JPH0449375Y2 - - Google Patents
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- JPH0449375Y2 JPH0449375Y2 JP10944986U JP10944986U JPH0449375Y2 JP H0449375 Y2 JPH0449375 Y2 JP H0449375Y2 JP 10944986 U JP10944986 U JP 10944986U JP 10944986 U JP10944986 U JP 10944986U JP H0449375 Y2 JPH0449375 Y2 JP H0449375Y2
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- male spline
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、円筒体の内周にメススプライン歯を
有するメススプラインと、メススプライン内に挿
入され先端部にメススプライン歯と軸方向に摺動
可能にかつ軸芯まわりに回転不能にすべり噛合す
るオススプライン歯を有するオススプラインとか
らなるすべりスプラインに関する。
有するメススプラインと、メススプライン内に挿
入され先端部にメススプライン歯と軸方向に摺動
可能にかつ軸芯まわりに回転不能にすべり噛合す
るオススプライン歯を有するオススプラインとか
らなるすべりスプラインに関する。
[従来の技術]
上記のすべりスプラインは、たとえば車両のテ
レスコピツクステアリングコラム、プロペラシヤ
フトスリーブヨーク部等に用いられ、実開昭55−
134373号公報、実開昭59−167062号公報、発明協
会公開83−10085号技報は、その種のすべりスプ
ラインの近傍の構造を示している。
レスコピツクステアリングコラム、プロペラシヤ
フトスリーブヨーク部等に用いられ、実開昭55−
134373号公報、実開昭59−167062号公報、発明協
会公開83−10085号技報は、その種のすべりスプ
ラインの近傍の構造を示している。
この種のすべりスプラインでは、軸方向の摺動
抵抗を減少させるとともに、すべりスプラインの
オススプライン歯とメススプライン歯間の遊び
(ガタ)を減少させることが要求される。
抵抗を減少させるとともに、すべりスプラインの
オススプライン歯とメススプライン歯間の遊び
(ガタ)を減少させることが要求される。
この要求を満足させるために、本実用新案登録
出願人により、未公開の段階ではあるが、第5図
に示すような、オススプライン1とメススプライ
ン2の歯の噛合部にナイロンリム3を注入固化さ
せる提案がなされている。そこでは、ナイロンリ
ム3形成時にオススプライン1とメススプライン
2の両軸芯を一致させる芯出しをするために、オ
ススプライン1の先端とめくら孔とされたメスス
プライン2の孔底に、互にテーパ契合する先端部
テーパ4,5を形成してオススプライン先端側の
芯出しを行ない、さらにメススプライン2開口端
側でオススプライン1、メススプライン2に互に
インロー嵌合する円筒状インロー部6,7を形成
して開口端側の芯出しを行い、均一にナイロンリ
ム3が形成されるようになつていた。
出願人により、未公開の段階ではあるが、第5図
に示すような、オススプライン1とメススプライ
ン2の歯の噛合部にナイロンリム3を注入固化さ
せる提案がなされている。そこでは、ナイロンリ
ム3形成時にオススプライン1とメススプライン
2の両軸芯を一致させる芯出しをするために、オ
ススプライン1の先端とめくら孔とされたメスス
プライン2の孔底に、互にテーパ契合する先端部
テーパ4,5を形成してオススプライン先端側の
芯出しを行ない、さらにメススプライン2開口端
側でオススプライン1、メススプライン2に互に
インロー嵌合する円筒状インロー部6,7を形成
して開口端側の芯出しを行い、均一にナイロンリ
ム3が形成されるようになつていた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、第5図に示すような構造のすべりスプ
ラインには、つぎような更に改善されるべき点が
あることが判明した。
ラインには、つぎような更に改善されるべき点が
あることが判明した。
