JPH0449498Y2 - - Google Patents

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JPH0449498Y2
JPH0449498Y2 JP11679786U JP11679786U JPH0449498Y2 JP H0449498 Y2 JPH0449498 Y2 JP H0449498Y2 JP 11679786 U JP11679786 U JP 11679786U JP 11679786 U JP11679786 U JP 11679786U JP H0449498 Y2 JPH0449498 Y2 JP H0449498Y2
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temperature fluid
low
temperature
seal
core
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転するコアを介して熱交換を行
う回転蓄熱式熱交換器のシール装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の回転蓄熱式熱交換器としては、例えば第
5図及び第6図に示すようなものがある(実開昭
60−86777号公報参照)。
まずこれを簡単に説明すると、円筒形の回転蓄
熱体を構成するコア1は、内部に熱交換に関与す
る複数の流体がそれぞれ流通する軸線方向の流路
1aを備え、外周面に固設したリングギヤ2を介
して図示しない駆動装置によつて円筒軸Aの回り
に矢示B方向に回転駆動される。
熱交換器のハウジング3には、リング状又は半
リング状のシール部材4,5が直接又はスプリン
グ6あるいはその他公知の圧力差を用いた押圧手
段等を介してコア1の表裏両面に摺接し、高温流
体通路7を流れる低圧高温流体と低温流体通路8
を流れる高圧低温流体とを絶縁隔離して、高温,
低温両流体の混合を防止している。
そして、シール部材4は第6図に示すように、
外周部に取付フランジ部4aが一体に設けられ、
この取付フランジ部4aが複数のボルト9によつ
てハウジング3に固定されており、コア1との摺
接面には酸化ニツケルや弗化カルシウムを主成分
とする溶射層からなるシール摺動体10が形成さ
れている。
なお、第6図中11はハウジング3及びシール
部材4を高温流体から断熱する断熱材である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の回転蓄熱式熱
交換器のシール装置にあつては、シール摺動体1
0の耐熱性が不充分であつて、例えば400℃を越
えるような高温状態において摩擦係数が低く、か
つ耐摩耗性に優れた材料を見出すことは著しく困
難であつた。
この考案はこのような従来の問題点を解決し得
る回転蓄熱式熱交換器のシール装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案による回転蓄熱式熱交換器
のシール装置は、シール部材の高温流体通路側内
周面から若干の間隙部を設けて遮熱板を同心状に
立設すると共に、シール部材にこの空隙部と低温
流体通路側とを連通する連通路を設けたものであ
る。
〔作用〕
上記のように構成することにより、シール部材
の高温流体通路側の空隙部に連通路を通じて低温
流体が導入され、シール部材の温度を低温流体の
温度とほぼ同程度にすることができるので、シー
ル部材の耐熱性が著しく緩和されてその材料選択
範囲が大幅に拡大され、耐摩耗性に優れた材料の
使用が可能になつてシール装置の寿命を大幅に延
長させることができる。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図乃至第4図を参照して
この考案の実施例を説明するが、第6図に対応す
る部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
もので、シール部材14の内周部側に厚肉のシー
ル本体14aを設け、この本体14aの外周部側
に薄肉の取付フランジ部14bをシール本体14
aと一体に形成し、シール本体14aのコア1に
対向する面に円周溝14cを形成すると共に、シ
ール本体14aを半径方向に貫通して連通路14
dを設け、複数のボルト9により取付フランジ部
14bをハウジング3に固設する。
シール部材14の円周溝14cに、摺動性に優
れたカーボン,2硫化モリブデンあるいはポリテ
トラフルオルエチレン等からなるシール摺動体2
0を一体的に埋設してその摺接面20aをスプリ
ング6の押圧力や高温低温両流体の圧力差による
押圧力等によつて下方に押圧されるコア1の下面
1bに摺接させる。
さらに、シール部材10の高温流体通路7側に
連通路14dの開口する若干の空隙部Sを設けて
遮熱板21を断熱材11にシール部材10と同心
状に埋設し、コア1の下面1bとの間に僅かな間
隙Lを形成する。
なお、その他の構成は第6図に示した従来例と
同様である。
このような構成からなる実施例において、コア
1が回転すると高温流体通路7の高温流体は回転
するコア1の流路1aを通つて排気通路側へ導か
れるが、その際流路1aを介してコア1に熱を供
給する。
供給された熱はコア1の回転により低温流体通
路8(第5図参照)に導かれ、低温流体は逆にコ
ア1から熱を供給されて予熱され熱交換が行われ
る。
この時、高温流体通路7の高温低圧流体と低温
流体通路に連通する室8′の低温高圧流体との圧
力差により、シール部材14の連通路14dを通
つて低温流体が破線Aで示すように室8′から空
隙部Sに導入される。同時に、コア1の下面1b
