JPH0449543B2 - - Google Patents
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- JPH0449543B2 JPH0449543B2 JP59093130A JP9313084A JPH0449543B2 JP H0449543 B2 JPH0449543 B2 JP H0449543B2 JP 59093130 A JP59093130 A JP 59093130A JP 9313084 A JP9313084 A JP 9313084A JP H0449543 B2 JPH0449543 B2 JP H0449543B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C401/00—Irradiation products of cholesterol or its derivatives; Vitamin D derivatives, 9,10-seco cyclopenta[a]phenanthrene or analogues obtained by chemical preparation without irradiation
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- C07C2602/24—All rings being cycloaliphatic the ring system containing nine carbon atoms, e.g. perhydroindane
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- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は環A及びトリエンクロモホール(発色
団)の修飾されたビタミンD化合物の合成中間体
に関するものである。 (従来の技術及び発明が解決しようとする課題) ビタミンD骨格の炭素1及び/又は25位のヒド
ロキシ置換で特徴付けられる、生物学的に活性な
ビタミンD代謝物質の発見は、ビタミンD化合物
の化学合成の領域における活動を極めて活発なも
のとさせた。活動の多くは生物学的代謝物質の調
製とこれらの化合物に近接した構造類似体の調製
に関していた。合成的な研究と結果は多数の最近
の報告の中に要約されている。例えばDeLuca
ら.,Topics in Current Chemistry,vol.83,
p.1(1979);Yakhimovich,Russian Chem.
Revs.49,371(1980);Lythgoe,Chem.Soc.Rev.
9,449(1980)。 (課題を解決するための手段) 本発明は、修飾環A及びトリエン構造で特徴付
けられた新しいクラスのビタミンD化合物の合成
中間体を提供することを目的とする。さらに詳し
くは、本発明は、10,19,25−トリヒドロキシ−
3,5−シクロビタミンD36−アルキルエーテル
(3,5−シクロコレカルシフエロール類似体)
とそれらのヒドロキシ(水酸基)−保護誘導体を
提供することを目的とする。 すなわち本発明は、(1)式 (式中R1、R2及びR3は互いに同じでも異なつ
ていてもよく、水素又はヒドロキシ−保護基を示
し、Xはアルキル基である。)で表わされる化合
物、及び(2)R1、R2及びR3が水素でありXがメチ
ル基である前記(1)項記載の化合物を提供するもの
である。 本明細書中で用いられるヒドロキシ−保護基な
る語は通常のどのような保護基でもよく、その例
としては、アシル、アルキルシリル、テトラヒド
ロピラニル、メトキシメチルなどもあげることが
できる。アシルなる語は、炭素数1〜5の脂肪族
アシル基であつてすべての異性体を含むもの又は
芳香族アシル基、例えばベンゾイルもしくはハロ
ゲン、アルキル又はニトロ置換のベンゾイル基な
ど、を意味する。アルキルなる語は炭素数1〜5
の脂肪族炭化水素基であつてすべての異性体を含
み、例えば、メチル、エチル、プロピル、tert−
ブチル基などがある。 本発明の新規化合物は以下のようにして調製さ
れる。 25−ヒドロキシビタミンD3の3,5−シクロ
ビタミン誘導体(例えば25−ヒドロキシコレカル
シフエロールからDeLucaらの方法(米国特許第
4195027号)によつて調製された公知の化合物、
25−ヒドロキシ−3,5−シクロビタミンD36−
メチルエーテル)をピリジン溶液中で四酸化オス
ミウムで処理すると下記構造1で表わされる対応
の10,19−ジヒドロキシ類似体が得られる。式1
中R1、R2及びR3は水素を示し、Xは例えばメチ
ル基のようなアルキル基である。 この反応の部位特性、つまり二者択一的である
7,8−2重結合に優先して特異的に10(19)−2重
結合のヒドロキシル化が起きることは、顕著かつ
予想外のことである。特に、25−ヒドロキシコレ
カルシフエロール3−アセテートそのものを四酸
化オスミウムで同様な条件下で処理すると上記構
造2の7,8−ジヒドロキシ類似体(R1、R2、
R3=H;R4=アシル)を導き、ここで再び、反
応に利用できる他の2重結合(C−5,6とC−
10(19))のいずれにもヒドロキシル化が起きないと
いうことは非常に注目すべき特徴であるからであ
る。上記両化合物1及び2は新規な生成物であ
る。7,8−ジヒドロキシビタミンD2化合物は
知られている(上記Lythgoeを参照)。上記の一
