JPH0450121A - 複合酸化物粉末組成物及びその焼結体並びにその製造法 - Google Patents
複合酸化物粉末組成物及びその焼結体並びにその製造法Info
- Publication number
- JPH0450121A JPH0450121A JP2157641A JP15764190A JPH0450121A JP H0450121 A JPH0450121 A JP H0450121A JP 2157641 A JP2157641 A JP 2157641A JP 15764190 A JP15764190 A JP 15764190A JP H0450121 A JPH0450121 A JP H0450121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- pnn
- pmn
- powder
- composite oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、Pb(Mg1/3Nb2/3)03−Pb(
Ni+/1Nb2zi )03 (以下PMN−PN
Nと略称する)系複合酸化物粉末組成物及びその焼結体
並びにその製造法に関するものである。PMN−PNN
系複含酸化物は強誘電性を示し、誘電体材料、圧電体材
料、焦電体材料等に用いられる。
Ni+/1Nb2zi )03 (以下PMN−PN
Nと略称する)系複合酸化物粉末組成物及びその焼結体
並びにその製造法に関するものである。PMN−PNN
系複含酸化物は強誘電性を示し、誘電体材料、圧電体材
料、焦電体材料等に用いられる。
[従来の技術]
Pb(Mg+/i Nbz/3)03 (以下PMN
と略称する)やPb(Ni1/g Nb2/3)03
(以下PNNと略称する)に代表される鉛系ペロブス
カイト型複合酸化物は、これらの生成の際に副生成物と
してパイロクロア相を持つ物が生成しやすく、このもの
を用いた材料の強誘電性を低下させる原因となる。この
ため、単一ペロブスカイト相を持つ複合酸化物を得るた
めに種々の試みが行なわれている。例えば、MgとNb
をあらかじめ反応させておき、それにpbを加えて混合
した後、固相反応を行ない単一相のPMNを得る方法(
Materials Re5earch Bullet
in 17巻1245貢1982年)等である。本発明
者らは、分散剤の存在下で原料成分を微粉砕混合し、さ
らに、多段焼成を行なうことによって副生成物であるパ
イロクロア相を生成することなく、鉛系ペロブスカイト
型複合酸化物を単一相で合成する方法を見出し先に特許
出願した(特願平1−196553号)。
と略称する)やPb(Ni1/g Nb2/3)03
(以下PNNと略称する)に代表される鉛系ペロブス
カイト型複合酸化物は、これらの生成の際に副生成物と
してパイロクロア相を持つ物が生成しやすく、このもの
を用いた材料の強誘電性を低下させる原因となる。この
ため、単一ペロブスカイト相を持つ複合酸化物を得るた
めに種々の試みが行なわれている。例えば、MgとNb
をあらかじめ反応させておき、それにpbを加えて混合
した後、固相反応を行ない単一相のPMNを得る方法(
Materials Re5earch Bullet
in 17巻1245貢1982年)等である。本発明
者らは、分散剤の存在下で原料成分を微粉砕混合し、さ
らに、多段焼成を行なうことによって副生成物であるパ
イロクロア相を生成することなく、鉛系ペロブスカイト
型複合酸化物を単一相で合成する方法を見出し先に特許
出願した(特願平1−196553号)。
現在、電化製品の小型化にともない、これら製品に用い
られる素子の小型化、高機能化が望まれており、強誘電
性材料を用いる素子、例えば、コンデンサ等についても
その例外ではない。コンデンサの小型化のためには、素
子の薄膜積層化や用いる材料の比誘電率を向上させるこ