A まず、開口端インロー部6,7における問題
点として次のことがあつた。
点として次のことがあつた。
イ まず、オススプライン側、メススプライン
側に円筒状インロー部6,7を高精度に加工
する必要があり、部品コストの上昇、生産性
の低下をきたすことになる。
側に円筒状インロー部6,7を高精度に加工
する必要があり、部品コストの上昇、生産性
の低下をきたすことになる。
ロ オススプライン1をメススプライン2に挿
入し、軸方向へ最終的に押し込み芯出しする
際にオスインロー部6でメスインロー部7に
ふたをしてしまうこととなり、内部のエアが
逃げず、圧縮された状態となり、ナイロンリ
ム3が固化するまでの約5分間、軸力を負荷
した状態でオススプライン1を押し続けない
と、オススプライン1が軸方向に逆もどり
し、オススプライン1とメススプライン2間
の芯がずれてしまうという問題があつた。
入し、軸方向へ最終的に押し込み芯出しする
際にオスインロー部6でメスインロー部7に
ふたをしてしまうこととなり、内部のエアが
逃げず、圧縮された状態となり、ナイロンリ
ム3が固化するまでの約5分間、軸力を負荷
した状態でオススプライン1を押し続けない
と、オススプライン1が軸方向に逆もどり
し、オススプライン1とメススプライン2間
の芯がずれてしまうという問題があつた。
B つぎに先端部テーパ4,5における問題点と
して次のことがあつた。すなわち、オススプラ
イン1のスプライン歯に接着されたナイロン樹
脂3の接着信頼性はプライマ処理などで十分確
保されるが、従来方法の芯出しにおいてはさら
に信頼性を高める工夫が欠落していた。つまり
万一にも接着力不十分の場合、先端テーパ部に
は、軸方向のアンカがないため、軸方向へナイ
ロン膜がずれてしまう。
して次のことがあつた。すなわち、オススプラ
イン1のスプライン歯に接着されたナイロン樹
脂3の接着信頼性はプライマ処理などで十分確
保されるが、従来方法の芯出しにおいてはさら
に信頼性を高める工夫が欠落していた。つまり
万一にも接着力不十分の場合、先端テーパ部に
は、軸方向のアンカがないため、軸方向へナイ
ロン膜がずれてしまう。
C また、全体構成としてもつぎのような問題が
あつた。すなわち、開口側のオスインロー部6
径がメススプライン2の歯部の小径よりも大き
く構成されるため、オススプライン1の軸方向
スライド量は開口部インロー6,7の段部が接
触するまでとして規制される。このため、この
構成は、オススプライン1がメススプライン2
を貫通して抜けて軸方向へすべるスプライン構
造には適用できなかつた。
あつた。すなわち、開口側のオスインロー部6
径がメススプライン2の歯部の小径よりも大き
く構成されるため、オススプライン1の軸方向
スライド量は開口部インロー6,7の段部が接
触するまでとして規制される。このため、この
構成は、オススプライン1がメススプライン2
を貫通して抜けて軸方向へすべるスプライン構
造には適用できなかつた。
本考案は、上記のような問題を解消するため
に、オススプラインのメススプライン噛合部にナ
イロン膜を形成するすべりスプラインにおいて、
ナイロン膜形成時にオススプライン歯とメススプ
ライン歯間のエアが抜け、かつオススプライン歯
上に形成されるナイロン膜がオススプライン歯か
ら軸方向にずれにくいすべりスプラインであつ
て、しかもオススプラインがメススプラインを貫
通して抜けるスプライン構造に適用できるすべり
スプラインを提供することを目的とする。
に、オススプラインのメススプライン噛合部にナ
イロン膜を形成するすべりスプラインにおいて、
ナイロン膜形成時にオススプライン歯とメススプ
ライン歯間のエアが抜け、かつオススプライン歯
上に形成されるナイロン膜がオススプライン歯か
ら軸方向にずれにくいすべりスプラインであつ
て、しかもオススプラインがメススプラインを貫
通して抜けるスプライン構造に適用できるすべり
スプラインを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するためのすべりスプライン
は、円筒体の内周にメススプライン歯を有するメ
ススプラインと、メススプライン内に挿入され先
端近傍にメススプライン歯と軸方向に摺動可能に
かつ軸芯まわりに回転不能に噛合するオススプラ
イン歯を有しオススプライン歯より前記先端部と
