JPH04501714A - 免疫調節活性を有するマトリックス - Google Patents

免疫調節活性を有するマトリックス

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫調節活性を有するマトリックス 本発明は、少なくとも1種の脂質および少なくとも1種の免疫調節作用を有する サポニンからなるイスコム(iscom )マトリックス、そのマトリックスの 製造方法、それからなるワクチンおよびキットならびにそのマトリックス中に導 入する新規なサポニン類およびその新規なサポニンの製造方法に関する。
今日では、多くの微生物およびウィルス抗原か新しい技術によって製造できる。
しかしながら、ワクチンにおけるそれらの完全な保証は、抗体および/または細 胞仲介免疫応答を増大させる物質である有効なアジュバントとともに投与しない と実現しない。
現在、大部分の国でヒトへの使用が認められているアジュバントは、たとえばジ フテリアおよび破傷風トキソイドに対する抗体応答を増大させるために古くから 用いられてきた水酸化アルミニウムおよびリン酸アルミニウムのみである。これ らのアジュバントは多くのワクチンに対して有効ではあるが、研究の結果、他の アジュバントたとえばフロイントの完全アジュバント(FCA)およびQuil  Aは、実験動物において抗体応答および細胞仲介免疫の誘発にさらに効果的で ある場合が多い。実際、これらは感染防郭にしばしば必要とされる。しかしなが ら、FCAは注射部位に肉芽腫を生じ、これがFCAをヒトおよび動物用ワクチ ンに許容できないものとしている。実際、水酸化アルミニウムでも肉芽腫の形の 反応を注射部位に生じることがある。これらの理由から、FCAの有効性もち、 望ましくない副作用をもたないアジュバントの開発の多くの試みがなされている 。
MoreinのEPC特許出願第83850273.0号および第858503 26.1号には、疎水性領域をもつ抗原決定基とグリコシドの間の免疫原性複合 体、どくにトリテルペンサポニンととくにQuil Aの、いわゆるイスコム複 合体が記載されている。このようなイスコムでは、Quil Aの量は約10〜 100分の1でよく、それでQuil Aを遊離の形で抗原と混合した場合と同 じ抗原効果が得られる。
欧州特許出願第87200035.1号には、基本的なイスコム構造の形成には 抗原の存在は必要ではないことが示されている。すなわち、これは、ステロール たとえばコレステロール、リン脂質たとえばホスファチジルエタノールアミン、 およびグリコシドたとえばQuil Aから形成させることができる。
抗原を含まない基本的なイスコム構造の製造にはリン脂質も必要でないことが新 たに見出されたのである。典型的なケージ様のイスコム構造に類似の複合体、い わゆるマトリックスへ組立てられる必須の構成成分は、グリコシドたとえばQu il Aとともに、ステロールたとえばコレステロールであることが明らかにさ れた。また同時に、このマトリックスは、アジュバントのような免疫調節作用ま たは免疫抑制作用をもつことがわかったのである。
本発明は、少な(とも1種の脂質たとえばステロール、好ましくはコレステロー ル、および1種もしくは2種以上のサポニンたとえばトリテルペンサポニン、と くにQuil Aまたは脂質小胞ではないその下位成分の間の複合体に関し、そ れは意図的な抗原または抗原決定基を含まず、免疫調節剤として使用される。す なわち、イスコムの場合に行われるような抗原成分は包含されていない。
このマトリックスはアジュバント作用を有し、1種または2種以上の、好ましく はマルチマー型の抗原と一緒に混合して使用できる。
このイスコムマトリックスには、疎水性領域をもつ他のアジュバントを組み込む こともできる。他のアジュバントの包含を容易にするためには、他の脂質の添加 が必要になる場合もある。すなわち、本発明はまた、コレステロールおよびサポ ニン以外の脂質およびアジュバントも含有する複合体に関する。このような複合 体は、コレステロールおよびサポニン、好ましくはQuil Aもしくはその下 位成分、1種もしくは2種以上の他のアジュバント、ならびに1種もしくは2種 以上のコレステロール以外の脂質からなるマトリックスを含有する。これらは、 脂質小胞やリポソームではないことが好ましく、電子顕微鏡的にきわめて特殊な 構造を有する。
リポソームは文献に記載されていて、それらの一般的な構造は生物学の研究者に はよく知られている。リポソームは、lまたは2以上の一連の脂質層からなる小 胞で、各層の間に水層が配置された玉ねぎ様の構造を形成している。
マトリックスは、マルチマー型の抗原との混合物として、動物またはヒトに注射 することができる。別法として、マトリックスと抗原は別個に注射することもで きる。
この場合、アジュバントマトリックスと抗原は、同じリンパ腺に排出される領域 に注射すると、最良の結果が得られる。アジュバントを、本発明のマトリックス 中にマルチマーの形で供給すると、アジュバントの用量は、アジュバントをモノ マー型または不定型で別個に注射する場合に比べて減量することができる。これ は、アジュバントを慣用的に、すなわちそのまま単独で注射した場合に生じる毒 性的副作用が低減もしくは回避できることを意味する。しかし一方、上述の特許 出願によるイスコム複合体では、アジュバントの用量は従来用いられていた量か ら減量することはできない。
アジュバントを本発明のマトリックス中で使用する場合には、上述のEPC特許 出願によるイスコム粒子において行われるように、抗原をアジュバントと同じ粒 子内に組み込む必要はない。これは、両親媒性のない抗原または疎水性領域を曝 露させることができない抗原も使用できることを意味している。たとえば、一部 のウィルスたとえばピコルナウィルス、アデノウィルスまたはパルボウイルスは 両親媒性蛋白質をもたず、数個のコピーすなわちマルチマーとして存在する抗原 による顕微鏡では見えない形態をもっている。このようなウィルスについては、 それらに疎水基をカップリングさせるかまたは他の手段(たとえば部分変性)で 疎水基を創成し、それらをイスコム粒子に組み込ませるよりも、新しいアジュバ ント複合体と一緒にそれらを注射する方がより実用的である。
通常、本発明のマトリックスは、ステロール好ましくはコレステロール、および 1種または2種以上のサポニンを、モル比約l=1または重量比約1:5で含有 する。複合体は電子顕微鏡で見ると、輪状のサブユニットまたは球状構造の部分 からなる開いた球状構造を有する。
それらの沈降係数は約2O3である。
他のアジュバントを組み込む場合には、脂質−アシュバント−マトリックスは、 通常、ステロールとサポニンを約1:lのモル比で含有し、他のアジュバントと 脂質が合わせて約1モルになるようにする。このようなマトリックスでは、ステ ロール:サポニン:他のアジュバントおよび脂質のモル比は約1:1:lである 。すなわち、ステロール:サポニン:他のアジュバントおよび他の脂質のモル比 は1:1:0.1〜1:O,I〜1てあり、付加的な脂質またはアジュバントは 、そのモル比(またはそれらのモル比の合計)が存在するサポニンおよびステロ ールのモル比の半分になるまでマトリックス中に添加することができる。
電子顕微鏡で見た構造は、イスコムとマトリックスについて同一である(第1図 参照)。
マトリックス中に導入される物質の密度に依存するが、コレステロール、サポニ ン、他のアジュバントおよび脂質を含有するマトリックスの場合、約12〜22 である。