とか重要となり、PMN−PNN系複合酸化物において
も比誘電率の向上したものが望まれている。
られる素子の小型化、高機能化が望まれており、強誘電
性材料を用いる素子、例えば、コンデンサ等についても
その例外ではない。コンデンサの小型化のためには、素
子の薄膜積層化や用いる材料の比誘電率を向上させるこ
とか重要となり、PMN−PNN系複合酸化物において
も比誘電率の向上したものが望まれている。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、比誘電率が向上したPMN−PNN系
複合酸化物組成物及びその焼結体ならびにその製造法を
提供することにある。
複合酸化物組成物及びその焼結体ならびにその製造法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討した
結果、PMN−PNN系複合酸化物粉末に)Ig酸成分
びNi成分を過剰に含有させたPMN−PNN系複合酸
化物粉末組成物を焼結して得た、即ち、化学量論量より
過剰のMg及びNi成分を含有したPMN−PNN系複
合酸化物焼結体は、量論量で構成するPMN−PNN系
複合酸化物焼結体よりも比誘電率が向上だ焼結体である
ことを見出し本発明を完成した。以下、本発明を更に詳
細に説明する。
結果、PMN−PNN系複合酸化物粉末に)Ig酸成分
びNi成分を過剰に含有させたPMN−PNN系複合酸
化物粉末組成物を焼結して得た、即ち、化学量論量より
過剰のMg及びNi成分を含有したPMN−PNN系複
合酸化物焼結体は、量論量で構成するPMN−PNN系
複合酸化物焼結体よりも比誘電率が向上だ焼結体である
ことを見出し本発明を完成した。以下、本発明を更に詳
細に説明する。
本発明でいうPMN−PNN系複合酸化物とは、P)I
N 。
N 。
PNNを含む複合酸化物のことであり、例えば、PMN
−PNNそのもの、PMN−PNNにPbTiOs 、
Pb(Zn1/3 Nb2/s )03、PbZr0g
等の成分を固溶させたものをいう。
−PNNそのもの、PMN−PNNにPbTiOs 、
Pb(Zn1/3 Nb2/s )03、PbZr0g
等の成分を固溶させたものをいう。
本発明で用いるPMN−PNN系複合酸化物粉末はどの
ような方法で得たものでも良く、固相反応法、共沈法、
アルコキシド加水分解法等の方法で製造したものでも用
いることができるが、先に本発明者らが提案した方法(
特願平1−196553号)、即ち、分散剤の存在下で
原料成分を微粉砕混合したものを多段焼成する方法は、
副生成物であるパイロクロア相が存在しない微細で均一
な粉末が得られ又、比較的安価で得ら杵るので好ましい
方法である。
ような方法で得たものでも良く、固相反応法、共沈法、
アルコキシド加水分解法等の方法で製造したものでも用
いることができるが、先に本発明者らが提案した方法(
特願平1−196553号)、即ち、分散剤の存在下で
原料成分を微粉砕混合したものを多段焼成する方法は、
副生成物であるパイロクロア相が存在しない微細で均一
な粉末が得られ又、比較的安価で得ら杵るので好ましい
方法である。
本発明の焼結体は、PMN−PNN系複合酸化物粉末と
Mg成分及びNI酸成分を含んだ粉末組成物を焼結して
得る。ここで用いる粉末組成物は、前記したようにMg
成分、Ni成分を、PMN−PNN系複合酸化物を構成
する化学量論量より過剰に含有したものであるが、この
ような組成物は、PMN−PNN系複合酸化物粉末にM
g成分、Ni成分を含有させることで得られる。Mg成
分、Ni成分のうちどちらが一方をPMN−PNN系複
合酸化物粉末に含有したものを用いても、得られた焼結
体の比誘電率は向上するが、本発明の効果を得るにはM
g5Niの両成分を含有したものを用いることである。
Mg成分及びNI酸成分を含んだ粉末組成物を焼結して
