JPH0449885Y2 - - Google Patents

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JPH0449885Y2
JPH0449885Y2 JP8256888U JP8256888U JPH0449885Y2 JP H0449885 Y2 JPH0449885 Y2 JP H0449885Y2 JP 8256888 U JP8256888 U JP 8256888U JP 8256888 U JP8256888 U JP 8256888U JP H0449885 Y2 JPH0449885 Y2 JP H0449885Y2
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pot
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は園芸、造園に利用されるカートリツ
ジ型植物栽培用ポツトに関するものである。
〔従来の技術〕
古来、花や緑に対する人々の関心は高く、各種
の公園、広場、道路等の公共的規模を始めとし、
家庭的または個人的規模に至るまでの種々の樹
林、花壇、菜園などはその現われである。従来こ
れら各種植物の生産は主に露地栽培によつたが、
近時、温室またはハウスにおける鉢栽培が盛んに
行なわれるようになつて来た。しかし、このよう
な方法では速成的効果はあつても、生産や流通面
に多くの制約があつて、多品種、大量生産に機動
的に対応出来にくいという欠点があつた。最近各
所に設置されるようになつた花時計のようなシヨ
ウ的要素の大きい花壇等においては、特に新鮮な
季節感などを持たせながら観衆の目を満足させる
ために、多品種、大面積の花・緑構成を短時間の
うちに随時変換させ、しかも灌水、施肥もしくは
薬剤散布等の日常の管理が容易でなければならな
いという必要性が強く要望されるようになつた。
このため、各方面でいわゆるポツト栽培の試みが
なされているが、なお充分な成果を挙げるまでに
至つていない。一方、大阪における花の万博の開
催を契機として、花や緑に対する関心が高まり、
公園花壇や各種の催しへの利用も増えて、花や緑
の大量生産、大量流通への需要が一層強まること
が予想される。
そこで、この考案の出願人は実開昭62−127751
号において、植物栽培用ポツトと台車とを組み合
わせたカートリツジ型植物栽培用ポツトに関する
考案を開示した。すなわち、植物栽培用ポットに
付属している台車の車輪はタイヤの有無、固定
輪、自在輪、軌道の有無などいずれの形式のもの
であつてもよいが、ポツトもしくは台車の少なく
ともいずれかに牽引用の連結具を設けておけば、
ポツトの移動がきわめて容易となり、台車上のポ
ツトをそつくり交換することも容易となつて、ポ
ツト自体がカートリツジ的な役割を果たし、花や
緑の生産面においても、また、流通面においても
きわめて効率的であり、多品種、大面積の展示に
際しても、播種、発芽、生育、灌水、施肥、薬剤
散布などのみならず、動きを与えて観客の目を楽
しませるシヨウの面においても従来の技術では見
られない機動性を発揮することが出来るようにな
つた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、従来の技術において、特にカート
リツジ的役割をもつて、多品種、大量の植物の構
成を短時間のうちに変換するというような機動性
を効果的に発揮できる植物栽培用ポツトが開発さ
れているが、灌水方法にはなお欠陥があつて、そ
の効果を充分に発揮するに至らないという問題点
があり、これを解決することが課題となつてい
た。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は複
数個の小型ポツトを水平に配列して収納し得る大
型ポツトの底部に、外部から内部へポツト側壁を
貫通し、底部を経て再び側壁を貫通して外部へ開
口する有孔灌水管およびこの灌水管を覆う貯水層
を設けて、この貯水層から貯水層の上に配列され
ている小型ポツトへの水分の供給が可能となるカ
ートリツジ型植物栽培用ポツトとする手段、さら
にこのようなカートリツジ型植物栽培用ポツトの