サポニンは、R,Tschesche & Wulf : Chemie un dBiologie der 5aponine in Fortschrit te der ChemieOrganischer Naturstoff、  W、 Herz、 H,Grisebach、 G。
W、 Kirby 刊、第30巻(1973)に記載されているような疎水性領 域をもつ任意のサポニン、とくに極性の高いサポニン、主として極性トリテルペ ンサポニン、たとえばキラハ内皮(Quillajabark)からのサポニン エキス、アラーロシド(Araloside ) A、チコセツサボニン(Ch ikosetsusaponin ) N、キンセン力(Calendula  )−グリコシドC、チコセツサボニン■、イノコズチ(Achyranthes  )−サポニンB、キンセンカーグリコシドA1アラーロシドB、アラーロシド C1ブトラジア(Putra jia)−サポニン■、ベルサv (Bersa ma )−サポニシド、プトラジアーサボニン■、トリコシド(Tri−cho side ) A1トリコシドB1サポナシドA、)リコシドC1ジブソシド( Gypsoside ) 、ヌタノシド(Nutanoside) 、ジアント シド(Dianthoside ) C,すボナシドD1好ましくはトチツキ( Aesculushippocastanum )からのニシン(aescin e ) (T、 Pattl W、 Winkler : Das thera peutisch wirksam Pr1nzipder Rosskast anie (Aesculus hippocastanum ) 。
Arzneimittelforschung、 10 (4) 、273〜2 75(1960))またはGyposophilla struthiumから のザボアルビン(5apoalbin ) (R,Vochten、 P、 J ocs &R,Ruyssan : Physico−chemical pr operties ofsapoalbin and their relat ion to the foam 5tability。
J、 Pharm、 Be1g、42. 213〜226 (1968))、と くにQuillaja 5aponaria Mo1inaからのサポニンエキ ス、主としてに、 Dalsgaard ; 5aponin Adjuvan ts。
Bull Off Int Epiz、77 (7−8) 、1289〜129 5(1972)に従って製造されるDQ−エキス、およびに、 Dalsgaa rd : 5aponin Adjuvants IIl、 Archivfj irdie Gesamte Virusforschung、44 、 24 3〜254(1974)に従って製造されるQuil Aを使用できる。Qui l Aおよびそのサブフラグメント、とくに以下に記載のフラグメントB2、B 3およびB4Bが好ましい。
本発明はまたβ−アミリン(Amyrin)型のQuillajaSapona ria Mo1inaから誘導される、8〜11個の炭水化物残基を有する新規 なグリコジル化トリテルペノイドサポニンに関する。これらは以下の特性を有す る。
a)物質B2は分子量1988で、IC核磁気共鳴(NMR)スペクトルは図5 Aおよび図6Aに、プロトンNMRスペクトルは図11Aおよび12Aに示すと おりである。
b)物質B3は分子量2150で、”CNMRスペクトルは図5Bおよび図6B に、プロトンNMRスペクトルは図11Bおよび図12Bに示すとおりである。
C)物質84Bは分子量1862で、”CNMRスペクトルは図50および6C に、プロトンNMR構造は図11Cおよび12Cに示すとおりである。
化合物B2およびB3はそれ自体、アジュバント活性を存する。したがって、本 発明はまた、これらの化合物のアジュバントとしての使用に関する。化合物84 Bはイスコムマトリックスの製造に有用である。アジュバント活性を有するB2 およびB3はマトリックス中に包含させることができる。
マトリックスはステロールたとえばコレステロールおよびサポニン84Bから製 造できる。このマトリックスは強力なアジュバント活性はもたないようである。
このマトリックスのアジュバント活性を強化するためには、サポニンB2および /またはB3および/またはアジュバント作用を有し、疎水基をもつ任意の他の 物質を組み込むことが可能であり、好ましい。アジュバントが疎水基を含まない 場合には、このような基を既知の化学的方法を用いてアジュバントにカップリン グさせることもできる。B2またはB3以外の他のアジュバントを組み込む場合 には、13頁の最終バラグラフおよび14頁のバラグラフ1〜3に掲げたような 脂質をさらに導入することが好ましい。
ステロール−84Bマトリツクスでは、疎水基を含有するかまたはこのような基 を予めカップリングさせた免疫抑制物質を組み込むことも可能である。
ステロール−84Bマトリツクスは、アジュバント、免疫抑制物質もしくは抗原 またはそれらの混合物と混合して、免疫調節剤として使用することも可能である 。
免疫調節剤としては、免疫系を増強、抑制または変化させる物質、たとえばアジ ュバント、サプレッサー、インターロイキン、インターフェロンまたは他のサイ トカインが考慮される。
本発明は好ましくは、ステロール、とくにコレステロール、84BならびにB2 およびB3の一方または両者を含有するマトリックスに関する。マトリックスが コレステロールとQuil Aから製造される場合、それはB2゜B3およびB 4Bからなる。
マトリックスは、少なくとも1種のステロールを溶媒中に溶解し、1種または2 種以上のサポニンおよび場合によっては他のアジュバントと脂質を加えて製造で きる。
ついで、溶媒を除去し、マトリックスをその成分が溶けない溶液たとえば水溶液 に移す。これは、ゲル濾過、限外濾過、透析または電気泳動によって行うことか できる。
ついて、マトリックスは過剰のステロールおよびQuilAから、たとえば密度 勾配による遠心分離またはゲル濾過によって精製してもよい。溶媒としては、水 または以下に述べるような可溶化剤もしくは界面活性剤を使用できる。
マトリックスの形成に際して起こる唯一の限定因子は様々な物理−化学的環境に おけるその所要時間であり、主要な速度限定因子はステロールたとえばコレステ ロールの水への低い溶解性である。マトリックス形成サポニンは水に自由に溶解 する。
Quil Aとコレステロールでは、固相においても、比較的長時間たとえば約 1カ月を要するものの、マトリックス様の形成が起こることが明らかにされてい る。コレステロールをQuil Aまたはその精製成分と接触させなければなら ない。コレステロールを超音波処理およびウルトラタラックス処理によってコロ イド状水懸濁液にすると、Quil Aとのマトリックスは約12時間で形成す る。
したがって、界面活性剤のような、水に加えてコレステロールの水性媒体中にお ける溶解度を増大させる任意の他の物質が、マトリックスの形成に要する時間を 短縮させる。すなわち、コレステロールをコロイド型にすれば、コレステロール 、水およびQuil Aまたはその下位成分からマトリックスを製造することが できる。しかしながら、界面活性剤または溶媒を添加する方が実用的である。好 ましくは、サポニンは、少なくともそのミセル形成臨界濃度(CMC)以上の濃 度で使用される。
Quil Aの場合、これは少なくとも0.03重量%の濃度である。
可溶化剤としては、非イオン性、イオン性すなわち陽イオン性もしくは陰イオン 性または両イオン性界面活性剤のような界面活性剤、たとえば Zwitter gentまたは胆汁酸に基づく界面活性剤(過剰に用いられる)が使用できる。