般的方法を用い、他の25−ヒドロキシ−シクロビ
タミンD類似体、例えば公知の25−ヒドロキシ−
3,5−シクロビタミンD36−アルキルエーテル
(ここでアルキル基は、例えば、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル基などである。)のオ
スモミル化(osmomylation)は、対応の上記一
般式1の10,19−ジヒドロキシ化合物(ただし
R1、R2及びR3は水素であり、Xは出発物質中に
存在するアルキル基、例えば、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルなどである)を与え
る。そして、これらの6−O−アシル類似体はま
た、以下に説明する後続反応に好適な基質であ
る。 このようにして調製されたヒドロキシ化合物か
ら通常のこの技術分野で公知のヒドロキシ−保護
方法(例えば、通常のアシル化又はアルキルシリ
ル化方法)によつて対応のヒドロキシ保護誘導体
が得られ、上記構造1又は2で表わされ、R1、
R2、R3及びR4のいずれか又は全てがヒドロキシ
−保護基である対応の、部分又は完全ヒドロキシ
−保護誘導体が得られる。 上記化合物1(ただしR1、R2、R3=H;X=
アルキル基)のソルボリシスを有機酸を含む媒体
中でDeLucaらの一般的方法(米国特許第
4195027号、同4260549号)に従つて行うと、それ
ぞれ構造3及び4(R1、R2、R3=H)で表わさ
れ、R4がソルボリシス媒体に使用された酸のア
シル部に対応するアシル基である新規な5,6−
シス及び5,6−トランスビタミンD−トリオー
ルを与える。 ソルボリシスによつて生じたシス−及びトラン
ス異性体は都合よく、この段階で分離され(例え
ばクロマトグラフイーによつて)、そして通常の
塩基加水分解又は水素化合物還元によつて脱アシ
ル化され上記式3及び4(ただし、R1、R2、R3
及びR4は水素である。)で表わされる遊離ヒドロ
キシ化合物となる。通常のヒドロキシ−保護方
法、つまりアシル化又はアルキルシリル化がこう
して得られた遊離ヒドロキシ化合物に、又は対応
の3−O−アシル誘導体に適用されると、試薬と
条件の選択により、対応の、部分又は完全ヒドロ
キシ−保護誘導体、つまり、上記構造3及び4
中、R1、R2、R3及びR4が水素、アシル及びアル
キルシリル基からなる群から選ばれたものである
化合物を与える。 化合物3又は4のビシナル10,19−ジオールの
開裂は、新規な10−オキソ−ビタミン類似体を与
える。このように、化合物3(R1、R2、R3、R4
=H)の適当な溶剤中でのメタ過ヨウ素酸ナトリ
ウムとの反応は下記構造5(R1、R4=H)の10
−オキソ−ビタミン類似体を与える。5,6−ト
ランス−化合物4(R1、R2、R3、R4=H)の同
様の処理は対応の10−オキソ−類似体6(R1、
R4=H)を与える。構造3又は4の3−O−モ
ノアシル誘導体(ソルボリシス反応から得られる
ように)は同じく、過ヨウ素酸塩開裂プロセスの
基質として好適であり、対応の構造5及び6の3
−O−アシル−10−オキソ化合物(R1=H、R4
=アシル)をそれぞれ生じ、それらは、標準的な
アルカリ加水分解によつて3−ヒドロキシ−化合
物に転換され、またそれは、もし所望なら、通常
の方法(例えば、アシル化、アルキルシリル化)
によつてC−25−ヒドロキシ位においてさらにヒ
ドロキシ−保護化される。 あるいは、構造5及び6で表わされるC−3又
はC−25位のいずれか又は両位置にヒドロキシ−
保護基を有するヒドロキシ−保護誘導体はその遊
離ヒドロキシ化合物をこの技術分野で周知の適当
なヒドロキシ−保護処理に付すことにより得られ
る。 例えば、化合物5(R1、R4=H)をピリジン
中、無水酢酸で室温でアセチル化すると3−モノ
アセテート(5,R1=H,R4=アセチル)を与
えるが、一方、同様の反応を昇温下(75−100℃)
で行うと3,25−ジアセテート(5,R1、R4=
アセチル)を与える。3−モノアセテートのベン
ゾイル化又はトリメチルシリル化によると3−ア
セテート−25−ベンゾエート(5,R1=ベンゾ
イル,R4=アセチル)又は3−アセテート−25
−トリメチルシリル(R1=トリメチルシリル,
R4=アセチル)誘導体をそれぞれ与える。この
3,25−ジアセテートは選択的に加水分解され
(例えば、5%KOHで10〜30分間)、25−モノア
セテート(5,R1=アセチル,R4=H)を与え、
そしてこの誘導体はC−3が再保護され、3,25
−ジ−保護化合物(ここで保護基は互いに同じで
も異なつたものでもよい。)を与える。全く類似
の処理方法を構造6又は構造3又は4の前駆体化
合物に適用すると、前述の、対応の、部分又は完
全ヒドロキシ−保護誘導体を与える。 上述の10−オキソ類似体、構造5及び6(R1
とR4=H)はゾル性細胞質の、腸の中にあるD
−レセプタータンパク質に結合するための高度に
有効な配位子であることが見い出され、そしてこ
のレセプタータンパク質に対する高い親和力が生
物学的に効力のあるビタミンD代謝物質及び類似
体(例えばDeLucaらTopics in Current
Chemistry,vol.83,p.1(1979)参照)の特性で
あるので、これらの新規化合物5および6は治療
上有効な薬剤としての用途を有することが予期さ
れる。生成物5および6中、25−ヒドロキシ−置
換コレステロール−側鎖は、その高いレセプター