有孔灌水管の両端にいわゆるワンタツチ・ジヨイ
ントと呼ばれる簡単な操作で接合も取り外しもで
きる管継手を設けた複数個の大型ポツトの有孔灌
水管を連結して同時灌水を可能にしたカートリツ
ジ型植物栽培用ポツトとする手段を採用したもの
である。以下その詳細を述べる。
まず、この考案における小型ポツトは既に市販
されている塩化ビニル樹脂その他のプラスチツク
製または土器のようなセラミツク製の小形の容器
類、さらには容器とは言えないまでも比較的少数
単位の花、緑、苗木などの根の部分を包んで保護
するために使用されている繊維質または紙質の包
装材などからなる最小単位のポツトそのもの、ま
たはこれがさらに一次的に集合して形成されるポ
ツトで、その材質、寸法等を特に限定するもので
はないが、このような小型ポツトを複数個平た
く、すなわち平面上に並べて収納する大型ポケツ
トとの関係から、小型ポツトの寸法はある程度統
一されていることが望ましい。そして、複数個の
小型ポツトを大型ポツト内に整然と、しかも、移
送中の振動、傾斜等によつても簡単には崩れない
ように配列するためには、小型ポツトの外側の形
状、小型ポツト相互の結束方法、または大型ポツ
ト内に設ける支持枠、仕切り枠などの形状を考慮
しておくことが好ましく、また、このことによつ
て、大型ポツト内に小型ポツトを配列したり、ま
たは取り出したりする際の作業性を向上させるこ
とも可能となる。
つぎに、この考案における有孔灌水管は、管の
外周の全面もしくは一部の面に、細孔が設けられ
た管であり、その材質は金属、プラスチツクス、
ゴム等で灌水を送るときの水圧に耐え得る肉厚
と、連鎖状に連結したときに各大型ポツトに均等
な量の水が供給できるような孔径、数、分布をし
た細孔を有するものであれば特に限定されるもの
ではない。
さらに、このような有孔灌水管の両端は、大型
ポツトの外側に開口しているが、この開口部に設
けられるワンタツチ・ジヨイント方法の管継手
は、たとえば、消防用ホース、家庭用の水道、ガ
スなどの連結にも既に広く利用されているもの
で、簡単な差し込み操作で、高圧流体の漏れを生
じない継手であればよく、特に限定されるもので
はないが、灌水用機器具または他の大型ポツトな
どの開口部と随時連結することのできる互換性を
有するものが好都合である。
また、この考案における貯水層は上記の有孔灌
水管の細孔から供給される水を貯える層であり、
充填物のない空間であつてもこの考案に支障を来
たすものではないが、ピートバン(草炭また繊維
状の乾燥植物を固めたもの)、ロツクウールのよ
うな無機繊維、有機繊維などからなる紐もしくは
布またはスポンジ状の多孔体など吸水性、保水性
と同時に通気性をも有する材料を充填し、これに
含ませてある水分を小量ずつ上層部に配置されて
ある小型ポツトまで毛細管現象によつて徐々に供
給するような仕組みにしておけば、大型ポツトが
大きく揺れても貯水層の水が揺れ動くことはな
く、小型ポツトの底部に悪い影響を及ぼすような
ことはなくなるので好ましいと言えよう。
〔作用〕 多数の大型ポツトを集合して広大な花壇を造成
した場合などに、スプリンクラー、散水ホース等
を用いて上方から大量の水を振り掛けることは
花、緑、苗木などを叩き付けて傷をつけたり、病
気を発生したりすることが多く、また、満遍無く
均等に散水することも容易でないが、この考案の
大型ポツトにおいては、灌水管を任意に連結して
おけば、いずれの大型ポツトにも均等に、しかも
ロスなく給水することができる。したがつて、水
ばかりでなく、必要な肥料その他の薬剤等を適宜
混入し、かつ、必要に応じて自動制御システムを
導入するならば、花壇等の管理はきわめて容易に
なり、省力化にも大いに貢献することになる。
〔実施例〕
第1図に示すようなロツクウール苗1を栽培し
た。ここで、ロツクウール苗1の一辺が約10cmの
立方体に成形された保水性ミニブロツク2を人口
培地として播種し発芽生育させた苗であり、この
ミニブロツク2を16個一箱になるよう第2図に示
すようなプラスチツク製小型ポツト3の中の各区
画4ごとに1個宛収納した。ここで、それぞれの
区画の底には水分を吸い上げるため、または通気
のための小穴5が設けられてある。
一方、底面の中央部を有孔灌水管6が横に貫通