適当な非イオン界面活性剤の典型的な例には、N−アルカノイル−N−アルキル −グルカミン、脂肪族または芳香族脂肪族酸およびアルコールとのポリゲルコー ルエステルおよびポリグリコールエーテルがある。これらの例としては、一般式 %式% する)を有するアルキルポリオキシエチレンエーテル、アルキル基とポリオキシ エチレン鎖の間にフェニル環を含有するアルキルフェニルポリオキシエチレンエ ーテル、略号C1φE、たとえばTriton X −100= tert − C,E、、、(ポリエチレンオキシドのオクチルフェノールエーテル)、アシル ポリオキシエチレンエステル;アシルポリオキシエチレンソルビタンエステル、 略号C。
ソルビタンE8、たとえばTweem 20、Tweem 80、β−D−アル キルグルコシドたとえばβ−D−才クチルりルコシドがある。適当なイオン性界 面活性剤の代表的な例には胆汁酸界面活性剤たとえばコール酸、デソキシコレー ト、コレートおよびCTAB (臭化セチルトリアンモニウム)がある。揺台型 界面活性剤たとえばタウロデオキシコレート、グリコデオキシコレートおよびグ リココレートも同様に使用できる。その他の使用可能な可溶化剤には、リゾレシ チンおよび合成リゾリン脂質がある。
上述の界面活性剤の混合物も使用できる。透析法を用いる場合には、界面活性剤 はあまり長時間を要せずに透析可能なものでなければならない。
ある種の界面活性剤はマトリックスの形成を著しく促進する。これらには、極性 頭部基と非極性脂肪族鎖をもつ内因性生体膜脂質、たとえばホスファチジルコリ ン(陰性に荷電)およびホスファチジルエタノールアミン(陽性に荷電)が包含 される。
可溶化は、アルコール、存機溶媒もしくは小さな両媒性分子たとえばヘプタン− 1,2,3−)−リオール、ヘキサン−1,2,3−)リオール、またはカオト ロピック剤、酢酸たとえばトリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、尿素もしくはグ アニジン塩酸塩によって行うこともできる。
使用が好ましいものは、エチルアルコール、ジオキサン、エーテル、クロロホル ム、アセトン、ベンゼン、酢酸、二硫化炭素、MEGA−10(N−デカノイル −N−メチルグルカミン)、およびβ−オクチルグルコシドである。
これらの物質により様々な収率でマトリックスが得られ、全体的には、系内の界 面活性剤の濃度が高いほど、多量のマトリックスが形成する。
上述のいずれの系においても、マトリックスを製造し、精製し、滅菌することが 技術的に可能である。したがって、可溶化剤の化学的性質およびその濃度が最終 生成物たとえばワクチンの目的で許容されるものであるならば、マトリックスの アジュバント活性プレバレージョン中に可溶化剤が含まれていてもよい。しかし ながら、多くの場合、マトリックスから透析、限外濾過またはカラムクロマトグ ラフ法によって、可溶化剤を除去することが必要になる。プレバレージョンを希 釈して、用いられた可溶化剤または界面活性剤を許容濃度にすることも可能であ る。プレバレージョンは、水また生理的に許容される溶液で、好ましくは、その 系(プレバレージョン)に用いられた可溶化剤または界面活性剤がそのCMC以 下の濃度になるまで希釈する。
可溶化剤はマトリックス中に、ステロール:サポニン:他の脂質アジュバントま たは可溶化剤のモル比が1:1 : 1.すなわち脂質、アジュバントおよび可 溶化剤の合計のモル比がサポニンとステロールの合計のモル比の半分までとする 。
可溶化剤はまた、イスコムマトリックスと混合したままにしておいてもよい。
可溶化剤と他の免疫調節成分が統合されるためには、少なくとも1個の疎水性領 域をもたなければならない。
ない場合には、マトリックスの作成前に、成分にこのような疎水性領域を連結す ることができる。
イスコムマトリックスに導入できるアジュバントの例は、所望の免疫調節作用を もつ天然または合成の任意のアジュバントであり、たとえば、ムラミルジペプチ ド(MDP)−誘導体たとえば脂肪酸置換MDP、MDPのスレオニン類縁体; 両媒性共重合体、脂肪族アミンたとえばアブリジンまたはDDA、ポリアニオン たとえばデキストラン硫酸、リボ多糖たとえばサポニン(QuitA以外の)を 挙げることができる(“Future prospectsfor vacci ne adjuvants ” 、 Warren、 H,S、 : CRCC r1t。
Rev Immunol、8 : 2. 83〜101. 1988 ;“Ch aracterization of a nontoxic monopho sphoryllipid A ” Johnson、 A、 G、ら: Re v、 Infect、 Dis、 9 :5、 5512〜5516. 198 7 ;’Developmentalstatus of 5ynthetic  immunomodulators’ 、 Berendt。
M、 J、ら: Year [mmunol、193〜201.1985 ;’  [mmunopotentiating conjugates“、 Ste wart−Tull。
D、 E、 、 Vaccine、3 : 1. 40〜44. 1985 ; これらの4件の文献は参考として本明細書に導入する)。
以下の両イオン性、中性、陽性および陰性界面活性剤は、免疫調節活性とくにア ジュバント活性を有する界面活性剤の例である。
親水性ポリオキシエチレン(POE)と疎水性ポリオキシプロピレン(POP) を様々なPOEのモル重量百分率およびPOPとPOEの結合様式で含有する非 イオンブロックボリv −(BASF Wyandotte Corp、 )、 たとえばL72.La1.L92.プルロニックLIO1、L121.2531 および31R1,オクタブロックスT1501;β−D−才クチルグルコシド; 陽イオン界面活性剤たとえば臭化ジメチルジオクタデシルアンモニウム(DDA ) 、オクタデシルアミン(OCT)、および臭化セチルトリメチルアンモニウ ム(CTAB);マルトスト−ステトラパルミテート、トレハロースモノマイコ レート、トレハロースジベへニルベヘネート;両性界面活性剤(N−アルキル− N、 N−ジメチルアンモニオ−3−プロパンスルホネート)Z3−8.Z3− 10、 23−12. Z3−14. 23−16 (Calbio−chem 、 La Jolla、 CA、 USAから入手される);Z3−18 (S erva、 Heidelberg、 F RGから入手される)。
Myrj45. Br1j52. Br1j58 (同じ< 5ervaから) 、ならびにジオクチルスルホスクシネートおよびTween 20、 Twee m 80. Triton X −100およびデオキシコール酸ナトリウム。
これらの界面活性剤は、界面活性剤およびアジュバントの両者として使用するこ とができ、イスコムマトリックスに導入できる。
以下は、ステロール(好ましくはコレステロール)84Bマトリツクスに導入で きる免疫抑制剤の例である。
シクロスポリンA1臭化ジオクチルジメチルアンモニウム、10個を越える炭素 原子、好ましくは15個以上の炭素原子を有する陽イオン性単一鎖両親和剤、1 4個まで好ましくは12個までの炭素原子を有する二重鎖両親和剤。
所望のアジュバントまたは免疫抑制剤が適当な疎水性をもたない場合には、マト リックス中に導入するための疎水性ドメインを含むように修飾しなければならな い。