得る。ここで用いる粉末組成物は、前記したようにMg
成分、Ni成分を、PMN−PNN系複合酸化物を構成
する化学量論量より過剰に含有したものであるが、この
ような組成物は、PMN−PNN系複合酸化物粉末にM
g成分、Ni成分を含有させることで得られる。Mg成
分、Ni成分のうちどちらが一方をPMN−PNN系複
合酸化物粉末に含有したものを用いても、得られた焼結
体の比誘電率は向上するが、本発明の効果を得るにはM
g5Niの両成分を含有したものを用いることである。
ここで用いるMg成分とは、熱分解によりMgOとなる
ものであれば特に限定されず、酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、水酸化マグネシウム、マグネシウムのア
ルコキシド、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム、酢
酸塩等のマグネシウムの有機酸塩等を例示することがで
きる。このうち、特に硝酸マグネシウム、酢酸マグネシ
ウム等が好ましい。又、Ni成分とは、熱分解によりN
iOとなるものであれば特に限定されず、酸化ニッケル
、炭酸ニッケル、水酸化ニッケル、ニッケルのアルコキ
シド、硝酸ニッケル、塩化ニッケル、酢酸塩等のニッケ
ルの有機酸塩等を例示することができる。
ものであれば特に限定されず、酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、水酸化マグネシウム、マグネシウムのア
ルコキシド、硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム、酢
酸塩等のマグネシウムの有機酸塩等を例示することがで
きる。このうち、特に硝酸マグネシウム、酢酸マグネシ
ウム等が好ましい。又、Ni成分とは、熱分解によりN
iOとなるものであれば特に限定されず、酸化ニッケル
、炭酸ニッケル、水酸化ニッケル、ニッケルのアルコキ
シド、硝酸ニッケル、塩化ニッケル、酢酸塩等のニッケ
ルの有機酸塩等を例示することができる。
このうち、特に硝酸ニッケル、酢酸ニッケル等が好まし
い。
い。
PMN−PNN系複合酸化物粉末組成物中に含有するM
g成分の量は、PMN−PNN系複合酸化物中のPMN
O量により異なるが、前記複合酸化物粉末中に含まれる
Mg量に対し0.1〜20νt%の量(Mgとして)で
あることが好ましく、より好ましくは0.5〜LOwt
%となる量である。ここで、前記MgO量が2oνt%
よりも多いと過剰のMgOが偏析するために好ましくな
く、又、0.1wt%よりも少ないとMgOの存在によ
る効果が不十分である。
g成分の量は、PMN−PNN系複合酸化物中のPMN
O量により異なるが、前記複合酸化物粉末中に含まれる
Mg量に対し0.1〜20νt%の量(Mgとして)で
あることが好ましく、より好ましくは0.5〜LOwt
%となる量である。ここで、前記MgO量が2oνt%
よりも多いと過剰のMgOが偏析するために好ましくな
く、又、0.1wt%よりも少ないとMgOの存在によ
る効果が不十分である。
一方、PMN−PNN系複合酸化物粉末組成物中に含有
するNi成分の量は、PMN−PNN系複合酸化物中の
PNNO量により異なるが、前記複合酸化物粉末中に含
まれるNiff1に対し0.1〜20vt%のi (N
iとして)であることが好ましく、より好ましくは0.
5〜10νt%となる量である。ここで、前記Niの量
が20wt%より多いと過剰のNiOが偏析するために
好ましくなく、又、0,1νt%よりも少ないとNiO
の存在の効果が不十分である。
するNi成分の量は、PMN−PNN系複合酸化物中の
PNNO量により異なるが、前記複合酸化物粉末中に含
まれるNiff1に対し0.1〜20vt%のi (N
iとして)であることが好ましく、より好ましくは0.