反対側に円筒面部を有するオススプラインとから
なり、オススプラインの少なくともオススプライ
ン歯にナイロン膜を形成したすべりスプラインに
おいて、オススプラインをメススプラインに挿入
し、オススプラインの円筒面部でメススプライン
開口端部に対応する位置に、メススプライン歯の
最小径にインロー嵌合する外周面を有する芯出し
インロー径部を膨出形成し、オススプラインの先
端に、メススプラインに接続固定される円筒軸内
にナイロン膜形成時に挿入されナイロン膜形成後
に除去される、オススプラインに対向する先端に
中心線がメススプラインの中心線と一致する先端
拡がりテーパと該テーパの開口端部に前記中心線
とほぼ直交する平坦面を有する治具の、前記先端
拡がりテーパに契合する先端縮りテーパを形成
し、オススプライン先端のテーパとメススプライ
ンと治具平坦面で囲まれた部分に形成されるリン
グ状ナイロン部をオススプライン歯に形成された
ナイロン膜と一体にオススプラインに固着させた
すべりスプラインから成る。
は、円筒体の内周にメススプライン歯を有するメ
ススプラインと、メススプライン内に挿入され先
端近傍にメススプライン歯と軸方向に摺動可能に
かつ軸芯まわりに回転不能に噛合するオススプラ
イン歯を有しオススプライン歯より前記先端部と
反対側に円筒面部を有するオススプラインとから
なり、オススプラインの少なくともオススプライ
ン歯にナイロン膜を形成したすべりスプラインに
おいて、オススプラインをメススプラインに挿入
し、オススプラインの円筒面部でメススプライン
開口端部に対応する位置に、メススプライン歯の
最小径にインロー嵌合する外周面を有する芯出し
インロー径部を膨出形成し、オススプラインの先
端に、メススプラインに接続固定される円筒軸内
にナイロン膜形成時に挿入されナイロン膜形成後
に除去される、オススプラインに対向する先端に
中心線がメススプラインの中心線と一致する先端
拡がりテーパと該テーパの開口端部に前記中心線
とほぼ直交する平坦面を有する治具の、前記先端
拡がりテーパに契合する先端縮りテーパを形成
し、オススプライン先端のテーパとメススプライ
ンと治具平坦面で囲まれた部分に形成されるリン
グ状ナイロン部をオススプライン歯に形成された
ナイロン膜と一体にオススプラインに固着させた
すべりスプラインから成る。
[作用]
上記本考案のすべりスプラインにおいては、オ
ススプラインとメススプラインの芯合せは、メス
スプライン開口端側のメススプライン歯とオスス
プラインインロー径部との嵌合と、オススプライ
ン先端のテーパと治具のテーパとの契合とによつ
てなされる。
ススプラインとメススプラインの芯合せは、メス
スプライン開口端側のメススプライン歯とオスス
プラインインロー径部との嵌合と、オススプライ
ン先端のテーパと治具のテーパとの契合とによつ
てなされる。
このとき、インロー径部はメススプライン歯の
最小径と嵌合するので、メススプラインの歯形外
形とインロー径部外周との間は常にエア抜き開口
として確保され、ナイロン膜形成時にオススプラ
イン歯とメススプライン歯間のエアが圧縮される
ことはない。また、ナイロン膜がオススプライン
上に形成される際に、オススプライン先端のテー
パと治具平坦面との間で形成されたナイロン部が
オススプライン歯部ナイロン膜の最小径より小さ
い内径のアンカ部を形成し、ナイロン膜の軸方向
のずれが阻止される。さらに、メススプラインを
貫通構造とし、メススプラインと別体の治具をメ
ススプラインに接続される円筒軸内に挿入してオ
ススプライン先端側の芯出しをするようにしたの
で、オススプラインがメススプラインを貫通して
すべる構造のすべりスプラインにも適用可能であ
る。
最小径と嵌合するので、メススプラインの歯形外
形とインロー径部外周との間は常にエア抜き開口
として確保され、ナイロン膜形成時にオススプラ
イン歯とメススプライン歯間のエアが圧縮される
ことはない。また、ナイロン膜がオススプライン
上に形成される際に、オススプライン先端のテー
パと治具平坦面との間で形成されたナイロン部が
オススプライン歯部ナイロン膜の最小径より小さ
い内径のアンカ部を形成し、ナイロン膜の軸方向
のずれが阻止される。さらに、メススプラインを
貫通構造とし、メススプラインと別体の治具をメ
ススプラインに接続される円筒軸内に挿入してオ