非疎水性アジュバントに連結できる疎水基は、1,2゜3.4,5.6,7.8 ,9.10,11.12.13゜14.15.16.17.18,19.20. 21,22.23.24および25個の炭素原子を存する直鎖状、分岐状、飽和 または不飽和脂肪族鎖、たとえば、好ましくは6,7および8個の炭素原子をも つ脂質、1.2゜3.4もしくは5個のアミノ酸、好ましくは2. 3. 4個 のTrp、lie、Phe、Pro、Tyr、Leu。
Varと(にTyrから選ばれるアミノ酸をもつ小ペプチド;コール酸、ウルソ デオキシコール酸、またはコレステロール誘導体である。
これらの疎水基は、非疎水性蛋白質にカップリングできる基、たとえば、カルボ キシル、アミノ、ジスルフィド、ヒドロキシル、スルフヒドリルおよびカルボニ ル基たとえばアルデヒド基に結合しなければならない。
カップリングできる疎水基は、好ましくは、メタン、エタン、プロパン、ブタン 、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのカルボキシル、アルデヒド、アミノ、ヒドロ キシルおよびジスルフィド誘導体、ならびにCys、Asp。
Glu、Lysを含有するペプチド、好ましくはオクタナールおよびTyr − Tyr−Tyr−Cys、Aspまたは−Gluから選ばれる。カップリングで きる基をもつ疎水基は、たとえば上述の可溶化剤および界面活性剤、塩酸、酢酸 、67容量%酢酸、ソーダ溶液、アンモニアを、溶解すべき物質に応じて補助的 に使用して溶解しなければならない。ついでpHを、その物質を沈殿させること なく中性方向に調整する。この場合、疎水基をカップリングさせる蛋白質が変性 しないようなpH値にするように注意すべきである。
カップリング分子としてカルボキシル基をもつ疎水基は、水溶性のカルボジイミ ドまたは混成無水物によってアジュバントにカップリングさせることができる。
前者の場合は、カルボキシル基をpH5においてカルボジイミドによって活性化 し、リン酸塩含量の高いpH8の緩衝液中に溶解した蛋白質と混合する。後者の 場合は、カルボキシ化合物を、ジオキサンまたはアセトニトリル中、トリエチル アミンの存在下、イソブチルクロロホルメートと反応させ、得られた無水物をp H8〜9で蛋白質に加える。カルボキシル基をヒドラジンによりヒドラジドに変 換し、これを蛋白質中の過ヨード酸酸化糖単位におけるアルデヒドおよびケトン とヒドラゾン結合を形成させることができる。
アミノ基は亜硝酸により、低温でジアゾニウム塩に変換し、Tyr、Hisおよ びLysとアゾ結合を形成させることもできる。
ヒドロキシル基は無水コハク酸でヘミスクシネート誘導体に変換し、これをカル ボキシル基としてカップリングさせることもできる。
アルデヒド基は蛋白質中のアミノ基と反応させてシッフの塩基を形成させること ができる。
いくつかのカップリング基およびカップリング方法は、Journal of  Immunological Methods、59 : 129〜143、  289〜299 (1983)、 Methods inEnzymology 、93巻、280〜33.およびAnalyticalBiochemistr y、 116 : 402〜407 (1981)に記載されている。これらは 参考として本明細書に導入する。
ステロール以外の脂質は、脂肪または脂肪類似物質、たとえば50個までの炭素 原子を有する脂肪酸たとえば4.5,6,7,8,9,10,11,12.13 .14.15,16,17,18.19.20.21,22゜23.24.25 ,26,27,28.29および30個の炭素原子を存する飽和脂肪酸たとえば 酪酸、カップロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ ルミチン酸、ステアリン酸、アラキト酸、ベヘン酸、リグノセリン酸または30 個までの炭素原子を有する不飽和脂肪酸たとえばヘキサデセン酸、オレイン酸、 リノール酸、リルン酸、アラキト酸を含有するトリグリセリドもしくは混合トリ グリセリド;ヒドロキシ脂肪酸たとえば9.10−ジヒドロキシステアリン酸、 不飽和ヒドロキシ脂肪酸たとえばヒマシ油、分岐状脂肪酸、グリセロールエーテ ル、蝋すなわち高級脂肪酸と一部アルコールとの間のエーテル;リン脂質たとえ ばグリセロールホスフェートの誘導体たとえばホスファチジン酸の誘導体すなわ ちレシチン、セファリン、イノシトールホスファチド、14,15.16.17 ,18.19および20個の炭素原子を有するスビンゴシン誘導体;グリコリピ ドイソプレノイド、スルホリピド、カロチノイド、ステロイド、ステロール、コ レスタノール、カブロスタノール、フィトステロールたとえばスチグマステロー ル、シトステロール、ミコステロール、たとえばエルゴステロール、胆汁酸たと えばコール酸、デオキシコール酸、ケノデオキシコール酸、リトコール酸、ステ ロイドグリコシド、ビタミンへのエステル、またはそれらの混合物とすることか できる。
これらのまた他の有用な脂質は、Lipid biochemistryand  1ntroduction、 M、 I、 Gurr、 A、 1.Jame s編、1980 、Chapman & Hall、London、 New  York、 UniversityPress Cambridgeに記載され ている。これは参考として本明細書に導入する。
好ましくは、コレステロールホスファチジルコリン、リポソームまたは1ntr alipid TM (、大豆油画分200g、卵黄レシチン画分12g、グリ セロール22.5g、および水で11とする)が用いられる。
脂質は過程の任意の段階で、好ましくはサポニンの添加前に加えられるが、脂質 はサポニンの後で添加してもよい。
マトリックスは以下のように、透析法で製造するのが最善である。
20%MEGA−10または任意の他の適当な界面活性剤、好ましくは透析で除 去できる界面活性剤、たとえばβ−オクチルグルコシドに溶解し、(水または適 当な緩衝剤中)、5倍量のQuil A (固体または水もしくは適当な緩衝液 たとえばPBSに溶解して)と混合する。
混合物をPBSに対してきわめて強力に、最初は゛−夜室温で(MEGA−10 は+4°Cで沈殿するから)、ついで+4℃で透析する。マトリックスをたとえ ば3096(w/w)マクロースで(たとえばTST41.130−ター、18 時間、39.000 rpm、10℃)ペレット化して、過剰のQuil Aお よびコレステロールから精製する。ペレット化混合物をPBS (または他の適 当な緩衝液)中に溶解し、濃度を1mg/mlに調整する。
本マトリックスは免疫調節物質として使用することができる。免疫抑制物質また はアジュバントと混合し、またはマトリックス中に組合ませて、それらの増強剤 として使用できる。
ステロールたとえばコレステロール、サポニン、アジュバントおよび任意成分の 別の脂質を含有するマトリックスは、アジュバントとして使用できる。それは、 任意の病原生物からの任意の抗原もしくは抗原決定基、またはこれらの、もしく はこれらから誘導される任意のフラグメントもしくはサブユニットの抗原作用の 増強に使用できる。すなわち、それは、イスコム中に組み込まれる抗原のアジュ バントとして使用できる。このような抗原はEPC−特許出願83850273 .0および85850326.1に記載されている。これらは参考として本明細 書に導入する。すなわち、マトリックスは、エンベロープを有するもしくは存し ないウィルス、細菌、原生動物、マイコプラズマ、寄生虫、軟体動物から誘導さ れる抗原もしくは抗原決定基、またはこれらの丸ごと生物とともに、アジュバン トとして使用できる。抗原または抗原決定基はさらに、ホルモン、酵素、炭水化 物および炭水化物含有構造体たとえばリボ多糖、ペプチドもしくは蛋白質または それらの組換え体であってもよい。
