヤフラムの外周ビード部に、
プラスチツク製などの低摩擦性の摺動リングある
いはリテーナプレートを配置するという技術が知
られている(たとえば、実開昭56−14765号公報
参照)。しかし、コストの低減、あるいはキヤツ
プの取付けおよび取外しの各作業性などの観点か
らすると、摺動リングやリテーナプレートといつ
た別部品を必要としない他の防止対策が望まれる
ところである。
D はみ出し等を解決するための第2の従来例
別部品を必要としない手法として、特公昭53−
19740号の公報が示すように、隔壁としてのダイ
ヤフラムの外方端縁に薄肉のリツプ状の部分を設
け、そのリツプ状の部分をリザーバ本体(タン
ク)の上部外周壁に引つ掛けるようにすることが
考えられる。
19740号の公報が示すように、隔壁としてのダイ
ヤフラムの外方端縁に薄肉のリツプ状の部分を設
け、そのリツプ状の部分をリザーバ本体(タン
ク)の上部外周壁に引つ掛けるようにすることが
考えられる。
しかし、ダイヤフラムの外周ビード部の一部に
薄肉の引つ掛け片を設け、それを含む外周ビード
部をリザーバ本体の上端部とキヤツプとの間に挾
み込むようにするだけでは、前記したように、キ
ヤツプの装置時にその引つ掛け片が変形すること
により、ダイヤフラムの外周ビード部は容易にタ
ンクの内方にははみ出してしまう。この点は、後
で作動液を補給するような時により多くぶつかる
問題である。外周ビード部に付着し、軟化して粘
着性をもつた作動液が、リザーバ本体側と外周ビ
ード部との間のすべり抵抗を大きくするので、そ
うした問題が顕著になると考えられる。
薄肉の引つ掛け片を設け、それを含む外周ビード
部をリザーバ本体の上端部とキヤツプとの間に挾
み込むようにするだけでは、前記したように、キ
ヤツプの装置時にその引つ掛け片が変形すること
により、ダイヤフラムの外周ビード部は容易にタ
ンクの内方にははみ出してしまう。この点は、後
で作動液を補給するような時により多くぶつかる
問題である。外周ビード部に付着し、軟化して粘
着性をもつた作動液が、リザーバ本体側と外周ビ
ード部との間のすべり抵抗を大きくするので、そ
うした問題が顕著になると考えられる。
(考案が解決しようとする課題)
この考案は、以上の各点を考慮してなされたも
のであり、別部品を必要とせず、しかも、ダイヤ
フラムのはみ出し等を確実に防止しうるようにす
るものである。
のであり、別部品を必要とせず、しかも、ダイヤ
フラムのはみ出し等を確実に防止しうるようにす
るものである。
(考案の概要)
この考案では、次のイ、ロおよびハの3つの手
段の組み合わせによつて、ダイヤフラムのはみ出
し等を確実に防止するようにしている。
段の組み合わせによつて、ダイヤフラムのはみ出
し等を確実に防止するようにしている。
イ ダイヤフラムの厚肉な外周ビード部の全体を
引つ掛け片として機能させることによつて、引
つ掛け片としての充分な機能を得るようにして
いる。
引つ掛け片として機能させることによつて、引
つ掛け片としての充分な機能を得るようにして
いる。
ロ ダイヤフラムの外周ビード部およびリザーバ
本体の上部外周壁の両方に、全周にわたつて互
いに適合する特定のテーパ部(テーパ面)を設
けることによつて、キヤツプ装着時に、ダイヤ
フラムの外周ビード部をリザーバ本体の径方向
外方に押し出すような形態とし、ダイヤフラム
のねじれ、内方へのはみ出しを有効に防止する
ようにしている。
本体の上部外周壁の両方に、全周にわたつて互
いに適合する特定のテーパ部(テーパ面)を設
けることによつて、キヤツプ装着時に、ダイヤ
フラムの外周ビード部をリザーバ本体の径方向
外方に押し出すような形態とし、ダイヤフラム
のねじれ、内方へのはみ出しを有効に防止する
ようにしている。
ハ 厚肉な外周ビード部に続く薄肉な部分を、リ
ザーバ本体の上端面とキヤツプとにより挟んで
支持する構成とし、引つ掛け片としての外周ビ
ード部の内方へのはみ出しを確実に防止するよ
うにしている。
ザーバ本体の上端面とキヤツプとにより挟んで
支持する構成とし、引つ掛け片としての外周ビ
ード部の内方へのはみ出しを確実に防止するよ
うにしている。
(第1の実施例)
第1の実施例は、キヤツプがねじ込み形のもの
への適用例である。第1図が第1の実施例である