親和力を説明する鍵となる構造的要素であり、そ
してこれが化合物5および6を、Harrisonと
Lythgoe,J.Chem.Soc.,p.837と843(1958)によ
つて調製された10−オキソ−ビタミンD2化合物
(5,6−シス及び5,6−トランス−10−オキ
ソ−19−ノルビタミンD2)から区別させる特徴
なのである。 (発明の効果) 本発明の化合物は、腸の中にあるD−レセプタ
ータンパク質に対する高い親和力(ビタミンD代
謝物質とその類似体の特性)を示す化合物の合成
中間体として用いることができる。 (実施例) 次に本発明を実施例に基づき詳細に説明する。 下記の例を含む本明細書中を通し、同じ数字
(例えば化合物1,2,3,など)は同一の化合
物を示す。 参考例 1 7,8,25−トリヒドロキシ−7,8−ジヒド
ロビタミンD33−アセテート(化合物2,R1、
R2、R3=H;R4=アセチル) 2.0mlの乾性ピリジン中の25−ヒドロキシビタ
ミンD33−アセテート250mgの溶液に、10%OsO4
ピリジン溶液1.67mlを添加した。15分後、全出発
物質が消費されてから、10%NaHSO310mlを加
えた。この溶液を室温で30分間かきまぜ、10%
NaHCO350mlで希釈し、エーテルで抽出した
(3×25ml)。エーテル抽出物を水(2×25ml)、
1N HCl(2×25ml)、飽和NaHCO3(2×25ml)、
水(1×50ml)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、真
空で油状になるまで濃縮した。分取HPLC(6.2×
250mm Zorbax−Silカラム、15%2−プロパノ
ール/ヘキサン)で化合物2(R1、R2、R3=
H;R4=アセチル)185mgを油状で得た。これ
は、15mlで溶出し、下記スペクトル特性を有して
いた。マススペクトルm/e(相対強度)476
(M+,3),458(5),416(10),298(25),245(20),136
(100),59(75);NMRδ0.80(3H,s,18−H3),
0.92(3H,d,J=6.0Hz,21−H3),1.23(6H,
s,26−H3と27−H3),2.04(3H,s,3−
OCOCH3),4.81(1H,m,3−H),4.91(1H,
d,J=9.5Hz,7−H),4.95(1H,s,19(Z)−
H),5.03(1H,s,19(E)−H),5.58(1H,d,
J=9.5Hz,6−H)。アルカリ加水分解(5%
KOH/MeOH、30分間)を行うと、この生成物
は対応のテトラヒドロキシ−化合物、構造2
(R1、R2、R3及びR4=H)を与える。 参考例 2 (6R)−25−ヒドロキシ−3,5−シクロビタ
ミンD36−メチルエーテル 25−ヒドロキシビタミンD3300mgとp−トルエ
ンスルホニルクロリド350mgの乾燥ピリジン2.0ml
中溶液を撹拌下5℃で48時間反応させた。その溶
液を次いで飽和NaHCO3で反応を停止させ、水
相をエーテル(3×30ml)で抽出した。そのエー
テル抽出物を1N HCl(2×20ml)、飽和NaHCO3
(2×30ml)、水(1×50ml)で洗浄し、MgSO4
で乾燥し、真空中で濃縮した。生成した粗3β−
トシレート誘導体をNaHCO3800mgを含む、無水
メタノール15.0ml中にとり55℃で6.0時間加熱し
た。この期間の終りに反応系を冷却し、5mlに濃
縮し、エーテルで希釈し、水(3×30ml)で洗浄
した。MgSO4で乾燥後、エーテル溶液を油状物
にまで濃縮したところ、それは、薄層クロマトグ
ラフイーによれば(6R)−25−ヒドロキシ−3,
5−シクロビタミンD36−メチルエーテル80%で
あり、後続の反応に適することが明らかとなつ
た。 実施例 1 (6R)−10,19−ジヒドロ−10,19,25−トリ
ヒドロキシ−3,5−シクロビタミンP36−メ
チルエーテル(化合物1,R1、R2、R3=H;
X=CH3) 参考例2の生成物462mgの乾性ピリジン3.0ml中
の溶液に10%OsO4のピリジン溶液3.1mlを添加
し、反応を10分間継続し、その後10%
NaHSO315mlで反応を停止させた。30分後、反
応液をさらに50mlのNaHSO3で希釈し、エーテ
ル(3×30ml)で抽出した。有機相を1N HCl
(3×10ml)、水(2×40ml)で洗浄し、MgSO4
で乾燥し、真空で油状に濃縮した。HPLC(6.2×
250mm、Zorbax−Sil、15%2−プロパノール/
ヘキサン)後、化合物1(R1、R2、R3=H;X
=CH3)が収率70%で無色の油として得られた
(16ml溶出容積で収率70%)。マススペクトルm/
e(相対強度),448(M+,3),430(5),416(45),
398(15),367(40),269(40),245(35),59(100);
NMRδ0.32(1H,m,3−H),0.52(2H,m,4
−H2),0.56(3H,s,18−H3),0.90(3H,d,
J=6.0,21−H3),1.23(6H,s,26−H3と27−
H3),3.25(3H,s,6−OCH3),3.63(2H,m,
19−H2),4.60(1H,d,J=9.2Hz,6−H),
4.78(1H,d,J=9.2Hz,7−H)。 参考例 3 (5Z)−及び(5E)−10,19,25−トリヒドロ
キシ−10,19−ジヒドロビタミンD33−アセテ
ート(化合物3及び4、R1、R2、R3=H;R4
=アセチル) 10,19−ジオール−シクロビタミン化合物1