5〜10νt%となる量である。ここで、前記Niの量
が20wt%より多いと過剰のNiOが偏析するために
好ましくなく、又、0,1νt%よりも少ないとNiO
の存在の効果が不十分である。
PMN−PNN系複合酸化物粉末にMg成分及びNi成
分を含有させる方法としては、Mg成分やNi成分が酸
化物、炭酸塩のような粉体の場合、ボールミル等を用い
て乾式、あるいは湿式で混合することができるが、この
場合、用いるMg成分及びNi成分は微細であることが
好ましく、特に0.6μm以下の粒子を用いること好ま
しい。又、湿式で混合することが、乾式で混合するより
も均一な混合が可能となるため、混合系に水等を加えて
湿式で混合する方が好ましい。
分を含有させる方法としては、Mg成分やNi成分が酸
化物、炭酸塩のような粉体の場合、ボールミル等を用い
て乾式、あるいは湿式で混合することができるが、この
場合、用いるMg成分及びNi成分は微細であることが
好ましく、特に0.6μm以下の粒子を用いること好ま
しい。又、湿式で混合することが、乾式で混合するより
も均一な混合が可能となるため、混合系に水等を加えて
湿式で混合する方が好ましい。
また、用いるMg成分及びNi成分をより均一な状態で
含有させるため、Mg成分及びNi成分を溶液の形で用
いることがより好ましい。この混合方法は、例えば、M
gやNiの硝酸塩、酢酸塩等の水溶液や、酸化物、炭酸
塩、水酸化物等を希酸に溶かした溶液、MgやNiのア
ルコキシドのアルコール溶液等とPMN−PNN系複合
酸化物粉末を混合することである。
含有させるため、Mg成分及びNi成分を溶液の形で用
いることがより好ましい。この混合方法は、例えば、M
gやNiの硝酸塩、酢酸塩等の水溶液や、酸化物、炭酸
塩、水酸化物等を希酸に溶かした溶液、MgやNiのア
ルコキシドのアルコール溶液等とPMN−PNN系複合
酸化物粉末を混合することである。
上記湿式で混合した場合の混合スラリー等は、例えば、
スプレー乾燥、熱風乾燥等で乾燥を行えばよい。
スプレー乾燥、熱風乾燥等で乾燥を行えばよい。
本発明では、Mg成分及びNi成分を含有したPMN−
PNN系複合酸化物粉末組成物に熱処理を加えてもよい
。この際の熱処理は、用いたMg成分及びNi成分を熱
分解し、これらを酸化物の状態でPMN−PNN系複合
酸化物粉末表面に付着させ、次に行なう粉末の成型工程
で、添加した成分の脱落や偏析を防ぐのに好適である。
PNN系複合酸化物粉末組成物に熱処理を加えてもよい
。この際の熱処理は、用いたMg成分及びNi成分を熱
分解し、これらを酸化物の状態でPMN−PNN系複合
酸化物粉末表面に付着させ、次に行なう粉末の成型工程
で、添加した成分の脱落や偏析を防ぐのに好適である。
この場合の熱処理温度は、200℃〜800℃好ましく
は300℃〜600℃である。
は300℃〜600℃である。
熱処理温度がこの温度より低いと、熱処理は不十分で熱
処理を行なう意味がなく又、必要以上に高すぎると粉末
の粒成長が生じ好ましくない。
処理を行なう意味がなく又、必要以上に高すぎると粉末
の粒成長が生じ好ましくない。
以上のような方法でMg成分及びNi成分を含有したP
MN−PNN系複合酸化物粉末組成物を得る。
MN−PNN系複合酸化物粉末組成物を得る。
本発明において、PMN−PNN系複合酸化物粉末組成
物にMg成分を過剰に含有させる方法は、PMN−PN
N系複合酸化物粉末にMg成分を添加混合することが必
須であるが、Ni成分を過剰に含有させるには、上記の
方法以外に、PMN−PNN系複合酸化物粉末調製時に
、あらかじめこれを構成する化学量論量以上にNi成分
を過剰に加え酸化物粉末を調製してもよい。即ち、本発
明の化学量論量よりも過剰のMg成分及びNi成分を含
有した複合酸化物粉末組成物とは、上記のようなMg成
分及びNi成分を添加した複合酸化物粉末組成物の他に
、複合酸化物調製時に原料成分中のNi成分を過剰に用
いて調製したものに上記のようにMg成分を添加して得
た複合酸化物粉末組成物も含むものである。
物にMg成分を過剰に含有させる方法は、PMN−PN
N系複合酸化物粉末にMg成分を添加混合することが必
須であるが、Ni成分を過剰に含有させるには、上記の
方法以外に、PMN−PNN系複合酸化物粉末調製時に
、あらかじめこれを構成する化学量論量以上にNi成分
を過剰に加え酸化物粉末を調製してもよい。即ち、本発