本発明はまた、少なくとも1種のマトリックスおよび1種または2種以上の抗原 性または免疫抑制性物質、ならびに医薬的に許容されるビヒクルを、混合してま たは別個コンパートメントに含有してなることを特徴とするヒトまたは動物用医 薬を包含する。
本発明はまた、マトリックス、1種または2種以上の抗原、および医薬的に許容 されるビヒクルからなるワクチンに関する。
さらに、本発明は、このような医薬またはワクチンからなるキットに関する。
一部の医薬またはワクチンにおいては、マトリックスの製造時に用いられる界面 活性剤が、その問題の製品について許容されるものであるならば、そのまま存在 していてもよい。
本発明の新規なアジュバント複合体の効果について、以下に、免疫刺激実験によ り説明する。
■、 イスコム、ミセルまたはミセル+新規マトリックスとして提供される抗原 からの免疫原作用間の比較マウスを、イスコム複合体、ミセル、および本発明の 新規複合体(いわゆるマトリックス)とのミセルの形でのインフルエンザウィル スからのエンベロープ蛋白質によって免疫処置した。免疫応答は、注射後15. 30゜44および50日に、ELISA法で抗体を測定して評価した。以下の注 射を行った。
1、 5μgのミセル+0.1ggマトリックスを混合し、左前肢に注射した。
2.5μgのミセル+0.1ggマトリックスを別個に、右および左前肢に注射 した。
3.5μgのミセル 4、EPC83850273,0に従って製造したスコム5μg 表 1 局所反応の形での副作用は認められなかった。
この実験から、イスコムまたはミセル+マトリックスの形でのインフルエンザか らのエンベロープ蛋白質が最高の抗体力価を与えると結論できる。マトリックス はきわめて低用量で提供することができ、なおアジュバント作用を存する。マウ スでアジュバント効果を得るためには、遊離型のQuil Aでは、マトリック スの用量の場合の100倍の用量、すなわちIOμgを要する。この用量ではQ uil Aは局所的副反応を示し始める。マトリックスが明瞭アジュバント効果 を示すようになるためには、マルチマー型の抗原を同じ領域、たとえば四肢にマ トリックスとして注射しなければならない。すなわち、注射するアジュバントマ トリックス複合体と抗原は、同じリンパ腺に排出される領域に提供されなければ ならない。
2、 イスコムまたはミセルの形でのインフルエンザからのエンベロープ蛋白質 を、マトリックスまたはジフテリアトキソイド(DT)とともにまたはそれらを 加えないで用いた場合の免疫原作用間の比較 マウスにはエンベロープ蛋白質を次の形で注射した。
1.5μg イスコム+μgDT 2.5μg イスコム 3.5μg ミセル 4.5μg ミセル+0.1gマトリックスエンベロープ蛋白質における抗体応 答は、ELISA法により血清中で評価した。以下の結果が得られた。
30 u9.202 155.557 22.LO7B7.0OO5o Llo 、600 116.200 33.400 96.50065 1.691.O OO3,7B3.OOo 2B3.300 1.149.0OO80562,8 002,529,OOO5L2jO0976,5001)最終希釈が450nm において有意な陽性値を与えるEL ISA力価 局所反応の形での肉眼で認められる副作用はなかった。
インフルエンザウィルスからのエンベロープ蛋白質は、イスコムまたはミセル+ 本発明のアジュバント複合体(マトリックス)の形で、最高の抗体力価を与える 。マトリックスの用量はきわめて低(、すなわち0.1μgに維持することがで き、なお明瞭なアジュバント作用を有する。
3、 ジフテリアトキソイド(DT)モノマー型、モノマーDT+インフルエン ザウィルスからのエンベロープ蛋白質含有イスコム、Quil Aと混合したモ ノマーDT。
およびコレステロールとモノマーDT十本発明のアジュバント複合体(マトリッ クス)からの免疫原作用間の比較 この実験では、モデル抗原として、ジフテリアトキソイドをモノマー型で用いる 。
マウスにはジフテリアトキソイドを以下の形で注射した。
1、 5μgDT (ジフテリアトキソイド)2.5μgDT+5μg イスコ ム 3、 5μgDT+0.5μg Quil A+0.1μgCL(コレステロー ル〉 4.5μgDT+0.1μgマトリックス15 ≦30 ≦30 ≦30 ≦3 030 ≦30 ≦30 ≦30 ≦3050 ≦30 ≦30 ≦30 ≦3 065 ≦30 90 ≦30 10.00080 ≦30 60 90 1. 100全群で、DTに対する免疫原応答は低い。最良の結果は、ジフテリアトキ ソイド十本発明のマトリックスで免疫処置したマウスについて得られる。
上述の実験から、本発明のマトリックスをマルチマー型の抗原と一緒に使用する 場合に最良の結果が得られると結論できる。すなわち、本発明のマトリックスは 、たとえば遊離型Qutl Aに比べ、アジュバントとしてきわめて良好な結果 を与えることが証明された。Quil Aの遊離型は、マウスでは10μg、モ ルモットでは50μg1ウシでは1mgのような用量でアジュバントとして有効 であることを銘記すべきる。ワクチン注射に際しての実用的な用量は、小動物で 1ml、大動物で2〜5または10m1である。Quit AのCMC(臨界ミ セル濃度)は0.03%であるから、1mlを注射する場合、1mlは約300 μgを意味する。しかしながら、注射後には、希釈効果により、濃度はCMCよ り低くなり、ミセルは不安定になる。
本発明によれば、しかしながら、サポニンおよびと(にQuit A分子はコレ ステロール分子とともに結合され、したがってきわめて低濃度でも比較的安定な 複合体が形成される。この複合体は、QuilAO,lμgすなわち遊離型で存 在するQuil Aの場合の100分の1に相当する低用量で、アジュバントと して有効である。
図面は次の通りである。
図1は典型的なマトリックスの電子顕微鏡像を示す。
図2は、Quil AのサブフラクションのU、V、溶出像を示す。
図3は、Quil AおよびそのサブフラクションのHPTLC−分離を示す。
図4は、本発明の新物質のFAB−マススペクトルを示す。
図5および6は、新物質のIC−NMRスペクトル(Z−領域)を示す。
図7.8および9は、それぞれ、B2.B3およびB4Bの完全IC−NMRス ペクトルを示す。
図10は、β−アミリン−骨格を示す。
図11および12は新物質の’HNMRスペクトルを示す。
図13は、図7および8におけるスペクトルの一部を示す。
図14は、物質B3の二次元NMRスペクトルを示す。
本発明を次に、以下の実施例によってさらに説明する。
例1 マトリックス(コレステロール−Quil A複合体)20%MEGA−10( H20中)に溶解したコレステロール1mgを固体Quit A 5 mgと混 合した。Quil Aを溶解させ、混合物をPBSに対して強力に、最初は一夜 室温で、ついで+4℃で透析した。イスコムマトリックスを30%(w/w)ス クロースにより(TST41.130一ター18時間、39.00Orpm、1 0”C)ペレット化して過剰のQuil Aおよびコレステロールから精製した 。ベレット化マトリックスをPBSに溶解し、濃度を1mg/mlに調整する( 少量の3H−コレステロールで追跡)。