ススプライン先端側の芯出しをするようにしたの
で、オススプラインがメススプラインを貫通して
すべる構造のすべりスプラインにも適用可能であ
る。
[実施例]
以下に、本考案の望ましい実施例に係るすべり
スプラインを、図面を参照して説明する。
スプラインを、図面を参照して説明する。
第1図において、10はメススプライン、20
はメススプラインに挿入されるオススプライン、
30はメススプラインに接続される円筒軸内に挿
入される治具を示している。
はメススプラインに挿入されるオススプライン、
30はメススプラインに接続される円筒軸内に挿
入される治具を示している。
メススプライン10は、第1図および第2図に
示すように、円筒体11の内周にメススプライン
歯12を有したものから成る。メススプライン1
0の一端13は開口しており、開口端側からオス
スプライン20が挿入される。メススプライン1
0の他端14には、別の中空の円筒軸15がメス
スプライン10と同軸芯状に溶接16等によつて
固定されている。メススプライン歯12はメスス
プライン10の全長にわたつてきられている。
示すように、円筒体11の内周にメススプライン
歯12を有したものから成る。メススプライン1
0の一端13は開口しており、開口端側からオス
スプライン20が挿入される。メススプライン1
0の他端14には、別の中空の円筒軸15がメス
スプライン10と同軸芯状に溶接16等によつて
固定されている。メススプライン歯12はメスス
プライン10の全長にわたつてきられている。
オススプライン20は第1図および第3図に示
すように、先端近傍からある距離にわたつてオス
スプライン歯21を有しオススプライン歯21よ
り先端と反対側に円筒面部22を有している。オ
ススプライン歯21はメススプライン10のメス
スプライン歯12と軸方向に摺動可能にかつ軸芯
まわりに回転不能にすべり噛合する。オススプラ
イン歯21の長さはメススプライン歯12の長さ
より小で、メススプライン10の開口端13近傍
では、オススプライン20は円筒面部22が対応
している。円筒面部22の外周径はメススプライ
ン歯12の小径より小さく、両者の間には半径方
向隙間が存在する。円筒面部22はメススプライ
ン10の開口端13より外側にも延びている。
すように、先端近傍からある距離にわたつてオス
スプライン歯21を有しオススプライン歯21よ
り先端と反対側に円筒面部22を有している。オ
ススプライン歯21はメススプライン10のメス
スプライン歯12と軸方向に摺動可能にかつ軸芯
まわりに回転不能にすべり噛合する。オススプラ
イン歯21の長さはメススプライン歯12の長さ
より小で、メススプライン10の開口端13近傍
では、オススプライン20は円筒面部22が対応
している。円筒面部22の外周径はメススプライ
ン歯12の小径より小さく、両者の間には半径方
向隙間が存在する。円筒面部22はメススプライ
ン10の開口端13より外側にも延びている。
オススプライン20の円筒面部22には、メス
スプライン10の開口端部13に軸方向に対応す
る位置に、メススプライン歯12の最小径にイン
ロー部嵌合する円筒面状の外周面を有する芯出し
インロー径部23が半径方向に膨出形成されてい
る。
スプライン10の開口端部13に軸方向に対応す
る位置に、メススプライン歯12の最小径にイン
ロー部嵌合する円筒面状の外周面を有する芯出し
インロー径部23が半径方向に膨出形成されてい
る。
オススプライン20の先端には、先端に向かつ
て縮径する先端縮りテーパ24が、その軸心をオ
ススプライン20の軸芯と一致させて形成されて
いる。テーパ24の先端はオススプライン20の
軸芯と直交する平面で切り落された端面25とな
つている。テーパ24の最小径部の径はオススプ
ライン歯21の最小径よりは当然に小さい。
て縮径する先端縮りテーパ24が、その軸心をオ
ススプライン20の軸芯と一致させて形成されて
いる。テーパ24の先端はオススプライン20の
軸芯と直交する平面で切り落された端面25とな
つている。テーパ24の最小径部の径はオススプ
ライン歯21の最小径よりは当然に小さい。
メススプライン10に接続される円筒軸15内
には、治具30がオススプライン20へのナイロ
ン膜形成時に挿入され、ナイロン膜形成後に取り
出される。治具30はすべりスプラインの構成材