作動液リザーバの全体構成を示す側断面図であ
る。
への適用例である。第1図が第1の実施例である
作動液リザーバの全体構成を示す側断面図であ
る。
作動液を貯える内部空間1は、リザーバ本体2
の内側にある。リザーバ本体2は上部に開口3を
設けたプラスチツク製の筒形の容器であり、その
内径は上部の開口3から底部に至るまでほぼ一様
である。リザーバ本体2はその底部側が自動車用
ブレーキ装置のマスタシリンダ(図示しない)に
取付け固定される。この底部側には、内側にフロ
ートのセツト部4、また外側にリードスイツチの
セツト部5、さらに底部の両側には供給口6a,
6bがそれぞれ設けられている。これら2つの供
給口6a,6bはリザーバ内の作動液をマスタシ
リンダへ供給するための通路をなすものであり、
リザーバを取付ける際には、これら2つの供給口
部分がマスタシリンダ側のボス部にはめ込まれ
る。図において、リザーバ本体2は全体として傾
斜しているが、これは、マスタシリンダの取付け
部分の傾斜に対応させ、最終的な取付け段階でリ
ザーバの水平を保つための傾斜である。
の内側にある。リザーバ本体2は上部に開口3を
設けたプラスチツク製の筒形の容器であり、その
内径は上部の開口3から底部に至るまでほぼ一様
である。リザーバ本体2はその底部側が自動車用
ブレーキ装置のマスタシリンダ(図示しない)に
取付け固定される。この底部側には、内側にフロ
ートのセツト部4、また外側にリードスイツチの
セツト部5、さらに底部の両側には供給口6a,
6bがそれぞれ設けられている。これら2つの供
給口6a,6bはリザーバ内の作動液をマスタシ
リンダへ供給するための通路をなすものであり、
リザーバを取付ける際には、これら2つの供給口
部分がマスタシリンダ側のボス部にはめ込まれ
る。図において、リザーバ本体2は全体として傾
斜しているが、これは、マスタシリンダの取付け
部分の傾斜に対応させ、最終的な取付け段階でリ
ザーバの水平を保つための傾斜である。
こうしたリザーバ本体2の上部の開口3の付近
は、他の部分より肉厚とされ、外周側部分におね
じ7が切られている。このおねじ7はキヤツプ取
付けのためのものであり、ここではこのおねじ7
の部分の上部におねじ7とは別にテーパ面8を設
けている。テーパ面8はリザーバ本体2の上端か
らおねじ7始端部分にかけて位置している。この
テーパ面8は、リザーバ本体2の周方向全周にわ
たつて同じように、下に行くにつれて外径が大き
くなつている。したがつて、リザーバ本体2の上
端面の面積は、おねじ7の部分の断面積に比べて
かなり小さなものとなつている。
は、他の部分より肉厚とされ、外周側部分におね
じ7が切られている。このおねじ7はキヤツプ取
付けのためのものであり、ここではこのおねじ7
の部分の上部におねじ7とは別にテーパ面8を設
けている。テーパ面8はリザーバ本体2の上端か
らおねじ7始端部分にかけて位置している。この
テーパ面8は、リザーバ本体2の周方向全周にわ
たつて同じように、下に行くにつれて外径が大き
くなつている。したがつて、リザーバ本体2の上
端面の面積は、おねじ7の部分の断面積に比べて
かなり小さなものとなつている。
また、リザーバ本体2に取付けられるキヤツプ
9であるが、これもプラスチツク製で、開いた下
側筒部10が閉じた上側筒部11よりも大径とな
され、その大径な下側筒部10、つまり外周側筒
部の内周側に、前記リザーバ本体2のおねじ7に
適合するめねじ12が切られている。この場合、
めねじ12の下端側はキヤツプ9の開口端まで達
しているが、上端側は外周側筒部10の中途で終
えている。このめねじ12の上端からキヤツプ9
の段差面13に至る部分は、リザーバ本体2側に
設けたおねじ7の山径とほぼ同径の内壁面14を
成している。内壁面14は前記テーパ面8に臨ん
でおり、したがつて、それらが相俟つてリング状
の凹部15を形成している。このリング状の凹部
15は、密封用ダイヤフラム16の外周部17を
受け入れる個所である。
9であるが、これもプラスチツク製で、開いた下
側筒部10が閉じた上側筒部11よりも大径とな
され、その大径な下側筒部10、つまり外周側筒
部の内周側に、前記リザーバ本体2のおねじ7に
適合するめねじ12が切られている。この場合、
めねじ12の下端側はキヤツプ9の開口端まで達