明の化学量論量よりも過剰のMg成分及びNi成分を含
有した複合酸化物粉末組成物とは、上記のようなMg成
分及びNi成分を添加した複合酸化物粉末組成物の他に
、複合酸化物調製時に原料成分中のNi成分を過剰に用
いて調製したものに上記のようにMg成分を添加して得
た複合酸化物粉末組成物も含むものである。
過剰のNi成分を粉末調製時に加える場合、例えば、複
合酸化物粉末を得る際の固相反応法の場合、各元素の酸
化物、水酸化物、炭酸塩等の原料成分を秤量、混合する
時点において、あらかじめNi原料の量を量論比よりも
過剰となるように秤量、混合し、その後通常の方法で粉
末を調製することによりPMN−PNN系複合酸化物粉
末を得ることができるが、好ましくは、本発明者らが先
に提案した方法(特願平1−198553号)、即ち、
分散剤の存在下で、原料成分を微粉砕混合し、さらに、
多段焼成を行なう方法において、原料ニッケル成分を量
論比よりも過剰に使用することによりNi成分が過剰と
なったPMN−PNN系複合酸化物粉末を調製する方法
が好ましい。このようにして、化学量論量よりも過剰の
Mg成分及びNi成分を含有したPMN−PNN系複合
酸化物粉末組成物を得る。
合酸化物粉末を得る際の固相反応法の場合、各元素の酸
化物、水酸化物、炭酸塩等の原料成分を秤量、混合する
時点において、あらかじめNi原料の量を量論比よりも
過剰となるように秤量、混合し、その後通常の方法で粉
末を調製することによりPMN−PNN系複合酸化物粉
末を得ることができるが、好ましくは、本発明者らが先
に提案した方法(特願平1−198553号)、即ち、
分散剤の存在下で、原料成分を微粉砕混合し、さらに、
多段焼成を行なう方法において、原料ニッケル成分を量
論比よりも過剰に使用することによりNi成分が過剰と
なったPMN−PNN系複合酸化物粉末を調製する方法
が好ましい。このようにして、化学量論量よりも過剰の
Mg成分及びNi成分を含有したPMN−PNN系複合
酸化物粉末組成物を得る。
本発明に於て、過剰のMg成分及びNi成分は、前記粉
末組成物中では各々酸化物の形で、ペロブスカイト格子
を形成するPMN−PNN系複合酸化物粉末の粒界結晶
子間等に存在しているものと推定される。
末組成物中では各々酸化物の形で、ペロブスカイト格子
を形成するPMN−PNN系複合酸化物粉末の粒界結晶
子間等に存在しているものと推定される。
本発明では、前記の方法で得た複合酸化物粉末組成物を
成型する。この成型方法は、目的とする最終形状に合っ
た成型方法を用いればよく、金型プレス法、スリップキ
ャスティング法、ドクターブレード法等が挙げられる。
成型する。この成型方法は、目的とする最終形状に合っ
た成型方法を用いればよく、金型プレス法、スリップキ
ャスティング法、ドクターブレード法等が挙げられる。
次に成型した粉末を焼結するが、本発明の焼結温度は、
用いる粉末の組成や粉末を得る方法によって異なるが8
00℃〜1300℃が好ましい。焼結温度が800℃よ
り低いと焼結は不十分であり、1300℃より高いとp
b酸成分蒸発するため好ましくない。
用いる粉末の組成や粉末を得る方法によって異なるが8
00℃〜1300℃が好ましい。焼結温度が800℃よ
り低いと焼結は不十分であり、1300℃より高いとp
b酸成分蒸発するため好ましくない。
上記焼結時間は1〜数十時間、好ましくは2〜10時間
である。この温度が1時間より短いと焼結は不十分であ
り、必要以上に長いと成分中のpb酸成分損失が大きく
好ましくない。また、焼結時の昇温速度は、焼結体の大
きさ、形状により異なるが1℃/時間〜300℃/時間
で、例えば焼結体が単板の場合は50℃/時間〜200
℃/時間である。
である。この温度が1時間より短いと焼結は不十分であ
り、必要以上に長いと成分中のpb酸成分損失が大きく
好ましくない。また、焼結時の昇温速度は、焼結体の大
きさ、形状により異なるが1℃/時間〜300℃/時間
で、例えば焼結体が単板の場合は50℃/時間〜200
℃/時間である。
この昇温速度が必要以上に速いと得られる焼結体の緻密
化が不十分となり高密度の焼結体を得るのが困難であり
、焼結時にクラックの発生が起るなど好ましくない。
化が不十分となり高密度の焼結体を得るのが困難であり
、焼結時にクラックの発生が起るなど好ましくない。
本発明での焼結雰囲気は特に限定されず、大気中や酸素