ではないが、製造途中に用いられる。治具30は
円筒軸15の内周に摺接してメススプライン10
と芯合せされる外周面を有し、オススプライン2
0に対向する側の先端に、治具先端に向かつて拡
がる先端拡がりテーパ31が形成される。先端拡
がりテーパ31の中心線はメススプライン10の
軸芯と一致している。先端拡がりテーパ31の拡
開の角度は、オススプライン20の先端の先端縮
りテーパ24の角度と同じで、互にオス、メスの
関係で密接係合し、オススプライン20の先端側
芯合せができるようになつている。先端拡がりテ
ーパ31の先端は、治具30軸芯に直交する平坦
面32によつて切り落された端面となつている。
平坦面32と先端拡がりテーパ31の円筒状交線
の直径D1は第3図に示すように、オススプライ
ン歯21の最小径D2より小さい。
には、治具30がオススプライン20へのナイロ
ン膜形成時に挿入され、ナイロン膜形成後に取り
出される。治具30はすべりスプラインの構成材
ではないが、製造途中に用いられる。治具30は
円筒軸15の内周に摺接してメススプライン10
と芯合せされる外周面を有し、オススプライン2
0に対向する側の先端に、治具先端に向かつて拡
がる先端拡がりテーパ31が形成される。先端拡
がりテーパ31の中心線はメススプライン10の
軸芯と一致している。先端拡がりテーパ31の拡
開の角度は、オススプライン20の先端の先端縮
りテーパ24の角度と同じで、互にオス、メスの
関係で密接係合し、オススプライン20の先端側
芯合せができるようになつている。先端拡がりテ
ーパ31の先端は、治具30軸芯に直交する平坦
面32によつて切り落された端面となつている。
平坦面32と先端拡がりテーパ31の円筒状交線
の直径D1は第3図に示すように、オススプライ
ン歯21の最小径D2より小さい。
製作途中、メススプライン10、治具30によ
つて囲まれたスペースに溶融ナイロン40を入れ
てオススプライン20を挿入していき、オススプ
ライン20の先端の先端縮りテーパ24を治具3
0の先端の先端拡がりテーパ32に契合させとき
に、ナイロン40は一部がオススプライン歯21
とメススプライン歯12との間の微少空間を埋め
る方向に押し出され、さらに円筒面部22とメス
スプライン歯12との間に押し出されて、冷却固
化されて第3図のようにオススプライン歯21に
ナイロン膜40が固着形成される。この場合、オ
ススプライン20とメススプライン10はナイロ
ン40がオススプライン20側のみに固着するよ
うに、表面にプライマが施されている。また、オ
ススプライン20の先端側では、治具30の先端
の平坦面32と、オススプライン20の先端縮り
テーパ24のメステーパ31と密着しない部分
と、メススプライン10とによつて囲まれる、リ
ンク状スペースにナイロン40が残り、そこで冷
却固化したナイロン40は、リング状ナイロン部
41を形成する。リング状ナイロン部41はオス
スプライン歯21上に薄く形成されたナイロン膜
40と一体につながつている。第4図はオススプ
ライン20に形成されたナイロン膜40およびリ
ング状ナイロン部41を斜視図で示している。第
1図、第3図、第4図に示したように、リング状
ナイロン部41の最小径D1はオススプライン歯
21の最小径D2より小さい。オススプライン2
0の先端の端面25にも勿論ナイロン部42が残
つて固着形成されるが、これは製作上出てくるも
ので、機能上はとくに必要なく、後で取り除いて
もよい。オススプライン20の先端縮りテーパ2
4の治具30のテーパ31と密着する部分には、
ナイロン膜40は形成されない。
つて囲まれたスペースに溶融ナイロン40を入れ
てオススプライン20を挿入していき、オススプ
ライン20の先端の先端縮りテーパ24を治具3
0の先端の先端拡がりテーパ32に契合させとき
に、ナイロン40は一部がオススプライン歯21
とメススプライン歯12との間の微少空間を埋め
る方向に押し出され、さらに円筒面部22とメス
スプライン歯12との間に押し出されて、冷却固
化されて第3図のようにオススプライン歯21に
ナイロン膜40が固着形成される。この場合、オ
ススプライン20とメススプライン10はナイロ
ン40がオススプライン20側のみに固着するよ
うに、表面にプライマが施されている。また、オ
ススプライン20の先端側では、治具30の先端