しているが、上端側は外周側筒部10の中途で終
えている。このめねじ12の上端からキヤツプ9
の段差面13に至る部分は、リザーバ本体2側に
設けたおねじ7の山径とほぼ同径の内壁面14を
成している。内壁面14は前記テーパ面8に臨ん
でおり、したがつて、それらが相俟つてリング状
の凹部15を形成している。このリング状の凹部
15は、密封用ダイヤフラム16の外周部17を
受け入れる個所である。
ダイヤフラム16はゴム製で、肉厚が薄く圧力
差に応じて容易に弾性変形可能な部分18と、肉
厚の厚い外周部17とから成る。ダイヤフラム1
6は肉厚の薄い部分18が開口3を横断して設け
られ、外周部17がリザーバ本体2とキヤツプ9
との間に支持される。ダイヤフラム16の外周部
17はシール部材を兼ねており、そのため、リザ
ーバ本体2の内側空間1はダイヤフラム16によ
つてキヤツプ側空間19および外気に対してしや
断される。なお、キヤツプ側空間19は、キヤツ
プ9の内面に設けた通路20およびねじ部クリア
ランスを通して外気に通じている。
差に応じて容易に弾性変形可能な部分18と、肉
厚の厚い外周部17とから成る。ダイヤフラム1
6は肉厚の薄い部分18が開口3を横断して設け
られ、外周部17がリザーバ本体2とキヤツプ9
との間に支持される。ダイヤフラム16の外周部
17はシール部材を兼ねており、そのため、リザ
ーバ本体2の内側空間1はダイヤフラム16によ
つてキヤツプ側空間19および外気に対してしや
断される。なお、キヤツプ側空間19は、キヤツ
プ9の内面に設けた通路20およびねじ部クリア
ランスを通して外気に通じている。
さて、ダイヤフラム16の外周部17は、その
高さがわずかに低いことを除いて、前記凹部15
に適合する形状である。すなわち、外周部17の
上面17aはキヤツプ9の段差面13に接し、ま
た外周部17の内外周の両側面17b,17cは
キヤツプ9の内壁面14およびリザーバ本体2の
テーパ面8にそれぞれ接している。したがつて、
キヤツプ9をリザーバ本体2にねじ込んで取付け
る場合、ダイヤフラム16の外周部17の上面1
7aには、キヤツプ9側の段差面13を通してキ
ヤツプ9の締付け力が伝わる。この締付け力によ
つて、ダイヤフラム16の外周部17は下方に押
し付けられ、それに応じてテーパ面8の部分にも
締付け力に関連した摩擦力が生じる。この摩擦力
はすべり抵抗になる。しかし、テーパ面8がリザ
ーバ本体2の周方向全体にわたつて一様な形状で
あるがため、その摩擦力は比較的小さなものとな
り、外周部17はテーパ面8に沿つて案内されつ
つわずかに弾性変形し、その部分のシールを確実
にする。特にこの場合、ダイヤフラム16の外周
部17の内側に、リザーバ本体2の上部外周壁が
位置し、しかも、外周部17に続く薄い部分18
aが、キヤツプ9の段差面13とリザーバ本体2
の上端面との間により強く挟圧されるので、肉厚
の厚い外周部17が内方へはみ出すのを有効に防
止することができる。また、そうした挟圧が行な
われる間に、下に行くほど外径が大きくなつて一
様なテーパ面8が、外周部17を径方向外方に押
し出すような作用をするので、外周部17の内方
へのはみ出しは生じようがない。
高さがわずかに低いことを除いて、前記凹部15
に適合する形状である。すなわち、外周部17の
上面17aはキヤツプ9の段差面13に接し、ま
た外周部17の内外周の両側面17b,17cは
キヤツプ9の内壁面14およびリザーバ本体2の
テーパ面8にそれぞれ接している。したがつて、
キヤツプ9をリザーバ本体2にねじ込んで取付け
る場合、ダイヤフラム16の外周部17の上面1
7aには、キヤツプ9側の段差面13を通してキ
ヤツプ9の締付け力が伝わる。この締付け力によ
つて、ダイヤフラム16の外周部17は下方に押
し付けられ、それに応じてテーパ面8の部分にも
締付け力に関連した摩擦力が生じる。この摩擦力
はすべり抵抗になる。しかし、テーパ面8がリザ
ーバ本体2の周方向全体にわたつて一様な形状で
あるがため、その摩擦力は比較的小さなものとな
り、外周部17はテーパ面8に沿つて案内されつ
つわずかに弾性変形し、その部分のシールを確実
にする。特にこの場合、ダイヤフラム16の外周
部17の内側に、リザーバ本体2の上部外周壁が