(R1、R2、R3=H;X=CH3)300mgの3.0ml氷
酢酸溶液を55℃で154分間加熱し、次いで氷/飽
和NaHCO3中に滴下させて急冷した。エーテル
抽出(3×25ml)の抽出物を水(2×30ml)で洗
浄し、MgSO4で乾燥し、真空で濃縮した。油状
の粗生成物をHPLC精製(6.2×250mm、Zorbax
−Sil、8%2−プロパノール/ヘキサン)に対
して49mlで溶出する構造3(R1、R2、R3=H;
R4=アセチル)の5,6−シス(5Z)−化合物が
収率48%で得られた。 UVλnax=252nm;マススペクトルm/e(相対
強度)476(M+,5),458(20),416(35),398(25),
245(30),185(60),134(100),59(60);NMRδ0.55
(3H,s,18−H3),0.96(3H,d,J=6.0Hz,
21−H3),1.23(6H,s,26−H3と27−H3),
2.05(3H,s,3−OCOCH3)3.72(2H,m,19
−H2),4.74(1H,m,3−H),5.82(1H,d,
J=11.2Hz,7−H),6.63(1H,d,J=11.2
Hz,6−H),及びその5,6−トランス(5E)
−異性体4(R1、R2、R3=H;R4=アセチル)
を27mlで収率18%で溶出した。UVλnax=
250nm;マススペクトル,m/e(相対強度)476
(M+,2)458(6),416(30),398(30),245(25),
185(40),134(100),59(80);NMRδ0.46(3H,s,
18−H3),0.98(3H,d,J=6.2Hz,21−H3),
1.22(6H,s,26−H3と27−H3),2.03(3H,s,
3−OCOCH3),3.67(2H,q−AB,J=11.0
Hz,19−H2),4.7(1H,m,3−H),6.02(1H,
d,J=15Hz,7−H),6.30(1H,d,J=15
Hz,6−H)。温和な塩基加水分解をこうして得
られた3−モノアセテートに行なうと、対応の、
ヒドロキシビタミン類似体3及び4(ただしR1、
R2、R3及びR4=H)を与える。 参考例 4 (5Z)−及び(5E)−10−オキソ−25−ヒドロ
キシ−19−ノル−ビタミンD3(化合物5及び
6、R1、R4=H) 化合物3(R1、R2、R3=H;R4=アセチル)
50mgのメタノール1.5ml溶液を水中の飽和NaIO4
溶液0.5mlで処理した。反応溶液を50℃で2.5時間
加熱し、水で希釈し、エーテルで抽出(3×30
ml)した。このエーテル抽出物を水で洗浄し(2
×20ml)、MgSO4で乾燥し、真空中で濃縮して化
合物5(R1=H;R4=アセチル)を得た。この
物質をエタノール3.0mlにとりメタノール性5%
NaOH1mlで室温で30分間処理した。反応混合物
を1N HClで中和し、真空で濃縮し、エーテル
(50ml)で希釈した。有機相を水で洗浄し(2×
20ml)、MgSO4で乾燥し、真空で油状とし、これ
をHPLC(6.2×250mmZorbax−Sil、14%2−プロ
パノール/ヘキサン)で精製して37mlで溶出する
化合物5(R1、R4=H)を収率72%で得た。
UVλnax=310nm(ε=15000);マススペクトル
m/e(相対強度)402(M+,35),384(30),369
(10),359(45),341(15),273(35),177(50),135(70)
,
133(100),59(60);NMRδ0.55(3H,s,18−
H3),0.96(3H,d,J=6.0Hz,21−H3),1.22
(6H,s,26−H3と27−H3),4.2(1H,m,3
−H),5.87(1H,d,J=12.6Hz,6−H),
7.61(1H,d,J=12.6Hz,7−H)。 同様にして(5E)−トリオール3−アセテー
ト(化合物4、R1、R2、R3=H;R4=アセチ
ル)を処理すると、最初に前記10−オキソ−3−
アセテート化合物6(R1=H;R4=アセチル)
を得、加水分解後、前記(5E)−10−オキソ類
似体6(R1、R4=H)がHPLC上14%2−プロ
パノール/ヘキサンより34mlで溶出し、次のよう
な物理的特性を示した。USλnax=307nm(ε=
24000);マススペクトルm/e(相対強度)402
(M+,30),384(30),369(20),359(40),273(40),
177(60),135(40),133(100),59(40);NMRδ0.56
(3H,s,18−H3),0.95(3H,d,J=6.0Hz,
21−H3),1.23(6H,s,26−H3と27−H3),4.2
(1H,m,3−H),6.65(2H,q−AB,J=
11.8Hz,6−Hと7−H)。
団)の修飾されたビタミンD化合物の合成中間体
に関するものである。 (従来の技術及び発明が解決しようとする課題) ビタミンD骨格の炭素1及び/又は25位のヒド
ロキシ置換で特徴付けられる、生物学的に活性な
ビタミンD代謝物質の発見は、ビタミンD化合物
の化学合成の領域における活動を極めて活発なも
のとさせた。活動の多くは生物学的代謝物質の調
製とこれらの化合物に近接した構造類似体の調製
に関していた。合成的な研究と結果は多数の最近
の報告の中に要約されている。例えばDeLuca
ら.,Topics in Current Chemistry,vol.83,
p.1(1979);Yakhimovich,Russian Chem.