の平坦面32と、オススプライン20の先端縮り
テーパ24のメステーパ31と密着しない部分
と、メススプライン10とによつて囲まれる、リ
ンク状スペースにナイロン40が残り、そこで冷
却固化したナイロン40は、リング状ナイロン部
41を形成する。リング状ナイロン部41はオス
スプライン歯21上に薄く形成されたナイロン膜
40と一体につながつている。第4図はオススプ
ライン20に形成されたナイロン膜40およびリ
ング状ナイロン部41を斜視図で示している。第
1図、第3図、第4図に示したように、リング状
ナイロン部41の最小径D1はオススプライン歯
21の最小径D2より小さい。オススプライン2
0の先端の端面25にも勿論ナイロン部42が残
つて固着形成されるが、これは製作上出てくるも
ので、機能上はとくに必要なく、後で取り除いて
もよい。オススプライン20の先端縮りテーパ2
4の治具30のテーパ31と密着する部分には、
ナイロン膜40は形成されない。
つぎに、上記のように構成されたすべりスプラ
インにおける作用について説明する。
インにおける作用について説明する。
オススプライン20、メススプライン10は、
ナイロン膜40形成時に互に芯合せされなければ
ならないが、これは、オススプライン20の芯出
しインロー径部23とメススプライン歯12の最
小径とのインロー嵌合と、オススプライン20の
先端の先端縮りテーパ24と治具30の先端拡が
りテーパ31との契合によつて達成される。
ナイロン膜40形成時に互に芯合せされなければ
ならないが、これは、オススプライン20の芯出
しインロー径部23とメススプライン歯12の最
小径とのインロー嵌合と、オススプライン20の
先端の先端縮りテーパ24と治具30の先端拡が
りテーパ31との契合によつて達成される。
この芯合せ時に、芯出しインロー径部23とメ
ススプライン歯12との間には、メススプライン
歯12の歯形で埋められないで残された部分のス
ペースが存在するため、オススプライン20挿入
時に、オススプライン20とメススプライン10
との間にあるエアは該スペースを通つて外部に抜
け、閉じ込められたエアがオススプライン20の
挿入に支障をきたすことは生じず、円滑な芯合せ
が行われる。
ススプライン歯12との間には、メススプライン
歯12の歯形で埋められないで残された部分のス
ペースが存在するため、オススプライン20挿入
時に、オススプライン20とメススプライン10
との間にあるエアは該スペースを通つて外部に抜
け、閉じ込められたエアがオススプライン20の
挿入に支障をきたすことは生じず、円滑な芯合せ
が行われる。
また、オススプライン20の先端に固着形成さ
れたリング状ナイロン部41は、オススプライン
歯21表面に形成されたナイロン膜40と一体に
つながり、その最小径Dがオススプライン歯21
の最小径D2より小となつているので、ナイロン
膜40が軸方向にオススプライン歯21に対して
相対的にずれることを防止し、ナイロン40のオ
ススプライン20への固着の信頼性が飛躍的に高
まる。
れたリング状ナイロン部41は、オススプライン
歯21表面に形成されたナイロン膜40と一体に
つながり、その最小径Dがオススプライン歯21
の最小径D2より小となつているので、ナイロン
膜40が軸方向にオススプライン歯21に対して
相対的にずれることを防止し、ナイロン40のオ
ススプライン20への固着の信頼性が飛躍的に高
まる。
さらに、治具30を用いることで、オススプラ
イン20先端側の芯合せができ、従来のようにメ
ススプライン奥側の芯合せのために、メススプラ
インをめくら穴構造とする必要がないので、メス
スプライン10貫通構造を採用できる。
イン20先端側の芯合せができ、従来のようにメ
ススプライン奥側の芯合せのために、メススプラ
インをめくら穴構造とする必要がないので、メス
スプライン10貫通構造を採用できる。
[考案の効果]
したがつて、本考案のすべりスプラインによる
ときは、オススプライン挿入時のエアの閉じ込め
を防止でき、オススプラインに形成されるナイロ
ン膜のオススプラインに対する相対ずれを防止で
き、オススプラインを軸方向にメススプラインを
貫通して摺動可能とすることができる。
ときは、オススプライン挿入時のエアの閉じ込め
を防止でき、オススプラインに形成されるナイロ