例2 MDP(ムラミルジペプチド、Sigma 、アジュバントペプチド)を、Le francierらによって記載されたようにして(Lefrancier、  P、、 Choay、J、、 Derrien、 M、 &Lederman、  r、、 Int、J、Peptide Protein Res、、 9 二  249〜257.1977)、N−エチル−N′−(ジメチルアミノプロピル )カルボジイミド塩酸塩を用い、ホスファチジルエタノールアミン(P E A 、 )と接合した。
コレステロール1mg(20%MEGA−10,Hz O中)に、等モル量(7 )MDP−PEA (MEGA−i oもしくはDMSOまたは他の任意の水混 和性溶媒中)、等モル量のホスファチジルコリン、およびQuilA7mg(1 M形成に必要な5mgに対してわずかに過剰)を加えた。室温で短時間(15〜 30分)インキュベートしたのち、混合物をPBSに対してきわめて強力に透析 した(室温4〜12時間、ついで+4℃)。
完全に透析したのち、付加的アジュバントが組み込まれたマトリックス複合体を 10%スクロースによってペレット化して、過剰のQuit Aから精製した。
例3 コレステロール1mg(20%MEGA−10,H,0中)に、等モル量のアブ リジン(N、N−ジオクタデシル−N、N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)プ ロペンジアミン)(MEGA−10もしくはDMSOまたは他の任意の水混和性 溶媒中)、等モル量のホスファチジルコリンおよびQuil A 7mg (I M−形成に必要な5mgに対してわずかに過剰)を加えた。室温で短時間(15 〜30分)インキュベートしたのち、混合物をPBSに対してきわめて強力に透 析した(室温4〜12時間、ついで+4°C)。
完全に透析したのち、付加的アジュバントが組み込まれたマトリックス複合体を 10%スクロースによってペレット化しく14頁の最終バラグラフに記載したと 同様にして)、過剰のQuil Aおよびアジュバントから精製した。
例4 コレステロールl mg (20%MEGA−10、H,0中)に等モル量のD DA (臭化ジメチルジオクチルアンモニウム)(MEGA−10もしくはDM SOまたは他の任意の水混和性溶媒中)、等モル量のホスファチジルコリン、お よび7mgのQuilA(IM−形成に必要な5mgに対してわずかに過剰)を 加えた。室温で短時間(15〜30分)インキュベートしたのち、混合物をPB Sに対してきわめて強力に透析した(室温4〜12時間、ついで+4℃)。
完全に透析したのち、付加的アジュバントが組み込まれたマトリックス複合体を 1096スクロースによってペレット化しく14頁の最終パラグラフに記載した と同様にして)、過剰のQuil Aおよびアジュバントから精製水10m1に Megal O(2g)を加えたのち、コレステロール200mgを加え、コレ ステロールを超音波/ウルトラツラックスによって分散させる。この混合物1.  6mlを2%Quit A−溶液10m1に加える。反応混合物は1時間未満 で澄明化し、コレステロールがすべて反応したことを示す。電子顕微鏡により、 この場合の界面活性剤濃度は10%であるにもかかわらず、マトリックスの濃度 はきわめて高いことが明らかである。透析または限外濾過による界面活性剤の除 去はマトリックス粒子の数に定量的な影響を与えることなく、マトリックス溶液 は完全に澄明のままである。
この実験は、反応混合物中に界面活性剤が存在すればマトリックスの形成か起こ ること、また完全なマトリックス形成はきわめて高い界面活性剤濃度で起こるこ とを本発明によるQuil A成分、B2.B3およびB4Bの製造 キラハ外皮(Nordiske Droge of Kemikaliefor retning。
Copenhagen、 Batch No、8372 ) 5 gおよび蒸留 水50m1を電磁攪拌器により室温で3時間攪拌した。液相を濾紙によりブフナ ー漏斗を通して分離し、MetricelGe1man膜0.22μを通して濾 過して精製した。このエキスは2.5%の乾燥物質を含有する。
粗エキスを、ビスキン−チューブ中ウェルド20/ 32なしで、200容量の 蒸留水に対して48時間、24時間後に水を換えて、透析した。このエキスはD Qと呼ぶ。
上記透析エキスをイオン交換グロマトグラフィーに付した。O,IM Tris −HCI!pH7,5で平衡化したDEAE−セルロース(Whatman D  E 52 )のカラムをK 9/15カラム(Parmacia Fine  Chemicals )中に調製した。ベッド材料をO,IM Tris−HC I 緩衝液、1)H7,5で平衡化した。カラムは、螺動式ポンプを用い、流速 60m1/時で、段階的または直線的塩勾配によって溶出した。50m1のDQ をカラムに導入し、300滴(約5mlに相当)の分画を集めた。これらの条件 下では、DQ中の一部の物質は、図2A(ピークA)にみられるように、結合し ないでカラムを通過した。溶出はUV吸収か認められなくなるまで続けた。流出 液の吸収はUvicord IIシステム(L K B −Produkter  )を用い280nmで記録し、分画はGolden Retriever ( I S CO)によって集めた。この時点で、開始緩衝液として作成した0、2 M NaC1含有緩衝液を導入した。図2Aから明らかなように、ピークBが溶 出する。しかしながら一部の物質は依然としてベッド材料に付着し、濃厚なNa C1でも溶出は困難であった。これらの物質は、DQの褐色の原因になる成分て あり、一方、ピークAおよびBはそれぞれわずかに着色または完全に無色の成分 であった。次の精製工程では、ピークBをプールして、K16/70力ラム中M 150リン酸緩衝液pH7,5で平衡化した5ephadex50 (微細)上 ゲル排除クロマトグラフィーに付し、10m1/時の流速で溶出した。脱塩はに 16/40カラム中、5ephadex G 25メジウム上で実施した。
溶出は50cmの静水頭を用いて実施した。図2Bから明らかなように、UV像 は3つのピークを示した。ピークCは空隙容量中に溶出しくBlue Dext ran 2000゜Pharmacia Fine Chemicals、によ って決定)、ピークEはカラムの全容量に溶出した(同じくクロム酸カリウムで 決定)。ピークDは、ピークCおよびEとはよく分離されたか、図2Bにみられ るように、肩の存在はピークDが少なくとも2種の物質からなることを示してい た。
したかって、ピークDをプールし、DEAE−セルロー・ス上での新たな分離に 付した。出発条件は最初のイオン交換実験と同じとしたので、すべての物質がカ ラムに吸着された。この場合は、300m1の経過で0から1モルまで増大する 直線NaC1勾配(開始緩衝液中に作成)で継続した。この実験の結果は図20 に示す。2個のピークFおよびGがUV像に現れた。Fは明瞭に分離され、単一 の物質であったが(セクション3.3)、ピークGはFを夾雑していて単離でき なかった。ピークFの均一性を検討するために、それをプールし、5ephad exG25で脱塩し、同じ実験で再クロマトグラフィーを行った。図2Dから明 らかなようにピークFの位置に唯一の対称的なピーク(H)が認められた。
任意の分画(同じ<DQ−エキス)が、さらに次のように精製できた。
分画Hを凍結乾燥し、クロロホルム/メタノール/H20(60: 40 :  9.v/v/v)に溶解した。200mgを次に、ケイ酸、Iatrobead s RS −8060([atron Cabs、 Tokyo Japan) で充填したHPLCカラム(4,5x50cm)に適用した。計21!の溶媒の 供給に、ポンプ速度5 m17分を使用し、クロロホルム/メタノール/H20 の勾配(60:40:9〜50:40:10)の勾配で10m1の200の分画 を集めた。分画は以下のようにして薄層クロマトグラフィーで分析した。