し、その上に吸水性、保水性および通気性の均衡
のとれた貯水層に適したロツクウール7を敷き重
ね、さらにその上に押え兼小型ポツト3の支えと
なる格子8を備えた第3図に例示するような陶器
製の大型ポツト9を準備し、これに第2図に示す
ような4個の小型ポツト3を収納し、有孔灌水管
6から水を供給した。供給された水は第4図に示
すように有孔灌水管6の管壁に設けられた細孔1
0からロツクウール7の層に流出し、さらにロツ
クウール7に接触するミニブロツク2に毛細管現
象によつて移行し、苗の根を潤すことになる。な
お、このような大型ポツトを複数個直列に並べて
有孔灌水管6を連結し、最端の開口部に水道ホー
スをつなぎ給水したところ、連結した各大型ポツ
ト9に収納されているいずれの小型ポツト3のミ
ニブロツク2も水を吸い上げて適度に湿つてい
た。従来の上からの散水では、水滴に叩かれて苗
が傷められることも多くあつたが、このような現
象は全く起きなかつた。
なお、前記の実願昭62−127751号において開示
された可動式カートリツジ型植物栽培用ポツトの
ように、この考案の数個の大型ポツトをそれぞれ
台車に搭載して連結したところ、任意に動きを与
えて、シヨウ的な効果を高めることは勿論である
が、その動きがどのようなものであつても灌水管
が連結されておれば簡単に給水することができる
ので、花壇等の管理は非常に容易となることがわ
かつた。
〔効果〕
街路花壇のみならず、建築様式、都市計画等の
変革さらには各種博覧会、展示会などを契機とし
て花、緑に対する関心は高まり、花、緑の大量生
産、大量流通、大規模花壇の需要が急速に伸びつ
つある。したがつて、配色・配列等の多様化に対
応するための品種の増大、立体化さらには静的な
ものから動的なものへの移行などを随時果たすた
めに、植え替えまたは灌水その他の保全に要する
労力を常時確保しておくことが必要であるが、規
模が大きくなるほどその実現は困難となつてい
る。しかし、この考案のカートリツジ型植物栽培
用ポツトを使用することによつて、ポツト自体の
移動を始めとし、大量の植え替え(交換)、灌水、
施肥その他の花壇管理もきわめて容易に実施する
ことが可能となるので、その意義は非常に大きい
ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はロツクウール苗を例示するための斜視
図、第2図は実施例に使用した小型ポツトを示す
斜視図、第3図は実施例に使用した大型ポツトを
示す斜視図、第4図はこの考案のカートリツジ型
植物栽培用ポツトの給水機構を説明するための模
式化した横断面図である。 1……ロツクウール苗、2……ミニブロツク、
3……小型ポツト、4……区画、5……小穴、6
……有孔灌水管、7……ロツクウール、8……格
子、9……大型ポツト、10……細孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数個の小型ポツトを水平に配列して収納し
    得る大型ポツトの底部に、外部から内部へポツ
    ト側壁を貫通し、底部を経て再び側壁を貫通し
    て外部へ開口する有孔灌水管およびこの灌水管
    を覆う貯水層を設けて、この貯水層から貯水層
    の上に配列されている小型ポツトへの水分の供
    給を可能にしたことを特徴とするカートリツジ
    型植物栽培用ポツト。 (2) 有孔灌水管の両端に、簡単な操作で接合も取
    り外しもできるワンタツチ・ジヨイント方式の
    管継手を設けた複数個の大型ポツトの有孔灌水
    管を連結して同時灌水を可能にしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のカートリツ
    ジ型植物栽培用ポツト。
JP8256888U 1988-06-21 1988-06-21 Expired JPH0449885Y2 (ja)

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JPH023237U JPH023237U (ja) 1990-01-10
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