ン膜のオススプラインに対する相対ずれを防止で
き、オススプラインを軸方向にメススプラインを
貫通して摺動可能とすることができる。
第1図は本考案の一実施例に係るすべりスプラ
インの、製作時にのみ用いられる治具も併せ示し
た断面図、第2図は第1図中メススプラインと治
具の断面図、第3図は第1図中オススプラインと
ナイロン膜の断面図、第4図は第3図のオススプ
ライン先端近傍の斜視図、第5図は本出願人が、
先に提案したすべりスプラインの断面図、であ
る。 10……メススプライン、12……メススプラ
イン歯、20……オススプライン、21……オス
スプライン歯、22……円筒面部、24……先端
縮りテーパ、30……治具、31……先端拡がり
テーパ、32……平坦面、40……ナイロン、4
1……リング状ナイロン部。
インの、製作時にのみ用いられる治具も併せ示し
た断面図、第2図は第1図中メススプラインと治
具の断面図、第3図は第1図中オススプラインと
ナイロン膜の断面図、第4図は第3図のオススプ
ライン先端近傍の斜視図、第5図は本出願人が、
先に提案したすべりスプラインの断面図、であ
る。 10……メススプライン、12……メススプラ
イン歯、20……オススプライン、21……オス
スプライン歯、22……円筒面部、24……先端
縮りテーパ、30……治具、31……先端拡がり
テーパ、32……平坦面、40……ナイロン、4
1……リング状ナイロン部。
Claims (1)
- 円筒体の内周にメススプライン歯を有するメス
スプラインと、メススプライン内に挿入され先端
近傍にメススプライン歯と軸方向に摺動可能にか
つ軸芯まわりに回転不能に噛合するオススプライ
ン歯を有しオススプライン歯より前記先端部と反
対側に円筒面部を有するオススプラインとからな
り、オススプラインの少なくともオススプライン
歯にナイロン膜を形成したすべりスプラインにお
いて、オススプラインをメススプラインに挿入
し、オススプラインの円筒面部でメススプライン
開口端部に対応する位置に、メススプライン歯の
最小径にインロー嵌合する外周面を有する芯出し
インロー径部を膨出形成し、オススプラインの先
端に、メススプラインに接続固定される円筒軸内
にナイロン膜形成時に挿入されナイロン膜形成後
に除去される、オススプラインに対向する先端に
中心線がメススプラインの中心線と一致す先端拡
がりテーパと該テーパの開口端に前記中心線とほ
ぼ直交する平坦面を有する治具の、前記先端拡が
りテーパに契合する先端縮りテーパを形成し、オ
ススプライン先端のテーパとメススプラインと治
具平坦面で囲まれた部分に形成されるリング状ナ
イロン部をオススプライン歯に形成されたナイロ
ン膜と一体にオススプラインに固着させたことを
特徴とするすべりスプライン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10944986U JPH0449375Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10944986U JPH0449375Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317326U JPS6317326U (ja) | 1988-02-04 |
| JPH0449375Y2 true JPH0449375Y2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=30987557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10944986U Expired JPH0449375Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449375Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP10944986U patent/JPH0449375Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317326U (ja) | 1988-02-04 |
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