Revs.49,371(1980);Lythgoe,Chem.Soc.Rev.
9,449(1980)。 (課題を解決するための手段) 本発明は、修飾環A及びトリエン構造で特徴付
けられた新しいクラスのビタミンD化合物の合成
中間体を提供することを目的とする。さらに詳し
くは、本発明は、10,19,25−トリヒドロキシ−
3,5−シクロビタミンD36−アルキルエーテル
(3,5−シクロコレカルシフエロール類似体)
とそれらのヒドロキシ(水酸基)−保護誘導体を
提供することを目的とする。 すなわち本発明は、(1)式 (式中R1、R2及びR3は互いに同じでも異なつ
ていてもよく、水素又はヒドロキシ−保護基を示
し、Xはアルキル基である。)で表わされる化合
物、及び(2)R1、R2及びR3が水素でありXがメチ
ル基である前記(1)項記載の化合物を提供するもの
である。 本明細書中で用いられるヒドロキシ−保護基な
る語は通常のどのような保護基でもよく、その例
としては、アシル、アルキルシリル、テトラヒド
ロピラニル、メトキシメチルなどもあげることが
できる。アシルなる語は、炭素数1〜5の脂肪族
アシル基であつてすべての異性体を含むもの又は
芳香族アシル基、例えばベンゾイルもしくはハロ
ゲン、アルキル又はニトロ置換のベンゾイル基な
ど、を意味する。アルキルなる語は炭素数1〜5
の脂肪族炭化水素基であつてすべての異性体を含
み、例えば、メチル、エチル、プロピル、tert−
ブチル基などがある。 本発明の新規化合物は以下のようにして調製さ
れる。 25−ヒドロキシビタミンD3の3,5−シクロ
ビタミン誘導体(例えば25−ヒドロキシコレカル
シフエロールからDeLucaらの方法(米国特許第
4195027号)によつて調製された公知の化合物、
25−ヒドロキシ−3,5−シクロビタミンD36−
メチルエーテル)をピリジン溶液中で四酸化オス
ミウムで処理すると下記構造1で表わされる対応
の10,19−ジヒドロキシ類似体が得られる。式1
中R1、R2及びR3は水素を示し、Xは例えばメチ
ル基のようなアルキル基である。 この反応の部位特性、つまり二者択一的である
7,8−2重結合に優先して特異的に10(19)−2重
結合のヒドロキシル化が起きることは、顕著かつ
予想外のことである。特に、25−ヒドロキシコレ
カルシフエロール3−アセテートそのものを四酸
化オスミウムで同様な条件下で処理すると上記構
造2の7,8−ジヒドロキシ類似体(R1、R2、
R3=H;R4=アシル)を導き、ここで再び、反
応に利用できる他の2重結合(C−5,6とC−
10(19))のいずれにもヒドロキシル化が起きないと
いうことは非常に注目すべき特徴であるからであ
る。上記両化合物1及び2は新規な生成物であ
る。7,8−ジヒドロキシビタミンD2化合物は
知られている(上記Lythgoeを参照)。上記の一
般的方法を用い、他の25−ヒドロキシ−シクロビ
タミンD類似体、例えば公知の25−ヒドロキシ−
3,5−シクロビタミンD36−アルキルエーテル
(ここでアルキル基は、例えば、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル基などである。)のオ
スモミル化(osmomylation)は、対応の上記一
般式1の10,19−ジヒドロキシ化合物(ただし
R1、R2及びR3は水素であり、Xは出発物質中に
存在するアルキル基、例えば、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルなどである)を与え
る。そして、これらの6−O−アシル類似体はま
た、以下に説明する後続反応に好適な基質であ
る。 このようにして調製されたヒドロキシ化合物か
ら通常のこの技術分野で公知のヒドロキシ−保護
方法(例えば、通常のアシル化又はアルキルシリ
ル化方法)によつて対応のヒドロキシ保護誘導体
が得られ、上記構造1又は2で表わされ、R1、
R2、R3及びR4のいずれか又は全てがヒドロキシ
−保護基である対応の、部分又は完全ヒドロキシ
−保護誘導体が得られる。 上記化合物1(ただしR1、R2、R3=H;X=
アルキル基)のソルボリシスを有機酸を含む媒体
中でDeLucaらの一般的方法(米国特許第
4195027号、同4260549号)に従つて行うと、それ
ぞれ構造3及び4(R1、R2、R3=H)で表わさ
れ、R4がソルボリシス媒体に使用された酸のア
シル部に対応するアシル基である新規な5,6−
シス及び5,6−トランスビタミンD−トリオー
ルを与える。 ソルボリシスによつて生じたシス−及びトラン
ス異性体は都合よく、この段階で分離され(例え
ばクロマトグラフイーによつて)、そして通常の
塩基加水分解又は水素化合物還元によつて脱アシ
ル化され上記式3及び4(ただし、R1、R2、R3