位置し、しかも、外周部17に続く薄い部分18
aが、キヤツプ9の段差面13とリザーバ本体2
の上端面との間により強く挟圧されるので、肉厚
の厚い外周部17が内方へはみ出すのを有効に防
止することができる。また、そうした挟圧が行な
われる間に、下に行くほど外径が大きくなつて一
様なテーパ面8が、外周部17を径方向外方に押
し出すような作用をするので、外周部17の内方
へのはみ出しは生じようがない。
(第2の実施例)
第2の実施例は、キヤツプが押込み形のものへ
の適用例である。第2図は第2の実施例である作
動液リザーバの上部構造を示す要部断面図であ
る。
の適用例である。第2図は第2の実施例である作
動液リザーバの上部構造を示す要部断面図であ
る。
この第2の実施例では、キヤツプが押込み形で
あるため、第1の実施例におけるようなねじ部は
ないが、キヤツプ、リザーバ本体およびダイヤフ
ラムの全体的な構成自体は第1の実施例のものと
同様である。そこで、同様な構成部分には同一符
号を付すことによつて、説明を簡略化する。
あるため、第1の実施例におけるようなねじ部は
ないが、キヤツプ、リザーバ本体およびダイヤフ
ラムの全体的な構成自体は第1の実施例のものと
同様である。そこで、同様な構成部分には同一符
号を付すことによつて、説明を簡略化する。
ここでも、密封用のダイヤフラム16は、全体
形状が多少異なつてはいるが、肉厚の薄い部分1
8と肉厚の厚い外周部17とから成る。そして、
肉厚の厚い外周部17は、キヤツプ9の段差面1
3に接する上面17aと、キヤツプ9における大
径な外周側筒部10の内壁面14に接する外側面
17bと、リザーバ本体2の上部テーパ面8に接
する内側面17cとを備えている。リザーバ本体
2の上部外周のテーパ面8は下に行くにつれて外
径が大きくなつている。そのため、テーパ面8の
下部には、リザーバ本体2の壁面に直交した係止
部21が設けられている。この係止部21には、
ダイヤフラム16の外周部17の下部に設けた突
片22が係止される。突片22は、係止を確実に
する意味から、全周にわたるようにするのが良
い。リザーバ本体2に対するダイヤフラム16の
取付けは、突片22が係止部21に係止されるだ
けでもかなり強固である。しかし、キヤツプ9は
その取付け強度をより一層高め、かつダイヤフラ
ム16を保護する。キヤツプ9の外周側筒部10
の下部には、内方に向いた支持片23が設けられ
ている。支持片23は突片22の下面を支え、突
片22の係止力を補強している。したがつて、支
持片23も突片22と同様に全周にわたる構成と
するのが望ましいが、キヤツプ側空間19を外気
に通じるため、通路20に続く部分に切欠き24
を設ける必要がある。
形状が多少異なつてはいるが、肉厚の薄い部分1
8と肉厚の厚い外周部17とから成る。そして、
肉厚の厚い外周部17は、キヤツプ9の段差面1
3に接する上面17aと、キヤツプ9における大
径な外周側筒部10の内壁面14に接する外側面
17bと、リザーバ本体2の上部テーパ面8に接
する内側面17cとを備えている。リザーバ本体
2の上部外周のテーパ面8は下に行くにつれて外
径が大きくなつている。そのため、テーパ面8の
下部には、リザーバ本体2の壁面に直交した係止
部21が設けられている。この係止部21には、
ダイヤフラム16の外周部17の下部に設けた突
片22が係止される。突片22は、係止を確実に
する意味から、全周にわたるようにするのが良
い。リザーバ本体2に対するダイヤフラム16の
取付けは、突片22が係止部21に係止されるだ
けでもかなり強固である。しかし、キヤツプ9は
その取付け強度をより一層高め、かつダイヤフラ
ム16を保護する。キヤツプ9の外周側筒部10
の下部には、内方に向いた支持片23が設けられ
ている。支持片23は突片22の下面を支え、突
片22の係止力を補強している。したがつて、支
持片23も突片22と同様に全周にわたる構成と
するのが望ましいが、キヤツプ側空間19を外気
に通じるため、通路20に続く部分に切欠き24
を設ける必要がある。
ここで、ダイヤフラム16およびキヤツプ9を
リザーバ本体2に対して取付け固定する手法とし
て、ダイヤフラム16をリザーバ本体2に取付け
てからダイヤフラム16とは別にキヤツプ9を取