各第二の分画2μlを薄層液体クロマトグラフィープレート(TLC−プレート )、(HP T L C、Merck。
Bodman Chemicals、 Gibbstown、 N、 J、)で クロロホルム/メタノール10.2%CaCj’z (50:40 : 10V  / V / V )中展開し、グリコシドをアニスアルデヒド試藁(酢酸/硫 酸/p−アニスアルデヒド、98:2:1)による緑色で決定した。Quil  A出発原料をRf値の対照として使用した(HPTLC分離を示す図3参照、レ ーンl、QuilA(分画H);レーン2、B1゜レーン3、B2;レーン4、 B3;レーン5、B4A 。
レーン6.84B)。
同じRf値を有しB2.B3およびB4Bと共移動する分画をプールし、TLC で純度を分析した。これらの粗分画は通常、十分純粋にするためには2回クロマ トグラフィーを行わなければならない。分画BlおよびB4Aは不活性なので、 さらに分離することはしない。
このようにして濃縮した成分をさらに、5μ球状シリカ粒子(Zorbax S i、 DuPont、 Wilmington、 DE )を充填したH P  L Cカラム(21,2x250mm)上で精製した。濃縮分画B2.B3また はB4B 40mgを、クロロホルム/メタノール/H20(60: 40 :  9v/v/V)に溶解し、カラムに負荷した。計0.91の溶媒を供給するた めのポンプ速度は3 ml/時を用い、クロロホルム/メタノール/H20(6 0:40+9〜50:40 : l Ov/v/v)の勾配で3mlの分画30 0を集めた。分画は上述のように、ガラス板上のHPLTC−プレート上で分析 した。精製分画をプールし、ロータリーエバポレーターによりく30°Cて蒸発 乾固し、乾燥し、く−20℃で保存した。この精製工程を約20〜25回繰返し た。すなわち、(20〜25) X 200mg=4〜5gのQuil A出発 原料を用い、再クロマトグラフィーにより分画B3を製造し得た。B2および8 4Bの収率はB3の収率の約4096であった。
このようにして製造されたB2.B3およびB4Bは次のようにして分析された 。
a) マススペクトル 陰性FAB−MS (図4)および陽性FAB−MS(データは示していない) を、精製Quit A成分B2゜B3.B4AおよびB4Bの分子量の決定のた めに実施した。図4に示したデータは予備的なものであり、図4に示したスペク トルの場合に用いたトリエタノールアミン中ではなくグリセロールのような中性 pHマトリックス中での再実験が必要であろう。これは、これらの化合物のp) I>8.5における著しいアルカリ不安定性が明らかにされたことから必要であ る。マトリックスエタノールアミンからのm/z595,744および893ス テムからのピークは無視すべきである。アジュバント作用もイスコム粒子形成能 ももたない本発明者らの分画B4AはKomoriらによって記載された分画と 同一ではないかと思われる(構造については図10参照)。したがって、最も興 味のあるグリコシドの分子量に相当するピークはm/z1988.B2; m/ z2150.B3;およびm/z 1862.B4Bである。
b)”C−NMR 図5および6は、全サイズ分画:A、B (20mg) ;B、 B 3 (8 0mg)およびC,84B (40mg)についての”C−NMRスペクトルそ れぞれの2領域、脂肪族炭素(8〜45ppm)およびアノマー炭素(90〜1 15ppm)を示す。スペクトルはすべて、溶媒系、クロロホルム/メタノール /水(30: 60 : 8.v/v/V)中で得られた。トリテルペノイド領 域はよく分解し、一部を表4のように帰属させた。
表 4 クロロホルム/メタノール/水(30: 60 : 8゜v / v / v  )中で得られた分画B2.B3およびB4Bのβ−アミリン5環セグメントの部 分+30−NMRシグナル(図5参照)の帰属(ppm)炭素番号 82 B3  84B 対照 C9” −b −b −b 45.5 C1036,436,236,337,0CI2 122.5 122.2 1 22.5 123.1CI 3 144.1 146.6 143.6 144 .8CI 4 41.5 41.8 41.9 41.6CI 5 30.0  30.5 30.7 30.7CI 8 43.0 42.8 41.9 42 .7C2030,730,630,630,7C2516,016,116,0 15,9C2617,717,317,617,6C2932,932,932 ,932,2a)図5と同様に番号を付す。
b)溶媒のメタノールシグナルの下にがくされている(DEPT実験で確認) これらの帰属は、様々な溶媒中で得られた多数の参照スペクトルの研究から、ま た統計的比較による溶媒独立のシグナルの解析から行われたものである(データ は示していない)。図6には3種の化合物、A、B2.B。
B3:およびC,B4Bのスペクトルにおける80〜148ppm領域、β−ア ミリン骨格(図10)における、それぞれC−12およびC−13に相当する1 22および143 ppmにおける2重結合炭素シグナルの2つの特徴を示す。
90〜115 ppmのアノマー炭素領域には、化合物中の同じ量の糖残基に相 当する約9〜10のシグナルの存在が示されている。
級檜:A、B2;B:B3;およびC:B4Bの分画の間には、分子の主にトリ テルペノイド領域およびオリゴ糖部分に相当する両スペクトル領域に、構造的な 差が確認できた。この時点では正確な糖の量は決定できない。
c) ’HNMR 図11には、分画:A、B2 :B、B3 ;およびC:B4Bについてそれぞ れ、完全プロトンスペクトル(0〜10 ppm )を、また図12には部分プ ロトンスペクトル(アノマー領域、4.0〜6.Oppm)を示す。スペクトル は、DMSO−da /Dz O(98: 2. v/v)に溶解したサンプル (:”:I Omg、 z600スキヤン)から得る。スペクトルの左端(図1 1) 、9.4ppmには、炭素−24上のアルデヒドプロトンからのシグナル (図5参照)が見出される。このピークの二重化の性質は、これにカップリング する隣接プロトンがないことからこのピークは単一線と考えられ、分解の悪い異 常に複雑なアノマー領域(図12の拡大図に見られるように)に対する説明を提 供するものである。
二重化は、2個の異なる化合物におけるアルデヒド部分または同じ分子の2個の 異なる集団の間の化学的交換の存在(この過程は、観察されるNMRの時間スケ ールに対して十分遅い)によるものと考えられ、図13および表5に示されるよ うな異なる温度における二重線中のピークの異なる積分を説明するものである。
301 9.46 9.44 0.02 1.61351 9.47 9.46  0.01 1.99361 9.48 9.47 0.01 2.23図13 および上記表5は、ピークの積分比が温度で変動すること、また2個のピークは 温度が高くなると互いに接近するように移動することを示していて、両者ともそ れが2個の異なる分子によるものではなく、同じ分子の2個の異なる集団による ものであることを指示している。これは、分子内の多くのアノマープロトンが2 個の集団における異なる化学的環境による二重共鳴をもっことを示唆して、複雑 なアノマー領域を説明するものかもしれない。しかしながら、現在の一連のデー タからは、化合物のグリコシレージョンの差が、スペクトル中のアノマープロト ンシグナルの量の差を生じることにより、それらの構造の差(図12)の一部を 説明することを示している。分画B2.B3およびB4BのFAB−MSデータ も、きわめて類似した物理−化学的性質をもち、同じ量の糖を有するが結合位置 および/または配列が異なる2個の類似サイズ分子の存在の形式的な可能性を否 定するものではない。