中で焼結を行えばよい。また、必要に応じてPbO雰囲
気下で焼結を行なうとpb酸成分加熱による損失を補う
意味で好ましい。
中で焼結を行えばよい。また、必要に応じてPbO雰囲
気下で焼結を行なうとpb酸成分加熱による損失を補う
意味で好ましい。
以上のような方法でPMN−PNN系複合酸化物焼結体
を得る。
を得る。
このようにして得られた焼結体は高誘電性を示しコンデ
ンサ等に利用できる。
ンサ等に利用できる。
[発明の効果]
本発明の焼結体は、従来のMg成分及びNi成分が過剰
に存在しない焼結体に比較して高い比誘電率を示す。
に存在しない焼結体に比較して高い比誘電率を示す。
[実施例コ
次に、本発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例l
MgO1,235g 、 Nb2O532,237g5
NiO6,794g 、 TiO27,298gを2匝
lφのジルコニアボール120m1及び蒸留水701と
ともにポリエチレンポットに入れ、さらに分散剤(ヘキ
スト社製商品名rDispex A−4D J ) 0
.76gを加え振動ミルで10時間湿式粉砕を行ない得
られたスラリーをエバポレターで蒸発乾固して混合粉末
を得た。次に、混合粉末を900℃、2時間焼成した。
NiO6,794g 、 TiO27,298gを2匝
lφのジルコニアボール120m1及び蒸留水701と
ともにポリエチレンポットに入れ、さらに分散剤(ヘキ
スト社製商品名rDispex A−4D J ) 0
.76gを加え振動ミルで10時間湿式粉砕を行ない得
られたスラリーをエバポレターで蒸発乾固して混合粉末
を得た。次に、混合粉末を900℃、2時間焼成した。
得られた粉末15.945g、 PbO34,055g
を2mn+φのジルコニアボール12hl及び蒸留水7
0m1とともにポリエチレンポットに入れ、振動ミルで
10時間湿式粉砕を行ない、得られたスラリーをエバポ
レーターで蒸発乾固して混合粉末を得た。次に、混合粉
末を800℃で2時間仮焼しPbTi0i (以下P
Tと略称する) −PMN−PNN 粉末(粉末−1
)を得た。
を2mn+φのジルコニアボール12hl及び蒸留水7
0m1とともにポリエチレンポットに入れ、振動ミルで
10時間湿式粉砕を行ない、得られたスラリーをエバポ
レーターで蒸発乾固して混合粉末を得た。次に、混合粉
末を800℃で2時間仮焼しPbTi0i (以下P
Tと略称する) −PMN−PNN 粉末(粉末−1
)を得た。
得られた粉末−120gに、ポリビニールアルコール0
.1g 、酢酸ニッケル4水和物1.519g 、酢酸
マグネシウム4水和物0.0438g、蒸留水10gを
加え、乳ばちを用いて5分間湿式混合した後、熱風乾燥
し、500℃で熱処理しPT−PMN−PNN粉末組成
物(粉末−2)を得た。
.1g 、酢酸ニッケル4水和物1.519g 、酢酸
マグネシウム4水和物0.0438g、蒸留水10gを
加え、乳ばちを用いて5分間湿式混合した後、熱風乾燥
し、500℃で熱処理しPT−PMN−PNN粉末組成
物(粉末−2)を得た。
この粉末−2約1.6gを直径13ma+φの金型に入
れ、圧力1ton/cm2で加圧成型し、1000℃で
2時間焼結した。この焼結体の焼結体密度は8.21
g/c+a3(アルキメデス法による)、比誘電率は1
8,200(測定温度25℃)であった。
れ、圧力1ton/cm2で加圧成型し、1000℃で
2時間焼結した。この焼結体の焼結体密度は8.21
g/c+a3(アルキメデス法による)、比誘電率は1
8,200(測定温度25℃)であった。
実施例2
Mg01.235g 5Nb20s 32.237g
−Ni07.134g (量論量より5νt%過剰)
、TiO7,298gを実施例1と同様な操作で粉砕、
混合後仮焼した。
−Ni07.134g (量論量より5νt%過剰)
、TiO7,298gを実施例1と同様な操作で粉砕、
混合後仮焼した。
得られた粉末15.931g、 PbO34,069g
を実施例1と同様な操作で粉砕、混合後仮焼し5νt%
Ni成分過剰のPT−PMN−PNN粉末(粉末−3)
を得た。
を実施例1と同様な操作で粉砕、混合後仮焼し5νt%
Ni成分過剰のPT−PMN−PNN粉末(粉末−3)
を得た。
粉末−320gに、ポリビニルアルコール0.1g 。
酢酸マグネシウム4水和物0.0438g、蒸留水10