及びR4は水素である。)で表わされる遊離ヒドロ
キシ化合物となる。通常のヒドロキシ−保護方
法、つまりアシル化又はアルキルシリル化がこう
して得られた遊離ヒドロキシ化合物に、又は対応
の3−O−アシル誘導体に適用されると、試薬と
条件の選択により、対応の、部分又は完全ヒドロ
キシ−保護誘導体、つまり、上記構造3及び4
中、R1、R2、R3及びR4が水素、アシル及びアル
キルシリル基からなる群から選ばれたものである
化合物を与える。 化合物3又は4のビシナル10,19−ジオールの
開裂は、新規な10−オキソ−ビタミン類似体を与
える。このように、化合物3(R1、R2、R3、R4
=H)の適当な溶剤中でのメタ過ヨウ素酸ナトリ
ウムとの反応は下記構造5(R1、R4=H)の10
−オキソ−ビタミン類似体を与える。5,6−ト
ランス−化合物4(R1、R2、R3、R4=H)の同
様の処理は対応の10−オキソ−類似体6(R1、
R4=H)を与える。構造3又は4の3−O−モ
ノアシル誘導体(ソルボリシス反応から得られる
ように)は同じく、過ヨウ素酸塩開裂プロセスの
基質として好適であり、対応の構造5及び6の3
−O−アシル−10−オキソ化合物(R1=H、R4
=アシル)をそれぞれ生じ、それらは、標準的な
アルカリ加水分解によつて3−ヒドロキシ−化合
物に転換され、またそれは、もし所望なら、通常
の方法(例えば、アシル化、アルキルシリル化)
によつてC−25−ヒドロキシ位においてさらにヒ
ドロキシ−保護化される。 あるいは、構造5及び6で表わされるC−3又
はC−25位のいずれか又は両位置にヒドロキシ−
保護基を有するヒドロキシ−保護誘導体はその遊
離ヒドロキシ化合物をこの技術分野で周知の適当
なヒドロキシ−保護処理に付すことにより得られ
る。 例えば、化合物5(R1、R4=H)をピリジン
中、無水酢酸で室温でアセチル化すると3−モノ
アセテート(5,R1=H,R4=アセチル)を与
えるが、一方、同様の反応を昇温下(75−100℃)
で行うと3,25−ジアセテート(5,R1、R4=
アセチル)を与える。3−モノアセテートのベン
ゾイル化又はトリメチルシリル化によると3−ア
セテート−25−ベンゾエート(5,R1=ベンゾ
イル,R4=アセチル)又は3−アセテート−25
−トリメチルシリル(R1=トリメチルシリル,
R4=アセチル)誘導体をそれぞれ与える。この
3,25−ジアセテートは選択的に加水分解され
(例えば、5%KOHで10〜30分間)、25−モノア
セテート(5,R1=アセチル,R4=H)を与え、
そしてこの誘導体はC−3が再保護され、3,25
−ジ−保護化合物(ここで保護基は互いに同じで
も異なつたものでもよい。)を与える。全く類似
の処理方法を構造6又は構造3又は4の前駆体化
合物に適用すると、前述の、対応の、部分又は完
全ヒドロキシ−保護誘導体を与える。 上述の10−オキソ類似体、構造5及び6(R1
とR4=H)はゾル性細胞質の、腸の中にあるD
−レセプタータンパク質に結合するための高度に
有効な配位子であることが見い出され、そしてこ
のレセプタータンパク質に対する高い親和力が生
物学的に効力のあるビタミンD代謝物質及び類似
体(例えばDeLucaらTopics in Current
Chemistry,vol.83,p.1(1979)参照)の特性で
あるので、これらの新規化合物5および6は治療
上有効な薬剤としての用途を有することが予期さ
れる。生成物5および6中、25−ヒドロキシ−置
換コレステロール−側鎖は、その高いレセプター
親和力を説明する鍵となる構造的要素であり、そ
してこれが化合物5および6を、Harrisonと
Lythgoe,J.Chem.Soc.,p.837と843(1958)によ
つて調製された10−オキソ−ビタミンD2化合物
(5,6−シス及び5,6−トランス−10−オキ
ソ−19−ノルビタミンD2)から区別させる特徴
なのである。 (発明の効果) 本発明の化合物は、腸の中にあるD−レセプタ
ータンパク質に対する高い親和力(ビタミンD代
謝物質とその類似体の特性)を示す化合物の合成
中間体として用いることができる。 (実施例) 次に本発明を実施例に基づき詳細に説明する。 下記の例を含む本明細書中を通し、同じ数字
(例えば化合物1,2,3,など)は同一の化合
物を示す。 参考例 1 7,8,25−トリヒドロキシ−7,8−ジヒド
ロビタミンD33−アセテート(化合物2,R1、
R2、R3=H;R4=アセチル) 2.0mlの乾性ピリジン中の25−ヒドロキシビタ
ミンD33−アセテート250mgの溶液に、10%OsO4
ピリジン溶液1.67mlを添加した。15分後、全出発
物質が消費されてから、10%NaHSO310mlを加
えた。この溶液を室温で30分間かきまぜ、10%
NaHCO350mlで希釈し、エーテルで抽出した