結論ニ一般的に、以前には未知の分子を含有する8〜lO糖からの一次元’HN MRはプロトンの帰属および詳細な構造特性の帰属には十分でない。すべてのシ グナルを分離し、化合物全体を通しての適切な帰属を行うためには、2次元NM Rを使用し、また化合物を分析用に分解することか必要になる。同種核(’H− ’H)および異種核(’H−目H)CO3Y、TOCYおよびN0ESYの両者 である。二次元プロトン相感受性相関二重量子濾過NMRスペクトル(DQFP  5COPY)による分画B3の分析を図14に示す。
d)構造データの要約 現時点て得られているデータから結論すると、QuitA中のアジュバント活性 およびイスコム粒子形成能を有する活性分画は、それらのトリテルペノイドおよ びグルカン部の両者で互いに異なる独特のグリコジル化トリテルペノイド−サポ ニンを含有する。それらは図1Oに示した構造のような概略の構造を有し、β− アミリン型の5環ステロイド構造からなり、8〜11個の糖残基を含有する。
例7 コレステロール0.1mgを3H−コレステロール(H20中20%MEGA− 10に10mg/ml溶解)、および0.5mgの82.B3もしくは84Bま たはそれらの混合物と混合した。容量を0.5mlに調整し、混合物を、モリブ デン酸アンモニウムで処理したプレバレージョンについて(着色防止法)PBS 上で透析した。透析されたプレバレージョンについて、イスコム構造との複合体 の存在を、電子顕微鏡(EM)および分析的勾配遠心分離によって分析した。E Mでは、イスコム構造は、径12nmの輪状構造をもつサブユニットから構成さ れる径40nmのケージ様粒子によって特徴づけられる。沈降実験では、サンプ ルはサッカロース勾配(10〜50%)上に置かれ、TST41.140−ター 中、40゜000rpm、+10℃で18時間遠心分離する。勾配を18の分画 て捕集する(分画1は底部、分画18は頂部)。3H−コレステロールの勾配中 での放射能の位置により、沈降定数および複合体が生成しているかを調べること ができる。
84Bはコレステロールと典型的なイスコム構造を形成するが、強力なアジュバ ント活性ない。
B2はコレステロールとイスコム構造を形成しないが、コレステロールに結合す る。84Bと一緒ではB2はコレステロールとイスコム様構造を形成する。B2 は弱いアジュバント活性を有する。
B3はコレステロールに結合するが、イスコム様構造にはならない。B2と同様 、B3は84Bとともに、コレステロールとイスコム様構造を形成できる。B3 はアジュバンI・活性を有する。
FIG、1 2(i?0rLzt:。
FIG、2 手続補正書 平成3年6月 7日てへ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも1種の脂質および少なくとも1種のサポニンからなり、脂質ビヒ クルではなく、また意図的な抗原または抗原決定基を含まない、免疫調節剤と使 用するためのマトリックス。
  2. 2.少なくとも1種の脂質、少なくとも1種のサポン、および少なくとも1種の アジュバントからなる「請求項1」記載のマトリックス。
  3. 3.ステロール好ましくはコレステロール、1種もしくは2種以上のサポニン、 1種もしくは2種以上のアジュバントおよび1種もしくは2種以上の他の脂質か らなる「請求項2」記載のマトリックス。
  4. 4.サポニンはトリテルペンサポニン、とくにQuilAまたはその1種もしく は2種以上の成分である「請求項1〜3」のいずれかに記載のマトリックス。
  5. 5.1種もしくは2種以上の免疫調節化合物からなる「請求項1〜4」記載のマ トリックス。
  6. 6.電子顕微鏡下に環状のサブユニットまたは球形構造の部分からなるオープン の球形構造を有し、沈降定数は約12〜22Sであることを特徴とする「請求項 1〜5」のいずれかに記載のマトリックス。
  7. 7.少なくとも1種の脂質および少なくとも1種のサポニンならびに所望により アジュバントからなり、脂質ビヒクルではなく、また意図的な抗原または抗原決 定基を含まない、免疫調節前またはワクチンとして使用するためのマトリックス を製造するにあたり、溶解中に溶解した少なくとも1種の脂質に、1種もしくは 2種以上のサポンを加え、他の所望によるアジュバントおよび脂質を加え、つい で溶媒をたとえば透析、ゲル濾過または電気泳動によって除去するかまたは希釈 することを特徴とする方法。
  8. 8.脂質はステロール、とくにコレステロールであり、サポニンはトリテルペン サポニン、とくにQuilAまたはその1種もしくは2種以上の成分である「請 求項7」記載の方法。
  9. 9.1種または2種以上の免疫調節化合物を添加する「請求項7または8」記載 の方法。
  10. 10.ステロールおよびサポニンは脂質および/またはアジュバント中に可溶化 する「請求項7〜9」記載の方法。
  11. 11.QuillajaSaponariaMolinaから誘導され、8〜1 1個の炭水化物残基をもち、β−アミリン型のグリコシル化トリテルペノイドサ ポニンであって、以下の特性: a)物質B2は分子量1988、12C−NMRスペクトルは図5Aおよび図6 AにプロトンNMRスペクトルは図11Aおよび図12Aに示す通りである。 b)物質B3は分子量2150、13C−NMRスペクトルは図5Bおよび図6 BにプロトンNMRスペクトルは図11Bおよび図12Bに示す通りであり、c )物質B4Bは分子量1862、13C−NMRスペクトルは図5Cおよび図6 C、プロトンNMR構造は図11Cおよび図12Cに示す通りである、を有する サポニン。
  12. 12.QuillajaSaponariaMoliaから誘導され、8〜11 個の炭水化物残基をもち、β−アミリン型のグリコシル化トリテルペノイドサポ ニンであって、以下の特性 a)物質B2は分子量1988で、13C−NMRスペクトルは図5Aおよび図 6AにプロトンNMRスペクトルは図11Aおよび図12Aに示す通りである。 b)物質B3は分子量2150で、13C−NMRスペクトルは図5Bおよび図 6BにプロトンNMRスペクトルは図11Bおよび図12Bに示す通りであり、 c)物質B4Bは分子量1862、13C−NMRスペクトルは図5Cおよび図 6CにプロトンNMR構造は図11Cおよび図12Cに示す通りである、を有す るサポニンを製造を有するにあたり、QuillajaSaponariaMo linaの表皮を水で抽出し、水抽出液を透析し、透析物を凍結乾燥し、凍結乾 燥物質をSePhadexG−50上ゲル濾過およびついでDEAE−セルロー ス上弱陰イオン性交換クロマトグラフィーに付し、生成物を中性(pH)条件下 に0.2M塩化ナトリウムで溶出し、それらをシリカゲル上反復クロマトグラフ ィーによって分離することを特徴とする方法。
  13. 13.「請求項1〜6」に定義されたマトリックス、1種または2種以上の抗原 および医薬的に許容されるビヒクルからなるワクチン。
  14. 14.「請求項1〜6」に記載の少なくとも1種のマトリックスおよび1種また は2種以上の免疫調節物質、ならびに医薬的に許容されるビヒクルを、混合して または別個のコンパートメントに含有してなるヒトまたは動物医薬用のキット。
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