gを加え、乳ばちを用いて5分間湿式混合した後、熱風
乾燥し5vt%Ni成分過剰のPT−PMN−PNN粉
末に更に、3vt%Hg成分が過剰の粉末組成物(粉末
−4)を得た。
gを加え、乳ばちを用いて5分間湿式混合した後、熱風
乾燥し5vt%Ni成分過剰のPT−PMN−PNN粉
末に更に、3vt%Hg成分が過剰の粉末組成物(粉末
−4)を得た。
粉末−4を実施例1と同様の方法で成型し1000℃で
2時間焼結した。この焼結体の焼結体密度は8.18g
/cm3(アルキメデス法による)、比誘電率は18.
800 (測定温度25℃)であった。
2時間焼結した。この焼結体の焼結体密度は8.18g
/cm3(アルキメデス法による)、比誘電率は18.
800 (測定温度25℃)であった。
比較例1
実施例1で得た粉末−1にポリビニルアルコールをバイ
ンダーとして0.5wt%加えた後、実施例1と同様な
操作で成型し焼結した。この焼結体の焼結体密度は8.
18 g/cm3(アルキメデス法による)比誘電率は
13,200 (測定温度25℃)であった。
ンダーとして0.5wt%加えた後、実施例1と同様な
操作で成型し焼結した。この焼結体の焼結体密度は8.
18 g/cm3(アルキメデス法による)比誘電率は
13,200 (測定温度25℃)であった。
比較例2
実施例1で得た粉末−120gに、ポリビニールアルコ
ール0.1g 、酢酸ニッケル4水和物0.1519g
。
ール0.1g 、酢酸ニッケル4水和物0.1519g
。
蒸留水10gを加え、乳ばちを用いて5分間湿式混合し
た後、熱風乾燥し3wt%Ni成分が過剰のPT−PM
N−PNN粉末組成物を得た。
た後、熱風乾燥し3wt%Ni成分が過剰のPT−PM
N−PNN粉末組成物を得た。
得られた粉末組成物を実施例1と同様な操作で成型し焼
結した。この焼結体の焼結体密度は8.15g/eI1
3(アルキメデス法による)、比誘電率は14.800
(測定温度25℃)であった。
結した。この焼結体の焼結体密度は8.15g/eI1
3(アルキメデス法による)、比誘電率は14.800
(測定温度25℃)であった。
比較例3
実施例2で得られた粉末−3にポリビニルアルコルをバ
インダーとして0.5νt%加えた後、実施例1と同様
な操作で成型し焼結した。この焼結体の焼結体密度は8
.21 gleI13(アルキメデス法による)、比誘
電率は15,100 (測定温度25℃)であった。
インダーとして0.5νt%加えた後、実施例1と同様
な操作で成型し焼結した。この焼結体の焼結体密度は8
.21 gleI13(アルキメデス法による)、比誘
電率は15,100 (測定温度25℃)であった。
比較例4
実施例1で得られた粉末−120gに、ポリビニルアル
コール0.1g 、酢酸マグネシウム4水和物0.04
38g 、蒸留水10gを加え、乳ばちを用いて5分間
湿式混合した後熱風乾燥し3wt%Mg成分が過剰のP
T−PMN−PNN粉末組成物を得た。
コール0.1g 、酢酸マグネシウム4水和物0.04
38g 、蒸留水10gを加え、乳ばちを用いて5分間
湿式混合した後熱風乾燥し3wt%Mg成分が過剰のP
T−PMN−PNN粉末組成物を得た。
得られた粉末組成物を実施例1と同様な操作で成型し焼
結した。この焼結体の焼結体密度は815g/cn+3
(アルキメデス法による)、比誘電率は14.500
(測定温度25℃)であった。
結した。この焼結体の焼結体密度は815g/cn+3
(アルキメデス法による)、比誘電率は14.500
(測定温度25℃)であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)化学量論量よりも過剰のMg成分及びNi成分を含
有したPb(Mg_1_/_3Nb_2_/_3)O_
3−Pb(Ni_1_/_3Nb_2_/_3)O_3
系複合酸化物粉末組成物。 2)化学量論量よりも過剰のMg成分及びNi成分を含
有したPb(Mg_1_/_3Nb_2_/_3)O_
3−Pb(Ni_1_/_3Nb_2_/_3)O_3
系複合酸化物焼結体。 3)Pb(Mg_1_/_3Nb_2_/_3)O_3
−Pb(Ni_1_/_3Nb_2_/_3系複合酸化
物粉末とMg成分及びNi成分とを含んだ粉末組成物を