(3×25ml)。エーテル抽出物を水(2×25ml)、
1N HCl(2×25ml)、飽和NaHCO3(2×25ml)、
水(1×50ml)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、真
空で油状になるまで濃縮した。分取HPLC(6.2×
250mm Zorbax−Silカラム、15%2−プロパノ
ール/ヘキサン)で化合物2(R1、R2、R3=
H;R4=アセチル)185mgを油状で得た。これ
は、15mlで溶出し、下記スペクトル特性を有して
いた。マススペクトルm/e(相対強度)476
(M+,3),458(5),416(10),298(25),245(20),136
(100),59(75);NMRδ0.80(3H,s,18−H3),
0.92(3H,d,J=6.0Hz,21−H3),1.23(6H,
s,26−H3と27−H3),2.04(3H,s,3−
OCOCH3),4.81(1H,m,3−H),4.91(1H,
d,J=9.5Hz,7−H),4.95(1H,s,19(Z)−
H),5.03(1H,s,19(E)−H),5.58(1H,d,
J=9.5Hz,6−H)。アルカリ加水分解(5%
KOH/MeOH、30分間)を行うと、この生成物
は対応のテトラヒドロキシ−化合物、構造2
(R1、R2、R3及びR4=H)を与える。 参考例 2 (6R)−25−ヒドロキシ−3,5−シクロビタ
ミンD36−メチルエーテル 25−ヒドロキシビタミンD3300mgとp−トルエ
ンスルホニルクロリド350mgの乾燥ピリジン2.0ml
中溶液を撹拌下5℃で48時間反応させた。その溶
液を次いで飽和NaHCO3で反応を停止させ、水
相をエーテル(3×30ml)で抽出した。そのエー
テル抽出物を1N HCl(2×20ml)、飽和NaHCO3
(2×30ml)、水(1×50ml)で洗浄し、MgSO4
で乾燥し、真空中で濃縮した。生成した粗3β−
トシレート誘導体をNaHCO3800mgを含む、無水
メタノール15.0ml中にとり55℃で6.0時間加熱し
た。この期間の終りに反応系を冷却し、5mlに濃
縮し、エーテルで希釈し、水(3×30ml)で洗浄
した。MgSO4で乾燥後、エーテル溶液を油状物
にまで濃縮したところ、それは、薄層クロマトグ
ラフイーによれば(6R)−25−ヒドロキシ−3,
5−シクロビタミンD36−メチルエーテル80%で
あり、後続の反応に適することが明らかとなつ
た。 実施例 1 (6R)−10,19−ジヒドロ−10,19,25−トリ
ヒドロキシ−3,5−シクロビタミンP36−メ
チルエーテル(化合物1,R1、R2、R3=H;
X=CH3) 参考例2の生成物462mgの乾性ピリジン3.0ml中
の溶液に10%OsO4のピリジン溶液3.1mlを添加
し、反応を10分間継続し、その後10%
NaHSO315mlで反応を停止させた。30分後、反
応液をさらに50mlのNaHSO3で希釈し、エーテ
ル(3×30ml)で抽出した。有機相を1N HCl
(3×10ml)、水(2×40ml)で洗浄し、MgSO4
で乾燥し、真空で油状に濃縮した。HPLC(6.2×
250mm、Zorbax−Sil、15%2−プロパノール/
ヘキサン)後、化合物1(R1、R2、R3=H;X
=CH3)が収率70%で無色の油として得られた
(16ml溶出容積で収率70%)。マススペクトルm/
e(相対強度),448(M+,3),430(5),416(45),
398(15),367(40),269(40),245(35),59(100);
NMRδ0.32(1H,m,3−H),0.52(2H,m,4
−H2),0.56(3H,s,18−H3),0.90(3H,d,
J=6.0,21−H3),1.23(6H,s,26−H3と27−
H3),3.25(3H,s,6−OCH3),3.63(2H,m,
19−H2),4.60(1H,d,J=9.2Hz,6−H),
4.78(1H,d,J=9.2Hz,7−H)。 参考例 3 (5Z)−及び(5E)−10,19,25−トリヒドロ
キシ−10,19−ジヒドロビタミンD33−アセテ
ート(化合物3及び4、R1、R2、R3=H;R4
=アセチル) 10,19−ジオール−シクロビタミン化合物1
(R1、R2、R3=H;X=CH3)300mgの3.0ml氷
酢酸溶液を55℃で154分間加熱し、次いで氷/飽
和NaHCO3中に滴下させて急冷した。エーテル
抽出(3×25ml)の抽出物を水(2×30ml)で洗
浄し、MgSO4で乾燥し、真空で濃縮した。油状
の粗生成物をHPLC精製(6.2×250mm、Zorbax
−Sil、8%2−プロパノール/ヘキサン)に対
して49mlで溶出する構造3(R1、R2、R3=H;
R4=アセチル)の5,6−シス(5Z)−化合物が