付け固定する方法と、ダイヤフラム16をキヤツ
プ9に取付けてから両者をリザーバ本体2に取付
け固定する方法とが考えられる。前者の方法に
は、キヤツプ9の押込みを容易にするため、支持
片23をそれほど大きくできないという不都合が
あるが、後者の方法にはそのような不都合もな
く、組立ても比較的容易に行なうことができる。
しかし、どちらの方法を採用しようとも、ダイヤ
フラム16にねじれやはみ出しの防止効果は前記
第1の実施例とほぼ同様である。勿論、キヤツプ
が押込み形であるため、この第2の実施例では、
ダイヤフラムのねじれはほとんど問題とならな
い。
リザーバ本体2に対して取付け固定する手法とし
て、ダイヤフラム16をリザーバ本体2に取付け
てからダイヤフラム16とは別にキヤツプ9を取
付け固定する方法と、ダイヤフラム16をキヤツ
プ9に取付けてから両者をリザーバ本体2に取付
け固定する方法とが考えられる。前者の方法に
は、キヤツプ9の押込みを容易にするため、支持
片23をそれほど大きくできないという不都合が
あるが、後者の方法にはそのような不都合もな
く、組立ても比較的容易に行なうことができる。
しかし、どちらの方法を採用しようとも、ダイヤ
フラム16にねじれやはみ出しの防止効果は前記
第1の実施例とほぼ同様である。勿論、キヤツプ
が押込み形であるため、この第2の実施例では、
ダイヤフラムのねじれはほとんど問題とならな
い。
(考案の効果)
この考案では、(イ)ダイヤフラム16の厚肉な外
周ビード部17の全体を、リザーバ本体2の上部
外周壁に引つ掛けることによつて、外周ビード部
17に有効なはみ出し防止機能を与え、(ロ)外周ビ
ード部17の内側面17cとリザーバ本体2の上
部外周に設けた特定のテーパ面8とを互いに接す
るようにし、キヤツプ9の装着時におけるダイヤ
フラム16のねじれ等を防ぎ、さらに、(ハ)厚肉な
外周ビード部17に続く薄肉な部分18aを、リ
ザーバ本体2の上端面とキヤツプ9とにより挾ん
で支持することによつて、外周ビード部17の内
方へのはみ出しを防止するようにしている。これ
ら3つの手段によつて、この考案によれば、リン
グ部材などの別部品を用いることなく、ダイヤフ
ラム17のねじれやはみ出しの問題を有効かつ確
実に解決することができる。
周ビード部17の全体を、リザーバ本体2の上部
外周壁に引つ掛けることによつて、外周ビード部
17に有効なはみ出し防止機能を与え、(ロ)外周ビ
ード部17の内側面17cとリザーバ本体2の上
部外周に設けた特定のテーパ面8とを互いに接す
るようにし、キヤツプ9の装着時におけるダイヤ
フラム16のねじれ等を防ぎ、さらに、(ハ)厚肉な
外周ビード部17に続く薄肉な部分18aを、リ
ザーバ本体2の上端面とキヤツプ9とにより挾ん
で支持することによつて、外周ビード部17の内
方へのはみ出しを防止するようにしている。これ
ら3つの手段によつて、この考案によれば、リン
グ部材などの別部品を用いることなく、ダイヤフ
ラム17のねじれやはみ出しの問題を有効かつ確
実に解決することができる。
特に、この考案では、特定のテーパ面によつて
ダイヤフラム16の厚肉な外周ビード部17をリ
ザーバ本体2の径方向外方に押し出すような形態
にしていること、さらに、それに加えて、外周ビ
ード部17に続く薄肉な部分18aをリザーバ本
体2の幅の狭い上端面で支持するようにしている
ので、ダイヤフラム16の支持およびシールを確
実に行なうことができる。したがつて、新しい作
動液リザーバに作動液を入れる場合は勿論のこ
と、後で作動液を補給するような場合でも、ダイ
ヤフラム16を常に適切な形態に保つことができ
る。
ダイヤフラム16の厚肉な外周ビード部17をリ
ザーバ本体2の径方向外方に押し出すような形態
にしていること、さらに、それに加えて、外周ビ
ード部17に続く薄肉な部分18aをリザーバ本
体2の幅の狭い上端面で支持するようにしている
ので、ダイヤフラム16の支持およびシールを確
実に行なうことができる。したがつて、新しい作
動液リザーバに作動液を入れる場合は勿論のこ
と、後で作動液を補給するような場合でも、ダイ
ヤフラム16を常に適切な形態に保つことができ
る。
第1図はこの考案の第1の実施例の全体構成を
示す側断面図、第2図はこの考案の第2の実施例