焼結することを特徴とする複合酸化物焼結体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157641A JPH0450121A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 複合酸化物粉末組成物及びその焼結体並びにその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157641A JPH0450121A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 複合酸化物粉末組成物及びその焼結体並びにその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0450121A true JPH0450121A (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=15654166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2157641A Pending JPH0450121A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 複合酸化物粉末組成物及びその焼結体並びにその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0450121A (ja) |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP2157641A patent/JPH0450121A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101462875A (zh) | 一种钛酸铋钠基无铅压电陶瓷及其制备工艺 | |
| CN102260079A (zh) | 一种“收/发”两用型PZT-Pb(Sb2/3Mn1/3)三元系压电陶瓷材料及其制备方法 | |
| CN100556852C (zh) | 一种纳米粉体直接添加的改性pzt压电陶瓷及其制备方法 | |
| CN106699176A (zh) | 一种钛酸钡基无铅压电陶瓷、其制备方法及应用 | |
| JP2003201172A (ja) | 無鉛圧電磁器組成物及びその製造方法 | |
| JPH0832559B2 (ja) | ペロブスカイト型化合物の無機微粉体の製造方法 | |
| JP2000264727A (ja) | 圧電セラミックス | |
| JPH0450121A (ja) | 複合酸化物粉末組成物及びその焼結体並びにその製造法 | |
| JPH0867562A (ja) | 粒界絶縁型半導体磁器 | |
| JPH0431352A (ja) | 複合酸化物焼結体及びその製造方法 | |
| JPH03126664A (ja) | ペロブスカイト型酸化物磁器およびその製造方法 | |
| JP3710100B2 (ja) | 酸化物圧電材料の製造方法 | |
| JPH0431353A (ja) | 複合酸化物焼結体の製造方法 | |
| JP2616772B2 (ja) | プロトン導電性セラミックスの製造方法 | |
| RU2130000C1 (ru) | Электрострикционный материал | |
| JP2660301B2 (ja) | 焼結体の製造方法 | |
| JP2002338350A (ja) | 圧電セラミックス | |
| JP2002338349A (ja) | 圧電セラミックス | |
| JP2003226574A (ja) | 圧電セラミックス | |
| JP3291780B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JP2541726B2 (ja) | セラミック複合導電性耐熱材料組成物 | |
| JP3461654B2 (ja) | 酸化物超電導体の製造法 | |
| JPS62138354A (ja) | 易焼結性鉛含有酸化物粉末の製造法 | |
| JP4243515B2 (ja) | チタン酸ジルコン酸鉛系粉末製造用原料粉末の製造方法、チタン酸ジルコン酸鉛系粉末の製造方法及びチタン酸ジルコン酸鉛系焼結体の製造方法 | |
| JPH0433383A (ja) | 圧電体セラミックスの製造方法 |