とシール摺動体20の摺接面20aとの間にも、
高圧,低圧両流体間の圧力差により若干の洩れを
伴うので、シール摺動体20は低温流体雰囲気に
覆われた状態となる。
さらに、ハウジング3は高温流体に接する面を
断熱材11で断熱され、外側は大気中に露出して
いるので、低温流体よりさらに低温であり、この
ハウジング3に固設されたシール部材14にシー
ル摺動体20が埋設されている。
その結果、シール摺動体20の周辺部はすべて
低温流体と同程度又はそれ以下の温度状態とな
り、シール摺動体20の温度が低温流体の温度を
超える恐れはない。
ここで、上記の熱交換器をガスタービンエンジ
ンに適用した場合を想定すると、300馬力程度の
金属製ガスタービンエンジンで低温流体温度は
180〜200℃、高効率化を図つた100馬力程度のセ
ラミツク製の小形ガスタービンエンジンでも250
℃程度と比較的低温であるので、シール摺動体2
0の材料選択域が大幅に拡大され、低温度域で摺
動性に優れた材料の使用が可能となる。
なお、上記の実施例においては遮熱板21とシ
ール部材14とを別体に形成したが、これを第3
図に示すように一体に形成してもよく、このよう
にすることにより空隙部Sの容積のばらつきを無
くすることができる。
また、遮熱板21とコア1の下面1bとの間隙
Lは小さいほど遮熱性は良好になるがシール摺動
体20の摩耗を考慮すると極端に小さくすること
は不可能である。
さらに、連通路14dを通つて空隙S側すなわ
ち高温流体通路7側へ流入する低温流体は、実質
上流体洩れと同時とみなされるので、熱交換器の
性能を低下させない程度の必要最小限に留めなけ
ればならなず、そのための効果的な連通路の径,
個数,配置等は実験をも含めて慎重に定められ
る。
この点を考慮して所要の温度で前記連通路を開
閉させることにより流体洩れを最小限度に留める
ようにしたこの考案の他の実施例を第4図に示
す。
シール本体14aの外周面に形状記憶合金から
なる開閉弁22の基部をボルト23により固設し
てその自由端部で連通路14dを開閉し得るよう
にする。
なお、その他の構成は第1,2図に示した前実
施例と同様である。
このような構成によれば、開閉弁22は室8′
に面すると共にシール部材14に固定されてお
り、一方シール摺動体20もシール部材14に埋
設されているので、開閉弁22が図に実線で示す
閉状態にある時にはシール摺動体20とほぼ同程
度か僅かに低い温度となる。
したがつて、開閉弁22を所要の温度で図に仮
想線で示す開状態に変形するように記憶させた形
状記憶合金で製作するようにすれば、シール摺動
体20の温度を常時モニタしながら、所要の温度
で開閉弁22を開閉させて連通路14dを流通す
る低温流体を制御することができ、実質上の洩れ
となる流量を必要最小限に留めることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案による回転蓄熱式
熱交換器のシール装置は、シール部材の高温流体
通路側内周面から若干の空隙を設けて遮熱板を同
心状に立設すると共に、シール部材にこの空隙部
と低温流体通路側とを連通する連通路を設けたの
で、この連通路を通じて低温流体が導入されてシ
ール部材と一体のシール摺動体の温度を低温流体
の温度を超えないようにすることができ、シール
摺動体の材料選択範囲が大幅に拡大され、耐摩耗
性に優れた材料の使用が可能になつてシール装置
の寿命を著しく延長させることができ、長期に亘
つて熱交換器の性能を安定させることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部断面
図、第2図は第1図の矢示A−A方向から見た要
部平面図、第3図は同じくその一部を変更した変
形実施例の変更部のみを示す一部断面図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す第2図と同様な要
部平面図、第5図は従来の回転蓄熱式熱交換器の
概略を示す説明図、第6図は同じくその要部断面
図である。 1……コア、2……リングギヤ、3……ハウジ
ング、7……高温流体通路、8……低温流体通
路、14……シール部材、20……シール摺動
体、21……遮熱板、22……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に熱交換に関与する複数の流体がそれぞれ
    流通する軸線方向の流路を備えた円筒状のコア
    と、このコアを円筒軸の周りに回転させる駆動装
    置と、前記複数の流体を絶縁隔離するシール部材
    とをハウジングの内部に設けた回転蓄熱式熱交換
    器のシール装置において、前記シール部材の高温
    流体通路側内周面から若干の空隙部を設けて遮熱
    板を同心状に立設すると共に、前記シール部材に
    前記空隙部と低温流体通路側とを連通する連通路
    を設けたことを特徴とする回転蓄熱式熱交換器の
    シール装置。
JP11679786U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0449498Y2 (ja)

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JP11679786U JPH0449498Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6323572U JPS6323572U (ja) 1988-02-16
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