を示す要部断面図である。 1……内部空間、2……リザーバ本体、3……
開口、8……テーパ面、9……キヤツプ、10…
…下側筒部(外周側筒部)、14……内壁面、1
6……ダイヤフラム、17……外周部、20……
通路。
示す側断面図、第2図はこの考案の第2の実施例
を示す要部断面図である。 1……内部空間、2……リザーバ本体、3……
開口、8……テーパ面、9……キヤツプ、10…
…下側筒部(外周側筒部)、14……内壁面、1
6……ダイヤフラム、17……外周部、20……
通路。
Claims (1)
- 作動液を貯える内部空間を有するリザーバ本体
と、該リザーバ本体の上部に設けた開口をふさぐ
ように当該リザーバ本体に取付けられるキヤツプ
と、前記開口を横断して設けられ前記リザーバ本
体と前記キヤツプとの間に外周部を支持されるダ
イヤフラムと、該ダイヤフラムの前記キヤツプ側
空間を外気に連絡する通路とを備えた作動液リザ
ーバであつて、前記キヤツプの外周側筒部を前記
リザーバ本体の上部外周に嵌合するとともに、前
記ダイヤフラムの外周部を前記キヤツプの外周側
筒部の内壁面と前記リザーバ本体の上部外周壁面
との間に支持した作動液リザーバにおいて、前記
リザーバ本体の上部外周壁に、リザーバ本体の周
方向全体にわたり一様で、かつリザーバ本体の上
端面の方に行くほどリザーバ本体の外径を小さく
するテーパ面があり、しかも、前記ダイヤフラム
は、肉厚が薄い内側の部分と、その内側の部分に
つながり、ダイヤフラムの周縁部を取り囲む肉厚
が厚い外周部を備え、このダイヤフラムの厚い外
周部の内側面は、その外周部の全周にわたり前記
リザーバ本体側のテーパ面に適合するテーパ形状
であり、かつ、この厚い外周部は全体がリザーバ
本体の上端面の外側端縁よりも外周側に位置して
おり、さらに、この厚い外周部からリザーバ本体
の上端面に沿つて内方側に延びる肉厚の薄い部分
を、リザーバ本体の上端面とキヤツプとにより挾
んで支持する構成にした作動液リザーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11913584U JPS6133760U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 作動液リザ−バ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11913584U JPS6133760U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 作動液リザ−バ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6133760U JPS6133760U (ja) | 1986-03-01 |
| JPH044929Y2 true JPH044929Y2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=30678017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11913584U Granted JPS6133760U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 作動液リザ−バ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133760U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319740A (en) * | 1976-08-06 | 1978-02-23 | Sharp Corp | Multiplier |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11913584U patent/JPS6133760U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6133760U (ja) | 1986-03-01 |
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