収率48%で得られた。 UVλnax=252nm;マススペクトルm/e(相対
強度)476(M+,5),458(20),416(35),398(25),
245(30),185(60),134(100),59(60);NMRδ0.55
(3H,s,18−H3),0.96(3H,d,J=6.0Hz,
21−H3),1.23(6H,s,26−H3と27−H3),
2.05(3H,s,3−OCOCH3)3.72(2H,m,19
−H2),4.74(1H,m,3−H),5.82(1H,d,
J=11.2Hz,7−H),6.63(1H,d,J=11.2
Hz,6−H),及びその5,6−トランス(5E)
−異性体4(R1、R2、R3=H;R4=アセチル)
を27mlで収率18%で溶出した。UVλnax=
250nm;マススペクトル,m/e(相対強度)476
(M+,2)458(6),416(30),398(30),245(25),
185(40),134(100),59(80);NMRδ0.46(3H,s,
18−H3),0.98(3H,d,J=6.2Hz,21−H3),
1.22(6H,s,26−H3と27−H3),2.03(3H,s,
3−OCOCH3),3.67(2H,q−AB,J=11.0
Hz,19−H2),4.7(1H,m,3−H),6.02(1H,
d,J=15Hz,7−H),6.30(1H,d,J=15
Hz,6−H)。温和な塩基加水分解をこうして得
られた3−モノアセテートに行なうと、対応の、
ヒドロキシビタミン類似体3及び4(ただしR1、
R2、R3及びR4=H)を与える。 参考例 4 (5Z)−及び(5E)−10−オキソ−25−ヒドロ
キシ−19−ノル−ビタミンD3(化合物5及び
6、R1、R4=H) 化合物3(R1、R2、R3=H;R4=アセチル)
50mgのメタノール1.5ml溶液を水中の飽和NaIO4
溶液0.5mlで処理した。反応溶液を50℃で2.5時間
加熱し、水で希釈し、エーテルで抽出(3×30
ml)した。このエーテル抽出物を水で洗浄し(2
×20ml)、MgSO4で乾燥し、真空中で濃縮して化
合物5(R1=H;R4=アセチル)を得た。この
物質をエタノール3.0mlにとりメタノール性5%
NaOH1mlで室温で30分間処理した。反応混合物
を1N HClで中和し、真空で濃縮し、エーテル
(50ml)で希釈した。有機相を水で洗浄し(2×
20ml)、MgSO4で乾燥し、真空で油状とし、これ
をHPLC(6.2×250mmZorbax−Sil、14%2−プロ
パノール/ヘキサン)で精製して37mlで溶出する
化合物5(R1、R4=H)を収率72%で得た。
UVλnax=310nm(ε=15000);マススペクトル
m/e(相対強度)402(M+,35),384(30),369
(10),359(45),341(15),273(35),177(50),135(70)
,
133(100),59(60);NMRδ0.55(3H,s,18−
H3),0.96(3H,d,J=6.0Hz,21−H3),1.22
(6H,s,26−H3と27−H3),4.2(1H,m,3
−H),5.87(1H,d,J=12.6Hz,6−H),
7.61(1H,d,J=12.6Hz,7−H)。 同様にして(5E)−トリオール3−アセテー
ト(化合物4、R1、R2、R3=H;R4=アセチ
ル)を処理すると、最初に前記10−オキソ−3−
アセテート化合物6(R1=H;R4=アセチル)
を得、加水分解後、前記(5E)−10−オキソ類
似体6(R1、R4=H)がHPLC上14%2−プロ
パノール/ヘキサンより34mlで溶出し、次のよう
な物理的特性を示した。USλnax=307nm(ε=
24000);マススペクトルm/e(相対強度)402
(M+,30),384(30),369(20),359(40),273(40),
177(60),135(40),133(100),59(40);NMRδ0.56
(3H,s,18−H3),0.95(3H,d,J=6.0Hz,
21−H3),1.23(6H,s,26−H3と27−H3),4.2
(1H,m,3−H),6.65(2H,q−AB,J=
11.8Hz,6−Hと7−H)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 (式中R1、R2及びR3は互いに同じでも異なつ
ていてもよく、水素又はヒドロキシ−保護基を示
し、Xはアルキル基である。) で表わされる化合物。 2 R1、R2及びR3が水素でありXがメチル基で
ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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